JP6632285B2 - 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents
眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6632285B2 JP6632285B2 JP2015184365A JP2015184365A JP6632285B2 JP 6632285 B2 JP6632285 B2 JP 6632285B2 JP 2015184365 A JP2015184365 A JP 2015184365A JP 2015184365 A JP2015184365 A JP 2015184365A JP 6632285 B2 JP6632285 B2 JP 6632285B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tomographic image
- imaging
- size
- photographing
- eye
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
また、本発明は、上述した眼科撮影装置の制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
撮影部110は、検出器に相当するラインセンサ244と、ラインセンサ244を除く干渉光学系とを含み構成されている。
なお、制御部121は重要部位に限らず画像全体で相関を計算することとしてもよい。このように、第2の断層画像301に第1の撮影サイズの範囲306及び第1の断層画像305をマッチングさせることにより、第2の断層画像が動画像である場合、第2の断層画像301における被検眼の重要部位の移動に伴って第1の撮影サイズの範囲306及び第1の断層画像305を追従により移動させて表示することができる。これにより、第2の断層画像301における表示領域の中央に単純に第1の撮影サイズの範囲306及び第1の断層画像305を表示する場合と比較して、検者にとって適切な位置に第1の撮影サイズの範囲306及び第1の断層画像305を表示することができる。第1の断層画像305に対応して過去に撮影された眼底画像と今回撮影された眼底画像の動画とを比較することにより第1の断層画像305の撮影範囲と第2の断層画像301の撮影範囲とを比較してもよい。撮影された眼底画像に断層画像の撮影位置が対応付けられている場合には眼底画像同士の比較により断層画像の撮影位置の対応を把握することが可能である。なお、第1の断層画像305に対応して過去に撮影された眼底画像と今回撮影された眼底画像の動画とを一度比較した後には、今回撮影された眼底画像の動画を比較することで眼の動きを検出し、その動き量に基づいて第1の撮影サイズの範囲306、及び、第1の断層画像305の表示位置を変更することとしてもよい。
なお、第1の撮影サイズの範囲306、及び、第1の断層画像305の表示位置は固定であってもよい。例えば、制御部121は第2の断層画像301の表示範囲の水平方向における中心が第1の撮影サイズの範囲306の水平方向における中心と一致するように第1の撮影サイズの範囲306の表示位置を固定することとしてもよい。第1の断層画像305についても同様に、第2の断層画像301の表示範囲の水平方向における中心が第1の断層画像305の水平方向における中心と一致するように第1の断層画像305の表示位置を固定することとしてもよい。
また、第1の撮影サイズの範囲306、及び、第1の断層画像305の表示・非表示を切り替え可能にすることとしてもよい。例えば、制御部121は、マウス等の操作手段を介して取得した操作者の指示に応じて第1の撮影サイズの範囲306、及び、第1の断層画像305の表示・非表示を切り替えることとしてもよい。例えば、信号強度算出部123は、第1の撮影サイズの範囲306等が非表示の場合には第2の断層画像の全域において信号強度を算出し、第1の撮影サイズの範囲306等が表示される場合には第2の断層画像の第1の撮影サイズの範囲306における信号強度を算出する。
かかる構成によれば、被検眼の断層画像を表示する際に現在の断層画像の撮影範囲に対する過去の断層画像の撮影範囲を知ることが可能となる。さらに、検者に測定光と参照光の光路長差を適切に調整するための指標を提示することができる。これにより、例えば被検眼の経過観察の過程で眼科撮影装置の性能が向上して断層画像の撮影サイズが拡大した場合にも、適切な信号強度の断層画像を取得することができ、被検眼の重要部位が明るく鮮明な断層画像を撮影することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の第2の実施形態の説明においては、上述した第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。
例えば、第2の断層画像301の撮影サイズがX、第1の断層画像305の撮影サイズがYである場合、第2の断層画像301の表示範囲(横方向)に対してY/Xを乗じた範囲を示す線(302a及び302b)を、第2の断層画像301の表示範囲の中心に対して対称な位置に表示させるようにした形態も、本発明に適用可能である。
さらに、断層画像を撮影する際に眼底画像上で断層画像の撮影位置を指定する場合に、第1の断層画像305及び第2の断層画像301における眼底画像上での撮影位置を比較することにより、2本の線302a及び302bで画定される第1の撮影サイズの範囲306を自動で適切な位置に表示させるようにした形態も、本発明に適用可能である。具体的に、例えば、眼底画像同士を位置合わせした際の各断層画像の撮像位置の重なりを見る等をすることにより、第1の撮影サイズの範囲306を自動で適切な位置に表示させる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
ステップS102に進むと、制御部121は、第1の撮影サイズの範囲306の外部(範囲外)でのスキャン不要と判定する。なお、本実施形態においては、この態様に限定されるものではない。例えば、第1の撮影サイズの範囲306の範囲外におけるスキャン密度を、第1の撮影サイズの範囲306の範囲内におけるスキャン密度よりも小さくして、経過観察用の第2の断層画像を撮影するようにした態様も適用可能である。ステップS102の処理が終了すると、図6のフローチャートにおける処理を終了する。
その後、検者が例えば図3に示すプレビュー用の第2の断層画像301を見て第1の撮影サイズの範囲306の内部(範囲内)におけるスキャン密度が十分であるか否かを判定し、検定結果を命令入力部126から入力すると、ステップS103において、制御部121はこれを検知する。そして、制御部121は、第1の撮影サイズの範囲306の内部(範囲内)におけるスキャン密度が十分であるか否かを判断する。
ステップS104に進むと、制御部121は、第1の撮影サイズの範囲306の内部(範囲内)におけるスキャン密度が十分得られるようにスキャン密度を上げて、第1の撮影サイズの範囲306の範囲内外におけるスキャン密度を調整する制御を行う。例えば、制御部121は、第1の撮影サイズの範囲306の範囲内については第1のスキャン密度でスキャンし、第1の撮影サイズの範囲306の範囲外については第2のスキャン密度でスキャンする制御を行って、経過観察用の第2の断層画像を撮影する。ステップS104の処理が終了すると、図6のフローチャートにおける処理を終了する。
ステップS105に進むと、制御部121は、第2の撮影サイズの全域を一様なスキャン密度とする制御を行って、経過観察用の第2の断層画像を撮影する。ステップS105の処理が終了すると、図6のフローチャートにおける処理を終了する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
Claims (10)
- 過去に撮影された被検眼の第1の断層画像と、前記第1の断層画像における撮影サイズである第1の撮影サイズの情報を取得する取得手段と、
前記第1の撮影サイズよりも広い第2の撮影サイズで前記被検眼を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段による前記第2の撮影サイズでの撮影に基づいて、前記被検眼の第2の断層画像を生成する生成手段と、
前記第2の断層画像の動画像に、前記第1の撮影サイズの範囲とともに前記第1の撮影サイズの範囲内に前記第1の断層画像を表示する表示手段と
を有することを特徴とする眼科撮影装置。 - 前記撮影手段は、
光源から出射された光を測定光と参照光とに分割し、前記測定光を前記被検眼に導くとともに前記参照光を参照光学系に導いた後、前記被検眼から反射された前記測定光と前記参照光とを干渉させて干渉光を生成する干渉光学系と、
前記干渉光を検出する検出器と
を含み構成されており、
前記生成手段は、前記検出器で検出された干渉光の信号に基づき前記第2の断層画像を生成するものであり、
前記第2の断層画像のうちの前記第1の撮影サイズの範囲について、前記干渉光の信号の強度である第2の信号強度を算出する算出手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 前記取得手段は、前記第1の断層画像における干渉光の信号の強度である第1の信号強度の情報を更に取得するものであり、
前記表示手段は、前記第1の信号強度および前記第2の信号強度を更に表示することを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影装置。 - 前記算出手段は、前記第1の断層画像の全域において干渉光の信号の強度である第1の信号強度を更に算出するものであり、
前記表示手段は、前記第1の信号強度および前記第2の信号強度を更に表示することを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影装置。 - 前記第1の信号強度および前記第2の信号強度に基づいて、前記測定光の光路長と前記参照光の光路長との光路長差を調整する調整部を制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求項3または4に記載の眼科撮影装置。
- 前記撮影手段は、前記第2の撮影サイズで前記被検眼を撮影する際に、前記第1の撮影サイズの範囲内については第1のスキャン密度でスキャンし、前記第1の撮影サイズの範囲外については第2のスキャン密度でスキャンすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
- 前記表示手段に表示される前記第1の撮影サイズの範囲は、その表示位置が変更可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
- 前記表示手段は、前記第2の断層画像における前記被検眼の重要部位の移動に伴って、前記第2の断層画像上の前記第1の撮影サイズの範囲を移動させて表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
- 過去に撮影された被検眼の第1の断層画像と、前記第1の断層画像における撮影サイズである第1の撮影サイズの情報を取得する取得ステップと、
撮影手段を用いて前記第1の撮影サイズよりも広い第2の撮影サイズで前記被検眼を撮影する撮影ステップと、
前記撮影手段による前記第2の撮影サイズでの撮影に基づいて、前記被検眼の第2の断層画像を生成する生成ステップと、
前記第2の断層画像の動画像に、前記第1の撮影サイズの範囲とともに前記第1の撮影サイズの範囲内に前記第1の断層画像を表示手段に表示する表示ステップと
を有することを特徴とする眼科撮影装置の制御方法。 - 過去に撮影された被検眼の第1の断層画像と、前記第1の断層画像における撮影サイズである第1の撮影サイズの情報を取得する取得ステップと、
撮影手段を用いて前記第1の撮影サイズよりも広い第2の撮影サイズで前記被検眼を撮影する撮影ステップと、
前記撮影手段による前記第2の撮影サイズでの撮影に基づいて、前記被検眼の第2の断層画像を生成する生成ステップと、
前記第2の断層画像の動画像に、前記第1の撮影サイズの範囲とともに前記第1の撮影サイズの範囲内に前記第1の断層画像を表示手段に表示する表示ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015184365A JP6632285B2 (ja) | 2015-09-17 | 2015-09-17 | 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015184365A JP6632285B2 (ja) | 2015-09-17 | 2015-09-17 | 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017056050A JP2017056050A (ja) | 2017-03-23 |
JP6632285B2 true JP6632285B2 (ja) | 2020-01-22 |
Family
ID=58388969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015184365A Active JP6632285B2 (ja) | 2015-09-17 | 2015-09-17 | 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6632285B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5117787B2 (ja) * | 2007-08-13 | 2013-01-16 | 株式会社トプコン | 光画像計測装置 |
JP2010142428A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Canon Inc | 撮影装置及び撮影方法、プログラム、記録媒体 |
JP5404167B2 (ja) * | 2009-05-07 | 2014-01-29 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
JP5754976B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2015-07-29 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、及び、制御方法 |
JP6308723B2 (ja) * | 2013-05-02 | 2018-04-11 | キヤノン株式会社 | 制御装置及びその作動方法、並びに、プログラム |
JP6202924B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-09-27 | キヤノン株式会社 | 撮影装置及び撮影方法 |
JP5730375B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-06-10 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
JP6499398B2 (ja) * | 2014-04-01 | 2019-04-10 | キヤノン株式会社 | 眼科装置および制御方法 |
-
2015
- 2015-09-17 JP JP2015184365A patent/JP6632285B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017056050A (ja) | 2017-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5061380B2 (ja) | 眼底観察装置、眼科画像表示装置及びプログラム | |
JP4864515B2 (ja) | 眼底観察装置 | |
JP4823693B2 (ja) | 光画像計測装置 | |
CN105286777B (zh) | Oct摄像设备和oct摄像方法 | |
JP6469413B2 (ja) | データ処理方法及びoct装置 | |
JP2013212173A5 (ja) | 光干渉断層撮影装置及び制御方法 | |
JP2013212314A5 (ja) | ||
JP2016077666A (ja) | データ処理方法及びoct装置 | |
US9848767B2 (en) | Ophthalmological apparatus | |
JP6624641B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP2015085044A (ja) | 眼科撮影装置、眼科撮影システム、及び眼科撮影プログラム | |
JP2016127900A (ja) | 光断層撮像装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2009291253A (ja) | 眼科撮影装置 | |
JP7096392B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6809926B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6779674B2 (ja) | Oct装置 | |
JP6632285B2 (ja) | 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム | |
JP6160807B2 (ja) | 眼科撮影装置及び眼科撮影プログラム | |
JP7231366B2 (ja) | 眼科装置および眼科装置の制御方法 | |
JP2019025186A (ja) | 眼科装置及びデータ収集方法 | |
JP2012176162A (ja) | 眼底観察装置 | |
JP2017159089A (ja) | 眼底撮影装置 | |
JP7013134B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6899661B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6624890B2 (ja) | 眼科撮影装置及びその制御方法、並びに、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191210 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6632285 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |