JP6633238B1 - 求人管理システム、求人管理装置、およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】求人者の条件に合致する人材からの応募があった場合には、時間を空けずに面接を確約する。【解決手段】求人者が提示する面接確約条件を取得する面接条件取得部と、求職者のプロフィール情報を取得する求職者情報取得部と、プロフィール情報に基づいて、当該求職者が面接確約条件を満たしているか否かを判断する面接可否判断部と、当該求職者が面接確約条件を満たしている場合には、面接が確約された旨を通知する面接確約通知部とを備える。【選択図】図２

Description

本発明は、求人管理システム、求人管理装置、およびプログラムに関する。

オンライン上で求人情報を提供し、求職者からの応募を受け付けるサービスが知られている。

例えば、特許文献１には、求人側がホームページに求人条件などを掲載し、求職者がホームページ上の履歴書のフォームに必要事項を入力すると、求人側が入力された履歴書の内容に基づいて、求職者に面接の有無や日程などの通知を行うシステムが記載されている。

特開２００４−６２８３４号公報

従来のシステムでは、求職者が応募すると、求人側で履歴書に基づく選考を行った上で、求職者へ面接日程等の通知を行うため、求職者が応募してから面接の日程が確定するまでには、ある程度の日数がかかっていた。

一方、応募から面接日確定までの期間が長くなると、面接実施率が低下することが統計上分かっており、求人側としては、条件に合う人材からの応募があった場合には、すぐに面接が確約できることを知らせることが望ましかった。

本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、求人者の条件に合致する人材からの応募があった場合には、時間を空けずに面接を確約することを目的の一つとする。

本発明の一実施形態に係る求人管理システムは、求人者が提示する面接確約条件を取得する面接条件取得部と、求職者のプロフィール情報を取得する求職者情報取得部と、前記プロフィール情報に基づいて、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断する面接可否判断部と、当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接が確約された旨を通知する面接確約通知部と、を備えたものである。

また、当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接の希望日時の指定を受け付け、当該希望日時を面接日時として確定する面接日時決定部を備えるようにしてもよい。

また、求人情報を提供する求人者のリストを提示する求人情報提示部と、求職者による、前記リストに含まれる求人者の選択操作を受け付ける応募受付部と、を備え、前記面接可否判断部は、求職者による求人者の選択操作を受け付けたタイミングで、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断するようにしてもよい。

また、前記面接日時決定部は、求人者があらかじめ登録した受付可能な日時を提示し、提示した日時の中から求職者が選択した希望日時を面接日時として確定するようにしてもよい。

本発明によれば、求人者の条件に合致する人材からの応募があった場合には、時間を空けずに面接を確約することができる。

本発明の実施形態に係る求人管理システム１の構成を示す図。 本発明の実施形態に係る求人管理システム１による応募受付と面接日時の確定処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る求人管理システム１による面接確約者用求人画面を例示する図。 本発明の実施形態に係る求人管理システム１による面接日程選択画面を例示する図。 本発明の実施形態に係る求人管理システム１による応募完了画面を例示する図。

以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。

図１は、本実施形態に係る求人管理システム１の構成を示す図である。図１に示すように、求人管理システム１は、求人管理サーバ（求人管理装置）１０と、ユーザ端末２０を含んでいる。求人管理サーバ１０とユーザ端末２０は、通信ネットワークＮを介して接続されている。通信ネットワークＮは、例えば、インターネット、ＬＡＮ、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース（登録商標）、ＷｉＦｉ（Wireless Fidelity）、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。また、ユーザ端末２０は複数含まれていてもよい。

求人管理サーバ１０は、オンライン上の求人情報サイトを管理するサーバである。求人情報サイトは、複数の企業等（求人者）の求人情報を掲載するサイトである。ユーザ（求職者）は、自身のユーザ端末２０からサイトにアクセスすることにより、各企業の求人情報を閲覧することができる。また、掲載されている企業の中から応募したい企業を選択し、応募を行うことができる。なお、ユーザは、あらかじめサイトに利用者登録を行い、自身のプロフィール（年齢、学歴、職務経歴、資格等）を登録しておく。

求人管理サーバ１０は、汎用的なコンピュータであり、１台のコンピュータで構成されていてもよいし、通信ネットワークＮ上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。求人管理サーバ１０は、制御装置１１（面接条件取得部、求職者情報取得部、面接可否判断部、面接確約通知部、面接日時決定部、求人情報提示部、応募受付部）と、外部記憶装置１２を備えている。制御装置１１は、ハードウェアとして、ＣＰＵ、ＲＯＭやＲＡＭ等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。制御装置１１は、ＣＰＵがＲＯＭ等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。

外部記憶装置１２は、ハードディスクドライブ等である。外部記憶装置１２は、面接確約条件管理テーブルＴ１と、求職者情報管理テーブルＴ２と、面接日程管理テーブルＴ３を実装している。

面接確約条件管理テーブルＴ１には、各企業等（求人者）があらかじめ登録した面接確約条件が記憶されている。面接確約条件は、例えば、所定の項目毎に設定することができる。例えば、「Ｘ株式会社」の面接確約条件として、年齢「２０〜４０」、最終学歴「大学卒」、言語「日本語および英語」、職務経験「営業職」等の情報が設定される。なお、すべての項目が満たされていることを条件としてもよいし、所定数以上の項目が満たされていることを条件とすることもできる。

求職者情報管理テーブルＴ２には、ユーザがあらかじめ登録したプロフィールの情報が記憶されている。プロフィールは、ユーザが利用者登録を行い、所定のフォームに入力することによって作成される。具体的には、所定の入力項目について当てはまるものを選択したり、直接入力したりすることによって作成する。入力項目は、面接確約条件として設定される項目に対応するようにしてもよい。例えば、ユーザアカウント「Ｐ０１２３」のプロフィールとして、年齢「３５」、最終学歴「大学卒」、言語「日本語および英語」、職務経験「営業職」等の情報が登録されている。

面接日程管理テーブルＴ３には、各企業等（求人者）があらかじめ登録した面接可能な日時の情報が記憶されている。例えば、「Ｘ株式会社」の面接可能日時として「11月28日（19:00-,19:30-）、11月29日（18:30-,19:00-,19:30-）、11月30日（18:00-,18:30-,19:00-,19:30-）」などの情報が登録されている。

ユーザ端末２０は、ユーザ（求職者）が求人管理サーバ１０にアクセスして求人情報を閲覧し、応募を行うための端末である。ユーザ端末２０は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートＰＣ（パーソナルコンピュータ）、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ウェアラブルデバイスなど、通信ネットワークＮを介して求人管理サーバ１０と通信が可能な端末である。

次に、求人管理システム１による応募受付と面接日時の確定の流れについて、図２のフローチャートを用いて説明する。

まず、ユーザは、自身のユーザ端末２０から、求人情報サイトにアクセスし、自身のアカウントでログインする（ステップＳ１０１）。

ユーザ端末２０のディスプレイには、求人情報一覧画面が表示される（ステップＳ１０２）。求人情報一覧画面には、求人を行っている各企業と、募集職種、勤務地、待遇などの情報のリストが表示される。

ユーザが、リストの中から応募したい企業を選択する操作を行うと（ステップＳ１０３：ＹＥＳ）、求人管理サーバ１０は、当該ユーザが、選択された企業の面接確約条件を満たしているか否かを判断する（ステップＳ１０４）。具体的には、まず、面接確約条件管理テーブルＴ１から選択された企業の面接確約条件を取得すると共に、求職者情報管理テーブルＴ２から当該ユーザのプロフィール情報（ユーザアカウントに紐づけられた情報）を取得する。さらに、求人管理サーバ１０は、取得した情報を突き合わせ、当該ユーザが選択された企業の面接確約条件を満たしているか否かを判断する。

例えば、選択された企業「Ｘ株式会社」の面接確約条件が、年齢「２０〜４０」且つ、最終学歴「大学卒」且つ、言語「日本語および英語」且つ、職務経験「営業職」であり、当該ユーザのプロフィールに、年齢「３５」、最終学歴「大学卒」、言語「日本語および英語」、職務経験「営業職」と登録されている場合、当該ユーザは面接確約条件を満たしていると判断される。

ユーザが、面接確約条件を満たしていると判断されると（ステップＳ１０４：ＹＥＳ）、ユーザ端末２０に、図３に示すような、面接確約者用求人画面が表示される（ステップＳ１０５）。図３に示すように、面接確約者用求人画面には、書類選考無しで面接に進めることを知らせるメッセージ（Ｍ１）や、応募（面接日時の選択）を行う画面に移行するためのボタン（Ｂ１）などが表示される。

ユーザが、ボタンＢ１を操作すると（ステップＳ１０６：ＹＥＳ）、図４に示すような面接日程選択画面が表示される（ステップＳ１０７）。図４に示すように、面接日程選択画面には、面接日程管理テーブルＴ３に登録されている、面接の受付が可能な日時の情報が表示される。具体的には、当該企業があらかじめ登録した面接可能な日時の中から、すでに面接の予定が確定した日時を除いた、まだ空いている日時が表示される。

ユーザが、選択可能な日時（図中、選択ボタンＢ２が表示されている日時）の中から希望の日時の選択ボタンＢ２を操作すると（ステップＳ１０８：ＹＥＳ）、図５に示すような、応募完了画面が表示される（ステップＳ１０９）。図５に示すように、応募完了画面には、選択した面接日時を確認する内容などが表示される。また、選択された面接日時は求人管理サーバ１０に送信され、当該ユーザの面接日時として確定される（ステップＳ１１０）。確定した面接日時と面接者（求職者）の情報は、求人管理サーバ１０から該当企業宛にメール等で通知されるようにしてもよい。また、確定した面接日時は、面接日程管理テーブルＴ３の面接可能日時から削除される。

なお、ユーザが、面接確約条件を満たしていないと判断された場合には（ステップＳ１０４：ＮＯ）、ユーザ端末２０に一般の求人画面が表示される（ステップＳ１１１）。一般の応募画面には、書類選考の上、面接日時等の連絡を行うことなどを知らせるメッセージなどが表示される。

以上のように、本実施形態によれば、求人者があらかじめ登録した面接確約条件と、求職者のプロフィールに基づいて、求職者が面接確約条件を満たしている場合には、書類選考無しで面接に進めることを知らせるようにした。これにより、求人者の条件に合致する人材からの応募があった場合には、すぐに面接が確定できることを通知できるので、条件に合う人材を逃がしてしまうことを防ぐことができる。

また、求職者が面接確約条件を満たしている場合には、求職者の希望日時に基づいて、面接日時を確定するようにした。これにより、求人者の条件に合致する人材からの応募があった場合には、すぐに面接日を確定することができるので、応募から面接日確定までの期間が長くなったために、条件に合う人材を逃がしてしまうことを防ぐことができる。

また、求職者が面接確約条件を満たしているかどうかの判断は、求職者が、当該求人を閲覧したタイミングで行い、閲覧した企業の面接確約条件を満たしている場合には、面接日時を選択して応募する画面へ移行するようにした。これにより、条件に合う求職者は、その場で本人の都合に合わせて面接日時を決定することができるので、条件に合う人材については、さらに確実に面接の実施に繋げることができる。

また、求人者側が予め登録した面接可能な日時の中から、応募者が選択した日時を面接日時として確定するようにしたので、面接日時の打診などを省略でき、最小限のやり取りで面接日を確定させることができる。

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。

１…求人管理システム
１０…求人管理サーバ
１１…制御装置
１２…外部記憶装置
２０…ユーザ端末
Ｔ１…面接確約条件管理テーブル
Ｔ２…求職者情報管理テーブル
Ｔ３…面接日程管理テーブル
Ｎ…通信ネットワーク

Claims (6)

1. 求人者が提示する面接確約条件を取得する面接条件取得部と、
   求職者のプロフィール情報を取得する求職者情報取得部と、
   前記プロフィール情報に基づいて、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断する面接可否判断部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接が確約された旨を通知する面接確約通知部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしていない場合には、選考の上、面接についての連絡を行う旨を通知する応募受付通知部と、を備えた求人管理システム。
2. 当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接の希望日時の指定を受け付け、当該希望日時を面接日時として確定する面接日時決定部を備えた請求項１に記載の求人管理システム。
3. 求人情報を提供する求人者のリストを提示する求人情報提示部と、
   求職者による、前記リストに含まれる求人者の選択操作を受け付ける応募受付部と、を備え、
   前記面接可否判断部は、
   求職者による求人者の選択操作を受け付けたタイミングで、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断する、請求項１または２に記載の求人管理システム。
4. 前記面接日時決定部は、
   求人者があらかじめ登録した受付可能な日時を提示し、提示した日時の中から求職者が選択した希望日時を面接日時として確定する、請求項２に記載の求人管理システム。
5. 求人者が提示する面接確約条件を取得する面接条件取得部と、
   求職者のプロフィール情報を取得する求職者情報取得部と、
   前記プロフィール情報に基づいて、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断する面接可否判断部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接が確約された旨を通知する面接確約通知部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしていない場合には、選考の上、面接についての連絡を行う旨を通知する応募受付通知部と、を備えた求人管理装置。
6. コンピュータを、
   求人者が提示する面接確約条件を取得する面接条件取得部と、
   求職者のプロフィール情報を取得する求職者情報取得部と、
   前記プロフィール情報に基づいて、当該求職者が前記面接確約条件を満たしているか否かを判断する面接可否判断部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしている場合には、面接が確約された旨を通知する面接確約通知部と、
   当該求職者が前記面接確約条件を満たしていない場合には、選考の上、面接についての連絡を行う旨を通知する応募受付通知部と、して機能させるプログラム。