JP6632163B2 - 指紋センサ用の信号処理回路及び方法 - Google Patents

指紋センサ用の信号処理回路及び方法 Download PDF

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Description

本願は、2016年2月23日に出願された「指紋センサ用の信号処理回路及び方法」を名称とする中国特許出願第201610099601.1号の優先権を主張し、前述の特許出願の内容全体を参照により本願に援用する。
本発明は信号処理技術に関し、詳しくは、指紋センサ用の信号処理回路及び方法に関する。
指紋センサは、ユーザの身元を確認するために、アクセス制御システム、出退勤システム、携帯電話やタブレットPCなどの移動端末に幅広く使用されている指紋を撮像するためのセンサ装置である。指紋センサは、光学センサ及び静電容量式センサを含む。光学指紋センサは、指紋の光学像を取得するための光走査素子である。静電容量式指紋センサは、指の有効領域の各局所的な位置の容量特性を取得して、静電容量の変化量を用いて指紋画像を形成する。光学指紋センサの信号取得と処理回路は指から分離されているので、帯電防止能力が強く、使用寿命が長いが、環境の中の埃と指の清潔さの影響を受けやすい。静電容量式指紋センサは、サイズがコンパクトで、解像度が高いが、帯電防止能力は劣る。そのため、移動端末における静電容量式指紋センサの使用がより一般的である。
図1は、静電容量式指紋センサの動作原理の模式図を示す。静電容量式指紋センサ110は、複数のセンシング電極からなるアレイを備える。指120が静電容量式指紋センサ110をタッチすると、指とセンシング電極との間には第1コンデンサCfが形成される。指120の指紋隆線と指紋谷線により形成された第1コンデンサCfは異なるため、信号処理回路は、第1コンデンサCfの静電容量を電気信号に変換することによって、指紋隆線と指紋谷線の間の差を定量化する。複数のセンシング電極を使用して、接触領域の静電容量を取得し、即ち指紋画像を形成することができる。
指が指紋センサと接触するとき、システムノイズが信号処理回路に導入されて、指紋画像が正常に取得できなくなることで、識別率が低下し、正常の使用さえ不可能になる。図2に示されるように、指が指紋認識センサの表面と接触するとき、指の人体接地電位VGND1とセンサの基準接地電位VGND2とは一致しない。指のタッチは、センサの基準接地電位VGND2に変動を導入することに相当する。この変動は、センシング電極によって受信され、信号処理回路に送信される。
従って、静電容量式指紋センサ用の信号処理回路においては、指のタッチによるノイズを抑制することが望ましい。
そこで、本発明の目的は、バイアス回路により増幅器の動作周波数を調節し、選択される動作周波数を用いて指のタッチによるコモンモードノイズを抑制する指紋センサ用の信号処理回路及び方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、指紋センサ用の信号処理回路が提供される。前記指紋センサは、指のタッチに応じてセンシング信号を生成するセンシング素子を備える。前記信号処理回路は、バイアス信号を生成するためのバイアス回路と、前記センシング信号に基づいてアナログ出力信号を生成するための増幅器と、前記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するためのA/D変換器とを備える。ここで、前記信号処理回路は、ノイズ検出モードと画像取得モードで動作する。前記ノイズ検出モードにおいて、前記増幅器は、前記センシング信号及び前記バイアス信号の重畳信号を増幅して第1アナログ出力信号を生成し、前記第1アナログ出力信号に基づいて前記増幅器の動作周波数を調節する。前記画像取得モードにおいて、前記増幅器は、前記センシング信号を増幅して第2アナログ出力信号を生成し、前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成する。
好ましくは、前記センシング素子はセンシング電極である。
好ましくは、前記信号処理回路は第1交流信号源をさらに備える。前記第1交流信号源は前記センシング電極に接続されて、前記センシング電極に第1交流信号を駆動信号として供給する。
好ましくは、前記バイアス回路は、前記増幅器の入力端子と接地との間に順に直列接続された第1スイッチ、第2コンデンサ及び第2交流信号源を備え、前記第2交流信号源は前記第2コンデンサに第2交流信号を供給する。前記ノイズ検出モードにおいて、前記第1スイッチがオンされる。前記画像取得モードにおいて、前記第1スイッチがオフされる。
好ましくは、前記バイアス回路は、前記増幅器の入力端子と接地との間に順に直列接続された第2コンデンサ、第1スイッチ及び第2交流信号源、並びに前記第2コンデンサと前記第1スイッチの中間ノードと接地との間に接続された第2スイッチを備える。前記ノイズ検出モードにおいて、前記第1スイッチがオンされ且つ前記第2スイッチがオフされ、前記第2交流信号源は前記第2コンデンサに第2交流信号を供給する。前記画像取得モードにおいて、前記第1スイッチがオフされ且つ前記第2スイッチがオンされることによって、前記第2コンデンサは前記第2スイッチを介して接地される。
好ましくは、前記信号処理回路はさらに初期化モードで動作する。前記初期化モードにおいて、前記増幅器は、第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅し、かつ前記第3アナログ出力信号が初期値を有するように、前記第3アナログ出力信号に基づいて前記バイアス回路を調節する。
好ましくは、前記初期化モードにおいて、指がタッチしていないときに前記A/D変換器の出力を検出し、前記第2交流信号の振幅を設定することで、前記第3アナログ出力信号が前記初期値を有する。
好ましくは、前記指紋センサは複数のセンシング素子を備え、前記第2交流信号の振幅は前記複数のセンシング素子に対してそれぞれ設定される。
好ましくは、前記複数のセンシング素子中の第1組のセンシング素子及び第2組のセンシング素子に対して、前記第3アナログ出力信号は、第1初期値及び第2初期値をそれぞれを有する。
好ましくは、前記ノイズ検出モードにおいて、指がタッチするときに前記A/D変換器の出力を検出することによって、前記増幅器の動作周波数を調節して、前記画像取得モードでの動作周波数を設定する。
好ましくは、前記増幅器は、反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有し、前記センシング素子と前記バイアス回路は前記反転入力端子に接続され、前記非反転入力端子は基準電圧を受ける。
本発明の別の態様によれば、指紋センサ用の信号処理方法が提供される。前記指紋センサは、指のタッチに応じてセンシング信号を生成するセンシング素子を備える。前記方法は、第1アナログ出力信号を生成するように前記センシング信号とバイアス信号の重畳信号を増幅するステップと、前記第1アナログ出力信号に基づいて動作周波数を調節するステップと、第2アナログ出力信号を生成するように前記センシング信号を増幅するステップと、前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成するステップを含み、ここで、動作周波数を調節するとき、指のタッチによるコモンモードノイズを抑制するために、前記動作周波数を選択する。
好ましくは、前記方法は、第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅するステップ、及び前記第3アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップをさらに含み、ここで、前記第3アナログ出力信号が初期値を有するように、指がタッチしていないときに前記デジタル出力信号を検出し、前記重畳信号の大きさを設定する。
好ましくは、前記指紋センサは複数のセンシング素子を備え、前記複数のセンシング素子に対してそれぞれ前記バイアス信号の大きさが設定される。
好ましくは、前記複数のセンシング素子中の第1組のセンシング素子及び第2組のセンシング素子に対して、前記第3アナログ出力信号は、第1初期値及び第2初期値をそれぞれを有する。
好ましくは、前記第1アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップをさらに含み、ここで、動作周波数を調節する場合、指がタッチするときに前記デジタル出力信号を検出することによって、前記画像取得モードでの動作周波数を設定する。
本発明の実施形態の信号処理回路によれば、バイアス回路を用いてセンシング信号にバイアス信号を重畳するため、増幅器の動作周波数を調節できることによって、信号処理回路によりアナログ出力及びA/D変換器により定量化された後に出力されたデジタル値は、合理的な範囲内で変動する。前記信号処理回路は、前記増幅器の動作周波数を選択することで、コモンモードノイズのセンシング信号への影響を低減して、指のタッチによるコモンモードノイズを抑制する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明することによって、本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点はより明らかになる。
図1は、静電容量式指紋センサの原理の模式図を示す。 図2は、人体接地電位とセンサの基準接地電位の波形図を示す。 図3は、従来技術による信号処理回路の模式的な回路図を示す。 図4は、本発明の第1実施形態による信号処理回路の模式的な回路図を示す。 図5は、本発明の第2実施形態による信号処理回路の模式的な回路図を示す。 図6は、本発明の第3実施形態による信号処理方法のフローチャートを示す。 図7は、信号処理方法における複数のセンシング素子の初期化信号の分布図を示す。
以下、添付の図面を参照しながら本発明をより詳細に説明する。各図面において、同一の要素は類似の符号によって示される。明確にするために、図面における各部分は縮尺通りに描かれていない。また、幾つかの周知の部分を示していないことがある。
本発明をより明確に理解するために、本発明の様々な特定の詳細、例えば、部品の構造、材料、サイズ、処理プロセス及び技術は以下に記載される。しかし、当業者が理解できるように、本発明を実現するために、これらの特定の詳細に従わなくてもよい。
本発明は様々な形態で表すことができ、その幾つかの例が以下に説明される。
図3は、従来技術による信号処理回路の模式的な回路図を示す。この信号処理回路200は、センシング素子に関連する第1コンデンサCf、第1交流信号源210、基準電圧源220、増幅器230、A/D変換器240を備える。第1コンデンサCfの第1端子は増幅器230の反転入力端子に接続され、第2端子は第1交流信号源210に接続される。基準電圧源220は増幅器230の非反転入力端子に接続される。増幅器230の出力端子はA/D変換器240の入力端子に接続される。
指がセンサと接触すると、指とセンサのセンシング電極の間には第1コンデンサCfが形成される。指の指紋隆線と指紋谷線により形成される第1コンデンサCfは異なる。この第1コンデンサCfのセンシング電極は、集積回路技術により金属層又はポリシリコン層を用いて形成することができる。第1交流信号源210は交流信号を生成する。交流信号は、例えば、正弦波、矩形波及び三角波の中の一種又は組み合わせである。第1交流信号源210によってセンシング素子は駆動される。増幅器230は、反転入力端子と非反転入力端子がそれぞれセンシング信号と基準電圧Vrefを受け、両方を比較し、出力端子で増幅信号を供給する。増幅器230は、指紋隆線と指紋谷線の間の差を定量化するために、第1コンデンサCfの変化をセンシング信号に変換する。A/D変換器240は増幅信号をデジタル信号に変換する。
指がセンサと接触すると、上記の第1コンデンサCfの変化が発生するだけでなく、システムノイズも導入される。指がセンサの表面にタッチすることは、ノイズ源がCfコンデンサを介して信号検出回路内に接続されることに相当し、これによって、信号検出及び後段処理回路の出力に影響を与える。
システムノイズは、ディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズという2種類に分けることができる。ディファレンシャルモードノイズは、システムの電源電圧変動除去比を高めるなどの方法によって抑制することができる。コモンモードノイズは、システムの電源及び基準接地に同時に同じノイズが存在することを意味する。このようなノイズは、人体とシステムが同じ接地を有していない場合、システムの性能への影響がより深刻である。コモンモードノイズは、一般に、一定の周波数スペクトル特性を有する狭い帯域幅の信号である。それは指のタッチに伴ってシステムに導入されるため、正常に受信されるセンシング信号と区別することができない。
指紋認識センサは、ディジタルフィルタリング/アナログフィルタリング等の方法によって、一定の振幅と周波数のノイズを抑制することができるが、センサの処理能力を超える特定の周波数又は高振幅の干渉信号又はノイズが出現する場合、指紋認識センサは指紋画像を正確に取得することができない。
図4は、本発明の第1実施形態による信号処理回路の模式的な回路図を示す。この信号処理回路300は、センシング素子に関連する第1コンデンサCf、第1交流信号源210、基準電圧源220、増幅器230、A/D変換器240を備える。第1コンデンサCfの第1端子は増幅器230の反転入力端子に接続され、第2端子は第1交流信号源210に接続される。基準電圧源220は増幅器230の非反転入力端子に接続される。増幅器230の出力端子はA/D変換器240の入力端子に接続される。
図3に示される従来技術の信号処理回路200とは異なり、この実施形態による信号処理回路300はバイアス回路310をさらに備える。このバイアス回路310は、増幅器230の反転入力端子と接地の間に順に直列接続された第1スイッチS1、第2コンデンサCb、及び第2交流信号源250を備える。
第2交流信号源250は交流信号Vdrvを生成する。交流信号は、例えば、正弦波、矩形波及び三角波の中の一種である。この実施形態では、第2交流信号源250が予め設定された振幅の交流信号Vdrvを生成し、第2コンデンサCbが予め設定された静電容量値を有するため、第2コンデンサCbに予め設定された電荷量をバイアス信号として生成する。
指がセンサと接触すると、指とセンサのセンシング電極の間には第1コンデンサCfが形成される。増幅器230は、指紋隆線と指紋谷線の間の差を定量化するために、第1コンデンサCfの変化をセンシング信号に変換する。
信号処理回路300は、ノイズ検出モードと画像取得モードで動作することができる。
ノイズ検出モードにおいて、第1スイッチS1がオンされることによって、増幅器230は、センシング信号とバイアス信号の重畳信号を増幅して第1アナログ出力信号を生成し、前記第1アナログ出力信号に基づいて増幅器230の動作周波数を調節する。
画像取得モードにおいて、第1スイッチS1がオフされることによって、増幅器230は、前記センシング信号を増幅して第2アナログ出力信号を生成し、前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成する。
この実施形態では、バイアス回路310はノイズ検出モードで増幅器230の動作周波数を調節して、画像取得モードでノイズの指紋画像への影響を抑制するために用いられる。
この実施形態では、増幅器230は離散時間領域の電荷転送増幅器として、センシング信号を取得するために用いられる。代替の実施形態では、連続時間領域の各種の信号処理回路を用いてセンシング信号を取得することができる。
好ましい実施形態では、信号処理回路300は、初期化モードで動作することもできる。前記初期化モードにおいて、増幅器230は、第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅し、且つ第3アナログ出力信号が初期値を有するように、前記第3アナログ出力信号に基づいてバイアス回路310を調節する。
例えば、前記初期化モードにおいて、第1スイッチS1がオンされ、指がタッチしていないときに前記A/D変換器の出力を検出することによって、交流信号Vdrvの振幅を設定することで、前記第3アナログ出力信号は前記初期値を有することができる。
図5は、本発明の第2実施形態による信号処理回路の模式的な回路図を示す。この信号処理回路400は、センシング素子に関連する第1コンデンサCf、第1交流信号源210、基準電圧源220、増幅器230、A/D変換器240を備える。第1コンデンサCfの第1端子は増幅器230の反転入力端子に接続され、第2端子は第1交流信号源210に接続される。基準電圧源220は増幅器230の非反転入力端子に接続される。増幅器230の出力端子はA/D変換器240の入力端子に接続される。
図4に示されるような本発明の第1実施形態による信号処理回路300とは異なり、本発明の第2実施形態による信号処理回路400はバイアス回路410を備える。このバイアス回路410は、増幅器230の反転入力端子と接地との間に順に直列接続された第2コンデンサCb、第1スイッチS1及び第2交流信号源250、並びに、第2コンデンサCbと第1スイッチS1の中間ノードと接地との間に接続された第2スイッチS2を備える。
信号処理回路400は、ノイズ検出モードと画像取得モードで動作することができる。
ノイズ検出モードにおいて、第1スイッチS1がオンされ且つ第2スイッチS2がオフされ、第2コンデンサCbが第1スイッチS1を介して第2交流信号源250に接続されることによって、増幅器230は、センシング信号とバイアス信号の重畳信号を増幅して第1アナログ出力信号を生成し、前記第1アナログ出力信号に基づいて増幅器230の動作周波数を調節する。
画像取得モードにおいて、第1スイッチS1がオフされ且つ第2スイッチS2がオンされ、第2コンデンサCbが第2スイッチS2を介して接地されることによって、増幅器230は、センシング信号を増幅して第2アナログ出力信号を生成し、前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成する。第2コンデンサCbにおける電荷量が一定であるため、それは、指紋画像を取得する際に指紋画像に影響を与えない。

この実施形態では、バイアス回路410はノイズ検出モードで増幅器230の動作周波数を調節して、画像取得モードでノイズの指紋画像への影響を抑制するために用いられる。
好ましい実施形態では、信号処理回路400はさらに初期化モードで動作することができる。前記初期化モードにおいて、増幅器230は、第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅し、且つ第3アナログ出力信号が初期値を有するように、前記第3アナログ出力信号に基づいてバイアス回路410を調節する。
例えば、前記初期化モードにおいて、第1スイッチS1がオンされ且つ第2スイッチS2がオフされ、指がタッチしていないときに前記A/D変換器の出力を検出することによって、交流信号Vdrvの振幅を設定することで、前記第3アナログ出力信号は前記初期値を有することができる。
図6は、本発明の第3実施形態による信号処理方法のフローチャートを示す。図4に示される信号処理回路300を例として、この方法のフローを説明する。
ステップS01では、初期値を設定する。このステップにおいて、指が指紋センサに押圧されていないため、第1コンデンサCfと増幅器230の接続は切断されている。第1スイッチS1がオンされることによって、バイアス回路310は増幅器230の反転入力端子にバイアス信号を供給する。
このステップでは、バイアス回路310中の回路部品のパラメータを設定し、例えば、第2コンデンサCbの静電容量値及び第2交流信号源250の交流信号Vdrvの振幅、増幅器230の増幅信号を予め設定された電圧に設定することによって、A/D変換器240のデジタル出力は、フルスケールデジタル値の約半分とする。8ビットA/D変換器を例として、その出力デジタルコードの範囲は(0〜255)である。ステップS01において、第2コンデンサCbのみが増幅器230の反転入力端子に接続されている場合、A/D変換器240の出力デジタル値は128に近い。出力デジタル値は、センサ内部集積回路素子間の比率に依存するため、集積回路の製造技術に基づいて、この出力デジタル値は比較的正確な範囲で変動するように制御することができる。
ステップS02において、指が指紋センサにタッチして、第1コンデンサCfが増幅器230に接続される。増幅器230の反転入力端子の信号は、式(1)に示されるように、第1コンデンサCfのセンシング信号と、バイアス回路310によって生成されたバイアス信号との重畳信号である。
V_out=A*(Cf*Vn+Cb*Vdrv) |_(f=f_0 ) (1)
ここで、Voutは増幅器のアナログ出力電圧を表し、Aは増幅器の増幅倍率を表し、CfとCbはそれぞれ第1コンデンサと第2コンデンサの静電容量値を表し、VnとVdrvはそれぞれ第1交流信号源と第2交流信号源の振幅を表し、fは増幅器の動作周波数であり、fは第2交流信号源の周波数である。
この信号処理回路は、連続時間的な動作方式であってもよく、スイッチ・コンデンサ形式の離散時間的な作業方式であってもよい。一般に、Vdrv信号の動作周波数は、検出回路の制御信号周波数と同じであるか、又は強い関連(相互に整数倍)を有する。
ステップS03〜S05では、ノイズに基づいて増幅器の動作周波数を検出し調節して、コモンモードノイズの影響を低減又は排除する。図4に示される実施形態において、該動作周波数は、例えば、増幅器230の動作周波数である。
コモンモードノイズの周波数が上記動作周波数と同じであるか、又は両者の間に整数倍の関係がある場合、ノイズは検出結果に直接影響することによって、A/D変換器の定量化された出力デジタル値は理想的な範囲から外れる。さらに、過大なコモンモードノイズは、増幅器230とA/D変換器240を直接飽和させ、回路は動作状態を再確立する時間が長くなり、後続の検出結果が影響される。
コモンモードノイズの周波数とその調波周波数が動作周波数から大きく離れている場合、ノイズの検出結果への影響は小さくなる。また、より小さいノイズの影響は、ディジタルフィルタリングなどの方法を用いてフィルタリングすることもできる。
上述した動作周波数の調節プロセスは、ステップS03で動作周波数を設定し、ステップS04でA/D変換器240の出力デジタル値を検出し、ステップS05でA/D変換器240の出力デジタル値が理想範囲から外れているか否かを判断することを含む。
A/D変換器240の出力デジタル値が理想範囲から外れ、さらに増幅器230とA/D変換器240の少なくとも1つが飽和される場合、新たに異なる動作周波数が設定され、ステップS03からS05が繰り返される。
一方、A/D変換器240の出力デジタル値が理想範囲内にある場合、設定された動作周波数は、コモンモードノイズの影響を低減又は排除することができるので、前記画像取得モードにおける動作周波数として使用することができる。
コモンモードノイズのエネルギーは、一般的に特定の周波数を中心とした狭帯域に集中しているため、システムは、上記のノイズ検出方法により周波数探索方法を用いて、コモンモードノイズのより小さい周波数を求め、この周波数を回路の動作周波数として使用して、コモンモードノイズの影響を低減又は排除する。
従って、本発明による信号処理回路は、A/D変換器240の出力デジタル値を検出することによって、現在の周波数設定で画質に影響を与える干渉の有無を検出することができる。さらに、A/D変換器の出力デジタル値を検出して、増幅器の動作周波数を調節することによって、前記画像取得モードにおける動作周波数は理想値になる。
この信号処理方法では、バイアス回路によって増幅器230の動作周波数を調節し、選択された動作周波数を用いて指紋画像を取得することによって、指のタッチによるコモンモードノイズを抑制する。
この実施形態において、指紋センサは複数のセンシング素子を備えることができ、前記複数のセンシング素子に対して交流信号Vdrvの振幅が同じように設定することができる。代替の実施形態において、よりよい検出を実行するために、指紋センサの前記複数のセンシング素子に対して別々に交流信号Vdrvの振幅を設定することができる。
例えば、上記ステップS01では、指紋センサの全てのセンシング素子検出回路における交流信号Vdrvを、2種類の振幅に設定して、複数のセンシング素子のデジタル出力値を対応する2種類のデジタル値とすることができる。図7は、信号処理方法における複数のセンシング素子の初期化信号の分布図を示す。8ビットA/D変換器を例として、複数のセンシング素子のデジタル出力値の平均値はいずれも約128である。前記複数のセンシング素子はアレイに配置され、第1組のセンシング素子と第2組のセンシング素子に分割することができる。交流信号Vdrvの振幅が異なるため、第1組のセンシング素子のデジタル出力値の平均値は198であり、第2組のセンシング素子のデジタル出力値の平均値は58である。上記の励起方式に基づいて、指紋出力画像の全てのセンシング素子の平均値、及び/又は第1組のセンシング元素と第2組のセンシング素子の平均値をそれぞれ統計することによって合理的な初期値を設定してノイズ強度を判断する。
上記実施形態では、動作周波数の調節に要する時間を節約するために、指が指紋センサにタッチした後且つ指紋画像を取得する前に、増幅器の動作周波数を調節するプロセスを行う。
平面アレイ型指紋認識センサに対して、センサの領域の一部(中心領域)を選択し、A/D変換器の出力デジタル値を検出することによって、増幅器の動作周波数を調節することができる。指紋センサのセンシング電極の一部のみに対して駆動及び検出を行うため、動作周波数の調節に要する時間が節約される。
好ましくは、指紋センサのノイズ検出時間を更に節約するために、システムはノイズ検出領域のセンサをN個の領域に分けることができる。各領域内の検出回路において、第1コンデンサCfの一端子に印加される交流信号Vnの周波数は互いに異なる。従って、単一のノイズ検出プロセスでは、N個の周波数のノイズ状況を検出することができる。複数の領域のA/D変換器の出力デジタル値を検出することによって、信号処理回路の理想動作周波数を判断することができる。
なお、本明細書において、第1や第2などのような関係用語は、ある実在物又は操作を別の実在物又は操作と区別するためにのみ使用され、これらの実在物又は操作の間にこのような実際の関係又は順序が存在することは、必ずしも必要でないか又は暗示されていない。また、用語「備える」、「含む」又はその他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図している。一連の要素を備えるプロセス、方法、物品又は装置は、これらの要素だけでなく、明示的に列挙されていない他の要素も含むか、又はそのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。より多くの制限がない場合、「を含む」という文で限定される要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品又は装置における他の同じ要素の存在を排除するものではない。
上述したように、本発明の実施形態によれば、これらの実施形態は全ての詳細を説明するものではなく、記載されている具体的な実施形態のみに本発明を限定するものではない。明らかに、上記の説明によれば、多くの修正や変更を行うことができる。本明細書は、当業者が本発明及び本発明に基づく変更を好適に利用できるように、本発明の原理及び実際の用途をよりよく説明するために、これらの実施形態を選択し具体的に説明する本発明は、特許請求の範囲並びにその全範囲及び均等物によってのみ限定される。

Claims (16)

  1. 指紋センサ用の信号処理回路であって、前記指紋センサは、指のタッチに応じてセンシング信号を生成するセンシング素子を備え、前記信号処理回路は、
    バイアス信号を生成するためのバイアス回路と、
    前記センシング信号に基づいてアナログ出力信号を生成するための増幅器と、
    前記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するためのA/D変換器と、
    を備え、
    前記信号処理回路は、ノイズ検出モードと画像取得モードで動作し、
    前記ノイズ検出モードにおいて、前記増幅器は、前記センシング信号及び前記バイアス信号の重畳信号を増幅して第1アナログ出力信号を生成し、
    前記バイアス信号の周波数は、前記増幅器の動作周波数であり、前記第1アナログ出力信号に基づく前記A/D変換器のデジタル出力信号が所定の範囲から外れる場合、前記増幅器の動作周波数を異なる動作周波数に調節し、前記第1アナログ出力信号に基づく前記A/D変換器のデジタル出力信号が所定の範囲内になるまで前記増幅器の動作周波数の調節を繰り返し、
    前記画像取得モードにおいて、前記増幅器は、前記センシング信号を増幅して第2アナログ出力信号を生成し、前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成する、ことを特徴とする信号処理回路。
  2. 前記センシング素子はセンシング電極である、ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理回路。
  3. 第1交流信号源をさらに備え、前記第1交流信号源は前記センシング電極に接続されて、前記センシング電極に第1交流信号を駆動信号として供給する、ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理回路。
  4. 前記バイアス回路は、前記増幅器の入力端子と接地との間に順に直列接続された第1スイッチ、第2コンデンサ及び第2交流信号源を備え、前記第2交流信号源は前記第2コンデンサに第2交流信号を供給し、
    前記ノイズ検出モードにおいて、前記第1スイッチがオンされ、
    前記画像取得モードにおいて、前記第1スイッチがオフされる、ことを特徴とする請求項3に記載の信号処理回路。
  5. 前記バイアス回路は、前記増幅器の入力端子と接地との間に順に直列接続された第2コンデンサ、第1スイッチ及び第2交流信号源、並びに前記第2コンデンサと前記第1スイッチの中間ノードと接地との間に接続された第2スイッチを備え、
    前記ノイズ検出モードにおいて、前記第1スイッチがオンされ且つ前記第2スイッチがオフされ、前記第2交流信号源は前記第2コンデンサに第2交流信号を供給し、
    前記画像取得モードにおいて、前記第1スイッチがオフされ且つ前記第2スイッチがオンされることによって、前記第2コンデンサは前記第2スイッチを介して接地される、ことを特徴とする請求項3に記載の信号処理回路。
  6. 前記信号処理回路はさらに初期化モードで動作し、前記初期化モードにおいて、前記増幅器は、第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅し、かつ前記第3アナログ出力信号が初期値を有するように、前記第3アナログ出力信号に基づいて前記バイアス回路を調節する、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の信号処理回路。
  7. 前記初期化モードにおいて、指がタッチしていないときに前記A/D変換器の出力を検出し、前記第2交流信号の振幅を設定することで、前記第3アナログ出力信号が前記初期値を有する、ことを特徴とする請求項6に記載の信号処理回路。
  8. 前記指紋センサは複数のセンシング素子を備え、前記第2交流信号の振幅は前記複数のセンシング素子に対してそれぞれ設定される、ことを特徴とする請求項7に記載の信号処理回路。
  9. 前記複数のセンシング素子中の第1組のセンシング素子及び第2組のセンシング素子に対して、前記第3アナログ出力信号は、第1初期値及び第2初期値をそれぞれを有する、ことを特徴とする請求項8に記載の信号処理回路。
  10. 前記ノイズ検出モードにおいて、指がタッチするときに前記A/D変換器の出力を検出することによって、前記増幅器の動作周波数を調節して、前記画像取得モードでの動作周波数を設定する、ことを特徴とする請求項6に記載の信号処理回路。
  11. 前記増幅器は、反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有し、前記センシング素子と前記バイアス回路は前記反転入力端子に接続され、前記非反転入力端子は基準電圧を受ける、ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理回路。
  12. 指紋センサ用の信号処理方法であって、前記指紋センサは、指のタッチに応じてセンシング信号を生成するセンシング素子を備え、前記方法は、
    第1アナログ出力信号を生成するように、前記センシング信号とバイアス信号の重畳信号を増幅するステップと、
    前記第1アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップと、
    前記第1アナログ出力信号に基づいて増幅器の動作周波数を調節するステップと、
    第2アナログ出力信号を生成するように、前記センシング信号を増幅するステップと、
    前記第2アナログ出力信号に基づいて指紋画像を生成するステップと、を含み、
    前記バイアス信号の周波数は、前記増幅器の動作周波数であり、前記第1アナログ出力信号に基づいて増幅器の動作周波数を調節するステップは、
    前記第1アナログ出力信号に基づくデジタル出力信号が所定の範囲から外れる場合、前記増幅器の動作周波数を異なる動作周波数に調節し、前記第1アナログ出力信号に基づくデジタル出力信号が所定の範囲内になるまで前記増幅器の動作周波数の調節を繰り返し、前記動作周波数を選択して指のタッチによるコモンモードノイズを抑制する、ことを特徴とする指紋センサ用の信号処理方法。
  13. 第3アナログ出力信号を生成するように前記バイアス信号を増幅するステップ、及び前記第3アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップをさらに含み、ここで、前記第3アナログ出力信号が初期値を有するように、指がタッチしていないときに前記デジタル出力信号を検出し、前記重畳信号の大きさを設定する、ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記指紋センサは複数のセンシング素子を備え、前記複数のセンシング素子に対してそれぞれ前記バイアス信号の大きさが設定される、ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記複数のセンシング素子中の第1組のセンシング素子及び第2組のセンシング素子に対して、前記第3アナログ出力信号は、第1初期値及び第2初期値をそれぞれを有する、ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 作周波数を調節する場合、指がタッチするときに前記デジタル出力信号を検出することによって、画像取得モードでの動作周波数を設定する、ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
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