JP6628306B2 - 車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、車両用開閉体作動装置、車両開閉体制御方法、及びプログラムに関する。
従来、携帯機を所有した運転者が車両のドアハンドルに触れることによって、車両のドアロックが解除される、いわゆる、スマートエントリーシステムが知られている。
この技術は、運転者の利便性を高める上では、有用なものであるが、携帯機を所有した運転者が車両のドアハンドルに触れることが、車両のドアロック解除のための絶対条件であることから、例えば、運転者が両手に多くの荷物を持っている場合等には、操作しづらいという問題があった。
こうした問題に対応して、車両に搭載され、光照射又は光投影によって開閉体の開作動及び閉作動を表す記号の少なくとも一部を同時に表示するとともに、これら記号の少なくとも一部のうちのいずれか一方の遮断に伴う光反射の変化を検知して、開閉体を開作動又は閉作動するユーザの意思を検知する光電センサと、開閉体を開閉作動させる駆動手段と、光電センサにより検知されたユーザの意思に合わせて開閉体が開作動又は閉作動するように駆動手段を制御する制御手段とを備えた装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5382050号公報
上記特許文献1に記載の技術は、運転者の両手が塞がっている状態にあっても、その意思に合わせて開閉体を選択的に開作動又は閉作動することができるという効果を有するものの、携帯機を所有した運転者でなければ、前提条件となる個人認証が実行されないために、開閉体の開作動及び閉作動を表す記号等が表示される処理が実行されない。したがって、運転者が携帯機を持って車室内におり、携帯機を保持しない者が、車両に近づいても、特許文献1に記載の処理は実行されず、結局、従来通り、手を使ってドアロックの解除を行なわなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、少なくとも、携帯機を所有する運転者の個人認証が成立すれば、携帯機を所有しない人物に対しても、その人物の意思に合わせて開閉体を選択的に開作動又は閉作動することができる車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決するために以下の事項を提案している。
(1)本発明は、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する検知手段と、を備え、前記光照射手段および操作意思検出手段が、該検知手段により、前記携帯機が前記車両内にあると検知され、かつ、前記車両が走行状態でない場合に、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なうことを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(2)本発明は、(1)の車両開閉体制御装置について、人が車両に接近したことを検知する人体近接センサを備え、前記人が前記車両に対して、所定の距離以内に近づいたときに、前記光照射手段および操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なうことを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(3)本発明は、(1)又は(2)の車両開閉体制御装置について、前記光照射手段および操作意思検出手段は、前記車両内に前記携帯機が存在しているときに前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記車両外に前記携帯機が存在しているときに前記操作意思を検知する表示を形成する箇所および前記出力信号の出力箇所よりも、前記車両側に近接した箇所に前記操作意思を検知する表示を形成し、かつ、前記出力信号を出力することを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(4)本発明は、(1)から(3)の車両開閉体制御装置について、前記車両の開閉体が前記車両の側面に配置された開閉体であることを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(5)本発明は、(1)から(4)の車両開閉体制御装置について、前記光照射手段および操作意思検出手段が、前記車両内に前記携帯機が存在し、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記正規の車両所有者に、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(6)本発明は、認証手段と検知手段と人体近接センサと走行状態検知手段と車両開閉体制御手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法であって、前記認証手段が、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第1のステップと、前記検知手段が、前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する第2のステップと、前記人体近接センサが、前記携帯機を所有するユーザ以外の人の車両への接近を検知する第3のステップと、前記走行状態検知手段が、前記車両が走行状態でないことを検知する第4のステップと、前記光照射手段および操作意思検出手段が、操作意思を検知する表示および出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう第5のステップと、前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づき、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第6のステップと、前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段からの制御信号に応じて、前記車両の開閉体を駆動する第7のステップと、を備えたことを特徴とする車両開閉体制御方法を提案している。
(7)本発明は、認証手段と検知手段と人体近接センサと走行状態検知手段と車両開閉体制御手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記認証手段が、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第1のステップと、前記検知手段が、前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する第2のステップと、前記人体近接センサが、前記携帯機を所有するユーザ以外の人の車両への接近を検知する第3のステップと、前記走行状態検知手段が、前記車両が走行状態でないことを検知する第4のステップと、前記光照射手段および操作意思検出手段が、操作意思を検知する表示および出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう第5のステップと、前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づき、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第6のステップと、前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段からの制御信号に応じて、前記車両の開閉体を駆動する第7のステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明によれば、携帯機の所有者が車両内に乗車していれば、携帯機を所有しない人でも操作意思を検知する表示が路面上に形成されるため、携帯機の所有者以外のひとにとっても利便性が向上するという効果がある。すなわち、携帯機を所有するユーザが車室内にいるときには、そのユーザ以外であっても、車両への接近を検出して、操作意思を検知する表示が路面上に形成するようにしたことから、例えば、車両から降りて、携帯機を持たずに買い物に行った同乗者が両手に荷物を持って乗車しようとしたときでも、操作意思を検知する表示を足で遮断するような動作を行なうだけで、手を使うことなく、荷物を車両に載せることができる。
また、人が近づいてきた方向に、操作意思を検知する表示を行なうことにより、乗車する同乗者がその表示を容易に認知できることから、操作性が向上するという効果がある。
さらに、操作意思を検知する表示を車体に近接した路面箇所に形成することにより、たまたま通りがかった第三者による誤動作や故意による不正操作を防止できるという効果がある。
本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る認証部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置により形成する操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の実施形態に係る車両用の光学測定装置の実施例のための光照射部および操作意思検出部を示す模式的な斜視図である。 本発明の実施形態に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置の処理を示す図である。 本発明の第1の変形例に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の第1の変形例に係る操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の第1の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の第2の変形例に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の第2の変形例に係る操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の第2の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<実施形態>
以下、図1から図7を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<車両開閉体制御装置の構成>
図1を用いて、本実施形態に係る車両開閉体制御装置の構成について説明する。
本発明に係る車両開閉体制御装置は、図1に示すように、認証部100と、人体近接センサ200と、検知部300と、走行状態検知部400と、光照射部500と、操作意思検出部600と、車両開閉体制御部700と、車両開閉体駆動部800と、装置制御部1000とから構成されている。
認証部100は、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との間で、相互認証処理を行なう。なお、認証部100の詳細な構成については、後述する。また、ここで記載する相互認証処理は、あくまでも一例であり、相互認証処理を実行できるのであれば、他の処理方法によってもよい。
人体近接センサ200は、人が車両に接近したことを検知する。特に、本実施形態においては、携帯機を所有するユーザ以外の人の車両への接近を検知する機能を果たす。ここで、人体近接センサ200は、例えば、LEDから赤外線光を射出し、その反射光によって、人体との距離を測定して近接状態を検出するようなものでもよいし、周囲と温度差のある人が動く際に起こる赤外線の変化を検出する熱型センサであってもよい。
検知部300は、携帯機が車両内外のいずれかにあることを検知する。例えば、携帯機からの電波強度によって、携帯機との距離を測定することにより、携帯機が車両内外のいずれかにあることを検知する。本実施形態においては、主に、携帯機が車両内にあることを検知する。走行状態検知部400は、車両が走行状態であるか否かを検知する。例えば、パーキングブレーキが作動した際に、特定の信号を発するような構成とし、この信号を受信したか否かで、車両の停止状態を検知するようにしてもよい。
光照射部500は、操作意思を検知する表示を路面上に可視光の照射によって形成する。操作意思検出部600は、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に、例えば、不可視光を照射するとともに、この照射光とこれに対する反射光との光量の変化に基づいて、ユーザの操作意思を検出する。なお、光照射部500、操作意思検出部600は、車両の複数箇所に備えられる。つまり、後方のバックドアハンドル、側方のドアハンドル、サイドミラー等の車両の前後左右における異なる部位に備えられてもよいし、後方や側方といった一方面の複数個所に備え、一方面の複数の方向を照射できるようにしてもよい。光照射部500、操作意思検出部600等の詳細な構成については、後述する。
車両開閉体制御部700は、操作意思検出部600がユーザの操作意思を検知したときに、車両開閉体の開閉動作を制御する。なお、車両開閉体には、バックドア、サイドドア(リアドア)を少なくとも含む。車両開閉体駆動部800は、形成された操作意思を検知する表示上を遮る動作があったときに、車両開閉体を駆動する。
装置制御部1000は、各部からの信号を受信し、ROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムに従って、車両開閉体制御装置全体の動作を制御する。例えば、人が車両に対して、所定の距離以内に近づいたときに、光照射部500が、操作意思を検知する表示を車両外の所定の箇所に形成するよう制御する。また、車両内に携帯機が存在しているときに操作意思を検知する表示を車両外の所定の箇所に形成する場合に、車両外に携帯機が存在しているときに操作意思を検知する表示を形成する箇所よりも、車両側に近接した箇所に操作意思を検知する表示を形成するよう光照射部500を制御する。なお、上記の場合には、図示しない方向変更駆動部が、図示しない駆動制御部からの制御信号に応じて、例えば、モータを駆動して光照射部500の光源の向きおよび操作意思検出部600からの出力信号の出力方向を変化させる。また、図示しない報知部を備え、光照射部が、車両内に携帯機が存在し、操作意思を検知する表示を車両外の所定の箇所に形成した場合に、正規の車両所有者に、その旨を報知するように制御してもよい。
<認証部の構成>
図2を用いて、本実施形態に係る認証部の構成について説明する。
本実施形態に係る認証部は、図2に示すように、電子制御装置110と、送受信機120とから構成されており、携帯機140は、トランスポンダ150を内蔵した送受信回路を備えている。
電子制御装置110は、送受信機120と接続されており、送受信機120に対して電力伝送のための発振信号を出力するとともに、送受信機120を介して携帯機140に設けられるトランスポンダ150に記憶された携帯機側識別コードIDaが入力される。また、送受信機120は、アンプ121及びアンテナコイル122とから構成されている。
アンプ121は、電子制御装置110から入力する発振信号を増幅し、携帯機140に向けて発信するようになっている。
トランスポンダ150は、予め1つの車両に対して与えられている携帯機140に内蔵されている。すなわち、携帯機140を所有したユーザが所定の距離に近接すると、電子制御装置110によって送受信機120のアンテナコイル122から出力された起動信号(低周波数)を携帯機140がトランスポンダ150によって受信する。なお、この起動信号は、電子制御装置110からアンテナコイル122を介して出力される所定の周波数の発振信号であり、放射される起動信号をトランスポンダ150が受信することにより携帯機140が起動し、トランスポンダ150が、暗号化された携帯機側識別コードIDaを送信する。
なお、アンテナコイル122は、所定の時間間隔で間欠的に電子制御装置110により起動される。そして、所定の周波数による起動信号を送信する。携帯機140からの応答信号を送受信機120が受信した場合には、その後、検知部300によって携帯機140の位置を把握する。
なお、携帯機140の携帯機側識別コードIDaは、予め電子制御装置110に車載側識別コードIDbとして登録されており、電子制御装置110は、送受信機120を介して入力された携帯機側識別コードIDaを登録されている車載側識別コードIDbと照合する。
電子制御装置110は、図2に示すように、中央処理装置(以下、CPU)111、読出専用メモリ(以下、ROM)112、不揮発性メモリ(以下、EEPROM)113、読出及び書込可能なメモリ(以下、RAM)114、所定時間をカウントするタイマ115等から構成されている。
CPU111は、ROM112に記憶された制御プログラムに従って、後述する正常時のコード照合処理、識別コード入力モード時のコード照合処理等の種々の演算処理を実行する。
EEPROM113は、携帯機140の携帯機側識別コードIDaと一致する車載側識別コードIDbを記憶している。
また、EEPROM113は、記憶手段を構成している。RAM114は、CPU111の演算処理結果を一時記憶するようになっている。
CPU111は、電子制御装置110によって起動したアンテナコイル122から所定の周波数の発振信号を所定の時間間隔で間欠的に送信する。その発振信号に応答して、携帯機140から送受信機120に送信される携帯機140のトランスポンダに記憶された携帯機側識別コードIDaを送受信機120が受信し、CPU111に入力する。
CPU111は、この入力した携帯機側識別コードIDaをEEPROM113に記憶する車載側識別コードIDbと照合する。
<光照射部、操作意思検出部等の構成>
図3から図6を用いて、本実施形態に係る光照射部、操作意思検出部等の構成について説明する。
光照射部500、操作意思検出部600等は、送信光線5.1、5.2を生成して監視領域3に放射する少なくとも1つの光送信器11、12、13、14と、結果して生じる受信放射線7.1、7.2を監視領域から受信する少なくとも1つの光受信器15とを備えている。評価および制御ユニット19は、オブジェクトを認識するために受信光線7.1、7.2を評価する。
少なくとも1つの第1の光送信器11は、方向調整された第1の送信光5.1を送信することによって、所定形状を有する第1光照射フィールド30を監視領域3の表面に生成し、少なくとも1つの第2の光送信器12、13は、方向調整された第2の送信光線5.2を送信することによって、所定形状を有する第2光照射フィールド20を第1光照射フィールド30の隣接する周辺部に生成する。評価および制御ユニット19は、第1光照射フィールド30の表面によって反射された第1の受信光線7.1および第2光照射フィールド20の表面によって反射された第2の受信光線7.2とを少なくとも1つの光受信器15を介して受信する。評価および制御ユニット19は、評価中に、監視領域3で認識されるトリガオブジェクト(例えば、ユーザの足)9によって反射された第2の受信光線7.2に変化がもたらされたことが認識されたこと、且つトリガオブジェクト9によって第1の受信光線7.1には変化がもたらされていないことが認識される場合に出力信号(SAus)を生成する。
図3に示すように、不可視の第1光照射フィールド30は、第1検出フィールドを形成し、図示された実施例において、不可視の複数の光ポイント部32から構成された片側が開口した形状、好ましくはU字形および/または蹄鉄形を有する。可視の第2光照射フィールド20は第2検出フィールドを形成し、第1光照射フィールド30の開口端に配置されているとともに部分的に第1光照射フィールド30によって包囲されている、所定の直径を有する単一の可視光ポイント部である。第2光照射フィールド20の光ポイント部は、第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32に対して所定の距離を有している。
図3のように、光照射フィールド30は、片側に開口した開口端が車両1から離れる方向に向かって車道表面上に照射される。図示の実施例では、光照射フィールド20,30は、リヤハッチ(テールゲート)として構成された自動開放式の開閉部2を自動で開放するために、車両1のリヤ領域の車道表面上に発生される。また本発明の非図示の実施形態では、対応の開閉部2の自動開放過程をトリガ(起動ないしリリース)とするために、両方の光照射フィールド20,30を、乗車用ドア及び/又はトランクリッドの領域において車道表面上に発生させることもできる。
2つの光照射フィールド20、30の1つに入ったトリガオブジェクト9は、対応する光照射フィールド20、30の反射を変化させ、したがって検出され得る。2つの光照射フィールド20、30は一方向に向かっており、ユーザは、例えば靴をはいた足9を、光ポイント部として形成される第2光照射フィールド20上に置くことができ、その際、トリガオブジェクト9もしくは足が第2光照射フィールド20に影響を及ぼさないようにする。例えば動物またはボールなどのオブジェクトが監視領域3を横切った場合には、両方の光照射フィールド20、30、すなわち、U字形状の第1光照射フィールド30の領域と、光ポイント部として形成された第2光照射フィールド20の領域において反射の変化がもたらされる。しかしながら、トリガオブジェクト9、ここでは足が、U字形状の第1光照射フィールド30の開口領域内に入れられた場合、光ポイント部として形成された第2光照射フィールド20のみの区別可能な操作が行われる。
図4に示すように、車両1の光学測定装置10は、両方の光照射フィールド20,30の反射状態を、光照射部500と操作意思検出部600に配置された、例えばフォトダイオード415として、または相応に接続されたLED、またはカメラ15’として形成された光受信器15を用いて2つの光照射フィールド20、30の反射を測定する。光学測定装置10は、第1光送信器11を備えており、この第1光送信器11は、監視領域3の道路表面上に第1光照射フィールド30の望ましい形状、例えばU字形もしくは蹄鉄形を投影するために、互いに特定の角度で配置され、それぞれ1つの所定の放射角を有する複数の発光ダイオード430を有する。図示されない代替的な一実施形態では、少なくとも1つの第1光送信器11は、個々の光ポイント部32を生成するためにただ1つの送信ダイオードと、第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32を望ましい形状で道路表面上に投影するために、送信ダイオードの光を種々異なる所定放射角で分散させる光学系とを有する。
また、第1光送信器11の発光ダイオード430は、第1送信光線5.1を第1周波数領域、例えば、不可視の光スペクトルの周波数を含む赤外線周波数領域で生成する。さらに、光学測定装置10は第2光送信器12を備えており、この第2光送信器は、第1光照射フィールド30の周辺部で道路表面上に望ましい形状の第2光照射フィールド20もしくは所定の直径の点部(円)を投射するために、所定の放射角を有する赤外線ダイオード(操作意思検出部)600を備えている。
図示された実施例においてこの投射は、赤外線周波数領域、すなわち、人の眼には見えない領域での投射が行われる。結果として生じる受信光線7.1、7.2を区別するために、第1送信光線5.1および第2送信光線5.2が時間多重方式によって時間的にずらして発出される。この時間多重方式は、反射した受信光線7.1、7.2を第1または第2光照射フィールド30、20により良好に割り当てることを可能にする。第2光照射フィールド20を見えるようにするために、光学測定装置10は第3光送信器13を有している。この第3光送信器は、例えば、第1光照射フィールド30の周辺の道路表面上に望ましい形状の第2光照射フィールド20、例えば所定の直径の点部(円)をマーキングするため、およびユーザに見えるようにするために、所定の放射角を有するレーザダイオード320を備えている。したがって、第3光送信器13のレーザダイオード320は、可視光スペクトルの周波数領域の放射光を生成する。
本実施形態では、少なくとも1つの第1光送信器11は、第1周波数領域の第1送信光線5.1を生成し、少なくとも1つの第2光送信器12は、第1周波数領域とは異なる第2周波数領域の第2送信光線5.2を生成する。このことも同様に、有利にも、反射された第1もしくは第2受信光線7.1、7.2を第1もしくは第2光照射フィールド30、20に対して簡単に割り当てることを可能にする。したがって、少なくとも1つの第1光送信器11は、不可視の光スペクトルの周波数を含む第1周波数領域を有してもよい。第2光送信器12は、不可視または可視の光スペクトルの周波数を含む第2周波数領域を有してもよい。これは、第2光送信器12が、不可視の第2光照射フィールド20、または可視の第2光照射フィールド20を監視領域3の表面上に生成できることを意味する。ここでも、第2光送信器12が不可視の光スペクトルの第2送信光線5.2を発出する場合に、第3光送信器13を、第2光照射フィールド20のマーキングもしくは可視化のために使用することができる。
第1光送信器11と第2および第3光送信器12、13の発光ダイオード430、320の所定の放射角によって、自動的に開放されるべき対応する自動開閉式ドア2の周辺の道路表面に、第2光照射フィールド20が第1光照射フィールド30の開口端に配置され、少なくとも部分的に第1光照射フィールド30により包囲され、その際に第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32が第2光照射フィールド20の個々の光ポイント部に対して所定の距離を有するように、2つの光照射フィールド20、30の個々の光ポイント部32を事前設定することができる。
図5に示すように、評価および制御ユニット19は、少なくとも1つの第1光送信器11と少なくとも1つの第2光送信器12とを、ハリオス(Halios(登録商標):High Ambient Light Independent Optical System)測定原理にもとづいて制御し、オブジェクトを認識するために少なくとも1つの光受信器15により受信された受信光線7.1、7.2をこのハリオス測定原理で評価する。
この目的で、光学測定装置10は第4光送信器14を備えており、この第4光送信器は、少なくとも1つの補償発光ダイオードと、第1光送信器11および第2光送信器12を変調するための第1変調器16と、第4光送信器14を変調する第2変調器17と、同期復調器18とを有する。ハリオス測定原理を適用するために、第4光送信器14は、第1光送信器11、および第2光送信器12のための図示されない補償発光ダイオードを有し、この補償発光ダイオードも、第1光送信器11および第2光送信器12と同様に時間多重方式で動作する。
図6による光受信器が少なくとも1つのカメラ15’によってなる場合、このカメラによって取得される画像が、出力信号SAusを生成するために評価および制御ユニット19に伝送されて評価される。この評価は、例えば、画像ピクセルのピクセル評価によって行うことができる。
<車両開閉体制御装置の処理>
図7を用いて、本実施形態に係る車両開閉体制御装置の処理について説明する。
まず、認証部100は、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機140との相互認証の結果、ユーザが正規の車両所有者であることを認証する(ステップS110)。検知部300は、携帯機140が車両内にあることを検知する(ステップS120)。
人体近接センサ200は、携帯機140を所有するユーザ以外の人の車両への接近を検知する(ステップS130)。なお、ステップS130の処理はステップS110で行われてもよく、この場合には、人体近接センサ200が車両に人が近接したことを検知したことに応じて、ステップS110の処理が実行される。走行状態検知部400は、車両が走行状態でないことを検知する(ステップS140)。なお、走行状態検知部400が、車両が走行状態であることを検知した場合には、処理を終了する。
光照射部500および操作意思検出部600は、操作意思を検知する表示および出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう(ステップS150)。車両開閉体制御部700は、操作意思検出部600の検出結果に基づき、車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御し(ステップS160)、車両開閉体駆動部800は、車両開閉体制御部700からの制御信号に応じて、車両の開閉体を駆動する(ステップS170)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、携帯機の所有者が車両内に乗車していれば、携帯機を所有しない人でも操作意思を検知する表示が路面上に形成されるため、携帯機の所有者以外の人にとっても利便性が向上する。すなわち、携帯機を所有するユーザが車両内にいるときには、そのユーザ以外であっても、車両への接近を検出して、操作意思を検知する表示が路面上に形成するようにしたことから、例えば、車両から降りて、携帯機を持たずに買い物に行った同乗者が両手に荷物を持って乗車しようとしたときでも、操作意思を検知する表示を足で遮断するような動作を行なうだけで、手を使うことなく、荷物を車両に載せることができる。また、人が近づいてきた方向に、操作意思を検知する表示を行なうことにより、乗車する同乗者がその表示を容易に認知できることから、操作性が向上する。さらに、操作意思を検知する表示を車体に近接した路面箇所に形成することにより、たまたま通りがかった第三者による誤動作や故意による不正操作を防止できる。
<第1の変形例>
図8から図10を用いて、本発明の第1の変形例について説明する。
本変形例に係る車両開閉体制御装置は、図8に示すように、認証部100と、人体近接センサ200と、検知部300と、走行状態検知部400と、光照射部500と、操作意思検出部610と、車両開閉体制御部700と、車両開閉体駆動部800と、装置制御部1000とから構成されている。
本発明の実施形態では、操作意思検出部600で扱う信号を不可視光とし、光量の変化によって、ユーザの操作意思を検出していたが、本変形例では、操作意思検出部610が超音波を用いて、その位相の変化により、ユーザの操作意思を検出する。具体的には、図9に示すように、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域21に重複するように超音波信号を出力する。この超音波信号は、図10に示すように、送信器22により出力される。これにより、本変形例では、検出精度を維持しながら、装置全体の省電力化を実現することができる。
<第2の変形例>
図11から図13を用いて、本発明の第2の変形例について説明する。
本変形例に係る車両開閉体制御装置は、図11に示すように、認証部100と、人体近接センサ200と、検知部300と、走行状態検知部400と、光照射部500と、操作意思検出部620と、車両開閉体制御部700と、車両開閉体駆動部800と、装置制御部1000とから構成されている。
本発明の実施形態では、操作意思検出部600で扱う信号を不可視光とし、光量の変化によって、ユーザの操作意思を検出していたが、本変形例では、操作意思検出部620が、赤外線を用いて、その出力波形と反射波形の変化により、例えば、熱感知を行い、ユーザの操作意思を検出する。具体的には、図12に示すように、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域23に赤外線を出力する。この赤外線は、図13に示すように、送信器24により出力される。これにより、本変形例では、検出精度を維持しながら、装置全体の省電力化を実現することができる。
なお、車両開閉体制御装置の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを車両開閉体制御装置に読み込ませ、実行することによって本発明の車両開閉体制御装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、本実施形態においては、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成し、照射された光に対する戻り光の変化を検知することにより、車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する。そして、携帯機が車両内外のいずれかにあることを検知して、携帯機が車両内にあると検知され、かつ、車両が走行状態でない場合に、操作意思を検知する表示を車両外の所定の箇所に形成することを記載したが、警告等により、同乗者ではない無関係な第三者が接近していることをユーザが認識した場合には、上記操作意思を検知する表示をキャンセルさせるようにしてもよい。
100;認証部
200;人体近接センサ
300;検知部
400;走行状態検知部
500;光照射部
600;操作意思検出部
610;操作意思検出部
620;操作意思検出部
700;車両開閉体制御部
800;車両開閉体駆動部
1000;装置制御部

Claims (7)

  1. 車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、
    前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、
    前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、
    前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記検知手段により、前記携帯機が前記車両内にあると検知され、かつ、前記車両が走行状態でない場合に、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう一方、前記光照射手段及び前記操作意思検出手段は、前記車両内に前記携帯機が存在しているときに前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記車両外に前記携帯機が存在しているときに前記操作意思を検知する表示を形成する箇所および前記出力信号の出力箇所よりも、前記車両側に近接した箇所に前記操作意思を検知する表示を形成し、かつ、前記出力信号を出力することを特徴とする車両開閉体制御装置。
  2. に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、
    前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、
    前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、
    前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記車両内に前記携帯機が存在し、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記正規の車両所有者に、その旨を報知する報知手段を有し、
    さらに、前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記検知手段により、前記携帯機が前記車両内にあると検知され、かつ、前記車両が走行状態でない場合に、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行うことを特徴とする車両開閉体制御装置。
  3. 人が車両に接近したことを検知する人体近接センサを備え、前記人が前記車両に対して、所定の距離以内に近づいたときに、前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両開閉体制御装置。
  4. 前記車両の開閉体が前記車両の側面に配置された開閉体であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両開閉体制御装置。
  5. 前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記車両内に前記携帯機が存在し、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記正規の車両所有者に、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両開閉体制御装置。
  6. 認証手段と検知手段と人体近接センサと走行状態検知手段と車両開閉体制御手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法であって、
    前記認証手段が、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第1のステップと、
    前記検知手段が、前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する第2のステップと、
    前記人体近接センサが、前記携帯機を所有する前記ユーザ以外の人の前記車両への接近を検知する第3のステップと、
    前記走行状態検知手段が、前記車両が走行状態でないことを検知する第4のステップと、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、操作意思を検知する表示および出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう第5のステップと、
    前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づき、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第6のステップと、
    前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段からの制御信号に応じて、前記車両の開閉体を駆動する第7のステップと、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記車両内に前記携帯機が存在し、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記正規の車両所有者に、その旨を報知する第8のステップと、
    を備えたことを特徴とする車両開閉体制御方法。
  7. 認証手段と検知手段と人体近接センサと走行状態検知手段と車両開閉体制御手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記認証手段が、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第1のステップと、
    前記検知手段が、前記携帯機が前記車両内外のいずれかにあることを検知する第2のステップと、
    前記人体近接センサが、前記携帯機を所有する前記ユーザ以外の人の前記車両への接近を検知する第3のステップと、
    前記走行状態検知手段が、前記車両が走行状態でないことを検知する第4のステップと、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、操作意思を検知する表示および出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう第5のステップと、
    前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づき、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第6のステップと、
    前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段からの制御信号に応じて、前記車両の開閉体を駆動する第7のステップと、
    前記光照射手段および前記操作意思検出手段が、前記車両内に前記携帯機が存在し、前記操作意思を検知する表示および前記出力信号の出力を前記車両外の所定の箇所に行なう場合に、前記正規の車両所有者に、その旨を報知する第8のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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