JP6630023B2 - シーリング要素 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のコンポーネントをシールするシーリング要素に関する。
少なくとも2つの自動車コンポーネント部品(例えば、筐体とカバー)を有する自動車コンポーネントをシールする場合において、既知のシーリング要素として、多くは、ポリマー材料から作られたものが用いられている。ポリマーは、あらゆる有機化学材料と同様に、異なる媒体、酸素又はオゾンと接触すること及び圧力又は温度といった周囲環境の影響を考慮すると、制限なく使用することはできない。このような周囲環境の影響によって、ポリマーの材料特性が変化するため、シーリング要素のシール特性に直接的な影響を与える。特に、このようなシーリング要素を自動車コンポーネントに使用する場合、オイル、燃料及び酸に対する高い耐薬品性と、これに加えて良好な耐温性とがポリマーに必要である。
ポリマー材料から製造されるシーリング要素は、従来から一般的に知られている。
独国特許出願公開第 20 2011 108 992 U1号明細書は、フッ素含有ポリマー、特に、充填型又は非充填型のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から製造されるシーリング要素を開示している。ここでは、シーリング要素は、閉じたリングシールとして構成されている。これに加えて、シーリング要素は、円周方向に配置される2つの半径方向に隣接する区域を有している。これら区域のシーリング材料は、異なる密度を有し、そのため、シーリング材料は、円周方向に対して実質的に垂直の断面において、その密度が一定ではない。この円周方向に配置される少なくとも2つの区域は、それぞれ半径方向に互いに隣接し、特に、シーリング要素の軸方向の厚み全体にわたって延びている。
独国特許出願公開第 20 2011 108 989 U1号明細書は、同様に、フッ素含有ポリマーから、特に充填型又は非充填型のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から作られる、閉じたリングシールとして構成されるシーリング要素を開示する。シーリング要素のシーリング材料は、ここでは、シーリング要素の円周方向に実質的に垂直な断面において、その密度が一定ではない。シーリング要素の密度分布が、リングシールの内側領域と外側領域との間の流動する遷移状態として記載されている。
本発明は、自動車コンポーネントをシールするシーリング要素において、改良された実施形態又は少なくとも異なる実施形態を提供という課題に基づくものであり、特に、本発明のシーリング要素は、その好適な構成が従来のシーリング要素とは異なり、それに加え、安価に製造される。
この課題は、独立請求項の要旨に従い本発明によって解決する。好適な実施形態は、従属請求項の要旨である。
本発明は、シーリング要素が、全体的に第1材料のみからなる少なくとも一つの第1領域と、全体的に第2材料のみからなる少なくとも一つの第2領域とを有し、第2材料は、第1材料よりも高い耐薬品性を有するという一般的な発案に基づくものである。このような構成は、シーリング要素中の異なる領域に異なる材料特性を有する材料を要望に応じて配置することの典型である。好ましくは、シーリング要素は、第1材料及び第2材料のみからなり、特に好ましくは、これらの材料は、ポリマー材料のみからなる。本発明の本質は、シーリング要素の意図した用途において、化学的に浸食性の高い媒体と直接接触する、シーリング要素中の以下第2領域と称する領域のみが第2材料を有することにある。化学的な浸食性が高い媒体と直接的に接触しない所定の用途では、シーリング要素中の以下第1領域と称する領域は、より低価格であり、化学的な浸食性が高い媒体に関する耐性が低い第1材料から形成される。特に、自動車コンポーネントの場合、オイル、燃料又は酸などの媒体に関する耐薬品性が必要であるが、ほとんどの場合、シーリング要素がそれら媒体と接触する領域は狭い。それほど浸食性が高くない媒体(例えば、潤滑油)と、それよりも浸食性が高い媒体(例えば、燃料)とが操作中に混合され、それによって、浸食性がより高くなることは明らかである。したがって、シーリング要素の所定の用途において、第2領域のみが上述した浸食性が高い媒体又は浸食性がより高い媒体と接触する場合、少なくとも2つの領域を有するシーリング要素の構成は、好適である。
好適な実施形態では、第1領域と第2領域とが互いに直接的に隣接しているか、又はそれぞれが直接的に互いに接続し、シーリング要素自体が一体形成される。
好適な実施形態では、第2領域中における第2材料は、特に、フルオロシリコーンゴム(FVMQ)、フルオロゴム(FKM)及び水素化アクリロニトリルブタジエンゴム(HNBR)の群から選択される。第1領域中の第1材料は、特に、エチレンアクリレートゴム(AEM)、ポリアクリレートゴム(ACM)、メチル−ビニルシリコーンゴム(MVQ)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)及びエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)の群から選択される。
第1領域中の第1材料について、また、第2領域中の第2材料の両方について、同じベースポリマーの使用が考えられるが、第2領域中の第2材料のベースポリマーが、添加剤の添加によって改良され、それにより、第1材料と比較して、耐薬品性が高い第2材料を形成することが本発明にとって重要であることは述べておくべきである。
さらに好適な実施形態では、シーリング要素は、円周方向に閉じているリングシールとして形成される。リングシールとして構成されるシーリング要素に囲まれる内側領域に面したシーリング要素の内側曲線部が、第1例では第1領域によって形成され、第2例では第2領域によって形成される。内側領域から離れる方向に面しているシーリング要素の外側曲線部は、第1例では第2領域によって形成され、第2例では第1領域によって形成される。特に、自動車コンポーネントをシールする場合には、シーリング要素が、内側領域又は外側領域のいずれかで化学的に浸食性の高い媒体にさらされることが通常である。例えば、オイルを集めるオイルサンプの場合、化学的な浸食を受ける側は、シーリング要素の内側曲線部に存在する。本発明によれば、シーリング要素の内側曲線部は、この場合には、耐薬品性が高い第2材料からなる第2領域を有し、一方、外側曲線部は、耐化品性が低い第1材料からなる第1領域から形成される。
シーリング要素の長手方向は、閉じた構成のシーリング要素の場合には、円周方向に延びており、閉じていない構成又は開放している構成のシーリング要素の場合には、シーリング要素の一端から他端へと延びている。
好適な実施形態の変形例では、シーリング要素は、長手方向に対して垂直の断面形状において、シーリング要素の長手方向のそれぞれの位置に、第1領域と第2領域とを有する。
別の実施形態の変形例では、シーリング要素は、少なくとも一つの長手方向部分を有し、この長手方向部分は、第1領域の第1材料のみからなるか、又は第2領域の第2材料のみからなる。好ましくは、ブローバイ部位を有する自動車コンポーネントでは、シーリング要素は、第2領域の第2材料のみから作られる長手方向部分を有する。ブローバイ部位は、圧縮すると、気体が通り、特にこの領域で集中的にシーリング要素にストレスを加える自動車コンポーネント中の部位である。好適には、ほとんどストレスがかからないか、又はそれぞれ全くストレスがかからない自動車コンポーネント上の部位は、好ましくは、第1材料からなる第1領域からのシーリング要素の長手方向部分によって作られる。
好適には、シーリング要素の断面形状において、第1領域と第2領域とは、長手方向において少なくとも部分的に鏡面対称に作られている。これは、第1領域と第2領域とが直接接触しており、シーリング要素において同一の部品に配置され、これらの領域が、シーリング要素の断面形状全体を形成していることを意味する。
好適な実施形態の変形例では、シーリング要素の断面形状における第1領域と第2領域とは、長手方向に一様に分布している。この一様な分布により、製造の観点から、シーリング要素の製造プロセスが簡素化される。
さらに好適な実施形態の変形例では、シーリング要素の断面形状における第1領域と第2領域とは、長手方向に異なった形態で分布している。この実施形態の変形例は、特に好ましくは、局所的に不規則なストレスにさらされるシーリング要素の場合に使用可能である。
本発明の発案の好適な実施形態では、シーリング要素は、シーリング曲線部を、例えば、シーリングリップ、球状肥厚部又はノーズの形態で有する。シーリング曲線部は、長手方向に一定であるシーリング要素の断面形状の構成要素を形成する。好ましくは、シーリング曲線部は、シールされる自動車コンポーネント部品の方向に突出している。好ましくは、シーリング要素は、長方形の断面を有するが、但し、半径は、シールされる構成要素の方向に直角に配置された少なくとも一つのノーズを有し、ノーズは、シールされる自動車コンポーネント部品に対して、このために相補的な様式で形成される凹部又はそれぞれの溝内に延びている。これに対し、ノーズは、特に、好ましくは2つのシェル壁部を有し、シールされる自動車コンポーネント部品の凹部又はそれぞれの溝の方向にそれぞれ対向して配置され、球状肥厚部が突出していてもよく、これらはシーリング曲線部と称され、シールを確実にする。好都合な場合には、ノーズから離れる方向に面し、したがって、シールされる他の自動車コンポーネント部品に面する側にあるシーリング要素は、好ましくは、ノーズの領域内に2つのシーリングリップを有していてもよい。シーリングリップは、シールされる第2自動車コンポーネント部品のこのための相補的な様式で与えられる凹部内又はそれぞれの溝内に延びていてもよい。
同じ自動車コンポーネントに対してシールする様式で配置される少なくとも2つのシーリング曲線部が与えられている限り、これらのシーリング曲線部は、好都合な場合には、直列に作用するように配置される。
シーリング要素がリングシールとして構成される、ある実施形態の変形例では、内側曲線部は、内部領域をシールし、外側シーリング曲線部は、外側領域をシールする。好ましくは、シーリング要素の断面形状において、第1領域と第2領域との間に境界が設けられる。この境界は特に、内側領域をシールするシーリング曲線部と、外側領域をシールするシーリング領域との間に設けられる。このような領域配置では、例えば、自動車コンポーネントの内側に配置される化学的に浸食性の高い媒体が、シーリング要素の領域のうち一つのみによってシールされ、したがって、一つの、好都合な場合には、第2材料とのみ接触することを確実にすることができる。このことは、第1自動車コンポーネント部品のシールのための球状肥厚部と、第2自動車コンポーネント部品のシールのためのシーリングリップは、それぞれ、好都合な場合には、内側領域および外側領域の方向にあり、これらが、領域の一つから形成され、したがって、同じ材料から作られることを意味する。
耐媒体性を有する第2の材料を有する第2領域は、シーリング要素が化学的な浸食性が高い媒体と接触する表面において、局所的に器具に挿入されてもよい。第1材料からなる第1領域のための空間を確保するために、器具の一部が開口していてもよい。第1材料も、この器具に挿入されてもよい。第1材料と第2材料との接続は、添加剤を用いることなく化学的な加硫方法によって達成することができる。同様に、加硫促進剤のような添加剤の添加は、実施可能なシーリング要素の製造方法である。
別の実施形態は、少なくとも一つのこのような第2領域が、第1領域に対して外側に配置される膜によって形成されるものを提供する。ここで、別個に製造された二つの要素のいわゆる複合シール部を製造することができる。または、第2領域を形成する膜をあらかじめ製造しておき、第1領域の材料をこれに挿入してもよい。このような膜は、基本的に金属から作られてもよく、又はそれぞれ金属合金から作られてもよい。同様に、膜は、第1領域の第1材料の上に接着され、半田付けされ、又は加硫処理されてもよい。
さらに他の実施形態では、少なくとも一つのこのような第2領域が、第1領域に対して外側に塗布される被膜によって形成される。ここで、第1材料の片方の表面部分のみに、第2材料が設けられている。したがって、高価な第2材料が第2領域を形成するために必要な量は、非常にわずかであり、それによって、シーリング要素を比較的安価に製造し得る。被膜は、第1領域上で電気メッキすることによって装着又は塗布され得る。
本発明のさらに重要な特徴および利点は、従属請求項と、図面と、図面の補助により図面の説明から明らかになるだろう。
前述した特徴及び以下にさらに説明される特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、それぞれの示されている組み合わせだけではなく、他の組み合わせ、又は単独で使用することができることを理解すべきである。
本発明の好ましい実施形態の例は、図面に示されており、以下の記載においてさらに説明されており、同じ参照番号は、同一又は類似の構成要素、又は機能的に同一の構成要素を指す。
これらの実施形態は、それぞれ図に示される。
図1は、第1領域と第2領域とを有する自動車コンポーネントをシールするシーリング要素の断面形状である。 図2は、第1領域と第2領域とを有するリングシールとして構成されるシーリング要素の上面図である。 図3は、一つの領域のみを有する、長手方向部分を有するリングシールの非常に単純化された図である。 図4は、第1領域と第2領域の異なる分布を有するシーリング要素の断面形状である。 図5は、第1領域と第2領域の異なる分布を有するシーリング要素の断面形状である。 図6は、第1領域と第2領域の異なる分布を有するシーリング要素の断面形状である。 図7は、第1領域と第2領域の異なる分布を有するシーリング要素の断面形状である。 図8は、第1領域と第2領域の異なる分布を有するシーリング要素の断面形状である。 図9は、他の実施形態のシーリング要素の断面形状である。 図10は、他の実施形態のシーリング要素の断面形状である。
図1は、シーリング要素1の断面形状を示し、シーリング要素1は、第1領域3と第2領域4とを有している。シーリング要素1は、自動車コンポーネント2内に配置され、自動車コンポーネント2内にある内側領域8を、自動車コンポーネント2の外側にある外側領域9からシールする。シールされる自動車コンポーネント2は、一般的に、少なくとも2つの自動車コンポーネント部品20を備えている。この図では、上側領域に自動車コンポーネント部品20が一つだけ示されている。シーリング要素1の第1領域3は、第1材料5からなり、第2領域4は、第2材料6からなる。第1領域3と第2領域4とは、互いに直接に接続されており、その接触面に境界7を有する。第1領域3と第2領域4との組み合わせによりシーリング要素1を形成する。第2領域4中の第2材料6は、第1領域3中の第1材料5によりも耐薬品性が高い。
シーリング要素1は、この断面形状においては、長方形の本体基部23を有しており、長方形の本体基部23の上に、自動車コンポーネント部品20の方向に直角に突出するノーズ10が配置されている。ノーズ10は、自動車コンポーネント部品20に対して相補的な様式で構成された凹部又はそれぞれの溝18の内部へと延びている。液密にするために、シーリング曲線部13が、シーリング要素1上に配置され、シーリング曲線部13は、シールされる自動車コンポーネント部品20の方向に突出している。球状肥厚部11が、シーリング曲線部13として、自動車コンポーネント部品20の凹部又は溝18の側壁19の方向に、ノーズ10に対してそれぞれ横方向に突出しており、シーリング要素1と自動車コンポーネント部品20との間に液密部を形成する。ノーズ10から離れ側の面に、互いに間隔をおいて2つのシーリングリップ12が、シールされる第2自動車コンポーネント部品20の方向に突出している。単に一例であるが、これらのシーリングリップ12は、球状肥厚部11の下にほぼ垂直に配置されていてもよい。
図2は、円周方向17に閉じているリングシール14としてのシーリング要素1の上面図である。リングシール14は、内側曲線部16を有しており、内側曲線部16は、内側領域8を囲んでいる。内側曲線部16は、第2材料6からなる第2領域4により形成される。リングシール14の外側曲線部15は、第1材料5からなる第1領域3から形成される。外側曲線部15は、外側領域9に面している。リングシール14としてのシーリング要素1のこの実施形態の変形例では、シーリング要素1は、このようにして内側領域8から外側領域9を分離している。内側領域8と外側領域9のどちらの領域(したがって、)が化学的に浸食性の高い媒体を含むかに応じて、耐薬品性を有する第2材料6からなる第2領域4は、内側曲線部16又は外側曲線部15のいずれかを形成するようにできる。この実施形態のさらなる変形例では、個々の領域3、4の分布に関して代替例も示されており、長手方向部分21の内側領域8と外側領域9との両方に化学的に浸食性の高い媒体を含み、その場合、これらの長手方向部分21において、シーリング要素1は、内側領域8と、外側領域9の両方が、第2領域4つまり第2材料6によって形成されている。
シーリング要素1は、好ましくは、この断面形状において、リングシール14の円周方向17のぞれぞれの部位で、第1材料5からなる第1領域3と、第2材料6をからなる第2領域4とを有していてもよい。
リングシール14としてのシーリング要素1の断面における、第1材料5からなる第1領域3と第2材料6からなる第2領域4との分布は、円周方向17において一様になっていてもよく、または円周方向17において変化してもよい。このことは、大きなストレスがかかる部位又はそれほど大きなストレスがかからない部位であるかの違いに応じて、個々の領域3、4の分布が変化し得ることを意味する。化学的に強いストレスがかかる部位には、第1材料5からなる第1領域3よりも、第2材料6からなる第2領域4が顕著に多く形成され得る。それほど強いストレスがかからない部位では、その趣旨で、第1材料5からなる第1領域3が、第2材料6からなる第2領域4よりも顕著に多く形成され得る。同様のことが、閉じていないシーリング要素1の実施形態に適用される。第1領域3と第2領域4とは、同様に、シーリング要素1の長手方向に対して一様になっていても、又は変化していてもよい。
図3は、リングシール14として形成されたシーリング要素1の非常に単純化された図であり、シーリング要素1は長手方向部分21を有しており、長手方向部分21は、それぞれ、第1材料5からなる第1領域3のみから、又は第2材料6をからなる第2領域4のみから形成される。さらに、長手方向部分22は、第1材料5からなる第1領域3と、第2材料6からなる第2領域4とを両方とも有する。長手方向部分22は、長手方向部分21、22が領域を一つだけ有していてもよく、領域3、4を両方とも有していてもよいことを明確にするためのものである。
図4〜図8は、第1領域3と第2領域4の分布が異なる、シーリング要素1の異なる断面形状をそれぞれ示す。
図4は、実施可能な分布を示し、第1領域3が、第2領域4に対して鏡面対称に形成されている。境界7は、長手方向に中心軸24に沿って続いており、それにより、第1領域3の分布と第2領域4の分布が等しくなっている。この領域分布では、第1領域3と第2領域4とが、シーリング曲線部13として、それぞれシーリングリップ12と球状肥厚部11とを有している。
図5には、別のシーリング要素1の断面形状が示されており、シーリング要素1の本体基部23とシーリングリップ12が、第2材料6からなる第2領域4から形成されており、本体基部23に直角に形成されたノーズ10と、球状肥厚部11とが、第1材料5からなる第1領域3から作られている。したがって、領域3、4の分離部を示す境界7は、本体基部23とノーズ10との間にある。
図6は、シーリング要素1の断面形状を示し、内側に第1材料5からなる第1領域3を有し、第2材料6からなる第2領域4によって、外側から完全に囲まれている。シーリング曲線部13(したがって、球状肥厚部11と、さらにシーリングリップ12の両方)が、同様に、第2材料6により形成されている。
図7は、第1領域3と第2領域4との間に、中心軸24に対しその片側に、平行に配置された境界7を示す。第2領域4はその片側に、球状肥厚部11とシーリングリップ12とを全体的に含む。
図8は、第1領域3及び第2領域4の分布の好ましい実施形態を示す。第2領域4は、片側に球状肥厚部11を有し、シーリング要素1の方向に少なくとも部分的に延出している。第2領域4は、対向するシーリングリップ12の開始部分に対して傾斜して延出しており、この延出部分は、中心軸24に対して傾斜している。
シーリング要素1が、閉じたリングシール14として構成されている場合、シーリング要素1は、内側領域8を囲み、外側領域9から分離するか、又は外側領域9から内側領域8をシールする。少なくとも2つのシーリング曲線部13が直列に作用している限り、外側領域9に対して内側領域8をシールするために、内側領域8にさらされているか、又は内側領域8をシールするシーリング曲線部13は、内側シーリング曲線部13’とすることができる。一方、外側領域9にさらされているか、又は外側領域9をシールするシーリング曲線部13は、外側シーリング曲線部13”とすることができる。
したがって、図4、7及び8は、特にそれぞれ、シーリング要素1が、円周方向17に閉じているリングシール14である、シーリング要素1の実施形態を示している。シーリング要素1は内側領域8を囲んでいる。シーリング要素は少なくとも一つの内側シーリング曲線部13’と、少なくとも一つの外側シーリング曲線部13”とを、例えば、シーリングリップ12又は球状肥厚部11の形態で有している。これらは、シールされる自動車コンポーネント部品20の方向に突出しており、それぞれの内側シーリング曲線部13’が、内側領域8をシールするように構成されており、一方、それぞれの外側シーリング曲線部13”が、外側曲線部15に面する外側領域9をシールするように構成されており、シーリング要素1の断面において、第1領域3と第2領域4との間の境界7は、内側シーリング曲線部13’と外側シーリング曲線部13”との間に存在する。
図9には、第2領域4が膜25によって形成され、膜25が第1領域3に対して外側に配置されている一実施形態が示されている。膜25は、ここでは、一つの(図9の下側の)自動車コンポーネント20と軸方向で接触するように配置されている。この場合に、第1領域3は、この下側の自動車コンポーネント20と接触していない。これとは対照的に、第1領域3は、他の(図9で上側の)自動車コンポーネント20をシールした状態で軸方向に接触している。膜25は、場合により、この軸方向に対して横に、特に、他の又はそれぞれの上側の自動車コンポーネント20に対して径方向に配置されていてもよい。この軸方向は、図9で矢印28によって示されている。ここで矢印28は、外側領域9からその横方向に内側領域8をシールするために、シーリング要素1を介して自動車コンポーネント20が互いに対向する方向である。
図10は、さらに他の実施形態を示す。この実施形態では、第2領域4が被膜26によって形成される。被膜26は第1領域3の外側に塗布されている。図10の例では、被膜26は、この図において、円周方向27に角度25度よりも広く延在しており、又は角度90度の範囲で延在している。好ましくは、被膜26は、シーリング要素1の断面形状における全円周の約50%又は角度180度の範囲よりも広く延在している。

Claims (14)

  1. 自動車コンポーネント(2)をシールするシーリング要素(1)であって、
    少なくとも一つの第1領域(3)と、
    少なくとも一つの第2領域(4)と、を有し、
    前記第1領域(3)は、第1材料(5)からなり、前記第2領域(4)は、前記第1材料(5)よりも耐薬品性が高い第2材料(6)からなり、
    前記シーリング要素(1)の断面形状において、前記シーリング要素(1)の長手方向におけるそれぞれの部位に前記第1領域(3)と前記第2領域(4)とを有すると共に、前記第1領域(3)と前記第2領域(4)の分布が、長手方向に変化する、ことを特徴とする、シーリング要素。
  2. 前記第1領域(3)と前記第2領域(4)とは、互いに直接的に隣接及び接続されていることを特徴とする、請求項1記載のシーリング要素。
  3. 前記第2材料(6)は、フルオロシリコーンゴム(FVMQ)、フルオロゴム(FKM)及び水素化アクリロニトリルブタジエンゴム(HNBR)の群から選択されることを特徴とする、請求項1又は2記載のシーリング要素。
  4. 前記第1材料(5)は、エチレンアクリレートゴム(AEM)、ポリアクリレートゴム(ACM)、メチル−ビニルシリコーンゴム(MVQ)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)及びエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)の群から選択されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  5. 前記シーリング要素(1)は、円周方向(17)に閉じているリングシール(14)であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  6. 前記リングシール(14)として構成される前記シーリング要素(1)によって囲まれている内側領域(8)に面している、前記シーリング要素(1)の内側曲線部(16)は、前記第1領域(3)及び前記第2領域(4)の一方によって形成され、
    前記内側領域(8)とは反対側に面している前記シーリング要素(1)の外側曲線部(15)は、前記第2領域(4)及び前記第1領域(3)の他方によって形成されることを特徴とする、請求項5記載のシーリング要素。
  7. 前記シーリング要素(1)の断面形状において、前記第1領域(3)と前記第2領域(4)とは、長手方向において少なくとも部分的に鏡面対称に形成されており、前記シーリング要素(1)の断面形状の全体を形成する、ことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  8. 前記シーリング要素(1)は、シーリング曲線部(13)を、シーリングリップ(12)、球状肥厚部(11)又はノーズ(10)の形態で有し、前記シーリング曲線部(13)は、シールされる自動車コンポーネント部品(20)の方向に突出していることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  9. 前記シーリング曲線部(13)が、長手方向に一様である前記シーリング要素(1)の断面形状の構成要素を形成する、ことを特徴とする、請求項に記載のシーリング要素。
  10. 前記シーリング要素(1)は、シーリング曲線部(13)を、シーリングリップ(12)、球状肥厚部(11)又はノーズ(10)の形態で有し、前記シーリング曲線部(13)は、シールされる自動車コンポーネント部品(20)の方向に突出し、
    前記シーリング要素(1)が前記リングシール(14)として構成される場合、前記シーリング曲線部(13)は、前記内側領域(8)をシールするように構成されており、前記シーリング曲線部(13)は、前記外側曲線部(15)に面する外側領域(9)をシールするように構成されていることを特徴とする、請求項に記載のシーリング要素。
  11. 前記シーリング要素(1)における、前記内側領域(8)をシールする前記シーリング曲線部(13)と、前記外側領域(9)をシールする前記シーリング曲線部(13)との間の断面には、前記第1領域(3)と前記第2領域(4)との間に境界(7)が存在することを特徴とする、請求項10に記載のシーリング要素。
  12. 前記シーリング要素(1)は、円周方向(17)に閉じられたリングシール(14)であり、内側領域(8)を囲んでおり、
    前記シーリング要素(1)が、内側シーリング曲線部と外側シーリング曲線部(13’、13”)とを、シーリングリップ(12)、球状肥厚部(11)又は突出部(10)の形態で有し、シールされる自動車コンポーネント部品(20)の方向に突出しており、
    それぞれの前記内側シーリング曲線部(13’)は、前記内側領域(8)をシールするように構成されており、一方、それぞれの前記外側シーリング曲線部(13”)は、外側曲線部(15)に面する外側領域(9)をシールするように構成されており、
    前記シーリング要素(1)における、前記内側シーリング曲線部(13’)と前記外側シーリング曲線部(13”)との間の断面には、前記第1領域(3)と前記第2領域(4)との間に境界(7)が存在することを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  13. 少なくとも一つの前記第2領域(4)は、膜(25)によって形成されており、前記膜(25)は、前記第1領域(3)に対して外側に配置されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のシーリング要素。
  14. 少なくとも一つの前記第2領域(4)は、被膜(26)によって形成されており、前記被膜(26)は前記第1領域(3)に対して外側に設けられていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシーリング要素。
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