JP6629143B2 - 変速制御装置 - Google Patents
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Description
制御部110は、変速機200を搭載する車両の車速が0(すなわち車両が停止している)であるか否かを判定する。車速が0である場合はステップS107へ進み、それ以外であればステップS102へ進む。車速が0であるか否かは、例えば車輪に取り付けられた回転数センサなどを介して取得することができる。
車両が停止するとき、変速機200は高速走行状態(変速比が小さい状態)から低速走行状態(変速比が大きい状態)へ次第に移行し、最終的に変速比が最大またはこれに近い状態で停止すると考えられる。そうすると、次回車両を発進させるときは変速機200が 低速走行状態から開始することになるので、モータ230によって回転推進機構241を回転させる必要はない。したがって本ステップが成立する場合は、後述のステップS107においてモータ230の動作量を通常時よりも減少させる(例えば駆動電流を0にする)こととした。
制御部110は、変速機200の実変速比が、変速機200によって制御可能な最小値である(高速走行状態)か否かを判定する。変速比が最小値である場合はステップS103へ進み、それ以外であればステップS104へ進む。
本ステップにおける最小値とは、理論的な最小値ではなく、変速機200が実際に制御可能な変速比範囲における最小値である。TCU100が把握することができる実変速比の値はセンサなどの検出ずれによって微小変動するので、多少のずれは許容することとする。例えばTCU100が把握した実変速比が最小値から所定範囲内にある場合は、最小変速比として取り扱うこととする。したがってここでいう最小値は、最大値と最小値との間の中間値(平均値)よりも小さい値である。
制御部110は、車両のブレーキが操作されていないか否かを判定する。ブレーキが操作されていない場合はステップS107へ進み、それ以外であればステップS108へ進む。ブレーキが操作されているか否かは、例えばブレーキ開度センサから検出値を取得することにより判定できる。アクセルについても同様である。
実変速比が最小であるとき、車両は高速走行状態にある。この状態においてブレーキが操作されていないのであれば、車両は高速走行状態で安定していると考えられる。かかる場合には目標変速比と実変速比がほぼ一致しており変速比を変更する必要はないので、モータ230の動作量を通常時よりも減少させることとした。
制御部110は、変速機200の実変速比が、変速機200によって制御可能な最大値である(低速走行状態)か否かを判定する。変速比が最大値である場合はステップS105へ進み、それ以外であればステップS108へ進む。
本ステップにおける最大値とは、理論的な最大値ではなく、変速機200が実際に制御可能な変速比範囲における最大値である。ステップS102と同様に多少のずれは許容する。したがってここでいう最大値は、最大値と最小値との間の中間値(平均値)よりも大きい値である。
制御部110は、車両のブレーキが操作されているか否かを判定する。ブレーキが操作されている場合はステップS107へ進み、それ以外であればステップS106へ進む。
実変速比が最大であるとき、車両は低速走行状態にある。この状態においてブレーキが操作された場合、車両は停止状態に向かっていると考えられるので、変速比がここから高速走行側に変化することはないと想定される。かかる場合には目標変速比と実変速比がほぼ一致しておりモータ230を動作させる必要性は小さいので、モータ230の動作量を通常時よりも減少させることにした。
制御部110は、車両のアクセルが操作されていないか否かを判定する。アクセルが操作されていない場合はステップS107へ進み、それ以外であればステップS108へ進む。本ステップに到達するときはブレーキが操作されていないので、その上でさらにアクセルが操作されていないのであれば、車両は惰性走行状態にあると考えられる。かかる場合は目標変速比と実変速比がほぼ一致しており変速比を変更する必要はないので、モータ230の動作量を通常時よりも減少させることとした。
アクセルとブレーキがともにOFFであるときは一般に、車両が惰性走行状態であると考えられる。そこで変速比が最大/最小いずれでもない場合であっても、ブレーキとアクセルがともにOFFであれば、ステップS106〜S107に至る過程と同様の処理を実施してもよい。
制御部110は、モータ230の動作量を通常時よりも減少させる。具体的には、モータ230の駆動電流を通常時よりも減少させる(例えば0にする)。ここでいう通常時とは、本ステップに到達する前の各ステップにおける条件が成立していない場合である。必ずしも駆動電流を0にする必要はなく、少なくとも通常時よりも減少させることにより回転推進機構241の小刻みな回転切替が抑制されるので、相応の効果を発揮することができる。
制御部110は、モータ230を通常制御する。通常制御とは、ステップS107で説明した通常時における制御のことである。
本発明に係るTCU100は、目標変速比と実変速比がほぼ一致する状態が継続する条件が成立している場合は、モータ230の駆動電流を通常時よりも小さくする。これにより、モータ230が目標変速比を維持するため回転切替を繰り返すことがなくなり、回転推進機構241が小刻みに回転切替することもなくなるので、回転推進機構241の歯面衝突によって生じる騒音や損傷を抑制することができる。
モータ230を停止させているとき、ベルト260から生じる反力がモータ230に対して伝達される場合がある。このときモータ230を静止状態に維持したいのであれば、適当な静止手段を設けることもできる。例えばモータ230に電磁ブレーキなどを設けることが考えられる。その他適当な静止手段を用いてもよい。
Claims (1)
- 車両が搭載する無段変速機の動作を制御する変速制御装置であって、
前記無段変速機は、モータを用いて回転推進機構を駆動することによりプーリの外径を変化させて変速比を制御するように構成されており、
前記変速制御装置は、前記モータを制御することにより前記無段変速機の実変速比を目標変速比に近づけるよう制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記実変速比と前記目標変速比との間の差分が所定範囲内に収まる状態が継続する条件が成立した場合は、前記モータに対して供給する駆動電流を、前記条件が成立していない場合よりも小さくし、
前記無段変速機は、前記車両の動力源から供給される回転力を前記変速比にしたがって減少させた上で前記車両の車輪へ伝達するように構成されており、
前記制御部は、前記変速比が前記無段変速機によって制御可能な最大値である状態で前記車両が走行しておりかつ前記車両のアクセルもブレーキも操作されていないか否かを、前記条件として判定し、その条件が成立した第1状態においては、成立していない第2状態よりも前記駆動電流を小さくする
ことを特徴とする変速制御装置。
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