JP6633394B2 - 放射線遮蔽用コンクリート製容器とその形成方法 - Google Patents

放射線遮蔽用コンクリート製容器とその形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射線遮蔽用コンクリート製容器と、その形成方法に関するものである。
従来、放射線の遮蔽、特に放射線におけるγ(ガンマ)線の遮蔽を目的として、比重の重い重量コンクリートを使用した遮蔽容器が知られている(特許文献1参照)。
特開2013−96764号公報
しかし、従来の放射線などの遮蔽容器は、その遮蔽能力を高めるために、磁鉄鉱や鉄片を混合した重量コンクリートを使用しているので、
1.水やセメントと骨材(砂利)が分離してコンクリートを打設するので難しくなる。
2.比重の重いコンクリートを混練するのには多くのエネルギーを必要とする。また、
練り装置の負担が大きく、装置の寿命が短命である。
3.材料の分離を避けるための配合は、フレッシュコンクリートのスランプ量が少なく 、ワーカビリティに乏しいので、遮蔽容器の製造が困難となる。
4.骨材に鉄粉、鋼球などを用いた場合には、鉄が腐食して膨らんで亀裂が発生し、そ
の亀裂を伝わって内部の放射性物質が流出するおそれがある。
5.また、重量コンクリートは普通コンクリートと同様に透気係数や透水係数やイオン拡散係数が大きいため、遮蔽容器内から気体や液体、あるいはイオン等の形状で透り抜けてしまい、汚染物質を遮蔽することが困難であった。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器とその形成方法は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、外側と内側には透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートがあり、前記内側・外側のコンクリートの間に挟まれる重量コンクリート体は、その組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.25、骨材の金属材:5〜10であり、前記内側・外側のコンクリートと前記重量コンクリート体とのサンドイッチ構造のコンクリート体による有底筒状体であって、放射能汚染物を収納可能な収納空間部を有してなることである。
また、放射線遮蔽用コンクリート製容器の要旨は、内部空間部を有するコンクリート製で有底筒状の外側筒体と、前記外側筒体の内部空間部に間隙を有して収納されるとともに放射能汚染物を収納する汚染物収納空間部を有するコンクリート製で有底筒状の内側筒体と、前記外側筒体の上部開口部を閉蓋する蓋部材と、前記外側筒体と内側筒体との間隙に形成されるコンクリート体で、該コンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、セメント:1、水 :0.15〜0.25、骨材の金属材:5〜10、である重量コンクリート体とでなることである。
更に、放射線遮蔽用コンクリート製容器の要旨は、内部空間部を有するコンクリート製で有底筒状の外側筒体と、前記外側筒体の上部開口部を閉蓋する蓋部材と、前記外側筒体の内部空間部に内包されるとともに放射能汚染物を収納する汚染物収納空間部を有した有底筒状のコンクリート体であって、そのコンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.25、
骨材の金属材:5〜10、である重量コンクリート体とでなることである。
前記重量コンクリート体の骨材は、直径が1mm以上の金属球、円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材の内のいずれか一つ、若しくは、いずれか二つ以上の組み合わせであることを含むものである。
前記外側筒体または内側筒体のコンクリートは、透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートであることを含むものである。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法の要旨は、放射線遮蔽用コンクリート製容器は、以下の工程により形成される、
a).コンクリート製であってその内部に内部空間部を形成した有底筒状の外側筒体を形成する工程と、
b).コンクリート製であって前記外側筒体の内部空間部に間隙を有して収納されるものであって、放射能汚染物を収納する空間部を有する有底筒状の内側筒体を形成する工程と、
c).前記外側筒体の内部空間部における底部に所要のセメントペーストを所要厚さに打設し、前記セメントペーストに骨材を投入する工程と、
d).前記セメントペーストが所要の強度を発現した後、このセメントペーストの上に前記内側筒体を載置する工程と、
e).前記外側筒体と内側筒体との側方周囲の間隙に、前記セメントペーストを充填する工程と、
f).前記充填したセメントペーストに骨材を投入して養生し所要の強度を発現させて、前記底部と側方周囲との間隙に充填されたコンクリートで重量コンクリート体を形成する工程と、でなることである。
また、本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法の要旨は、放射線遮蔽用コンクリート製容器は、以下の工程により形成される、
a).コンクリート製であってその内部に内部空間部を形成した有底筒状の外側筒体を形成する工程と、
b).前記外側筒体の内部空間部に間隙を有して配設されるものであって、放射能汚染物を収納する空間部を設ける有底筒状の内側型枠を形成する工程と、
c).前記外側筒体の空間部における底部に所要のセメントペーストを所要厚さに打設し、前記セメントペーストに骨材を投入し、
d).前記セメントペーストが所要の強度を発現した後、このセメントペーストの上に前記内側型枠を載置する工程と、
e).前記外側筒体と内側型枠との側方周囲の間隙に、前記セメントペーストを充填する工程と、
f).前記側方周囲の間隙に充填したセメントペーストに骨材を投入して養生し所要の強度を発現させて、前記外側筒体と内側型枠との間隙に充填されたコンクリートで重量コンクリート体を形成する工程とでなることである。
前記重量コンクリート体は、そのコンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、
セメント :1、
水 :0.15〜0.25、
骨材の金属材:5〜10、
であることである。
前記重量コンクリート体の骨材は、直径が1mm以上の金属球、円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材の内のいずれか一つ、若しくは、いずれか二つ以上の組み合わせであることを含むものである。
前記外側筒体または内側筒体のコンクリートは、透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートであることを含むものである。
本発明の放射線遮蔽用コンクリート製容器とその形成方法によれば、放射能汚染物を収納して、その汚染物の放射線、特にγ線の遮蔽に大きく貢献するものである。外側筒体と内側筒体との間隙に、骨材として、鋼球、鉄球などの金属材を使用し、セメントペーストを、前記外側筒体と内側筒体を型枠の代わりとして、該型枠に投入した後に前記骨材を投入して均一に埋設させるという、いわゆる逆プレパックド工法により、骨材の分離を防止すると共に、比重5以上の重量コンクリートの重量コンクリート体を形成し、放射能の遮蔽能力に優れたコンクリート製容器とすることができる。また、透水性や透気性のないコンクリート体(ESCONと称される)で内外の筒体を形成し、前記重量コンクリート体を前記ESCONによって挟むサンドイッチ構造にしているので、放射性物質の流出が防止され、骨材が腐食することもなく、長期設計耐用期間を有するという優れた効果を奏するものである。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器の縦断面図(A),(B)である。 同本発明の放射線遮蔽用コンクリート製容器に使用される、普通コンクリートよりも透気係数、透水係数やイオン拡散係数が少なく空隙率の少ないESCONと称するコンクリート体の基本性能を示す表である。 放射線遮蔽用コンクリート製容器1の縦断面図(A)、A−A線に沿った断面図(B)、蓋部材6の断面図(C)である。 放射線遮蔽用コンクリート製容器1の形成方法で、コンクリートの打ち継ぎの無い形成方法で施工する場合を手順に従って説明する、一部拡大詳細図(A)〜(E)である。 同本発明の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法における、最初から途中までの工程を示す説明用断面図(A)〜(D)である。 同本発明の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法における、途中工程の説明用断面図(A)〜(C)である。 同本発明の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法における、工程完了までの説明用断面図(A),(B)である。 第2実施例に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法で、第1実施例に対しての変更点の概略を示す工程説明用断面図(A),(B)である。 放射線遮蔽用コンクリート製容器1の全体の大きさの一例を示す、平面視における断面図である。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器は、透水性、透気性に優れたコンクリート体の外側・内側の有底筒体で、重量コンクリート体を間に挟んでサンドイッチ状に形成し、ガンマ線などの放射能を遮蔽する容器を設ける。また、前記放射線遮蔽用コンクリート製容器を形成する際に、セメントペーストを先に型枠内に投入して後に骨材を投入する、本件出願人が称する「逆プレパックド工法」を適用するものである。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器1は、図1−A(A)に示すように、内部空間部2aを有するコンクリート製で、外形形状が円柱形若しくは角柱形の有底筒状の外側筒体2がある。なお、外側筒体2の全体の大きさは、幅、高さが1.5m〜2.5m程度であるが、特に限定されるものでは無く、任意である。
前記外側筒体2の内部空間部2aに間隙を有して収納されるとともに放射能汚染物8を収納する汚染物収納空間部5を有するコンクリート製で、外形形状が円柱形若しくは角柱形の有底筒状の内側筒体3がある。
図5(A)に示す前記外側筒体2の上部開口部7aを閉蓋する、コンクリート製の蓋部材6がある。該蓋部材6は、前記外側筒体2または内側筒体3と同じ組成、性能のコンクリート体で形成されている。
前記外側筒体2と内側筒体3との間隙7(図4(B)参照)に形成されるコンクリート体で、該コンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.25、骨材の金属材:5〜10の放射能遮蔽体である重量コンクリート体4がある。更に、セメントペーストの流動性を高めて攪拌し易くするために、高性能減水剤を0.001〜0.01加えたものである。
前記セメントは、例えば、シリカヒュームセメント、フライアッシュセメント、そのほか、粒子径が約10μmのセメントに、粒径が1μm以下のシリカヒューム、フライアッシュや炭酸カルシウム超微粉末を5〜20%程度と、高性能減水剤とを加えたもの等である。このように、高流度のセメントを使用する。
前記骨材は金属製であって、直径が1mm以上の金属球を使用した。金属球が3mm以上になると球の配列がまばらとなり、出来上がるコンクリートの比重が小さくなる傾向が見られ、直径が1〜2mm程度が好ましかった。放射線遮蔽容器の厚さが100mm程度になると、金属球の直径が1〜6mm程度が好ましい。その一方、前記直径が1mm未満になると、金属球が沈降しないばかりか、空気を抱え込むため好ましくない。
前記金属球以外にも、金属線材(線径が0.3mm以上、長さが1mm以上)を裁断した円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材などが、いずれか一つ、若しくは、二以上の組み合わせで使用できる。これらは、例えば、ショットブラスト加工用の鋼球、パチンコ球、ボールベアリング球、ネジ、ワッシャー、ナット等、鉄くずをスラッシャーで粉砕したもの(長さが1mm以上)、等である。また、その材質は、鉄、鋼、タングステン、鉛、などである。
なお、前記減水剤の他に、セメントペーストに適宜量(セメントに対して1%以下)の増粘材を加えるのも、好ましいものである。これは、セメントミルクに骨材の金属材(鋼球など)を落下させたときに、この骨材の落下と共に、セメントの粒径の大きい粒子が沈み込むので、前記増粘材で、骨材を沈下させ、且つ、粒径の大きいセメント粒子を沈下させないようにするものである。この様にして形成された放射能遮蔽体である重量コンクリート体4は、その比重が5〜5.8となる重量コンクリートであって、放射能の遮蔽能力に優れたものとなる。放射性能は、放射線が例えばガンマ(γ)線であって遮蔽率85%の場合、普通コンクリートでは厚さが230mmであるが、この重量コンクリート体4では、80mmで十分である。
前記外側筒体2と内側筒体3とにおけるコンクリートの組成は、例えば、重量比で、
シリカヒュームセメント(SFC): 1
水 : 0.13
減水剤 : 0.2
珪砂5号 : 2
繊維(PVA) : 1.5
である。
図1−Bに示すように、外側筒体2と内側筒体3とにおけるコンクリートの物性が少なくとも、透気係数が4.2×10−20、および、透水係数が0(ゼロ)cm/sである。その他、強度が150MPa、曲げ強度が15MPa、比重が2.4である。
このように、高強度であって、透気係数が小さく、建築構造用コンクリートと土木構造物用コンクリートに適用される一般構造用コンクリートである「普通コンクリート」(一般社団法人セメント協会の定義)の240〜24000倍であり、空気が入りにくく、コンクリートの中性化の恐れが無い。また、透水係数が0(ゼロ)なので、全く水を通さない。塩化物イオンの拡散係数(塩化物イオンの移動のしやすさ)が0(ゼロ)なので、塩化物イオンの侵入がなく、塩害の恐れが無い。空隙率(コンクリート内の隙間量)が小さく、その分、コンクリートが緻密であって物質を通しにくい。これが、本件の出願人が「ESCON」と称する、普通コンクリート(一般構造用コンクリートとも言う)よりも透気係数、透水係数やイオン拡散係数が少なく、空隙率の少ない、コンクリート体の特徴である。
実施例2は、図1−A(B)に示すように、内部空間部を有するコンクリート製で有底筒状の外側筒体と、前記外側筒体の上部開口部を閉蓋する蓋部材と、前記外側筒体の内部空間部に内包されるとともに放射能汚染物を収納する汚染物収納空間部を有した有底筒状のコンクリート体であって、そのコンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.25、骨材の金属材:5〜10、である重量コンクリート体とでなる。
この第2実施例は、図1−A(B)に示すように、前記第1実施例のサンドイッチ構造における内側筒体3を設けずに、代わりに、型枠9によって前記重量コンクリート体4を形成したものである。この外側筒体2と重量コンクリート体4とで形成される放射線遮蔽用コンクリート製容器1aによっても、ガンマ線などの放射能を十分に遮蔽する。
前記放射線遮蔽用コンクリート製容器1aは、外側筒体2と重量コンクリート体4とは前記実施例1における外側筒体2,重量コンクリート体4と、その組成、性能も同じであるので重複した説明を省略する。
前記放射線遮蔽用コンクリート製容器1は、以下の工程により形成される。即ち、図2−Aに示すように、重量コンクリート体4の形成において、天地逆にしてコンクリートの打ち継ぎが無いようにして、形成する方法である。
それには、図2−B(A)に示すように、型枠1,2(厚さ4.5mm)により、その型枠の間(18mm)に、ESCON用のコンクリート(コンクリートの組成は、例えば、重量比で、シリカヒュームセメント(SFC): 1、水: 0.13、減水剤:0.2、珪砂5号 : 2、繊維(PVA): 1.5)を打設して養生し、内側筒体3を形成する。なお、前記型枠2の上面は、コンクリートの打設には不要であり、型枠2を延設して設けることは無い。
図2−B(B)に示すように、前記内側筒体3が所要の強度を発現した後に、前記内側筒体3に対して外側に鉄筋を配筋すると共に、49mm程度の間隙を有して、型枠3を設ける。この場合にも、上面には、コンクリート打設には不要なので型枠3を設けない。
前記内側筒体3の外面と、型枠3との間に重量コンクリート体4用のコンクリートを打設する。それには、逆プレパックド工法により、先に上述したセメントペーストを型枠内に投入し、その後に、金属製の骨材(鋼球など)を一定の速度で水平方向に移動しながら均一に分布させるべく、一箇所に固まらない様にして、所要の高さから一定速度で前記セメントペースト内に投入する。
図2−B(C)に示すように、前記重量コンクリート体4のコンクリート打設し、そして前記コンクリートの養生後で所要の強度を発現した後に、外側の型枠3を取り外す。
図2−B(D)に示すように、前記重量コンクリート体4の外側に、所要の間隙(18mm)をおいて型枠4を配設する。上面にはコンクリート打設のために不要なので、型枠4を設けない。
前記重量コンクリート体4と型枠4との間隙に、ESCON用のコンクリートを打設する。そして、コンクリートの養生後に所要の強度を発現して外側筒体2が形成された後に、図2−B(E)に示すように、前記型枠4を取り外すとともに、型枠1を取り外して、放射線遮蔽用コンクリート製容器1が完成する。
このように、コンクリートの打ち継ぎが発生しないようにして、放射線遮蔽用コンクリート製容器1を形成したが、容器として強度的に問題が無ければ、コンクリートの打ち継ぎがあっても良く、その場合には、以下の様にして形成する。
即ち、図3(A)〜(D)に示すように、
a).コンクリート(ESCON)製であってその内部に内部空間部2aを形成した有底筒状の外側筒体2を形成する工程と、
b).コンクリート(ESCON)製であって前記外側筒体2の内部空間部2aに間隙を有して収納されるものであって、放射能汚染物(図5(B)参照)8を収納する汚染物収納空間部5を有する有底筒状の内側筒体3を形成する工程と、
c).前記外側筒体2の内部空間部2aにおける底部2bに所要のセメントペースト4aを所要厚さに打設し、前記セメントペースト4aに骨材4bを投入する工程とがある。
前記セメントペースト4aは、セメントと水と減水剤とを投入して攪拌する。一例として、セメント(シリカヒュームセメント、10kg、宇部三菱セメント)、水を2kg、減水剤(マスターグレニウムSP8HU、BASF社製)を0.1kgの配合にして、攪拌する。
その後、セメントペースト4aに対して均一に分布して埋設されるように骨材4bを投入する。この骨材4bは、直径が1mm以上の金属球、円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材の内のいずれか一つ、若しくは、いずれか二つ以上の組み合わせである。最も好ましい骨材として、ブラスト鋼球(ストロングショットNB240、ニッチュウ)を使用して、70kg投入する。このように、セメントペーストを先に投入して後でそのセメントペーストに骨材を投入する、逆プレパックド工法で行う。
前記コンクリートの組成は、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.2
5、骨材の金属材:5〜10、である。前記骨材4bを、重量比でセメント「1」に対し
て「5〜10」も投入するには、所要数量/時間(秒)で、且つ、均一に分布して埋設さ
れるように、所要高さから落下させながら水平移動して、セメントペースト1bに投入す
る。前記骨材1aは、重量比で「7」程度で投入するのが好ましいが、重量比で「5〜1
0」にしたのは、金属球の形状や比重により、金属球の重量が変化するからである。具体
的には、鋼球の骨材4bを収納したホッパーを、そのホッパーの投入口から鋼球を所望の
幅で1列にして、毎秒1列から3列程度で投入しながら移動する。この移動速度は、例え
ば、0.1〜1m/秒程度にする。打設開始時の移動速度は速くても良いが、打設終了時
は上部に残るセメントペースト量が少なくなるため、ゆっくりと投入する。
次に、図4(A)〜(C)に示すように、
d).前記セメントペースト4aが所要の強度を発現した後、このセメントペースト4aの上に前記内側筒体3を載置する工程と、
e).前記外側筒体2と内側筒体3との側方周囲の間隙7に、前記セメントペースト4cを充填する工程と、
f).前記充填したセメントペースト4cに骨材4bを投入して養生し所要の強度を発現させて、図5(A)に示すように、前記底部2bと側方周囲との間隙7に充填されたコンクリートで重量コンクリート体4を形成する工程とでなる。
このような、外側筒体2、内側筒体3とを形成するエスコンによるサンドイッチ構造で重量コンクリート体4を挟む方法で形成された放射線遮蔽用コンクリート製容器1は、汚染物収納空間部5に放射能汚染物8が収納され、外側筒体2の上部開口部7aに蓋部材6が閉蓋され、その後、地下空間部などの所定の保管場所に保管されるものである。なお、この放射線遮蔽用コンクリート製容器1の全体の大きさは、図7に示すように、一例として、内外の筒体の厚さが18mm、重量コンクリート体4の厚さが40〜50mm、外側の1辺の長さが約1.5mの立方体である。
この実施例による放射線遮蔽用コンクリート製容器1aは、以下の工程により形成される。即ち、上述した実施例3と同様に、
a).コンクリート(ESCON)製であってその内部に内部空間部2aを形成した有底筒状の外側筒体2を形成する工程と、
b).前記外側筒体2の内部空間部2aに間隙を有して配設される大きさのものであって、放射能汚染物を収納する空間部5を設ける筒状、若しくは、有底筒状で、木製、金属製、プラスチック製のいずれかの内側型枠9を形成する工程とがある。
次に、図6(A),(B)に示すように、
c).前記外側筒体2の空間部2aにおける底部2bに所要のセメントペースト4aを所要厚さに打設し、前記セメントペースト4aに骨材4bを投入し、
d).前記セメントペースト4aが所要の強度を発現した後、このセメントペースト4aの上に前記内側型枠9を載置する工程と、
e).前記外側筒体2と内側型枠9との側方周囲の間隙7に、前記セメントペースト4cを充填する工程と、
f).前記側方周囲の間隙7に充填したセメントペースト4cに骨材4bを投入して養生し所要の強度を発現させて、前記外側筒体2と内側型枠9との間隙7に充填されたコンクリートで重量コンクリート体4(厚さが49mm)を形成する工程とでなる。
この放射線遮蔽用コンクリート製容器1aの形成方法では、外側筒体2,重量コンクリート体4における、コンクリートの組成、性能、形成方法が、前記実施例4と全く同じであり、内側筒体3の代わりに、内側型枠9としたものである。この内側型枠9は、前記重量コンクリート体4において所要強度の発現し固化した後に、解体若しくは転用のために撤去される。
本発明に係る放射線遮蔽用コンクリート製容器とその形成方法は、ESCONによるサンドイッチ構造と、重量コンクリート体の逆プレパックド工法により、放射能の遮蔽に優れた長期耐用期間の容器であるとともに、他の人体に有害な物質等を密封する容器として広く適用できるものである。
1,1a 放射線遮蔽用コンクリート製容器、1b 蓋部材、
2 外側筒体、 2a 内部空間部、
2b 底部、
3 内側筒体、
4 重量コンクリート体、 4a セメントペースト、
4b 骨材、 4c セメントペースト、
5 汚染物収納空間部、
6 蓋部材、
7 間隙、 7a 上部開口部、
8 放射能汚染物、
9 内側型枠。

Claims (10)

  1. 外側と内側には透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートがあり、
    前記内側・外側のコンクリートの間に挟まれる重量コンクリート体は、その組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材と減水剤とでなり、その重量比が、セメント :1、水 :0.15〜0.25、骨材の金属材:5〜10、減水剤:0.001〜0.01であり、
    前記内側・外側のコンクリートと前記重量コンクリート体とのサンドイッチ構造のコンクリート体による有底筒状体であって、放射能汚染物を収納可能な収納空間部を有してなること、
    を特徴とする放射線遮蔽用コンクリート製容器。
  2. 内部空間部を有するコンクリート製で有底筒状の外側筒体と、
    前記外側筒体の内部空間部に前記外側筒体から離れて収納されるとともに放射能汚染物を収納する汚染物収納空間部を有するコンクリート製で有底筒状の内側筒体と、
    前記外側筒体の上部開口部を閉蓋する蓋部材と、
    前記外側筒体と内側筒体との間隙に形成されるコンクリート体で、該コンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材と減水剤とでなり、その重量比が、
    セメント :1、
    水 :0.15〜0.25、
    骨材の金属材:5〜10、
    減水剤 :0.001〜0.01、
    である重量コンクリート体とでなること、
    を特徴とする放射線遮蔽用コンクリート製容器。
  3. 内部空間部を有するコンクリート製で有底筒状の外側筒体と、
    前記外側筒体の上部開口部を閉蓋する蓋部材と、
    前記外側筒体の内部空間部に内包されるとともに放射能汚染物を収納する汚染物収納空間部を有した有底筒状のコンクリート体であって、そのコンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材と減水剤とでなり、その重量比が、
    セメント :1、
    水 :0.15〜0.25、
    骨材の金属材:5〜10、
    減水剤 :0.001〜0.01、
    である重量コンクリート体とでなること、
    を特徴とする放射線遮蔽用コンクリート製容器。
  4. 重量コンクリート体の骨材は、直径が1mm以上の金属球、円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材の内のいずれか一つ、若しくは、いずれか二つ以上の組み合わせであること、
    を特徴とする請求項2または3に記載の放射線遮蔽用コンクリート製容器。
  5. 外側筒体または内側筒体のコンクリートは、透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートであること、
    を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の放射線遮蔽用コンクリート製容器。
  6. 放射線遮蔽用コンクリート製容器は、以下の工程により形成される、
    a).コンクリート製であってその内部に内部空間部を形成した有底筒状の外側筒体を形成する工程と、
    b).コンクリート製であって前記外側筒体の内部空間部に間隙を有して収納されるものであって、放射能汚染物を収納する空間部を有する有底筒状の内側筒体を形成する工程と、
    c).前記外側筒体の内部空間部における底部に所要のセメントペーストを所要厚さに打設し、前記セメントペーストに骨材を投入する工程と、
    d).前記セメントペーストが所要の強度を発現した後、このセメントペーストの上に前記内側筒体を載置する工程と、
    e).前記外側筒体と内側筒体との側方周囲の間隙に、前記セメントペーストを充填する工程と、
    f).前記充填したセメントペーストに骨材を投入して養生し所要の強度を発現させて、前記底部と側方周囲との間隙に充填されたコンクリートで重量コンクリート体を形成する工程と、
    でなること、
    を特徴とする放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法。
  7. 放射線遮蔽用コンクリート製容器は、以下の工程により形成される、
    a).コンクリート製であってその内部に内部空間部を形成した有底筒状の外側筒体を形成する工程と、
    b).前記外側筒体の内部空間部に間隙を有して配設されるものであって、放射能汚染物を収納する空間部を設ける有底筒状の内側型枠を形成する工程と、
    c).前記外側筒体の空間部における底部に所要のセメントペーストを所要厚さに打設し、前記セメントペーストに骨材を投入し、
    d).前記セメントペーストが所要の強度を発現した後、このセメントペーストの上に前記内側型枠を載置する工程と、
    e).前記外側筒体と内側型枠との側方周囲の間隙に、前記セメントペーストを充填する工程と、
    f).前記側方周囲の間隙に充填したセメントペーストに骨材を投入して養生し所要の強度を発現させて、前記外側筒体と内側型枠との間隙に充填されたコンクリートで重量コンクリート体を形成する工程とでなること、
    を特徴とする放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法。
  8. 重量コンクリート体は、そのコンクリートの組成が少なくともセメントと水と骨材の金属材とでなり、その重量比が、
    セメント :1、
    水 :0.15〜0.25、
    骨材の金属材:5〜10、
    であること、
    を特徴とする請求項6または7に記載の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法。
  9. 重量コンクリート体の骨材は、直径が1mm以上の金属球、円柱のカットワイヤー、円柱の金属材、角柱の金属材の内のいずれか一つ、若しくは、いずれか二つ以上の組み合わせであること、
    を特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法。
  10. 外側筒体または内側筒体のコンクリートは、透気係数、透水係数やイオン拡散係数が普通コンクリートよりも少ないコンクリートであること、
    を特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の放射線遮蔽用コンクリート製容器の形成方法。
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