JP6631613B2 - 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置 - Google Patents

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本発明は、空気冷媒サイクルを用いた冷却装置に関する。
種々の素材や加工品並びに生鮮食料品等を保存するために倉庫等の被冷却室に適用される冷却装置が広く知られている。このような冷却装置にあっては、従来、フロンなどの冷媒を利用していたが、近年、環境保全の観点から空気冷媒を用いた冷却装置が求められている。
空気冷媒を用いた冷却装置として、例えば、特許文献1に示されるように、被冷却室から配管経路内に取り込んだ空気を圧縮する圧縮機と、圧縮機により圧縮された高圧高温の空気を冷却する熱交換器と、熱交換器により冷却された高圧低温の空気を低圧(略1気圧)に膨張させる膨張機と、を備え、膨張機により膨張された超低温の空気を配管経路から被冷却室に供給する開放式の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置がある。
このような開放式の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置にあっては、被冷却室の出入口から流入する外気(大気)や該被冷却室内で作業する作業者の呼気が混入することがあり、これらの外気や呼気により冷却装置内の空気に含まれる水分量が変化するため、冷却装置の配管経路内、特に温度が低い膨張機の下流側で空気中の水分が凝固して霜が形成され、この霜を多く含む超低温の空気が被冷却室に吹出されることがあった。そこで、特許文献1の冷却装置は、膨張機と被冷却室との間に超低温の空気に含まれる水分を捕集する除霜器を設けている。
また、このような冷却装置にあっては、所定時間冷却運転を続けると、除霜器が目詰まりを起こすため、任意のタイミングで冷却運転を休止し、除霜器の霜取り(以下、デフロスト運転という)が行われる。このデフロスト運転は、被冷却室から圧縮機への空気の流れと除霜器から被冷却室への空気の流れとを封止し、且つ被冷却室及び圧縮機間の配管と被冷却室及び除霜器間の配管とを連結するバイパス配管を開放するとともに、圧縮機を冷却運転時よりも低い回転数で駆動させることで、冷却装置内で循環する空気の温度を上昇させ、これにより除霜器等の部材の内部をデフロストするものがある。
また、特許文献2に示されるように、デフロスト運転時には、被冷却室及び圧縮機への流路を閉塞するとともに、熱交換器、膨張機、及び除霜器を連通する流路に対しヒータ付きファンを接続し、該ファンの出力により空気を循環させることにより、除霜器等の部材の内部をデフロストするように構成された冷却装置が開発されている。
国際公開第2006/011297号公報(第7頁、第1図) 特開2015−210006号公報(第13頁、第3図)
特許文献1の冷却装置にあっては、デフロスト運転時には、冷却装置内で空気を循環させるために、大型の圧縮機を駆動させる必要があり、消費電力が大きくなっていた。
また、特許文献2のような冷却装置にあっては、デフロスト運転時には、圧縮機に比べて小さなヒータ付きファンにより空気を循環させることから、消費電力を小さくできるものの、新たにヒータ付きのファンを用意しなければならないため、冷却装置を構成する部品点数が増えてしまうといった問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、構造が簡素な空気冷媒サイクルを用いた冷却装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置は、
被冷却室から回収した空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された空気を冷却する熱交換器と、前記熱交換器により冷却された空気を膨張させる膨張機と、前記膨張機から前記被冷却室に流れる空気に含まれる水分を霜として捕集する除霜器と、を備えた空気冷媒サイクルを用いた冷却装置であって、
前記圧縮機は、駆動源としてのモータと、該モータを冷却するための空冷用循環流路と、該空冷用循環流路にて空気を循環させるファンと、を有し、
前記空冷用循環流路は、少なくとも前記除霜器に連通し且つ前記被冷却室に非連通となるデフロスト用流路に連結されており、
前記空冷用循環流路と前記デフロスト用流路とは、弁により連通状態と非連通状態とが切り換えられることを特徴としている。
この特徴によれば、デフロスト運転時に、弁の操作により空冷用循環流路とデフロスト用流路とを連通状態とすることで、当該デフロスト運転時に本来は休止状態となるモータ冷却用のファンを利用して、デフロスト用流路内に空気を送出することができるため、デフロスト用に別段の駆動源を用意しなくて済み、冷却装置の構造を簡素化することができる。
前記弁は、前記ファンから送出される空気を前記デフロスト用流路または前記空冷用循環流路のいずれか一方に流れるように制御する切換弁であることを特徴としている。
この特徴によれば、切換弁によりファンの出力をデフロスト用流路または空冷用循環流路のどちらかに切り換えられるため、ファンの出力がデフロスト用流路及び空冷用循環流路の両方に分散されることがないため、ファンを小型化することができる。
前記デフロスト用流路は、少なくとも前記熱交換器、前記膨張機、及び前記除霜器に連通するように構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、1台のファンで熱交換器、膨張機、除霜器に空気を循環させることができる。
前記デフロスト用流路は、前記圧縮機に非連通となるように構成されていることを特徴としていることを特徴としている。
この特徴によれば、デフロスト用流路は、霜が形成されにくい圧縮機に非連通であるため、デフロスト用流路の構成をコンパクトにできる。
本発明の実施例における空気冷媒サイクルを用いた冷却装置の冷却状態を示す図である。 (a)は、除霜器を示す平面視断面模式図であり、(b)は、除霜器を示す側面視断面模式図である。 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置のデフロスト状態を示す図である。 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置のデフロスト状態における水の排出態様を示す図である。 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置の別形態を示す図である。 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置の別形態を示す図である。 空気冷媒サイクルを用いた冷却装置の別形態を示す図である。
本発明に係る空気冷媒サイクルを用いた冷却装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る空気冷媒サイクルを用いた冷却装置につき、図1から図7を参照して説明する。
図1に示されるように、本実施例における冷却装置1は、種々の素材や加工品並びに生鮮食料品等の被冷却物を保存するため空間である被冷却室2に接続される配管系統である。冷却装置1は、被冷却室2から空気を吸い込むとともに、該空気を冷却装置1内で冷却した後、被冷却室2に還元する空気冷媒サイクルを用いた冷却装置である。
より詳しくは、被冷却室2は、外部から作業者が出入り可能な出入口を有しているため、被冷却室2内には、出入口から流入する外気(大気)や該被冷却室内で作業する作業者の呼気が必然的に混入するようになっている。すなわち、冷却装置1内に取り込まれる空気に含まれる水分量が変化する、所謂開放式の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置となっている。尚、この冷却装置1は、系の温度・圧力の違いにより、冷凍用、冷蔵用、空調冷房用等に適用でき、より好適には−55℃以下の超低温域の冷凍システムに適用される。
次に冷却装置1の構造について説明する。冷却装置1は、コンプレッサC(圧縮機)、第1熱交換器3、第2熱交換器4、膨張タービンE(膨張機)、除霜器6を主に備え、これらの機器が後述するように配管及び弁を介し連通可能状態で接続されている。
詳しくは、コンプレッサCの下流側には、配管7aを介して第1熱交換器3の高温側配管3aが接続されている。第1熱交換器3の高温側配管3aの下流側には、配管7bを介して第2熱交換器4の高温側配管4aが接続されている。第2熱交換器4の高温側配管4aの下流側には、配管7cを介して膨張タービンEが接続されており、膨張タービンEの下流側には、配管7dを介して除霜器6が接続されている。除霜器6の下流側には、配管7eを介して入口弁8(切換手段)が接続されており、入口弁8の下流側は、配管7fを介して被冷却室2内の図示しない一方の通気口に接続されている。被冷却室2内の図示しない他方の通気口には、配管7gを介して三方切換弁である出口弁9(切換手段)が接続されており、出口弁9の下流側には、配管7hを介して第2熱交換器4の低温側配管4bが接続されており、第2熱交換器4の低温側配管4bの下流側には、配管7jを介して開放・閉塞を切換えるための第2切換弁52が接続されている。第2切換弁52の下流側は、配管7kを介してコンプレッサCに接続されている。
また、配管7bは分岐する配管50aを有し、配管7cは分岐する第1ドレン管55aを有し、配管7dは分岐する第2ドレン管55bを有し、配管7eは分岐する第3ドレン管55cとバイパス管7mとを有し、配管7jは分岐する配管50bを有している。配管50aは開放・閉塞を切換えるための第1切換弁51が接続されており、第1切換弁51は配管50cを介して後述する空冷用循環流路12に接続されている。第1ドレン管55aは、該第1ドレン管55aの冷却装置1の外部への開放・閉塞を切換えるための第1仕切弁56aが接続され、第2ドレン管55bは、該第2ドレン管55bの冷却装置1の外部への開放・閉塞を切換えるための第2仕切弁56bが接続され、第3ドレン管55cは、該第3ドレン管55cの冷却装置1の外部への開放・閉塞を切換えるための第3仕切弁56cが接続されている。バイパス管7mは、出口弁9に接続されている。配管50bは、空冷用循環流路12に接続されている。
コンプレッサC及び膨張タービンEは、モータ10により駆動される。このモータ10は、同軸上に延びる一対の駆動軸10a,10bを備え、それぞれにコンプレッサCと膨張タービンEとが接続されており、膨張タービンEの上流側の高圧空気により生じる該膨張タービンEの回転動力が、駆動軸10bを介してコンプレッサCの駆動軸10aに伝達されることで、動力回収がなされるように構成されている。
また、モータ10には、空冷用のファンFにより空気が循環する空冷用循環流路12が接続されており、ファンF及び空冷用循環流路12により冷却されるようになっている。また、空冷用循環流路12には、空冷用循環流路12内の空気と熱交換するラジエータ13が接続されている。一方で、空冷用循環流路12には、デフロスト用流路50が接続されている。
ここで、空冷用循環流路12の構成について詳しく説明する。空冷用循環流路12は、内部にファンFが配設された配管12aと、ファンFの下流側かつモータ10の上流側に位置し配管12aの一部である熱交換部12bと、モータ10の下流側に接続される配管12cと、配管12cの下流側に接続されるとともに配管12aの上流側に接続される開放・閉塞を切換えるための第3切換弁53と、から構成されており、熱交換部12bでは、ラジエータ13との熱交換が可能となっている。また、配管12aは、該配管12aの下流側で分岐する配管50cを有し、該配管12aの上流側で分岐する配管50bを有している。これら配管50c,50bは、デフロスト用流路50の一部である。
第1熱交換器3は、本実施例では水冷式の熱交換器であり、コンプレッサCから第2熱交換器4に空気が流れる高温側配管3aと、高温側配管3aとは別系統であり冷却水が循環する低温側配管3bと、を備えており、高温側配管3aと低温側配管3bとの間で熱交換を行うことにより、高温側配管3a内を流れる空気を冷却できるようになっている。尚、ここでいう高温側配管3a及び低温側配管3bとは、第1熱交換器3において熱交換を行う2つの配管の内部を流れる空気を比較したときの高温側、低温側である。
第2熱交換器4は、第1熱交換器3で冷却された空気が流れる高温側配管4aと、被冷却室2からコンプレッサCに空気が流れる低温側配管4bと、を備えており、高温側配管4aと低温側配管4bとで熱交換することで高温側配管4aを流れる空気を冷却できるようになっている。尚、ここでいう高温側配管4a及び低温側配管4bとは、第2熱交換器4において熱交換を行う2つの配管の内部を流れる空気を比較したときの高温側、低温側である。
図2(a),(b)に示されるように、除霜器6は、配管7dと配管7eとを接続する箱状のケース6aと、ケース6aを配管7d側の空間と配管7e側の空間とに区画する網目部材6bと、から構成されている。後述するように、膨張タービンEから配管7dを介して配管7e側に流れる空気が網目部材6bを通過するときに、該空気に含まれる水分が網目部材6bに霜として吸着するようになっている。
また、図1に示されるように、除霜器6の周囲には、除霜器6の目詰まりを検知する検知手段14が設けられている。この検知手段14は、除霜器6の網目部材6bよりも上流側に接続される圧力計14aと、網目部材6bよりも下流側に接続される圧力計14bと、圧力計14a,14bとの差圧を計測する差圧計14cと、から構成されており、差圧計14cにより計測される差圧が所定の閾値以上となったときに、除霜器6が目詰まりを生じたものとして検知する。冷却装置1は、検知手段14が除霜器6の目詰まりを検知したときに、除霜器6及び各配管・機器内の霜取りを行うデフロスト運転に切り換えるようになっている。尚、デフロスト運転については、後に詳述する。
ここで、デフロスト用流路50の構成について説明する。デフロスト用流路50は、循環流路として構成されており、ファンFの下流側に向かって順に、配管50c、第1切換弁51、配管50a、配管7b、第2熱交換器4の高温側配管4a、配管7c、膨張タービンE、配管7d、除霜器6、配管7e、バイパス管7m、出口弁9、配管7h、第2熱交換器4の低温側配管4b、配管7j,50b、及び空冷用循環流路12の配管12aに接続されている。これにより、配管12a内に配設されたファンFにより送風される空気が、デフロスト用流路50内を循環可能となっている。後に詳述するが、冷却装置1は、検知手段14が除霜器6の目詰まりを検知したときに、ファンFに送風される空気が循環する流路を、空冷用循環流路12からデフロスト用流路50に切換えるようになっている。
また、冷却装置1は、上記したモータ10、入口弁8、出口弁9、検知手段14、第1切換弁51、第2切換弁52、第3切換弁53、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b及び第3仕切弁56c等と電気的に接続される図示しない制御部を有しており、当該制御部が、検知手段14より受信した除霜器6の差圧の情報に基づき、モータ10の駆動操作及び弁の開閉操作を行い、冷却運転若しくはデフロスト運転を切換え制御可能に構成されている。
次に、冷却装置1が冷却運転のときの動作について説明する。尚、以下の説明において、被冷却室2内の庫内空気A1(約1気圧,約−55℃)を基準とし、高圧とは、庫内空気A1と比べて高圧であることを指し、常圧とは、庫内空気A1と略同圧であることを指し、同温とは、庫内空気A1と比べて誤差10℃以内の温度であることを指し、高温、低温とは、同温よりも高温、低温であることを指す。
冷却運転時には、入口弁8が開放され、除霜器6と被冷却室2とが連通され、出口弁9のバイパス管7m側が閉塞され、被冷却室2と第2熱交換器4の低温側配管4bが連通するように開放され、第1切換弁51が閉塞され、第2切換弁52と第3切換弁53とが開放され、コンプレッサCを介して第2熱交換器の低温側配管4b側から高温側配管4a側が連通される冷却運転用循環流路が形成される。
このとき、第1切換弁51が閉塞され、第2切換弁52と第3切換弁53とが開放されていることから、配管50a,50b,50c,12aを介して配管7j内の常圧高温空気A1’(約1気圧、約40℃)が配管7bに流入することが防止されているとともに、ファンFにより送風される空気が空冷用循環流路12内を循環可能となる。この空冷用循環流路12内を循環する空気によりモータ10の冷却が可能である。加えて、空気が熱交換部12bを通過するときにラジエータ13との熱交換により冷却されることから、モータ10の冷却効率が良い。
また、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56cは、冷却装置1の冷却運転時においていずれも閉塞状態にある。これにより、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b及び第3仕切弁56cを介して外気が冷却装置1内部に流入することが防止されている。
モータ10の回転によりコンプレッサC及び膨張タービンEが駆動すると、コンプレッサCは、配管7k内の常圧高温空気A1’を吸引して圧縮する。コンプレッサCにより圧縮された高圧高温空気A2は、約2気圧、約120℃となっており、配管7aを通って第1熱交換器3の高温側配管3aに吐出される。このコンプレッサC及び膨張タービンEの駆動により冷却運転用循環流路内を空気が循環している。
冷却運転時には、第1熱交換器3の低温側配管3b内を冷却水が循環しているため、第1熱交換器3の高温側配管3aに吐出された高圧高温空気A2は、第1熱交換器3の低温側配管3bの冷却水と熱交換され、約2気圧、約45℃の高圧高温空気A3となり、第2熱交換器4の高温側配管4aに吐出される。
第2熱交換器4の高温側配管4aに吐出された高圧高温空気A3は、被冷却室2から第2熱交換器4の低温側配管4bを介してコンプレッサCに吸い込まれる庫内空気A1(約1気圧、約−55℃)と熱交換され、約2気圧、約−50℃の高圧同温空気A4となり、膨張タービンEに吐出される。このとき、高圧高温空気A3は、庫内空気A1と熱交換されることで、第2熱交換器4の高温側配管4aの内周面に高圧高温空気A3中に含まれる水分の一部が霜となって付着するため、膨張タービンEに吐出される高圧同温空気A4に含まれる水分量が減る。一方、約−55℃の庫内空気A1は、高圧高温空気A3と熱交換されることにより、約40℃の常圧高温空気A1’となって配管7jに流入する。
膨張タービンEに吐出された高圧同温空気A4は、膨張タービンEにより膨張され、約1気圧、約−90℃の常圧低温空気A5となるとともに、該常圧低温空気A5に含まれる水分の一部が霜となって冷気と混在し、除霜器6に吐出される。
除霜器6に吐出された常圧低温空気A5は、除霜器6の網目部材6bを通過するときに、該常圧低温空気A5に含まれる霜が網目部材6bに付着し、これにより、常圧低温空気A5よりも水分量の少ない常圧低温空気A6(約1気圧、約−90℃)となる。常圧低温空気A6は、入口弁8を介して被冷却室2に吐出される。このように、膨張タービンEにより膨張された常圧低温空気A5が除霜器6により水分が除去されるため、被冷却室2に霜が吹き出すことを抑制できる。
被冷却室2に吐出された常圧低温空気A6は、被冷却室2の外部から流入される空気等と混ざることで、約−55℃の庫内空気A1となる。
次に、冷却装置1のデフロスト運転について図3,4に基づいて説明する。前述したように、冷却装置1の冷却運転時において、差圧計14cにより除霜器6の上流側と下流側との差圧が所定の閾値以上となったことを検知したときに、冷却装置1の制御部(図示略)がデフロスト運転に切り換える。
図3に示されるように、デフロスト運転時には、入口弁8が閉塞されることで配管7eが被冷却室2に非連通状態となり、出口弁9のバイパス管7m側が開放されることでバイパス管7mと配管7hとが連通され、出口弁9の被冷却室2側が閉塞されることで被冷却室2と第2熱交換器4の低温側配管4bが非連通状態となる。またデフロスト運転時には、第1切換弁51が開放され、第2切換弁52と第3切換弁53とが閉塞され、空冷用循環流路12の配管12aを介して第2熱交換器4の低温側配管4b側から高温側配管4a側が連通されるデフロスト用流路50が形成される。尚、デフロスト運転時においてモータ10、第1熱交換器3、ラジエータ13は停止されている。
このようにデフロスト運転時には、第1切換弁51が開放され、第2切換弁52と第3切換弁53とが閉塞されていることから、コンプレッサC側の流路(配管7k、コンプレッサC、配管7a、第1熱交換器3の高温側配管3a)を介して空気冷媒が配管7bに流入することが防止されているとともに、空冷用循環流路12内をファンFにより送風される空気が循環不能となっている。一方で、ファンFにより送風される空気は、デフロスト用流路50内を循環可能となっている。
尚、デフロスト運転時には、コンプレッサC及び膨張タービンEは、冷却装置1の制御部(図示略)の制御により、モータ10が停止されることによりコンプレッサC及び膨張タービンEの駆動が停止されている。これらにより、モータ10を冷却する必要が無いことから、問題なく空冷用循環流路12内の空気の循環を停止させることができ、空気が配管7aを逆流するような圧力の発生等が防止されている。
また、膨張タービンEの駆動が停止されていることから、膨張タービンEを通過する空気が膨張されることが防止されているため、その圧力・温度が低減することを防止されている。加えて、第1熱交換器3が停止されているとともに、第1熱交換器3の高温側配管3a内を空気が通過しないことから、第1熱交換器3の高温側配管3aの下流側を循環する空気を冷却することが防止されている。同様に、ラジエータ13が停止されているとともに、空冷用循環流路12の熱交換部12b内を空気が通過しないことから、ファンFにより送風された空気が冷却されることを防止している。
デフロスト運転時にファンFにより送出される空気は、配管12a、配管50c、第1切換弁51、配管50a、配管7b、第2熱交換器4の高温側配管4a、配管7c、膨張タービンE、配管7dの順に通過し、除霜器6に吐出される。除霜器6では、デフロスト運転時に除霜器6内に電熱部が接続されたヒータ(図示略)が作動するようになっており、これにより除霜器6内に積もった霜を溶かすことができるようになっている。また、除霜器6に吐出された空気A21は、ヒータから発せられる熱により温められた除霜器6内の空気と混ざって空気A31となる。
尚、図2(a),(b)に示されるように、除霜器6の底面6cは、すり鉢状に形成されており、除霜器6の底面の最下部には、外部と連通する開閉式のドレンバルブ6dが設けられている。これによれば、ヒータにより除霜器6の霜が溶かされ発生した水を、ドレンバルブ6dを介して外部に排出することができるようになっている。以下、デフロスト運転において、除霜器6、その他の配管内等で加温により溶かされ発生した水をドレン水と称する。
空気A31は、第2熱交換器4の低温側配管4bを通過し空気A41となり、ファンFに送出されて空気A11となる。空気A11は、第2熱交換器4の高温側配管4aを通過し空気A21となり、膨張タービンEを介して除霜器6に吐出される。以降、デフロスト運転中は、循環流路であるデフロスト用流路50内を空気が循環するとともに、上記したヒータで温められることから、デフロスト用流路50内の空気を素早く温めることができる。すなわち、高圧同温空気A4、常圧低温空気A5,A6及び庫内空気A1が通過することで着霜し易い、第2熱交換器4を含む所定区間(高温側配管4a、配管7c、膨張タービンE、配管7d、除霜器6、配管7e、バイパス管7m、出口弁9、配管7h、低温側配管4bの区間)を重点的かつ効果的に除霜することができる。尚、ヒータは、配管50a,50b,またはファンFの吐出側の50c内に配設されていてもよく、複数配設されていてもよい。更に尚、上記したデフロスト運転によって、配管系内の温度が上昇しているため、デフロスト運転の終了後は、配管7e、バイパス管7m及び配管7hを開放するとともに、被冷却室2側を閉塞した状態のまま、配管系内の温度が下がるまでの一定時間冷却運転を行い、一定時間の経過後、被冷却室2側を開放すると好ましい。このようにすることで、被冷却室2内の温度上昇を防ぐことができる。
尚、直接の図示は省略するが、第2熱交換器4及び膨張タービンEの下部は、すり鉢状に形成されており、その最下部には、外部と連通する開閉式のドレンバルブが設けられている。これによれば、ドレン水を、ドレンバルブを介して外部に排出することができるようになっている。
次に、図4を用いて、デフロスト運転において、配管7c,7d,7e、バイパス管7m、配管7hの内部のドレン水の排出について説明する。尚、第2熱交換器4及び除霜器6については、前述したため省略する。
直接の図示について省略するが、第1ドレン管55aは配管7cの最下部に配設されている。第2ドレン管55b、第3ドレン管55cについても同様である。発生したドレン水は、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56cが開放されることにより対応する第1ドレン管55a、第2ドレン管55b、第3ドレン管55cから排出される。尚、バイパス管7m,配管7h内のドレン水は、第3ドレン管55c又は第2熱交換器4を介して排出される。
ドレン水の排出については、デフロスト運転終了後に、外気を取り入れて予冷しながら行われる。尚、ドレン水の排出は、デフロスト運転中に所定時間毎に行われてもよく、フロートスイッチやセンサ等により所定量を上回ったことが検知されたことに応じて行われてもよい。
このように、デフロスト運転時にあっては、膨張タービンEの駆動が停止していること、第1熱交換器3において下流側を循環する空気が冷却されないこと、被冷却室2から冷たい空気(庫内空気A1)が入り込まないこと、ヒータが作動すること等の要因により、冷却装置1内の空気の温度が冷却運転時よりも高くなり、冷却装置1内の霜を溶かすことができる。
また、他の部位に比べて霜が発生しやすい第2熱交換器4を含む所定区間では、1台のファンFの送風によりヒータの熱を第2熱交換器4により熱交換した上で、空気を循環させることができるため、該所定区間内の霜を効率的に溶かすことができる。このことから、1台のファンFで第2熱交換器4、膨張タービンE、除霜器6を含むデフロスト用流路50内の空気が循環されている。
尚、特許文献1等に示される従来のデフロスト運転における、冷却運転時よりも低い回転数で圧縮機を駆動させるときのモータ10の駆動に必要な消費電力と比較すると、本実施例における冷却装置1のファンFの駆動に必要な消費電力の方が小さい。すなわち、エネルギー効率が良い。
以上、説明したように、デフロスト運転時に、第1切換弁51、第2切換弁52及び第3切換弁53の操作により空冷用循環流路12の配管12aとデフロスト用流路50とが連通状態とすることで、当該デフロスト運転時に本来は休止状態となるモータ10冷却用のファンFを利用して、デフロスト用流路50内の空気を送出することができるため、デフロスト用に別段の駆動源を用意しなくて済み、冷却装置1の構造を簡素化することができる。
第1切換弁51、第2切換弁52及び第3切換弁53によりファンFの出力をデフロスト用流路50または空冷用循環流路12のどちらかに切り換えられることから、ファンFの出力がデフロスト用流路50及び空冷用循環流路12の両方に分散されることがないため、ファンFを小型化することができる。
デフロスト用流路50は、霜が形成されにくいコンプレッサCに非連通であるため、デフロスト用流路50の構成をコンパクトにできる。同様に、1台のファンFでデフロスト用流路50内の空気を循環できることから、デフロスト用流路50の構成をコンパクトにできる。
尚、前記実施例では、デフロスト用流路50内を空気が循環する形態を例示したが、外気が霜を溶かすに足る温度であれば、図5に示されるように、配管12aの上流側に冷却装置1の外部に連通する配管150bと第4仕切弁56dとが接続され、外気がデフロスト用流路150Aを通過する形態の冷却装置100Aであってもよい。
詳しくは、デフロスト運転時において、第4切換弁54、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56c及び第1切換弁51が開放されるとともに、第2切換弁52、第3切換弁53、入口弁8及び出口弁9のバイパス管7m側を閉塞されることで、デフロスト用流路150Aは形成される。ファンFの駆動により、第4切換弁54を介してデフロスト用流路150A内に流入した外気が、外気がデフロスト用流路150A内を通過し、各第1ドレン管55a、第2ドレン管55b、第3ドレン管55cから対応する第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56cを介して排出されることとなる。尚、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56cは、デフロスト運転時に同時にすべて開放されていてもよく、所定時間毎、フロートスイッチによる検知、センサによる検知等に応じて個別に開放されてもよく、限定するものではない。
デフロスト用流路150Aを通過する外気により、デフロスト用流路150A内の霜が温められ、発生した水が各第1ドレン管55a、第2ドレン管55b、第3ドレン管55cから対応する第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56cを介して外気とともに排出される。すなわち、この形態であれば、ヒータを用いずともデフロスト用流路150A内の除霜を行うことができる。一方で、配管150b内等にヒータが配設されていてもよい。
デフロスト用流路150Aによるデフロスト運転においては、特に着霜の多い除霜器6を重点的に除霜することができる。また、外気を利用して除霜が行われることから、デフロスト用流路150A及び第2熱交換器4、膨張タービンE、除霜器6等の温度が過度に上昇することを防止することができるとともに、温められる範囲がデフロスト用流路50と比較すると狭い範囲であることから、冷却運転への復帰を速やかに行うことができる。
また、外気が霜を溶かすに足る温度であれば、図6に示されるように、配管12aの上流側に配管150bと第4切換弁54とが接続され、配管7jから分岐するとともに冷却装置1の外部に連通する第5ドレン管55eと第5仕切弁56eとが接続され、外気がデフロスト用流路150Bを通過する形態の冷却装置100Bであってもよい。
詳しくは、デフロスト運転時において、第4切換弁54、第5仕切弁56e及び第1切換弁51が開放されるとともに、第2切換弁52、第3切換弁53、入口弁8及び出口弁9の被冷却室2側を閉塞されることで、デフロスト用流路150Bは形成される。ファンFにより送風することで、第4切換弁54を介してデフロスト用流路150B内に流入した外気が、外気がデフロスト用流路150B内を通過し、第5ドレン管55eから第5仕切弁56eを介して排出されることとなる。
デフロスト用流路150Bを通過する外気により、デフロスト用流路150B内の霜が温められ、発生した水が第5ドレン管55eから第5仕切弁56eを介して外気とともに排出される。すなわち、この形態であれば、ヒータを用いずともデフロスト用流路150B内の除霜を行うことができる。また、配管150b内等にヒータが配設されていてもよい。
デフロスト用流路150Bによるデフロスト運転においては、ファンFに送出された外気が主に第5ドレン管55eから吐出されるため、デフロスト用流路150B全体を速やかに外気が通過することとなる。これにより、特に着霜が多い第2熱交換器4、膨張タービンE、除霜器6全体を効率よく除霜することができる。また、第2熱交換器4、膨張タービンE、除霜器6及び第5ドレン管55eからドレン水を排出することができるため、他にドレン管を設けなくともよい。
尚、1つの冷却装置が、第1ドレン管55a、第2ドレン管55b、第3ドレン管55c、配管150d,150e、第1仕切弁56a、第2仕切弁56b、第3仕切弁56c、第4切換弁54、第5仕切弁56eを有し、制御部の制御によりデフロスト用流路150A,150Bに切換可能に構成されていてもよい。
また、図7に示されるように、配管207bと空冷用循環流路212の配管212aの下流側とを接続する配管250aが、三方切換弁である第1切換弁251、第2切換弁252を介して接続され、配管207jと空冷用循環流路212の配管212aの上流側とを接続する配管250bが、三方切換弁である第3切換弁253、第4切換弁254を介して接続される冷却装置200であってもよい。
冷却装置200は、冷却運転時において、第1切換弁251、第2切換弁252の配管250a側と第3切換弁253、第4切換弁254の配管250b側とを閉塞することにより、冷却運転用循環流路と空冷用循環流路212とが確実に区画されるため、冷却運転用循環流路または空冷用循環流路212を循環する空気が混在することを防止し、圧力損失を低減できる。
また、冷却装置200は、デフロスト運転時において、第1切換弁251、第3切換弁253のコンプレッサC側と、第2切換弁252、第4切換弁254のモータ10側とを閉塞することにより、デフロスト運転流路250とコンプレッサC側の流路または空冷用循環流路212のモータ10側とが確実に区画されるため、デフロスト運転流路250とコンプレッサC側の流路または空冷用循環流路212のモータ10側を循環する空気が混在することを防止し、圧力損失を低減できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、空冷用循環流路12と配管7b,7jとを接続する態様として説明してきたが、これに限らず、空冷用循環流路12と配管7b,7j以外の配管とを接続する態様であってもよい。
また例えば、前記実施例では、除霜器6を一つ有する態様として説明したが、これに限らず、複数有していてもよい。同様に、ファンFについても、複数配設されていてもよく、空冷用循環流路12以外に配設されていてもよい。
1 冷却装置
2 被冷却室
3 第1熱交換器
4 第2熱交換器
6 除霜器
8 入口弁
9 出口弁
10 モータ
12 空冷用循環流路
50 デフロスト用流路
51 第1切換弁(弁)
52 第2切換弁(弁)
53 第3切換弁(弁)
54 第4切換弁
56e 第5仕切弁
100A 冷却装置
100B 冷却装置
150A デフロスト用流路
150B デフロスト用流路
200 冷却装置
212 空冷用循環流路
250 デフロスト運転流路
251 第1切換弁
252 第2切換弁
253 第3切換弁
254 第4切換弁
C コンプレッサ
E 膨張タービン
F ファン

Claims (4)

  1. 被冷却室から回収した空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された空気を冷却する熱交換器と、前記熱交換器により冷却された空気を膨張させる膨張機と、前記膨張機から前記被冷却室に流れる空気に含まれる水分を霜として捕集する除霜器と、を備えた空気冷媒サイクルを用いた冷却装置であって、
    前記圧縮機は、駆動源としてのモータと、該モータを冷却するための空冷用循環流路と、該空冷用循環流路にて空気を循環させるファンと、を有し、
    前記空冷用循環流路は、少なくとも前記除霜器に連通し且つ前記被冷却室に非連通となるデフロスト用流路に連結されており、
    前記空冷用循環流路と前記デフロスト用流路とは、弁により連通状態と非連通状態とが切り換えられることを特徴とする空気冷媒サイクルを用いた冷却装置。
  2. 前記弁は、前記ファンから送出される空気を前記デフロスト用流路または前記空冷用循環流路のいずれか一方に流れるように制御する切換弁であることを特徴とする請求項1に記載の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置。
  3. 前記デフロスト用流路は、少なくとも前記熱交換器、前記膨張機、及び前記除霜器に連通するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置。
  4. 前記デフロスト用流路は、前記圧縮機に非連通となるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空気冷媒サイクルを用いた冷却装置。
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