JP2017505734A - センサシステムを備えた自動車用標章及びその操作方法 - Google Patents

センサシステムを備えた自動車用標章及びその操作方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、a)自動車(1)の外側に位置する検出範囲(21)を監視し、b)ユーザ(10)が検出範囲(21)内で検出された場合に、ID送信機(13)と自動車(1)との間での認証チェックを開始するための信号を発生させ、c)自動車(1)の外側に位置し、検出範囲(21)とは異なる作動範囲(22)を監視し、d)ユーザ(10)が作動範囲(22)内で検出された場合に、自動車(1)の動作信号を供給するのに適した光学センサシステム(30)を備えた自動車(1)用標章(80)に関する。

Description

本発明は、自動車用標章及び自動車に固定できる標章によって自動車の動作信号を発生させる方法に関する。
従来技術から既知であるように、自動車の規定の場所に、例えば会社商標やロゴなどが付いた標章(エンブレム)が配置される。さらに、いわゆる標章はトランクカバーを開放する補助具として使用することが既知であり、この場合、標章は、車体に移動可能に取り付けられ、ユーザは、意図的な行動によって標章を移動又は旋回させて、トランクカバーを開放することができる。さらに、自動車に枢動可能に取り付けられる標章の裏側にカメラを配置することも既知であり、カメラは自動車の後部範囲の画像を記録する機能を果たし、画像の記録はバックギアが入った時点でのみ行われる。この場合、この装置は、駐車支援の機能を果たす。カメラは、トランクカバー上のデフォルト範囲を検出し、画像情報は、ドライバのために自動車内部に送られる。
本発明の目的は、単に会社を識別する機能を果たすだけの従来の自動車用標章の機能性を高めることによって、自動車用標章をさらに発展させることである。
本発明の目的は、請求項1に記載の全ての特徴によって解決される。さらに可能な発展形態は、装置の従属請求項に記載されている。
本発明によれば、自動車用標章は、
a)自動車の外側にある検出範囲を監視し、
b)ユーザが検出範囲内で検出された場合に、ID送信機と自動車との間での認証検証を開始するための信号を発生させ、
c)自動車の外側にあり、検出範囲とは異なる作動範囲を監視し、
d)ユーザが作動範囲内で検出された場合に、自動車に動作信号を供給する
のに適したセンサシステムを備える。
センサシステムを備えた標章は、自動車の組立体モジュールを構成し、組立体モジュールは、自動車の規定の位置に配置することができる。センサシステムは、有利には、自動車のアクセスチェックおよび/またはアクセス促進の機能を果たし、この場合、センサシステムは、自動車に接近してくる物体、特に、ユーザを監視して、検出することができる。そのためには、センサシステムは、自動車の範囲において、特に、寸法に関して一定の検出範囲をチェックし、検出範囲内で測定によってユーザまたは物体を検出することができる。さらに有利には、検出範囲内に、自動車上で少なくとも1つの機能(特に、動作信号によって発生される)を発生させる機能を果たす作動範囲が存在する。これは、ユーザによる作動範囲内の対応する作動がセンサシステムによって感知された場合にのみ生じる。この機能は、例えば、ドア、トランクカバーなどの開放および/または閉鎖とすることができる。別の機能も同様に考えられる。センサシステムが検出する検出範囲内にユーザが存在する場合、最初に、ユーザが携行しているID送信機と自動車との間で認証チェックが行われる。認証チェックが肯定的であった場合には、センサシステムは、続いて、検出範囲の寸法内で検出範囲と異なる可能性のある作動範囲を監視し、上記作動範囲内でユーザが検出された場合に、センサシステムは、自動車上で機能を発生させるために、自動車の動作信号を供給することができる。検出範囲の監視、認証チェックの開始、作動範囲の監視、及び動作信号の供給は、センサシステムの制御ユニットによって行われる。
検出範囲が監視され、検出範囲内でユーザが検出された場合に認証チェックが開始されるので、特に、認証チェックの開始を実行するために、ユーザの能動的な行動は必要でない。好ましくは、認証チェックの開始は、むしろユーザが気付かないうちに開始される。したがって、センサシステムがパッシブキーレスエントリチェックを開始することができる。パッシブキーレスエントリチェックとは、ユーザに気付かれずに認証チェックが行われる方法のことである。パッシブキーレスエントリチェックの時の認証チェックは、ユーザの意図的な行動によって開始される必要はない。
有利には、光学センサシステムは、b)に従う認証チェックが肯定的であった場合に、センサシステム上に配置された照明要素を第1照明状態でスイッチオンにするのに適していると言える。照明要素は最初はアクティブではない、すなわち、スイッチオフであり、ユーザに対して全く光を発しないことが考えられる。ユーザが検出範囲に入ると、最初に認証チェックが行われる。認証チェックが肯定的であった場合のみ、照明要素は第1の「アクティブな」照明状態になる。照明要素の第1照明状態によって、ユーザは、作動範囲内で、特に、照明要素の範囲内で、自動車に動作信号を供給することができるように、意図的な行動を実行及び/又は実施するよう視覚的に要求される。1つのセンサシステムだけで検出範囲及び作動範囲を監視することが、特に有利である。
さらに、センサシステムが自動車の外側にあり検出範囲とは異なる作動範囲を監視するのに適しており、この場合、照明要素が第1照明状態と異なる第2照明状態であるということが本発明にとって本質的であると言える。作動範囲の寸法は、一般に検出範囲より小さく、有利には、作動範囲は少なくとも一部が検出範囲内にある。センサシステムによる作動範囲の監視の間に、照明要素は第2照明状態に変化することができる。第1照明状態から第2照明状態への変化は、例えば経時的に一定に定義することができる。例えば、ユーザが、照明要素の第1照明状態の間に、身体の一部を作動範囲内で、特に、照明要素と接触した状態で維持することが考えられる。規定時間経過後、照明要素は、例えば、ユーザに作動範囲内でさらに意図的行動を実行させ、特に手を離す又はユーザの身体全体を照明要素からわずかに離す(特に、一歩離れる)ように促すための第2照明状態に変化する。特に、所定時間内にユーザがこの意図的行動を実施すると、自動車に動作信号が供給される。そうでなければ、自動車の動作信号は発生されない。
さらに、センサシステムが光学センサシステムとして設計され、および/またはセンサシステムが非光学式センサ、特に、近接センサもしくは触覚センサもしくは静電容量センサを備えることも考えられる。
本発明を改良する方策では、センサシステムは、光学センサと、検出範囲を形成するために光を発することができる光モジュールとを備え、センサは検出範囲および/または作動範囲からの光を受光するように設計され、特に、検出範囲はユーザの目に見えず、および/または光モジュールは複数の光源を備える形態にすることができる。この場合、センサシステムは、特に、作動範囲が同時に監視される場合も検出範囲を監視する。センサシステムを使用することによって、ユーザの検出は、自動車の外側の所定の検出範囲(一空間部分として定義することができる)に対して一定に行うことが可能である。このセンサシステムの構造により、検出範囲をより大きくすることができる。この場合、例えば、動作信号の発生を開始する前にユーザが検出範囲内で検出されるように、検出範囲を固定することができる。したがって、従来技術で既知である静電容量センサを使用する場合に比べて、より早くユーザを検出することができる。一方、検出範囲を所定の部分に制限することが可能である(例えば、従来技術でも採用されているユーザを検出するための高周波信号を使用する場合に可能ではない)。したがって、センサシステムの近くに居るユーザのみを検出することができる。センサシステムによって固定された検出範囲によって、ユーザを適時に、また非常に明確に検出されることができる。光は、検出範囲を形成する機能を果たし、光モジュールは、レンズ系を備えることができる。検出範囲は、ユーザに見えないものとすることができる。そのためには、光モジュールは、不可視域の光を発する。特に、光は赤外線とすることができる。光モジュールは、1つの光源のみを備えることができる。あるいは、光モジュールは、複数の光源を備えることができる。光源は光学センサの近くに配置することができる。したがって、光源は、例えば光学センサの左右、上または下に配置することができる。あるいは、光源は、光学センサの周囲に配置することができる。光はレーザ光とすることができる。
また、光学センサシステムは、検出範囲を形成するために、および/または検出範囲を監視するために、非光学式センサを備えることも考えられる。光学センサは、作動範囲をチェックするのに使用することができる。
センサシステムは、光学センサを備えることができる。光学センサは、検出範囲からの光を受光するように設計することができる。光学センサは、照明要素上に配置される検出範囲及び作動範囲の画像を撮影する。各々の画像は、特に、総画素数で構成することができる。光学センサは、総画素数を有する画像センサを備えることができる。画像センサは、CMOSセンサおよび/またはLDPDセンサとすることができる。LDPDセンサ(ラテラルドリフトフィールド光検出器)は、特に、迅速に、高度に評価され、ほとんどエネルギーを消費しないのに適している。
有利には、作動範囲は、照明要素の近く、照明要素に隣接して、および/または照明要素から離間して位置することが可能であり、特に、照明要素は、環状および/または星形に設計される。標章の機能として、照明要素はさらなる幾何学的形状を備えることができる。同様にして、照明状態の色も互いに異なり、つまり、第1照明状態は第1の色を有し、第2照明状態は第2の色を有することができる。
さらに、本発明によれば、d)に従って、ユーザが作動範囲内で検出された場合に、センサシステムは、第1照明状態および/または第2照明状態と異なる第3照明状態で照明要素をスイッチオンするのに適したものとすることができる。ユーザが作動範囲(特に、照明要素上)で、規定の身体の動きまたは手の動きの形で使用する意図を示した場合、照明要素は第3照明状態になると考えられる。第3照明状態は、例えば、自動車の関連機能が実行されることを示し、つまり、例えば、自動車のドアもしくはトランクカバーが自動的に開放されることを示したユーザに対する表示信号とすることができる。
照明要素は、作動範囲を形成するために可視光を発することが考えられる。この場合、作動範囲は、照明要素上、または照明要素の近く、または標章のすぐ近くに位置する。あるいは、同様に、作動範囲を形成するために表示要素が配設されることも考えられ、特に、作動範囲はユーザの目に見える。表示要素は、地面に可視作動範囲を形成するように設計することができる。同様に、複数の作動範囲が存在し、各々の作動範囲において、ユーザがユーザの意図を示す必要があり、その結果、ユーザの意図が検出され、動作信号が供給されることが考えられる。
好ましくは、工程d)において、ユーザの意図が事前に定義された動きで検出される。事前に定義された動きは、特に、照明要素上の作動範囲内もしくは作動範囲上におけるユーザの身体の一部の動きとすることができる。追加的にまたは代替的に、事前に定義された行動は、作動範囲内および/または作動範囲外におけるユーザの身体の一部の動きとすることができる。身体の一部は、ユーザの足、ユーザの手、もしくはユーザの身体全体とすることができる。さらに、事前に定義された動きは、より正確には一定であり、例えば、事前に定義された動きが所定のジェスチャに対応するものとすることができる。
好ましくは、ユーザの意図は、工程d)で、作動時間b)内の事前に定義された動きで検出される必要がある。作動時間b)の後に、事前に定義された動きが行われた場合、動作信号が供給される。そうでなければ、自動車上で規定の機能を発生させるために、自動車の動作信号は全く発生しない。
光学センサシステムは、検出範囲および/または作動範囲の監視の間に、検出範囲および/または作動範囲における動きを検出できるように、センサシステムからユーザまでの距離の測定が行うように構成される。つまり、検出範囲および/または作動範囲内の物体もしくはユーザがセンサシステムおよび/または自動車に接近した場合にのみ、検出範囲および/または作動範囲内のユーザが検出されるということである。つまり、検出範囲および/または作動範囲内の物体の純粋な動きだけでは、認証チェックまたは動作信号の供給を開始するための信号を発生させるのには十分ではないということである。センサシステムおよび/または自動車までのユーザの距離が変化した場合にのみ、工程b)または工程d)に従って、信号が発生することになる。そのためには、連続して経時的に記録された少なくとも2つの画像(特に、検出画像)を使用して、光学センサまでのユーザの距離が測定される。距離を測定するために、飛行時間測定法を実施することができる。工程b)および工程d)においてユーザを検出するための要件、すなわち、検出時間、物体のサイズ、物体の動き、物体の接近を何らかの形で組み合わせることができる。したがって、ユーザとして検出され、認証チェックまたは動作信号の発生を開始するための信号を発生させるために、物体もしくはユーザは、所定サイズである必要があり、光学センサに接近する必要があると言える。
標章は、例えば、検出範囲が少なくとも部分的に自動車が停車している地面より上に位置するように設置して形成することができ、このように設置することにより、検出範囲は自動車の前の地面のごく一部の範囲に制限されない。検出範囲は、地面より上の車両付近から地面に達する位置まで斜めに伸びる。この場合、検出範囲は地面上で終了する。あるいは、検出範囲は、少なくとも部分的に地面より上で終了することができる。特定の実施形態では、検出範囲は、全体的に地面より上に位置する。この場合、検出範囲の端部は、センサシステムから一定距離の位置で検出範囲を照らす光強度が不十分になることにより形成されると言える。
好ましくは、検出範囲は、上から見ると、光学センサシステムに向かって減少する形にすることができる。このために、センサシステムおよび/または自動車におそらく接近しているユーザのみが特に検出される。
標章は、自動車後部(例えば、トランクカバー)に配置するように設計されるものとすることができる。代替的にまたは追加的に、標章は、さらに車両側面(例えば、Bピラー)に取り付けるのに適するものとすることができる。このため、通常、ユーザが自動車に接近した時の異なる検出範囲をセンサシステムによって監視することができる。
特に、検出範囲は、光モジュールの透過領域と光学センサの受光領域とを重ね合わせることによって形成することができる。光モジュールの透過領域は、光モジュールが適切な強度の光を発する領域から得られる。受光領域は、光学センサが光を受光することができる領域から得られる。光モジュールの透過領域は、個々の光源の透過領域で構成することができる。あるいは、透過領域は、個々の光源の透過領域の重なりに制限することができる。
さらに、センサシステムは、光学センサを評価するための制御ユニットを備える。制御ユニットは、光学センサによって記録された画像を評価するように設計することができる。これらの画像は、検出範囲および/または作動範囲の画像とすることができる。
光学センサは、赤外線フィルタおよび/または偏光フィルタを備えるものとすることができる。これらによって、干渉光の少なくとも一部を除去することができる。干渉光は、例えば、太陽光もしくは人工光源の光(例えば、ガレージの光)である可能性がある。光モジュールも同様に、偏光フィルタを備えることができる。
センサシステムは、検出画像および比較画像を撮影して、これらの画像を利用可能な画像として評価するように設計される。検出画像は、光モジュールの放射光の反射を利用して作成される。比較画像は、干渉光のみを利用して作成される。比較画像を作成するために、光モジュールは全く光を発しない。監視ユニットもしくは制御ユニットは、検出画像と比較画像とを比較することによって、干渉光を検出することができる。その結果、制御ユニットは、干渉光が除去された修正検出画像を生成することができる。センサシステムは、所定数の検出画像が作成された後に、その都度、比較画像が記録されるように設計することができる。
有利には、光モジュールおよび/または光源は、光学センサまでの距離a)を有する。好ましくは、距離a)は短く選択される。したがって、距離a)は0cm≦a≦5cm、好ましくは、1cm≦a≦3cm、特に好ましくは、a≒2cmとすることができる。このために、好ましくは、実際に光モジュールの多くの光線が光学センサの受光範囲に到達することが可能になり、その結果、光モジュールは低強度の光を発する必要がある。したがって、光モジュールはほとんど電力を消費しなくて済む。
センサシステムは、休止モードと動作モードとの間で切り替え可能であるものとすることができる。このために、センサシステムは、動作モードの場合に比べて休止モードでは必要とする電力は少なくなると言える。
同様に、光学センサの分解能を低く選択することが考えられる。したがって、検出範囲において、最小限の2画素のみで、所望の物体(例えば、ユーザもしくはユーザの身体の一部)が発することができる画素数のみを備える光学センサを選択することができる。身体の一部は、ユーザの手もしくは足とすることができる。例えば、光学センサの画像センサは、500画素〜1500画素を備えることができる。さらに、上記のLDPDセンサは低光強度での使用に適しているので、LDPDセンサを使用することで電力も節約することができ、その結果、低電力の光モジュールを使用することも可能になる。
代替的にまたは追加的に、制御ユニットは、工程b)および/または工程d)において、検出範囲および/または作動範囲の監視の間に、光学センサによって記録された画像の一部のみを評価するように設計されることが考えられる。この結果として、制御ユニットは、電力をほとんど必要としない。制御ユニットは、特に、総画素数未満の画素数のみを評価する。評価される画素は、画像センサにわたって均等に分布する可能性がある。例えば、各n画素のみを評価することができる(2≦n≦30)。特に、単に1画素おきに評価することができる。特に、時々、光学センサの部分評価のみを行うことができる。特に、休止モードで、光学センサの部分評価のみを行うことができる。同様に、長い期間を選択することによって、エネルギーを節約することができる。したがって、休止モードでは、期間tは動作モードの場合より長く選択されることが考えられる。つまり、休止モードの画像周波数は、動作モードの場合より低い。
光モジュールによって発せられる光は、パルス光とすることができる。休止モードでのパルス周波数は動作モードの場合より低いと考えられる。パルス光を使用して、検出範囲および/または作動範囲の距離の変化を特に効果的に決定することができる。同時に、そのことによって、エネルギーを大幅に節約することができる。工程b)はさらに、ユーザの検出を含む。一般に、ユーザを検出し、認証チェックを開始するための信号を発生させるのに、検出範囲内で任意の物体を一回のみ検出するだけで十分であると言える。ごく稀に認証チェックを開始するための信号を発生させ、そうすることで電力を節約するために、検出範囲に関してユーザの検出の特定の要件を設けることができる。
したがって、工程b)において、検出範囲内のユーザは、所定時間dの間、物体が検出範囲内に存在する場合のみ検出されると考えられる。さらに期間tを選択することによって、一定の条件下で、期間tより短い間、検出範囲内に存在する物体は検出できない。しかし、検出時間dは、期間tより長く選択されることも考えられる。例えば、dを0.5秒≦d≦10秒、好ましくは、1秒≦d≦5秒に選択することができる。このために、検出範囲をほんの一瞬だけ横切った物体は、ユーザとして検出されない。したがって、認証チェックもまた有効に開始されない。したがって、エネルギーを節約することができる。
また、工程b)において、検出範囲のユーザは、所定サイズの物体が検出範囲内に存在する場合にのみ検出されるものとすることができる。この場合、光学センサが物体の存在を証明するための画素数は、例えば、所定の最小数に達する必要がある。この最小数および/または所定サイズは、制御ユニットに記憶することができる。このサイズは、例えば、大人のサイズに対応することができる。
さらに、工程b)において、ユーザは、物体が検出範囲内で動いた場合のみ、検出範囲内で検出されることが考えられる。このためには、例えば、連続して経時的に記録された少なくとも2枚の画像(特に検出画像)の光を示す画素を比較することができる。追加的にまたは代替的に、例えば、連続して経時的に記録された少なくとも2枚の画像(特に検出画像)を使用して、光学センサまでの物体の距離を測定することができる。異なる距離が検出された場合、物体は検出範囲内で動いたことになる。光学センサまでの物体の距離を決定するために例えば飛行時間測定法を実施することができる。この測定法を実施する際に、例えば1つまたは複数の光パルスが発せられ、パルスが物体に到達し、物体から光学センサに到達する時間が測定される。この場合、時間は物体の距離に正比例する。
有利には、センサシステムは、検出範囲は少なくとも2つのゾーン、つまり近方ゾーンと遠方ゾーンとに分割される。近方ゾーンは、遠方ゾーンよりセンサシステムまでの距離が短く、有利には、工程b)に従うユーザの検出は、ユーザが近方ゾーンに存在する場合にのみ行われる。近方ゾーンは、遠方ゾーンよりもセンサシステムまでの距離が短い。近方ゾーンと遠方ゾーンとの境界は、センサシステムまでの距離zに設定することができる。例えば、zは、0.5m〜2mである。有利には、z≒0.6mである。工程b)に従うユーザの検出は、ユーザが近方ゾーンに存在する場合のみに行うことができることが考えられる。特に、工程b)に従うユーザの検出の少なくとも1つの要件は、近方ゾーンにおいてのみチェックされる。特に、近方ゾーンにおいてのみ、物体が光学センサおよび/または自動車に接近しているか否かのチェックが行われる。遠方ゾーンにおいて、工程b)に従うユーザの検出に関する要件がチェックされるものとすることができる。例えば、遠方ゾーンにおける物体のサイズをチェックすることができる。特に、これは、近方ゾーンにおいてチェックされる要件以外の要件とすることができる。好ましくは、遠方ゾーンにおける要件は、近方ゾーンにおける要件に比べて、必要とする電力が少ないことが選択される。センサシステムまでの物体の距離の測定は、近方ゾーンにおいてのみ行われるものとすることができる。このように分割することによって、同様に電力を節約することができる。センサシステムは、物体が遠方ゾーンに存在する時には休止モードであり、物体が近方ゾーンに存在する時には動作モードであることが考えられる。
同様に、1光源および/または1光パルス当たりの電気エネルギーを小さくすることが有利である可能性がある。これにより、光モジュール内に複数の光源が存在することができる。同様に、画像を生成することができるように、光モジュールによって連続した複数の光パルスが発せられるものとすることができる。光パルスは、画像を生成するために、統合または合計することができる。このために、1光パルス当たりの電力を下げることができる。その都度、距離の測定を実施することができるように、この場合、画像を記録するための一定の時間間隔が事前に設定される。この時間間隔で受光される光パルスの全強度は、距離と相関関係がある。
有利には、光モジュールおよび/またはセンサはレンズ系を備えることができ、特に、レンズ系はフィルタを備え、および/またはセンサシステムは硬質レンズ系を備える。レンズ系は、検出範囲及び作動範囲のために使用されるのが、特に有利である。
さらに、本発明の標章は自動車に標章を取り付けるために形成されたレセプタクル内に配置することができ、および/または標章は複数の独立したフィールドを備え、フィールド内に、光モジュール、表示要素、光学センサ、照明要素のうちの1つが個々に配置される。さらに、標章は、不必要な干渉光が光学センサシステムの機能に影響を及ぼさないように、遮蔽物を有する設計が考慮される。
有利には、標章もしくはレセプタクルは、自動車後部もしくは自動車側面に固定するのに適したものとすることができ、特に、標章は移動可能な標章とすることができる。例えば、肯定的認証チェックの後に、標章は適切な位置に移動され、すなわち第1位置から第2位置へと移動され、第2位置では、作動範囲は、表示要素もしくは照明要素によって視覚化されることが考えられる。
動作信号は、自動車の可動部分を開放および/または閉鎖するための信号とすることができる。代替的にまたは追加的に、動作信号は、可動部分の解錠するおよび/または施錠する信号とすることができる。さらに、動作信号によって、別の機能、例えば、
‐自動車のサイドドアの開放および/または閉鎖、
‐自動車の窓の開放および/または閉鎖、
‐自動車のエンジンボンネットの開放および/または閉鎖、
‐自動車のタンクキャップの開放および/または閉鎖、
‐自動車の独立ヒータのスイッチオンおよび/またはスイッチオフ、
‐自動車のウィンドウヒータのスイッチオンおよび/またはスイッチオフ、
‐自動車のライト機能のスイッチオンおよび/またはスイッチオフ、
‐自動車の外側ミラーの展開および/または格納、
‐自動車の警報システムのスイッチオンおよび/またはスイッチオフ、
‐自動車のユーザ固有の設定の調節、特に運転席のシート設定、
‐トレーラー連結器の格納および/または伸長
を発生させることができることが考えられる。
光学センサシステムもしくは組立体モジュール全体は、車両後部に、例えば、リヤウィンドウの裏側に、ハンドル細片に、標章に、バックライトに、リフレクタの裏側に、バンパに、および/または2つの部品間の隙間に配置されるように設計される。代替的にまたは追加的に、組立体モジュールは、車両の側面、例えば、Bピラーに固定されるのに適したものとすることができる。このために、通常、ユーザが自動車に接近した時の異なる検出範囲を光学センサシステムによって監視することができる。特に、光学センサシステムもしくは組立体モジュール全体は、外側から見て透明でない層であるが、光学センサシステムの光に対して光透過性である層の裏に隠すことができる。したがって、例えば、光学センサシステムが取り付けられるバンパに塗装することができる。
好ましくは、光学センサシステムは、簡単に汚れないような形で車両に配置される。例えば、光学センサシステムは、バックウィンドウの裏側のウィンドスクリーンワイパの拭き取り範囲もしくはハンドル細片に配置することができる。代替的にまたは追加的に、組立体モジュールは、光学センサシステムを清浄にすることができる洗浄ノズルを備えることができる。この場合、洗浄ノズルは、例えば、光学センサシステムを自動的に清浄にすることができ、この時に、ウィンドシールドおよび/またはバックウィンドウのワイパも作動される。光学センサシステムでは、機能するために必要な光強度はより低く、したがって、エネルギーも節約することができる。
放射光の強度は、周辺光の輝度に依存してもよい。周辺光の輝度は、輝度センサによって決定することができる。
作動範囲を監視する間に、異なるユーザの意図を決定することができる場合、異なるジェスチャを異なるユーザの意図に割り当てることができる。したがって、例えば、足が作動範囲に入ることによりトランクカバーを開放することができ、それと同時に、光学センサの近くで手を側方に動かすことによりトレーラー連結器を伸長させることができる。
物体の除去は、信号を供給するために、作動範囲から所定の除去時間内で行われる必要があると考えられる。所定の除去時間内での物体の除去は、ジェスチャの一部とすることができる。除去時間の開始は、ユーザにとって知覚可能である。したがって、例えば、表示要素は、複数の照明状態を取ることができる。照明状態のうちの1つでは、該表示要素は一定輝度の光を発することができる。別の照明状態では、輝度は、例えば、周期的に変化する可能性がある。したがって、例えば、作動時間の開始時には、表示要素は一定輝度の光を発することができる。除去時間の間に、表示要素は、例えば、閃光することができる。物体(特に、ユーザの身体の一部)が除去時間内で作動範囲から除去した場合にのみ、信号が供給されることになる。
組立体モジュールおよび/または自動車は、信号を発生させるために、作動範囲内でユーザに自分の意図を示すように促す少なくとも1つの手段を備えるものとすることができる。
したがって、組立体モジュールは、作動時間が間もなく終了するという情報信号を発することができる。情報信号は、例えば、表示要素の照明状態の変化によって開始することができる。情報信号は、表示要素の別の照明状態に対応することができる。例えば、表示要素は、作動時間の終わりに近づくと閃光することができる。この手段は、監視ユニットのデフォルトの対応方法に相当する。
同様に、この手段は、ユーザが作動範囲に案内された時に自分の意図を示すのにユーザにとって有益であると言える。これは、特に、大きな物体を持っているユーザが地面上の作動範囲の端面を認識することができない場合のことである。そのためには、組立体モジュールおよび/または自動車は、ユーザによって知覚可能な(特に、見える、聞こえる、触知できる)信号を生成することができる手段を備えることができる。したがって、組立体モジュールは、例えば、照明要素(例えば、LED)を備えることができる。照明要素は、照明要素がガイドポストとしての機能を果たすように配置することができる。例えば、照明要素は、地面上に作動範囲へと導くマークを生成するように配向することができる。追加的にまたは代替的に、照明要素は、お互いに隣り合って配置することができる。照明要素は、ユーザが作動範囲に向かって移動しなければならない方向をユーザに示す順序でスイッチオンすることができる。この目的のために、照明要素の代わりに、自動車に互いに隣り合って配置された既存の点灯要素(例えば、ヘッドライトの点灯要素、ブレーキライトの点灯要素、インジケータなど)を使用することもできる。同様に、ユーザが移動すべきである方向を聞こえるように音響的にユーザに指示することも考えられる。そのためには、組立体モジュールは、スピーカーを備えることができる。同様に、方向変化をID送信機に知らせ、ID送信機が異なる振動によってユーザに道筋を示すことが考えられる。ユーザに方向変化が知らされると、光学センサシステムは、ユーザの位置およびユーザが作動範囲へと移動すべき方向を決定して、知覚可能な手段に対応する信号を発生させる。
同様に、作動範囲の位置および/または作動時間の長さが可変であることがユーザにとって有益であると言える。これは、身体に障害のあるユーザが自分の意図を示したい場合に、特に有益である。これは、同様に、作動範囲がユーザにとって好ましくない位置に配置される場合に有益である。この場合、好ましくない位置は、永続的である可能性がある。例えば、作動範囲は、トレーラー連結器で終端する可能性がある。あるいは、好ましくない位置は、例えば、作動範囲が水たまりの所で終端するために、単に一回限りの動作信号を発生させるのに好ましくない可能性がある。作動範囲の位置および/または作動時間の長さを変化させるために、特に、事前に定義されたユーザの行動を定義することができる。したがって、ユーザは、例えば、ユーザメニュー(例えば、自動車制御ユニットもしくはID送信機)への入力によって、作動範囲の位置および/または作動時間の長さを変更することができる。あるいは、光学センサシステムによって、事前に定義されたユーザの行動を検出することができる。さらに別の代替形態では、組立体モジュールを学習モードに移行させることができ、学習モードで組立体モジュールは作動範囲の変更位置および/または作動時間の変更長さを学習することができる。
同様に、ユーザの意図を検出せずに第1の作動時間が終了すると、動作信号を発生させるためユーザの意図を決定するために、作動範囲が再び監視されることは、ユーザにとって有益であると言える。これは、特に、ユーザが注意散漫で、適時に作動範囲に到達しなかった場合、またはユーザが間違ったジェスチャをした場合に有益である。このために、作動範囲を複数回(特に、連続して2回もしくは3回)監視することができるものとすることができる。作動範囲の再監視は、自動的に開始することができる。あるいは、さらなる作動時間で作動範囲を再び監視するために、事前に定義されたユーザの行動を定義することができる。そのためには、例えば、静電容量センサがユーザによって始動される可能性がある。あるいは、光学センサシステムによって検出されるは、事前に定義されたユーザの行動であるものとすることができる。
事前に定義されたユーザの行動は、光学センサシステムによって検出され、作動範囲の位置ならびに/もしくは作動時間の変更、および/またはユーザの意図を検出するための作動範囲の再監視を発生させるが、このユーザの行動とは、例えば、作動範囲および/または検出範囲内の所定のジェスチャ、例えば、ユーザの身体の一部の前後の動き、身体部分の非除去、除去が意図されている場合、検出範囲ならびに/もしくは作動範囲内および/または検出範囲ならびに/もしくは作動範囲外のユーザの動きとすることができる。特に、身体の一部は、手もしくは足とすることができる。さらに、ユーザが、所定時間の間、検出範囲を離れ、その後、検出範囲に戻るものとすることができる。
ユーザの意図を検出するために作動範囲が再び監視される場合、このことも、表示要素によって示される。作動範囲の位置が変更される場合、このことが表示要素によって示される。この目的のために、表示要素は、複数の照明(例えば、LED)を備える。1つまたは複数の照明は、いずれのも作動範囲を少なくとも部分的に見えるようにする。好ましくは、位置が変更された作動範囲は、検出範囲内にある。監視される作動範囲に基づいて、対応する画素が評価される。
認証時もしくは認証後に、信号を発生させる前に、ID送信機の位置がチェックされるものとすることができる。その目的のために、ID送信機によって発せられた信号の強度を使用することができる。そのために、例えば、受信信号強度インジケータ(RSSI)を使用することができる。発せられた信号の強度を決定することによって、例えば、ユーザが自動車の前、もしくは隣、もしくは後に居るかを決定することができる。そうすることによって、確実に、認証されたユーザのみが検出範囲に入り、作動範囲内で自分のユーザ意図を示すことができるようになる。RSSIに周期的にクエリを行うことが考えられる。
同様に、異なる波長の光によって、エネルギーを節約することができる。したがって、検出範囲内での任意の物体の一回限りの検出まで検出範囲を監視するのは、その後にユーザの検出に課される別の要件を検証する場合より長い波長の光を使用して行うことができる。したがって、最初に、例えば、905nmの波長の光を使用することができる。検出範囲内で物体が検出される場合には、例えば、800nmの波長の光を使用することができる。あるいは、波長は、物体が遠方ゾーンから近方ゾーンに変化すると、短くなる可能性がある。
本発明の目的はまた、センサシステムを備えた標章を使用して自動車の動作信号を発生させる方法によって解決される。センサシステムは、
a)車両の外側にある検出範囲を監視する工程、
b)検出範囲内でユーザを検出した場合、ID送信機と自動車との間の認証チェックを開始するための信号を発生させる工程、
c)車両の外側にあり、検出範囲とは異なる作動範囲を監視する工程、
d)検出範囲内でユーザを検出した場合、車両の動作信号を供給する工程、
を実行する。
好ましくは、本発明の方法は、上述標章を使用して実行することができる方法である。特に、認証は、パッシブキーレスエントリ照合とすることができる。以下に、本発明にとって本質的であるいくつかのポイントが再度示されているが、より簡潔な説明にするために、本発明の標章に関して言及する。これらのポイントは、同様に、本発明の方法にも適用される。
有利には、センサシステムに配置される照明要素は、b)に従う肯定的認証の後に、第1照明状態で操作される。さらに、c)に従って、照明要素は、第1照明状態とは異なる第2照明状態で操作されることが考えられる。同様に、本発明では、工程d)に従って、照明要素は、第1照明状態および/または第2照明状態とは異なる第3照明状態で操作され、特に、自動車の可動部分の開放動作が実行されるものとすることができる。異なる照明状態は、状況に応じて、自動車の動作信号を提供するための意図を実行するために、ユーザ情報コンテンツを提供する。
本発明によれば、検出範囲は、少なくとも2つのゾーン、すなわち、近方ゾーンと遠方ゾーンに分割され、近方ゾーンは、遠方ゾーンに比べて、センサシステムまでの距離が短く、工程b)に従うユーザの検出は、特に、ユーザが近方ゾーンに位置する場合にのみ行われ、特に、検出範囲は連続的に監視され、および/または、工程b)はユーザが近方ゾーンに位置する場合に行われる。つまり、検出範囲は、成功認証まで、自動車が停車した状態で連続的に監視される。この場合、この監視の間に、所定期間tごとに、センサシステムを評価することができる。
本発明の方法では、工程c)もしくは工程d)に従うユーザの検出には、規定のジェスチャおよび/またはユーザの行動が必要であるものとすることができる。さらに、本発明の方法では、有利には、工程d)に従う動作信号の供給は、照明要素が第1照明状態または第2照明状態で操作される場合のみ行われ、特に、第1照明状態および/または第2照明状態は、工程c)の間の規定時間内でのみ操作されるものとすることができる。
本発明の方法の可能な形態では、工程c)を規定の時間窓内で行うことができ、特に、規定の時間窓内でユーザのジェスチャおよび/または行動が行われない場合、工程d)は実行されない。本発明によれば、センサシステムは、ユーザの目に見えない範囲の光を発し、特に、センサシステムは、パルス光を発する。さらに、本発明の方法は、ユーザに作動範囲を形成するために、工程c)で、可視範囲の光を発する表示要素を提供することができ、特に、作動範囲は検出範囲内にある。また、センサシステムは、検出範囲および/または作動範囲からの光を受光するセンサを備えることができ、センサシステムは、センサのデータを評価する監視ユニットを備える。
本発明を改良する方策では、センサシステムは、透過範囲が形成されるように光を発する光モジュールを備えることができ、センサは、少なくとも部分的に透過範囲と重なる受信範囲を備え、重なり範囲が検出範囲を形成する。センサシステムは、休止モードおよび動作モードに切り替わることができるものとすることができる。休止モードでは、画像周波数は動作モードの場合より低くなる可能性がある。光モジュールによって発せられた光は、パルス光とすることができる。休止モードのパルス周波数は、動作モードの場合より低いと考えられる。同様に、画像を生成することができるように、複数の光パルスが連続して光モジュールによって発せられるものとすることができる。光パルスは、画像を生成するために、統合および/または加算合成される。
同様に、制御ユニットは、工程a)および工程c)において、検出範囲および/または作動範囲を監視する間に、光学センサによって記録された画像の一部のみを評価することができる。このことにより、エネルギーを節約することができる。
ユーザが自動車に接近していることをより正確に決定することができるためには、検出範囲および/または作動範囲内で自動車に接近するユーザを検出するために、センサシステムが距離変化のチェックを実行すること、特に、ユーザが近方ゾーンに位置する場合にのみ、センサシステムが距離変化のチェックを実行することが有利であると言える。このことにより、例えば、ユーザが単に自分の自動車の横を通り過ぎただけで、自動車のどんな機能も発生させる意図がない場合に、認証チェックが開始されないという効果的な防止をすることができる。
有利には、センサシステムは、検出範囲および/または画像範囲の画像を受像し、および/または画像を撮影することができ、この場合、画像は、パルス状画像および非パルス状画像であり、パルス状画像は、センサシステムの放射パルス光の反射によって作成され、非パルス状画像は、検出範囲および/または作動範囲の光によって作成され、特に、距離変化をチェックするために、パルス状画像を非パルス状画像と比較することができる。そのことにより、少ないエネルギー消費量でユーザの距離変化を効果的に検出することができる。つまり、センサシステムは、結局は、検出範囲および/または作動範囲内のユーザの規定の動きのみが動作信号の発生または認証チェックの開始を引き起こすように設定される。
本発明の方法は、特に、ユーザが近方ゾーンに到達するまでセンサシステムが休止モードに切り替わるように低エネルギーで実施することができ、特に、休止モードでの放射光のパルス周波数は動作モードの場合よりも低い。
本発明によれば、工程b)の間に、ID送信機は自動車のアクセス制御システムに認証コードを送信し、アクセス制御システムは認証コードを記憶されているコードと比較し、一致した場合に解錠信号が発生される。さらに、本発明は、工程d)は、作動範囲内/作動範囲上でユーザまたはユーザの身体の一部(特に、身体の一部はユーザの足もしくは手である)の規定の動きがあった場合にのみ行われるものとすることができる。車両の動作信号(例えば、トランクカバーの自動開放とすることができる)の供給が行われる。
一方、作動範囲は、地面もしくは地面の近くに位置することができ、ユーザは、自動車上の対応する機能を発生させるために適切な意図を持って作動範囲に対処しなければならない。同様に、作動範囲は、地面およびセンサシステムまで一定の距離に位置することが考えられ、この場合、特に、作動範囲はセンサシステムに対してほぼ同じ高さに位置することができる。例えば、標章上の作動範囲は、自動車まで短い距離に位置決めすることができる。作動範囲は、例えば、照明要素で形成することができる。例えば、自動車の動作信号を発生させるために、ユーザが作動範囲内で検出されるように標章にタッチする必要があることが考えられる。
光モジュールは、さらに、自動車のナンバープレート灯としても使用することができる。光モジュールの位置は、自動車上の様々な位置を取り、例えばバンパもしくは自動車ナンバープレートの近くに配置することもできる。
光モジュールは、例えば、少なくとも1つのLED素子とすることができる。代替的にまたは追加的に、照明状態は、特に、異なる時間期間で閃光することができるという点で異なると言える。例えば、第1照明状態では、照明要素は連続的に光を発し、第2照明状態では、照明要素は閃光し、第3照明状態では、照明要素はより長い時間期間閃光する、つまり、第3照明状態での照明要素の個々の点灯時間は第2照明状態の場合より長い。本発明はさらに、個々の点灯時間、光の波長などが異なる様々な照明状態を備えることは明らかである。
同様に、例えば、光モジュールによって地面に投影される作動範囲を異なる照明状態、例えば、第1照明状態および/または第2照明状態および/または第3照明状態にすることができることが考えられる。
有利には、標章は、検出範囲および/または作動範囲の監視を確実に実行することができるように、自動車の側面から光を透過させることができる材料特性を有する。しかし、材料は、外側に適切な形で形成されるので、観察者は外側から標章を通して中を見ることができない。
本発明によれば、不可視光の放射は、有利には、検出範囲が形成された結果、光モジュールによって行われ、検出範囲は、作動範囲を監視する間でも光モジュールによって形成される。有利には、光モジュールによる光の放射の強度は、特に、方法工程b)および方法工程d)において、常に同じである。さらに、光モジュールは、有利には、常に上述の同じパルス光信号を生成する。制御ユニットは、有利には、常に同じ硬質レンズ系によって動作する、つまり、検出範囲のチェック時および作動範囲のチェック時に、同じ検出範囲が評価される。しかし、有利には、低画素範囲が作動範囲で評価される。このため、エネルギーを節約することができる。
センサシステムによって一定の検出範囲が監視されるのは、特に有利である。さらに、自動車の少なくとも1つの機能を発生させるという目的を果たす作動範囲は検出範囲内にある。本発明の方法もしくは本発明の装置は非常にエネルギーを節約する形で動作するので、検出範囲を永続的に監視することができる。地上もしくは地面に作動範囲がある場合には、本発明によれば、機能を発生させるために、短時間のみ作動範囲上で足を動かすことが必要であると言える。さらに、例えば、別の機能を発生させるために、ユーザが少なくとも短時間両足を置かなければならないトランクカバー範囲に複数の作動フィールドが配置されることも考えられる。
光モジュールは、例えば、検出範囲を形成するためにパルス光もしくはレーザ閃光とすることができ、その結果、さらに作動範囲を監視することができる。パルス光を使用することにより、検出範囲および/または作動範囲内の物体の正確な距離の測定を行うことができる。
センサシステムが光学センサと非光学式センサとを備える少なくとも部分的に光学センサシステムであるという点が特に有利であると言える。非光学式センサは近接センサもしくは触覚センサもしくは静電容量センサであり、特に、非光学式センサは検出範囲を監視し、光学センサは作動範囲を監視する。同様に、本発明によれば、工程b)は、特に、非光学式センサがユーザの規定の第1行動を検出した場合にのみ開始され、特に、光学センサは、工程c)に従って作動範囲を監視するために作動され、動作信号は、工程d)に従って、ユーザの第2行動が行われた場合にのみ供給されることも可能である。
代替的にまたは追加的に、例えば、工程c)を実行するために、規定の行動と一致しない一定数の第1行動が検出された場合、少なくとも一定時間期間、工程a)を中断および/または不可にする保護クエリを組み込むことができる。
本発明を改善する別の方策は、図面に概略的に示されている本発明の例示的な実施形態に関する以下の説明から得られる。設計詳細、空間的配置、および方法工程を含む請求項、説明、または図面から明らかになる全ての特徴または利点は、単独でおよび種々に組み合わせた形で、本発明にとって本質的であると言える。
検出範囲および作動範囲を監視するセンサシステムを有する自動車用組立体モジュールの概略図である。 図1のセンサシステムが装備された自動車の概略上面図である。 図1のセンサシステムを有する自動車の概略上面図である。 センサシステムの光モジュールに関する概略図である。 センサシステムを有する組立体モジュールを備える自動車の上面図である。 図5の自動車の側面図である。 図1の組立体モジュールを有する自動車の別の図である。 検出範囲および作動範囲を監視するためのセンサシステムを有する組立体モジュールの別の例示的な実施形態を示した図である。 検出範囲および作動範囲を監視するためのセンサシステムが組み込まれた自動車標章の例示的な実施形態を示した図である。 検出範囲および/または作動範囲を監視するためのセンサシステムから発せられる放射強度を経時的に示した図である。 センサシステムの光学センサの概略図である。 評価モードで操作される図11の光学センサを示した図である。 第2評価モードで操作される図12の光学センサを示した図である。 図1〜図13の組立体モジュールが動作することができる可能な方法シーケンスを示した図である。 距離変化のチェックを実行するセンサシステムの概略図である。 組立体モジュール、特に、光学センサシステムを有する標章の概略図である。 図16の組立体モジュールを別の角度から見た図である。 例えば、図16の組立体モジュールが動作することができる別の例示的な実施形態の方法シーケンスを示した図である。 図18の別のバージョンの方法を示した図である。
図1および図16は、自動車1に採用することができる組立体モジュール20を示している。組立体モジュール20は、自動車1の近い周囲を監視するのに適したセンサシステム30を備える。組立体モジュール20は、自動車1に組み込まれた自動車電子システムに電子的に接続され、ユーザ10の検出によって、例えば、自動車1の可動部分2、3の解錠ならびに/もしくは施錠、および/または開放ならびに/もしくは閉鎖を発生させるために、自動車1の動作信号を発生させることができる。可動部分2、3は、例えば、トランクカバー2またはサイドドア3もしくはスライドドア3とすることができる。例えば、可動部分は、光学センサシステム30とすることができる。
光学センサシステム30は、光学センサ50および光モジュール40を備え、光モジュール40は、光44を発することができ、その結果、検出範囲21が形成される。さらに、組立体モジュール20は、作動範囲22を形成することができる表示要素43を備える。また、光モジュール40は、図4および図11に概略的に示されている複数の光源41を備える。さらに、光モジュール40は、光学センサ50まで一定の距離を有し、この例示的な実施形態では、光モジュール40は、d)(1cm≦d≦3cm)の範囲内に位置することができる。光学センサ50は、検出範囲21および/または作動範囲22からの光44が受光されるように設計される。図示されている例示的な実施形態では、検出範囲21は、ユーザ10の目には見えない。この場合、光モジュール40は、放射光44が赤外線から成るように設計される。
図1の光モジュール40は、レンズ系42を備えることができ、レンズ系42は、例えば、さらにフィルタ(図示せず)と共に具現することができる。さらに、図1には、センサ50のデータを評価するのに適した制御ユニット60が示されている。また、制御ユニット60は、別の機能を果たすことができるが、これについては、以下でさらに説明する。有利には、制御ユニット60は、組立体モジュール20内に組み込まれる。同様に、制御ユニット60は、自動車側面に配置されることが考えられ、この場合、電子接続部は、制御ユニットと組立体モジュール20もしくは光学センサシステム30との間に存在する。
全ての例示的な実施形態の組立体モジュール20は、自動車1に組立体モジュール20を取り付けるために設計されたレセプタクル25内に配置される。組立体モジュール20および/またはレセプタクル25は、全ての例示的な実施形態によれば、車両後部(図3、図5、図6、図8、および図16)または車両側面(図2および図7)に配置するのに適している。例えば、組立体モジュール20は、自動車1のBピラー4に取り付けることができる(図7参照)。同様に、本発明は、本発明の組立体モジュール20が、図7に概略的に示されているように、少なくとも部分的にドアハンドル5に組み込まれる形態を含む。
図1は、組立体モジュール20が自動車1のハンドル細片6に取り付けられる形態を示しており、ハンドル細片は、例えば、ドアハンドルもしくはトランクハンドルの一部である。光学センサ50には、さらにレンズ系51(図1に示されている)を装備することができる。図8および図9には、組立体モジュール20が自動車1の標章80内に取り付けられる例示的な実施形態が示されている。光モジュール40および表示要素43は、作動範囲22が検出範囲21よりも実質的に小さくなるように配向される。
図8、図9、図16では、光学センサシステム30はさらに、異なる照明状態(図14に例示的に示されている)をユーザ10に見えるようにするための照明要素45を備える。さらに、照明要素45は、表示要素43として動作することも可能であり、この点に関しては以下でさらに説明する。図9および図17では、標章80は、異なるフィールド81を備え、以下の構成部品の1つ、つまり、光モジュール40、表示要素43、光学センサ50のうちの1つをフィールド81のそれぞれに配置することができる。同様に、フィールド81の1つに、照明要素45を組み込むことができるものとすることができる。さらに、標章80が自動車1に可動に配置されることも本発明の範囲内である考えられる。第1位置では、光学センサシステム30は、例えば、標章80の裏で保護された形で配置することができる。セクション位置では、検出範囲21および/または作動範囲22のチェックを実行できることが考えられる。
図1では、表示要素43は、自動車側面に配置され、組立体モジュール20内には配置されないことが考えられる。表示要素43は、制御ユニット60と電気的に接続される。図1および図16では、さらに、組立体モジュール20内に緊急作動部90を設置することが考えられ、ユーザ10の身体12の一部で緊急作動部90を作動させることによって、自動車1の動作信号を供給することができる。この緊急作動部90により、ユーザ10は、光学センサシステム30が、例えば、汚れている、または機能不良である場合に、自動車1の上記動作信号を発生させることができる。この場合、緊急作動部90は、自動車1の動作信号を発生させるために、ユーザ10によって作動させることができる。緊急作動部90は、作動手段91(例えば、プッシュボタンもしくはスイッチとすることができる)を備えるが、作動手段91は、静電容量的または誘導的またはタッチレスに機能することができる。同様に、作動手段は、圧電素子とすることができる。センサシステム30の汚れが比較的ひどく、センサシステム30が検出範囲21および/または作動範囲22を適切に監視することができない場合、センサシステム30は、電力を増大させて操作することができ、その結果、検出範囲21および/または作動範囲22を十分に監視することができる。
図1の光学センサシステム30は、自動車1の外側の範囲(特に、検出範囲21)を監視することができ、検出範囲は、近方ゾーン23と遠方ゾーン24とに分割される。近方ゾーン23は、遠方ゾーン24よりセンサシステム30までの距離が短い。本発明のセンサシステム30は、連続的に検出範囲21を監視する、すなわち、特に、ユーザ10が検出範囲21の外側に位置する場合も検出範囲21を監視する。検出範囲21の監視は、図14にも参照番号100で概略的に示されている。ユーザ10が検出範囲21内の近方ゾーン23に入ると、ユーザが携行しているID送信機13と自動車1との間での認証チェックを開始するための信号が発せられる(図14では、参照番号110で概略的に示されている)。認証が肯定的であった場合、つまり、ID送信機13を有するユーザ10が自動車1の動作信号を発することが認められた場合、図14の方法工程120が行われ、この場合、自動車1の外側に位置し、検出範囲21とは異なる作動範囲22が監視される。全ての例示的な実施形態によれば、センサシステム30は、ユーザの目に見えない範囲の光を発し、その結果、検出範囲21が形成される。有利には、センサシステム30は、特に、光モジュール40は、パルス光を発する。ユーザ10は、センサシステム30によって検出される規定の動き、ジェスチャなどによって作動範囲22を作動させることができる。作動範囲22内でユーザ10を検出した場合、自動車1への動作信号の供給が行われる(図14によれば、方法工程130で示されている)。
組立体モジュール20は、自動車1のアクセス制御システム14とデータ通信することができ、例えば、ドア施錠8は、自動車1のトランクカバーまたはドアを開放または閉鎖するために、解錠するおよび/または施錠することができるように、動作信号によって適切に対処することができる。作動範囲22内のユーザ10の規定のジェスチャは変化する可能性がある。例えば、ユーザ10の足11が可視作動範囲に入ることが考えられる(図6参照)。図5では、2つの作動範囲22が視覚化される別の形態が示されており、ユーザ10は、図14の参照番号130の方法工程を作動させるために作動しなければならない。特に、図1のユーザが検出範囲21の外側に位置する場合でも検出範囲21が連続的に監視されることは、特に有利である。図1では、作動範囲22は検出範囲21内にあり、作動範囲22の監視の間、光モジュール40は絶えず不可視光を発し、その結果、検出範囲21が形成され、それと同時に、光学センサ50は作動範囲22をチェックする。その過程で、センサ50は、検出範囲21からの光および作動範囲22からの光を受光する。これらのデータおよび/または信号は画像50で記録され、それと同時に、制御ユニット60はデータの評価を実行する。また、制御ユニット60は、画像センサ(特に、光学センサ50)に組み込むこともできる。
図4では、全ての例示的な実施形態のセンサシステム30が複数の光束44を発することができ、光束は結合されて検出範囲21を形成することが示されている。したがって、光モジュール40は、複数の光源41を備え、それぞれ自動車1の外側範囲に個々の光束44を発して、検出範囲21を形成する。この場合の利点は、個々の光源41の光強度は、実質的に低減することができ、その結果、光学センサ30のエネルギー消費量を低減することができるということである。
図15に、センサシステム30が概略的に示されている。センサシステム30は、図1、図16、および残りの例示的な実施形態では、ユーザが自動車1に接近した時の検出範囲21および/または作動範囲22内でユーザ10を検出するために距離変化のチェックを実行することができる。光モジュール40は、作動範囲22の方向に不可視光を発し、その光が光モジュール40を出て光学センサ50によって受光されるのに時間tがかかる。ユーザ10が作動範囲22に接近すると(図15bに示されている)、光44は光束40から光学センサ50に到達するのに時間tがかかる。したがって、本発明の方法は、ユーザ10が自動車1に接近しているという有益な情報を受け取る。有利には、距離チェックは、特に、ユーザ10が近方ゾーン23に位置する場合にのみ行われる。したがって、組立体モジュールの動作時のエネルギー消費量を低く抑えることができる。全ての例示的な実施形態によれば、センサシステム30は、検出範囲21および作動範囲22の画像を受像することができる。画像は、有利には、画像は、パルス状画像および非パルス状画像であり、パルス状画像は、センサシステム30の放射パルス光44の反射によって作成され、非パルス状画像は、検出範囲21および作動範囲22の光によって作成される。パルス光を使用することで、計算によって周囲から干渉光を効果的に除去することができ、その結果、検出範囲21および作動範囲22の信頼性の高い監視を実行することができる。
検出範囲21および作動範囲22のチェックの間に、パルス状画像が非パルス状画像と比較され、上記距離変化のチェックが実行される間に、パルス状画像が非パルス状画像と比較される。本発明の組立体モジュール20のエネルギー消費量をできる限り少なくするために、図14に示されるように、センサシステム30を休止モード31と動作モード32との間で切り替えることができる。図11では、センサ50は、光源41と隣接して配置された状態で概略的に示されている。表示要素43は、光モジュール40に組み込むことができる。同様に、表示要素43を光モジュール40から離間して配置することが考えられる。センサ50は、格子状の画素を備える。図12は、光学センサ50の休止モード31を示しており、この場合、画素の半分のみが評価される。図9は、動作モード32を示しており、この場合、4画素のみがチェックされ、評価され、これが作動範囲22に相当する。残りの画素は、評価されなかった画素である。図8および図9において白色で示されている画素は、評価されないので、組立体モジュール20の動作時にエネルギーを節約することができる。
図10は、時間tsの経過に伴う光強度Iのプロット表示を含む。図示されているように、画像61は、センサ50を利用して時間tの経過ごとに記録され、図10では、いずれも画像61に必要な時間が示されている。これは、検出画像64または比較画像63とすることができる。検出画像64は、光モジュール40の光パルス62によって記録されている。この場合、画像61を生成するために複数の光パルス62が必要である。光パルス62は、光モジュール40から所定のパルス周波数で発せられる。この場合、休止モード31におけるパルス周波数は、動作モード32におけるパルス周波数より低いと言える。同様に、時間tによって得られる画像周波数は、休止モード31では、動作モード32の時より低いと言える。センサ50によって受像された画像61の光パルス62の光は、画像61を作成するために積分または加算合成される。距離測定を実行するために、光学センサシステム30は、光パルス62が画像61を生成する時間間隔tzを事前に設定する。ユーザ10の光学センサ50までの距離は、時間間隔tzにおける光パルス62の強度に応じて決定される。比較画像63では、画像61は、光モジュール40の光パルス62が画像センサ50に到達しない状態で記録される。このためには、光モジュール40は全く光を発しない。図10の光のパルスは、例えば、特に、計算によって干渉光を除去するために、図1および全ての例示的な実施形態に適用可能である。
全ての例示的な実施形態によれば、作動範囲22は地面15に位置することができる。同様に、作動範囲21は、地面15まで一定の距離に、センサシステム30の高さ(特に、標章80の高さ)に位置すると考えられる。作動範囲22は、適切な行動、ジェスチャによってこの作動範囲22に対処するために、ただ単にユーザ10の目に見えるものであればよい。例えば、作動範囲22は、ユーザ10のホログラムが生成されるように、例えば、自動車1および地面15から離間した光学センサシステム30がユーザによって作動される前にホログラムが自由に浮かび上がるように設定することができる。明らかに、本発明はさらに、図14に従って、方法工程130においてユーザ10が対応する行動を取った場合に、自動車上で信号(例えば、窓の開閉)を発生させることができるということを含む。
図8および図9では、光学センサシステム30は、図14に概略的に示されている異なる照明状態に切り替えることができる照明要素45を備える。方法工程100において検出範囲21を監視する間、照明要素45は停止され、したがって、参照番号150で示されるように全く光を発しない。方法工程110において認証チェックが肯定的であった場合、照明要素45は、図14には参照番号160で示されている第1照明状態を取る。この例示的な実施形態では、照明要素45において、ユーザ10が感知することができる連続光が生成される。次に、方法工程120が行われ、この間に、作動範囲22がセンサシステム30によってチェックされる。第1照明状態160は、ユーザ10に、手を標章80の近くに移すように、特に、標章80付近に位置する作動範囲22を作動させるように情報を提供する。このことがユーザ10によって実行された後、照明要素45は、第2照明状態170に変化し、第2照明状態170は、閃光信号によって表される。第2照明状態170は、ユーザ10に、手を作動範囲22から除去させるように情報を与える。その後、照明要素45は、同様に閃光信号である第3照明状態180に変化する。それぞれの光信号は、照明状態170からの短い光信号よりも長い時間アクティブ状態である。
方法工程140において、汚れもしくは不良の検出を行うことができ、制御ユニット160は、例えば、方法工程140の情報を受信する。例えば、方法工程140に従って、緊急作動部90が作動され、または動作準備状態に切り替えられ、その結果、方法工程130に従って、ユーザ10による緊急作動部90の手動作動により、車両1の動作信号を発生させることができることが考えられる。
図1の組立体モジュール20は、図5、図6、および図8に示されている後部範囲82、および図7に示されている自動車の側面範囲の両方に採用することができる。この場合、図14の方法工程は、図1〜図9、図15、および図16に示されている全ての例示的な実施形態に適用可能である。図9もまた、組立体モジュール20および/または図14の方法工程を含むことができる。さらに図8は、照明要素45が図1の表示要素43として動作するように発展させることができる。さらに、表示要素43および/または照明要素45によって、ナンバープレート7(図8)の照明を追加することができることが考えられる。図2および図3により、本発明の光学センサシステム30によって非常に大きな検出範囲21を監視することができることが概略的に非常に明らかになる。しかし、近方ゾーン23および作動範囲22は検出範囲21に比べて非常に小さいので、光学センサシステム30の動作はエネルギーを節約する形で行うことができる。光学センサシステム30は、休止モード31と動作モード32との間で切り替えることができ、工程110に従う認証チェックは、特にユーザ10が近方ゾーン23に位置する場合にのみ実行することができるというアイデアが、エネルギー節約に大きく寄与している。
図16および図17は、センサシステム30、70で具現された組立体モジュール20(特に、標章80)を示している。センサシステム30、70は、光学センサ50(特に、カメラ)を備えた光学センサシステムである。さらに、非光学式センサ70(この例示的な実施形態では、静電容量センサ)が配設される。本発明の範囲内の非光学式センサ70はさらに、近接センサもしくは触覚センサとすることができることは明らかである。センサ70は、検出範囲21を監視する。一方、光学センサ50は、作動範囲22を監視する。すでに上述した例示的な実施形態に関する説明によれば、まず、非光学式センサ70によって自動車1の外側に位置する検出範囲21の監視が行われる。ユーザ10の検出は、検出範囲21内で行われる。さらに、ユーザ10が携行しているID送信機13と自動車1との間での認証チェックを開始するための信号が発生する。その後、センサ50は、作動範囲22を監視し、作動範囲22内でのユーザの規定のジェスチャに従って、自動車1に動作信号が供給される。この例示的な実施形態では、規定の時間窓内でユーザ10が標章80の近くに存在し、特に、ユーザの身体の一部(例えば、手、肘)の範囲が静電容量センサ70の範囲内に位置決めされることが必要である。ユーザ10の規定の第1行動が正しい場合、認証チェックが行われる。認証チェックが肯定的であった場合、つまり、ユーザ10が認証されたID送信機13を有する場合、照明要素45は、第1照明状態に切り替えられる。標章80は、内部に光源47(特に、LED,OLEDなど)を有する。光源47と照明要素45との間に、光案内要素48が配置されるので、第1照明状態もしくは全ての他の照明状態で、照明要素45から光を確実に発することができ、この光はユーザの目にはっきりと見える。さらに、例えば、標章80内の回路基板46上に電子部品を配置することができる。図16および図17では、照明要素45は環状に設計されている。ユーザに標章80上に様々な照明状態を生成するため、代替の幾何学的形状が考えられるのは明らかである。
肯定的認証が行われると、光学センサ50による作動範囲22の監視が行われる。作動範囲22は、例えば、照明要素45のすぐ近くに位置することができる。例えば、自動車1への動作信号を発生させるために、照明要素45に軽く触れるもしくは接近することによって、ユーザ10の第2行動が定義されることが考えられる。第2行動は、例えば、ユーザの規定のジェスチャとすることができる。この場合、ユーザは規定の時間窓内で作動範囲22内もしくは作動範囲22上で関連ジェスチャを実行する必要があると考えられる。
さらに、標章80は、センサシステム30、70が原因の故障が生じた場合に自動車1への動作信号を発生させるための緊急作動部を備える。この緊急作動部90の機能は、実質的には、図1に関して説明した機能と一致する。図16および図1の標章80は、外側を向いたカバー83を備える。カバー83は、標章80内部の電子部品が見えないように形成される。しかし、カバー83は、作動範囲22および検出範囲21を確実に監視することができる特性を有する。特に、光学センサ50の範囲では、カバー83は、光学センサ50が確実に作動範囲22を監視することができるように一方向で透明に形成される。図16および図17の例示的な実施形態の別の機能では、光学センサ50(特に、カメラ)は、自動車の走行中でも後部範囲を監視することができることが考えられる。同様に、別の代替形態では、明示されていないが、標章は、自動車がバックする時に、図16では閉鎖位置から開放位置に、すなわち、図16では、ID送信機13の方向に外側範囲の右側に向かって移動できることが考えられる。したがって、光学センサ50(特に、カメラ)は、ユーザ10の駐車支援の機能を果たすために、対応する視野を確保できる。例えば、カメラは動かないままで、図16に示されている位置は変化しないと考えられる。同様に、標章80の回転位置では、バック駐車の時に、ユーザ10の最適な視空間を監視および記録することができるように、カメラも規定位置まで回転することが考えられる。光学センサ50は、例えば、LDPDもしくはCCDセンサとすることができる。
図18および図19は、組立体モジュール20(特に、標章80)の例示的な実施形態の別の方法シーケンスを示しており、該方法シーケンスは、検出範囲21の監視および作動範囲22の監視の両方を考慮したものである。この場合、標章80は、例えば、図16および図17に従って操作することができる。方法工程100において、まず、非光学式センサ70によって検出範囲21のチェックが行われる。ユーザ10の手もしくは肘が非光学式センサ70上にある場合、このことが前記センサ70によって検出される。図18では、一種のタイマー205として動作する計数ユニット205が設置される。タイマーは、規定の時間窓(特に、1秒〜3秒)で具現することができる。さらに方法工程210において、センサ70が、例えば、静電容量的にユーザを適切に検出する限り、方法工程210においてクエリが行われる。センサ70がデフォルトの時間窓内に検出範囲21内でユーザを検出できない場合、システムはスタート310に戻る。タイマー205がデフォルトの時間窓を超えて、方法工程210に従うチェックが肯定的であった場合、つまり、ユーザの第1行動がシステム全体の規定の行動と一致する場合、方法工程230において、自動車1および/または組立体モジュール20の制御電子装置が起動される。その前に、方法工程220において、タイマー205がそれに応じた時間窓を過ぎたこと、特に、例えば、1秒〜3秒の時間窓がすでに終了したことが検出されている。その後、方法工程240において、ID送信機のクエリが開始され、方法工程250において、ID送信機13と自動車1との間での認証チェックが実行される。ID送信機13が「正しいID送信機」でない場合、システムは再び方法工程310から開始する。しかし、認証チェックが肯定的であった場合、検出範囲21の監視が終了し、方法工程260において作動範囲22の監視が開始され、光学センサ50(特に、カメラまたはLDPDもしくはCCDチップ)が作動される。例えば、光学センサシステム30、70の照明要素45は、方法工程270において、第1照明状態になることが考えられる。例えば、照明要素45は、方法工程270において、ゆっくりと閃光すると考えられる。それと同時に、同様に計数ユニットとして機能する第2タイマー206が始動する。この係数ユニットもしくはタイマー206の時間窓は、例えば、同様に、1秒〜3秒とすることができる。方法工程280において、作動範囲22内で行われたユーザ10の正しいジェスチャおよび/または行動の程度がチェックされる。これが肯定的結果であった場合、方法工程300が行われ、この時に、照明要素が別の照明状態になる、例えば、照明要素がより速く閃光する、または連続光が発生する。その後、方法工程320において、トランクカバーが開放される。しかし、方法工程280において、ユーザのジェスチャが肯定的であると検出された場合、事前に自動車に動作信号が供給される。方法工程280に従うクエリが否定的であり、方法工程290の計数ユニットがまだ動作している(つまり、例えば、1秒〜3秒の時間窓がまだ終了していない)場合、方法工程280に従うクエリが行われる。方法工程290のタイマーがすでに終了しており、方法工程280でのクエリが否定的であった場合、システムはスタート310に戻る。
方法工程200を開始するのに必要な条件は、走行速度が時速3km以下である、または自動車が停止しており、動かない範囲でクエリが事前に行われるということである。この条件は、図18に従って検出範囲21および/または作動範囲22の監視を行うことができるように、最初に満たされなければならない。
図19は、図18に組み込むことができる別のバージョンの実施形態を示している。図19は、方法工程220から方法工程230に移行するために、規定の行動と一致しないユーザ10の一定数の行動が検出された場合に、少なくとも一定時間、検出範囲21に関する監視プロセスを中断および/またはブロックする保護クエリを含む。つまり、無意識のうちに、非光学式センサ70は検出範囲21内で複数回物体を検出するが、時間窓は、例えば、タイマー205による時間窓は決して終了していないということである。可能なバージョンの実施形態では、例えば、ユーザ10は、方法工程240および/または方法工程250に従う認証チェックが開始されるように、検出範囲21内で規定の第1行動を実行しなければならないことが考えられる。この場合、ユーザは、例えば、肘もしくは手をセンサ70に接近した状態を3秒間維持することが考えられる。しかし、認証されていないユーザが複数回センサ70に接近した場合、センサ70は単に、一瞬だけ対処し、この行動が複数回繰り返され、方法工程320において、少なくとも一定時間、検出範囲21もしくは作動範囲22のチェックが行われる。図19では、検出範囲21内もしくは非接触式センサ70上でユーザ10が10回対処しようと試みた後、ブロックが行われることが例として示されている。
例えば、非接触式センサ70は静電容量センサであり、ユーザ10の規定の行動によって、デフォルトの閾値に入ることが考えられる。この閾値に達しない場合、ユーザ10の正しい規定の行動も存在しない。これは、方法工程200および方法工程210に組み込むことができる。
1 自動車
2 トランクカバー(可動部分)
3 サイドドア、スライドドア(可動部分)
4 Bピラー
5 ドアハンドル
6 ハンドル細片
7 ナンバープレート
8 ドア施錠
10 ユーザ
11 足
12 手
13 ID送信機
14 アクセス制御システム
15 地面
20 組立体モジュール
21 検出範囲
22 作動範囲
23 近方ゾーン
24 遠方ゾーン
25 レセプタクル
30 光学センサシステム
31 休止モード
32 動作モード
40 光モジュール
41 光源
42 レンズ系
43 表示要素
44 光、光束、光円錐
45 照明要素
46 回路基板
47 光源、LED、OLED
48 光案内要素
50 光学センサ
51 レンズ系
60 制御ユニット
61 パルス状画像
62 光パルス
63 比較画像
64 検出画像
70 非光学式センサ
80 標章
81 フィールド
82 自動車後部
83 カバー
90 緊急作動部
91 作動手段、プッシュボタン、スイッチ
100 方法工程
110 方法工程
120 方法工程
130 方法工程
140 方法工程
150 照明状態
160 照明状態
170 照明状態
180 照明状態
200 方法工程
205 タイマー、計数ユニット
206 タイマー、計数ユニット
210 方法工程
220 方法工程
230 方法工程
240 方法工程
250 方法工程
260 方法工程
270 方法工程
280 方法工程
290 方法工程
300 方法工程
310 スタート
320 方法工程
330 方法工程

Claims (40)

  1. 自動車(1)用標章(80)であって、
    a)前記自動車(1)の外側に位置する検出範囲(21)を監視し、
    b)ユーザ(10)が前記検出範囲(21)内で検出された場合に、ID送信機(13)と前記自動車(1)との間での認証チェックの開始のための信号を発生させ、
    c)前記自動車(1)の外側に位置し、前記検出範囲(21)とは異なる作動範囲(22)を監視し、
    d)前記ユーザ(10)が前記作動範囲(22)内で検出された場合に、前記自動車(1)に動作信号を供給すること
    に適したセンサシステム(30、70)を備えた標章(80)。
  2. 前記センサシステム(30、70)は、前記b)に従う前記認証チェックが肯定的であった場合に、前記センサシステム(30、70)上に配置された照明要素(45)を第1照明状態(160)でスイッチオンすることに適していること
    を特徴とする、請求項1に記載の標章(80)。
  3. 前記センサシステム(30、70)は、前記自動車(1)の外側に位置し、前記検出範囲(21)とは異なる作動範囲(22)を監視することに適しており、前記照明要素(45)は、前記第1照明状態(160)とは異なる第2照明状態(170)である
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の標章(80)。
  4. 前記センサシステム(30)が光学センサシステム(30)として形成されるか、または前記センサシステム(30、70)が近接センサもしくは触覚センサもしくは静電容量センサ(70)を備えるか、の少なくとも1つであること
    を特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の標章(80)。
  5. 前記光学センサシステム(30)は、センサ(50)と、前記検出範囲(21)を形成するために光(44)を発することができる光モジュール(40)とを備え、前記センサ(50)は、前記検出範囲(21)および前記作動範囲(22)の少なくとも1つからの光を受光するように設計され、特に、前記検出範囲(21)は前記ユーザ(10)の目に見えないこと、および/または前記光モジュール(40)は、複数の光源(41)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の標章(80)。
  6. 前記光学センサシステム(30、70)は、前記検出範囲(21)を形成し、または前記検出範囲(21)を監視することの少なくとも1つのために、前記近接センサもしくは前記触覚センサもしくは前記静電容量センサ(70)を備えること
    を特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の標章(80)。
  7. 前記作動範囲(22)は、前記照明要素(45)の近くに、前記照明要素(45)に隣接して、または前記照明要素(45)から離間して位置し、特に、前記照明要素(45)は、環状または星形の少なくとも1つに設計されること
    を特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の標章(80)。
  8. 前記ユーザ(10)が前記作動範囲(22)内で検出された場合に、前記d)に従って、前記センサシステム(30)は、前記照明要素(45)を前記第1照明状態(160)および前記第2照明状態(170)とは異なる第3照明状態(180)に切り替えるのに適していることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の標章(80)。
  9. 前記作動範囲(22)を形成するために、表示要素(43)が配設され、特に、前記作動範囲(22)は、前記ユーザ(10)の目に見えることを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の標章(80)。
  10. 前記センサシステム(30)は、前記検出範囲(21)が少なくとも2つのゾーン(23、24)である、近方ゾーン(23)と遠方ゾーン(24)とに分割され、前記近方ゾーン(23)は、前記遠方ゾーン(24)より前記センサシステム(30)までの距離が短く、前記工程b)に従う前記ユーザ(10)の検出は、前記ユーザ(10)が前記近方ゾーン(23)に位置する場合にのみ行われることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の標章(80)。
  11. 前記光モジュール(40)または前記センサ(50)の少なくとも1つは、レンズ系(51)を備え、特に、前記レンズ系(51)がフィルタを備えるか、または前記センサシステム(30)が硬質レンズ系(51)を備えるかの少なくとも1つであること
    を特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の標章(80)。
  12. 前記標章(80)は、前記標章(80)を取り付けるために前記自動車(1)上に形成されたレセプタクル(25)内に配置されること、または前記標章(80)は、複数の独立したフィールド(81)を有し、前記フィールド(81)内に、前記光モジュール(40)、前記表示要素(43)、前記光学センサ(50)、前記照明要素(45)、前記静電容量センサ(70)、作動手段(91)を有する緊急作動部(90)のうちの少なくとも1つが個々に配置されること、の少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の標章(80)。
  13. 前記標章(80)もしくは前記レセプタクル(25)は、前記自動車後部(82)もしくは自動車側面に固定されるのに適しており、特に、前記標章(80)は可動であること
    を特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の標章(80)。
  14. 前記光学センサ(50)は、LDPDセンサもしくはカメラであることを特徴とする、請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の標章(80)。
  15. 前記センサシステム(30)は、前記検出範囲(21)が、少なくとも部分的に前記自動車(1)が停車している地面(15)より上に位置するように設計されることを特徴とする、請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の標章(80)。
  16. 前記動作信号は、前記自動車の可動部分(2、3)の解錠、施錠、開放もしくは閉鎖の少なくとも1つのための信号であり、特に、前記可動部分は、トランクカバー(2)またはサイドドア(3)もしくはスライドドアであることを特徴とする、請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載の標章(80)。
  17. 前記光モジュール(40)および前記表示要素(43)および/または前記照明要素(45)は、前記作動範囲(22)が前記検出範囲(21)よりも前記自動車(1)の近くに位置すること、特に、2つの作動範囲が形成されること
    を特徴とする、請求項1〜請求項16のいずれか一項に記載の標章(80)。
  18. センサシステム(30)を備える標章(80)によって自動車(1)への動作信号を発生させるために、請求項1〜請求項17のいずれか一項に記載の標章(80)を操作する方法であって、前記センサシステム(30)は、
    a)前記自動車(1)の外側に位置する検出範囲(21)を監視する工程と、
    b)ユーザ(10)が前記検出範囲(21)内で検出された場合に、ID送信機(13)と前記自動車(1)との間での認証チェックの開始のための信号を発生させる工程と、
    c)前記自動車(1)の外側に位置する作動範囲(22)であって、前記検出範囲(21)とは異なる作動範囲(22)を監視する工程と、
    d)前記ユーザ(10)が前記作動範囲(22)内で検出された場合に、前記自動車(1)に前記動作信号を供給する工程と
    を実行する、方法。
  19. 前記工程b)に従う肯定的認証の後、前記センサシステム(30)上に配置された照明要素(45)は第1照明状態(160)で操作されること
    を特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 前記工程c)に従って、前記照明要素(45)は、前記第1照明状態(160)とは異なる第2照明状態(170)で操作されること
    を特徴とする、請求項18または請求項19に記載の方法。
  21. 前記工程d)に従って、前記照明要素(45)は、前記第1照明状態(160)および前記第2照明状態(170)とは異なる第3照明状態(180)で操作され、特に、前記自動車(1)の可動部分(2、3)の開放動作が実行されること
    を特徴とする、請求項18〜請求項20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記検出範囲(21)は、少なくとも2つのゾーン(23、24)である、近方ゾーン(23)と遠方ゾーン(24)とに分割され、前記近方ゾーン(23)は、前記遠方ゾーン(24)より前記センサシステム(30)までの距離が短く、前記工程b)に従う前記ユーザ(10)の検出は、前記ユーザ(10)が前記近方ゾーン(23)に位置する場合にのみ行われること、特に、前記検出範囲(21)が連続的に監視されること、または前記工程b)が前記ユーザが前記近方ゾーン(23)に位置する場合に行われることの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項18〜請求項21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記工程c)または前記工程d)に従う前記ユーザ(10)の検出には、前記ユーザ(10)の規定のジェスチャまたは行動の少なくとも1つが必要であること
    を特徴とする、請求項18〜請求項22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記工程d)に従う前記動作信号の供給は、前記照明要素(45)が前記第1照明状態(160)または前記第2照明状態(170)で操作されること、特に、前記工程c)の間、前記第1照明状態(160)または前記第2照明状態(170)の少なくとも1つは、規定時間でのみ操作されることを特徴とする、請求項18〜請求項23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記工程c)は、規定の時間窓内で行われ、特に、前記ユーザ(10)のジェスチャまたは行動が全く行われなかった場合、前記工程d)は実行されないことを特徴とする、請求項18〜請求項24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記センサシステム(30)は、前記ユーザ(10)の目に見えない範囲の光を発すること、特に、前記センサシステム(30)は、パルス光を発することを特徴とする、請求項18〜請求項25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記ユーザ(10)のために前記作動範囲(22)を形成するために、前記工程c)の間に可視範囲の光を発する表示要素(43)が配設され、特に、前記作動範囲(22)は、前記検出範囲(21)内にあること
    を特徴とする、請求項18〜請求項26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記センサシステム(30)は、前記検出範囲(21)または前記作動範囲(22)の少なくとも1つからの光(44)を受光するセンサ(50)を備え、前記センサシステム(30)は、前記センサ(50)のデータを評価する制御ユニット(60)を備えることを特徴とする、請求項18〜請求項27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記センサシステム(30)は、透過領域が形成されるように光(44)を発する光モジュール(40)を備え、前記センサ(50)は、前記透過領域と少なくとも部分的に重なる受信範囲を含み、重なり範囲が前記検出範囲(21)を形成することを特徴とする、請求項18〜請求項28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記センサシステム(30)は、結合して前記検出範囲(21)を形成する複数の光束(44)、特に、光円錐(44)を発することを特徴とする、請求項18〜請求項29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記センサシステム(30)は、前記ユーザが前記自動車(1)に接近した時の前記検出範囲(21)または前記作動範囲(22)の少なくとも1つの内で前記ユーザを検出するために、距離変化のチェックを実行すること、特に、前記センサシステム(30)は、特に、前記ユーザ(10)が前記近方ゾーン(23)に位置する場合にのみ距離変化のチェックを実行することを特徴とする、請求項18〜請求項30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記センサシステム(30)は、前記検出範囲(21)または前記作動範囲(22)の少なくとも1つの画像を受像または記録の少なくとも1つをし、前記画像は、パルス状画像および非パルス状画像であり、前記パルス状画像は、前記センサシステム(30)の放射パルス光の反射によって作成され、前記非パルス状画像は、前記検出範囲(21)または前記作動範囲(22)の少なくとも1つの光によって作成されること、特に、距離変化のチェックのために、前記パルス状画像は前記非パルス状画像と比較されること
    を特徴とする、請求項18〜請求項31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記センサシステム(30)は、休止モード(31)と動作モード(32)との間で切り替えることができ、前記休止モード(31)の前記センサシステム(30)は、前記ユーザ(10)が前記近方ゾーン(23)に到達すると切り替えられること、特に、前記休止モード(31)の放射光(44)のパルス周波数は、前記動作モード(32)の場合より低いことを特徴とする、請求項18〜請求項32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 各々の画像は、規定の総画素数で構成され、前記検出範囲(21)または前記作動範囲(22)の少なくとも1つをチェックするのに、可能な総画素数より小さい画素数のみがチェックされることを特徴とする、請求項18〜請求項33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記工程b)の間、前記ID送信機(13)は、前記自動車(1)のアクセス制御システム(14)に認証コードを送信し、前記アクセス制御システム(14)は、前記認証コードを記憶されているコードと比較し、一致した場合に、解錠信号を発生させること
    を特徴とする、請求項18〜請求項34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記工程d)は、前記ユーザもしくは前記ユーザ(10)の身体の一部(11、12)の規定の動きが前記作動範囲(22)内又は前記作動範囲上で検出された場合にのみ行われること、特に、前記身体の一部(11、12)は、前記ユーザ(10)の足(11)もしくは手(12)であることを特徴とする、請求項18〜請求項35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記作動範囲(22)は、前記地面(15)および前記センサシステム(30)まで一定の距離に位置し、特に、前記作動範囲(22)は、前記センサシステム(30)に対してほぼ同じ高さに位置することを特徴とする、請求項18〜請求項36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記センサシステム(30、70)は、光学センサ(50)と非光学式センサ(70)とを備える少なくとも部分的に光学センサシステム(30)であり、前記非光学式センサ(70)は、近接センサもしくは触覚センサもしくは静電容量センサ(70)であり、特に、前記非光学式センサ(70)は前記検出範囲(21)を監視し、前記光学センサ(50)は前記作動範囲(22)を監視することを特徴とする、請求項18〜請求項37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記工程b)は、特に、前記非光学式センサ(70)が前記ユーザ(10)の規定の第1行動を検出した場合にのみ開始され、特に、前記光学センサ(50)は、前記工程c)に従って前記作動範囲(22)を監視するために作動され、前記ユーザ(10)の第2行動が行われた場合にのみ、前記工程b)に従って前記動作信号が供給されることを特徴とする、請求項18〜請求項38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記工程c)を実行するために、前記規定の行動と一致しない一定数の第1行動が検出された場合に、少なくとも一定時間、前記工程a)を中断するかまたはブロックするかの少なくとも1つをする保護クエリが組み込まれることを特徴とする、請求項18〜請求項39のいずれか一項に記載の方法。
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