JP6630847B2 - 高電圧直流リレー及びその組立方法 - Google Patents

高電圧直流リレー及びその組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、直流リレーに関し、特に高電圧直流リレー及びその組立方法に関する。
リレーは、電子制御機器の一種で、制御システム(また、入力回路とも呼ばれる)と被制御システム(また、出力回路とも呼ばれる)を備えている。一般的に、自動制御回路に応用されており、実質的に小さな電流でより大きな電流を制御する一種の「自動スイッチ」である。したがって、回路において自動調整、安全保護、回路の切り替えなどの役割をしている。
直流リレーは、リレーの1つのタイプであり、従来の直流リレーとして、可動接触子直駆動タイプ(ソレノイド直駆動とも呼ばれる)の構成を多く使用しており、当該直流リレーの接触ブロックは、2つの固定接触子と1つの可動接触ブロックとを備える。可動接触ブロックは、可動接触部と可動軸ブロックとを備え、可動接触部は、可動接触子と可動接触子の両端に位置している可動接点とで構成される。可動接触子は、直動タイプである。可動接触子の両端部に位置する可動接点がそれぞれ2つの固定接触子と接触した場合に、電流はそのうちの1つの固定接触子に流入され、可動接触子を経由した後、他の1つの固定接触子から流出される。この可動接触部は、可動軸ブロックの一端部に装着され、可動軸ブロックの他端部は、可動鉄心に接続される。コイルに電流を印加して可動鉄心を上に移動させる場合に、可動鉄心は、可動軸ブロックを上側に移動するようにすることによって、可動接触子の両端部に位置する可動接点をそれぞれ2つの固定接触子と接触させ、コイルに電流が印加されない場合に、可動鉄心は、復帰バネの作用により下に移動され、可動鉄心は、可動軸ブロックを下に向けて移動させることによって、可動接触子の両端部に位置する可動接点をそれぞれ2つの固定接触子から分離させる。従来の直流リレーにおいて、一般的に可動軸ブロックは、一体に射出成形されたものであり(特許公開番号CN104412353Aに開示されているように)、このような可動軸ブロックは、プッシュロッドとU字型バスケットとが一体に射出されて成形される。プッシュロッドは、可動鉄心に接続され、U字型バスケットは、可動接触部に配置される。プッシュロッドとU字型バスケットとは一体に射出成形されて形成するので、可動軸ブロックの精度を確保しにくくなり、射出成形の難易度が高くなり、また、可動接触部に対する取り付けが不便でありため、さらに組立の自動化の実現が困難になる。一方、従来の高電圧直流リレーは、大きな電流が印加される場合に、アークが発生するので、可動接点(movable contact)と固定接点(stationary contact)とが接着されたり、熱による破損が発生しやすくなる。
本発明は、従来技術の問題点を解決するために、可動軸ブロックを2つの独立した部材に分離することにより、その中の1つの射出部材(つまり、プッシュロッド部)は、構造が簡単で、成形が便利になり、サイズの精度が容易に確保される特徴を有しながら、2つの部材の間の組み立てが簡単であり、互いに組み立てられる部材の組立の自動化を容易に実現することもでき、また、電流を印加した場合に、互いに接着されることを効果的に防止することにより、抗接着性も向上できる高電圧直流リレー及びその組立方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、下記のような構成を備えている。
本発明は、2つの固定接触子と1つの可動接触ブロックとを備え、前記可動接触ブロックは、可動接触部、メインスプリング及び可動軸ブロックを備える高電圧直流リレーであって、前記可動軸ブロックは、2つの独立した部材であるプッシュロッド部とU字型バスケットとで構成され、前記プッシュロッド部は、絶縁プラスチックを利用して一緒に固定される固定シート(sheet)とプッシュロッドとを備え、メインスプリング、可動接触部及びU字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上面に設けた後、固定シートの両端部のそれぞれをU字型バスケットの側面部の底部に固定することにより、メインスプリングが可動接触部の底面部とプッシュロッド部の絶縁プラスチックとの間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部の可動接触子をU字型バスケットの上面の内側に向かって押す高電圧直流リレーを提供する。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記U字型バスケットの側面部の底部に係止孔が設けられており、前記固定シートの両端部のそれぞれは、前記係止孔に装着され、固定シートの両端部は、かしめ方式やレーザー溶接方式によって、それぞれ前記U字型バスケットの側面部に形成された係止孔に固定される。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記メインスプリングは1つを備えており、前記絶縁プラスチックは、一体に形成し、上を向いて突出延長し、メインスプリングをリミットするための第1のボスをさらに備え、前記メインスプリングの底面部は、前記第1のボスをカバーする。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記可動接触子の底面部には、下を向いて突出延長された第2のボスが備え、前記メインスプリングの上面は、前記第2のボスをカバーする。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記メインスプリングは2つを備えており、前記プッシュロッド部は、絶縁プラスチックから両側に延長しているスプリング支持部をさらに備え、前記2つのメインスプリングの底部は、それぞれ2つのスプリング支持部に接している。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記メインスプリングは、円錐型の構造を有する。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記U字型バスケットの上面の内側に第1の突起が設けられており、前記第1の突起は、可動接触子の幅に対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する第1の突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅の一側に傾斜するようになる。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記第1の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記U字型バスケットの上面の内側に第2の突起がさらに設けられており、前記第2の突起は、可動接触子の幅に対応する他側に設けられ、また、第2の突起の高さが第1の突起の高さとの間に差を付けるように構成されることにより、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅に対応する一側に傾斜するようになる。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記第2の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記U字型バスケットの上面の内側に第3の突起がさらに設けられており、前記第3の突起は、可動接触子の長さに対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子が互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さに対応する一側に傾斜するようになる。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記第3の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス(press)方式で形成される。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記U字型バスケットの上面の内側に第4の突起がさらに設けられており、前記第4の突起は、可動接触子の長さに対応する他側に設けられ、また、第4の突起の高さが第3の突起の高さと差を有するように構成されることにより、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さに対応する一側に傾斜するようになる。
本発明の好ましい一つの実施例において、前記第4の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される。
本発明は、下記のようなリレーの組立方法をさらに提供する。
A.射出方法を用いて固定シートとプッシュロッドとを一体型プッシュロッド部に製造するステップと、
B.メインスプリング、可動接触部、U字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上面に組み立てるステップと、
C.U字型バスケットの両側面部の弾性的に開かれる特性を利用して、固定シートの両端部をそれぞれU字型バスケットの両側面部の係止孔に係止するようにすることで、メインスプリングが可動接触部の底面部とプッシュロッド部の絶縁プラスチックとの間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部の可動接触子をU字型バスケットの上面の内側に向かって押すステップと、
D.かしめ方式やレーザー溶接方式を利用して、固定シートの両端部をそれぞれ前記U字型バスケットの両側面部の底部に形成された係止孔に固定されるようにするステップと、を含む高電圧直流リレーの組立方法をさらに提供する。
上記のような本発明に係る技術は、従来技術に比べて以下のような効果を得ることができる。
(1)プッシュロッド部を2つの独立した部材であるU字型バスケットと可動軸ブロックとに分離し、U字型バスケットは、金属材質(好ましくは非磁性体材質)で製造され、プッシュロッド部は、プッシュロッドと金属材質で製造された固定シートとを一体に射出成形して形成され、射出に使用される部材の構造が簡単なので、プッシュロッド部のサイズの精度が容易に確保されることができ、射出成形の難易度を大幅に低下させることができる。
(2)可動軸ブロックを2つの独立した部材であるU字型バスケットと可動軸ブロックとに分離し、また、U字型バスケットとプッシュロッド部の固定シートが係止締結方式を利用し、このような構造は、メインスプリング、可動接触部及びU字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上面に組み立てることができるので、可動接触部とメインスプリングの組み立てが便利になり、このような「下から上へ」の組立方式を利用することにより、組立の自動化を容易に実現できる。
(3)U字型バスケットの上面の内側に第1の突起が設けられており、この第1の突起が可動接触子の幅に対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する第1の突起と可動接触子が互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅の一側に傾斜するようになる。本発明のこのような構造によれば、接点が分離される場合に、可動接触部はメインスプリングの伸縮によって下に傾斜されて、アーク点を接触点から分離させるので、接触抵抗が小さくなるように確保し、接点が接続された場合に、可動接触部は傾斜状態から水平状態(つまり、最終的に可動接点と固定接点が適切に接触する)になるので、可動接点が固定接点と接触されるときに、接触ポイントが「回転」されるので、可動接点と固定接点とが接着されることを効果的に防止し、抗接着性を向上させる。
(4)本発明の構造は、2つの円錐型スプリングを利用することにより、接点圧力を確保した状況下で、製品の動作電圧を小さくすることができ、或いは動作電圧を確保した状況下で、製品の接点圧力を大きくすることができ、製品の適切な接触を確保して、大きな故障電流に対峙することに有利である。
(5)U字型バスケットの上面の内側に第3の突起が設けられており、この第3の突起は可動接触子の長さに対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、U字型バスケットの上面の内側に設けられた第3の突起と可動接触子が互いに圧接されるように押す作用によって、可動接触子が前記長さに対応する一側に傾斜するようになる。本発明のこのような構造によれば、可動接触部を可動接触部の長さの方向に傾斜するようにし、これらの傾斜は、可動接点と固定接点とが接着される場合に、製品の分離能力を大幅に向上させる。
本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケット(一定の角度で回転)の斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーのプッシュロッド部の斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーのプッシュロッド部の固定シートとU字型バスケットが組み立てられた斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーのプッシュロッド部とU字型バスケットが組み立てられた斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーの可動接点と固定接点とが互いに接触した場合の部分模式図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーの可動接点と固定接点とが互いに分離された場合の部分模式図である。 本発明の第1の実施例に係る高電圧直流リレーの可動接点と固定接点とが分離された場合のU字型バスケットと可動接触子が組み立てられた模式図である。 本発明の第2の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの正面図である。 本発明の第2の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの底面図である。 本発明の第3の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの斜視図である。 本発明の第3の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの底面図である。 本発明の第3の実施例に係る高電圧直流リレーの正面図である。 本発明の第3の実施例に係る高電圧直流リレーの構造の模式図である。 本発明の第4の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの斜視図である。 本発明の第4の実施例に係る高電圧直流リレーのU字型バスケットの底面図である。 本発明の第5の実施例に係る高電圧直流リレーの正面図である。 本発明の第5の実施例に係る高電圧直流リレーに使用される円錐型スプリング及び円柱形スプリングの力と変位との特性曲線である。
以下、添付した図面及び実施例を参照して、本発明を詳細に説明する。
実施例1
図1〜図9に示すように、本発明の高電圧直流リレーは、2つの固定接触子11、12、1つの可動接触ブロック、可動鉄心3、ヨーク4、コイル5などの部材を備える。
可動接触ブロックは、可動接触部6、1つのメインスプリング2及び可動軸ブロックを備える。前記可動接触部6は、可動接触子61と可動接触子61の両端部に位置する可動接点62とで構成される。前記可動軸ブロックは、2つの互いに独立した部材であるプッシュロッド部8と金属材質で製造されたU字型バスケット7とで構成される。前記U字型バスケット7は、開口が下に向かっている逆U字形状を有し、上面71と両側面部72とで構成されている。前記プッシュロッド部8は、絶縁プラスチックを使用して一緒に固定された固定シート82とプッシュロッド81とを備える。固定シート82も金属材質で製造され、プッシュロッド81の一端部は、絶縁プラスチックを介して固定シート82に接続され、プッシュロッド81の他端部は、可動鉄心3に接続されている。可動接触子61の両端部に位置する可動接点62がそれぞれ2つの固定接触子11、12の固定接点と接触される場合に、電流がその中の1つの固定接触子に流入され、可動接触子61を経由した後、他の1つの固定接触子から流出される。コイル5に電流を印加して可動鉄心3を上に移動させるようにする場合に、可動鉄心3は、可動軸ブロックを上に移動させ、可動接触子61の両端部に位置する可動接点62のそれぞれを2つの固定接触子11、12に接触するようにする。一方、コイル5に電流が印加されない場合に、可動鉄心3は、復帰バネの作用により下に移動し、可動鉄心3は、可動軸ブロックを下に移動させることにより、可動接触子61の両端部に位置する可動接点62のそれぞれを2つの固定接触子11、12から分離させる。メインスプリング2、可動接触部6及びU字型バスケット7を順次にプッシュロッド部8の上面に組み立てた後、固定シート82の両端部をそれぞれU字型バスケット7の側面部72の底部に固定して、メインスプリング2が可動接触部6の底面部とプッシュロッド部8の絶縁プラスチック83との間で弾性的に伸縮するようにし、可動接触部6の可動接触子61をU字型バスケット7の上面71の内側に向かって押す。
本実施例において、U字型バスケット7の上面71の内側には、1つの第1の突起711が設けられている。この第1の突起711は、U字型バスケット7の上面71の内側において可動接触子61の幅に対応する一側に設けられる。接点が分離される場合に、可動接触子61は、U字型バスケット7の上面71の内側に位置する第1の突起711と可動接触子61とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅の一側に傾斜するようになる(図9を参照)。
本実施例において、第1の突起711は、金型を用いて、上面71における対応している位置に対してプレスして形成される。もちろん、上記の対応している位置を曲げることで形成することもできる。
U字型バスケット7の両側面部72の底部には、係止孔721が設けられている。前記固定シート82の両端部は、それぞれ前記両側面部72の係止孔721に装着される。固定シート82の両端部は、かしめ方式によって、それぞれU字型バスケット7の両側面部72に形成された係止孔721に固定される。もちろん、レーザ溶接方式を利用して、両者の間への固定を実現することもできる。
U字型バスケット7の両側面部72に、材質の使用量及び重量を減らすための材質減少孔722が設けられている。
固定シート82とプッシュロッド81とは、射出方法を用いて一緒に固定され、絶縁プラスチック83は、固定シート82の上面をカバーする。
絶縁プラスチック83は、上を向いて突出延長し、メインスプリングをリミットするための第1のボス831をさらに備える。前記メインスプリング2の底面部は、前記第1のボス831をカバーする。
可動接触子61の底面部に、下を向いて突出延長されている第2のボス611が設けられており、前記メインスプリング2の上面は、前記第2のボス611をカバーする。
第2のボス611は、金型を利用して、可動接触子61に対してプレスして形成される。
本発明に係る高電圧直流リレーの組立方法は、可動接触ブロックの組み立てステップを含む。上記ステップは、
A.射出方法を用いて固定シート82とプッシュロッド81を一体型プッシュロッド部8に製造するステップと、
B.メインスプリング2、可動接触部6、U字型バスケット7を順次にプッシュロッド部8の上面に組み立てるステップと、
C.U字型バスケット7の両側面部72の弾性的に開かれる特性を利用して、固定シート82の両端部のそれぞれをU字型バスケットの両側面部の係止孔721に係止するようにすることで、メインスプリング2が可動接触部6の底面部とプッシュロッド部8の絶縁プラスチック83との間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部6の可動接触子61をU字型バスケット7の上面71の内側に向かって押すステップと、
D.かしめ方式やレーザー溶接方式を利用して、固定シート82の両端部のそれぞれを前記U字型バスケット7の両側面部72の底部に形成された係止孔721に固定されるようにするステップと、を含む。
本発明に係る高電圧直流リレーは、コイル5に動作電流を印加した後に、プッシュロッド81は、可動接触部の2つの可動接点62がそれぞれ2つの固定接触子11、12の固定接点に接触するように、U字型バスケット7と可動接触子とを上に移動させ、可動鉄心3が所定の位置に移動されるまで、プッシュロッド81は、U字型バスケット7を継続して上に移動させ、可動接触部は、固定接触子の阻止によってメインスプリング2を圧縮する。したがって、U字型バスケットの上面71と可動接触子61との間に一定の間隔が形成され、可動接触子が水平になる。コイル5に動作電流が印加されない場合に、可動鉄心3は、下に移動し、プッシュロッド81は、U字型バスケット7を下に移動させ、可動鉄心3の下に向けた継続的な移動につれ、メインスプリング2の張力によって可動接触子61をU字型バスケット7の上面71に接触させるので、可動接触子61が傾斜になる。可動接触部の2つの可動接点62は、それぞれ固定接触子11、12における2つの固定接点から分離される。
本発明の高電圧直流リレーは、可動軸ブロックは2つの独立した部材であるU字型バスケット7とプッシュロッド部8とに分離されている。U字型バスケット7は、金属材質で製造され、プッシュロッド部8は、プッシュロッド81と金属材質で製造した固定シート82を一体に射出成形して形成されているので、射出に使用される部材の構造が簡単である。したがって、プッシュロッド部8のサイズの精度が容易に確保されることができ、射出成形の難易度を大幅に低下させることができる。
本発明の高電圧直流リレーは、可動軸ブロックを2つの独立した部材であるU字型バスケット7とプッシュロッド部8とに分離し、また、U字型バスケット7とプッシュロッド部8の固定シート82とは、係止締結(chuck)方式を利用している。このような構造は、メインスプリング2、可動接触部6及びU字型バスケット7を順次にプッシュロッド部8の上面に組み立てることで、可動接触部6とメインスプリング2との組み立てが簡単になる。このような「下から上へ」の組立方式を利用することにより、組立の自動化を容易に実現できる。
本発明の高電圧直流リレーは、U字型バスケット7の上面71の内側に第1の突起711が設けられている。この第1の突起711は、可動接触子61の幅に対応する一側に設けられる。接点が分離される場合に、可動接触子61は、U字型バスケット7の上面71の内側に位置する第1の突起711と可動接触子61とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅に対応する一側に傾斜するようになる。本発明のこのような構造によれば、接点が分離される場合に、可動接触部6がメインスプリング2の伸縮によって下に傾斜されて、アーク点を接触点から分離させるので、接触抵抗が小さくなるように確保することができ、接点が接続される場合に、可動接触子61は、傾斜状態から水平状態(つまり、最終的に可動接点と固定接点とが適切に接触する)になるので、可動接点と固定接点とが接触されるときに、接触ポイントが「回転」され、接着されることを効果的に防止することができ、抗接着性を向上させることができる。
実施例2
図10〜図11に示すように、本発明の高電圧直流リレーは、前記U字型バスケット7の上面71の内側に、1つの第2の突起712をさらに備える。前記第2の突起712は、前記U字型バスケット7の上面71の内側において可動接触子の幅に対応する他の一側に設けられる。また、第2の突起712の高さと第1の突起711の高さとの間に差をつけるように構成されている点で、実施例1と相違している。本実施例において、第2の突起712の高さを第1の突起711の高さよりも大きくすることにより、接点が分離される場合に、可動接触子61は、U字型バスケット7の上面71の内側と可動接触子61とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅の他の一側に傾斜するようになる。
第2の突起712は、U字型バスケット7の上面71における対応している位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成されることができる。
実施例3
図12〜図15に示すように、本発明の高電圧直流リレーは、U字型バスケット7の上面71の内側における可動接触子の幅に対応する一側には第1の突起711を設けず、第3の突起713を可動接触子の長さに対応する一側に設ける点で、実施例1と相違している。接点が分離される場合に、可動接触子61は、U字型バスケット7の上面71の内側に位置する第3の突起713と可動接触子61とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さの一側に傾斜するようになる(図14、図15を参照)。
前記第3の突起713は、U字型バスケット7の上面71に対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成されることができる。
本発明の高電圧直流リレーは、U字型バスケット7の上面71の内側には第3の突起713を設け、この第3の突起713を可動接触子61の長さに対応する一側に設けて、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケット7の上面71の内側に位置する第3の突起713と可動接触子61とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さに対応する一側に傾斜するようになる構成を備える。したがって、本発明のこのような構造によれば、可動接触部6は、可動接触部の長手方向に傾斜するようになり、接点が分離される場合に、そのうちの1つの接点が先に分離された後、別の1つの接点が分離されるので、小さな分離力だけで実現可能である。したがって、このような傾斜は、可動接点と固定接点とが接着された場合に、製品の分離性能を大幅に向上させることができる。
実施例4
図16〜図17に示すように、本発明の高電圧直流リレーは、前記U字型バスケット7の上面71の内側には、1つの第4の突起714がさらに設けられている。前記第4の突起714は、可動接触子の長さに対応する他の一側に設けられ、また、第4の突起714の高さと第3の突起713の高さとの間に差をつけるように構成されている点で、実施例3と相違している。本実施例において、第4の突起714の高さを第3の突起713の高さよりも大きくすることにより、接点が分離される場合に、可動接触子61は、U字型バスケット7の上面71の内側と可動接触子61とが互いに圧接されるようにする作用によって、前記長さの別の一側に傾斜するようになる。
第4の突起714は、U字型バスケット7の上面71において対応している位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成されることができる。
実施例5
図18〜図19に示すように、本発明に係る高電圧直流リレーは、2つの前記メインスプリング2を備え、前記プッシュロッド部8は、絶縁プラスチック83から両側に延長されているスプリング支持部832をさらに備え、前記2つのメインスプリング2の底部のそれぞれが2つのスプリング支持部832に接する点で、実施例1と相違している。
前記メインスプリング2は、円錐型スプリング21を有する。
本発明の高電圧直流リレーは、2つの円錐型スプリング21を使用している構造を備えることにより、接点圧力を確保した状況下で、製品の動作電圧を小さくすることができ、或いは、動作電圧を確保した状況下で、製品の接点圧力を増加できるので、製品の適切な接触を確保することができ、大きな故障電流に対峙することに有利である。
本実施例では、2つの円錐型スプリング21を用いており、円錐型スプリング21は、円錐型コイルスプリングやタワー型スプリングとも呼ばれる。図19に示すように、図面において、M1は、円錐型スプリングの力と変位との特性曲線であり、M2は、円柱形スプリングの力と変位との特性曲線である。M2は、実質上に直線であり、円錐型スプリングの特徴は、その剛性は非線形性を有することである。つまり、変位の前の段階においては、ゆっくりと上昇し、後の段階においては、圧縮量の増大につれて圧力が急速に大きくなる。これは、強度が一定で特性が直線的な円柱形スプリングと大きな差異がある。変位の前の段階においては、円柱形スプリングの力F2が円錐型スプリングの力F1よりも大きい。
本発明の直流製品は、「ソレノイド」単安定(monostable)構造であり、製品の動作電圧、製品の接触子圧力(図19のF3)及び初期張力(図19において、円錐型スプリングのF1、円柱形スプリングのF2)は、直接に関連しており、初期張力が大きいほど、動作電圧は大きい。図19に示すように、接触子圧力F3が同一している場合に、円錐型スプリングの初期張力F1が円柱形スプリングの初期張力F2より小さいので、動作電圧がより小さくなる。同様に、動作電圧を確保した状況下で、製品の接点圧力を高めることができる。
上述した内容は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を任意の形式で限定さるものではない。上記のように、本発明の好ましい実施例を開示しているが、本発明を限定するものではない。当業者にとっては、本発明の技術思想を逸脱することなく、上記に開示された技術内容から様々な変更および修正を行うことが可能であり、又は効果が同等な等価実施例に修正できるため、本発明の技術思想を逸脱することなく、本発明による上記の実施例に対するいずれの簡単な修正、同等な変化及び修飾は、すべて本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、可動接触部が可動接触部、1つのメインスプリング及び可動軸ブロックを備えるように構成され、可動接触部は、可動接触子と可動接触子の両端部の可動接点で構成され、可動軸ブロックは、2つの独立した部材であるプッシュロッド部と金属材質とで製造されたU字型バスケットで構成されており、U字型バスケットは、逆U字形状を有するように設計され、プッシュロッド部は、絶縁プラスチックを利用して一緒に固定された固定シートとプッシュロッドとを備え、固定シートも金属により製造され、プッシュロッドの一端部は、絶縁プラスチックによって固定シートに接続され、プッシュロッドの他端部は、可動鉄心に接続され、メインスプリング、可動接触部及びU字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上に組み立てた後、固定シートの両端部のそれぞれをU字型バスケットの側面部の底部に固定することにより、メインスプリングが可動接触部の底面部とプッシュロッド部の絶縁プラスチックとの間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部の可動接触子をU字型バスケットの上面の内側に向かって押す。本発明のこのような構造は、産業上で実現しやすく、また、可動接触子、メインスプリング、プッシュロッド部、金属製のU字型バスケット及び組み立てられる固定接触子、可動鉄心、ヨーク及びコイルなどの部材を、産業上に使用することが便利である。

Claims (14)

  1. 2つの固定接触子と1つの可動接触ブロックとを備え、前記可動接触ブロックは、可動接触部、メインスプリング及び可動軸ブロックを備える高電圧直流リレーであって、
    前記可動軸ブロックは、2つの独立した部材であるプッシュロッド部とU字型バスケットとで構成され、
    前記プッシュロッド部は、絶縁プラスチックを利用して一緒に固定されるストレートシートタイプの固定シートとプッシュロッドとを備え、
    前記メインスプリング、可動接触部及びU字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上面に設けた後、前記ストレートシートタイプの固定シートの両端部のそれぞれをU字型バスケットの側面部の底部に固定することにより、メインスプリングが可動接触部の底面部とプッシュロッド部の絶縁プラスチックとの間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部の可動接触子をU字型バスケットの上面の内側に向かって押す
    ことを特徴とする高電圧直流リレー。
  2. 前記U字型バスケットの側面部の底部に係止孔が設けられており、
    前記ストレートシートタイプの固定シートの両端部のそれぞれは、前記係止孔に装着され、
    前記ストレートシートタイプの固定シートの両端部は、かしめ方式やレーザー溶接方式によって、それぞれ前記U字型バスケットの側面部に形成された係止孔に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の高電圧直流リレー。
  3. 前記メインスプリングは1つを備えており、
    前記絶縁プラスチックは、一体に形成し、上を向いて突出延長し、メインスプリングをリミットするための第1のボスをさらに備え、
    前記メインスプリングの底面部は、前記第1のボスをカバーする
    ことを特徴とする請求項に記載の高電圧直流リレー。
  4. 前記可動接触子の底面部には、下を向いて突出延長された第2のボスが備え、
    前記メインスプリングの上面は、前記第2のボスをカバーする
    ことを特徴とする請求項3に記載の高電圧直流リレー。
  5. 前記メインスプリングは2つを備えており、
    前記プッシュロッド部は、絶縁プラスチックから両側に延長しているスプリング支持部をさらに備え、
    前記2つのメインスプリングの底部は、それぞれ2つのスプリング支持部に接している
    ことを特徴とする請求項1に記載の高電圧直流リレー。
  6. 前記U字型バスケットの上面の内側に第1の突起が設けられており、
    前記第1の突起は、可動接触子の幅に対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する第1の突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅の一側に傾斜するようになる
    ことを特徴とする請求項1に記載の高電圧直流リレー。
  7. 前記第1の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の高電圧直流リレー。
  8. 前記U字型バスケットの上面の内側に第2の突起が設けられており、
    前記第2の突起は、可動接触子の幅に対応する他側に設けられ、
    第2の突起の高さと第1の突起の高さとの間に差を付けるように構成されることにより
    、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記幅に対応する一側に傾斜するようになる
    ことを特徴とする請求項6に記載の高電圧直流リレー。
  9. 前記第2の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の高電圧直流リレー。
  10. 前記U字型バスケットの上面の内側に第3の突起がさらに設けられており、
    前記第3の突起は、可動接触子の長さに対応する一側に設けられ、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さの一側に傾斜するようになる
    ことを特徴とする請求項1に記載の高電圧直流リレー。
  11. 前記第3の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される
    ことを特徴とする請求項10に記載の高電圧直流リレー。
  12. 前記U字型バスケットの上面の内側に第4の突起がさらに設けられており、
    前記第4の突起は、可動接触子の長さに対応する他の一側に設けられ、且つ、第4の突起の高さと第3の突起の高さとの間に差を付けるように構成されることにより、接点が分離される場合に、可動接触子は、U字型バスケットの上面の内側に位置する突起と可動接触子とが互いに圧接されるように押す作用によって、前記長さに対応する一側に傾斜するようになる
    ことを特徴とする請求項10に記載の高電圧直流リレー。
  13. 前記第4の突起は、U字型バスケットの上面における対応する位置を曲げて形成されたり、金型によるプレス方法で形成される
    ことを特徴とする請求項12に記載の高電圧直流リレー。
  14. A.射出方法を用いてストレートシートタイプの固定シートとプッシュロッドとを一体型プッシュロッド部に製造するステップと、
    B.メインスプリング、可動接触部、U字型バスケットを順次にプッシュロッド部の上面に組み立てるステップと、
    C.U字型バスケットの両側面部の弾性的に開かれる特性を利用して、前記ストレートシートタイプの固定シートの両端部をそれぞれU字型バスケットの両側面部の係止孔に係止するようにすることで、メインスプリングが可動接触部の底面部とプッシュロッド部の絶縁プラスチックとの間で弾性的に伸縮されるようにし、可動接触部の可動接触子をU字型バスケットの上面の内側に向かって押すステップと、
    D.かしめ方式やレーザー溶接方式を利用して、前記ストレートシートタイプの固定シートの両端部をそれぞれ前記U字型バスケットの両側面部の底部に形成された係止孔に固定されるようにするステップと、を含む
    ことを特徴とする高電圧直流リレーの組立方法。
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