JP6638207B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に用いられる定着装置に関する。
従来より、加圧ローラと、加圧ローラに圧接するように配置される定着ベルトとを備える定着装置が知られている。定着装置では、加圧ローラの軸に取り付けられたギアに駆動力が付与されることで、加圧ローラが回転し、加圧ローラの回転に伴って定着ベルトが回転する。
このような定着装置として、加圧ローラを回転可能に支持し、かつ、定着ベルトを備えるヒートユニットをスライド可能に支持するフレームを備える定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この定着装置では、ヒートユニットが加圧ローラに向かって押圧されることで、定着ベルトと加圧ローラとの間でニップ部を形成している。
特開2013−68660号公報
しかるに、上記特許文献1に記載の定着装置では、加圧ローラのギアに駆動力が付与されると、トルクにより、ギアと向き合う側壁が、その側壁と間隔を隔てて配置される側壁に対してねじれるように力を受ける場合がある。そのため、加圧ローラの軸線方向において、ヒートユニットと、加圧ローラとの間の押圧力が不均一となる場合がある。その結果、印刷に影響がでるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ヒートユニットと、定着ローラとの間の押圧力を第1方向において均一に保つことができる定着装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明の定着装置は、第1方向に延びるエンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置され、第1方向に延びる加熱板とを備えるヒートユニットと、第1方向に延びる第1シャフトと、第1シャフトの周りを被覆するローラ部とを備え、第1方向と直交する第2方向において、加熱板との間でエンドレスベルトを挟んでニップ部を形成する定着ローラと、ヒートユニットと、定着ローラとを支持するフレームと、第1方向に延び、第1方向および第2方向の両方と直交する第3方向から見たときに、ニップ部を挟んで第1シャフトと反対側に配置され、フレームに支持される第2シャフトと、第1方向に延び、第3方向から見たときに、ニップ部を挟んで第1シャフトと反対側に配置され、かつ、第2方向から見たときに、ニップ部を挟んで第2シャフトと反対側に配置され、フレームに支持される第3シャフトと、を備える。第1方向から見たときに、ニップ部は、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとを結ぶ領域に含まれる。
このような構成によれば、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトは、フレームに支持される。
そのため、定着ローラに駆動力が付与されることにより、定着ローラからフレームに対して力が加わった場合に、第1方向に延びる第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとによって、フレームを補強できる。
また、第1方向から見たときに、ニップ部は、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとを結ぶ領域に含まれる。
すなわち、第1方向から見たときに、ニップ部は、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとによって補強されるフレームの部分と重なる。
そのため、フレームにおけるねじれの少ない部分において、ヒートユニットと、定着ローラとを支持できる。
その結果、ヒートユニットと、定着ローラとの間の押圧力を第1方向において均一に保つことができる。
(2)また、フレームは、第1方向の一方側端部に配置される第1側壁と、第1方向において、一方側端部と反対側の他方側端部に配置される第2側壁とを備えてもよい。第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとは、第1側壁と、第2側壁とに支持されてもよい。
このような構成によれば、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとによって、フレームを第1方向にわたって補強できる。
そのため、フレーム全体としてねじれることを抑制できる。
(3)また、ヒートユニットは、フレーム内に配置され、金属材料からなり、加熱板を支持するステイをさらに備えてもよい。ステイの少なくとも一部は、第1方向から見たときに、領域に含まれてもよい。
このような構成によれば、ステイによって、フレームをさらに補強できる。
(4)また、第3方向に延び、第1端部と、第3方向において、第1端部と反対側に配置される第2端部とを備え、ヒートユニットを定着ローラに向かって押圧する押圧部材をさらに備えてもよい。第2シャフトは、第1端部を回転可能に支持してもよい。
このような構成によれば、第2シャフトが、押圧部材の回転軸を兼ねる。
そのため、定着装置における部品点数を削減できる。
(5)また、第2端部を付勢する付勢部材と、第3シャフトの第1方向の端部に配置され、第2端部を付勢部材の付勢方向と反対方向に向かって押圧する押圧位置と、第2端部に対する押圧を解除する解除位置との間を移動可能なカムと、をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、第3シャフトが、カムの回転軸を兼ねる。
そのため、定着装置における部品点数を一層削減できる。
(6)また、第3シャフトは、押圧部材の第2端部に支持されてもよい。
このような構成によれば、第2シャフトと、第3シャフトとが押圧部材を介してつながる。
そのため、第2シャフト、第3シャフトおよび押圧部材の全体でフレームを補強できる。
(7)また、第1シャフトの直径は、第2シャフトの直径、および、第3シャフトの直径よりも大きくてもよい。
このような構成によれば、定着ローラの軸である第1シャフトの剛性を向上できる。
そのため、フレームを一層補強できる。
(8)また、第1方向から見たときに、領域の重心は、ヒートユニットと重なってもよい。
このような構成によれば、第1方向から見たときに、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとによって補強されるフレームの部分が、ヒートユニットと確実に重なる。
そのため、ヒートユニットと、定着ローラとの間の押圧力を、第1方向において一層均一に保つことができる。
(9)また、フレームは、樹脂材料からなってもよい。第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとは、金属材料からなってもよい。
このような構成によれば、第1シャフト、第2シャフトおよび第3シャフトの剛性を向上できる。
そのため、第1シャフトと、第2シャフトと、第3シャフトとによって、フレームを確実に補強できる。
本発明の定着装置では、ヒートユニットと、定着ローラとの間の押圧力を第1方向において均一に保つことができる。
図1は、本発明の第1実施形態の定着装置が搭載されるプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示す定着装置を左上方から見た斜視図である。 図3は、図1に示す定着装置の平面図である。 図4は、図1に示す定着装置の左側面図である。 図5は、図1に示す定着装置の右側面図である。 図6は、図3のA−A断面図である。 図7は、図2に示す定着装置において、上フレームを取り外した状態を示す斜視図である。 図8は、本発明の第2実施形態の定着装置を左上方から見た斜視図である。 図9は、図8に示す押圧部材を左上方から見た斜視図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、プリンタ1は、電子写真方式のモノクロプリンタである。プリンタ1は、開口部6を有する装置本体2と、プロセスカートリッジ3と、スキャナユニット4と、定着装置5とを備えている。
装置本体2は、略ボックス形状を有している。装置本体2は、フロントカバー7と、給紙トレイ8と、排紙トレイ9とを備えている。
開口部6は、装置本体2の前端部に配置されている。開口部6は、プロセスカートリッジ3の通過を許容するように、装置本体2の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー7は、装置本体2の前端部に配置されている。フロントカバー7は、側断面視略L字状の略板状を有している。フロントカバー7は、その下端部を支点として装置本体2の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー7は、開口部6を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ8は、装置本体2の底部に配置されている。給紙トレイ8は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ9は、装置本体2の上壁に配置されている。排紙トレイ9は、用紙Pが載置されるように、装置本体2の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ3は、装置本体2の上下方向略中央部に収容されている。プロセスカートリッジ3は、開口部6を介して装置本体2に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ3は、ドラムカートリッジ10と、現像カートリッジ11とを備えている。
ドラムカートリッジ10は、感光ドラム12と、スコロトロン型帯電器13と、転写ローラ14とを備えている。
感光ドラム12は、ドラムカートリッジ10の後端部に回転可能に支持されている。感光ドラム12は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
スコロトロン型帯電器13は、感光ドラム12の後方において、感光ドラム12と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ14は、感光ドラム12の下方に配置されている。転写ローラ14は、感光ドラム12の下端部と接触している。
現像カートリッジ11は、感光ドラム12の前方において、ドラムカートリッジ10に装着されている。現像カートリッジ11は、現像ローラ15と、供給ローラ16と、層厚規制ブレード17と、トナー収容部18と、アジテータ19とを備えている。
現像ローラ15は、現像カートリッジ11の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ15は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。現像ローラ15は、感光ドラム12の前端部に接触している。
供給ローラ16は、現像ローラ15の前下方に配置されている。供給ローラ16は、現像カートリッジ11に回転可能に支持されている。供給ローラ16は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。供給ローラ16は、現像ローラ15の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード17は、現像ローラ15の前上方に配置されている。層厚規制ブレード17は、現像ローラ15の前端部に接触している。
トナー収容部18は、供給ローラ16および層厚規制ブレード17の前方に配置されている。トナー収容部18は、トナーを収容するように構成されている。
アジテータ19は、トナー収容部18内において、回転可能に支持されている。
スキャナユニット4は、プロセスカートリッジ3の上方に配置されている。スキャナユニット4は、感光ドラム12に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着装置5は、プロセスカートリッジ3の後方に配置されている。定着装置5は、ヒートユニット22と、定着ローラ21とを備えている。
ヒートユニット22は、左右方向に延びている。
定着ローラ21は、ヒートユニット22の下方に配置されている。定着ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
プリンタ1が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器13は、感光ドラム12の表面を一様に帯電する。スキャナユニット4は、画像データに基づいて感光ドラム12の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム12の表面に形成される。
また、アジテータ19は、トナー収容部18内のトナーを撹拌して、供給ローラ16に供給する。供給ローラ16は、アジテータ19によって供給されたトナーを現像ローラ15に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ15と供給ローラ16との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ15に担持される。層厚規制ブレード17は、現像ローラ15に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ15に担持されたトナーは、感光ドラム12表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム12の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ8から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム12と転写ローラ14との間に給紙される。感光ドラム12表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム12と転写ローラ14との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
次いで、用紙Pは、定着ローラ21とヒートユニット22との間を通過するときに、加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。
その後、用紙Pは、排紙トレイ9に配置される。
2.定着装置の詳細
定着装置5は、図2および図6に示すように、フレーム31と、定着ローラ21と、ヒートユニット22と、第2シャフト32と、凹部95を有する第1押圧部材33Lと、凹部95を有する第2押圧部材33Rと、第3シャフト35と、第1カム36と、第2カム37とを備えている。
(1)フレーム
図2に示すように、フレーム31は、樹脂材料からなり、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。フレーム31は、下フレーム39と、上フレーム38とを備えている。
下フレーム39は、フレーム31の下部に配置されている。図6および図7に示すように、下フレーム39は、第1凹部40を有する第1側壁41と、第2凹部50(図5参照)を有する第2側壁42と、底壁43と、前壁44と、後壁45とを備えている。
図4および図7に示すように、第1側壁41は、下フレーム39の左端部に配置されている。第1側壁41は、板形状を有している。第1側壁41は、係合部46と、係合部47とを備えている。
第1凹部40は、第1側壁41の上端の前後方向中央部から下方に向かって窪んでいる。第1凹部40は、上方が開放された側面視略U字状を有している。第1凹部40の下端は、第1側壁41の上下方向中央部に配置されている。
係合部46は、第1側壁41の前上端部に配置されている。係合部46は、略角筒形状を有している。係合部46は、第1側壁41の左面から左方に向かって突出している。左右方向から見たときに、係合部46は、前上方と後下方を結ぶ方向に延びている。
係合部47は、第1側壁41の下端部に配置されている。係合部47は、略角筒形状を有している。係合部47は、第1側壁41の左面から左方に向かって突出している。左右方向から見たときに、係合部47は、前上方と後下方を結ぶ方向に延びている。
図5および図7に示すように、第2側壁42は、下フレーム39の右端部に配置されている。第2側壁42は、上下方向に延びる板形状を有している。第2側壁42は、係合部51を備えている。
第2凹部50は、第2側壁42の上端の前後方向中央部から下方に向かって窪んでいる。第2凹部50は、上方が開放された側面視略U字状を有している。第2凹部50の下端は、第2側壁42の上下方向中央部に配置されている。
図5に示すように、係合部51は、第2側壁42の下端部に配置されている。係合部51は、略角筒形状を有している。係合部51は、第2側壁42の右面から右方に向かって突出している。左右方向から見たときに、係合部51は、前上方と後下方を結ぶ方向に延びている。左右方向に投影したときに、係合部51は、図4に示す係合部46と係合部47との間に配置されている。
図6および図7に示すように、底壁43は、第1側壁41の下端部と、第2側壁42の下端部との間に架設されている。底壁43は、板形状を有している。
前壁44は、第1側壁41の前下端部と、第2側壁の前下端部と、底壁43の前端部との間に架設されている。前壁44は、側面視略L字状の板形状を有している。具体的には、前壁44は、底壁43の前端部から上方に向かって延びた後、後上方に向かって延びている。
後壁45は、第1側壁41の後下端部と、第2側壁の後下端部と、底壁43の後端部との間に架設されている。後壁45は、上下方向に延びる板形状を有している。
上フレーム38は、下方が開口された略ボックス形状を有している。上フレーム38は、下フレーム39の上方に配置されている。
フレーム31は、第1側壁41の係合部46および係合部47、ならびに、第2側壁42の係合部51が、装置本体2の図示しない係合部に係合することで、装置本体2内において位置固定されている。
(2)定着ローラ
図2および図6に示すように、定着ローラ21は、第1シャフト61と、ローラ部62と、定着ギア63とを備えている。
第1シャフト61は、金属材料からなり、左右方向に延びる中空略円柱形状を有している。第1シャフト61は、大径部64と、小径部65とを備えている。
図6に示すように、大径部64は、左右方向に延びる中空略円柱形状を有している。大径部64の直径は、L1である。
図2示すように、小径部65は、大径部64(図6参照)の左面の中央部から左方に延びている。また、小径部65は、図示はされないが、大径部64の右面の中央部から右方に延びている。すなわち、小径部65は、大径部64の左右両面から左右方向外方に延びている。小径部65は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。小径部65の直径は、大径部64の直径よりも小さい。小径部65の左端部は、第1側壁41の下端部に回転可能に支持されている。小径部65の右端部は、第2側壁42の下端部に回転可能に支持されている。
図6に示すように、ローラ部62は、樹脂材料からなり、第1シャフト61の大径部64の周面を被覆している。ローラ部62は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
図2に示すように、定着ギア63は、左右方向に厚みを有する略円筒形状を有している。定着ギア63は、その周面すべてにわたってギア歯を有している。定着ギア63は、定着ローラ21の左方の小径部65の左端部に相対回転不能に組み付けられている。これにより、定着ローラ21においては、定着ギア63、第1シャフト61およびローラ部62(図6参照)が一体となって、図6に示す左右方向に延びる回転軸線A1について回転するように構成されている。図4に示すように、定着ギア63は、その前端部が、装置本体2内に配置される駆動ギア66に噛み合っている。
(3)ヒートユニット
図6に示すように、ヒートユニット22は、定着ローラ21の上方に配置されている。ヒートユニット22は、ステイカバー71と、ステイ72と、反射板73と、ヒータ74と、加熱板75と、エンドレスベルト76と、第1係合部77(図7参照)と、第2係合部78(図7参照)とを備えている。
ステイカバー71は、耐熱性の樹脂材料からなり、左右方向に延びている。ステイカバー71は、下端部が開放された略ボックス形状を有している。
ステイ72は、ステイカバー71の内方に配置されている。ステイ72は、金属材料からなる。ステイ72は、左右方向に延びており、下端部が開放された略角筒形状を有している。
反射板73は、ステイ72の内方に配置されている。反射板73は、金属材料からなる。反射板73は、左右方向に延びており、下端部が開放された略角筒形状を有している。反射板73の内面は、鏡面加工されている。
ヒータ74は、反射板73の内方に配置されている。ヒータ74は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
加熱板75は、ヒータ74の下方に配置されている。加熱板75は、金属材料からなる。加熱板75は、左右方向に延びる略平板形状を有している。加熱板75は、ステイ72に支持されている。
エンドレスベルト76は、耐熱性と可撓性とを有するフィルムであり、左右方向に延びる略円筒形状を有している。エンドレスベルト76は、その内周面が加熱板75の下面に接触するように、ステイカバー71、ステイ72、反射板73、ヒータ74および加熱板75の周囲に巻かれている。エンドレスベルト76の下端部は、定着ローラ21のローラ部62の上端部に接触している。
図7に示すように、第1係合部77は、ヒートユニット22の左端部に配置されている。第1係合部77は、側面視略矩形状の略板形状を有している。第1係合部77の前後方向の長さは、第1側壁41の第1凹部40の前後方向の長さと略同一である。第1係合部77は、第1側壁41の第1凹部40に嵌っている。第1係合部77は、第1側壁41における第1凹部40の縁部に、上下方向にスライド移動可能な状態で支持されている。
第2係合部78は、ヒートユニット22の右端部に配置されている。第2係合部78は、側面視略矩形状の略板形状を有している。第2係合部78の前後方向の長さは、第2側壁42の第2凹部50の前後方向の長さと略同一である。第2係合部78は、第2側壁42の第2凹部50に嵌っている。第2係合部78は、第2側壁42における第2凹部50の縁部に、上下方向にスライド移動可能な状態で支持されている。
これにより、ヒートユニット22は、下フレーム39に、上下方向にスライド移動可能な状態で支持されている。
(6)第2シャフト、第1押圧部材および第2押圧部材
図7に示すように、第2シャフト32は、下フレーム39の前上端部に配置されている。第2シャフト32は、金属材料からなり、左右方向に延びる略円柱形状を有している。図6に示すように、第2シャフト32の直径は、L2である。第2シャフト32の直径L2は、定着ローラ21の大径部64の直径L1よりも小さい。第2シャフト32の左端部は、第1側壁41の前上端部に支持されている。第2シャフト32の右端部は、第2側壁42の前上端部に支持されている。
図7に示すように、第1押圧部材33Lは、第2シャフト32の左端部の上方に配置されている。第1押圧部材33Lは、第1係合部77の上方に配置されている。第1押圧部材33Lは、金属材料からなる。第1押圧部材33Lは、延部91と、支持部92と、押圧部93と、係合部94と、受け部96とを備えている。
延部91は、前後方向に延びる板形状を有している。
支持部92は、延部91の前端部から下方に向かって突出している。支持部92は、板形状を有している。
押圧部93は、延部91の中央部から下方に向かって突出している。押圧部93は、前後方向に延びる板形状を有している。押圧部93は、ヒートユニット22の第1係合部77の上端縁に係合している。
凹部95は、延部91の後端部に配置されている。凹部95は、延部91の下端縁から上方に向かって凹んでいる。
係合部94は、延部91の後端部に配置されている。係合部94は、延部91における凹部95の前端縁から後方に向かって突出している。
受け部96は、延部91の後端部から左右方向外方に向かって突出している。受け部96は、前後方向に延びる板形状を有している。
第1押圧部材33Lの支持部92は、第2シャフト32の左端部に回転可能に支持されている。これにより、第1押圧部材33Lは、図6に示す左右方向に延びる回転軸線A2について回転可能である。また、図7に示すように、第1押圧部材33Lの係合部94には、第1付勢部材81の一端が係合されている。
第1付勢部材81は、引張りコイルばねであって、その他端が、第1側壁41の後下端部に係合されている。これにより、第1押圧部材33Lは、常には、下方に向かう付勢力が付与されており、押圧部93によって、第1係合部77を下方に押圧している。
第2押圧部材33Rは、第2シャフト32の右端部の上方に配置され、第2係合部78の上方に配置される以外は、第1押圧部材33Lと同様の構造である。なお、第2押圧部材33Rの前端部、および、第1押圧部材33Lの前端部が、第1端部の一例である。また、第2押圧部材33Rの後端部、および、第1押圧部材33Lの後端部が、第2端部の一例である。
また、第2押圧部材33Rの係合部94には、第2付勢部材82の一端が係合されている。第2付勢部材82は、引張りコイルばねであって、その他端が、第2側壁42の後下端部に係合されている。これにより、第2押圧部材33Rは、常には、下方に向かう付勢力が付与されており、第2係合部78を下方に押圧している。
すなわち、第1押圧部材33Lおよび第2押圧部材33Rは、常には、ヒートユニット22を下方に向かって押圧している。そして、ヒートユニット22は、常には、定着ローラ21を下方に向かって押圧している。これにより、図6に示すように、エンドレスベルト76の下端部と、定着ローラ21のローラ部62の上端部との間で、ニップ部85が形成されている。
(7)第3シャフト、第1カムおよび第2カム
図7に示すように、第3シャフト35は、下フレーム39の後上端部に配置されている。第3シャフト35は、金属材料からなり、左右方向に延びる略円柱形状を有している。図6に示すように、第3シャフト35の直径は、L3である。第3シャフト35の直径L3は、第2シャフト32の直径L2よりも小さい。第3シャフト35の左端部は、第1側壁41の後上端部に回転可能に支持されている。第3シャフト35の右端部は、第2側壁42の後上端部に回転可能に支持されている。これにより、第3シャフト35は、図6に示す左右方向に延びる回転軸線A3について回転可能である。
図7に示すように、第1カム36は、第3シャフト35の左端部に配置されている。第1カム36は、側面視略矩形の平板形状を有しており、前後方向に延びている。第1カム36は、その前端部が、第3シャフト35の左端部に相対回転不能に取り付けられている。第1カム36は、第1押圧面86を備えている。
図4に示すように、第1押圧面86は、第1カム36の周面の一部であって、左右方向から見たときに、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びている。
図7に示すように、第2カム37は、第3シャフト35の右端部に配置されている。第2カム37は、側面視略矩形の平板形状を有しており、前後方向に延びている。第2カム37は、その前端部が、第3シャフト35の右端部に相対回転不能に取り付けられている。第2カム37は、第2押圧面87を備えている。
図5に示すように、第2押圧面87は、第2カム37の周面の一部であって、左右方向から見たときに、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びている。
また、第2カム37の右方には、操作部88が配置されている。
操作部88は、側面視略L字状の略板形状を有している。操作部88は、その中央部が、第3シャフト35の右端部に相対回転可能に取り付けられており、かつ、第2カム37と一体的に構成されている。
3.第1シャフト、第2シャフトおよび第3シャフトの配置、ならびに、係合部の配置
図6に示すように、第1シャフト61は、定着装置5の下端部に配置されている。また、第2シャフト32は、定着装置5の前端部に配置されている。また、第3シャフト35は、定着装置5の後端部に配置されている。
すなわち、第2シャフト32は、前後方向から見たときに、ニップ部85を挟んで第1シャフト61の反対側に配置されている。また、第3シャフト35は、前後方向から見たときに、ニップ部85を挟んで第1シャフト61の反対側に配置されており、上下方向から見たときに、ニップ部85を挟んで第2シャフト32の反対側に配置されている。
そして、左右方向から見たときに、ニップ部85およびステイ72は、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とを結ぶ仮想領域Bに含まれている。具体的には、仮想領域Bは、左右方向から見たときに、回転軸線A1と、回転軸線A2と、回転軸線A3とを結ぶ三角形状の仮想領域である。また、左右方向から見たときに、仮想領域Bの重心Cは、ヒートユニット22と重なっている。具体的には、左右方向から見たときに、仮想領域Bの重心Cは、反射板73と、ヒータ74との間に配置されている。
また、図4に示すように、第2シャフト32は、係合部46の後上方に配置されている。第1シャフト61は、係合部47の前上方に配置されており、係合部51(図5参照)の後上方に配置されている。
また、左右方向から見たときに、係合部46と係合部47との間には、定着ギア63が配置されている。すなわち、左右方向から見たときに、係合部46と係合部47との間で、定着ギア63と駆動ギア66とが噛み合っている。
4.カムおよび押圧部材の動作
プリンタ1において画像形成動作が行われる場合には、図4および図5に示すように、第1カム36および第2カム37は、実線で示すように、第1押圧部材33Lおよび第2押圧部材33Rから離間している。
この状態における第1カム36および第2カム37の位置が解除位置である。
また、上記したように、ヒートユニット22は、第1押圧部材33Lの押圧部93(図7参照)、および、第2押圧部材33Rの押圧部93(図7参照)によって、定着ローラ21に向かって押圧されている。
この状態から、ヒートユニット22が定着ローラ21を押圧する状態を解除する場合には、作業者は、操作部88を上方に持ち上げる。
すると、第3シャフト35が、第1カム36および第2カム37とともに、回転軸線A3(図6参照)を中心として、左側面視時計回り方向に回転する。
そして、第1カム36の第1押圧面86が、第1押圧部材33Lの受け部96の下面に係合して、第1押圧部材33Lを、第1付勢部材81の付勢力に抗して上方に向かって押圧する。また、第2カム37の第2押圧面87が、第2押圧部材33Rの受け部96の下面に係合して、第2押圧部材33Rを、第2付勢部材82の付勢力に抗して上方に向かって押圧する。
すると、第1押圧部材33Lが、回転軸線A2(図6参照)を中心として、左側面視時計回り方向に回転する。さらに、第1押圧部材33Lが、第1係合部77から離間する。また、第2押圧部材33Rが、回転軸線A2(図6参照)を中心として、右側面視反時計回り方向に回転する。さらに、第2押圧部材33が、第2係合部78から離間する。
これにより、ヒートユニット22が定着ローラ21を押圧する状態が解除される。
なお、図4において仮想線で示すように、第1カム36の第1押圧面86が第1押圧部材33Lの受け部96に係合する第1カム36の位置が押圧位置である。同様に、図5において仮想線で示すように、第2カム37の第2押圧面87が第2押圧部材33Rの受け部96に係合する第1カム36の位置が押圧位置である。
5.定着装置の動作
図1に示すように、上記した画像形成動作が開始されると、定着装置5では、ヒータ74によって加熱板75が加熱され、加熱板75が高温となる。そして、図4に示すように、駆動ギア66から定着ギア63に駆動力が付与される。これにより、定着ギア63が左側面視時反計回り方向である回転方向R1に回転する。
そして、図1に示すように、定着ローラ21の回転に伴って、エンドレスベルト76が周回移動する。これにより、用紙Pが、定着ローラ21とヒートユニット22との間に進入する。
このとき、図4に示すように、定着ギア63は、駆動ギア66のトルクにより、上方に向かう力を受ける。これにより、第1シャフト61に対して上方に向かう力が加わる。そして、第1シャフト61から、フレーム31に対して上方に向かう力Fが加わる。具体的には、第1側壁41に対して上方に向かう力Fが加わる。
ここで、第1側壁41は、係合部46および係合部47が、装置本体2に係合することにより、装置本体2に対して位置決めされる。そのため、トルクを係合部46と係合部47とで確実に受ける。
そして、第1側壁41と、第2側壁42とにわたって、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とが、支持されている。そのため、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とが、フレーム31を補強して、フレーム31がねじれることを抑制できる。
また、第2シャフト32は、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとを支持している。すなわち、第2シャフト32と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって、後方側が開放されるコ字形状のユニットが構成される。そして、このユニットから、ヒートユニット22に向かって、下方、すなわち、第1シャフト61から加わる力Fと逆向きに力が加わっている。
そのため、第1シャフト61から加わる力Fを、第2シャフト32、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって受けることができる。
6.作用効果
(1)この定着装置5によれば、図2に示すように、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とは、フレーム31に支持されている。
そのため、定着ギア63に駆動力が付与されることにより、第1シャフト61に上方に向かう力が加わり、第1シャフト61からフレーム31に対して力Fが加わった場合に、左右方向に延びる第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とによって、フレーム31を補強できる。
また、図6に示すように、左右方向から見たときに、ニップ部85は、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とを結ぶ仮想領域Bに含まれる。
すなわち、左右方向から見たときに、ニップ部85は、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とによって補強される第1側壁41の部分、および、第2側壁42の部分と重なる。
そのため、第1側壁41および第2側壁42におけるねじれの少ない部分において、ヒートユニット22と、定着ローラ21とを支持できる。
その結果、ヒートユニット22と、定着ローラ21との間の押圧力を左右方向において均一に保つことができる。
(2)また、この定着装置5によれば、図2に示すように、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とは、第1側壁41と、第2側壁42とに支持されている。
そのため、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とによって、フレーム31を左右方向にわたって補強できる。
そのため、フレーム31全体としてねじれることを抑制できる。
(3)また、この定着装置5によれば、図6に示すように、左右方向から見たときに、ステイ72は、仮想領域Bに含まれている。
そのため、ステイ72によって、フレーム31をさらに補強できる。
(4)また、この定着装置5によれば、図7に示すように、第2シャフト32は、第1押圧部材33Lおよび第2押圧部材33Rの回転軸を兼ねる。
そのため、定着装置5における部品点数を削減できる。
また、第2シャフト32は、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとを連結している。
そのため、第2シャフト32と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとの全体で、フレーム31を補強できる。
その結果、フレーム31を確実に補強できる。
また、第2シャフト32と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって、後方側が開放されるコ字形状のユニットが構成される。そして、このユニットから、ヒートユニット22に向かって、下方、すなわち、第1シャフト61から加わる力Fと逆向きに力が加わっている。
そのため、第1シャフト61から加わる力Fを、第2シャフト32、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって受けることができる。
(5)また、この定着装置5によれば、図7に示すように、第3シャフト35は、第1カム36および第2カム37の回転軸を兼ねる。
そのため、定着装置5における部品点数を一層削減できる。
また、第3シャフト35は、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとを連結している。
そのため、第3シャフト35と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとの全体で、フレーム31を補強できる。
(6)また、この定着装置5によれば、図6に示すように、第1シャフト61の直径L1は、第2シャフト32の直径L2、および、第3シャフト35の直径L3よりも大きい。
そのため、定着ローラ21の軸である第1シャフト61の剛性を向上できる。
その結果、フレーム31を一層補強できる。
(7)また、この定着装置5によれば、図6に示すように、左右方向から見たときに、仮想領域Bの重心Cは、ヒートユニット22と重なっている。
そのため、ヒートユニット22と、定着ローラ21との間の押圧力を、左右方向において一層均一に保つことができる。
(8)また、この定着装置5によれば、図2に示すように、フレーム31は、樹脂材料からなる。また、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とは、金属材料からなる。
そのため、第1シャフト61、第2シャフト32および第3シャフト35の剛性を向上できる。
その結果、第1シャフト61と、第2シャフト32と、第3シャフト35とによって、フレーム31を確実に補強できる。
7.第2実施形態
図8および図9を参照して、定着装置5の第2実施形態を説明する。なお、以下において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、第3シャフト35は、第1側壁41および第2側壁42に回転可能に支持されている。
対して、第2実施形態では、図8および図9に示すように、第3シャフト103は、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとに一体的に連結されている。
詳しくは、第2実施形態では、図9に示すように、第1押圧部材33Lは、第1支持部101を備えている。
第1支持部101は、第1押圧部材33Lの受け部96から下方に向かって突出している。第1支持部101は、上下方向に延びる板形状を有している。
また、第2押圧部材33Rは、第2支持部102を備えている。
第2支持部102は、第2押圧部材33Rの受け部96から下方に向かって突出している。第2支持部102は、上下方向に延びる板形状を有している。
また、第2実施形態では、定着装置5は、第3シャフト35に代えて、第3シャフト103を備えている。
第3シャフト103は、左右方向に延びる略角柱形状を有しており、その左端部が第1支持部101の右面に連続しており、その右端部が第2支持部102の左面に連続している。すなわち、第3シャフト103は、第1支持部101および第2支持部102を介して、第1押圧部材33Lの後端部、および、第2押圧部材33Rの後端部に支持されている。
そして、図8に示すように、定着装置5において、第3シャフト103は、第1側壁41の後上端部、および、第2側壁42の後上端部を通過して、左右方向に延びている。
また、第3シャフト103と、第2シャフト32(図7参照)と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって、矩形枠形状のユニットが構成される。そして、このユニットが、第1側壁41の上端部と、第2側壁42の上端部とに係合している。
第2実施形態の定着装置5によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第2実施形態の定着装置5によれば、図9に示すように、第3シャフト103は、第1支持部101および第2支持部102を介して、第1押圧部材33Lの後端部、および、第2押圧部材33Rの後端部に支持されている。
すなわち、第2シャフト32(図7参照)と、第3シャフト103とが、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとを介してつながる。
そのため、フレーム31を一層補強できる。
また、第2シャフト32(図7参照)と、第3シャフト103と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとの全体で、フレーム31を補強できる。
その結果、フレーム31を一層確実に補強できる。
また、第3シャフト103と、第2シャフト32(図7参照)と、第1押圧部材33Lと、第2押圧部材33Rとによって、矩形枠形状のユニットが構成される。そして、このユニットが、第1側壁41の上端部と、第2側壁42の上端部とに係合している。
そのため、フレーム31を一層確実に補強できる。
5 定着装置
21 定着ローラ
22 ヒートユニット
31 フレーム
32 第2シャフト
33 第1押圧部材
34 第2押圧部材
35 第3シャフト
36 第1カム
37 第2カム
41 第1側壁
42 第2側壁
61 第1シャフト
62 ローラ部
81 第1付勢部材
82 第2付勢部材
85 ニップ部
103 第3シャフト

Claims (9)

  1. 第1方向に延びるエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記第1方向に延びる加熱板とを備えるヒートユニットと、
    前記第1方向に延びる第1シャフトと、前記第1シャフトの周りを被覆するローラ部とを備え、前記第1方向と直交する第2方向において、前記加熱板との間で前記エンドレスベルトを挟んでニップ部を形成する定着ローラと、
    前記ヒートユニットと、前記定着ローラとを支持するフレームであって、第1側壁と、前記第1方向において前記第1側壁から離れて位置する第2側壁とを備えるフレームと、
    前記第1方向に延び、前記第2方向において、前記ニップ部を挟んで前記第1シャフトと反対側に配置され、前記フレームに支持される第2シャフトであって、前記第1側壁と前記第2側壁とを連結する第2シャフトと、
    前記第1方向に延び、前記第2方向において、前記ニップ部を挟んで前記第1シャフトと反対側に配置され、かつ、前記第1方向および前記第2方向の両方と交差する第3方向において、前記ニップ部を挟んで前記第2シャフトと反対側に配置され、前記フレームに支持される第3シャフトであって、前記第1側壁と前記第2側壁とを連結する第3シャフトと、を備え、
    前記第1方向から見たときに、前記ニップ部は、前記第1シャフトと、前記第2シャフトと、前記第3シャフトとを結ぶ領域に含まれることを特徴とする、定着装置。
  2. 前記第3方向に延び、第1端部と、前記第3方向において、前記第1端部と反対側に配置される第2端部とを備え、前記ヒートユニットを前記定着ローラに向かって押圧する第1押圧部材をさらに備え、
    前記第2シャフトは、前記第1押圧部材の前記第1端部を回転可能に支持することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1押圧部材の前記第2端部を付勢する第1付勢部材と、
    前記第3シャフトの前記第1方向の端部に配置され、前記第1押圧部材の前記第2端部を前記第1付勢部材の付勢方向と反対方向に向かって押圧する押圧位置と、前記第1押圧部材の前記第2端部に対する押圧を解除する解除位置との間を移動可能な第1カムと、をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  4. 第1方向に延びるエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記第1方向に延びる加熱板とを備えるヒートユニットと、
    前記第1方向に延びる第1シャフトと、前記第1シャフトの周りを被覆するローラ部とを備え、前記第1方向と直交する第2方向において、前記加熱板との間で前記エンドレスベルトを挟んでニップ部を形成する定着ローラと、
    前記ヒートユニットと、前記定着ローラとを支持するフレームであって、第1側壁と、前記第1方向において前記第1側壁から離れて位置する第2側壁とを備えるフレームと、
    前記第1方向および前記第2方向の両方と交差する第3方向に延び、第1端部と、前記第3方向において、前記第1端部と反対側に配置される第2端部とを備え、前記ヒートユニットを前記定着ローラに向かって押圧する第1押圧部材と、
    前記第1方向において前記第1押圧部材から離れて位置する第2押圧部材であって、前記第3方向に延び、第1端部と、前記第3方向において、前記第1端部と反対側に配置される第2端部とを備え、前記ヒートユニットを前記定着ローラに向かって押圧する第2押圧部材と、
    前記第1方向に延び、前記第2方向において、前記ニップ部を挟んで前記第1シャフトと反対側に配置され、前記フレームに支持される第2シャフトであって、前記第1側壁と前記第2側壁とを連結し、前記第1押圧部材の前記第1端部と、前記第2押圧部材の前記第1端部とを回転可能に支持する第2シャフトと、
    前記第1方向に延び、前記第2方向において、前記ニップ部を挟んで前記第1シャフトと反対側に配置され、かつ、前記第3方向において、前記ニップ部を挟んで前記第2シャフトと反対側に配置され、前記第1押圧部材の前記第2端部と、前記第2押圧部材の前記第2端部とを連結する第3シャフトと、を備え、
    前記第1方向から見たときに、前記ニップ部は、前記第1シャフトと、前記第2シャフトと、前記第3シャフトとを結ぶ領域に含まれることを特徴とする、定着装置。
  5. 前記第1側壁は、前記フレームの前記第1方向の一方側端部に配置され、前記第2側壁は、前記第1方向において、前記フレームの前記一方側端部と反対側の他方側端部に配置され、
    前記第1シャフトと、前記第2シャフトと、前記第3シャフトとは、前記第1側壁と、前記第2側壁とに支持されることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記ヒートユニットは、前記フレーム内に配置され、金属材料からなり、前記加熱板を支持するステイをさらに備え、
    前記ステイの少なくとも一部は、前記第1方向から見たときに、前記領域に含まれることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記第1シャフトの直径は、前記第2シャフトの直径、および、前記第3シャフトの直径よりも大きいことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記第1方向から見たときに、前記領域の重心は、前記ヒートユニットと重なることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記フレームは、樹脂材料からなり、
    前記第1シャフトと、前記第2シャフトと、前記第3シャフトとは、金属材料からなることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の定着装置。
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