JP6636812B2 - 半導体製造装置用部品 - Google Patents

半導体製造装置用部品 Download PDF

Info

Publication number
JP6636812B2
JP6636812B2 JP2016013992A JP2016013992A JP6636812B2 JP 6636812 B2 JP6636812 B2 JP 6636812B2 JP 2016013992 A JP2016013992 A JP 2016013992A JP 2016013992 A JP2016013992 A JP 2016013992A JP 6636812 B2 JP6636812 B2 JP 6636812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead terminal
recess
ceramic body
semiconductor manufacturing
bonding material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016013992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017135260A (ja
Inventor
誠也 才所
誠也 才所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2016013992A priority Critical patent/JP6636812B2/ja
Publication of JP2017135260A publication Critical patent/JP2017135260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6636812B2 publication Critical patent/JP6636812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、半導体集積回路の製造工程または液晶表示装置の製造工程等において用いられる半導体製造装置用部品に関するものである。
半導体製造装置用部品として、例えば、特許文献1に記載の半導体製造装置用ガスシャワー体が知られている。特許文献1に記載の半導体製造装置用ガスシャワー体は、複数の貫通孔を有するセラミックス焼結体基材と、セラミックス焼結体基材の内部に形成されたプラズマ発生用の導電層とを備えている。
特開2001−274103号公報
一般的に、導電層は、セラミックス焼結体基材の表面に設けられた凹部に引き出される。引き出された導電層は、凹部に挿入されたリード端子に接合材を介して接続される。このとき、凹部の内部には接合材が充填されることになる。ここで、半導体製造装置用部品を使用する際に、プラズマ発生用である導電層に高周波の印加を行なうと、セラミックス焼結体基材の温度が上昇する。これに伴って、導電層、リード端子および接合材の温度が上昇する。
このとき、凹部の内部に充填された接合材とセラミックス焼結体基材との間で熱応力が発生し、セラミックス焼結体基材にクラックが生じてしまうおそれがあった。その結果、半導体製造装置用部品の長期信頼性を向上させることが困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱応力の発生を低減し、セラミックス焼結体基材にクラックが生じることを抑制することで、半導体製造装置用部品の長期信頼性を向上させることにある。
本発明の一態様の半導体製造装置用部品は、凹部を表面に有するセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられて前記凹部の内表面に引き出された内部電極と、前記凹部に挿入されて前記凹部に導電性の接合材を介して接合されるとともに、前記接合材を介して前記内部電極に接続されたリード端子とを備えており、前記凹部を平面視したときに、前記凹部と前記リード端子とが円形状であるとともに、前記凹部と前記リード端子との間が円環状になっており、前記接合材が、前記凹部および前記リード端子に沿って濡れ広がっており、前記リード端子のうち前記接合材に接している接合領域が前記リード端子の外周の半周未満であることを特徴とする。
本発明の一態様の半導体製造装置用部品によれば、接合材による接合領域がリード端子の外周の半周未満であることによって、リード端子の中心軸を中心として見たときに、リード端子のうち接合領域の反対側に位置する領域とセラミック体との間には、接合材が存在しないことになる。そのため、接合材の温度が上昇して熱膨張したとしても、リード端子の反対側の領域において、この熱膨張による熱応力を低減することができる。その結果、セラミック体にクラックが生じるおそれを低減できる。
本発明の一実施形態の半導体製造装置用部品を示す断面図である。 図1に示した半導体製造装置用部品をガスシャワー体として用いるときの模式図である。 図1に示した半導体製造装置用部品の凹部近傍を示す縦断面図である。 図1に示した半導体製造装置用部品の凹部近傍を示す横断面図である。 図1に示した半導体製造装置用部品の凹部近傍を示す縦断面図である。 図1に示した半導体製造装置用部品の凹部近傍を示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る半導体製造装置用部品10について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の半導体製造装置用部品10は、セラミック体1とセラミック体1の内部に設けられた内部電極2と、内部電極2に接続されたリード端子3とを備えている。本実施形態における半導体製造装置用部品10は、半導体製造装置用のガスシャワー体として用いられる。ガスシャワー体は、半導体ウエハの表面に反応ガスを均一に吹き込ませるために用いられる。
セラミック体1は、例えば円板状の部材である。セラミック体1は複数の貫通孔4を有している。貫通孔4は、反応ガスを通過させるために設けられている。具体的には、セラミック体1の上面側に反応ガスを供給すると、セラミック体1の貫通孔4を通って反応ガスがセラミック体1の下面側から噴出される。貫通孔4をセラミック体1に多数分布させておくことによって、セラミック体1の表面から噴出する反応ガスの量や位置を調整することができる。セラミック体1は、例えば、窒化アルミニウムセラミックス等のセラミックス材料から成る。セラミック体1は、例えば、セラミックグリーンシートを積層して、焼結することによって作製できる。セラミックス材料としては、特に、窒化アルミニウムが好ましい。窒化アルミニウムを用いることによって、熱伝導に優れるとともにプラズマ環境下における耐腐食性に優れるセラミック体1とすることができる。
セラミック体1は、例えば、以下の寸法に設定できる。具体的には、直径を300〜500mm、厚みを3〜15mmに設定できる。また、貫通孔4は、例えば、10〜20mm程度の間隔を開けてほぼ全体に均等に分布させることができる。
内部電極2は、プラズマを発生させるための電極である。内部電極2は、セラミック体1の内部にセラミック体1の上下面に沿って広範囲に設けられている。内部電極2は、貫通孔4の壁面に露出することが無いように貫通孔4と間隔を開けて形成されている。具体的には、例えば、貫通孔4が円形状の場合には、貫通孔4よりも径が大きく中心が貫通孔4の中心と同一となる円形の非形成部を有する。貫通孔4の寸法としては、例えば、一方の主面側の径を0.1〜2mmに、他方の主面側の径を0.15〜2.05mmに設定できる。
内部電極2は、例えば、タングステン等の金属材料から成る。内部電極2は、セラミック体1をセラミックグリーンシートの積層によって形成する際に、一部のセラミックグリーンシートの表面に内部電極2の原料となるペーストを印刷するとともに、セラミックグリーンシートとともに焼結することによって作製できる。内部電極2は、以下の寸法に設定できる。具体的には、外周部分の直径を290〜490mm、厚みを30〜50μmに設定できる。貫通孔4とは、例えば、1.5〜2.5mmの間隔を開けて形成される。
シャワーヘッドとして半導体製造装置用部品10を用いる際には、図2に示すように、あわせて試料保持具8を用いる。試料保持具8は、例えば、セラミック材料から成り、上面において半導体ウエハ等の試料9を保持する。試料保持具8の内部には、上面に沿ってプラズマ発生用の電極11が設けられている。内部電極2とプラズマ発生用の電極11との間に高周波の電圧を印加すると、内部電極2とプラズマ発生用の電極11との間に電界が生じる。このとき、半導体製造装置用部品10の貫通孔4を通って噴出された反応ガスが試料9上に供給されると、電界によって反応ガスが励起されてプラズマが発生する。このようにして形成されたガスプラズマによって、試料9の表面上で所定の膜形成またはエッチングを行なうことができる。
本実施形態の半導体製造装置用部品10は、セラミック体1の表面にリード端子3が挿入される凹部5が設けられている。より具体的には、セラミック体1の上面に凹部5が設けられている。そして、図3に示すように、内部電極2は凹部5の底面に引き出されている。本実施形態においては、内部電極2は、凹部5の壁面に引き出されるとともに、凹部5の壁面から底面にかけて引き出されている。なお、内部電極2のうち、セラミック体1に埋設されている部分と、凹部5の底面に形成されている部分とは、異なる材料から成っていてもよいし、別々に形成されていてもよい。このような場合も、1つの内部電極2として見なすことができる。
そして、凹部5の内部にはリード端子3が挿入されている。リード端子3は、内部電極2と外部の電源とを接続するための部材である。リード端子3は、金属材料から成る。特に、リード端子3が非磁性金属から成ることが好ましい。一般に、高周波の電圧を印加した際にリード端子3が磁性金属の場合には、渦電流が発生してしまい、発熱が生じてしまう。リード端子3として非磁性金属を用いることで、渦電流の発生を抑制できる。リード端子3に用いられる非磁性金属としては、例えば、タングステンが挙げられる。
リード端子3は、内部電極2に導電性の接合材7を介して接合されている。これにより、リード端子3と内部電極2とが電気的に接続されている。接合材7としては、例えば、銀銅ろう等を用いることができる。
本実施形態の半導体製造装置用部品10は、凹部5を表面に有するセラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられて凹部5の内表面に引き出された内部電極2と、凹部5に挿入されて凹部5に導電性の接合材7を介して接合されるとともに、接合材7を介して内部電極2に接続されたリード端子3とを備えており、凹部5を平面視したときに、凹部5とリード端子3とが円形状であるとともに、凹部5とリード端子3との間に接合材7が濡れ広がっており、リード端子3のうち接合材7に接している接合領域30がリード端子3の外周の半周未満である。
これにより、リード端子3の中心軸を中心として見たときに、リード端子3のうち接合領域30の反対側に位置する領域とセラミック体1との間には、接合材7が存在しないことになる。そのため、接合材7の温度が上昇して熱膨張したとしても、リード端子3の反対側の領域において、この熱膨張による熱応力を低減することができる。その結果、セラミック体1にクラックが生じるおそれを低減できる。リード端子3のうち接合領域30は、例えば、リード端子3の全周に対して、例えば、1/10周以上〜半周未満に設定できる。
より具体的には、「平面視したときに…リード端子3のうち接合材7に接している接合領域30がリード端子3の外周の半周未満」であるので、例えば、図4に示すように、ある一横断面を見たときにも、接合領域30がリード端子3の外周の半周未満である。そして、これらを平面視したときも接合領域30はリード端子3の外周の半周未満である。
凹部5とリード端子3との隙間が小さく、平面視で接合領域30を確認することが困難な場合は、以下の方法に代えることができる。具体的には、図5に示すように、例えば、凹部5を深さ方向に均等な間隔で3つの仮想線(ii、iii、iv)を引く。凹部5の開口部
を通る仮想線iを引く。そして、これらの仮想線i〜ivを含む4つの断面それぞれにおいて、接合材7がリード端子3に接触している領域を確認する。これら4つの断面における接合材7がリード端子3に接触している領域を重ね合わせたものを接合領域30と見なすことができる。
なお、製法上不可避な大きさのボイド等がリード端子3と接合材7との間に発生する場合があるが、このような場合にはリード端子3と接合材7とは接触していると見なすことができる。言い換えると、接合領域30に、製法上不可避な大きさのボイド等が存在していてもよい。
接合領域30が、リード端子3の全周に対して、2/5周以上〜半周未満であることが好ましい。2/5周以上であることによって、接合強度を十分に維持することができるとともに、半周未満であることによって熱応力を低減できる。
さらに、凹部5の内表面の形状が円形状であるとともに、内表面のうち接合材7が濡れ広がっている部分が、平面視したときに、接合領域30に対応していることが好ましい。ここでいう、「接合領域30に対応している」とは、内表面のうち接合材7が濡れ広がっている部分が、リード端子3の中心から接合領域30を通る仮想線を引いたときに、仮想線上以外に存在していないことを意味している。このような構成により、熱応力による影響をさらに低減できる。
さらに、接合材7が、内部電極2のうち凹部5の内表面(底面ではなく壁面)に引き出された部分に接している。より具体的には、内部電極2がセラミック体1から凹部5の壁面に引き出されるとともに、この引き出された部分が接合材7に接触している。これにより、内部電極2からリード端子3までの導電距離を小さくすることができる。その結果、接合材7における局所的な発熱を低減できる。
また、図6に示すように、凹部5を平面視したときに、リード端子3のうち接合領域30以外の領域の一部が凹部5の内表面に接していてもよい。これにより、接合材7の温度が上昇して熱膨張したとしても、リード端子3に位置ずれが生じてしまうおそれを低減できる。より詳しくは、リード端子3のうちの接合領域30以外の領域の一部が凹部5の内表面に接するとともに、リード端子3のうちの接合領域以外の残部が凹部5の内表面から離れていてもよい。これにより、位置ずれが生じてしまうおそれを低減しつつ、ヒートサイクル下に生じる熱応力を低減できる。なお、ここでいう「凹部5の内表面に接して」とは、凹部5の内表面に設けられた内部電極2を介して間接的に凹部5の内表面に接している場合も含まれる。
さらに、図3に示すように、少なくとも接合材7が凹部5の底面において、隅部から離れて設けられていてもよい。これにより、熱応力が最も集中しやすくクラックの起点になりやすい隅部と接合材7との間に、隙間を有することとなる。このため、リード端子3と内部電極2とを接合しつつも、セラミックス体と接合材7との間に生じる熱応力を低減できる。その結果、半導体製造装置用部品10の長期信頼性を向上させることができる。
凹部5の寸法は、例えば、内径を3〜5mmに、深さを2〜4mmに設定できる。リード端子3の寸法は、例えば、直径を2〜4mmに設定できる。接合材7と隅部との間隔は、例えば、0.3〜0.6mm程度に設定できる。なお、ここでいう「隅部」とは、凹部5の底面と壁面とを繋ぐ部分を意味している。また、底面と壁面とが滑らかに連続しているような場合には、底面と壁面とを繋ぐ領域の全体を隅部として見なすことができる。
さらに、本実施形態においては、接合材7が凹部5の壁面とリード端子3の周囲との間に設けられており、かつ開口部6からは離れている。開口部6は、セラミック体1の表面と凹部5の壁面とによって角部が形成されていることから、熱応力が集中しやすい傾向にあるが、開口部6から離して接合材7を設けることによって、開口部6の角部において熱応力が集中することを抑制できる。その結果、半導体製造装置用部品10の長期信頼性を向上させることができる。
さらに、セラミック体1がリード端子3よりも熱膨張率が大きいことが好ましい。セラミック体1の熱膨張率をリード端子3の熱膨張率よりも大きくすることによって、半導体製造装置用部品10の冷却時に、セラミック体1とリードとの接合部において、セラミック体1に引張応力が発生することを抑制できる。これにより、ヒートサイクル下においてセラミック体1に熱応力が発生することをさらに低減できる。セラミック体1がリード端子3よりも熱膨張率が大きいようにするためには、例えば、セラミック体1として窒化アhルミニウムを用いるとともに、リード端子3としてタングステンを用いればよい。このとき、セラミック体1の熱膨張率は、例えば、5.1×10−6/Kになり、リード端子3の熱膨張率は、例えば、4.5×10−6/Kになる。
なお、本実施形態においては、凹部5がセラミック体1の上面に設けられていたが、これに限られない。例えば、側面または下面等の他の面に設けられていてもよい。また、本実施形態においては、半導体製造装置用部品10をガスシャワー体として用いた例を説明したが、これに限られない。例えば、半導体ウエハ等を保持するための試料保持具として用いても構わない。また、本実施形態においては、内部電極2としてプラズマ用の電極を用いた場合を説明したが、これに限られない。ヒータ等の電極を内部電極2として用いてもよい。
上述の半導体製造装置用部品10の製造方法を説明する。なお、セラミック体1に窒化アルミニウムセラミックスを用いた場合を例に説明するが、アルミナセラミックス等の他のセラミック材料の場合であっても同様の方法で製造することができる。
まず、主原料となる窒化アルミニウム粉末と微量の焼結助剤とを、ウレタンまたはナイロン等の樹脂で内張りを施したボールミル中に投入し、イオン交換水または有機溶媒等の溶媒および金属またはセラミックス体から成るボールと共に24〜72時間の湿式粉砕混合を行なう。
こうして粉砕混合した原料スラリー中に、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールまたはアクリル樹脂等の有機バインダおよび可塑剤ならびに消泡剤を添加して、さらに24〜48時間の混合を行なう。混合された有機−無機混合スラリーをドクターブレード法、カレンダーロール法、プレス成形法または押し出し成形法等によって、厚さ20μm〜20mmのセラミックグリーンシートに成形する。
そして、セラミック体1を形成するセラミックグリーンシートに内部電極2を形成するためのペースト状電極材料を印刷成形する。ペースト状電極材料としては、白金、タングステン、モリブデン等を用いることができる。
このとき、貫通孔4に対応する箇所にはペース状電極材料を印刷しないようにレジスト等を用いる。
次に、セラミック体1における所定の位置に内部電極2が形成されるように、ペースト状電極材料が印刷されていないセラミックグリーンシートとペースト状電極が印刷されたセラミックグリーンシートとを積層する。ここで、積層されたセラミックグリーンシート同士を密着させるために、例えば、熱板を用いた加圧プレスを行う。具体的には、グリーンシートに混合された有機バインダおよび可塑剤を適正な配分とし、グリーンシート積層体と熱板の間に適正な粘弾塑性による変形性を有する緩衝材を挿入して、さらに適正な温度と圧力と保持時間で加圧する。
次に、得られた積層体にガス穴として複数の貫通孔4を形成する。例えば、マシニングセンターで所望の形状、配置で穴を形成する。
次に、得られた積層体を所定の温度および所定の雰囲気中にて焼成する。そして、焼成後のセラミック体1の表面をマシニングセンター、ロータリー加工機または円筒研削盤を用いて所定の形状に加工する。さらに面を所定の平面度および表面粗さに加工する。
さらに、内部電極2のパターンおよび埋設される深さに応じて、マシニングセンター等を用いて内部電極2が露出するように凹部5を形成する。さらに、凹部5の壁面および底面に、電極ペーストを塗布し熱処理を施すことで、内部電極2のうち凹部5の壁面および底面に位置する部分を形成する。
そして、凹部5にリード端子3を挿入して、銀銅ろう等の接合材7を用いてリード端子3と内部電極2とを接合する。接合の際には、リード端子3のうち接合材7に接している接合領域30がリード端子3の外周の半周未満であるように、接合領域30以外の領域に窒化ホウ素等の離型材を塗布しておくとよい。以上のようにして、半導体製造装置用部品10を作製できる。
1:セラミック体
2:内部電極
3:リード端子
30:接合領域
4:貫通孔
5:凹部
6:開口部
7:接合材
8:試料保持具
10:半導体製造装置用部品

Claims (3)

  1. 凹部を表面に有するセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられて前記凹部の内表面に引き出された内部電極と、前記凹部に挿入されて前記凹部に導電性の接合材を介して接合されるとともに、前記接合材を介して前記内部電極に接続されたリード端子とを備えており、前記凹部を平面視したときに、前記凹部と前記リード端子とが円形状であるとともに、前記凹部と前記リード端子との間が円環状になっており、前記接合材が、前記凹部および前記リード端子に沿って濡れ広がっており、前記リード端子のうち前記接合材に接している接合領域が前記リード端子の外周の半周未満であることを特徴とする半導体製造装置用部品。
  2. 前記接合材が、前記内部電極のうち前記凹部の内表面に引き出された部分に接していることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置用部品。
  3. 前記凹部を平面視したときに、前記リード端子のうち前記接合領域以外の領域の一部が前記凹部の前記内表面に接していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体製造装置用部品。
JP2016013992A 2016-01-28 2016-01-28 半導体製造装置用部品 Active JP6636812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013992A JP6636812B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 半導体製造装置用部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013992A JP6636812B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 半導体製造装置用部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017135260A JP2017135260A (ja) 2017-08-03
JP6636812B2 true JP6636812B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=59502781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016013992A Active JP6636812B2 (ja) 2016-01-28 2016-01-28 半導体製造装置用部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6636812B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7042170B2 (ja) * 2018-06-22 2022-03-25 日本特殊陶業株式会社 シャワーヘッド用ガス分配体
JP7058580B2 (ja) * 2018-09-25 2022-04-22 日本特殊陶業株式会社 セラミックス部材の製造方法
WO2023105821A1 (ja) * 2021-12-06 2023-06-15 株式会社Kokusai Electric 天井ヒータ、半導体装置の製造方法、基板処理方法及び基板処理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09213455A (ja) * 1996-02-05 1997-08-15 Kyocera Corp ウエハ保持装置の給電構造
JP3447495B2 (ja) * 1996-12-26 2003-09-16 京セラ株式会社 ウエハ保持装置の給電構造
JP3297637B2 (ja) * 1998-01-30 2002-07-02 京セラ株式会社 ウエハ支持部材
JP3654142B2 (ja) * 2000-01-20 2005-06-02 住友電気工業株式会社 半導体製造装置用ガスシャワー体
JP2003040686A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Taiheiyo Cement Corp セラミック部品
JP5174582B2 (ja) * 2007-08-30 2013-04-03 日本碍子株式会社 接合構造体
TWI450353B (zh) * 2008-01-08 2014-08-21 Ngk Insulators Ltd A bonding structure and a semiconductor manufacturing apparatus
JP5331490B2 (ja) * 2008-01-08 2013-10-30 日本碍子株式会社 接合構造及び半導体製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017135260A (ja) 2017-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10354904B2 (en) Electrostatic chuck
JP6530333B2 (ja) 加熱部材及び静電チャック
US10347521B2 (en) Heating member, electrostatic chuck, and ceramic heater
US9589826B2 (en) Sample holder
JP6718318B2 (ja) 加熱部材及び静電チャック
JP2008153194A (ja) 加熱装置
JP6325424B2 (ja) 静電チャック
JP6636812B2 (ja) 半導体製造装置用部品
JP2015159232A (ja) 試料保持具およびこれを用いたプラズマエッチング装置
JP2018006737A (ja) 保持装置および保持装置の製造方法
CN107889289B (zh) 加热装置
JP6356598B2 (ja) 半導体製造装置用部品
JP5214414B2 (ja) 半導体製造装置用接続部及び半導体製造装置用接続部の形成方法
JP7050455B2 (ja) 静電チャックの製造方法
JP3746935B2 (ja) サセプタ及びその製造方法
JP3685962B2 (ja) サセプタ及びその製造方法
JP2010114351A (ja) 静電チャック装置
JP2005197391A (ja) プラズマ発生装置用電極埋設部材
JP2006344999A (ja) サセプタ及びその製造方法
JP6081858B2 (ja) ヒータ
JP5642722B2 (ja) 半導体製造装置用接続部及び半導体製造装置用接続部の形成方法
JP2005197393A (ja) プラズマ発生装置用電極埋設部材
JP2020004820A (ja) 試料保持具
JP6114215B2 (ja) 試料保持具
JP4069875B2 (ja) ウェハ保持部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6636812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150