JP6628045B2 - 画像読取装置及び核画像読取装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、複合機等に搭載される画像読取装置として、原稿の画像を読み取るために複数の原稿をコンタクトガラス上の所定位置に順次送り込む原稿自動送り装置(Automatic Document Feeder)を備えたものが知られている。
このような画像読取装置においては、原稿押さえを閉じたままで原稿自動送り装置によってコンタクトガラス上に原稿を自動的に搬送して画像読取りを行うシートスルー方式と、コンタクトガラス上の原稿を1枚ずつ取り替えて画像読取りを行うシート固定方式との二種類の読み取り方式がある。前者のシートスルー方式では、画像読取装置内の画像読取りユニットが移動することなく所定の画像読取位置に保持されたまま原稿の読取動作が行われ、後者のシート固定方式では、画像読取りユニットが移動しながら原稿画像の読取り動作が行われる。
コンタクトガラスはスキャナハウジングの上面に装着され、画像読取りユニットは該ハウジング内に収容されている。画像読取りユニットは、コンタクトイメージセンサーとそれを保持するキャリッジとを有している。コンタクトイメージセンサーは、センサーケースと、センサーケース内に収容されて主走査方向に並ぶ複数の受光素子(CMOS)と、該複数の受光素子が実装されたセンサー基板とを有している。
キャリッジはモーター等の駆動手段により副走査方向に駆動される。コンタクトイメージセンサーは、キャリッジに搭載された付勢バネにより常時、上側(コンタクトガラス側)に付勢されている。コンタクトイメージセンサーの主走査方向の両端部には、コンタクトガラスの下面に当接する当接部が設けられている。当接部は、例えば球面状に形成されていてコンタクトガラスの下面に当接することでコンタクトイメージセンサーとコンタクガラスとの距離を一定に保っている。
特開2012-248976号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す画像読取装置では、シートスルー方式により画像読取りを行う際に、コンタクトガラスの上面に原稿が擦れて静電気が蓄積されるという問題がある。コンタクトガラスに静電気が蓄積すると原稿の搬送抵抗が大きくなって搬送不良を起こしたり、蓄積された電荷が放電してコンタクトイメージセンサーを破損したりす
るという問題が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートスルー方式により画像読取りを行う際に、コンタクトガラスの上面に原稿が擦れてコンタクトガラスに静電気が蓄積するのを抑制することにある。
本発明に係る画像読取装置は、コンタクトガラスの上面の所定読取り位置に原稿を連続的に搬送する原稿自動送り装置と、主走査方向の両端部にコンタクトガラスの下面と当接する当接部を有し、内部に原稿画像を読取るため光学素子と該光学素子が実装されたセンサー基板とを有するコンタクトイメージセンサーと、上記コンタクトイメージセンサーを保持して副走査方向に移動可能なキャリッジと上記センサー基板に接続さた固定部材に接続されたケーブルとを備えている。
そして、上記コンタクトイメージセンサーは、上記当接部と上記センサー基板とを接続する導電性の接続部をさらに有し、上記当接部は、導電性を有していて、上記接続部及び上記センサー基板を介して上記フレキシブルケーブルのグランド線に接続されている。
本発明によれば、シートスルー方式により画像読取りを行う際に、コンタクトガラスの上面に原稿が擦れてコンタクトガラスに静電気が蓄積するのを抑制することができる。
図1は、実施形態における画像読取装置を備えた画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、実施形態における画像読取装置のスキャナハウジングを示す斜視図である。 図3は、画像読取装置における自動読取り用ガラスの周辺部分を拡大して示す前側から見た側面図である。 図4は、図3のIV-IV線断面図である。 図5は、CISセンサーを上側から見た平面図である。 図6は、制御部により実行される除電制御処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態における画像読取装置1を搭載した画像形成装置X(本実施形態では複写機)を示している。画像読取装置1は、画像形成装置本体2の上側に設けられている。画像形成装置本体2は、画像読取装置1で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて用紙に画像を形成する。
画像形成装置本体2内には、用紙に画像を形成するための画像形成部3が収容されている。画像形成部3は、給紙カセット30、感光体ドラム31、帯電装置32、現像装置33、トナーコンテナ34、転写ローラー35、除電装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を有している。
そして、画像形成部3では、上記給紙カセット30から供給される用紙に以下の手順で画像が形成される。具体的には、先ず帯電装置32によって上記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、不図示のレーザースキャナーユニット(LSU)により上記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。そして、上記感光体ドラム31上の静電潜像は上記現像装置33によってトナー像として現像される。尚、現像装置33には、上記トナーコンテナ34からトナーが補給される。続いて、上記感光体ドラム31に形成されたトナー像は上記転写ローラー35によって用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、その用紙が上記定着ローラー37及び上記加圧ローラー38の間を通過する際に上記定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。尚、上記感光体ドラム31の電位は上記除電装置36で除電される。
画像読取装置1は、読取ユニット4を内部に収容するスキャナハウジング5と、スキャナハウジング5の上面を開閉可能に覆う原稿自動送り装置6とを有している。スキャナハウジング5は扁平状の矩形ケース体からなる。スキャナハウジング5の側壁面には操作パネル8が接続され、上壁面にはコンタクトガラス7が装着されている。以下の説明において、前側及び後側は、画像読取装置1の操作パネル側及びその反対側を意味し、左側及び右側は、画像読取装置1を前側から見たときの左側及び右側を意味する。
図2に示すように、コンタクトガラス7は、手置き原稿用ガラス7Aと自動読取り用ガラス7Bとからなる。自動読取り用ガラス7Bは、前後方向に長い矩形状のガラス板であって、スキャナハウジング5の上面の左側端部に設けられていている。手置き原稿用ガラス7Aは、左右方向に長い矩形板状のガラス板であって、自動読取り用ガラス7Bに隣接してその右側に設けられている。手置き原稿用ガラス7Aは、シート固定方式による原稿読取り時に使用され、自動読取り用ガラス7Bは、シートスルー方式による原稿読取時に使用される。
シート固定方式では、原稿Pを手置き原稿用ガラス7A上にセットした状態で原稿自動送り装置6を閉じることにより原稿Pを固定してその状態で読取ユニット4を左右方向(副走査方向)に一往復させることで当該原稿Pの画像を読み取る。一方、シートスルー方式では原稿自動送り装置6によって自動読取り用ガラス7B上の所定読取り位置Rに原稿Pを送り出しながら当該読取り位置Rの下側で読取ユニット4を静止させた状態で当該原稿Pの画像を読み取る。尚、図2中の符号9は、読取ユニット4を副走査方向に駆動する駆動機構であって、本実施形態ではプーリーと該プーリーにより回転駆動されるベルトとで構成されている。
原稿自動送り装置6(図1参照)は、原稿セット部61、複数の搬送ローラー62、ガイド板63、及び排紙部64などを備えた自動原稿送り装置である。複数の搬送ローラー62は、原稿セット部61から排紙部64に至るU字状の搬送経路に沿って配置されている。ガイド板63は、自動読取り用ガラス7Bの上面に対して原稿が通過できる程度の隙間を空けて配置されている。原稿自動送り装置6は、各搬送ローラー22をそれぞれ不図示のモーターで駆動させることにより、原稿セット部21にセットされた原稿Pをコンタクトガラス7上の読取り位置Rを経由して排紙部24に排出する。シートスルー方式による読取り動作では、読取り位置Rを通過する原稿Pの画像を読取ユニット4によって読取る。一方、シート固定方式の読取り動作では、原稿自動送り装置6は単に原稿押さえ部材とし機能する。
図1、図3及び図4に示すように、読取ユニット4は、コンタクトイメージセンサー(以下、CISセンサーという)41と、該CISセンサー41を保持するとともに上記駆
動機構9によって副走査方向に駆動されるキャリッジ42とを有している。
CISセンサー41は、上側に開放するとともに主走査方向に延びるセンサーケース43とを有している。センサーケース43内には、コンタクトガラス7上の原稿に向けて光を出射する光源44(図1にのみ示す)と、主走査方向に並ぶ複数の受光素子45(例えばCMOS)と、該複数の受光素子45が実装されたセンサー基板46と、受光素子45の上側に設けられたセルフォック(登録商標)レンズ47とが収容されている。
センサーケース43は、上側に開放するキャリッジ42内に収容されている。センサーケース43の下面とキャリッジ42の底壁部との間には付勢バネ50が設けられており、CISセンサー41はこの付勢バネ50によりコンタクトガラス7の下面に押圧されている。これにより、被写界深度が小さいCISセンサー41と原稿画像面との距離が一定に保たれるので、原稿画像を均一に読み取ることが可能である。
キャリッジ42の右側面にはコネクタ56(図3参照)が設けられている。コネクタ56は、キャリッジ42内において配線55を介してセンサー基板46に接続されている。センサー基板46には、受光素子45を制御する制御回路やグランド回路が実装されている。
コネクタ56にはFFC(フレキシブルフラットケーブル)57の一端が接続されている。FFC57の他端は、スキャナハウジング5の底壁部に固定された制御基板58(固定部材に相当。図1参照)に接続されている。FFC57は、センサー基板46に電力を供給するための電力線と、信号の通過経路となる信号線と、グランド線とを有している。このFFC57のグランド線は、配線55及びコネクタ56を介してセンサー基板46のグランド回路に接続されている。制御基板58は、画像形成装置本体2内に設けられた制御部100に接続されている。制御部100は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピューターからなり画像読取装置1を含む画像形成装置全体の動作を制御する。
図5に示すように、センサーケース43の上側は、前後方向に延びる矩形状の透明ガラス48により閉塞されている。透明ガラス48の主走査方向の両側には、コンタクトガラス7の下面に摺接する摺接部材49が設けられている。摺接部材49は、ネジ(図示省略)を用いてセンサーケース43の前後の側壁部の上端面に固定されている。
図3〜図5に示すように、摺接部材49は、コンタクトガラス7と平行に左右方向に延びてセンサーケース43の前後の壁部の上端面に固定された板状部49aと、板状部49aの上面に突設されてコンタクトガラス7の下面に当接する一対の当接部49bと、板状部49aの左右方向の中央部から垂下する垂下部49cとを有している。
摺接部材49を構成する板状部49a、当接部49b及び垂下部49cは導電性の樹脂材料により一体成形されている。尚、摺接部材49は、必ずしも樹脂材料である必要はなく例えば導電性を有する金属材料であってもよい。
一対の当接部49bは左右方向に間隔を空けて配置されている。各当接部49bは上側に凸となる半球面状をなしていてコンタクトガラス7の下面に点接触している。そうして、各当接部49bは、CISセンサー41とコンタクトガラス7との距離を一定距離に維持している。
垂下部49cは、板状部49aの下面における左右方向の中央部から下側に延びている。垂下部49cは主走査方向(前後方向)に垂直な板状部である。垂下部49cの下端部
の二つの角部は円弧状に面取りされている。垂下部49cは、センサーケース43の前側壁及び後側壁に形成された切欠部43aに上側から挿入されて嵌合している。これにより、センサーケース43内の密閉性が確保されている。垂下部49cの厚さ(前後方向の厚さ)は、センサーケース43の前側壁及び後側壁の厚さよりも大きい(図4及び図5参照)。そして、垂下部49cの下端面は、センサーケース43の内方側においてセンサー基板46のグランド回路(図3参照)に当接している。当接部49bは、板状部49a及び垂下部49cを介してセンサー基板46のグランド回路に接続されている。このグランド回路は上述のように配線55及びコネクタ56を介してフレキシブルケーブル57のグランド線に接続されている。この板状部49a及び垂下部49cが本発明の接続部を構成している。
このようにコンタクトガラス7に当接する当接部49bをフレキシブルケーブル57のグランド線に導通させることで、シートスルー方式の画像読取り時にコンタクトガラス7の上面に原稿Pが擦れることで蓄積した静電気をグランドに逃がすことができる。したがって、静電気の蓄積による原稿搬送不良やCISセンサー41の破損を防止することができる。
ここで、上記静電気は自動読取り用ガラス7Bにのみ蓄積するように思えるが、実際には静電気の一部が手置き原稿用ガラス7Aにも飛び移る。そこで、本実施形態では、キャリッジ42の移動制御を行うことにより手置き原稿用ガラス7Aに蓄積した静電気も除電するようにしている。
図6は、制御部100により実行される除電制御の内容を示すフローチャートである。
ステップS1では、画像読取装置1による画像読取処理を実行中であるか否かを判定し、この判定がNOである場合にはステップS3に進む一方、YESである場合にはステップS2に進む。
ステップS2では、現在実行中の画像読取処理を継続し、しかる後にリターンする。
ステップS1の判定がNOである場合に進むステップS3では、除電制御の実行条件(所定条件)を満たすか否かを判定し、この判定がNOである場合にはリターンする一方、YESである場合にはステップS4に進む。ここで、除電制御の実行条件とは、手置き原稿用ガラス7Aに蓄積された静電気が所定量以上となるような条件であって、本実施形態では原稿自動送り装置6による原稿Pの連続搬送枚数が所定枚数(例えば30枚)以上である場合とされている。尚、画像読取装置1を作動させずに長期間放置した場合にも、手置き原稿用ガラス7A上に静電気が所定量以上蓄積する場合があるため、上記実行条件を、原稿自動送り装置6による連続搬送枚数が所定枚数以上、又は画像読取装置1の電源停止期間が所定期間(例えば三日)以上としてもよい。
ステップS4では、静電気に対する耐性が低いCISセンサーの作動を予め停止する。
ステップS5では、キャリッジ42をホームポジション(読取り位置Rの直下)から副走査方向に一往復移動させ、しかる後にリターンする。ここで、固定シート方式による画像読取り時におけるキャリッジ42の折返し位置(本実施形態では手置き原稿用ガラス7Aよりもやや右側の位置)を第一折返し位置としたとき、本ステップS5におけるキャリッジ42の折返し位置(以下、第二折返し位置という)は第一折返し位置と同じ位置に設定されている。尚、手置き原稿用ガラス7Aのうち自動読取り用ガラス7Bに隣接する部分に静電気が蓄積し易い点を考慮して、本ステップS5の処理におけるキャリッジ42の折返し位置(第二折返し位置)を、手置き原稿用ガラス7Aの下側であって上記第一折返
し位置よりも左側(自動読取り用ガラス7B側)に設定するようにしてもよい。具体的には、キャリッジ42の第二折返し位置は、手置き原稿用ガラス7Aの左側端部(自動読取り用ガラス7B側の端部)の下側にあることが好ましい。
以上説明したように本実施形態では、CISセンサー41の摺接部材49に形成された当接部49bは導電性を有しており、当接部49bは、同じく導電性を有する板状部49a及び垂下部49c並びにセンサー基板46を介してフレキシブルケーブル57のグランド線に接続されている。したがって、自動読取り用ガラス7Bの上面と原稿Pとが擦れることにより自動読取り用ガラス7Bに蓄積した静電気をグランドに逃がすことができる。
また、上記垂下部49cは、板状部49aの下面から垂下してCISセンサー41の側壁部の一部(センサーケース43の側壁部の一部)を構成している。このように、垂下部49cをCISセンサー41の側壁部の一部として利用することで、CISセンサー41全体の重量増加を招くことなく自動読取り用ガラス7Bの除電を行うことができる。
また、板状部49a、当接部49b及び垂下部49cを一体成形することで部品点数を削減して製品コストを低減することができる。
また、制御部100は、除電制御の実行条件が成立したと判定した場合(ステップS3の判定がYESの場合)には、シート固定方式による画像読取り動作の実行要求がなくとも、キャリッジ42を所定のホームポジションと所定の折返し位置との間で一往復させる除電制御を実行する(ステップS5)。これにより、自動読取り用ガラス7Bから手置き原稿用ガラス7Aに飛び移った静電気をキャリッジ42に搭載されたCISセンサー41の当接部49bを通じてグランドに逃がすことができる。
しかも、制御部100は、この除電制御を実行する前にCISセンサー41の作動を停止するようにしているので、CISセンサー41が手置き原稿用ガラス7Aに蓄積した静電気により破損するのを回避することができる。
以上説明したように、本発明は、画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置について有用である。
P 原稿
R 読取り位置
X 画像形成装置
1 画像読取装置
7 コンタクトガラス
7A 手置き原稿用ガラス
7B 自動読取り用ガラス
41 CISセンサー
42 キャリッジ
45 受光素子
46 センサー基板
49a 板状部
49b 当接部(接続部)
49c 垂下部(接続部)
57 フレキシブルケーブル
58 制御基板(固定部材)
100 制御部

Claims (6)

  1. 上面にコンタクトガラスを有する箱状のスキャナハウジングと、
    上記コンタクトガラスの上面の所定読取り位置に原稿を連続的に搬送する原稿自動送り装置と、
    上記スキャナハウジング内に収容され、主走査方向の両端部に上記コンタクトガラスの下面と当接する当接部を有し且つ内部に原稿画像を読取るため光学素子と該光学素子が実装されたセンサー基板とを有するコンタクトイメージセンサーと、
    上記コンタクトイメージセンサーを保持して副走査方向に移動可能なキャリッジと、
    上記スキャナハウジングの壁部に固定された制御基板と、
    一端部が上記センサー基板に接続され、他端部が上記制御基板に接続されたケーブルとを備えた画像読取装置であって、
    上記コンタクトイメージセンサーは、上記当接部と上記センサー基板とを接続する導電性の接続部をさらに有し、
    上記当接部は、導電性を有していて、上記接続部及び上記センサー基板を介して上記ケーブルのグランド線に接続されている、画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置において、
    上記当接部は、上記コンタクトガラスの下面と平行に延びる板状部の上面から突出して該コンタクトガラスの下面に当接する突部からなり、
    上記板状部の下面には、該下面から下側に延びて下端部が上記センサー基板に当接するとともに上記コンタクトイメージセンサーの側壁部の一部を構成する垂下部が形成され、
    上記接続部は、上記板状部及び上記垂下部により構成されている、画像読取装置。
  3. 請求項2記載の画像読取装置において、
    上記板状部と上記当接部と上記垂下部とは、導電性樹脂又は導電性の金属材料を用いて一体成形されている、画像読取装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    本画像読取装置は、上記原稿自動送り装置により上記所定読取り位置に連続的に原稿を給紙しながら該所定読取り位置の直下に位置するホームポジションに上記キャリッジを固定した状態で原稿画像を読み取るシートスルー方式と、上記コンタクトガラス上に原稿を固定した状態で上記キャリッジを上記ホームポジションと所定の第一折返し位置との間で副走査方向に移動させて原稿画像を読取るシート固定方式とを実行可能であり、
    上記コンタクトガラスは、上記シートスルー方式による画像読取り動作において使用する自動読取り用ガラスと、副走査方向において該自動読取り用ガラスに隣接して配置され
    、上記シート固定方式による画像読取り動作において使用する手置き原稿用ガラスとを有し、
    上記手置き原稿用ガラスに蓄積された静電気が所定量以上となる所定の除電実行条件が成立した場合に、上記キャリッジを上記ホームポジションと、所定の第二折返し位置との間で一往復させる除電制御を実行する制御を備え、
    上記所定の第二折返し位置は、上記所定の第一折返し位置と同じ位置か、又は上記手置き原稿用ガラスの下側であって上記所定の第一折返し位置よりも上記ホームポジションに近い側の位置である、画像読取装置。
  5. 請求項4記載の画像読取装置において、
    上記所定の除電実行条件とは、上記原稿自動送り装置による原稿の連続搬送枚数が所定枚数以上となる条件である、画像読取装置。
  6. 請求項4記載の画像読取装置において、
    上記所定の除電実行条件とは、上記原稿自動送り装置による原稿の連続搬送枚数が所定枚数以上であるか、又は本画像読取装置の電源停止期間が所定期間以上となる条件である、画像読取装置。
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