JP6632651B2 - 光モジュールの製造方法、及び、光モジュール - Google Patents
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Description
まず、本実施形態の光モジュールについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る光モジュールを示す平面図である。
まず、図1に示すような、予め光電変換素子20が実装された基板10、及び、光ファイバ30を準備する。準備された光電変換素子20が実装された基板10において、端子23と基板10のランド13とは、ワイヤ配線15を介して電気的に接続されている。また、光電変換素子20の素子面21には溝部16が形成され、溝部16により段差部17が形成されている。溝部16は、例えば、エッチング等により形成されている。また、光ファイバ30は、上記のように一方の端部が口出しされた状態とされる。
次に、塗布工程P2を行う。本工程は、光電変換素子20における受発光部25が露出する受発光面26を含む樹脂配置領域40と光ファイバ30の一方の端部との間に光透過樹脂41を塗布する工程である。本工程では、図6に示す様に、素子面21の上方から、受発光部25に、精密ディスペンサ等の樹脂ディップ装置50を用いて、未硬化の光透過樹脂41を図6の矢印に示す方向に滴下する。このとき、本実施形態では、樹脂ディップ装置50の光透過樹脂が射出する領域は、光ファイバ30の先端の一部及び受発光部25と重なっており、光透過樹脂は光ファイバ30の側面にも塗布される。すると、滴下された光透過樹脂41は、光ファイバ30の一方の端部と樹脂配置領域40との間に充填され、光ファイバ30の一方の端部及び樹脂配置領域40内に濡れ広がる。しかし、光透過樹脂41は段差部17のエッジ18に達すると、光透過樹脂41の表面張力によりエッジ18で止まる傾向にある。その後、光透過樹脂41が適切な量だけ素子面21上に配置され、光透過樹脂41が受発光部25と光ファイバ30の一方の端部との間に適切に充填された時点で、樹脂の滴下を停止する。その結果、本実施形態では、樹脂は全体として概ね円錐形状となり、エッジ18に沿った部分においてはその傾斜面が曲面形状とされる。
次に、硬化工程P3を行う。本工程は、光透過樹脂41が受発光面26と光ファイバ30の一方の端部とに接した状態で、光透過樹脂41を硬化する工程である。本工程では、素子面21上に配置された光透過樹脂41の種類に応じて、未硬化の光透過樹脂41を硬化させる。例えば、光透過樹脂41が紫外線硬化樹脂である場合には紫外線の照射を行い、光透過樹脂41が熱硬化樹脂である場合には加熱を行い、光透過樹脂41を硬化させる。これにより、光透過樹脂41は、光電変換素子20の受発光部25と光ファイバ30のコア31とを光学的に結合する光結合部とされる。
次に本発明の第2実施形態について図8、図9を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。
10・・・基板
15・・・ワイヤ配線
16・・・溝部
17・・・段差部
18・・・エッジ
19・・・凸部
20・・・光電変換素子
21・・・素子面
25,25A〜25C・・・受発光部
30・・・光ファイバ
31・・・コア
32・・・クラッド
40・・・樹脂配置領域
41・・・光透過樹脂
P1・・・配置工程
P2・・・塗布工程
P3・・・硬化工程
Claims (12)
- 光の受光または発光を行う受発光部を有する光電変換素子と、光ファイバと、表面の所定領域で光を内部反射して前記光ファイバのコアと前記受発光部とを光学的に結合させる光透過樹脂と、を有する光モジュールの製造方法であって、
前記光電変換素子の素子面から前記受発光部が露出する受発光面に沿って長手方向が延在するように前記光ファイバの一方の端部を配置する配置工程と、
前記素子面における前記受発光面を含む樹脂配置領域に光透過樹脂を塗布する塗布工程と、
前記光透過樹脂が前記受発光面と前記光ファイバの前記一方の端部とに接した状態で前記光透過樹脂を硬化する硬化工程と、
を備え、
前記光電変換素子は、前記樹脂配置領域の縁の少なくとも一部において、前記素子面が凹む段差部を有し、
前記段差部及び前記段差部のエッジは、前記受発光面を囲む曲線状に延在し、
前記塗布工程では、前記段差部の前記エッジで前記光透過樹脂が止まって概ね円錐状の形状となるように塗布を行い、
前記所定領域は、前記受発光部を囲むような曲面状である
ことを特徴とする光モジュールの製造方法。 - 前記光ファイバは、前記受発光面の向く方向から見る場合に前記コアの中心を通る直線が前記受発光面と重なるように配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の光モジュールの製造方法。 - 光の受光または発光を行う受発光部を有する光電変換素子と、光ファイバと、表面の所定領域で光を内部反射して前記光ファイバのコアと前記受発光部とを光学的に結合させる光透過樹脂と、を有する光モジュールの製造方法であって、
前記光電変換素子の素子面から前記受発光部が露出する受発光面に沿って長手方向が延在するように前記光ファイバの一方の端部を配置する配置工程と、
前記素子面における前記受発光面を含む樹脂配置領域に光透過樹脂を塗布する塗布工程と、
前記光透過樹脂が前記受発光面と前記光ファイバの前記一方の端部とに接した状態で前記光透過樹脂を硬化する硬化工程と、
を備え、
前記光電変換素子は、前記樹脂配置領域の縁の少なくとも一部において、前記素子面が凹む段差部を有し、
前記段差部及び前記段差部のエッジは、前記光ファイバの前記一方の端部の長手方向に垂直な直線状に延在し、
前記塗布工程では、前記段差部の前記エッジで前記光透過樹脂が止まって概ね三角柱状の形状となるように塗布を行い、
前記所定領域は、概ね平面状である
ことを特徴とする光モジュールの製造方法。 - 前記光電変換素子は前記コアと光学的に結合する前記受発光部を複数有する
ことを特徴とする請求項3に記載の光モジュールの製造方法。 - 前記段差部は、溝により形成される
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。 - 前記エッジの角度は鋭角とされる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法。 - 光の受光または発光を行う受発光部を有する光電変換素子と、
前記光電変換素子の素子面から前記受発光部が露出する受発光面に沿って長手方向が延在するように一方の端部が配置される光ファイバと、
前記光ファイバの前記一方の端部に接すると共に前記素子面における前記受発光面を含む樹脂配置領域に配置され、表面の所定領域で光を内部反射して前記光ファイバのコアと前記受発光部とを光学的に結合する光透過樹脂と、
を備え、
前記光電変換素子は、前記樹脂配置領域の縁の少なくとも一部において、前記素子面が凹む段差部を有し、
前記段差部及び前記段差部のエッジは、前記受発光面を囲む曲線状に延在し、
前記光透過樹脂は、概ね円錐状の形状で前記段差部の前記エッジまで配置され、
前記所定領域は、前記受発光部を囲むような曲面状である
ことを特徴とする光モジュール。 - 前記光ファイバは、前記受発光面の向く方向から見る場合に前記コアの中心を通る直線が前記受発光面と重なるように配置される
ことを特徴とする請求項7に記載の光モジュール。 - 光の受光または発光を行う受発光部を有する光電変換素子と、
前記光電変換素子の素子面から前記受発光部が露出する受発光面に沿って長手方向が延在するように一方の端部が配置される光ファイバと、
前記光ファイバの前記一方の端部に接すると共に前記素子面における前記受発光面を含む樹脂配置領域に配置され、表面の所定領域で光を内部反射して前記光ファイバのコアと前記受発光部とを光学的に結合する光透過樹脂と、
を備え、
前記光電変換素子は、前記樹脂配置領域の縁の少なくとも一部において、前記素子面が凹む段差部を有し、
前記段差部及び前記段差部のエッジは、前記光ファイバの前記一方の端部の長手方向に垂直な直線状に延在し、
前記光透過樹脂は、概ね三角柱状の形状で前記段差部の前記エッジまで配置され、
前記所定領域は、概ね平面状である
ことを特徴とする光モジュール。 - 前記光電変換素子は前記コアと光学的に結合する前記受発光部を複数有する
ことを特徴とする請求項9に記載の光モジュール。 - 前記段差部は、溝により形成される
ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の光モジュール。 - 前記エッジの角度は鋭角とされる
ことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の光モジュール。
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