JP6629927B2 - 磁歪位置測定装置を動作させる方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁歪位置測定装置を動作させる方法に関する。さらに、本発明は、コンピュータ上で実行されるときに方法の各ステップを実行するコンピュータプログラム、ならびにコンピュータプログラムを記憶する機械可読記憶媒体に関する。最後に、本発明は、本発明による方法を実行するように構成された計算装置に関する。
欧州特許第1306650号明細書およびドイツ特許第102010008495号明細書より、非接触および絶対測定装置または線形測定磁歪位置測定装置が知られている。そこに記載されている測定装置は、しっかりと配置された導波路と、導波路に対して可動に配置された磁気式位置エンコーダと、受信コイルによって形成されて導波路上にしっかりと配置された検出ユニットとを備え、これは導波路の機械的ねじり振動を電気信号に変換する。たとえば磁歪鉄ニッケル合金で作られた管などの導波路は、たとえば銅線など、内部に通された導電ラインを備える。ここで、磁気式位置エンコーダは、いくつかの、たとえば4つの永久磁石を備える。なお、磁歪鉄ニッケル合金で作られた前記管は、いわゆる導波路ワイヤの形態でも実装できることに留意されたい。
電子制御システムは、時間的に一定のクロック周波数を有する励振信号によって電流パルスを生成し、前記電流パルスは上述の導電ラインに印加され、これにより、導波路の周りに円形に配向された磁界が生成される。この円形配向磁界は、位置エンコーダによって生成された軸方向に配向された静磁界と重なる。2つの磁界を重ねることにより、ねじりインパルス、およびひいては導波路の両側を伝播する機械波が、導波路の磁歪によって生じる。検出ユニットに向かって進む波は、磁歪効果の逆転によって電気信号を誘導する。ねじりインパルスの形成と電気信号の誘導との間に必要な時間は、位置エンコーダと検出ユニットとの間の移動の長さの尺度である。
導波路の端部に向かって進む波は、そこで減衰域によって減衰される。機械波の減衰は、典型的には、単一パスの間、90%から96%の間である。したがって、減衰された波は、減衰の後も残留して、導波路の端部で反射され、その後導波路内を順に伝搬する。その結果、波は、測定への影響がほとんど存在しなくなるまで、減衰域を数回通過しなければならない。これに先立って、位置エンコーダの位置における反復測定およびクロック周波数と測定範囲の長さとの好ましくない組み合わせの間に、反射波はねじりインパルスと重なり、測定結果を歪ませる可能性がある。また、検出ユニットに向かって進む波も同様にそこで反射され、導波路を通過する。導波路の他端部に到達すると、これも同様に減衰および反射される。この波の部分も、同様に測定結果に影響を与える可能性がある。反射波の影響を打ち消すために、従来は、クロック周波数を上方に制限して測定が行われていた。したがって、新しい測定が開始される前に、波は何度か減衰を実行できる。
本発明は、少なくとも1つの機械波を案内するための導波路を有し、少なくとも1つの減衰域を有し、位置測定装置の測定範囲に沿って変位可能に配置された磁気式位置エンコーダを有し、検出ユニットを有する、磁歪位置測定装置を動作させる方法に関する。少なくとも1つの機械波は、クロック周波数を有する励振信号によって生成される。好ましくは、少なくとも1つの機械波は、以下のようにして生成されるが、しかしながらこの生成方法に限定されるものではない。電流インパルスは、導波路に接触するワイヤによって導波路に導入され、これにより導波路の中および周囲に円形の磁界が生成される。測定される位置にある磁気式位置エンコーダは、少なくとも1つの磁石、好ましくは永久磁石を有し、その磁場は円形の磁界に対して直角である。その結果、2つの磁場は、少なくとも位置エンコーダの位置で重なり合って、磁歪によってねじりインパルスが生成され、その結果、少なくとも1つの機械波が生成される。
磁歪は、外部磁場を印加することによって材料内の磁区を同じ方向に整列させることが知られている。このように、材料の磁気双極子は、たとえば、これらの縦軸が外部磁場の方向と平行になるように整列される。その結果、材料の長さに変化が生じる。これは磁歪効果と呼ばれる。上述した磁歪位置測定装置では、根本的な効果はねじれの性質を有するため、ウィーデマン効果についても議論されている。
機械波は、位置エンコーダの両側から伝搬する。検出ユニットに向かって進む機械波は、磁歪効果の逆転によって検出ユニット内に電気信号を生成する。特にねじり伝播を伴う場合、これはマテウチ効果とも呼ばれる。電気信号は、検出ユニットによって評価することができる。この目的のために、検出ユニットは、好ましくは、導波路の周りに配置されたコイルを備えることができる。あるいは、検出ユニットは、導波路上に垂直に配置され、その周りにコイルが配置されたストリップ、または圧電測定素子を備えることができる。他のタイプの検出ユニットも可能である。位置エンコーダの位置は、既知の伝搬速度を有する機械波の移動時間から決定される。減衰域に向かって進む機械波は、完全にではないが、減衰域によってそこで減衰され、これによって機械波が導波路のダンパ側端部で反射される。記載された2つの反射は、測定に干渉する影響を及ぼす可能性がある。
ダンパ側端部に由来する反射は、位置エンコーダの移動方向と反対の方向に移動し、特定の重複位置で測定信号と重なる。位置エンコーダと減衰域との間の距離は既知であるので、減衰域と位置エンコーダとの間の機械波の移動経路、したがって移動時間がこうして決定され、したがって重複位置が結論づけられることが可能である。対照的に、検出器側端部に由来する反射は、位置エンコーダの移動方向と同期して移動する。特定のクロック周波数で、特定の測定範囲内の位置には、前回の測定で発生して導波路を通じて伝播する反射と実際の測定信号との重複がある。結果的に、これらの反射が測定信号と重なる特定のクロック周波数は除外されなければならない。
本発明によれば、次にそれぞれ異なるクロック周波数を有する少なくとも2つの機械波が生成されることが、提供される。クロック周波数は、先行する測定の1つの間に生じる干渉反射が、位置測定装置の測定範囲の異なる重複位置で生じ、かつ実際の測定信号と干渉反射との重複がどの時点にもどの位置にもないように、予め決定されることが可能である。具体的には、少なくとも2つの機械波が生成されるクロック周波数は、少なくとも1つのクロック周波数の干渉反射の重複位置が少なくとも2つの位置範囲のうちの1つを外れるように、ならびに少なくとも1つの別のクロック周波数の干渉反射の重複位置が少なくとも2つの位置範囲のうちの他の1つを外れるように選択され、少なくとも2つの位置範囲は一般的に測定範囲全体に及ぶ。
磁気式位置エンコーダが測定範囲に沿って変位している間、測定範囲のそれぞれ異なる重複位置での干渉反射がマスクされるように、異なるクロック周波数の間で位置に依存した切替が行われる。言い換えると、その反射で重複位置がこの位置範囲外になるためマスクされるクロック周波数は、少なくとも1つの位置範囲内で使用され、磁気式位置エンコーダがその変位中にこの位置範囲を離れるときは、その反射で重複位置が隣接する位置範囲から外れるクロック周波数に切り替わり、こうしてこれがマスクされる。クロック周波数の「切替」という用語は、ここでは、オフ切替、オン切替、抑制、選択などとして理解することができる。
それぞれのクロック周波数の反射が、測定範囲内の固定された重複位置で測定信号と重なるので、有利なやり方において少なくとも2つの異なるクロック周波数の切替が行われる測定範囲の切替点は、対応するクロック周波数に割り当て可能である。言い換えると、それぞれのクロック周波数に対応する測定範囲における反射の重複位置が、予め決定される。重複位置が切替によってマスクされるように、これらの重複位置に基づいて対応するクロック周波数に切替点が割り当てられることが可能である。したがって、重複位置が測定される較正は必要ではない。
一態様によれば、対応するクロック周波数への切替点の割り当ては、関数関係から決定することができる。減衰域に向かって進む波の重複位置は、以下の式1を介して様々な周波数について計算することができる。
ここで、xは実際の測定信号とn回前の測定値から現れる反射との重複位置を表し、vは機械波の伝搬速度を指定し、fはクロック周波数を指定する。そしてLは、測定区間の長さを定義する。ここで、さらに、反射が離散周波数であるだけでなくむしろ周波数帯域に及ぶ通常の場合は、反射に割り当てられるそれぞれの重複位置の周りの幅によって考慮することができる。重複位置の周りの幅は、非離散周波数帯域のため、幅分布とも呼ばれる、可能な重複位置の分布を表す。したがって、切替点は、反射に割り当てられた幅を含む重複位置がマスクされるように選択される。
一方、検出ユニットに向かって進む波は、位置エンコーダの測定信号に同期して動く。結果として、そこから生じる反射は、測定範囲全体にわたって特定のクロック周波数でねじりインパルスと重なり合う可能性がある。これを回避または除外するクロック周波数は、次の式2を使用して計算できる。
ここで、fvnは、実際の測定信号を用いた、n回前の測定から生じる反射のために除外されるクロック周波数を表す。同様に、vは機械波の伝搬速度を指定し、Lは測定区間の長さを指定する。
別の態様によれば、対応するクロック周波数への切替点の割り当ては、表から読み出すことができる。好ましくは、この表はルックアップテーブルである。さらに別の態様によれば、対応するクロック周波数への切替点の割り当ては、線図によって決定することができる。
別の態様によれば、対応するクロック周波数への切替点の割り当ては、測定前の磁歪位置測定装置の較正によって決定することができる。その際、反射は測定区間上で直接測定されることが可能である。あるいは、位置−周波数平面は、スクリーニングプロセスによって較正装置を用いて検出されることが可能であり、したがって切替点が決定されることが可能である。較正は様々な方法で行うことができる。一方で、各磁歪位置測定装置は、較正装置によって個別に較正することができる。他方、位置測定装置の種類、長さ、用途等に応じた全面的な較正を行うこともできる。最後に、磁歪位置測定装置の自己較正も提供することができ、ここでは干渉反射をこの方法にしたがって独立して認識することができ、これらはマスクされることが可能である。
較正によって得られたデータ、特にサイト周波数平面は、割り当てのための表および/または線図を作成するために、付加的に使用することができる。これは、いくつかのクロック周波数間の切替が行われるときに特に有利である。
一態様によれば、対応するクロック周波数へのそれぞれの切替点の割り当ては、アルゴリズムによって決定される。
一般に、切替ヒステリシスは、切替点の割り当て中に提供されることが可能である。これは、位置エンコーダがより大きい位置の方向に変位したときは切替点がわずかに大きい位置で選択され、位置エンコーダがより大きい位置からより小さい位置の方向に変位したときは切替点がわずかに小さい位置で選択されることを、意味する。このようにして、位置エンコーダが移動しないにもかかわらず、位置エンコーダが切替点の1つに正確に位置するとき、クロック周波数間の切替が常に行われることの防止が実現される。
一般に、クロック周波数の切替中に、第1クロック周波数から第2大きいクロック周波数へ、およびより小さい第2クロック周波数への両方の切替を行うことができる。しかしながら、有利には、第1クロック周波数から、第1クロック周波数よりも大きい第2クロック周波数への切替が行われる。これは、一般に、測定範囲全体にわたってより高いクロック周波数が達成されるという利点を有する。
好ましくは、クロック周波数の選択中の初期干渉が考慮される。したがって、検出器はこの瞬間に新しい電気インパルスによって「遮断」されるので、以前の測定中にトリガされた機械波が、現在の測定の機械波に対する新しい電流インパルスと同時には検出器に入らない場合が考慮される。このような測定状況は、本発明による方法によっても考慮することができる。
位置測定装置の測定範囲の位置にいくつかの干渉反射が生じる、特に高いクロック周波数で発生する場合には、その間に切替が行われるさらなるクロック周波数が提供される。したがって、より高いクロック周波数を用いる測定は、複数の干渉反射の存在下で実行されることも可能である。
第1クロック周波数は、好ましくは

の範囲内である。これらの限界は、n=1およびn=2の値の式2から生じ、これらは前もって1つ(n=1)の測定または前もって2つ(n=2)の測定から生じた反射との実際の測定信号の重複から生じる。ここでは、式2から検出ユニットに向かう波が用いられる。ここでも、Lは磁歪変位測定装置の測定区間の長さを表し、vは機械波の速度を表す。この周波数範囲では、減衰域に向かって進む波の1つの干渉反射のみが予想される。より好ましくは、この周波数範囲内で最大の第1クロック周波数を得るために、第1クロック周波数は

より

に近い。さらに、好ましくは、第1クロック周波数が検出ユニットに向かって進行する波の広がった反射と一致しないことを保証するために、第1クロック周波数と

との間に安全範囲が設けられる。
第2クロック周波数は、好ましくは、

の周波数範囲である。これらの限界は同様に、n=2およびn=3の値の式2から生じ、これらは前もって2つ(n=2)または3つ(n=3)の測定から生じる。ここでも同様に、式2から検出ユニットに向かう波が用いられる。この周波数範囲では、減衰域に向かって進む波の2つの干渉反射が予想される。より好ましくは、この周波数範囲内で最大の第2クロック周波数を得るために、第2クロック周波数は、

より

に近い。最も好ましくは、第2クロック周波数は、第1クロック周波数の1.5倍である。さらに、第2クロック周波数と

との間の安全範囲が提供されることが好ましい。
第1クロック周波数および第2クロック周波数のこの周波数範囲の組み合わせは、測定信号が反射と重複することなく測定範囲全体をカバーするために、ここではその間に切替が1回行われなければならず切り戻しが1回行われなければならない2つのクロック周波数で十分なので、特に有利に設計されている。
全てのクロック周波数で検出された測定値は、好ましくは、バスまたはバスシステムによって送信されることができるように、バス同期式に加算、保存、および出力されることが可能である。
場合により、測定データを出力するためにバスまたはバスシステムを使用するとき、第2クロック周波数がバスのクロック速度よりも大きい場合、測定を平均化することができる。このようにして平均化された測定値は、バスの次のクロック中に、遅延された状態でのみ出力され、遅延は、たとえば待ち時間によって実現されることが可能である。したがって、バスは、第1クロック周波数と第2クロック周波数の両方で、均一なクロック速度で動作することができる。
コンピュータプログラムは、特に計算装置または制御装置上で実行されるときに、この方法の各ステップを実装するようにセットアップされる。コンピュータプログラムは、構造的変更を必要とせずに、従来の電子制御装置における方法の実装を可能にする。この目的のために、コンピュータプログラムは機械可読記憶媒体に保存される。
従来の電子制御装置にコンピュータプログラムをインストールすることにより、磁歪変位測定装置を動作させるように構成された電子制御装置が得られる。
本発明の例示的な実施形態を図面に示し、以下の説明でより詳細に説明する。
本発明による方法の一実施形態によって制御可能な磁歪位置測定装置の等角図である。 減衰域に向かって進む波の反射の経路を概略的に示す図であって、前記経路は図1による磁歪位置測定装置内に配置されている。 まず検出ユニットに向かい、次いで減衰域に向かって進む波の反射の経路を概略的に示す図であって、前記経路は図1による磁歪位置測定装置内に配置されている。 本発明の第1の実施形態による、測定区間上の位置およびこの位置からの、上部線図では第1クロック周波数の偏差、中央線図では第2クロック周波数の偏差、および下部線図では第1クロック周波数と第2クロック周波数との間の切替の偏差をそれぞれ示す線図である。 実際の測定信号および減衰域に向かって進む波の反射の重複位置が記録されている、ある期間にわたる位置エンコーダの位置の線図である。 実際の測定信号および検出ユニットに向かって進む波の反射の重複位置が記録されている、ある期間にわたる位置エンコーダの位置の線図である。 以前の測定の実際の測定信号および初期干渉の重複位置が記録されている、ある期間にわたる位置エンコーダの位置の線図である。 線図4aから線図4cの組み合わせを示す共通線図である。 図4dの線図に基づいて示される、本発明の第1の実施形態による、第1クロック周波数と第2クロック周波数との間の切替を示す図である。 やはり図4dの線図に基づいて示される、本発明の第2の実施形態による6つのクロック周波数の間の切替を示す図である。 やはり図4dの線図に基づいて示される、本発明の第3の実施形態による8つのクロック周波数の間の切替を示す図である。 やはり図4dの線図に基づいて示される、拡張するように設計された磁歪位置測定装置のための、本発明の第4の実施形態による9つのクロック周波数の間の切替を示す図である。 第1クロック周波数および第2クロック周波数を有する初期パルスのための磁歪測定装置のバスクロックおよび内部クロックによる、図1の磁歪位置測定装置の駆動を示す線図である。
図1に示される磁歪位置測定装置1は、測定区間としての導波路2を備える。導波路2の一端部23には検出ユニット3が設けられている。図示された例示的な実施形態では、検出ユニット3は、導波路2の周りに軸方向に配置されたコイル31と、図1に簡素化された方法でのみ示される評価回路32とを有する。図示されないさらなる例示的な実施形態では、垂直ストリップが導波路2の端部23上に配置され、コイルがこのストリップの周りに配置される。同様に図示されないさらなる実施形態では、圧電測定素子が導波路2の端部23上に配置される。導波路2には、入力接点50を介してそこに導入される短い電流インパルスが供給される。円形の磁界は、導波路2内の電流によって生成され、前記磁界は導波路2内に収束される。これは、初期パルスIPとも呼ばれる。電流は、出力接点51を介して再び戻る。さらに、磁歪位置測定装置1は、磁気式位置エンコーダ4を備え、これを介して、測定区間内の位置xを決定することができる。この実施形態では、磁気式位置エンコーダ4は、2つの永久磁石41、42を有する。さらなる実施形態では、位置エンコーダ4は、複数の永久磁石を有することができ、または均質な磁性材料で構成されることも可能である。位置エンコーダ4の測定すべき位置xにおいて、永久磁石41,42から磁界が発生し、前記磁界の磁力線は初期パルスIPによって生成された円形の磁界に対して直角である。永久磁石41、42の磁界および円形の磁界は、少なくとも位置エンコーダ4の位置xにおいて重なり合って、磁歪によってねじりインパルスが発生し、これによりクロック周波数fを有する機械波W、Wを生成する。この流れで、使用されるクロック周波数fの間で切替を行うことができる。
第1機械波Wは、導波路2上の検出ユニット3の反対側の端部25にある減衰域5の方向に伝搬する。ここで、第1機械波Wが減衰され、少なくとも減衰域を通る第1のパスを用いると、減衰は、測定に対していかなる影響も及ぼさない程度まで第1機械波Wの振幅を低減するのに十分ではない。代わりに、第1機械波Wは、減衰域5または導波路2の端部25で反射されるが、これについては後で詳細に説明される。第2機械波Wは、検出ユニット3の方向に伝搬する。磁歪効果を逆転させる際には、検出ユニット3のコイル31において第2機械波Wから電気信号が生成される。さらなる実施形態では、第2機械波Wは、ストリップの周囲に配置されたコイル上に電気信号が生成される前に、垂直ストリップ上に放出される。さらに別の実施形態では、第2機械波Wを検出し、これを電気信号に変換する、圧電測定素子が使用される。他の実施形態では、さらなる検出ユニット3が可能である。生成された電気信号はその後、検出ユニット3の評価回路32によって評価される。
導波路2内の機械波W、Wの伝播速度は、既知であり、温度、衝撃、汚染などの環境的影響に対してさえも、ほぼ一定である。以下に説明する例示的な実施形態では、伝播速度は2700m/sから2900m/sの範囲内、たとえば2830m/sである。結果的に、第2機械波Wの移動時間から位置エンコーダ4の位置xを求めることができる。以下で説明するように、第2機械波Wは、検出ユニット3が配置された導波路2の端部23で反射される。
磁歪位置測定装置1の測定範囲11は、検出ユニット3と減衰域5との間にあり、位置エンコーダ4がどの位置xで変位して測定できるかを特定する。測定範囲11の長さ、すなわち、検出ユニット3と減衰域5との間の距離は、公称長さNLと呼ばれる。以下の例示的な実施形態では、別途記載されない場合、500mmの公称長さNLが想定される。導波路2の長さLは、導波路2の2つの端部23、25間の距離を規定し、導波路2上のコイル31の長さ(または垂直ストリップの長さまたは圧電測定素子の長さ)および減衰域5の長さを公称長さNLに加えられることによって、公称長さNLから得られる。公称長さNLを特徴とする使用可能な測定範囲11は、導波路2の長さLより小さい。これは、様々な影響要因によって引き起こされる。これは、たとえば、コイル31の長さ(または垂直ストリップの長さまたは圧電測定素子の長さ)および減衰域5の長さ、ならびに位置エンコーダ4によって発生した磁界の幅を含む。以下の実施形態では、これらの要因について合計値80mmが想定される。
本発明の例示的な実施形態では、2次反射は既に測定に及ぼす干渉を無視できる程度にしか有していないので、1次反射のみが考慮される。したがって、以下の説明での反射は、一次反射のみについて言及する。しかしながら、本発明は一次反射に限定されず、むしろ高次反射で同様に対応して使用され得ることに留意すべきである。
図2aおよび図2bは各々、磁歪位置測定装置1内の機械波W、W(以下、単に「波」という)の反射R、Rの経路を示している。図2aは、減衰域5に向かって進む第1波Wの反射Rの経路を示す。既に説明されたように、第1波Wは、位置エンコーダ4の位置xで始まり、減衰域5の方向に伝搬する。導波路2のダンパ側端部25で、これは反射され、第1波Wの反射Rは、導波路2の検出器側端部23に向かって伝搬する。第1波Wの反射Rは、位置エンコーダ4の動きに逆行するので、これは逆向反射Rと呼ばれる。これは、位置エンコーダ4の位置xを超え、以下に説明する特定の状況下では、位置エンコーダ4によって後の時点で生成されるねじりインパルスと相互作用し、重複して検出ユニット3に向かって進むことができる。そこでは、ねじりインパルスは、測定位置の偏差につながる、干渉する逆向反射Rと共に検出される。
図2bは、検出ユニット3に向かって進む第2波Wの反射Rの経路を示す。第2波Wも同様に、位置エンコーダ4の位置xから始まり、検出ユニット3の方向に伝搬する。検出器側端部23では、第2波Wが反射され、第2波Wの反射Rが導波路2のダンパ側端部23に向かって伝搬する。ここで、以下で説明する特定の周波数では、第2波Wの反射Rは、位置エンコーダ4の動きと同期して進むことができ、したがって、それらが、現在の測定の実際の測定信号よりも下で静止した場合、測定に対して永久的に干渉する影響を有する可能性がある。したがって、第2波Wの反射Rは、共進反射Rと呼ばれる。続いて、共進反射Rは減衰域5によって減衰され、次に導波路のダンパ側端部25で反射される。
図3には、前回の初期パルスIPによって生成された逆向反射R1nの干渉する影響が示されている。図3は、測定範囲11の位置xを横軸に示し、示された位置の偏差Δxを縦軸に示した3つの図を示しており、偏差Δxは、示されるこの位置と横軸上の実際の位置xとの差によって計算される。ここでは、500mmの測定範囲11の合計公称長さNLが線図で表示されている。上部線図には、4250Hzの例示的な第1クロック周波数fが示されている。この第1クロック周波数fは、

の周波数範囲にある。やはり、vは機械波W、Wまたは反射R1n、R2nの伝播速度を示し、Lは500mmの公称長さNLで580mmとなる導波路2の長さを示す。この周波数範囲では、n=1の、すなわち前の初期パルスIPによって生成された逆向反射R11のみが測定範囲11内で発生し、その重複位置x11は、既に上で見た式1によって以下のように計算することができる:
規定された所定の値が挿入された場合、上部線図にも示されているように、重複位置x11に対して200mmの値が得られる。
中央線図には、6750Hzの例示的なクロック周波数fが示されている。この第2クロック周波数fは、

(ラベルは同一)の周波数範囲にある。この周波数範囲では、2つの逆向反射R11およびR12がn=1の、すなわち前の初期パルスIPで生成された、およびn=2の、すなわちさらに前の初期パルスIPで生成された、測定範囲11内で発生し、その重複位置x21、x22は同様にして以下の式1を介して以下のように計算されることが可能である。
両方の重複位置x21、x22に対して所定の値が再び挿入されると、中央図にも示されるように、第1の重複位置x21について326mmの値が得られ、第2の重複位置x22について73mmの値が得られる。n=1の逆向反射R11では、200mmの第1クロック周波数fにおけるその重複位置x11は、326mmの第2クロック周波数fにおける第1の重複位置x21に相応にシフトする。さらに、重複位置x22を有するn=2についての追加の逆向反射R12が測定範囲11内に生じる。
逆向反射R1n(および以下に示されるように共進反射R2nも)は、離散周波数を有しておらず、むしろ周波数帯域をカバーする。図3の上部および中央線図に示されるように、これは結果として、重複位置x11、x21、x22の周りに幅bを有する逆向反射R11、R12を生じる。通常、幅bは30mmから120mmの間の範囲にある。この例では、幅bは50mmである。クロック周波数f、fのこの選択により、逆向反射R11、R12の重複位置x11、x21が測定範囲11の相補的な位置範囲内に現れ、さらに、幅b内で逆向反射R11、R12と交差しない。
下部線図には、本発明の第1の例示的な実施形態が示されている。偏差Δxと同様に、使用されるクロック周波数fが、この図で第2の縦軸にさらに示されている。上部線図で逆向反射R11が生じない位置範囲において、第1クロック周波数fが測定に使用される。この例示的な実施形態では150mmである下側切替点xにおいて、4250Hzの第1クロック周波数fから6375Hzのより大きな第2クロック周波数fへの切替が行われ、この第2クロック周波数fは、測定のために隣接する位置範囲にわたって使用される。上部線図から、第1クロック周波数fにおいて、この位置範囲の重複位置x11において逆向反射R11が生じることがわかる。第2クロック周波数fに切り替えることによって、この逆向反射R11はマスクされる。続いて、この例示的な実施形態では250mmの上側切替点xにおいて、第2クロック周波数fから第1クロック周波数fへの切り戻しが行われ、測定範囲11の終わりまで第1クロック周波数fで測定が続けられる。ここでは、逆向反射R11は、中央線図に示される重複点x21で生じる第2クロック周波数fに対してマスクされる。下側切替点xおよび上側切替点xは、第1クロック周波数fにおいて、第1の反射r11の幅bを含む重複位置x11が2つの切替点x、xによって決定される所定の位置範囲内に入るように、選択される。なお、第1クロック周波数fを使用するとき、(中央図に示されるように)重複位置x21、x22において第2クロック周波数fで生じる2つの逆向反射r11およびr12が同様にマスクされることに、留意すべきである。
図4aから図4dは、周波数の逆数(T=1/f)として、期間Tにわたる測定区間上の位置エンコーダ4の位置xの線図を各々示している。ここでは、干渉する逆向反射R1nが図4aに示され、干渉する共進反射R2nが図4bに示され、初期干渉Iが図4cに示されている。図4dは、図4aから図4cに示される図の組み合わせを示す。
図4aから図4dおよび後続の式に基づいて、干渉反射R1n、R2nおよび初期干渉Iの発生が示されている。
以下では、式1を用いて説明された、逆向反射R1nに対する重複位置xの依存性について、再度詳細に説明する。既に述べられたように、逆向反射R1nは、可能な重複位置xに対して幅分布または幅bを有する。幅bは、具体的には、測定区間の構造的形状、位置エンコーダ4の磁界の特性、ならびにさらなる電気的パラメータおよび導波路2の材料に依存する。逆向反射R1nの幅bを考慮するために、式1は、以下に示される式1aおよび1bに拡張される。

ここで、xはn個目の逆向反射R1nの重複位置を表し、
vは機械波の伝搬速度、fはクロック周波数、Lは測定区間の長さを指定する。式1aおよび1bにおける最後の項

は、幅bが生じる重複位置xの幅分布を表す。最初の図では、幅bは、重複位置xの周りに対称的に配置され、各重複位置xおよびクロック周波数fに対して同じ値をとる。導波路2の長さLおよび重複位置xの幅bがずれていると見なされる場合、重複位置xはクロック周波数fの負の逆数であることが明らかである。
図4aでは、式1、1a、および1bによって表される依存性が再び図に示されている。ここでは、n=1からn=5の値に対する逆向反射R11、R12、R13、R14、R15の干渉する重複位置x1nが、測定信号で示されている。横軸には、周波数fの逆数値として表すこともできる期間Tがプロットされている。導波路2の長さLおよび重複位置xの幅bによって生じるずれを考慮に入れて、逆向反射R1nの重複位置xは周期Tに対して負に比例した振る舞いをする。なお、第1波W自体ではなく、第1波Wの逆向反射R11、R12、R13、R14、R15のみが描かれている。したがって、逆向反射R11、R12、R13、R14、R15は、導波路2のダンパ側端部25の描写に現れる。
検出ユニットに向かって進む第2波Wの共進反射R2nが測定信号と同期して進み、結果的にこれと重複する、回避すべき上述のクロック周波数fvnは、上記の式2で表される。逆向反射R1nに関連して既に説明されたように、共進反射は同様に離散周波数を有しておらず、むしろ周波数帯域をカバーする。したがって、相応に、共進反射R2nの幅分布または幅bが、これらの説明のために使用される。共進反射R2nの幅bを考慮するために、先に記載された式2は、以下に示される式2aおよび2bに拡張される。

ここでもまた、fvnはn個目の共進反射R2nで除外されるクロック周波数を示し、vは機械波の伝搬速度を指定し、Lは測定区間の長さを指定する。幅分布は、同様に項

によって式2aおよび2bに示されており、ここから幅bが求められる。周波数の逆数としてカバーされる期間Tの時間範囲は、共進反射R2nの一定の幅bを有するより大きいnとしては小さいことが、明らかである。
図4bでは、除外されるクロック周波数fvnの式2、2a、および2bによって表される依存性が、再び線図に示されている。ここでは、n=1からn=6の値について、干渉する共進反射R21、R22、R23、R24、R25、R26が示されている。式2、2a、および2bに既に示されているように、周波数の逆数として表現することもできる周期Tは、横座標にプロットされている。ここに記載される例では、導波路2の長さLが580mm、伝搬速度vが2830m/sである場合に、共進反射R21、R22、R23、R24、R25、R26のために除外されるクロック周波数fvnのために、以下の値が求められる:fv1=2785Hz、fv2=5570Hz、fv3=8355Hz、fv4=11140Hz、fv5=13925Hz、fv6=16710Hz。
図4cは、初期パルスIPが生成されたときの初期干渉Iの依存性を線図で示す。n=1での初期干渉Iは、前の測定中にトリガされた第2波が、電流の測定中に検出ユニット3にまだ到達しておらず、結果として新たにトリガされた波W、Wに干渉する場合を表す。n=2での初期干渉Iは、さらに前の測定での対応する場合を表す。初期パルスIPが導波路2内に円形の磁界を生成するとき、検出ユニット3のコイル31(または圧電測定素子)は第2波Wを検出することができない。このケースは主に、高いクロック周波数fおよび減衰域5に近い位置xで生じる。
初期干渉Iの重複位置xInは、以下の式3によって計算することができる。
ここで、xInはn個目の初期干渉Iの重複位置を表し、vは機械波の伝播速度を指定し、fはクロック周波数を指定する。これらの重複位置xInでは、後に新たな初期パルスIPがトリガされるので、検出は行われない。初期パルスIPは、潜在的な発振後期間を含む一定の長さを有する。式3aに示されるように、ここでは初期干渉Iの重複位置に対して非対称的に加えられる、初期干渉Iの幅bが得られる。
図4cでは、値n=1およびn=2の2つの初期干渉I、Iが記録されている。これらは、導波路2の検出器側端部23上のこの描写において生じ、期間Tに比例して振る舞う。既に説明したように、これらの初期干渉I、Iは、測定が不可能な範囲を表す。
図4dでは、図4aから図4cの線図が共通の線図で示されている。干渉する逆向反射R1n、干渉する共進反射R2n、および初期干渉Iを互いに比較することができる。2つの干渉反射R1n、R2nの一方によっても初期干渉Iによっても覆われていない線図内の領域は、測定に使用することができる。
図5には、図3に既に示されている第1の実施形態が、図4dの線図に基づいて示されている。測定60は、矢印の形で線図に記録される。第1の例示的な実施形態で使用されるクロック周波数fは、n=6での初期干渉Iおよび共進反射R26に関連する周波数範囲よりはるかに低いため、明確さのために示されていない。最初に、測定は、検出器側端部23から行われ、第1クロック周波数fで始まる。n=1の逆向反射R11が干渉するように重なり合う位置xに測定60が到達する前であっても、第2クロック周波数fへの本発明による切替は、下側切替点xで行われる。したがって、少なくともn=1の逆向反射R11はマスクされる。第2クロック周波数fは、第1クロック周波数fより大きく、具体的には1.5倍大きくなるように選択される。一方では、測定60は、より高い第2クロック周波数fで行われ、他方では、より低い周波数、すなわち横軸上のより大きな周期Tへのシフトは不都合なことに、第2クロック周波数fによって生成された反射を、n=1での逆向反射R11の幅b内に収め、こうして測定に干渉する可能性があることが、明らかである。加えて、第2クロック周波数fは、回避または除外すべきクロック周波数fvnから離れて位置するように選択されなければならず、幅bを含み、共進反射R2nは前記クロック周波数における測定信号と同期して進む。これらのクロック周波数fvnは、既に説明したように、式2、2a、または2bから計算することができ、共進反射R2nは測定信号に干渉するので、本発明によるクロック周波数fの切替を伴う測定に使用すべきではない。図3に関連して既に述べたように、この第1の例示的な実施形態では、第1クロック周波数fは4250Hzであり、第2クロック周波数fは6375Hzである。n=2での共進反射R22について、除外すべきクロック周波数fv2は5300Hzである。
n=1の逆向反射R11が同様に干渉するように重なり合う位置xに測定60が到達するずっと前の上側の切替点xでは、第2クロック周波数fから第1クロック周波数fへの新たな切り戻しが行われる。したがって、n=1での干渉する逆向反射R11がマスクされる。次いで測定60は、第1クロック周波数fを用いて残りの測定範囲にわたって実行される。その結果、測定範囲11全体にわたって測定60を行うために、この実施形態では2回のスイッチング(切替1回、切り戻し1回)がその間で行われる2つの異なるクロック周波数f、fのみが必要とされる。同様に、第1クロック周波数fの最初の使用では、下側切替点xに到達する前に、n>1の全ての逆向反射R1nがマスクされると解釈することができる。以下では、この第1の実施形態のための表1が示されており、そこから切替点の値を読み出すこともできる。表はルックアップテーブルとして実現されている。表1は、クロック周波数fがそれぞれ割り当てられた測定範囲11の位置xを示している。
さらに、クロック周波数fの間の本発明による切替が実行されない従来の測定70が、比較のため図5に示されている。図5から、500nmの公称長さNLを有する導波路2を備えたこのような従来の測定70は、最大2200Hzの従来のクロック周波数fでのみ実行することができ、したがってこれは、第1クロック周波数fよりも非常に小さいことがわかる。
周波数範囲

内で測定のために可能な限り高い第1クロック周波数fを得るために、第1クロック周波数fは好ましくは上限

に近くなるように選択されるが、ただし、n=2での共進反射R22の幅bに対応する安全距離が維持される。安全距離によって、第1クロック周波数fは、測定信号が共進反射R2nの1つと干渉する仕方で重複するように選択されることが防止される。ここで、第1クロック周波数fは以下のように表すことができる。
同様に、第2クロック周波数fは、周波数範囲

の上限

に近くなるように選択することができ、ここでも安全距離は同じように維持される。第2クロック周波数fは、以下のように表すことができる。
正確に計算された第1クロック周波数fが、n=1での逆向反射R11の重複点xに関する式1に挿入されると、次の重複点x11が得られる。
本発明のこの実施形態では、下側切替点xおよび上側切替点xは、下側切替点xを得るために重複点x11から幅bを引くこと、および上側切替点xを得るために重複点x11に幅bを加えることによって、この重複点x11から独立して選択される。
これらの計算は、対応するクロック周波数fおよびfへの2つの交差点xおよびxの割り当てを決定するために使用され得る。
さらに、第1クロック周波数fと第2クロック周波数fは2:3の比であり、したがって第2クロック周波数fは第1クロック周波数fの1.5倍であることに、言及するべきである。したがって、図8に関連して以下に説明するように、同期出力が可能となる。
以下の表2において、周波数範囲

内の可能な最も高い第1クロック周波数fと、周波数範囲

内の可能な最も高い第2クロック周波数fとが、上記で計算されたように、異なる公称長さNLおよび結果的な導波路2の長さLについて示されている。長さLは、既に説明したように、導波路2上のコイル31の長さ(または垂直ストリップの長さまたは圧電測定素子の長さ)および減衰域5の長さを加えることによって、公称長さNLから計算され、この例では80mmと想定されている。幅bは60mmであると想定され、これに応じて安全距離もそうである。加えて、これより算出される下側切替点xおよび上側切替点xが記録される。比較のために、クロック周波数fの間で切替が行われない、この公称長さNLに対する可能な最大の従来のクロック周波数fが指定される列が、さらに示されている。
この表2は、対応するクロック周波数fおよびfへの2つの切替点xおよびxの割り当てを読み出すために使用され得る。一般に、切替ヒステリシスは、切替点xおよびxの割り当て中に提供され得る。これは、位置エンコーダ4がより大きな位置xの方向に変位したときは下側切替点xがわずかに大きい位置xを伴って選択され、位置エンコーダ4がより大きな位置xからより小さい位置xの方向に変位したときは下側切替点xがわずかに小さい位置を伴って選択されることを、意味する。これは、上側切替点xにも同様に当てはまる。したがって、位置エンコーダ4が正確に切替点x、xに位置するとき、位置エンコーダが動かないにもかかわらず、クロック周波数f間の絶え間ない切替の防止が実現される。位置エンコーダ4が動かないにもかかわらずクロック周波数fを切り替えると、高次の反射が常に変位するようになり、これは位置xの測定値のノイズが増加した測定中に顕著である。
2つのクロック周波数f、fの間の本発明による切替によって、より低い第1クロック周波数fは、少なくともここに示される公称長さNLで、最大可能な従来のクロック周波数fに比べて既に2倍に近づいていることが、明らかである。この効果は、第1クロック周波数fがさらに高い周波数範囲で選択されるときに、さらに強化され得る。しかしながらここでは、より高い周波数で考慮しなければならない、さらなる逆向反射R1nおよび場合により初期干渉Iが予想される。結果として、単に2つのクロック周波数f、fの間を単に切り替えることにより、測定範囲11全体にわたって干渉する逆向反射R1nおよび場合により初期干渉Iをマスクすることは、通常不可能である。したがって、その間で切替が行われる、より高い周波数範囲内のさらなるクロック周波数fが提供される。
図6aおよび図6bにおいて、測定範囲11の公称長さNLを500mmとして、少なくとも第1クロック周波数fが周波数範囲

内にあり、少なくとも第2クロック周波数fが周波数範囲

内にある、本発明の第2および第3の実施形態が、図4dの部分領域を使用して描写されているが、ここではn=1の共進反射R21は図示の理由のため示されていない。ここで、最初に使用される第1クロック周波数fは9000Hzである。第2の実施形態では、図6aに示される測定61が実行されるが、ここでは合計で5つの異なるクロック周波数fが使用され、その間に5回の切替が行われる。使用される測定範囲11の位置xおよび割り当てられたクロック周波数fは、以下の表から読み取ることができる。ここでは、たとえば9000Hzまたは9800Hzなど、最初に使用された第1クロック周波数fよりも低いクロック周波数fを使用することができることは明らかである。
使用されるクロック周波数fに対する測定範囲11の位置xの表1および表3に示される割り当ては、顧客固有の要件に基づいて生成することもできる。ここで、特定の測定部分において、高ダイナミックレンジを有する特別な測定部分を提供するために、可能な限り高いクロック周波数fが使用される。
図6bにおいて、第3の実施形態では、最初に同じ第1クロック周波数fが使用される、第2実施形態の測定61に対する代替測定62が示されている。この代替測定では、第1クロック周波数fは、使用される全てのさらなるクロック周波数fよりも小さい。ここで、さらなるクロック周波数fは、全ての周波数範囲

内にあり、可能な限り上限

に近づくように選択される。したがって、この測定62では、使用されるクロック周波数fが常に第1クロック周波数f以上であり、したがって測定範囲全体にわたって第2の実施形態の測定値61に対して見ると、さらに高い。しかしながら、クロック周波数fの間の切替は、この例示的な実施形態では7回行われる。なお、より高い周波数範囲では、反射R1n、R2n、ならびに初期干渉Iの間の自由領域によって図示されている、スイッチングが行われる適切なクロック周波数fの探索は、著しい計算量を要することに留意すべきである。
具体的には、クロック周波数f間の複数の切替が実行される上述の場合、図6aおよび図6bまたは表3に示されているような、クロック周波数fへの位置xの割り当ては、較正の間に決定されるようになっていてもよい。計量的決定は、いくつかの位置xでの周波数掃引によって実行されるようになっていてもよい。
本発明による方法を用いて上述したような場合には、従来のクロック周波数fと比較して、測定範囲11全体にわたる有効クロック周波数fの、およそ3から4倍の増加が可能である。
図7は、公称長さNLが1000mmである測定範囲11を参照している。逆向反射R1nおよび共進反射R2nの両方の幅bは、導波路の長さLと、したがって公称長さNLとも、無関係である。したがって、最大クロック周波数fは結果的に、長さLとは独立して選択することができる。しかしながら、式1または式2によれば、逆向反射R1nおよび禁止周波数fvnの重複位置xは、共進反射Rのため、測定区間の長さLに依存する。その結果、測定範囲11の公称長さNLがより長いかまたは導波路2の長さLがより長ければ、干渉反射R1n、R2nの大きい方が考慮されなければならない。本発明の第4の実施形態は、測定値63として図7に示されている。なお、多数の干渉反射R1n、R2n、とりわけ逆向反射R1nのために、複数の、この例では8つの切替がクロック周波数fの間で実行されることに、留意されたい。
それにもかかわらず、本発明による方法は、たとえば、長さLが7800mmのとき、測定範囲11全体にわたる有効クロック周波数fは、従来のクロック周波数fと比較して20倍増加することができるので、導波路2の長さLが長いときも有効である。
図8は、上部では、位置xの測定値が出力される、磁歪位置測定装置1を駆動するためのバスクロックfを、中央部では、初期パルスIPの磁歪位置測定装置1の内部クロックを、下部では、それぞれ第1クロック周波数fおよび第2クロック周波数fで実行された測定ランMを、線図で示す。測定ランMの間に2つのクロック周波数fおよびfで決定された測定値は、バス同期式に加算され、保存され、出力される。この例では、バスのクロック速度fは、4000Hzの第1クロック周波数fに対応し、変更されない。初期パルスIPは、最初に第1クロック周波数fで開始され、バスのクロック速度fと同期して動作する。毎回、初期パルスが開始されると、バスのクロックも行われ、以前に実行された測定ランMから決定された測定値がバスによって同時に出力80される。
次いで、クロック周波数fは、6000Hzのクロック周波数fに切り替えられる。その結果、測定ランMが終了し、次のバスのクロックが行われる前に次の初期パルスIPが既に開始されており、測定値がバスによって出力81される。この例示的な実施形態では、測定値の出力81は、前の測定ランMの終わりに250μsだけ遅延されて初めて行われる。続いて、次のバスのクロックが行われる前に、2回の測定ランMが完全に終了する。バスの次のクロックにおいて、(2回の)測定ランMの測定値が平均化82され、平均測定値が出力83されることが、提供される。
1 磁歪位置測定装置
2 導波路
3 検出ユニット
4 磁気式位置エンコーダ
5 減衰域
11 測定範囲
23、25 端部
31 コイル
32 評価回路
41、42 永久磁石
50 入力接点
51 出力接点
60、61、62、70 測定
80、81、83 出力
82 平均化

Claims (22)

  1. 少なくとも1つの機械波(W、W)を案内するための導波路(2)を有し、少なくとも1つの減衰域(5)を有し、位置測定装置(1)の測定範囲(11)に沿って配置された磁気式位置エンコーダ(4)を有し、検出ユニット(3)を有する、磁歪変位測定装置(1)を動作させる方法であって、前記少なくとも1つの機械波(W、W)は、クロック周波数(f)を有する励振信号(IP)によって生成される方法において、それぞれ異なるクロック周波数(f、f、f)を有する少なくとも2つの機械波(W、W)が生成され、前記クロック周波数(f、f、f)は、前記変位測定装置(1)の前記測定範囲(11)の異なる位置(x)で干渉反射(R1n、R2n)が生じるように予め決定されており、前記位置エンコーダ(4)の手順の間、前記測定範囲(11)の前記それぞれの異なる位置(x)の前記干渉反射(R1n、R2n)がマスクされるように、前記測定範囲(11)に沿って前記異なるクロック周波数(f、f、f)の間で切替が行われることを特徴とする、方法。
  2. 前記少なくとも2つの異なるクロック周波数(f、f、f)が生じる前記測定範囲(11)のそれぞれの切替点(x、x)は、前記対応するクロック周波数(f、f、f)に割り当てられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 対応するクロック周波数(f、f、f)への前記それぞれの切替点(x、x)の前記割り当ては、関数関係から決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記対応するクロック周波数(f、f、f)への前記それぞれの切替点(x、x)の前記割り当ては、表から読み出されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 前記対応するクロック周波数(f、f、f)への前記それぞれの切替点(x、x)の前記割り当ては、線図によって決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記対応するクロック周波数(f、f、f)への前記それぞれの切替点(x、x)の前記割り当ては、測定の前の前記磁歪変位装置(1)の較正によって決定されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  7. 前記対応するクロック周波数(f、f、f)への前記それぞれの切替点(x、x)の前記割り当ては、アルゴリズムによって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 切替は、第1クロック周波数(f)から前記第1クロック周波数(f)よりも大きい第2クロック周波数(f)へと行われることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 少なくとも1つの初期干渉(I)が前記クロック周波数(f、f、f)の切替中に考慮され、前記初期干渉の場合に前記励振信号(IP)の間に測定が行えないことを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記位置測定装置(1)の前記測定範囲(11)の位置(x)においていくつかの干渉反射(R1n)が生じたときに、さらなるクロック周波数(f)が提供され、その間で切替が行われることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 第1クロック周波数(f)は

    の周波数範囲内にあり、Lは前記導波路(2)の長さを表し、vは前記機械波(W、W)の速度を表すことを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1クロック周波数(f)は

    よりも

    に近いことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1クロック周波数(f)と

    との間に安全範囲が提供されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 第2クロック周波数(f)は

    の周波数範囲内にあり、Lは前記導波路(2)の長さを表し、vは前記機械波(W、W)の速度を表すことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第2クロック周波数(f)は、

    よりも

    に近いことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2クロック周波数(f)は、前記第1クロック周波数(f)の1.5倍であることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2クロック周波数(f)と

    との間に安全範囲が提供されることを特徴とする、請求項15または16に記載の方法。
  18. 全てのクロック周波数(f、f)で検出された測定値は、バス同期式に加算され、保存され、出力されることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. クロック周波数(f、f、f)が前記磁歪位置測定装置(1)を駆動するためのバスクロック(f)よりも大きいとき、前記バスの次のクロックにおいて、前記測定が平均化(82)され、前記平均化された測定値が遅延された状態でのみ出力(83)されることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行するように構成された、コンピュータプログラム。
  21. 請求項20に記載のコンピュータプログラムが記憶された、機械可読記憶媒体。
  22. 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法によって磁歪位置測定装置(1)を動作させるように構成された、計算装置。
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