JP6603049B2 - 車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法及びプログラム - Google Patents

車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、車両用開閉体制御装置、車両開閉体制御方法及びプログラムに関する。
従来、携帯機を所有した運転者が車両のドアハンドルに触れることによって、車両のドアロックが解除される、いわゆる、スマートエントリーシステムが知られている。
この技術は、運転者の利便性を高める上では、有用なものであるが、携帯機を所有した運転者が車両のドアハンドルに触れることが、車両のドアロック解除のための絶対条件であることから、例えば、運転者が両手に多くの荷物を持っている場合等には、操作しづらいという問題があった。
こうした問題に対応して、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成し、当該表示を足等で触れることにより、光を遮断し、ドアロックを解除できる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5382050号
上記特許文献1に記載の技術は、運転者の両手が塞がっている状態にあっても、その意思に合わせて開閉体を選択的に開作動又は閉作動することができるという効果を有するものの、駐車場所が壁や他車と近接している状況を想定していないため、特に後方駐車した際に、壁や他車と車両後方との距離が狭くなってしまうことで、車両後方に表示される操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合が生じるといったように、駐車状況によっては機能を活用できないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できるように、車両を駐車させる車両開閉体制御装置、車両開閉体制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決するために以下の事項を提案している。
(1)本発明は、人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行される、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる切替制御手段と、を備えることを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(2)本発明は、(1)の車両開閉体制御装置について、前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記車両内の運転者に前記障害物があることを促す警告を行う警告手段を備えることを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(3)本発明は、(1)の車両開閉体制御装置について、前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成しないことおよび前記操作意思検出手段が前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力しないことを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(4)本発明は、人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行される、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、前記操作意思検出手段を路面上の障害物の有無を検出する路面障害物検出手段として機能させる切替制御手段と、を備えることを特徴とする車両開閉体制御装置を提案している。
(5)本発明は、人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と切替制御手段と認証手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体制御手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法であって、前記切替制御手段が、前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる第1のステップと、前記障害物検出手段として機能する前記人体検出手段が、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出する第2のステップと、前記認証手段が、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行する、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第3のステップと、前記第2のステップで障害物が検出されなかった場合に、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成するとともに、前記操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力する第4のステップと、前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第5のステップと、前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段の制御に基づいて、前記車両の開閉体を駆動する第6のステップと、を備えたことを特徴とする車両開閉体制御方法を提案している。
(6)本発明は、人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と切替制御手段と認証手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体制御手段と車両開閉体駆動手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記切替制御手段が、前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる第1のステップと、前記障害物検出手段として機能する前記人体検出手段が、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出する第2のステップと、前記認証手段が、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行する、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第3のステップと、前記第2のステップで障害物が検出されなかった場合に、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成するとともに、前記操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力する第4のステップと、前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第5のステップと、前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段の制御に基づいて、前記車両の開閉体を駆動する第6のステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明によれば、後方に表示されるユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できるように、車両を駐車させることができることにより、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。すなわち、駐車の際に、後方の壁や他車との距離が、ユーザの操作意思を検知する表示が形成できないほど狭くなってしまったことを人体検出手段を利用して検出して運転者に警告することでユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができる。
また、駐車場所の状況上、後方に表示されるユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合には、その表示をさせないようにすることもできるという効果がある。さらに、光照射手段を利用して路面上の障害物を検出することで、路面上の障害物によって、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。
このように、障害物センサを車両に別途備えなくても、既に備えられている人体検出手段や光照射手段を利用して、車両後方の障害物の検出を可能にし、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る認証部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置により形成する操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の実施形態に係る車両用の光学測定装置の実施例のための光照射部および操作意思検出部を示す模式的な斜視図である。 本発明の実施形態に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の実施形態の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両開閉体制御装置の処理を示す図である。 本発明の第1の変形例に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の第1の変形例に係る操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の第1の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。 本発明の第2の変形例に係る車両開閉体制御装置の構成を示す図である。 本発明の第2の変形例に係る操作意思を検知する表示のイメージを示した図である。 本発明の第2の変形例に係る光照射部および操作意思検出部の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<実施形態>
以下、図1から図7を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<車両開閉体制御装置の構成>
図1を用いて、本実施形態に係る車両開閉体制御装置の構成について説明する。
本発明に係る車両開閉体制御装置は、図1に示すように、認証部100と、光照射部200と、人体検出部300と、操作意思検出部400と、切替制御部500と、車両開閉体制御部600と、車両開閉体駆動部700と、装置制御部1000とから構成されている。
認証部100は、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との間で、相互認証処理を行なう。なお、認証部100の詳細な構成については、後述する。また、ここで記載する相互認証処理は、あくまでも一例であり、相互認証処理を実行できるのであれば、他の処理方法によってもよい。
光照射部200は、操作意思を検知する表示を路面上に可視光の照射によって形成する。操作意思検出部400は、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に、例えば、不可視光を照射するとともに、この照射光とこれに対する反射光との光量の変化に基づいて、ユーザの操作意思を検出する。なお、光照射部200、操作意思検出部400は、車両の複数箇所に備えられる。つまり、後方のバックドアハンドル、側方のドアハンドル、サイドミラー等の車両の前後左右における異なる部位に備えられてもよいし、後方や側方といった一方面の複数個所に備え、一方面の複数の方向を照射できるようにしてもよい。光照射部200、操作意思検出部400等の詳細な構成については、後述する。
人体検出部300は、人が車両に接近したことを検出する。人体検出部300は、人が車両に接近したことを検出すると、認証部100の処理が開始する。また、人体検出部300は、切替制御部500によって障害物検出部として機能させられ、人体検出部300が備えられた車両後方の車両開閉体の開閉の軌跡上の障害物の有無を検出する。ここで、人体検出部300は、赤外線、ミリ波レーダー、超音波等を射出し、その反射光によって、人体やモノとの距離を測定して近接状態を検出するようなもの等である。
切替制御部500は、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に入ったことを検出すると、人体検出部300を障害物検出部として機能させる。そして、切替制御部500は、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置からニュートラル位置等といったリバース位置以外の位置に入ったことを検出すると、人体検出部300を人が車両に接近したことを検出する本来の機能に戻す。なお、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に入ったことには、シフトレバーの操作位置を検出するに加え、ギア位置を検出することも含む。
また、切替制御部500は、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に入ったことを検出すると、操作意思検出部400を路面上の障害物を検出する路面障害物検出部として機能させる。路面障害物検出部として機能する操作意思検出部400は、照射した赤外線等の反射光を評価・演算することにより障害物の有無を検知する。例えば、基準となる反射率に対して、水や雪、路面までの距離の変化に応じた閾値以上になった場合に、障害物があると路面障害物検出部として機能する操作意思検出部400は検出する。
そして、切替制御部500は、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置からニュートラル位置等といったリバース位置以外の位置に入ったことを検出すると、操作意思検出部400を操作意思の検知を行う表示に切り替え、路面上に照射する本来の機能に戻す。
なお、切替制御部500は、車両のシフトレバーの操作位置がドライブ位置などの走行制御を行う位置に入ったことを検出した場合にも、操作意思検出部400を路面障害物検出部として機能させて、車両の通常走行中においては、路上の障害物を検出するようにしてもよい。人体検出部300も同様である。
車両開閉体制御部600は、操作意思検出部400がユーザの操作意思を検知したときに、車両開閉体の開閉動作を制御する。なお、車両開閉体には、バックドア、サイドドア(リアドア)を少なくとも含む。
車両開閉体駆動部700は、形成された操作意思を検知する表示上を遮る動作があったときに、車両開閉体を駆動する。
装置制御部1000は、各部からの信号を受信し、ROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムにしたがって、車両開閉体制御装置全体の動作を制御する。例えば、人が車両に対して、所定の距離以内に近づいたときに、光照射部が、操作意思を検知する表示を車両外の所定の箇所に形成するよう制御する。
また、障害物検出部として機能している人体検出部300や路面上障害物検出部として機能している操作意思検出部400で、元の機能に戻る直前に障害物を検出していた場合には、装置制御部1000は、操作意思を検知する表示を形成しないように操作意思検出部400および光照射部200を制御してもよい。それにより、ユーザが車両開閉体の開作動をして車両開閉体が障害物に衝突するのを防ぐことができる。
さらに、図示しない警告部を備え、障害物検出部として機能している人体検出部300や路面上障害物検出部として機能している操作意思検出部400で、障害物を検出した場合に、車両の運転者に、その旨を報知するように制御してもよい。
<認証部の構成>
図2を用いて、本実施形態に係る認証部の構成について説明する。
本実施形態に係る認証部は、図2に示すように、電子制御装置110と、送受信機120とから構成されており、携帯機140は、トランスポンダ150を内蔵した送受信回路を備えている。
電子制御装置110は、送受信機120と接続されており、送受信機120に対して電力伝送のための発振信号を出力するとともに、送受信機120を介して携帯機140に設けられるトランスポンダ150に記憶された携帯機側識別コードIDaが入力される。また、送受信機120は、アンプ121及びアンテナコイル122とから構成されている。
アンプ121は、電子制御装置110から入力する発振信号を増幅し、携帯機140に向けて発信するようになっている。
トランスポンダ150は、予め1つの車両に対して与えられている携帯機140に内蔵されている。すなわち、携帯機140を所有したユーザが所定の距離に近接すると、電子制御装置110によって送受信機120のアンテナコイル122から出力された起動信号(低周波数)を携帯機140がトランスポンダ150によって受信する。なお、この起動信号は、電子制御装置110からアンテナコイル122を介して出力される所定の周波数の発振信号であり、放射される起動信号をトランスポンダ150が受信することにより携帯機140が起動し、トランスポンダ150が、暗号化された携帯機側識別コードIDaを送信する。
なお、アンテナコイル122は、所定の時間間隔で間欠的に電子制御装置110により起動される。そして、所定の周波数による起動信号を送信する。携帯機140からの応答信号を送受信機120が受信した場合には、その後、現在位置検出部によって携帯機140の位置を把握する。
なお、携帯機140の携帯機側識別コードIDaは、予め電子制御装置110に車載側識別コードIDbとして登録されており、電子制御装置110は、送受信機120を介して入力された携帯機側識別コードIDaを登録されている車載側識別コードIDbと照合する。
電子制御装置110は、図2に示すように、中央処理装置(以下、CPU)111、読出専用メモリ(以下、ROM)112、不揮発性メモリ(以下、EEPROM)113、読出及び書込可能なメモリ(以下、RAM)114、所定時間をカウントするタイマ115等から構成されている。
CPU111は、ROM112に記憶された制御プログラムに従って、後述する正常時のコード照合処理、識別コード入力モード時のコード照合処理等の種々の演算処理を実行する。
EEPROM113は、携帯機140の携帯機側識別コードIDaと一致する車載側識別コードIDbを記憶している。
また、EEPROM113は、記憶手段を構成している。RAM114は、CPU111の演算処理結果を一時記憶するようになっている。
CPU111は、電子制御装置110によって起動したアンテナコイル122から所定の周波数の発振信号を所定の時間間隔で間欠的に送信する。その発振信号に応答して、携帯機140から送受信機120に送信される携帯機140のトランスポンダに記憶された携帯機側識別コードIDaを送受信機120が受信し、CPU111に入力する。
CPU111は、この入力した携帯機側識別コードIDaをEEPROM113に記憶する車載側識別コードIDbと照合する。
<光照射部、操作意思検出部等の構成>
図3から図6を用いて、本実施形態に係る光照射部、操作意思検出部等の構成について説明する。
光照射部200、操作意思検出部400等は、送信光線5.1、5.2を生成して監視領域3に放射する少なくとも1つの光送信器11、12、13、14と、結果して生じる受信放射線7.1、7.2を監視領域から受信する少なくとも1つの光受信器15とを備えている。評価および制御ユニット19は、オブジェクトを認識するために受信光線7.1、7.2を評価する。
少なくとも1つの第1の光送信器11は、方向調整された第1の送信光5.1を送信することによって、所定形状を有する第1光照射フィールド30を監視領域3の表面に生成し、少なくとも1つの第2の光送信器12、13は、方向調整された第2の送信光線5.2を送信することによって、所定形状を有する第2光照射フィールド20を第1光照射フィールド30の隣接する周辺部に生成する。評価および制御ユニット19は、第1光照射フィールド30の表面によって反射された第1の受信光線7.1および第2光照射フィールド20の表面によって反射された第2の受信光線7.2とを少なくとも1つの光受信器15を介して受信する。評価および制御ユニット19は、評価中に、監視領域3で認識されるトリガオブジェクト(例えば、ユーザの足)9によって反射された第2の受信光線7.2に変化がもたらされたことが認識されたこと、且つトリガオブジェクト9によって第1の受信光線7.1には変化がもたらされていないことが認識される場合に出力信号(SAus)を生成する。
図3に示すように、不可視の第1光照射フィールド30は、第1検出フィールドを形成し、図示された実施例において、不可視の複数の光ポイント部32から構成された片側が開口した形状、好ましくはU字形および/または蹄鉄形を有する。可視の第2光照射フィールド20は第2検出フィールドを形成し、第1光照射フィールド30の開口端に配置されているとともに部分的に第1光照射フィールド30によって包囲されている、所定の直径を有する単一の可視光ポイント部である。第2光照射フィールド20の光ポイント部は、第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32に対して所定の距離を有している。
図3のように、光照射フィールド30は、片側に開口した開口端が車両1から離れる方向に向かって車道表面上に照射される。図示の実施例では、光照射フィールド20,30は、リヤハッチ(テールゲート)として構成された自動開放式の開閉部2を自動で開放するために、車両1のリヤ領域の車道表面上に発生される。また本発明の非図示の実施形態では、対応の開閉部2の自動開放過程をトリガ(起動ないしリリース)とするために、両方の光照射フィールド20,30を、乗車用ドア及び/又はトランクリッドの領域において車道表面上に発生させることもできる。
2つの光照射フィールド20、30の1つに入ったトリガオブジェクト9は、対応する光照射フィールド20、30の反射を変化させ、したがって検出され得る。2つの光照射フィールド20、30は一方向に向かっており、ユーザは、例えば靴をはいた足9を、光ポイント部として形成される第2光照射フィールド20上に置くことができ、その際、トリガオブジェクト9もしくは足が第2光照射フィールド20に影響を及ぼさないようにする。例えば動物またはボールなどのオブジェクトが監視領域3を横切った場合には、両方の光照射フィールド20、30、すなわち、U字形状の第1光照射フィールド30の領域と、光ポイント部として形成された第2光照射フィールド20の領域において反射の変化がもたらされる。しかしながら、トリガオブジェクト9、ここでは足が、U字形状の第1光照射フィールド30の開口領域内に入れられた場合、光ポイント部として形成された第2光照射フィールド20のみの区別可能な操作が行われる。
図4に示すように、車両1の光学測定装置10は、両方の光照射フィールド20,30の反射状態を、光照射部200と操作意思検出部400に配置された、例えばフォトダイオード415として、または相応に接続されたLED、またはカメラ15’として形成された光受信器15を用いて2つの光照射フィールド20、30の反射を測定する。光学測定装置10は、第1光送信器11を備えており、この第1光送信器11は、監視領域3の道路表面上に第1光照射フィールド30の望ましい形状、例えばU字形もしくは蹄鉄形を投影するために、互いに特定の角度で配置され、それぞれ1つの所定の放射角を有する複数の発光ダイオード430を有する。図示されない代替的な一実施形態では、少なくとも1つの第1光送信器11は、個々の光ポイント部32を生成するためにただ1つの送信ダイオードと、第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32を望ましい形状で道路表面上に投影するために、送信ダイオードの光を種々異なる所定放射角で分散させる光学系とを有する。
また、第1光送信器11の発光ダイオード430は、第1送信光線5.1を第1周波数領域、例えば、不可視の光スペクトルの周波数を含む赤外線周波数領域で生成する。さらに、光学測定装置10は第2光送信器12を備えており、この第2光送信器は、第1光照射フィールド30の周辺部で道路表面上に望ましい形状の第2光照射フィールド20もしくは所定の直径の点部(円)を投射するために、所定の放射角を有する赤外線ダイオード(操作意思検出部)420を備えている。
図示された実施例においてこの投射は、赤外線周波数領域、すなわち、人の眼には見えない領域での投射が行われる。結果として生じる受信光線7.1、7.2を区別するために、第1送信光線5.1および第2送信光線5.2が時間多重方式によって時間的にずらして発出される。この時間多重方式は、反射した受信光線7.1、7.2を第1または第2光照射フィールド30、20により良好に割り当てることを可能にする。第2光照射フィールド20を見えるようにするために、光学測定装置10は第3光送信器13を有している。この第3光送信器は、例えば、第1光照射フィールド30の周辺の道路表面上に望ましい形状の第2光照射フィールド20、例えば所定の直径の点部(円)をマーキングするため、およびユーザに見えるようにするために、所定の放射角を有するレーザダイオード320を備えている。したがって、第3光送信器13のレーザダイオード320は、可視光スペクトルの周波数領域の放射光を生成する。
本実施形態では、少なくとも1つの第1光送信器11は、第1周波数領域の第1送信光線5.1を生成し、少なくとも1つの第2光送信器12は、第1周波数領域とは異なる第2周波数領域の第2送信光線5.2を生成する。このことも同様に、有利にも、反射された第1もしくは第2受信光線7.1、7.2を第1もしくは第2光照射フィールド30、20に対して簡単に割り当てることを可能にする。したがって、少なくとも1つの第1光送信器11は、不可視の光スペクトルの周波数を含む第1周波数領域を有してもよい。第2光送信器12は、不可視または可視の光スペクトルの周波数を含む第2周波数領域を有してもよい。これは、第2光送信器12が、不可視の第2光照射フィールド20、または可視の第2光照射フィールド20を監視領域3の表面上に生成できることを意味する。ここでも、第2光送信器12が不可視の光スペクトルの第2送信光線5.2を発出する場合に、第3光送信器13を、第2光照射フィールド20のマーキングもしくは可視化のために使用することができる。
第1光送信器11と第2および第3光送信器12、13の発光ダイオード430、320の所定の放射角によって、自動的に開放されるべき対応する自動開閉式ドア2の周辺の道路表面に、第2光照射フィールド20が第1光照射フィールド30の開口端に配置され、少なくとも部分的に第1光照射フィールド30により包囲され、その際に第1光照射フィールド30の個々の光ポイント部32が第2光照射フィールド20の個々の光ポイント部に対して所定の距離を有するように、2つの光照射フィールド20、30の個々の光ポイント部32を事前設定することができる。
図5に示すように、評価および制御ユニット19は、少なくとも1つの第1光送信器11と少なくとも1つの第2光送信器12とを、ハリオス(Halios(登録商標):High Ambient Light Independent Optical System)測定原理にもとづいて制御し、オブジェクトを認識するために少なくとも1つの光受信器15により受信された受信光線7.1、7.2をこのハリオス測定原理で評価する。
この目的で、光学測定装置10は第4光送信器14を備えており、この第4光送信器は、少なくとも1つの補償発光ダイオードと、第1光送信器11および第2光送信器12を変調するための第1変調器16と、第4光送信器14を変調する第2変調器17と、同期復調器18とを有する。ハリオス測定原理を適用するために、第4光送信器14は、第1光送信器11、および第2光送信器12のための図示されない補償発光ダイオードを有し、この補償発光ダイオードも、第1光送信器11および第2光送信器12と同様に時間多重方式で動作する。
図6による光受信器が少なくとも1つのカメラ15’によってなる場合、このカメラによって取得される画像が、出力信号SAusを生成するために評価および制御ユニット19に伝送されて評価される。この評価は、例えば、画像ピクセルのピクセル評価によって行うことができる。
<車両開閉体制御装置の処理>
図7を用いて、本実施形態に係る車両開閉体制御装置の処理について説明する。
まず、車両を駐車する際などに切替制御部500が、車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられたことを検出すると、人体検出部300の機能を切替えて障害物検出部として機能させる(ステップS110)。障害物検出部として機能する人体検出部300が、車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出する(ステップS120)。このとき、人体検出部300が障害物を検出した旨を運転者に報知する(ステップS130)。
認証部100は、人が車両に対して所定の距離以内に近づいたことを人体検出部300で検出したことに応じて実行する、車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、ユーザが正規の車両所有者であることを認証する(ステップS140)。なお、この時、車両のシフトレバーの操作位置は停止位置(パーキング位置または、ニュートラル位置)に設定されている。
次に、操作意思検出部400は、ステップS120で障害物が検出されなかった否か判定し(ステップS150)、ステップS120で障害物が検出された場合には、光照射部により、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成せず、操作意思検出部400も、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力しない(ステップS190)。一方、ステップS120で障害物が検出されなかった場合には、光照射部により、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成し、操作意思検出部400も、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力する(ステップS160)。
車両開閉体制御部600は、操作意思検出部400の検出結果に基づいて、ユーザの車両の開閉体のロック/アンロックの操作意思が形成されたかを確認し、開閉体のロック/アンロック状態を制御する(ステップS170)。そして、車両開閉体駆動部700は、車両開閉体制御部600の制御に基づいて、ユーザの操作意思が形成されたことを検知する。その後、その意思に応じた車両開閉体の駆動を行う(ステップS180)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、車両の後方に表示されるユーザの操作意思を検知する表示(操作スポットX)を足等で操作できるように、事前に駐車位置を確認して、車両を駐車させることができることにより、駐車が完了したにもかかわらず、駐車位置によって、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。すなわち、駐車の際に、後方の壁や他車との距離が、ユーザの操作意思を検知する表示が形成できないほど狭くなってしまったことを人体検出手段の機能を切替えることで検出することができるようになるので、駐車が完了する前に、運転者に警告することでユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができる。
また、駐車した際に障害物を検出し、後方に表示されるユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合には、その駐車状況によっては表示をさせないようにすることもできるという効果がある。さらに、光照射手段を利用して路面上の障害物を検出することで、事前に路面上の障害物によって、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。
このように、障害物センサを車両に別途備えなくても、既に備えられている人体検出手段や光照射手段を利用して、少ないセンサ数で、車両後方の障害物の検出を可能にし、ユーザの操作意思を検知する表示を足等で操作できない場合を解消することができるという効果がある。
<第1の変形例>
図8から図10を用いて、本発明の第1の変形例について説明する。
本変形例に係る車両開閉体制御装置は、図8に示すように、認証部100と、光照射部200と、人体検出部300と、操作意思検出部410と、切替制御部500と、車両開閉体制御部600と、車両開閉体駆動部700と、制御部1000とから構成されている。
本発明の実施形態では、操作意思検出部400で扱う信号を不可視光とし、光量の変化によって、ユーザの操作意思を検出していたが、本変形例では、操作意思検出部410が超音波を用いて、その位相の変化により、ユーザの操作意思を検出する。具体的には、図9に示すように、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域21に重複するように超音波信号を出力する。この超音波信号は、図10に示すように、送信器22により出力される。これにより、本変形例では、検出精度を維持しながら、装置全体の省電力化を実現することができる。
<第2の変形例>
図11から図13を用いて、本発明の第1の変形例について説明する。
本変形例に係る車両開閉体制御装置は、図11に示すように、認証部100と、光照射部200と、人体検出部300と、操作意思検出部420と、切替制御部500と、車両開閉体制御部600と、車両開閉体駆動部700と、制御部1000とから構成されている。
本発明の実施形態では、操作意思検出部400で扱う信号を不可視光とし、光量の変化によって、ユーザの操作意思を検出していたが、本変形例では、操作意思検出部420が、赤外線を用いて、その出力波形と反射波形の変化により、例えば、熱感知を行い、ユーザの操作意思を検出する。具体的には、図12に示すように、操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域23に赤外線を出力する。この赤外線は、図13に示すように、送信器24により出力される。これにより、本変形例では、検出精度を維持しながら、装置全体の省電力化を実現することができる。
なお、車両開閉体制御装置の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを車両開閉体制御装置に読み込ませ、実行することによって本発明の車両開閉体制御装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、障害検出部として機能する人体検出部や路面障害検出部として機能する光学検知部は、車両後方の車両開閉体に限らず、車両前方や側方の車両開閉体の備えられてもよく、この場合には、車両周囲の障害物を検出しなかった車両前方や側方に、ユーザの操作意思を検知する表示を形成させることができる。
100;認証部
200;光照射部
300;人体検出部
400;操作意思検出部
500;切替制御部
600;車両開閉体制御部
700;車両開閉体駆動部
1000;制御部

Claims (5)

  1. 人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と、
    前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行される、前記車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、
    前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、
    前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、
    前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる切替制御手段と、
    前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記車両内の運転者に前記障害物があることを促す警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする車両開閉体制御装置。
  2. 人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と、
    前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行される、前記車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることが認証されたときに、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成する光照射手段と、
    前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力するとともに、この出力信号と該出力信号に対する反射信号との変化量に基づいて、前記ユーザの操作意思を検出する操作意思検出手段と、
    前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する車両開閉体制御手段と、
    前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる切替制御手段と、
    を備え、
    前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成しないことおよび前記操作意思検出手段が前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力しないことを特徴とする請求項1に記載の車両開閉体制御装置。
  3. 前記切替制御手段は、前記操作意思検出手段を路面上の障害物の有無を検出する路面障害物検出手段として機能させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両開閉体制御装置。
  4. 人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と切替制御手段と認証手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体制御手段と車両開閉体駆動手段と警告手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法であって、
    前記切替制御手段が、前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる第1のステップと、
    前記障害物検出手段として機能する前記人体検出手段が、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出する第2のステップと、
    前記認証手段が、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行する、前記車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第3のステップと、
    前記第2のステップで障害物が検出されなかった場合に、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成するとともに、前記操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力する第4のステップと、
    前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第5のステップと、
    前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段の制御に基づいて、前記車両の開閉体を駆動する第6のステップと、
    前記警告手段が、前記第1のステップで前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記第2のステップで前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記車両内の運転者に前記障害物があることを促す警告を行う第7のステップと、
    を備えたことを特徴とする車両開閉体制御方法
  5. 人が車両に接近したことを検出する人体検出手段と切替制御手段と認証手段と光照射手段と操作意思検出手段と車両開閉体制御手段と車両開閉体駆動手段と警告手段とを備えた車両開閉体制御装置における車両開閉体制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記切替制御手段が、前記車両のシフトレバーの操作位置がリバース位置に切換えられた際に、前記人体検出手段を障害物の有無を検出する障害物検出手段として機能させる第1のステップと、
    前記障害物検出手段として機能する前記人体検出手段が、前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出する第2のステップと、
    前記認証手段が、前記人が前記車両に対して所定の距離以内に近づいたことを前記人体検出手段で検出したことに応じて実行する、前記車両に搭載された送受信機とユーザが所有する携帯機との相互認証の結果、前記ユーザが正規の車両所有者であることを認証する第3のステップと、
    前記第2のステップで障害物が検出されなかった場合に、前記光照射手段が、操作意思を検知する表示を路面上に照射により形成するとともに、前記操作意思検出手段が、前記操作意思を検知する表示の表示領域を含む領域に信号を出力する第4のステップと、
    前記車両開閉体制御手段が、前記操作意思検出手段の検出結果に基づいて、前記車両の開閉体のロック/アンロック状態を制御する第5のステップと、
    前記車両開閉体駆動手段が、前記車両開閉体制御手段の制御に基づいて、前記車両の開閉体を駆動する第6のステップと、
    前記警告手段が、前記第1のステップで前記人体検出手段が前記障害物検出手段として機能した際に、前記第2のステップで前記車両の開閉体が開閉する軌跡上に障害物を検出したことに応じて、前記車両内の運転者に前記障害物があることを促す警告を行う第7のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム
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