JP6631958B2 - 車両の乗員保護装置 - Google Patents
車両の乗員保護装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6631958B2 JP6631958B2 JP2016070786A JP2016070786A JP6631958B2 JP 6631958 B2 JP6631958 B2 JP 6631958B2 JP 2016070786 A JP2016070786 A JP 2016070786A JP 2016070786 A JP2016070786 A JP 2016070786A JP 6631958 B2 JP6631958 B2 JP 6631958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- seat
- occupant
- vehicle
- embracing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 210000003414 extremity Anatomy 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
そして、エアバッグ装置には、特許文献1のように乗員の前側から後向きに展開するフロントエアバッグがある。フロントエアバッグは、たとえば車両が前方から衝突する場合に展開され、前方衝突の際に前へ移動しようとする乗員を受け止めて支える。
また、特許文献2のように車両側面内側に沿って前後方向に展開するカーテンエアバッグがある。カーテンエアバッグは、たとえば車両の側方から衝突があった場合に展開され、側方衝突の際に車幅方向外側へ向かって移動しようとする乗員を受け止めて支える。
また、カーテンエアバッグの下側において、車両側面内側と乗員との間で展開するサイドエアバッグがある。サイドエアバッグは、カーテンエアバッグとともに、側方衝突の際に車幅方向外側へ向かって移動しようとする乗員を受け止めて支える。
図2(B)には、シート5に着座した乗員の外側において、前後方向に沿ってカーテンエアバッグ17を展開するカーテンエアバッグ装置16と、カーテンエアバッグ17の下側で前後方向に沿ってサイドエアバッグ22を展開するサイドエアバッグ装置21と、が図示されている。カーテンエアバッグ装置16の本体18は、たとえばルーフレールに配置される。カーテンエアバッグ17は、AピラーからCピラーまでの範囲で、窓ガラスに沿って展開する。サイドエアバッグ装置21の本体23は、たとえばシート5の背部の外側部分に配置される。サイドエアバッグ装置21は、シート5の背部の外側部分から前へ向かってサイドエアバッグ22を展開する。カーテンエアバッグ17およびサイドエアバッグ22が、シート5に着座した乗員の車幅方向外側で展開することにより、たとえば側方からの衝突の際に車幅方向外側へ移動しようとする乗員を受け止めたり、乗員とドアとの間の空間を確保したりできる。
図2(C)には、フロントエアバッグ装置11と、サイドエアバッグ装置21とが図示されている。フロントエアバッグ12およびサイドエアバッグ22が、シート5に着座した乗員の前側および車幅方向外側で展開することにより、たとえば斜め前方からの衝突の際に前斜め外側へ移動しようとする乗員を受け止めて支えることができる。
このように、自動車1では、複数の衝突形態に対応するために、複数のエアバッグを設けている。エアバッグの個数は、対処しようとする衝突形態の数に応じて、略比例的に増加している。今後衝突安全基準が強化されたり見直されたりすることにより、より多くのエアバッグを、設ける必要に迫られる。
このため、自動車1では、エアバッグの個数増加を抑制しつつ、複数の衝突形態に対処できるようにすることが求められている。
右エアバッグ装置の本体39は、たとえばシート5の背部の右側に配置される。本体39は、シート5の座部の右側部分に配置されてもよい。ここで、右側は、車幅方向内側である。
右側の抱込エアバッグ32は、直線状の袋体から形成される。そして、抱込エアバッグ32は、本体39から自動車1の前へ向かって直線状に展開する。
また、直線状の袋体は、自動車1の前側の先端部が、シート5の中央内側から、後側へ折り返される。これにより、直線状の抱込エアバッグ32の先端は、折返縁32Eとなる。また、先端の折返縁32Eの後側には、袋体が重なる重畳部32Dが形成される。
左エアバッグ装置の本体39は、たとえばシート5の背部の左側部分に配置される。本体39は、シート5の座部の左側部分に配置されてもよい。
左側の抱込エアバッグ32の形状および展開状態は、右側のものと同様であり説明を省略する。
制御部60は、たとえば撮像デバイス51の画像に基づいて衝突の可能性を周期的に予測する。そして、衝突の可能性がある場合、制御部60は、シートベルト装置を作動させ、乗員の上体をシート5に引き付ける。
その後、制御部60が、たとえば加速度センサ52の検出値などに基づいて衝突を検出する。そして、衝突が検出された場合、制御部60は、エアバッグ装置を作動させる。
その後、図5(E)に示すように、抱込エアバッグ32の中央部分が、下がった腕により圧迫される。
そして、抱込エアバッグ32の腕より前側へ突出した重畳部32Dは、膨張した時の高い圧力で膨張した状態になる。抱込エアバッグ32の前側の重畳部32Dは、広がるように膨れ上がった状態になる。
また、抱込エアバッグ32の重畳部32Dはその広がった状態のまま、シート5の中央内側へ若干移動する。これにより、左右の抱込エアバッグ32の重畳部32D同士が近づき、抱込エアバッグ32の前側の重畳部32Dにより、乗員の上体を前から押さえて前へ移動し難くできる。
2…前室
3…乗員室
4…後室
5…シート
11…フロントエアバッグ装置
12…フロントエアバッグ
13…本体
16…カーテンエアバッグ装置
17…カーテンエアバッグ
21…サイドエアバッグ装置
22…サイドエアバッグ
23…本体
31…羽交締エアバッグ装置
32…抱込エアバッグ
32E…折返縁
32D…重畳部
39…本体
51…撮像デバイス
52…加速度センサ
53…速度センサ
54…ブレーキ操作センサ
55…角速度センサ
56…ベルト張力センサ
57…ベルト巻取量センサ
58…着座センサ
59…タイマ
60…制御部
Claims (4)
- 車両に乗車した乗員が着座するシートと、
前記シートに着座した乗員の身体の後側から脇下または上体側面の近くを通過して身体上部の前側に到達するように展開される抱込エアバッグを有するエアバッグ装置と、
を有し、
前記抱込エアバッグは、
直線状の袋体から形成され、
前記直線状の袋体についての前記車両の前側の先端部が後側に折り返されて折返縁を先端とするととともに前記折返縁より後側において袋体が重なる重畳部を有する、
車両の乗員保護装置。 - 前記エアバッグ装置は、前記シートに着座した乗員の左右に一対で設けられ、乗員の前側に回り込んで羽交い締めする、
請求項1記載の車両の乗員保護装置。 - 前記抱込エアバッグにおいて、前記重畳部の少なくとも一部は、前記シートに着座した乗員の身体上部の前側に突出する、
請求項1または2記載の車両の乗員保護装置。 - 前記抱込エアバッグにおいて、直線状の前記袋体は、前記先端部が前記シートの中央内側に折り返されている、
請求項1から3のいずれか一項記載の車両の乗員保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016070786A JP6631958B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 車両の乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016070786A JP6631958B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 車両の乗員保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017178149A JP2017178149A (ja) | 2017-10-05 |
JP6631958B2 true JP6631958B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=60003454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016070786A Active JP6631958B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 車両の乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6631958B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7037979B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2022-03-17 | 株式会社Subaru | エアバッグ装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080919A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Takata Corp | 乗員拘束装置 |
JP2009154812A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Toyota Central R&D Labs Inc | 乗員保護装置 |
JP5445595B2 (ja) * | 2010-01-12 | 2014-03-19 | 三菱自動車工業株式会社 | サイドエアバッグ |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016070786A patent/JP6631958B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017178149A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10501040B2 (en) | Occupant protection apparatus for vehicle | |
US10625701B2 (en) | Vehicle airbag | |
JP6631957B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
CN108692953B (zh) | 包括安全气囊的车辆座椅 | |
JP6623103B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6565776B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
US9463763B2 (en) | Occupant protection apparatus for vehicle | |
JP6623104B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6784502B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6626763B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6515861B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
US9387821B1 (en) | Vehicle restraint systems and methods of use and manufacture thereof | |
JP2018171993A (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
US10766392B2 (en) | Seat including deployable plate | |
JP2020117113A (ja) | 乗員拘束装置 | |
JP6631958B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6626764B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6631956B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6871787B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6390487B2 (ja) | 車両用乗員拘束装置 | |
JP6937144B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP6626765B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP2002079900A (ja) | 自動車 | |
JP6836436B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
EP4212396A1 (en) | Airbag device for vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6631958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |