JP6634438B2 - 打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法 - Google Patents

打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6634438B2
JP6634438B2 JP2017512370A JP2017512370A JP6634438B2 JP 6634438 B2 JP6634438 B2 JP 6634438B2 JP 2017512370 A JP2017512370 A JP 2017512370A JP 2017512370 A JP2017512370 A JP 2017512370A JP 6634438 B2 JP6634438 B2 JP 6634438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
plug
tablet press
compression roller
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017512370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017529242A (ja
Inventor
ヘーゲル,ヴァルター
Original Assignee
コルシュ アーゲー
コルシュ アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コルシュ アーゲー, コルシュ アーゲー filed Critical コルシュ アーゲー
Publication of JP2017529242A publication Critical patent/JP2017529242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6634438B2 publication Critical patent/JP6634438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/02Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
    • B30B11/08Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds carried by a turntable
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4282Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a serial bus, e.g. I2C bus, SPI bus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40052High-speed IEEE 1394 serial bus
    • H04L12/40078Bus configuration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、機械プロセッサを有する打錠機における圧縮ローラーカラム(column:塔)を識別するシステム及び方法に関する。このシステムは、受け側ソケット(receiving socket)及びプラグを備えるプラグイン接続を備え、このプラグは、少なくとも1つの組み込みコントローラーを有し、この1つのプラグイン接続によって、打錠機の機械プロセッサとプラグの組み込みコントローラーとの間でデータを交換することができ、プラグ及び受け側ソケットは、打錠機に配置され、プラグは、受け側ソケットに接続することができる。
従来技術では、圧縮ローラーカラムが用いられる打錠機又は回転式錠剤プレス機が説明されている。タイプに応じて、これらの圧縮ローラーカラムは、全く同じに見えることがあり、視覚的に区別することができない。したがって、異なる技術的特徴を有するが、外部から見ると同じに見える圧縮ローラーカラムであっても区別することができるように、従来技術では、様々な方法及びプロセスが説明されている。例えば、圧縮ローラーカラムは、異なる力を記録することができる異なる測定ピン、調整経路及び変位センサーによって異ならせることができる。従来技術では、圧縮ローラーカラムに設けられるコーディングが説明され、同じに見える圧縮ローラーカラムは、このコーディングを用いて区別することができる。これらのコーディングは、機械的な性質のものとすることもできるし、デジタル的な性質のものとすることもできる。例えば、圧縮ローラーカラムには、自明のマーキング又は連続したマーキングを設けることができる。連続したマーキングの場合に、圧縮ローラーカラムについての情報は、カラムに印刷しなければならない。データは、圧縮ローラーが構成される方法を検証するときに調べなければならないファイルに収容することもできる。
例えば、特許文献1には、打錠機の個々のサブアセンブリ及び/又はサブアセンブリの個々の部分を交換することができる回転式打錠機が開示されている。各サブアセンブリ又はサブアセンブリの個々の各部分は、送受信機ユニットによって読み取ることができる一意に識別可能なトランスポンダーを備える。そのようなトランスポンダーは、例えば、サブアセンブリ又はサブアセンブリの個々の部分に設けられるRFID(無線周波識別)センサーとすることができる。通常、送信機と受信機との間に電波が送信される。RFID技術は、したがって、電磁誘導の使用に基づいている。しかしながら、このプロセスでは、打錠機又は回転式錠剤プレス機の強磁性の構成要素に起因して、干渉信号又は干渉シンクが発生する可能性がある。したがって、打錠機又は回転式錠剤プレス機における任意の所望の箇所に送信機及び/又は受信機を配置することができるということは除外される。周囲の鉄質量体がRFIDセンサーの信号品質又は機能に可能な限り影響を与えないように、送信機及び受信機は、可能な限りに互いに接近して配置しなければならない。RFID技術のもう1つの不利点は、他の方法と比較して高コストがその使用に付随するということである。
送信機と受信機との間の電磁波の送信に起因して、例えば、圧縮ローラーカラムの識別データを送信することが可能である。その結果、圧力ローラーカラムに関する情報は、もはや圧縮ローラーカラムにのみ存在するのではなく、外部システムにも存在する。このため、そのようなシステムは、悪用又は改ざんを受ける可能性がある。
打錠機の構成要素又はサブアセンブリの配置及び動作のモニタリングであって、上記と同様にトランスポンダーに基づくモニタリングが、特許文献2に開示されている。書き込みヘッド又は読み取りヘッドとトランスポンダーとの間の通信の非接触式設計によって、個々のトランスデューサー、センサー又はスイッチの複雑な配線が回避されることになる。そのような複雑な配線は、各構成要素又は各サブアセンブリが書き込みヘッド又は読み取りヘッドに個々に接続される結果として生じる。
加えて、バーコード(ストリップコード)又はQR(クイックレスポンス)コードを圧縮ローラーカラムに設けることが可能である。このとき、コードを常にエラーなしで読み取ることができるように、圧縮ローラーカラムをこれらのコードタイプと関係させることは技術的に困難であった。バーコード技術及びQRコード商標技術はともに、明るい色の背景、通常は白色の背景と、特徴的な暗い色、特に黒色のストリップ又はパターンとの間の強い光学コントラストに基づいている。圧縮ローラーカラムに施されたコードは、損傷又は汚損を容易に受け、これによって、それらの機能は低下する。加えて、コードを施すことを圧縮ローラーカラムの製造プロセスに統合することは困難である。さらに、交換プロセス、作製プロセス又はクリーニングプロセス中にコードが圧縮ローラーカラムから分離することがないように、圧縮ローラーカラムへの固定は、十分に耐久性のあるものでなければならない。これは、特にウォッシュインプレイス(wash-in-place)機に当てはまる。
圧縮ローラーカラムが打錠機に組み込まれる前の圧縮ローラーカラムのコーディングの不利点は、コーディングが、圧縮ローラーカラムの全ての特徴的な特性を含むことができないということである。これは、例えば、測定ブリッジの感度に関係し、特に、機械の耐用寿命の間に変化するデータに関係している。加えて、コーディングを圧縮カラムに施すのに用いられる印刷インクは、剥離する可能性があり、おそらく製造される錠剤内に紛れ込む可能性がある。これは、優良製造規範(GMP)の違反となり、是非とも回避しなければならない。
コーディングがエッチングされる場合、圧縮ローラーカラムの表面処理の前にエッチングプロセスを行わなければならない。その結果、もはやその後の変更を行うことはできない。
特許文献3には、錠剤プレス機のカム支持部上に複数の制御カム要素を明確に位置決めする陥凹部及び突出部である機械式コーディング要素が開示されている。これらの機械式コーディング要素の不利点は、互いに係合する構成要素を高精度で製作しなければならないということであり、これは、特に、錠剤プレス機に発生する応力によって硬化物の使用が必要とされる場合に、技術的に困難である。その結果、構成要素は、歪む可能性があり、真っ直ぐにしなければならず、これは、構成要素の精度に影響を与える。
特許文献4には、識別及び/又は位置決めユニット並びに識別及び/又は位置決めデータを有する錠剤プレス機のストリッパーデバイスが開示されている。この文献では、ストリッパーデバイスは、少なくとも1つの識別及び/又は位置決めユニットから識別及び/又は位置決めデータを読み出すために、少なくとも1つの識別及び/又は位置決めユニットと通信するように設計された読み取り及び/又は書き込みユニットを備える。この通信を無線で行うことが提案されている。電磁波の送信に基づく無線通信に起因して、RFID技術に関して上述した不利点が発生する可能性がある。特に、鉄を含有し、このため、強磁性を有する構成部を錠剤プレス機に用いることによって、干渉が生じ、信号送信の遮蔽効果が生じる。
特許文献5には、錠剤を製造する設備を動作させる方法が記載されている。ローターパケット上に配置された記憶及び通信構成要素には、ロータータイプに適合したデータセットを記憶することができる。ロータータイプ又はその構成部は、回転式プレス機の動作中に回転を行うことが知られており、したがって、主として、回転式プレス機の回転可能な構成部の使用に備えて、無線通信手段が検討されている。しかしながら、有線通信手段がローターパケット上で用いられる場合、これは、回転式プレス機の扱いやすさに不利な影響を与える可能性があり、ケーブル布線を誤る可能性が存在する。
ドイツ実用新案登録出願公開第20 2005 017 516号 欧州特許出願公開第1 338 409号 ドイツ特許公開第10 2011 101 292号 ドイツ特許公開第10 2011 101 287号 国際公開第2012/152375号
この従来技術に基づいて、本発明の目的は、従来技術の不備及び不利点を有しない、打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステムを提供することである。特に、圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法は、打錠機の非回転構成部の形態で提供されるべきであり、構成要素の複雑なケーブル布線及び配線が回避され、電磁波の送信に基づくそのような通信手段の使用が不要にされる。なぜならば、そのような通信手段は、大きな鉄質量体又は鋼鉄質量体と関連して、干渉を非常に受けやすく、データ送信の高いエネルギー消費によって特徴付けられるからである。
この目的は、請求項1の特徴によって達成される。その場合、本発明によれば、本発明の第1の態様において、打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステムが提供されることになっている。本システムは、受け側ソケット及びプラグを備えるプラグイン接続を備え、プラグは、少なくとも1つの組み込みコントローラーを有し、打錠機の機械プロセッサとプラグの組み込みコントローラーとの間において1つのプラグイン接続によってデータを交換することができ、プラグ及び受け側ソケットは、打錠機に配置され、プラグは、受け側ソケットに接続することができることを特徴とする。
打錠機の視覚的に区別することができない圧縮ローラーカラムを区別することを可能にする、圧縮ローラーカラムを識別するシステムを提供することができることは全く驚くべきことであった。ここで、本発明によるシステムは、特に費用効果が高くかつ読み取りやすい解決策を表す。加えて、圧縮ローラーカラムの識別データを圧縮ローラーカラム内に保持することができる、圧縮ローラーカラムを識別するシステムを提供することが可能であることは全く驚くべきことであった。必要なときに、読み出しによって、正しい圧縮ローラーが存在し、正しい時刻に正しい箇所に配置されていることが保証される。本発明によれば、圧力ローラーカラムの識別を、単一のプラグイン接続を用いて実施することができ、それによって、種々の構成要素及び構成要素群の複雑なケーブル布線及び配線を効果的に回避することができることは特に驚くべきことであった。有利には、この単一のプラグイン接続によって、プラグにおける組み込みコントローラーと打錠機における機械プロセッサとの間で、データ及び/又は情報の交換が可能になる。本発明の意味において、「交換」とは、好ましくは、組み込みコントローラーと機械プロセッサとの間におけるデータ及び/又は情報の2方向送信を意味するものと理解される。
プラグは、その好ましくはモジュラー構成に起因して、好ましくは同義語としてプラグシステムとも呼ばれる。1つのプラグイン接続のみの使用によって、幾つかの驚くべき利点を有するプラグの選択が可能になる。すなわち、選択されたプラグ又は選択されたプラグシステムは、好ましくは、一方では、接触による信号の送信に用いられる。加えて、本発明のこの意味において、例えば、組み込みコントローラー、すなわちプロセッサ及び/又はメモリチップとの通信に必要とされる高感度低電流信号線をプラグに導入することが好ましいものとすることができる。他方で、プラグにおけるモーターの電流伝送用に驚くべきロバストな高電流接点を設けることが好ましいものとすることができる。
その上、プラグの別のモジュールでは、好ましくは変位センサー信号の送信に必要な追加のプラグ接点が設置されることが好ましい。
本発明の好ましい実施の形態では、プラグ及び受け側ソケットは、互いに対応するモジュールを備える。プラグ又はプラグシステムの好ましくはモジュラー構成によって、驚くべきことに、従来技術では幾つかの個々のプラグを用いることによって達成される複数の目的の達成が可能になる。例えば、変位センサーの高感度信号線、高電流線及び信号線、モーターの制御及びエネルギー伝送を、好ましくはモジュラー構成を有するプラグに統合することができることは特に驚くべきことであった。
プラグシステムは、論理回路基板、プロセッサ、メモリチップ、及び他の電子構成要素を備えることが好ましく、これらの構成要素を1つのプラグに統合することは、従来技術から逸脱したものである。特に、上述の構成要素を、従来技術において説明されているように、それら自身の別々のハウジングに収容する必要がないことは完全に驚くべきことであった。
驚くべきことに、本発明によるシステムの設計によって、圧縮ローラーカラムの1つのフィードのみを用いて種々の媒体を供給することができる。従来の打錠機では、これを行うのに複数のプラグイン接続が必要とされ、これは、既知のケーブル布線問題を引き起こす可能性がある。
本発明の好ましい実施の形態では、組み込みコントローラーは、プロセッサを備える。本発明の意味において、プロセッサは、好ましくは、特にコマンドによって他の機械及び/又は電気回路を制御する機械及び/又は電子回路を意味するものと理解される。例えば、このために、データ処理の分野からの方法を利用するプロセス及び/又はアルゴリズムを用いることができる。
本発明の別の好ましい実施の形態では、プロセッサは、データを読み込む少なくとも1つの入力と、データを出力する少なくとも1つの出力とを有する。その結果、有利には、データの読み込み及び読み出しが可能になり、それによって、組み込みコントローラーも、外部から自身に送信されたデータを出力することができる。本発明の意味において、この能力は、好ましくは、組み込みコントローラーのゲートウェイ特性と呼ばれ、組み込みコントローラーは、好ましくは、データを、例えば、変更及び/又は転送することができるという意味で、データを処理することが更に可能である。
プラグはプロセッサを備えることが好ましく、プラグのこのプロセッサは、打錠機の機械プロセッサと通信する。これによって、エラー感受性が低いデータの高速かつ確実な送信が可能になる。本発明の意味において、機械プロセッサは、好ましくは、コマンド及び/又はソフトウェアプログラム製品を実行することができる打錠機の中央処理ユニットである。本発明の意味において、好ましくは組み込みコントローラーを形成するとともに本発明によるプラグイン接続のプラグに配置されたプロセッサは、打錠機の機械プロセッサでないことが特に有利である。これに対して、それらのプロセッサは、互いに独立し、システムの異なる箇所に配置されて存在する2つの異なるシステム構成要素であることが好ましい。
本発明の別の好ましい設計では、データは、プラグに配置されたプロセッサによって評価される。プロセッサは、本発明によるシステムの個々の参加構成要素を識別し、データの読み込み及び/又は読み出しを行うことが好ましい。加えて、高次平面のデータは、例えば、ラップアッパー(wrap-upper)によって集約される。有利には、システムの参加構成要素の数はほぼ無制限である。本発明による方法は、有利には、圧縮ローラーカラムをコーディングすることに適しているだけでなく、打錠機の他の構成部のコーディングにも用いることができる。
本発明の意味において、「ラップアッパー」という用語は、好ましくは、収集サイト又は集約ユニットとして機能するシステムを表す。好ましくは、ラップアッパーは、本発明によるシステムの個々の参加構成要素の好ましくは関係のあるデータを集約し、例えばバスシステムによって中央データ処理システムにこのデータを利用可能にする。本発明の意味において、ラップアッパーは、例えば「データコレクター」と呼ぶこともできる。ラップアッパーは、中央に、すなわち、例えば個々の打錠機エリアの近くに配置することができることが好ましい。有利には、これによって、ラップアッパー上において、参加構成要素を任意のトポロジーで、すなわち、例えばリング及び/又はスターの形態で有線接続し、そこから1つのみのシステムを用いてメインコンピューターに接続することが可能になる。その結果、多くの時間を要するケーブル布線は、驚くべきほど削減される。その上、ラップアッパーの好ましい使用によって、好ましくはデータを集約する第1の論理演算サイトも設けることができることは完全に驚くべきことであった。
一方、本発明の別の好ましい実施の形態では、組み込みコントローラーは、プロセッサ及び/又はメモリチップを備えることを好ましいものとすることができる。メモリチップは、本発明の意味において、好ましくは複数のメモリセルからなることができるとともに集積することができる好ましくは回路である。メモリチップは、本発明の意味において、特に、データを記憶するのに用いられる。メモリチップは、圧縮ローラーカラムにおけるプラグに存在することが好ましい。その結果、空間が節約され、打錠機の空間節約設計及びコスト節約設計が可能になる。
本発明の別の好ましい実施の形態では、プラグのメモリチップは、特に、圧縮ローラーカラム又は打錠機の他の構成要素、すなわち、ローター、充填カム(filling cam)若しくは投薬カム(dosing cam)、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューの識別及び特徴付けデータ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーカラムを特徴付けるデータ、測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択されたデータを記憶し及び/又は用いる。
本発明の別の好ましい実施の形態では、メモリチップに記憶されたデータは、特に、圧縮ローラーカラム又は打錠機の他の構成要素の識別データ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーステーションの特徴付けのデータ、測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択される。
打錠機の他の構成要素は、好ましくは、ローター、充填カム若しくは投薬カム、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューとすることができる。圧縮ローラーカラムを特徴付けるデータは、例えば、メモリチップから読み出され、変更がある場合には、メモリチップに再び書き込まれる。コンピューター上の記憶装置は、有利には必要とされない。本発明による方法によって、視覚的に同一の圧縮ローラーカラムの識別を、上述のデータの使用によって達成することができることは全く驚くべきことであった。
本発明の別の好ましい実施の形態では、プラグイン接続は、データを集約及び/又は準備するラップアッパーを備える。さらに、データは、圧縮ローラーカラム又は本発明によるシステムの他の参加構成要素からラップアッパーに送信されると好ましい。ラップアッパーは、特に打錠機の機械プロセッサにおけるデータを更に処理及び/又は評価及び/又はディスプレイ上に出力することができるように、データを集約及び/又は準備することが好ましい。
本発明の別の好ましい実施の形態では、ラップアッパーは、圧縮ローラーカラムの外部及び/又は打錠機内に配置されている。その結果、このラップアッパーは、特に容易にアクセス可能であり、特に簡単かつ迅速にメンテナンス、クリーニング又は交換することができる。
本発明によるシステムは、モジュラー構成打錠機の構成要素であると好ましい。そのような打錠機では、圧縮ローラーステーションは、有利には、機械の構成に応じて異なる箇所に配置することができる。好ましくは、これらの機械の構成は、多層(単層、2層、3層)錠剤及び被覆コア錠剤の製造を含む。
多層錠剤は、本発明の意味において、好ましくは、錠剤を形成するのに異なるプレス材料の幾つかの層がプレスされている錠剤である。好ましくは、これらの異なるプレス材料は、異なる有効成分を含有し、これらの有効成分は、それらの化学的構成及び/又は機械的構成に起因して、及び/又は異なる摂取行動に起因して、任意選択で異なる支持材料とともに、錠剤内で異なる層において利用可能にされなければならない。有利には、全ての層は、異なるプレス材料から作製される。しかしながら、2つ以上の層が同じ材料から作製され、異なる中間層が2つの同一の層の間にプレスされることも好ましいものとすることができる。
被覆コア錠剤は、本発明の意味において、好ましくは、インレーが錠剤の内部にプレスされている錠剤である。そのようなインレーは、好ましくは錠剤コアとも呼ばれる。チップ及び/又はフィルムが情報支援として用いられており、及び/又はコアが、錠剤の基部材料と異なる担体材料及び/又は有効成分から作製されていると好ましい。
圧縮ローラーカラムの位置は、好ましくは、停止され、ボルトによって堅固に保持される。その上、ボルトが緩められ、圧搾空気にさらされると、エアクッションが形成され、このエアクッションによって、圧縮ローラーカラムを別の箇所に配置することができることが好ましい。圧縮ローラーカラムは、有利には、異なる作業については異なって設計することができる。したがって、圧縮カラムの構成及び設計を検出する必要があるが、これは、本発明によるシステムによって驚くほど簡単かつ確実に確保することができる。
上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーの調整用のモーターは、好ましくは、ダイテーブルに対して圧縮ローラーを位置決めする位置決定システムを含む。有利には、上側圧縮ローラーボルト及び下側圧縮ローラーボルトはともに、錠剤の変形に必要なプレス力を得るために器具に取り付けることができる。上側圧縮ローラーの位置は、好ましくは、挿入深さモーターによって設定され、下側圧縮ローラーの位置は、好ましくは、バンド高さ(band height)モーターによって設定される。
挿入深さモーターによって、ダイにおける上側プレスポンチの挿入深さを設定することができることが好ましい。下側調整ドライブを用いて、好ましくは、生成される錠剤のバンド高さが調節される。ダイプレートのダイにおいて、回転式プレス機の上側ポンチ及び下側ポンチは、これらのポンチの間に配置されたプレスされる粉末材料から錠剤がプレスされるように、好ましくは同時に動作する。上側ポンチの下側面及び下側ポンチの上側面は、ここでは、通常、ポンチ間に中空キャビティが存在するように成形されている。この中空キャビティの形状は、錠剤の形状に実質的に対応する。ここで、上側ポンチ及び下側ポンチは、好ましくは、圧縮プロセス中に接触しないように形成されている。高プレス力に起因して、圧縮器具は、結果として損傷を受ける可能性がある。そのようにならないように、プレスされる粉末材料は、ポンチの間に配置されることになっている。
通常、錠剤は、周辺部よりの中心エリアのほうが大きな厚みを有する。この厚みは、周辺部に向かって減少することがあるが、ゼロの値を想定していない。ゼロの値は、上側ポンチ及び下側ポンチの望ましくない接触に相当する。このように、錠剤は、好ましくは、それらの周辺部において、好ましくはバンド高さ又は錠剤の高さとそれぞれ呼ばれる厚みを有する。このバンド高さ又は錠剤の高さはそれぞれ、本発明の好ましい実施の形態では、バンド高さモーターによって設定される。
本発明の別の利点は、RFID技術とは異なり、プラグイン接続の使用によって、書き込み及び読み取りヘッドが必要とされないということにある。逆に、幾つかの参加構成要素のための1つの読み取りユニットしか必要とされない。これによって、本発明によるシステムのコスト効率のよい作製及びリソースの節約が可能になる。加えて、システムが単純であることによって、従来技術において知られているコーディングシステムと比較して、圧縮ローラーカラムのコーディングの妨害感受性(susceptibility)が低減される。
加えて、本出願のコーディングシステムは、既存のプラグハウジングに収容される。これを越えるシステムの保護基盤は、有利には必要とされない。本発明は、このように、従来のコーディングタイプと比較して、打錠機の既存の構成要素内で、簡単で費用効果が高い統合を用いて技術的利点を組み合わせ、その結果、その容積利用率は向上し、空間及び運搬コストが節約される。これは、錠剤プレス機の場合に特に重要である。なぜならば、多くの構成要素をプレス機内に収容しなければならないからである。
その上、コーディングデバイスをプラグハウジング内に統合することによって、データ改ざんに対する保護の向上が確保される。電磁波によるデータ送信の場合と異なり、本ケースでは、データが故意に改ざんされる場合、基盤をそれぞれ改ざん又は破壊することが必要である。その結果、そのような改ざんは、より容易に検出して訂正することができる。加えて、発見のリスク増大自体が抑止動作を有する。改ざん防止設計は、有利には、米国保健福祉省の米国食品医薬品局(FDA)の要件に対応している。
別の好ましい実施の形態では、本発明は、メモリチップが、特に、圧縮ローラーカラム又は打錠機の他の構成要素の識別データ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーステーションの特徴付けのデータ、測定箇所の数及びタイプに関するデータ、調整経路に関するデータ、例えばタイプ及び設計等の用いられる変位センサー及びセンサーのデータからなる群から選択されたデータを記憶し、用いるシステムに関する。これらの打錠機の他の構成要素は、ローター、充填カム若しくは投薬カム、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューを含む。その結果、このメモリチップでは、有利には、視覚的に同一の圧縮ローラーカラムを区別することができるデータがそれぞれ記憶されて用いられ、有利には圧縮ローラーカラムを識別するための、処方箋に含まれて用いられるデータが記憶されて用いられる。
RFID技術の不利点は、追加の特徴を実施することがほとんどできないということである。柔軟性は、メモリサイズの選択と、データが読み取り可能及び/又は書き込み可能であるべきか否かの決定とに限られている。一方、本発明によるシステムを用いることによって、驚くべきことに、論理に関係する機能であって、打錠機制御の機械プロセッサによってトリガーされないが、現場で直接処理される機能を記憶することが可能である。これは、高速なプロセスが実行されるときに特に有利である。本発明によるシステムの追加の利点は、このシステムが、所望のとおりに構成可能とすることができるとともに、更なる特徴を追加するために複雑でない方法で迅速に拡張することができる開放型の識別システムであるということである。例えば、このように、履歴の変更を記憶することができる。有利には、本発明によるシステムは、RFID技術と異なり、無制限な方法による任意のデータ及びデータ構造体のセットアップを可能にする。このシステムは、開放型であり、有利には、打錠機の他の構成要素のコーディングにも用いることができる。
さらに、プラグは、打錠機の受け側ソケットによって収容されることが好ましい。本発明の目的は、本発明によるプラグ及び受け側ソケットを備える単一のプラグイン接続によって達成することができるということは完全に驚くべきことであった。これは、特に、各構成要素を、例えばトランスポンダーとともに個別に提供しなければならないことが前提とされた従来技術からの逸脱を表す。このように、圧縮ローラーカラムと打錠機との間のインターフェースは、有利には、圧縮ローラーカラムを打錠機から分離することができ及び/又は打錠機に接続することができる所定のインターフェースである。
本発明の別の好ましい実施の形態では、プラグ及び受け側ソケットは、相互に対応するモジュールを備える。本発明の意味において、プラグ及び受け側ソケットは、好ましくは、モジュラー構造を有するといわれる。例えば、本発明に従って提供される可変のプラグソケットシステムは、有利には、プラグが種々の媒体の接続を備えるように選択することができる。その結果、例えば、同じプラグシステムを介して電流だけでなく圧搾空気の供給を行うことが可能である。モジュールは、例えば、信号線、高電流接点、又はデータ送信手段を備えると特に好ましい。本発明の意味において、「対応する」という用語は、好ましくは、打錠機の動作中の通常の応力に持ちこたえる接続がプラグと受け側ソケットとの間に確立されるように、プラグのモジュールが有利には受け側ソケットのモジュールとインタラクトすることを意味するものと理解される。モジュールの外形、特にモジュールの外部形式の形状が互いに調整されると特に好ましい。有利には、プラグ及び受け側ソケットのモジュラータイプ設計によって、高度なユーザーの利便性だけでなく打錠機の種々のユーザーのニーズに対する大きな適合性が可能になる。
柔軟なシステムは、有利には、非常に多くの電気的要件を満たす。これには、小さな空間における多くの接点の存在、高周波放射からの遮蔽、例えばイーサネット商標及びBNC(高周波に用いられる同軸プラグコネクター)用のインターフェースプラグの存在、高電流接点の存在、特殊な電磁応用、例えば特殊なBUSプラグ又はUSB接続の解決策、及び個々の回路基板の設置が含まれる。BUS(バイナリーユニットシステム)は、複数の参加構成要素間でデータを送信する双方向データ送信システムであり、個々の参加構成要素は、他の参加構成要素間のデータ送信には参加しない。USB接続(ユニバーサルバスシステム)は、コンピューターを外部の装置に接続するBUSシステムである。有利には、BUSシステムはシリアルに機能し、データパケットの個々の部分は順次送信される。その結果、高い送信レートが達成される。これらの列挙された接続の使いやすさによって、本発明によるシステムの非常に汎用的な適用範囲が得られる。
更なる態様では、本発明は、機械プロセッサを有する打錠機によって圧縮ローラーカラムを識別する方法であって、以下のステップ、すなわち、
a)受け側ソケット及びプラグを備えるプラグイン接続を設けるステップであって、このプラグは少なくとも1つの組み込みコントローラーを有するステップと、
b)プラグの組み込みコントローラーにデータを記憶するステップであって、このデータは、特に、圧縮ローラーカラム又は打錠機の他の構成要素、すなわち、ローター、充填カム及び投薬カム、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューの識別及び特徴付けデータ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーカラムの特徴付けのデータ、測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択されるステップと、
c)打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置に比較データを記憶するステップであって、打錠機の機械プロセッサにおける比較データは、プラグの組み込みコントローラーに記憶されたデータに対応するステップと、
d)打錠機の機械プロセッサとプラグの組み込みコントローラーとの間で1つのプラグイン接続によってデータを交換するステップと、
e)プラグの組み込みコントローラーのデータと、打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置の比較データとの比較に基づいて、打錠機の圧縮ローラーカラムを識別するステップと、
を含む、方法に関する。
有利には、本発明による方法は、プラグの組み込みコントローラーにデータを記憶することを含む。本発明の意味において、これは、特に、プロセッサ、又はプロセッサ及び/又は記憶メモリチップにデータを記憶することを意味するものと理解される。プラグの組み込みコントローラーに記憶されるデータは、圧縮ローラーカラム又は打錠機の他の構成要素、すなわち、ローター、充填カム及び投薬カム、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューの識別及び特徴付けデータ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーカラムの特徴付けのデータ、測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択されると好ましい。
さらに、好ましくは、比較データが、打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置に記憶されることになっている。本発明の意味において、比較データは、打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置に記憶することができるとともに、プラグの組み込みコントローラーに記憶されたデータの比較を可能にするデータである。この比較は、例えば、用いられる圧縮ローラーカラムのタイプが、提供される錠剤タイプの製造に適しているか否か、及び/又は圧縮ローラーカラムが、打錠機に正しく配置、固定及び/又は接続されているか否かを確かめるのに用いられる。正しいアセンブリと、どの圧縮ローラーカラムタイプがどの錠剤タイプの製造に適しているのかという質問とに関するデータは、例えば、構成プラン及び/又は処方箋の形態で利用可能とすることができ、本発明の意味において、これは、好ましくは比較データと呼ばれる。
本発明の意味において、「診断装置」という用語は、「ラップアッパー」及び/又はデータの通信及び表示用のコンピュータープログラム製品を有する打錠機のメインコンピューターを必要とすることなく、組み込みコントローラーと打錠機との間で好ましくは直接接続をセットアップすることができるデバイスを示す。この接続を介して、特に、データを読み取ることができることが好ましい。例えば、このデータ読み取りプロセスは、有利には、圧縮ローラーカラムが、打錠機の外部で修理及び/又はメンテナンス中であり、その基盤が利用可能でないときに行うことができる。驚くべきことに、このように、本発明によるシステムはパラメーター化することもできる。すなわち、本発明によるシステムには、新たなデータ及び/又は拡張されたデータを供給することができる。圧縮ローラーカラムの機能の検証、又は本発明によるシステムが打錠機になければ検出されなかったであろうエラーが存在し得るか否かについての検証に診断装置を用いることが好ましい。特に、診断装置の使用によって、打錠機の圧縮ローラーカラムの驚くべき迅速かつ効率的な修理、メンテナンス及び/又は初期化が可能になる。
その上、打錠機の機械プロセッサにおける比較データは、プラグの組み込みコントローラーに記憶されたデータに対応することが好ましい。本発明の意味において、「対応する」という用語は、好ましくは、プラグの組み込みコントローラーに存在するデータと打錠機の機械プロセッサに存在する比較データとの間に一致があることを意味するものと理解され、これらのデータの一致は、例えば、本発明によるシステムによる錠剤の製造の動作の遊び(operational clearance)をもたらすことができる。
打錠機の機械プロセッサとプラグの組み込みコントローラーとの間のデータ交換を用いるデータ比較は、プラグイン接続によって行われることが特に好ましい。これに関連して、データ送信は、電磁放射に基づくのではなく、接触又は有線によって行われることが特に好ましい。有利には、打錠機の圧縮ローラーカラムの識別は、プラグの組み込みコントローラーのデータと打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置の比較データとの比較によって行われる。
本発明による方法は、驚くべき改ざん防止性を有する解決策を表し、特に、試験では、従来技術において知られているUSBプロトコルとのUSBインターフェースよりも明らかにセキュアであることが示されている。USB技術を用いることの不利点は、各参加構成要素が利用可能な個別のUSBポート、すなわちインターフェースを有する場合にしかUSB技術を用いることができないということである。有利には、本発明による識別システムにおいて用いられる記憶プロセッサ媒体は、共通バスシステムを介して接続される。加えて、本発明による方法は、驚くべきことに、ポート割り当てを可能にする。
本発明の別の好ましい設計では、プラグの組み込みコントローラーにおけるデータと、打錠機の機械プロセッサ及び/又は診断装置における比較データとは、変更することができる。幾つかの用途について、変更されたデータを送信し、比較し、及び/又はメモリチップ及び/又はプロセッサに記憶することを好ましいものとすることができる。これは、圧縮カラム又は打錠機の別の構成要素の耐用寿命の間に変化する非静的データの場合に特に有利である。
その上、データは、圧縮ローラーカラム及び/又は他の参加構成要素から、圧縮ローラーカラムの外部及び/又は打錠機内に配置されたラップアッパーに送信されると好ましい。このラップアッパーは、有利には、受信されたデータを集約し、打錠機の機械プロセッサにおいてデータを更に処理し、評価し、及び/又はディスプレイに出力することができるように準備する。一方、ラップアッパーは機械制御の一部であることも好ましいものとすることができる。
本発明の別の好ましい設計では、プラグ接続によって交換されるデータは、ラップアッパーによって集約され、及び/又は処理される。これは、本発明による方法をそれによってより効率的に実行することができ、効果的なデータ管理を保証することができるので、特に有利である。本発明の意味において、「データ管理」という用語は、処理される可能性のあるデータの個々の部分量又は全てのデータが記憶媒体、例えば、メモリチップ、プロセッサ及び/又は機械プロセッサに既に記憶されている否かを判断するために、処理されるデータの量が検証されることを意味するものと理解される。本発明によるシステムのユーザーは、このように、データの意図しない上書き及び/又は破壊から特に効果的に保護される。加えて、本発明の意味におけるデータ管理によって、有利には、データセットが例えば有効であるのか又は期限切れであるのかについての確認が可能になる。
本発明の意味において、プラグの組み込みコントローラーのデータは、打錠機の機械プロセッサに転送される前に、集約及び/又は準備のためにラップアッパーに送信されることが特に好ましい。試験では、この処理方法が、本発明の意味における効率的なデータ管理への大幅な寄与を表すことが示されている。
本発明の別の好ましい実施の形態では、打錠機の機械プロセッサは、USBプロトコルを介してプラグの組み込みコントローラーと通信する。USBプロトコルの使用は、特にユーザーフレンドリーであることが示されてきた。USBプロトコルの使用は、一般に普及しており、高いユーザーアクセプタンスと、有利にはデータフォーマット及び通信手段の高い互換性とが保証される。
本発明の別の好ましい実施の形態では、打錠機の機械プロセッサは、特に、イーサネット、プロフィバス(Profibus)、フィールドバス、CANバスからなる群から選択された通信システムを介してプラグの組み込みコントローラーと通信する。BUSシステムを用いることによって、1つの読み取りシステムを用いて、幾つかの圧縮ローラーカラムを識別することができることが保証される。各圧縮ローラーカラムは、その特徴的な識別データによって一意である。幾つかの圧縮ローラーカラムが打錠機に存在する場合であっても、1つの読み取りシステムしか必要とされない。この単一の読み取りシステムを用いて、複数の情報片を同時に読み取ることができる。
有利には、本発明による方法は、メモリ及びプロセッサを互いに適合させることができる開放型のコーディングシステムを用いる。制御コンピューターによって処理される必要がない機能が記憶されていることが好ましい。それによって、タスクの高速かつ個別の処理が可能である。或る特定の時間指定及び/又は内容に関連した指定に基づいて自動的に実行される機能をアクティブ化することができることが有利である。
更なる有利な手段は、残りの従属請求項に記載されている。本発明は、実施形態例及び以下の図に関してより詳細に説明される。
本発明による方法の概略図である。 圧縮ローラーカラムの概略側面図である。 4つの自由に構成可能なモジュールの一例示的な図を有するソケットの上面図である。 装備されたプラグの一例の側面図である。
図1は、請求項4に従った本発明による方法の概略図を示している。したがって、本発明は、打錠機によって圧縮ローラーカラムを識別する方法に関する。本プロセスでは、圧縮ローラーカラム12を識別する本発明によるシステムを用いて、データがメモリチップに記憶されている。このメモリチップは、受け側ソケットとともに本発明によるシステムを形成するプラグ24に配置されている。このモジュラー構成プラグ24は、プロセッサも備えることができる。データは、圧縮ローラーカラム12の識別データ、打錠機の他の構成要素、すなわちローター、充填カム若しくは投薬カム、錠剤ストリッパー及び/又はフィードシューの識別データ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、圧縮ローラーステーションを特徴付けるデータ、測定箇所の数及びタイプ、調整経路並びに変位センサーに関するデータである。データは、圧縮ローラーカラム12及び打錠機の他の構成要素の双方から取得することができることになっている。このデータに関して、変更が生じた場合、この変更されたデータは、任意選択で圧縮ローラーカラム12又は打錠機の他の構成要素からメモリチップに送信してメモリチップに記憶することができる。これによって、本発明による方法の特に柔軟な使いやすさが得られる。
データは、BUSシステムによって圧縮ローラーカラム12からラップアッパーに送信される。ラップアッパーは、打錠機において圧縮ローラーカラム12の外部に配置されている。ラップアッパーは、データを集約し、データを準備する。データは、圧縮ローラーカラム12を識別するために打錠機によって用いられる。これは、打錠機及び/又は診断装置によるメモリチップの読み出しによって行われる。評価の結果は、ディスプレイを介して出力することができる。データは、モジュラー構成プラグ24に配置されたプロセッサによって評価され、及び/又は打錠機のメインモニターに出力されることも好ましいものとすることができる。
打錠機は、USBプロトコルを介してプラグ24と通信する機械プロセッサを備える。この機械プロセッサは、別の通信システムを介してプラグ24と通信することも好ましい。イーサネット、プロフィバス、フィールドバス及び/又はCANバス等の通信システムを用いることを検討することができる。本発明の意味において、機械プロセッサは、プレス機プロセッサとも呼ばれる。
図2は、圧縮ローラーカラムの概略側面図を示している。打錠機は、上側圧縮ローラー14及び下側圧縮ローラー16を備える。上側圧縮ローラー14の位置は、挿入深さモーター18によって変化させることができる。それによって、上側プレスポンチが、粉末状の錠剤材料を圧縮するためにダイプレートの開口部内に貫入する深さを調節することが可能である。上側圧縮ローラー14の位置を制御するために、打錠機は変位センサー22を備える。これらの変位センサー22は、例えば、誘導変位センサーとして設計することができる。下側圧縮ローラー16の位置は、バンド高さモーター20によって調節される。ここでも、変位センサー22が用いられる。バンドは、圧縮器具が圧縮プロセス中に互いに接触しないように、製造に必要な側面図における錠剤の中心エリアを表す。これは、圧縮器具に起こる可能性があるかなりの損傷を表す。プレス力は、圧縮ローラー14、16の軸に適用される歪みゲージA及びBによって得られる。
圧縮ローラー14、16が、圧縮ローラーカラム12ではなく、打錠機の別個の構成要素に配置されているとき、騒音公害が発生する可能性がある。さらに、2つの圧縮ローラー14、16は、錠剤製造中、互いに離れていく傾向がある。すなわち、上側圧縮ローラー14は、上方に移動する傾向がある一方、下側圧縮ローラー16は下方に移動する傾向がある。この結果、非常に大きな力が、打錠機全体及びそのハウジングに印加される。これらの問題は、1つ又は複数の圧縮ローラーカラム12を用いることによって取り除かれる。なぜならば、これらの力は、圧縮ローラーカラム12と、打錠機12が配置されている打錠機台とを介して放散させることができるからである。
従来、錠剤、錠剤形状及び錠剤タイプ(単層錠剤、2層錠剤、多層錠剤又はインレーコア錠剤)が異なる場合、異なる圧縮ローラーカラム12が用いられる。一般に、それらの異なる圧縮ローラーカラムは、外部は互いに異なっていないが、それらの内部構成及び用いられる圧縮ローラー14、16が異なるだけでなく、力伝達も異なる。これらの外面的に区別することができない圧縮ローラーカラム12の識別を可能にするとともに、打錠機の正しい箇所への圧縮ローラーカラム12の正しい設置を確保するために、異なる圧縮ローラーカラム12を互いに確実かつ容易に区別することを可能にする手段を提供することが必要である。この技術的要件は、本発明によるシステム及び本発明による方法によって達成される。
図3は、4つの自由に構成可能なモジュール26、28、30、42の一例示的な図を有する、本発明によるシステムの構成部としてのソケット23の上面図を示している。ソケット23のモジュラータイプ構成は、図3に明瞭に見て取ることができる。図3は、ソケット23の一例示的な装備も示している。例えば、信号線用の通常のモジュール26、高電流接点用のモジュール28、及びデータ送信用のモジュール30が、このソケット23に配置されている。信号線用のモジュール26は、例えば、変位センサー又は歪みゲージとすることができる。高電流接点用のモジュール28は、例えば、モーターを制御するように設計されている。本発明に関して、モジュラータイプソケット23は、図3の実施形態例に限定されるものではなく、逆に、示された形式又は他の任意の形式で配置することができる追加のモジュールを備えることができる。
図4は、装備されたプラグ24の一例の側面図を示している。例えば、4つのモジュール26、28、30、42を見て取ることができる。信号線用のモジュール26及びデータ送信用のモジュール30には、接点32が設けられている。これらの接点は、モジュラー構成プラグ24と受け側ソケットとの間の接触を確立するのに用いられる。データ送信用のモジュール30は、回路基板40を更に備える。受け側ソケットでの確実な保持を確保するために、モジュラー構成プラグ24は固定ネジ34を備える。これらの固定ネジによって、受け側ソケットに存在するモジュラー構成プラグ24は、打錠機に一層堅固にネジ留めすることができる。圧縮ローラーカラムへの接続は、ライン又はチューブ38によって確立される。その上、モジュラー構成プラグ24は、ケーブル配線空間36を備える。
12 圧縮ローラーカラム
14 上側圧縮ローラー
16 下側圧縮ローラー
18 挿入深さモーター
20 バンド高さモーター
22 圧縮ローラー用の変位センサー
A 適用された歪みゲージを有する上側圧縮ローラー軸
B 適用された歪みゲージを有する下側圧縮ローラー
23 モジュール例を有するモジュラー構成ソケット
24 モジュール例を有するモジュラー構成プラグ
26 信号線(例えば、変位センサー又は歪みゲージ)用の通常のモジュール
28 高電流接点用(例えば、モーターの制御用)のモジュール
30 データ送信用のモジュール
32 接点
34 固定ネジ
36 ケーブル配線空間
38 圧縮ローラーカラムのライン又はチューブ
40 回路基板
42 空のモジュール

Claims (10)

  1. 機械プロセッサを有する打錠機(10)における圧縮ローラーカラム(12)を識別するシステムであって、
    該システムは、受け側ソケット(23)及びプラグ(24)を備えるプラグイン接続を備え、前記プラグ(24)は、少なくとも1つの組み込みコントローラーを有し、前記打錠機(10)の前記機械プロセッサと前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーとの間において前記1つのプラグイン接続によってデータを交換することができ、前記プラグ(24)及び前記受け側ソケット(23)は、前記打錠機(10)に配置され、前記プラグ(24)は、前記受け側ソケット(23)に接続することができ
    前記プラグ(24)及び前記受け側ソケット(23)は、互いに対応する、信号線用のモジュール(26)、高電流接点用のモジュール(28)及びデータ送信用のモジュール(30)を含むモジュール(26、28、30)を備え、及び
    前記組み込みコントローラーは、プロセッサ及びメモリチップを備え;
    前記プラグ(24)のメモリチップは、圧縮ローラーカラム(12)の識別及び特徴付けデータ又はローター、充填カム及び投薬カム、錠剤ストリッパー及び/若しくはフィードシュー(44)を含む前記打錠機(10)の他の構成要素の識別及び特徴付けデータ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、前記圧縮ローラーカラム(12)の特徴付けのデータ、前記測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択されたデータを記憶し、用い;及び前記データは、前記プラグ(24)において前記プロセッサによって評価されることを特徴とする、システム。
  2. 前記プラグイン接続は、前記データを集約及び/又は準備するラップアッパーを備えることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ラップアッパーは、前記圧縮ローラーカラム(12)の外部及び/又は前記打錠機(10)内に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記プロセッサは、前記データを読み込む少なくとも1つの入力と、前記データを出力する少なくとも1つの出力とを有することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  5. 機械プロセッサを有する打錠機(10)によって圧縮ローラーカラム(12)を識別する方法であって、以下のステップ
    a)受け側ソケット(23)及びプラグ(24)を備えるプラグイン接続を設けるステップであって、前記プラグ(24)及び前記受け側ソケット(23)は、互いに対応する、信号線用のモジュール(26)、高電流接点用のモジュール(28)及びデータ送信用のモジュール(30)を含むモジュール(26、28、30)を備え、及び該プラグ(24)は少なくとも1つの組み込みコントローラーを有し、前記組み込みコントローラーは、プロセッサ及びメモリチップを備えるステップと、
    b)前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーにデータを記憶するステップであって、該データは、圧縮ローラーカラム(12)の識別及び特徴付けデータ又はローター、充填カム及び投薬カム、錠剤ストリッパー及び/若しくはフィードシュー(44)を含む前記打錠機(10)の他の構成要素の識別及び特徴付けデータ、測定箇所の感度に関するデータ、較正データ、前記圧縮ローラーカラム(12)の特徴付けのデータ、前記測定箇所の数及びタイプ、調整経路、変位センサー並びにセンサーに関するデータからなる群から選択されるステップと、
    c)前記打錠機(10)の前記機械プロセッサ及び/又は診断装置に比較データを記憶するステップであって、前記打錠機(10)の前記機械プロセッサにおける該比較データは、前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーに記憶された前記データに対応するステップと、
    d)前記打錠機(10)の前記機械プロセッサと前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーとの間で前記1つのプラグイン接続によってデータを交換するステップと、
    e)前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーの前記データと、前記打錠機(10)の前記機械プロセッサ及び/又は前記診断装置の前記比較データとの比較に基づいて、前記打錠機(10)の前記圧縮ローラーカラム(12)を識別するステップと、
    を含み、
    前記データは、前記プラグ(24)において前記プロセッサによって評価される、方法。
  6. 前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーにおける前記データと、前記打錠機(10)の前記機械プロセッサ及び/又は前記診断装置における前記比較データとは、変更することができることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つのプラグイン接続によって交換される前記データは、ラップアッパーによって集約され、及び/又は処理されることを特徴とする、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーの前記データは、前記打錠機(10)の前記機械プロセッサに転送される前に、前記集約及び/又は準備のために前記ラップアッパーに送信されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記打錠機(10)の前記機械プロセッサは、USBプロトコルを介して前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーと通信することを特徴とする、請求項58のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記打錠機(10)の前記機械プロセッサは、イーサネット、プロフィバス、フィールドバス、CANバスからなる群から選択された通信システムを介して前記プラグ(24)の前記組み込みコントローラーと通信することを特徴とする、請求項59のいずれか1項に記載の方法。
JP2017512370A 2014-09-23 2015-09-23 打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法 Active JP6634438B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14185958 2014-09-23
EP14185958.7 2014-09-23
PCT/EP2015/071902 WO2016046280A1 (de) 2014-09-23 2015-09-23 System und verfahren zur identifikation einer druckrollensäule in einer tablettiermaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017529242A JP2017529242A (ja) 2017-10-05
JP6634438B2 true JP6634438B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=51582322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017512370A Active JP6634438B2 (ja) 2014-09-23 2015-09-23 打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10654237B2 (ja)
EP (1) EP3197671B1 (ja)
JP (1) JP6634438B2 (ja)
KR (2) KR102192832B1 (ja)
PL (1) PL3197671T3 (ja)
WO (1) WO2016046280A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112134772B (zh) * 2020-09-09 2021-07-09 中国科学院地质与地球物理研究所 一种基于单线的传输数据方法及设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9306361D0 (en) * 1993-03-26 1993-05-19 Holland Limited I Improvements in or relating to tool identification
DE19806237B4 (de) 1998-02-16 2005-05-25 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg Transportables EDV-System zur Kommunikation mit mindestens einem zweiten EDV-Sysytem
JP3820943B2 (ja) * 2001-09-05 2006-09-13 富士通株式会社 電子機器のアダプタ、電子機器の管理装置及び該電子機器に給電を行うコンセント
DE10207764B4 (de) 2002-02-23 2005-11-17 Wilhelm Fette Gmbh Verfahren zur Kontrolle der Montage von Einzelkomponenten und/oder Baugruppen einer Tablettiermaschine
US7580771B2 (en) * 2004-10-19 2009-08-25 Husky Injection Molding Systems Ltd. Intelligent molding environment and method of configuring a molding system
DE202005017516U1 (de) * 2005-11-04 2006-01-05 Korsch Ag Rundläufer-Tablettiermaschine
US7647131B1 (en) * 2006-03-09 2010-01-12 Rockwell Automation Technologies, Inc. Dynamic determination of sampling rates
ES2613928T3 (es) * 2006-05-15 2017-05-29 Gea Process Engineering Nv Procedimiento para controlar una prensa de comprimidos y prensa correspondiente
DE102006031401A1 (de) * 2006-07-05 2008-01-10 Neutrik Aktiengesellschaft Einrichtung, mittels der am Ende eines Kabels ein mit dem Anfang des Kabels in elektrischer Verbindung stehender elektrischer Steckverbinder identifizierbar ist
JP2008293747A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Yazaki Corp 通信中継装置及び中継コネクタユニット
AU2010278663B2 (en) * 2009-07-29 2016-03-03 Zydex Pty Ltd 3D printing on a rotating cylindrical surface
DE102011101288B4 (de) * 2011-05-10 2013-11-14 Fette Compacting Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Anlage zur Herstellung von Tabletten sowie entsprechende Anlage
DE102011101292B4 (de) 2011-05-10 2013-11-28 Fette Compacting Gmbh Codierelement für die Bestückung mindestens eines Kurventrägers eines Rotors einer Rundläuferpresse und Verfahren zum Bestücken eines Kurventrägers eines Rotors einer Rundläuferpresse sowie Steuerkurvenanordnung und Rotor für eine Rundläuferpresse
DE102011101287B4 (de) 2011-05-10 2013-11-14 Fette Compacting Gmbh Abstreifeinrichtung für eine Rundläuferpresse, Rundläuferpresse und Verfahren zum Betreiben einer Rundläuferpresse
US9448650B2 (en) * 2012-11-09 2016-09-20 Wilson Tool International Inc. Display device for punching or pressing machines

Also Published As

Publication number Publication date
US10654237B2 (en) 2020-05-19
JP2017529242A (ja) 2017-10-05
WO2016046280A1 (de) 2016-03-31
EP3197671B1 (de) 2021-11-10
KR20170058936A (ko) 2017-05-29
EP3197671A1 (de) 2017-08-02
KR20190089096A (ko) 2019-07-29
KR102192832B1 (ko) 2020-12-18
PL3197671T3 (pl) 2022-02-21
US20170190133A1 (en) 2017-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106463877B (zh) 插拔连接器系统
CN104422356B (zh) 用于计量工具的校准控制装置
JP7429109B2 (ja) プレス工具ネットワークおよび加工物のプレス方法
CN102188244B (zh) 局部线圈、磁共振设备及显示局部线圈状态变化的方法
CA3025545C (en) Method and apparatus for monitoring status of relay
JP2020082344A5 (ja)
JP6634438B2 (ja) 打錠機における圧縮ローラーカラムを識別するシステム及び方法
TWI663855B (zh) 用於無線計量裝置之系統架構
KR101925424B1 (ko) 웨이퍼에 임베디드된 공정 모니터링 회로
CN104634432A (zh) 智能云端称
CN104869161A (zh) 一种通用的物联网数据处理平台系统
EP2921242B1 (en) Press fitting
CN108497840A (zh) 智能货架
JP5969009B2 (ja) タブレットを生産するプラントの作動方法
CN101008665A (zh) 并接烧录测试系统
CN106254193A (zh) 用于检测自动化设备运行状态的现场总线装置
CN214333820U (zh) 一种便于维修替换的导航设备结构
CN101752746B (zh) 具有按键结构以改变脚位定义的rj45接头装置
CN106933134A (zh) 多通道智能主机频率信号检测盒
CN207855950U (zh) 带识别信息的药板、智能包装、智能识别系统
CN104704324A (zh) 具有内部数据存储器的测量参量传感器
CN202094974U (zh) Sim卡连接器全自动光学检测系统
TWI697775B (zh) 模組化監測裝置
TWI503033B (zh) Wireless monitoring method and device thereof
CN213690676U (zh) 指示装置和指示系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6634438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250