JP6637458B2 - 円周搬送装置 - Google Patents
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Description
図1〜図12を参照して、第1実施形態による円周搬送装置100の構成について説明する。
図1および図2に示すように、円周搬送装置100は、地下構造物1の外周に複数の外殻トンネル2を構築するために使用される掘削機(シールド機5)および掘削に必要な資機材6を地下構造物1の周方向(C方向)(図2に示すに二点鎖線に沿った方向)に設けられる外殻トンネル2の施工位置に搬送する搬送装置である。ここで、地下構造物1の外周とは、図2に示す鉛直方向に沿う断面(縦断面)における外周を意味し、周方向は縦断面において地下構造物1の周囲を回る方向である。
次に、図1を参照して、資機材6およびシールド機5を自走式搬送装置21に搬入するために使用される構成について説明する。
図3は、円周発進基地3内での自走式搬送装置21の側面図(周方向から見た図)を示す。図4は、自走式搬送装置21の正面図(外殻トンネル掘進方向から見た図)である。
水平維持機構33の構成例を図5および図6に示す。図5および図6において、自走式搬送装置21の水平維持機構33は、支持ローラ34aと、複数の昇降装置34bと、資機材用架台35aと、シールド機用架台35bとを有する。資機材用架台35aは、資機材6を支持(載置)可能に構成され、シールド機用架台35bは、円筒状のシールド機5の外周面を支持(載置)可能に構成されている。資機材用架台35aおよびシールド機用架台35bは、それぞれ水平維持機構33から着脱可能に構成されており、着脱により互いに交換可能に構成されている。すなわち、資機材用架台35aおよびシールド機用架台35bは、いずれか一方が水平維持機構33に選択的に取り付けられる。資機材用架台35a上には、資機材運搬台車6aの走路となるレール351が設けられている。なお、シールド機用架台35bは、特許請求の範囲の「掘削機用架台」の一例である。
図4に示したように、自走式搬送装置21の支持装置40は、円形構造体31の両側に張出した張出構造体32にそれぞれ固定的に連結されている。各張出構造体32において、支持装置40は、外側レール13aおよび内側レール13bに対応して、内周側および外周側にそれぞれ設けられている。図3に示したように、支持装置40は、外殻トンネル掘進方向(E方向)前側の外側レール13aおよび内側レール13bと、外殻トンネル掘進方向後側の外側レール13aおよび内側レール13bとに、それぞれ設けられている。
図4、図9および図10は、自走式搬送装置の走行駆動機構50の構成例を示す。第1実施形態では、自走式搬送装置21は、本体部30を周方向(C方向)に駆動する走行駆動機構50を備えている。すなわち、自走式搬送装置21は、自走するための駆動部を備える搬送装置として構成されている。自走式搬送装置21は、複数の走行駆動機構50を備えている。
次に、図9(A)、(B)、(C)を参照して、走行駆動機構50による周方向移動動作の流れを説明する。図9(A)に示すように、まず、走行駆動機構50a(図4参照)のロック機構51をロック状態にして、走行駆動機構50bのロック機構51をアンロック状態にする。
図2、図11および図12は、円周搬送装置100のシールド機発進架台60の構成例を示す。第1実施形態では、円周発進基地3の外殻トンネル掘進方向前部には、シールド機発進架台60が設置されている。シールド機発進架台60は、図2に示す周方向の外殻トンネル2を構築する各位置(1番位置〜18番位置)に設けられる。シールド機発進架台60は、周方向走路11の外殻トンネル掘進方向に隣接するシールド機5の発進開始位置に設けられている。
次に、図11および図12を参照して、反力受架台70について説明する。第1実施形態では、円周発進基地3のシールド機発進架台60の後部には、外殻トンネル2を掘削するシールド機5の掘削に伴う反力を支持するための反力受架台70が配置されている。図11は、円周発進基地3の外殻トンネル掘進方向前部に設置され固定されたシールド機発進架台60から、シールド機5が発進し掘進作業をしている状態を示す。
次に、図11を参照して、資機材6およびシールド機5を自走式搬送装置21からシールド機発進架台60側に搬入するための構成および手順について説明する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図13〜図16を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、ロック機構51と駆動シリンダ機構52とを含む走行駆動機構50により自走式搬送装置21を駆動した上記第1実施形態とは異なり、ピニオンギヤ251とモータ252とを含む走行駆動機構250により自走式搬送装置221を駆動する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
1a 本線トンネル
1b 支線トンネル
2 外殻トンネル
3 円周発進基地(外殻トンネル発進基地)
5 シールド機(掘削機)
6 資機材
11 周方向走路
13 レール
21、221 自走式搬送装置(搬送装置)
30 本体部
31 円形構造体
32 張出構造体
33 水平維持機構
34b 昇降装置
35a 資機材用架台
35b シールド機用架台(掘削機用架台)
40 支持装置
41 支持部
42 車輪
43 伸縮機構
50(50a、50b)、250 走行駆動機構
51 ロック機構
52 駆動シリンダ機構
100 円周搬送装置
213 ラックギヤ
251 ピニオンギヤ
252 モータ
C 周方向
E 外殻トンネル掘進方向
Claims (8)
- 地下構造物の外周に複数の外殻トンネルを構築するために使用される掘削機および掘削に必要な資機材を含む搬送対象を前記地下構造物の周方向に搬送する円周搬送装置であって、
前記地下構造物の外周に前記周方向に沿って延び、前記掘削機および前記資機材を含む前記搬送対象を前記地下構造物の前記周方向に搬送するために使用され、前記掘削機を搬送する走路と前記資機材を搬送する走路とを兼用する1つの周方向走路と、
前記1つの周方向走路に沿って独立して走行する1つの自走式の搬送装置と、を備え、
前記1つの自走式の搬送装置は、前記外殻トンネルの掘進方向に延びる中心軸回りに相対回転可能に配置され、前記搬送対象を載置可能な水平維持機構が内面に沿って摺動可能に設けられる1つの円形構造体を有する本体部と、前記本体部を支持して前記1つの周方向走路に沿って走行することにより前記1つの円形構造体を前記周方向に移動させる支持装置とにより構成され、
前記本体部は、前記支持装置に固定され、
前記支持装置は、前記1つの周方向走路に対して前記1つの円形構造体が自転することがない状態で、前記本体部を介して前記1つの円形構造体に固定され、
前記1つの周方向走路は、前記支持装置に内周側から接触する内周レール部と、前記支持装置に外周側から接触する外周レール部とを含む、円周搬送装置。 - 前記水平維持機構は、前記搬送対象を載置可能な搬送架台を有し、前記掘削機を載置可能な前記搬送架台として機能する掘削機用架台と、前記資機材を載置可能な前記搬送架台として機能する資機材用架台とを着脱により交換可能に構成されている、請求項1に記載の円周搬送装置。
- 前記本体部は、前記円形構造体の外周の一方側および他方側から前記円形構造体の外側にそれぞれ張り出して、前記支持装置に固定される一対の張出構造体を有する、請求項1または2に記載の円周搬送装置。
- 前記水平維持機構は、前記搬送対象を載置可能な搬送架台と、それぞれ、前記搬送架台の異なる位置を支持しながら、互いに独立して昇降可能な複数の昇降装置とを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の円周搬送装置。
- 前記支持装置は、前記内周レール部上および前記外周レール部上を回転する車輪を有する支持部と、前記本体部と前記支持部との間で前記内周レール部および前記外周レール部に向かう方向に伸縮可能な伸縮機構とを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の円周搬送装置。
- 前記自走式の搬送装置は、前記自走式の搬送装置を前記周方向に移動させる複数の走行駆動機構を含み、
前記走行駆動機構は、前記1つの周方向走路と係合および係合解除可能なロック機構と、前記本体部と前記ロック機構との間で前記周方向に伸縮可能な駆動シリンダ機構とを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の円周搬送装置。 - 前記自走式の搬送装置は、前記自走式の搬送装置を前記周方向に移動させる走行駆動機構を含み、
前記1つの周方向走路は、前記周方向に延びるラックギヤを含み、
前記走行駆動機構は、前記ラックギヤに前記内周レール部上および前記外周レール部の少なくとも一方の側方から係合するピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを回動可能なモータとを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の円周搬送装置。 - 前記地下構造物は、本線トンネルおよび支線トンネルを含む複数のトンネルであり、
前記1つの周方向走路は、前記複数のトンネルの周囲を取り囲むように環状に形成された外殻トンネル発進基地に設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の円周搬送装置。
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