JP6631187B2 - 自動機 - Google Patents

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Description

本発明は、搭載されたユニット間の信号の送受を光通信により行う現金自動預払機や複写機等の自動機に関する。
従来の自動機としての印字装置は、本体ケース側の基板と、開閉カバー側の基板に、それぞれ発光素子と受光素子を設け、それぞれの基板に設けた発光素子と受光素子とを1対1で対向配置すると共に、対向配置されたそれぞれの発光素子と受光素子との間にそれぞれ透光窓を設け、本体ケース側のメインCPUと、開閉カバー側のサブCPUとの間を、ぞれぞれの基板に設けた発光素子と受光素子を用いた光通信により交信している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−132707号公報(段落0016−0019、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、各基板に実装した光通信用の発光素子と受光素子からなる光通信素子は同一であるため、故障等により光通信素子を交換するときに、実装していた光通信素子が製造中止等により入手困難であり、かつ取付互換性がある他の光通信素子が存在しない場合は、現在の基板を破棄して両方の基板を製作し直すことが必要になり、保守に要する費用に無駄が発生すると共に、装置の速やかな復旧が困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、光通信素子の交換時に、装置の速やかな復旧を可能にする手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、自動機が、第1の光通信素子実装可能な第1素子実装部と、前記第1の光通信素子との光通信は可能であるが取付互換性のない第2の光通信素子を実装可能な第2素子実装部を設けた主基板と、前記第1素子実装部と前記第2素子実装部を設けた副基板と、を備え、前記基板の前記第1素子実装部対応する前記第1の光通信素子、および前記第2素子実装部に対応する前記第2の光通信素子のいずれを実装しても、前記副基板の前記第1素子実装部に対応する前記第1の光通信素子、および前記第2素子実装部に対応する前記第2の光通信素子のいずれを実装しても、前記主基板と副基板との間で光通信可能な範囲に透光穴を設けたことを特徴とする。
これにより、本発明は、故障した光通信素子に替えての第1および第2の光通信素子のいずれかを、対応する第1素子実装部および第2素子実装部に実装することができ、自動機の運用を速やかに再開させることができるという効果が得られる。
実施例1の現金自動預払機を示す説明図(a)は外観図、(b)は正面図 実施例1の現金自動預払機のフロントカバーの開放状態を示す説明図 実施例1の光通信部を示す説明図 図3の矢印A方向から見たシャッタ基板を示す説明図 実施例1の光通信部の通信可能範囲を示す説明図 実施例1の光通信部の作用を示す説明図 実施例2の光通信部のシャッタ基板を示す説明図 実施例2の光通信部を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による自動機の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図6を用いて本実施例の現金自動預払機について説明する。
本実施例の自動機としての現金自動預払機1は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置され、金融機関のセンタに設置された図示しないホストコンピュータと接続しており、顧客との間での紙幣を用いた取引処理を自動で行う機能等を有している。
また、本実施例の現金自動預払機1は、図1、図2に示すように、装置本体1aに開放可能に設けられたフロントカバー1bを備えている。
このような現金自動預払機1による取引処理は、現金自動預払機1全体を統括する図示しない装置制御部が、以下で説明する各部を制御して実行される。
操作表示部3は、現金自動預払機1の正面側に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段等を備えており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面等を表示する機能、入力手段により顧客による選択入力を受付ける機能等を有している。
入力部4は、テンキー等の入力キーを備えており、顧客による暗証番号や金額等の入力を受付ける機能等を有している。
カード取扱部5は、カード挿入口から挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されているカード情報を読み書きする機能、レシート用紙に取引内容等を印刷した明細票を発行する機能、取引を終了するときに取引カードや明細票をカード挿入口から排出して顧客に引渡す機能等を有している。
紙幣入出金部10は、入金取引時等にフロントカバー1bに設けられた紙幣入出金口のシャッタ10aを開放して顧客が投入した紙幣を受入れ、これを図示しない鑑別部で鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から出金する紙幣を繰出し、これを鑑別および計数して紙幣入出金口に集積し、集積した紙幣を、シャッタ10aを開放して顧客に引渡す機能等を有している。
本実施例の紙幣入出金部10は、紙幣の鑑別部や収納庫等が設けられた本体ユニット11と、シャッタ10aを開閉するシャッタ開閉機構等が設けられたシャッタユニット12からなり、本体ユニット11は現金自動預払機1の装置本体側に固定され(図2参照)、シャッタユニット12は、可動部材としてのフロントカバー1bに取付けられており(図1(b)参照)、図2に示すフロントカバー1bの開放時には互いのユニットが分離するよう構成されている。
このため、本実施例では、ケーブル等の配線の簡素化のために、本体ユニット11とシャッタユニット12との間の制御信号等の通信は、本体ユニット11に搭載された、主基板としての本体基板11aと、シャッタユニット12に搭載された、副基板としてのシャッタ基板12aとで形成された光通信部14より行うようになっている。
本実施例の光通信部14を構成する本体基板11aとシャッタ基板12aには、それぞれ、赤外線を用いた光通信用の発信部15aと受信部15b等を備えた、第1の光通信素子としての光通信素子15と、発信部16aと受信部16b等を備えた、第2の光通信素子としての光通信素子16とを、同時に実装するための素子実装部18が設けられている(図3参照)。
本実施例の光通信素子15と光通信素子16は、取付互換性はないが、相互の光通信は可能な異種の素子であって、同種の素子同士、つまり2つの光通信素子15の互いの発信部15aと受信部15bとを対向させ、2つの光通信素子16の互いの発信部16aと受信部16bとを対向させて(図4参照)、本体基板11aの素子実装部18とシャッタ基板12aの素子実装部18に実装される。
このため、素子実装部18には、異種の光通信素子15、16を取付ける取付パターンが2つ形成され、それぞれの取付パターンは、異種同士の光通信が可能な範囲(図5参照)に形成されており、通常の運用時には、いずれか一方の同種の光通信素子15等が、当該素子のパッド配置に適合する取付パターンに半田付け等によって取付られる。
本実施例のシャッタ基板12aには、図3に示すように、上記素子実装部18に実装されたいずれかの光通信素子、例えば、光通信素子15の他に(図1、図7参照)、メインコントローラ等からなる副制御部21、メモリ等からなる副記憶部22、制御IC等のプログラマブルIC23、シャッタ開閉機構を駆動するモータ24、モータ24の駆動電力等を供給するモータドライバ25、前記各部品に電力を供給する電源部26等が実装されている。
また、シャッタ基板12a上で、強電の取扱時に発熱する電源部26やモータドライバ26は下方に配置され、高速信号の取扱時に発熱する副制御部21、副記憶部22、プログラマブルIC23は、主に、強電を取扱う電源部26等と素子実装部18との間に配置されており、これら各部品は本実施例の発熱体28として機能する(図6参照)。
なお、図示は省略したが、本体基板11aには、同種の光通信素子15、主制御部、主記憶部、プログラマブルIC、電源部等が実装され、これら各部品も本実施例の発熱体28として機能する。
このような、シャッタ基板12aは、図4に示すように、本体ユニット11に設けられた基板カバー31、シャッタユニット12に設けられた基板カバー32内に、それぞれの本体基板11aとシャッタ基板12aの4隅に形成された挿通穴33に挿通させた取付ネジ34(図3参照)を、基板カバー31、32に設けられた取付ブラケット36に形成されたネジ穴に螺合させて固定される。本体基板11aの場合も同様である。
また、本体基板11aとシャッタ基板12aの取付状態においては、同種の光通信素子15または16同士が、基板カバー31、32に形成されたそれぞれの透光穴37を介して対向配置される。
この基板カバー31、32のそれぞれに設けられた透光穴37は、図5に1点鎖線、破線で示す、異種の素子同士の光通信が可能な範囲に貫通穴として形成される。
これにより、同種間、異種間のいずれの組合せであっても、2つの透光穴37を介した光通信が可能になる。
また、それぞれの基板カバー31、32の下方(本実施例では底部)には、開口部38が形成されている。
上記の構成の現金自動預払機1の取引処理の処理動作について、出金取引を例に説明する。
なお、以下の説明においては、紙幣入出金部10の本体基板11aとシャッタ基板12aには、それぞれ同種の素子である光通信素子15が実装されているとして説明する。
顧客が、出金取引を行うために、現金自動預払機1の操作表示部3に表示されている取引選択画面から出金取引を選択すると、これを操作表示部3の入力手段により受付けた現金自動預払機1の図示しない装置制御部は、操作表示部3に取引カードの挿入を促す画面を表示する。
顧客が、カード取扱部5のカード挿入口へ取引カードを挿入すると、これを検知した装置制御部は、挿入された取引カードに記録されているカード情報を読取り、操作表示部3に暗証番号の入力を促す画面を表示し、顧客は入力部4の入力キーによって暗証番号を入力する。
暗証番号の入力を受付けた装置制御部は、操作表示部3に出金金額の入力画面を表示し、顧客は、出金する金額を入力部4の入力キーによって入力する。
この出金金額の入力を受付けた装置制御部は、取引カードから読取ったカード情報と、入力された暗証番号、出金金額を図示しないホストコンピュータへ送信し、ホストコンピュータは、顧客認証や口座残高の更新を行って送信元の現金自動預払機1へ取引許可通知を送信する。
取引許可通知を受信した現金自動預払機1の装置制御部は、紙幣入出金部10の本体ユニット11の本体基板11aに設けられている図示しない主制御部へ、出金指令を送出する。
出金指令を受けた本体ユニット11の主制御部は、出金金額に相当する紙幣を収納庫から繰出して鑑別部で鑑別、計数し、鑑別後の出金紙幣を紙幣入出金口に集積して待機させる。
顧客に支払うべき出金紙幣を集積した主制御部は、本体基板11aに実装された光通信素子15の発信部15aから、シャッタユニット12の光通信素子15の受信部15bに対してシャッタ開信号を出力すると共に、装置制御部へ紙幣集積終了通知を送出し、装置制御部は、操作表示部3に出金紙幣や取引カード等の受取を促す画面を表示する。
一方、本体ユニット11の主制御部から出力されたシャッタ開信号を、シャッタ基板12aに実装された光通信素子15の受信部15bを介して受信した副制御部21は、モータドライバ25によって電源部26からの駆動電力をモータ24に供給し、シャッタユニット12のシャッタ開閉機構を開作動させてフロントカバー1bに設けられているシャッタ10aを開放する。
顧客は、シャッタ10aが開放された紙幣入出金口から、そこに集積されている紙幣を取出すと共に、カード取扱部5のカード挿入口から排出された取引カード等を受取る。
シャッタ10aの開放後に、紙幣の取出しを待って待機していた副制御部21は、顧客による紙幣の取出しを検知すると、シャッタ開閉機構を閉作動させてシャッタ10aを閉鎖し、シャッタ基板12aの光通信素子15によって、紙幣取出確認信号を光通信により本体基板11aの光通信素子15へ出力する。
このシャッタユニット12の副制御部21からの紙幣取出確認信号を、本体基板11aの光通信素子15の受信部15bを介して受信した主制御部は、装置制御部へ紙幣取出終了通知を送出し、装置制御部は、操作表示部3に謝辞等を表示した取引終了通知画面を表示し、所定の時間の経過後に今回の出金取引の取引処理を終了させる。
このようにして、本実施例の現金自動預払機1による取引処理の処理動作が実行される。
このような取引処理中に、本実施例の本体基板11aおよびシャッタ基板12aに実装された各部品は発熱するが、本実施例の主な発熱体28となる強電系を扱う電源部26やモータドライバ26は下方に配置され、また本体基板11aおよびシャッタ基板12aをそれぞれ内蔵する基板カバー31、32には、その素子実装部18に対応する位置に透光穴37が形成され、それぞれの下方に開口部38が形成されているので、図6に示すように、発熱体28の発熱により基板カバー31、32内の温度が外気温に比べて高温になったときに、基板カバー31、32内で開口部38から吸い込まれた空気が、透光穴37から排出される上昇気流が発生する。
このとき、本実施例の光通信素子15または16を実装する素子実装部18は、本体基板11aおよびシャッタ基板12aのそれぞれの上部に配置され、開口部38から最も遠い位置に配置されているので、下方に設けた開口部38から空気と共に吸い込んだ塵埃が、上部に配置された光通信素子15または16に運ばれ難くなり、光通信素子15等への塵埃の付着を軽減して良好な光通信を長期間継続することが可能になる。
また、取引処理中または保守点検時に、本体基板11aとシャッタ基板12aとの間の光通信に不具合が発見され、保守員がフロントカバー1bを開放して、本体基板11aおよびシャッタ基板12aの光通信素子15を点検したときに、2つの光通信素子15の一方または両方に故障が発見された場合、保守員は故障した光通信素子15の交換作業を行う。
例えば、本体基板11aの光通信素子15が故障し、シャッタ基板12aの光通信素子15が正常な場合、保守員は予備部品から交換用の新たな光通信素子15を用意し、故障した光通信素子15を本体基板11aの素子実装部18から取外し、その取付パターンに新たな光通信素子15を実装する。
このとき、光通信素子15の製造中止等の理由によって、予備部品に新たな光通信素子15が存在しない場合、保守員は、取付互換性はないが、相互の光通信は可能な異種の素子である光通信素子16を用意し、故障した光通信素子15を本体基板11aの素子実装部18から取外し、当該素子実装部18の光通信素子16用の取付パターンにチップ抵抗を切替えて実装する。
このようにしても、本実施例の素子実装部18には、2つの光通信素子15、16のそれぞれの取付パターンが形成されており、図5に示すように、異種の素子である光通信素子15と光通信素子16との間の2つの透光穴37を介した光通信が可能な位置に配置されているので、相互の光通信に支障が生ずることはない。
シャッタ基板12aの光通信素子15が故障していた場合、両方の光通信素子15が故障していた場合も同様である。
これにより、本実施例の現金自動預払機1は、不具合発生後の短時間の内に、現金自動預払機1の機能を回復させることが可能になり、迅速に現金自動預払機1の運用を再開させて、その運用効率を向上させることができる。
以上説明したように、本実施例では、取付互換性のない異種の光通信素子15、16を同時に実装することが可能な素子実装部18を設け、素子実装部18にいずれの光通信素子15または16を実装しても通信可能な範囲に透光穴37を形成したので、故障等により、実装していた光通信素子の交換が必要になったときに、当該光通信素子が入手困難であったとしても、故障した光通信素子に替えて取付互換性のない異種の素子である光通信素子15および16のいずれかを素子実装部18に実装して、速やかに現金自動預払機1の運用を再開することができると共に、基板の破棄や両基板の再製作等を不要にして、保守に要する費用の無駄を排除することができる。
また、本実施例では、光通信素子15または16を実装する素子実装部18を、本体基板11aおよびシャッタ基板12aのそれぞれの上部に配置し、主な発熱体28となる電源部26等を下方に配置し、基板カバー31、32の上方に透光穴37、下方に開口部38を形成したので、基板カバー31、32内の温度が外気温に比べて高温になったときに、基板カバー31、32内に開口部38から透光穴37に向かう上昇気流を発生させることができ、下方に設けた開口部38から吸い込んだ塵埃が、上部に配置した光通信素子15または16に運ばれ難くなり、光通信素子15等への塵埃の付着を軽減して良好な光通信を長期間継続することができる。
以下に、図7および図8を用いて本実施例の光通信部について説明する。なお上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のシャッタ基板12aの4隅には、図7に示すように、上記実施例1の挿通穴33に替えて、矩形の長手方向の両端部を半円弧状に形成した長穴41が、長手方向を上下方向にして形成され、本体基板11aの4隅にも、同様の長穴41が形成されている(図8参照)。
この長穴41は、シャッタ基板12a等の取付位置の調整用として用いられ、本体基板11aとシャッタ基板12aは、それらの4隅に形成された長穴41に挿通させた取付ネジ34(図7参照)を、基板カバー31、32に設けられた取付ブラケット36のネジ穴に螺合させて固定される。
これにより、本実施例では、光通信素子15または16の交換時に、本体基板11aに光通信素子16を実装し、シャッタ基板12aに異種の素子である光通信素子15を実装したときに、製造公差や保守時の取付誤差、振動等によって、それぞれの光通信素子15、16の実装位置にズレが生じて、光通信による通信が不安定になったとしても、一方または両方の取付ネジ34を緩めて、本体基板11aおよび/もしくはシャッタ基板12aを移動させて、図8に示すように、異種同士の光通信素子15および光通信素子16を互いの通信可能範囲内に移動させて対向させることが可能になり、異種同士の光通信による信号の送受を安定なものとすることができる。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、本体基板11aとシャッタ基板12aに取付ネジ34を挿通させる長穴41を設けたので、異種の光通信素子をそれぞれの素子実装部18に実装しても、互いに通信可能範囲内に実装位置を移動させて異種同士の光通信を安定なものとすることができる。
なお、上記各実施例においては、紙幣入出金部10の本体ユニット11を装置本体1aに固定し、シャッタユニット12を可動部材であるフロントカバー1bに取付けて、これらの間を光通信により接続するとして説明したが、例えば、本体ユニット11を装置本体1aに着脱可能に構成して、2つの可動部材間を、光通信により接続するようにしてもよう。要は、装置の運用状態において、互いの通信が可能な位置にそれぞれの基板11a、11bを配置するようにすれば、配線の簡素化を図ることが可能になる。
また、上記各実施例においては、本体基板11aおよびシャッタ基板12のそれぞれの上方に素子実装部18を配置するとして説明したが、現金自動預払機1を運用する環境が清浄であれば、各基板の一方を天地を逆にして取付けても、両方を逆にしてそれぞれの素子実装部18を下方に配置するようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、本体基板11aおよびシャッタ基板12のそれぞれの4隅に長穴41を設けるとして説明したが、長穴41を設ける位置は前記に限らず、中央部や側辺部等であってもよい。要は、各基板を基板カバーに調整可能に固定できる位置であればどのような位置であってもよい。
更に、上記各実施例においては、現金自動預払機は紙幣入出金部10を備えた自動機であるとして説明したが、硬貨入出金部を更に備えるようにし、硬貨入出金部の本体ユニットとシャッタユニットとの間を光通信により接続するようにしてもよく、保守等のために着脱可能に搭載された機器、例えば通帳取扱部の制御部と装置制御部との間を光通信により接続するようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、自動機は、現金自動預払機であるとして説明したが、自動機は、現金処理機や複写機等であってもよい。要は、電子部品を含む光通信を使用する機器に本発明を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
1 現金自動預払機
2a 装置本体
2b フロントカバー
3 操作表示部
4 入力部
5 カード取扱部
10 紙幣入出金部
10a シャッタ
11 本体ユニット
11a 本体基板
12 シャッタユニット
12a シャッタ基板
14 光通信部
15、16 光通信素子
15a、16a 発信部
15b 16b 受信部
18 素子実装部
21 副制御部
22 副記憶部
23 プログラマブルIC
24 モータ
25 モータドライバ
26 電源部
28 発熱体
31、32 基板カバー
33 挿通穴
34 取付ネジ
36 取付ブラケット
37 透光穴
38 開口部
41 長穴

Claims (5)

  1. 第1の光通信素子実装可能な第1素子実装部と、前記第1の光通信素子との光通信は可能であるが取付互換性のない第2の光通信素子を実装可能な第2素子実装部を設けた主基板と、
    前記第1素子実装部と前記第2素子実装部を設けた副基板と、を備え、
    前記基板の前記第1素子実装部対応する前記第1の光通信素子、および前記第2素子実装部に対応する前記第2の光通信素子のいずれを実装しても、前記副基板の前記第1素子実装部に対応する前記第1の光通信素子、および前記第2素子実装部に対応する前記第2の光通信素子のいずれを実装しても、前記主基板と副基板との間で光通信可能な範囲に透光穴を設けたことを特徴とする自動機。
  2. 請求項1に記載の自動機において、
    前記第1素子実装部および第2素子実装部に、対応する前記第1の光通信素子および第2の光通信素子を取付ける取付パターンを形成したことを特徴とする自動機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動機において、
    前記主基板および副基板の少なくとも一方は、可動部材に設けられていることを特徴とする自動機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の自動機において、
    前記主基板および副基板に、それぞれ基板カバーを設けると共に、前記基板カバーの下方に開口部を設け、
    前記第1素子実装部および第2素子実装部を、前記主基板および副基板のそれぞれの上部に配置したことを特徴とする自動機。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の自動機において、
    前記主基板および副基板に、取付ネジを挿通させる長穴を設けたことを特徴とする自動機。
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