JP6631237B2 - 制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、制御装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載された画像形成装置は、記録媒体に形成されたトナー像を熱によって記録媒体に定着させる定着装置と、定着装置によってトナー像が定着された記録媒体を冷却する冷却装置を備える。冷却装置は、ベルト部材と冷却部材を備える。ベルト部材は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、おもて面に記録媒体を担持して搬送する。冷却部材は、ベルト部材の裏面に冷却面を接触させて設けられ、ベルト部材を介して記録媒体を冷却する。冷却装置は、冷却部材の温度を検知する温度検知手段と、冷却部材の周囲雰囲気の温度及び湿度を検知する温湿度検知手段と、周囲雰囲気の湿度が、冷却部材により周囲雰囲気が冷やされることで冷却部材に結露が生じないような、冷却部材の温度に応じた所定湿度以下となるように、温度検知手段と温湿度検知手段との検知結果に基づいて周囲雰囲気を除湿する除湿手段とを備える。
特開2014−35523号公報
転写ベルトを用いて像を転写する画像形成装置が知られている。一例を挙げると、感光体に転写ベルトを挟んで転写ロールが押し当てられている。帯電させた感光体に潜像が書き込まれ、潜像がトナーで現像される。転写ベルトの感光体側の面には記録媒体が保持され、転写ベルトが駆動されることにより記録媒体が転写ベルトと感光体の間に搬送される。転写ロールに印加された転写バイアスにより像と記録媒体との間に電界が形成され、静電引力により像が記録媒体に転写される。ところが、画像形成装置に非接触の帯電装置(例えば、コロトロン)が備えられている場合、コロナ放電により窒素酸化物などを含む放電生成物が生成されることがある。この放電生成物が吸湿すると、転写ベルトに付着して表面抵抗を低下させ、像の転写不良を引き起こす。この現象は、感光体から転写ベルトに像を転写し、転写ベルトから記録媒体に像を転写する構成の画像形成装置でも起こり得る。
本発明は、除湿を行うための装置を画像形成装置に設けなくても、放電生成物による転写不良を低減できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、像を保持する保持体と、ベルトと、前記保持体に保持された像を前記ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写する転写部と、前記転写部により転写された像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着部と、前記ベルトと前記定着部とを経由する搬送路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送部とを備える画像形成装置の前記搬送部を、少なくとも湿度について定められた条件が満たされた場合に、又は、除湿の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように制御する制御手段を備え、前記搬送部は、前記定着部により加熱された記録媒体の表裏を反転させて前記ベルトに搬送する反転部を備え、前記制御手段は、前記条件が満たされ且つ片面印刷の指示を受け付けた場合に、又は、除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する制御装置を提供する。
請求項に係る発明は、請求項に記載の制御装置において、前記制御手段は、前記条件が満たされた場合に警報を発し、当該警報を発した後に除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する。
請求項に係る発明は、請求項1または2に記載の制御装置において、前記制御手段は、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送する制御を開始した後、当該制御により搬送された記録媒体の数が閾値に達した場合に、当該制御を終了する。
請求項に係る発明は、像を保持する保持体と、ベルトと、前記保持体に保持された像を前記ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写する転写部と、前記転写部により転写された像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着部と、前記ベルトと前記定着部とを経由する搬送路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送部と、少なくとも湿度につい
て定められた条件が満たされた場合に、又は、除湿の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する制御手段とを備え、前記搬送部は、前記定着部により加熱された記録媒体の表裏を反転させて前記ベルトに搬送する反転部を備え、前記制御手段は、前記条件が満たされ且つ片面印刷の指示を受け付けた場合に、又は、除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する画像形成装置を提供する。
請求項1、5に係る発明によれば、除湿を行うための装置を画像形成装置に設けなくても、放電生成物による転写不良を低減させることができる。
請求項2に係る発明によれば、両面印刷のための構成を利用しない場合と比べて、低コストで除湿を実現することができる。
請求項3に係る発明によれば、除湿の要否をユーザに判断させることができる。
請求項4に係る発明によれば、定着部により加熱された記録媒体を転写部に搬送する制御を終了させない構成と比べて、消費電力を抑制することができる。
画像形成装置1の主な構成要素を示す図。 画像形成部10、搬送部30、定着部50、測定部60を示す図。 メニュー画面を示す図。 監視モジュールの流れ図。 判定テーブルを示す図。 自動除湿モジュールの流れ図。 実験結果を示す図。 手動除湿モジュールの流れ図。
本発明の実施形態の一例について説明する。
<構成>
図1は、画像形成装置1の主な構成要素を示す図である。画像形成装置1は、制御装置2、表示部6、受付部7、画像処理部8、画像形成部10、読取部20、搬送部30、定着部50、測定部60を備える。制御装置2は、制御部3(制御手段の一例)、記憶部4、通信部5を備える。なお、制御装置2が画像形成装置1の外部の装置として構成され、制御装置2と画像形成装置1とが通信手段で接続されていてもよい。また、表示部6、受付部7、画像処理部8などの構成要素が制御装置2に備えられていてもよい。
制御部3は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備える。ROMには、ハードウェアやOS(Operating System)の起動の手順を記述したファームウェアが記憶されている。RAMは、CPUが演算を実行する際のデータの記憶に用いられる。記憶部4は、例えば半導体メモリやハードディスク記憶装置などを備え、OSやアプリケーションなどのソフトウェアを記憶している。通信部5は、外部の電子機器との間で通信を行うための通信I/F(Interface)を備え、LAN(Local Area Network)などの通信回線に接続される。
表示部6は、例えば液晶表示装置を備え、ユーザが画像形成装置1を操作するための種々のウィジェットを備えたGUI(graphical user interface)の画面を表示面に表示する。受付部7は、例えば表示部6の表示面を覆うように設けられたタッチパネルや、表示面に隣接する位置に設けられたキーパッドなどを備え、ユーザが行った操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部3に出力する。制御部3は、この操作の内容に従って画像形成装置1を制御する。
画像処理部8は、通信部5により受信したPDL(Page Description Language)データなどをラスタデータに変換し、スクリーン処理や色変換などの画像処理を施す。
読取部20は、原稿を光学的に読み取って画像信号を生成し、画像処理部8に出力する。画像処理部8は、読取部20から出力された画像信号をラスタデータに変換し、スクリーン処理や色変換などの画像処理を施す。
図2は、画像形成部10、搬送部30、定着部50、測定部60を示す図である。画像形成部10は、保持体11の周囲に帯電部12、書込部13、現像部14、転写部15などを設けて構成される。保持体11は、A方向に回転駆動される円筒状の感光体であり、その表面には、光の照射によって電位が変化する半導体で作製された感光層が設けられている。帯電部12は、例えばコロトロン型帯電装置であり、保持体11の表面を予め定められた電位に帯電させる。
書込部13は、保持体11に潜像を書き込む。具体的には、書込部13は、画像処理部8から供給されたラスタデータで表される各画素の階調に対応するレーザビームLBを生成し、レーザビームLBを保持体11に照射する。レーザビームLBの照射された部分の電位が低下して、保持体11に潜像が形成される。
現像部14は、保持体11に書き込まれた潜像を現像する。具体的には、現像部14の内部には、トナーとキャリアからなる現像剤が収容されている。現像バイアスの印加によりトナーと潜像との間に電界が形成され、静電引力によりトナーが潜像上に移送されて潜像が現像される。保持体11は、現像された像を保持する。
搬送部30は、搬送路41乃至46と送り出しロール32、搬送ロール33、34などを含んで構成される。収容部31には、紙など、シート状の記録媒体Pが積み重ねられて収容されており、送り出しロール32によって記録媒体Pが1枚ずつ搬送路41に送り出される。送り出された記録媒体Pは、搬送ロール33によって搬送路42に沿ってB方向に搬送され、静電引力により転写ベルト16のおもて面に保持される。
転写部15は、保持体11に保持された像を記録媒体に転写する。具体的には、転写部15は、例えばローラ式帯電装置であり、転写ベルト16を挟んで保持体11に押し当てられる。転写ベルト16(ベルトの一例)は環状に形成されており、2つのロール16aに架け渡されている。ロール16aの一方がC方向に駆動され、もう一方が同方向に従動することにより、B方向に周回するように転写ベルト16が駆動される。転写部15には転写バイアスが印加され、転写ベルト16に保持された記録媒体が帯電させられる。その結果、像と記録媒体との間に電界が形成され、静電引力により像が記録媒体に転写される。像が転写された記録媒体は、定着部50に搬送される。
定着部50は、転写された像を加熱して記録媒体に定着させる。具体的には、定着部50は、熱源を有する加熱部材51と、加熱部材51に押し当てられる加圧部材52とを備え、加熱部材51と加圧部材52のいずれか一方が回転駆動され、もう一方が従動する。定着部50は、加熱部材51と加圧部材52との間に記録媒体を挟んで像を溶融・加圧することによって、像を記録媒体に定着させる。
定着部50の搬送方向下流側は、搬送路43と搬送路44に分岐している。分岐の位置には、モータなどの駆動手段を備えた案内部材35が設けられており、制御部3は、印刷指示に応じた方向に記録媒体が搬送されるように案内部材35を駆動する。印刷指示は、受付部7によって受け付けられる場合と、通信部5を介して受け付けられる場合とがある。例えば、複写の場合、ユーザは、読取部20に原稿を置き、受付部7に複写の印刷指示を入力する。一方、LANに接続されたコンピュータから通信部5がPDLデータを受信した場合、このPDLデータが印刷指示となる。
印刷指示には、片面印刷と両面印刷のいずれかを示す情報が含まれている。印刷指示が片面印刷の場合、制御部3は、画像形成装置1を片面印刷モードで動作させる。具体的には、転写部15が記録媒体の第1の面(保持体11に対向する面)に像を転写し、定着部50がこの像を第1の面に定着させる。搬送部30がこの記録媒体を搬送路43に沿ってD方向に搬送し、排出部(図示省略)に排出する。
一方、印刷指示が両面印刷の場合、制御部3は、画像形成装置1を両面印刷モードで動作させる。具体的には、転写部15が記録媒体の第1の面に像を転写し、定着部50がこの像を第1の面に定着させる。搬送部30がこの記録媒体を搬送路44に沿ってE方向に搬送し、続いて搬送路45に沿ってF方向に搬送する。搬送路45は、搬送路44と搬送路46に分岐している。分岐の位置には、駆動手段を備えた案内部材36が設けられており、制御部3は、搬送ロール34を逆転させるとともに案内部材36を駆動して記録媒体を搬送路46に送り込む(G方向)。搬送路46に沿って搬送された記録媒体は、搬送路42に送り込まれて転写ベルト16に搬送される。要するに、両面印刷の場合のこの搬送経路は、定着部50により加熱された記録媒体の表裏を反転させて転写ベルト16に搬送する反転部37の一例である。続いて、転写部15が記録媒体の第2の面に像を転写し、定着部50がこの像を第2の面に定着させる。搬送部30がこの記録媒体を搬送路43に沿ってD方向に搬送し、排出部に排出する。
測定部60は、湿度センサを備え、定められたタイミングで湿度の測定値を制御部3に出力する。測定部60は、どの位置に設けられていてもよいが、転写ベルト16の近傍に設けられていることが望ましい。
画像形成装置1は、通常モードと節電モードで動作するように構成されている。節電モードとは、定着部50による非加熱、表示部6による非表示などにより、画像形成装置1の消費電力を抑制するモードである。通常モードは、定着部50による加熱や表示部6による表示などを継続するモードである。電源が投入されると画像形成装置1は通常モードでの動作を開始するが、印刷指示やその他の操作が行われない状態が連続した時間が閾値に達した場合には節電モードに切り替わる。節電モードにおいて受付部7が操作されると、通常モードに切り替わる。また、節電モードにおいて通信部5がPDLデータなどを受信すると、通常モードに切り替わる。また、受付部7のキーパッドには、通常モードと節電モードのいずれかを選択するためのキーが備えられている。
画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一例である。要するに、この画像形成装置は、像を保持する保持体と、ベルトと、前記保持体に保持された像を前記ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写する転写部と、前記転写部により転写された像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着部と、前記ベルトと前記定着部とを経由する搬送路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送部とを備える。前記搬送部は、前記定着部により加熱された記録媒体の表裏を反転させて前記ベルトに搬送する反転部を備える。
図3は、メニュー画面を示す図である。電源投入後に画像形成装置1は、メニュー画面を表示してユーザの操作を待ち受ける。また、受付部7のキーパッドには、メニュー画面を呼び出すためのキーが備えられている。メニュー画面には、除湿に関するモードを選択するために、「自動除湿モード」ボタンと「手動除湿モード」ボタンが表示される。除湿に関するモードの選択の状態は、次の3とおりがあり得る。第1状態は、自動除湿モードと手動除湿モードのいずれも選択されていない状態である。第2状態は、自動除湿モードが選択されている状態である。第3状態は、手動除湿モードが選択されている状態である。
本実施形態に係るアプリケーションプログラムは、監視モジュールと自動除湿モジュールと手動除湿モジュールを有し、制御部3は、これらのモジュールを並行して実行する。
図4は、監視モジュールの流れ図である。
<ステップS101>
制御部3が、電源スイッチと節電の状態とを周期的に判定する。電源スイッチがOFFにされた場合、又は、節電モードが開始された場合には(ステップS101:YES)、制御部3の処理はステップS102に進む。
<ステップS102>
制御部3が、湿度フラグに低湿を示す値(例えば、0)を設定する。
<ステップS103>
制御部3が、高湿であるか否かを判定する。具体的には、以下のとおりである。
図5は、判定テーブルを示す図である。このテーブルは、転写ベルト16を取り巻く環境が高湿と低湿のどちらであるかを判定するためのテーブルである。湿度80%以上の状態が3時間以上連続した場合、湿度50%以上80%未満の状態が5時間以上連続した場合、及び、湿度30%以上50%未満の状態が8時間以上連続した場合は、高湿に該当し、これらのいずれにも該当しない場合には、低湿に該当する。
制御部3は、湿度の測定値を周期的に(例えば、10分毎に)測定部60から取得して記憶部4に記憶させる。記憶部4には、最新の8時間分の測定値が蓄積される。制御部3は、測定値を取得する度に、蓄積された測定値が高湿に該当するか否かを判定テーブルに基づいて判定する。高湿であると判定した場合(ステップS103:YES)には、制御部3の処理はステップS104に進み、高湿でないと判定した場合(ステップS103:NO)には、制御部3の処理はステップS102に戻る。
<ステップS104>
制御部3が、湿度フラグに高湿を示す値(例えば、1)を設定し、制御部3の処理はステップS103に戻る。
図6は、自動除湿モジュールの流れ図である。
<ステップS201>
制御部3が、電源スイッチと節電の状態とを周期的に判定する。電源スイッチがONにされた場合、又は、節電モードが終了された場合には(ステップS201:YES)、制御部3の処理はステップS202に進む。
<ステップS202>
制御部3が、湿度フラグが高湿を示すか否かを判定する。湿度フラグが高湿を示す場合(ステップS202:YES)には、制御部3の処理はステップS203に進み、高湿を示さない場合(ステップS202:NO)には、制御部3は自動除湿モジュールの実行を終了する。
<ステップS203>
制御部3が、転写ベルト16と定着部50のアイドリングを行う。具体的には、制御部3は、記録媒体の搬送や像の形成を行わずに、転写ベルト16を駆動して周回させ、定着部50を駆動して加熱部材51の温度を定められた範囲内に安定させる。また、制御部3は、図3(b)に例示するように、ユーザに除湿を促すための警報を表示する。また、制御部3は、カウンタの値を0に初期化する。このカウンタは、両面印刷モードで印刷を実行した記録媒体の枚数を数えるためのカウンタである。
<ステップS204>
制御部3が、印刷指示が受け付けられたか否かを周期的に判定する。印刷指示が受け付けられた場合(ステップS204:YES)には、制御部3の処理はステップS205に進む。
<ステップS205>
制御部3が、自動除湿モードが選択されているか否かを判定する。自動除湿モードが選択されている場合(ステップS205:YES)には、制御部3の処理はステップS206に進み、自動除湿モードが選択されていない場合(ステップS205:NO)には、制御部3の処理はステップS212に進む。
<ステップS206>
制御部3が、片面印刷モードが選択されているか否かを判定する。片面印刷モードが選択されている場合(ステップS206:YES)には、制御部3の処理はステップS207に進み、両面印刷モードが選択されている場合(ステップS206:NO)には、制御部3の処理はステップS221に進む。
<ステップS207>
制御部3が、印刷済みでないページが残っているか否かを判定する。印刷済みでないページが残っている場合(ステップS207:YES)には、制御部3の処理はステップS208に進み、印刷済みでないページが残っていない場合(ステップS207:NO)には、制御部3の処理はステップS204に戻る。
<ステップS208>
制御部3が、両面印刷モードで1ページの印刷を実行し、カウンタに1を加算する。すなわち、転写部15が記録媒体の第1の面に印刷指示に従った像を転写し、定着部50がこの像を第1の面に定着させる。続いて、反転部37が記録媒体の表裏を反転させて転写ベルト16に搬送するが、転写部15は、記録媒体の第2面に像を転写せず、第2面が白紙の記録媒体が定着部50を通過して排出される。そして、制御部3がカウンタに1を加算ずる。
<ステップS209>
制御部3が、カウンタが閾値に達したか否かを判定する。この閾値は、吸湿した放電生成物が転写ベルト16に付着することによる転写不良が解消されるのに要する両面印刷の枚数として、予め設定されている。カウンタが閾値に達した場合(ステップS209:YES)には、制御部3の処理はステップS210に進み、カウンタが閾値に達していない場合(ステップS209:NO)には、制御部3の処理はステップS207に戻る。
<ステップS210>
制御部3が、印刷済みでないページが残っているか否かを判定する。印刷済みでないページが残っている場合(ステップS210:YES)には、制御部3の処理はステップS211に進み、印刷済みでないページが残っていない場合(ステップS210:NO)には、制御部3の処理はステップS224に進む。
<ステップS211>
制御部3が、片面印刷モードで残りの全ページの印刷を実行し、湿度フラグに低湿を示す値(例えば、0)を設定し、自動除湿モジュールの実行を終了する。
<ステップS212>
制御部3が、印刷指示に従って全ページの印刷を実行する。すなわち、印刷指示が片面印刷を示すならば片面印刷を実行し、印刷指示が両面印刷を示すならば両面印刷を実行する。印刷が完了したならば、制御部3の処理はステップS204に戻る。
<ステップS221>
制御部3が、印刷済みでないページが残っているか否かを判定する。印刷済みでないページが残っている場合(ステップS221:YES)には、制御部3の処理はステップS222に進み、印刷済みでないページが残っていない場合(ステップS221:NO)には、制御部3の処理はステップS223に進む。
<ステップS222>
制御部3が、両面印刷モードで2ページの印刷を実行し、カウンタに1を加算ずる。すなわち、転写部15が記録媒体の第1の面に印刷指示に従った像を転写し、定着部50がこの像を第1の面に定着させる。反転部37が記録媒体の表裏を反転させて転写ベルト16に搬送し、転写部15が記録媒体の第2面に印刷指示に従った像を転写し、定着部50がこの像を第2面に定着させる。そして、制御部3はカウンタに1を加算し、制御部3の処理はステップS221に戻る。
<ステップS223>
制御部3が、カウンタが閾値以上であるか否かを判定する。カウンタが閾値以上である場合(ステップS223:YES)には、制御部3の処理はステップS224に進み、カウンタが閾値に達していない場合(ステップS223:NO)には、制御部3の処理はステップS204に戻る。
<ステップS224>
制御部3が、湿度フラグに低湿を示す値(例えば、0)を設定し、自動除湿モジュールの実行を終了する。
以上、説明したとおり、自動除湿モジュールに係る制御手段は、少なくとも湿度について定められた条件が満たされ且つ片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する。また、前記制御手段は、前記条件が満たされた場合に警報を発し、当該警報を発した後に除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する。また、前記制御手段は、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送する制御を開始した後、当該制御により搬送された記録媒体の数が閾値に達した場合に、当該制御を終了する。
本実施形態によれば、片面印刷の指示を受け付けた場合であっても、両面印刷の場合と同様に、定着部50により加熱された記録媒体が再度、転写ベルト16に搬送される。すると、記録媒体から転写ベルト16に熱が伝達されることによって転写ベルト16の周辺が除湿される。
図7は、実験結果を示す図である。横軸は両面印刷の枚数、縦軸は湿度、Simpは片面印刷、Dupは両面印刷を表す。片面印刷よりも両面印刷の方が転写ベルト周辺の湿度が低下し、印刷枚数が増加するほど湿度の差が大きくなることがわかる。転写ベルト周辺の湿度が低いほど転写ベルトに放電生成物が付着しにくくなるから、像の転写不良が低減する。よって、本実施形態によれば、除湿を行うための装置を画像形成装置に設けなくても、放電生成物による転写不良が低減する。また、本実施形態によれば、両面印刷のための構成を利用しない場合と比べて、低コストで除湿が実現される。また、本実施形態によれば、除湿の要否がユーザによって判断される。また、本実施形態によれば、定着部により加熱された記録媒体を転写部に搬送する制御を終了させない構成と比べて、消費電力が抑制される。
図8は、手動除湿モジュールの流れ図である。なお、自動除湿モジュール(図6参照)と同じ処理内容のステップは、自動除湿モジュールと同じステップ番号を用いた。
<ステップS301>
制御部3が、手動除湿モードが選択されたか否かを周期的に判定する。手動除湿モードが選択された場合(ステップS301:YES)には、制御部3の処理はステップS303に進む。
<ステップS303>
このステップの処理は、自動除湿モジュールにおけるステップS203から警報の表示を省略したものである。
これ以降の処理は、自動除湿モードにおけるステップS205、S212が省略されたものである。つまり、手動除湿モードでは、片面印刷の印刷指示が受け付けられたならば(ステップS204:YES、ステップS206:YES)、カウンタが閾値に達するまで強制的に両面印刷が実行される(ステップS207乃至S209)。
以上、説明したとおり、手動除湿モジュールに係る制御手段は、除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する。
<変形例>
実施形態を以下のように変形してもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
<変形例1>
実施形態の自動除湿モジュールを以下のように変形してもよい。具体的には、ステップS203において警報を発する構成を省略し、ステップS205の処理を省略する。この構成によれば、ステップS202において除湿フラグが高湿を示した場合に、ステップS203において転写ベルト16と定着部50のアイドリングを行い、カウンタを0に初期化し、ステップS204において印刷指示が受け付けられた場合に、ステップS205において片面印刷か否かの判定を行う。要するに、この構成は、少なくとも湿度について定められた条件が満たされた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように制御する制御手段の一例である。
<変形例2>
実施形態では、湿度の範囲とその範囲の湿度が連続した時間とに基づいて高湿か低湿かを判定する例(図5参照)を示したが、温度を測定する手段を画像形成装置1に設け、湿度と時間に加えて温度を加味した判定を行ってもよい。あるいは、時間を加味せずに湿度で判定を行ってもよく、時間を加味せずに湿度と温度で判定を行ってもよい。
<変形例3>
実施形態では、カウンタが閾値に達した場合に残りのページを片面印刷モードで印刷する例(図6、ステップS209乃至S211参照)を示したが、判定テーブル(図5参照)の低湿に該当する状態に遷移した場合に残りのページを片面印刷モードで印刷するようにしてもよい。
<変形例4>
実施形態では、カウンタが閾値に達した場合に残りのページを片面印刷モードで印刷する例(図6、ステップS209乃至S211参照)を示したが、印刷指示が両面印刷の場合と同様に(図6、ステップS221乃至S223参照)、全ページを両面印刷モードで印刷してからカウンタを閾値と比較するようにしてもよい。
<変形例5>
実施形態では、印刷指示が片面印刷の場合に第2面を白紙とした両面印刷を行う例(図6、ステップS208参照)を示したが、第1面を白紙とした両面印刷を行うようにしてもよい。
<変形例6>
実施形態では、両面印刷モードを利用して除湿を行う例(図6、ステップS208参照)を示したが、定着部50による定着処理後、記録媒体を反転させずに転写ベルト16に搬送する構成を搬送部30が備えている場合には、その構成を利用してもよい。また、定着部50による定着処理後、加熱部材51、加圧部材52、転写ベルト16を逆回転させて記録媒体を転写ベルト16に戻し、記録媒体の熱を転写ベルト16に伝達してから転写ベルト16を正回転させて定着部50に記録媒体を搬送するようにしてもよい。
<変形例7>
実施形態では、手動除湿モードで片面印刷の印刷指示が受け付けられた場合に除湿を行う例(図8参照)を示したが、手動除湿モードが選択された場合に印刷指示を受け付けなくても除湿を行うようにしてもよい。この場合、転写部15で像を転写せずに記録媒体を定着部50に搬送し、その記録媒体を反転させて転写ベルト16に搬送し、像を転写せずに定着部50に搬送し、排出する。要するに、この構成は、除湿の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように制御する制御手段の一例である。
<変形例8>
実施形態では、除湿を行う場合に、定着部50により加熱された記録媒体を転写ベルト16に搬送する制御を1回だけ行う例を示したが、この制御を2回以上繰り返すようにしてもよい。
<変形例9>
実施形態では、警報を表示部6に表示させる例を示したが、警報を示す音声をスピーカから出力するようにしてもよい。
<変形例10>
実施形態では、保持体に保持された像を転写ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写し、転写部により転写された像を加熱して記録媒体に定着させる画像形成装置に本発明を適用した例を示したが、保持体に保持された像を転写ベルトに静電引力によって転写し、転写ベルトから記録媒体に静電引力によって像を転写し、記録媒体に転写された像を加熱して記録媒体に定着させる画像形成装置に本発明を適用してもよい。
<変形例11>
実施形態では、アプリケーションプログラムによって上記の機能を実現する例を示したが、上記の機能の一部又は全部がハードウェア回路で実装されていてもよい。また、アプリケーションプログラムを、光記録媒体や半導体メモリなど、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からプログラムを読み取ってインストールするようにしてもよい。また、このプログラムを電気通信回線で提供してもよい。
1…画像形成装置、2…制御装置、3…制御部、4…記憶部、5…通信部、6…表示部、7…受付部、8…画像処理部、10…画像形成部、11…保持体、12…帯電部、13…書込部、14…現像部、15…転写部、16…転写ベルト、16a…ロール、20…読取部、30…搬送部、31…収容部、32…送り出しロール、33、34…搬送ロール、35、36…案内部材、37…反転部、41、42、43、44、45、46…搬送路、50…定着部、51…加熱部材、52…加圧部材、60…測定部

Claims (4)

  1. 像を保持する保持体と、ベルトと、前記保持体に保持された像を前記ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写する転写部と、前記転写部により転写された像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着部と、前記ベルトと前記定着部とを経由する搬送路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送部とを備える画像形成装置の前記搬送部を、
    少なくとも湿度について定められた条件が満たされた場合に、又は、除湿の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように制御する制御手段を備え
    前記搬送部は、前記定着部により加熱された記録媒体の表裏を反転させて前記ベルトに搬送する反転部を備え、
    前記制御手段は、前記条件が満たされ且つ片面印刷の指示を受け付けた場合に、又は、除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する
    制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記条件が満たされた場合に警報を発し、当該警報を発した後に除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する
    請求項に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送する制御を開始した後、当該制御により搬送された記録媒体の数が閾値に達した場合に、当該制御を終了する
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 像を保持する保持体と、
    ベルトと、
    前記保持体に保持された像を前記ベルトに保持された記録媒体に静電引力によって転写する転写部と、
    前記転写部により転写された像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着部と、
    前記ベルトと前記定着部とを経由する搬送路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送部と、
    少なくとも湿度について定められた条件が満たされた場合に、又は、除湿の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する制御手段と
    を備え、
    前記搬送部は、前記定着部により加熱された記録媒体の表裏を反転させて前記ベルトに搬送する反転部を備え、
    前記制御手段は、前記条件が満たされ且つ片面印刷の指示を受け付けた場合に、又は、除湿と片面印刷の指示を受け付けた場合に、前記定着部により加熱された記録媒体を前記反転部により反転させて前記ベルトに搬送するように前記搬送部を制御する
    画像形成装置。
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