JP6638100B2 - 衝突検出装置 - Google Patents
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Description
このような衝突検出装置では、隙詰め部の後方への移動によってチャンバ部材が後方に圧縮されることで、車両に対する歩行者の衝突が検出可能となっている。
また、例えば本発明における衝撃吸収部材が自転車のタイヤへの衝突に起因した衝撃を受けると、スリットで一部が分割されて成る衝撃吸収部材においてタイヤが押し込まれた部位が局所的に変形を生じると共に、該局所的な変形が収容部内に収容されるセンサチューブに達することでセンサチューブも圧縮変形するので、検出器がセンサチューブの変形を検出し、結果として衝突を検出することができる。
これにより、本発明によると、歩行者衝突と二輪車衝突との応力の入力形態の違いに関わらず、いずれの場合でも衝撃吸収部材を確実に変形させることによって、車両の衝突形態として多い歩行者への衝突だけでなく、二輪車等への衝突も正確に検出可能な衝突検出装置を提供することができる。
本発明に係る衝突検出装置の一実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
なお、図1は、車両における本発明の一実施形態である衝突検出装置の一部の取付位置を示す斜視図である。また、図2は、衝突検出装置に対する衝突体の衝突からエアバッグ装置の駆動までを説明するための概略図である。
なお、圧力センサ41及び42は、本発明における検出器の一例である。
分割部23及び連結部24については、図3を参照しつつ後述する。また、衝突に起因した衝撃を受けた場合のスリット22の機能及び作用については、図5を参照しつつ後述する。
図3は、衝突体への衝突の際の車両の前端部を示した概略図である。なお、図3において車両100より前方に位置する太線で示した円は、衝突体の一例である自転車のタイヤTの輪郭線である。
下方突出部108は、図3に示すように、車両100の前後方向においてバンパフェース101と略同位置に配置されている。下方突出部108は、バンパフェース101と同一材料によって形成される。下方突出部108の上端部とバンパフェース101の下端部とが適宜の樹脂製部材、金属部材等を用いて一体的に形成される。バンパフェース101及び下方突出部108の配置及び形状等は、車両100の意匠に応じて適宜に変更可能である。バンパフェース101及び下方突出部108は、歩行者又は二輪車等への衝突によって破断又は変形可能に形成されている。
車両100の上下方向において、スリット22は、衝撃吸収部材2の収容部21の上端部から下端面部まで形成されている。
更に、車両100の前後方向において、スリット22は、衝撃吸収部材2の収容部21と同一高さでは衝撃吸収部材2の前端面部から収容部21に連通するように形成されると共に、収容部21より下方では衝撃吸収部材2の前端面部から後端面部まで形成されている。
本発明においては、後述する分割部の変形形態が実現する限り、衝撃吸収部材の形状安定性等を考慮して、スリットを衝撃吸収部材の内部のみに形成して表面近傍まで延在させ、表面には露出しない程度に留めておくようにしても良い。この場合もスリットが衝撃吸収部材を分けている形態に含めることとする。
以上のように、自転車のタイヤTに車両100が衝突した場合は、衝撃吸収部材2の前側下方から衝突に起因した応力が入力される。
ここで、比較例に係る衝突検出装置について説明する。比較例に係る衝撃吸収部材としては、例えば図4に示す形態を挙げることができる。
図4(a)〜図4(d)は、比較例に係る衝撃吸収部材とバンパフェースとセンサチューブとバンパビームとを示す断面概略図である。なお、図4(a)〜図4(d)に示すバンパフェース、センサチューブ及びバンパビームは、図1〜図3に示した部材と同様の部材を用いているので、共通の参照符号を付すこととする。また、図4においては、歩行者への衝突によって衝撃吸収部材に対して前方から入力される応力を白抜きの矢印で示すと共に、自転車等の二輪車への衝突によって衝撃吸収部材に対して下方から入力される応力を黒色の矢印で示す。
続いて、図5を参照しつつ、本実施形態に係る衝撃吸収部材2への衝突体の衝突形態について説明する。
なお、図5は図1〜図3に示した本実施形態に係る衝撃吸収部材とバンパビームとを拡大して示した断面概略図であり、図5(a)は図2に示した衝撃吸収部材と衝突体として自転車のタイヤとが衝突の際に当接した状態を示す平面視の断面概略図であり、図5(b)は図5(a)に示す状態からタイヤが衝撃吸収部材に対して押し込まれた状態を示す平面視の断面概略図であり、図5(c)は図5(b)に示す状態からタイヤが更に押し込まれた状態を示す側方視の断面概略図である。
図6には、本発明における衝撃吸収部材の変形例を示した。
なお、図6(a)及び図6(b)は、他の実施形態に係る衝撃吸収部材及びその周辺部材の端面を示す概略図である。図6に示すバンパフェース、センサチューブ及びバンパビームは、図1〜図3に示した部材と同様の部材を用いているので、共通の参照符号を付すこととする。図6においては、各衝撃吸収部材においてスリットを形成する領域にハッチングを付して示すと共に、二輪車への衝突の際にタイヤが当接する部位を黒色の点として示している。
図6に示すように衝撃吸収部材を側方視したときに、スリットを形成する領域は、分割部が形成される領域である。
スリット711は、上記スリット22を形成する領域よりも狭い領域に形成されている。この領域は、例えば二輪車への衝突の際にタイヤが押し込まれる部位、及びタイヤが衝撃吸収部材71に対して押し込まれる軌道等を予め検証しておくことによって導出された、圧縮変形すべき必要最低限の領域の一例である。スリット711の上端縁部は、衝撃吸収部材71の前端面部におけるタイヤの当接部位近傍から、タイヤが押し込まれる方向である後側上方に延在し、収容部21の上端部まで形成されている。スリット711を形成することによって、衝撃吸収部材71は、分割部712と連結部713とを有する。
スリット722は、上記スリット22と同様に、車両100の上下方向及び前後方向に沿って延在され、車両100の幅方向沿って並設される切れ目である。
スリット722は、車両100の上下方向においては、収容部721に連通して形成され、収容部721から下方に延在し、衝撃吸収部材72の下端面部まで形成されている。
また、スリット722は、車両100の前後方向においては、衝撃吸収部材72の前端面部から収容部721及びセンサチューブ3の後端部まで形成されている。スリット722を形成することによって、衝撃吸収部材72は、分割部723と連結部724とを有する。
このような位置にスリットを形成すると、例えば二輪車への衝突の際に二輪車のタイヤが衝撃吸収部材の前側下方から後側上方へ押し込まれた場合、スリットによって形成される分割部が圧縮変形し、更に変形した分割部が収容部に対して押し込まれ易くなる。これにより、衝撃吸収部材が局所的に変形し易く、衝撃吸収部材が受ける衝撃が収容部及びセンサチューブまで伝播され易くなるので好ましい。
このような位置にスリットを形成すると、特に図6(b)に示したように衝撃吸収部材の前側に収容部が設けられている場合に、例えば二輪車への衝突の際に二輪車のタイヤが衝撃吸収部材の前側下方から後側上方へ押し込まれた場合、スリットによって形成される分割部が圧縮変形し、更に変形した分割部が収容部に対して押し込まれ易くなる。これにより、衝撃吸収部材が局所的に変形し易く、衝撃吸収部材が受ける衝撃が収容部及びセンサチューブまで伝播され易くなるので好ましい。
Claims (6)
- 車両の前部に配置されるバンパフェースへの衝突を検出可能な衝突検出装置であって、
前記バンパフェースの後方に配置され、前記車両の幅方向に延在する筒状のセンサチューブと、
前記センサチューブの変形を検出可能な検出器と、
前記車両の幅方向に延在して前記センサチューブを収容する収容部を有し、前記バンパフェースの後方に配置される、衝撃を吸収可能な衝撃吸収部材と、を備え、
前記衝撃吸収部材における下部には、前記車両の幅方向に分ける複数のスリットを入れることにより形成された複数の分割部が並設されるとともに、
前記衝撃吸収部材における上部には、前記スリットが形成されずに前記複数の分割部を連結する連結部が設けられている、
衝突検出装置。 - 前記スリットは、前記車両の上下方向及び前後方向に沿って形成される、
請求項1に記載の衝突検出装置。 - 前記スリットは、前記収容部と連通して形成され、又は前記収容部近傍まで延在して形成される、
請求項1又は2に記載の衝突検出装置。 - 前記スリットは、前記衝撃吸収部材を前方視したときに、前記スリットの少なくとも一部と前記収容部とが重複する位置に形成される、
請求項1〜3のいずれかに記載の衝突検出装置。 - 前記スリットは、前記衝撃吸収部材を平面視したときに、前記スリットの少なくとも一部と前記収容部とが重複する位置に形成される、
請求項1〜4のいずれかに記載の衝突検出装置。 - 前記車両の上下方向において、前記スリットは、その上端が前記収容部の上端部より下方に位置するように形成される、
請求項1〜5のいずれかに記載の衝突検出装置。
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