JP6627645B2 - 光伝送制御装置及び光信号波長決定方法 - Google Patents

光伝送制御装置及び光信号波長決定方法 Download PDF

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Description

本発明は、光伝送制御装置及び光信号波長決定方法に関する。
近年、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を用いるWDM光伝送システムが普及してきている。WDM光伝送システムは、波長が異なる複数の光信号を多重化して伝送する。WDM光伝送システムにおいて、伝送路上の各ノードに光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer)が設けられる。ROADMは、伝送路上のWDM信号から所望の波長の光信号を分岐し、WDM信号の空チャネルに光信号を挿入する。また、ROADMは、光信号を増幅するEDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier、希土類添加ファイバ増幅器)を含む。
WDM光伝送システムにおいては、伝送路及びROADMにおける損失を補償するために、各ノードに光アンプが設けられる。WDM信号に対する光利得及び光損失の波長特性は、WDM信号の波長配置に依存する。よって、WDM光伝送システムは、各波長チャネルの光パワーを調整する機能を備える。この機能は、例えば、各波長チャネルの光パワーを検出する光チャネルモニタ(OCM:Optical Channel Monitor)及び各波長チャネルの光パワーを調整する波長決定スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)により実現される。この場合、受信ノードに到着する光信号のパワーが光受信機の受信可能パワー範囲内に保持されるように、各波長チャネルの光パワーが制御される。
ここで、WDM信号の波長配置が変化したときは、一時的に、各波長チャネルの光パワーが大きく変動し、EDFAの利得リップル(波長に対する光利得の偏差)が発生することがある。そして、受信ノードに到着する光信号のパワーが光受信機の受信可能パワー範囲から外れ、光信号エラーが発生してしまう。この問題は、WDM信号の波長配置の変化に起因する光利得波長特性の変化が大きいときに発生する。
EDFAの利得リップルを引き起こす要因の1つは、スペクトルホールバーニング現象(Spectrum Hole Burning、以下SHBという)である。SHBは、光信号がEDFAを通過するときに生じる。具体的には、光信号がEDFAを通過するときに、光信号の波長及びその近傍の波長の利得が低下する。
つまり、WDM信号の波長配置の変化に伴って、SHBに起因する利得リップルの形状(利得の波長特性)が変化することで、各波長チャネルの光パワーが変動し、光パワーの変動の大きな波長チャネルでは、光信号エラーが発生してしまう。
そこで、特許文献1は、WDM信号の波長帯域を、信号波長数減少時においてSHBにより光パワーが変化する帯域及びその他の帯域に分割し、帯域毎に光パワーをモニタした結果に応じた各帯域の信号波長数に基づいてWDM信号の利得補正を行う技術を提案する。なお、非特許文献1及び非特許文献2には、EDFAのモデル化及びスペクトルホールバーニング現象について記載されている。
特許第4643645号公報
C. Randy Giles and Emmanuel Desurvire, Modeling Erbium-DopedFiber Amplifiers, Journal of Lightwave Technology, Vol.9, No.2. 271-283 (1991). Maxim Bolshtyansky, Spectral Hole Burning in Erbium-Doped Fiber Amplifiers, Journal of Lightwave Technology, Vol.21, No. 4. 1032-1038 (2003).
しかしながら、上記の技術では、例えば、光パワーのモニタ及び光パワーの利得調整に、数100ミリ〜数秒という時間を要する。このため、光パスの断線等による波長配置の変化に速やかに対応できず、波長配置変化に伴う光パワーの変化に起因する光信号エラーを低減できないという問題がある。
一つの側面としては、例えば、波長配置の変化に伴う光パワーの変化を抑制して光信号エラーを低減する光伝送制御装置及び光信号波長決定方法を提供することを目的とする。
一つの案では、例えば、光伝送制御装置は、光信号を多重化及び増幅して伝送する複数の光伝送装置及び各光伝送装置間を接続する波長多重伝送区間を含む光伝送システムを制御する。光伝送制御装置は、波長多重伝送区間のうち通信断絶する可能性がある候補の情報を収集する。光伝送制御装置は、収集した候補の情報から、光伝送装置間に設定され、同一の波長多重伝送区間を通過する光パスを分類する。すなわち、光伝送制御装置は、候補に該当する波長多重伝送区間が通信断絶した場合に停止する第1光パスと、候補に該当する波長多重伝送区間が通信断絶した場合であっても停止しない第2光パスとに分類する。光伝送制御装置は、分類した第1光パス及び第2光パスの各増幅利得波長特性の差が所定量以下となるよう第1光パスの第1波長群及び第2光パスの第2波長群の各波長を決定する。
一つの側面として、例えば、波長配置変化に伴う光パワーの変化を抑制して光信号エラーを低減できる。
図1Aは、光伝送システムにおいてWDM多重化した光信号がOMS断線により光パワー変化する態様の一例を説明するための図である。 図1Bは、光伝送システムにおいてWDM多重化した光信号がOMS断線により光パワー変化する態様の一例を説明するための図である。 図2Aは、光伝送システムにおいて波長配置の変化に伴う利得リップルの形状変化を抑制する波長配置の態様の一例を示す図である。 図2Bは、光伝送システムにおいて波長配置の変化に伴う利得リップルの形状変化を抑制する波長配置の態様の一例を示す図である。 図3は、実施例に係る光伝送システムの基本構成の一例を示す図である。 図4Aは、実施例に係る光伝送システムにおけるOMS断線発生時における停止パス及び残留パスを説明するための図である。 図4Bは、実施例に係る光伝送システムにおけるOMS断線発生時における停止パス及び残留パスを説明するための図である。 図5Aは、実施例に係る光伝送システムにおける光伝送制御装置が行う波長決定処理(パス新規追加)の一例を示すフローチャートである。 図5Bは、実施例に係る光伝送システムにおける光伝送制御装置が行う波長決定処理(パス波長変更)の一例を示すフローチャートである。 図6Aは、従来例に係る光伝送システムにおける定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図6Bは、従来例に係る光伝送システムにおける残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図6Cは、従来例に係る光伝送システムにおける停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図6Dは、従来例に係る光伝送システムにおける残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図7Aは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図7Bは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図7Cは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図7Dは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図8Aは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図8Bは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図8Cは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図8Dは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図9Aは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図9Bは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図9Cは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図9Dは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図10Aは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図10Bは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図10Cは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図10Dは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図11Aは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図11Bは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図11Cは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図11Dは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図12Aは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図12Bは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図12Cは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図12Dは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図13Aは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図13Bは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図13Cは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図13Dは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。 図14Aは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図14Bは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図14Cは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。 図14Dは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して実施例に係る光伝送制御装置及び光信号波長決定方法について説明する。なお、以下の実施例は開示技術を限定するものではない。また、実施例及びその他の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせてもよい。また、以下の実施例の説明では、開示技術と関連する構成のみ説明し、その他の構成の説明を省略する場合がある。また、以下の実施例の説明では、既出の同一又は類似の構成もしくは処理について後出の説明を省略する。
(スペクトルホールバーニング現象に起因する利得リップル及びその形状変化)
実施例の説明に先立ち、光伝送システムにおけるスペクトルホールバーニング現象(Spectrum Hole Burning、以下、SHBという)に起因する利得リップル及び波長配置の変化に伴う利得リップルの形状変化について説明する。以下の説明では、88個の波長チャネル(ch1〜ch88)がWDM(Wavelength Division Multiplexing)信号に多重化され得るものとする。
図1A及び図1Bは、光伝送システムにおいてWDM多重化した光信号がOMS断線により光パワー変化する態様の一例を説明するための図である。図1Aに示すように、WDM信号を伝送する光伝送システムの各ノードは、EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier、希土類添加ファイバ増幅器)を含むROADM(Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer)ノードである。光伝送システムにおいて、始点及び終点間の各ROADMノード及び各ROADMノード間を接続する光ファイバの伝送路を含む通信経路を光パスという。また、図1Aに示すように、伝送路で接続された隣接するROADMノード間を、OMS(Optical Multiplex Section、波長多重伝送区間)という。
図1Aでは、OMS{11}、{1}〜{5}及びROADMノード{C}〜{G}を経由するROADMノード{A}〜{H}間において、光パスPath{2}〜{85}がOMS{11}、{1}〜{7}及びROADMノード{C}〜{H}を共有する。光パスPath{2}〜{85}の各波長は、λ2〜λ85である。
また、図1Aでは、OMS{12}、{1}〜{5}及びROADMノード{C}〜{G}を経由するROADMノード{B}〜{H}間において、光パスPath{1}、{86}〜{88}がOMS{12}、{1}〜{5}を共有する。また、光パスPath{1}、{86}〜{88}は、ROADMノード{C}〜{H}も共有する。光パスPath{1}、{86}〜{88}の各波長は、λ1、λ86、λ87、λ88である。
そして、光パスPath{2}〜{85}と、光パスPath{1}、{86}〜{88}は、ROADMノード{C}で合流及び分岐し、OMS{1}〜{5}及びROADMノード{C}〜{H}を共有する。
SHBは、光信号がEDFAを通過するときに生じる。具体的には、光伝送システムにおいて、光信号がEDFAを通過するときに、光信号の波長及びその近傍の波長の利得が低下する。EDFAにおけるSHBは、近似簡易化モデルとして、下記(1)式で表現できる。
Figure 0006627645
上記(1)式において、λは波長、ch(k)(k=1〜88)は単一波長の光信号、Sallocated total(λ)はSHBによる利得リップル、Wch(k)は加重平均の重みを表す。すなわち、上記(1)式によれば、多波長でのSHBによる利得リップルは、単一波長でのSHBによる利得リップルの加重平均である。
そして、WDM信号の波長配置の変化に伴う利得リップルの形状(利得の波長特性)の変化(形状差)Gain Offsetは、下記(2)式で表現できる。なお、詳しくは後述するが、WDM信号の波長配置の変化は、多重化された全ての光信号である定常光のうち、後述のOMSの伝送路断線等を要因として停止する光信号である停止光が停止することにより、停止しない残留光のみが残留することをいう。
Figure 0006627645
上記(2)式において、Sremain(λ)は残留光の利得リップルの形状、Sremain,drop(λ)は定常光(残留光及び停止光の両方)の利得リップルの形状を表す。
WDM信号の波長配置の変化に起因するEDFAの利得の変化は、各ROADMノードにおいて発生する。そして、WDM信号が複数のROADMノードを経由して伝送される場合(すなわち、WDM信号の光パスが複数のOMSを含んで構成される場合)、各ROADMノードで発生する利得変動が累積する。この結果、WDM信号の波長配置が変化した直後には、複数の各ROADMノードを経由したWDM信号中に残る光信号のパワーは大きく変動する。
例えば、図1Bに示すように、図1Aに示すOMS{11}が断線した場合に、λ2〜λ85の波長の光信号が停止光となり、λ1、λ86〜λ88の波長の光信号が残留光となる。すると、例えば、λ1の波長の光信号の光パワーが低下し、受信側のROADMノードに接続される受信機の受信可能な光パワー範囲から外れてしまう場合がある。
そこで、上記(2)式のように、波長配置の変化の際に光パワーの変化をもたらすのは、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」と、「残留光に由来のSHBによる利得リップル」であることに着目する。すなわち、上記(2)式は、「定常光に由来のSHBによる利得リップル」及び「残留光に由来のSHBによる利得リップル」の2つの形状(波長特性)の差を小さくできれば、波長配置の変化前後で、利得リップルの形状変化を小さくできることを表す。すなわち、これら2つの形状(波長特性)の差を小さくすることで、光パワーの変化を抑圧できる。
図2A及び図2Bは、光伝送システムにおいて波長配置の変化に伴う利得リップルの形状変化を抑制する波長配置の態様の一例を示す図である。なお、図2AにおけるROAMノード、OMS、光パスは、図1Aと同様である。例えば、図2Aに示すように、光伝送システムにおける断線候補は、断線候補{1}=OMS{11}及び断線候補{2}=OMS{12}の2個がある。そして、例えばOMS{1}において、光パス{2}〜{85}は、断線候補{1}の場合に停止パスとなり、断線候補{2}の場合に残留パスとなる。また、例えばOMS{1}において、光パス{1}、{86}〜{88}は、断線候補{1}の場合に残留パスとなり、断線候補{2}の場合に停止パスとなる。
そして、例えば断線候補{1}の場合に、OMS{1}において、残留パスである光パス{1}、{86}〜{88}に対してそれぞれ波長を割当てると、残留光由来のSHBによる利得リップルの形状は、図2Bの上段の図に示す形状となる。同様に、例えば断線候補{1}の場合に、OMS{1}において、停止パスである光パス{2}〜{85}に対してそれぞれ波長を割当てると、停止光由来のSHBによる利得リップルの形状は、図2Bの下段の図に示す形状となる。
かかる場合に、残留光由来のSHBによる利得リップルの形状と、停止光由来のSHBによる利得リップルの形状との形状差が所定量以下となるように、各光パス{1}〜{88}に割当てる波長を適切に決定する。これにより、断線候補{1}の場合における波長配置の変化前後で、利得リップルの形状変化を小さくでき、光パワーの変化を抑圧できる。
また、断線候補{2}の場合も同様である。そして、断線候補が複数ある場合には、全ての断線候補について、残留光由来のSHBによる利得リップルの形状と、停止光由来のSHBによる利得リップルの形状との形状差が所定量以下となるように、各光パス{1}〜{88}に割当てる波長を適切に決定する。
なお、上記(2)式を、上記(1)式を用いて書き直すと、下記(3)式のようになる。すなわち、WDM信号の波長配置の変化に伴う利得リップルの形状(利得の波長特性)の変化(形状差)Gain Offsetは、次の2つの差を小さくすれば、低減できることを表す。ここでの2つの差とは、「残留光に由来のSHBによる利得リップル」及び「停止光に由来のSHBによる利得リップル」の形状(波長特性)」の差である。すなわち、これら2つの形状(波長特性)の差を小さくすることで、波長配置の変化前後とで、光パワーの変化を抑圧できる。
Figure 0006627645
また、上記(2)式を、上記(1)式を用いて書き直すと、下記(4)式のようになる。すなわち、WDM信号の波長配置の変化に伴う利得リップルの形状(利得の波長特性)の変化(形状差)Gain Offsetは、次の2つの差を小さくすれば、低減できることを表す。ここでの2つの差とは、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」及び「停止光に由来のSHBによる利得リップル」の形状(波長特性)」の差である。すなわち、これら2つの形状(波長特性)の差を小さくすることで、波長配置の変化前後とで、光パワーの変化を抑圧できる。
Figure 0006627645
なお、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」の3つのうちの2つが同じ形状の場合には、残りの1つの形状も同一となる。すなわち、これら3つの利得リップルの形状は同一になる。
(実施例に係る光伝送システムの基本構成)
図3は、実施例に係る光伝送システムの基本構成の一例を示す図である。図3に示すように、実施例に係る光伝送システム1は、光伝送制御装置100、ROADMノード200、Expressノード300、ILA(optical In-Line Amplifier equipment)ノード400を有する。図3では、複数のROADMノード200が隣接して接続されると共に、隣接するROADMノード200の間にExpressノード300及びILAノード400が配置される例を示す。光伝送システム1は、図3に示す接続を基本構成とし、複数のROADMノード200がメッシュ状、リング状等に配置されて形成される。
光伝送システム1において、始点及び終点間の各ROADMノード200及び各ROADMノード200間を接続する光ファイバの伝送路を含む通信経路を光パスという。また、図3に示すように、1つのROADMノード200の光信号分岐部20Aと、このROADMノード200と伝送路を介して隣接する他のROADMノード200の光信号挿入部20Bとの間を、OMSという。OMSは、Expressノード300やILAノード400を含んでもよい。また、OMSは、その区間内にEDFAを1つ以上含む。光伝送システム1において、始点及び終点のROADMノード200の組合せが異なる光パスが、OMSを共有する。
光伝送システム1では、1以上のOMSが例えばメッシュ状に接続され、光パスの始点及び終点を結ぶOMS接続経路の1つが、光パスの経路となる。一般的に、始点及び終点が様々である多数の光パスの各々について、その経路と波長を割当てて、その結果として、各OMSでは様々な波長配置状態を取り得る。なお、OMSの波長配置とは、光パスの経路及び波長割当てをいう。
あるOMS内の伝送路の断線の際は、断線したOMSを通過する光パスが、そのOMSより先では停止光となり、光パスの下流のOMSでは波長配置が変化する。すなわち、OMS断線、光パスの停止、下流OMSの波長配置の変化が、この順序で発生する。また、伝送路の断線箇所は必ずしも1つとは限らず、例えば上り/下りのファイバペアでは、上り及び下りの2つが同時に断線する場合もあり得る。1つのファイバ断線に対して、断線の箇所を通過する光パスは複数あり、各光パスの下流側として波長配置が変化するOMSは多数あり、OMS毎に停止光の波長配置も様々である。
光伝送制御装置100は、波長決定条件収集部11、波長決定部12を有する。波長決定条件収集部11は、波長が未割当ての光パスに対して波長を割当てる際に、光伝送システム1に含まれるOMS、OMSの断線候補、波長が割当て済みの光パス、波長を割当てる光パスに関する情報を収集し、リストアップする。波長が割当て済みの光パスは、光パスの端点(始点及び終点)が定義済み、光パスの運用時間(光パスの追加時刻及び削除時刻)が定義済み、端点を結ぶOMS接続経路が割当て済み、波長が割当て済みの光パスである。また、波長を割当てる光パスは、光パスの端点が定義済み、光パスの運用時間が定義済み、端点を結ぶOMS接続経路が割当て済み、波長が未割当ての光パスである。
波長決定部12は、波長決定条件収集部11によりリストアップされたOMS毎、断線候補毎、運用時間毎に、2つの利得リップルの形状差が小さくなるように、未割当の光パスの波長を決定する。ここで、「2つの利得リップル」とは、次の3つのうちのいずれか2つをいう。つまり、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」のうちのいずれか2つである。
また、波長決定条件収集部11は、波長が割当て済みの光パスに対して割当てる波長を変更する際に、光伝送システム1に含まれるOMS、OMSの断線候補、波長が割当て済みの光パスの情報を収集し、リストアップする。
そして、波長決定部12は、波長変更のために、波長が割当てられている光パスを削除し、新たな光パスを定義する。光パスを削除し、再定義することで、波長変更と共に光パスの経路変更を行うことができる。波長決定部12は、OMS毎、断線候補毎、運用時間毎に、前述と同様に、2つの利得リップルの形状差が小さくなるように、新たに定義した光パスに割当てる波長を決定する。
なお、SHBによる利得リップルを定量化する場合の見積もり方法は、上記(1)式を用いた計算による方法があるが、他の方法でもよい。計算される利得リップルの形状差が小さくなるように、各光パスの波長を選択するには、組合せ最適化手法を用いてもよいし、全組合せを探索してもよい。また、SHBによる利得リップルそのものは定量化せずに、結果として、2つの利得リップルの形状差が小さくなる方法でもよい。
なお、波長決定条件収集部11は、波長多重伝送区間のうち通信断絶する可能性がある候補の情報を収集する収集部の一例である。また、波長決定部12は、収集された候補の情報から、光伝送装置間に設定され、同一の波長多重伝送区間を通過する光パスを分類する分類部の一例である。分類部は、候補に該当する波長多重伝送区間が通信断絶した場合に停止する第1光パスと、候補に該当する波長多重伝送区間が通信断絶した場合であっても停止しない第2光パスとに分類する。また、波長決定部12は、分類された第1光パス及び第2光パスの各増幅利得波長特性の差が所定量以下となるように、第1光パスの第1波長群及び第2光パスの第2波長群の各波長を決定する波長決定部の一例である。
また、上記において、光パスの運用時間は、省略可能である。光パスに対して運用時間を定義した場合は、OMSの波長配置が時刻にも依存するとして、OMS及び断線候補と同様に運用時間を取り扱う。
ROADMノード200は、各ノードにおける光信号の分岐、挿入の機能を有する。例えば、ROADMノード200は、EDFA21A及び光信号の分岐機能を有するROADM Drop部22Aを含む光信号分岐部20A、光信号の挿入機能を有するROADM Add部22B及びEDFA21Bを含む光信号挿入部20Bを有する。
Expressノード300は、光信号の増幅、波長ブロック、パワー調整の機能を有する。例えば、Expressノード300は、EDFA21Cを含む増幅部20C、波長ブロック及びパワー調整の機能を有するWB(Wavelength Blocker)機能部22D及びEDFA21Dを含むパワー調整部20Dを有する。
ILAノード400は、光信号の増幅、中継の機能を有する。例えば、ILAノード400は、EDFA21Eを含む増幅部20Eを有する。
(実施例に係る停止パス及び残留パス)
図4A及び図4Bは、実施例に係る光伝送システムにおけるOMS断線発生時における停止パス及び残留パスを説明するための図である。例えば、図4Aに示す光伝送システム1Aでは、OMSの断線候補がOMS{11}の1個である。また、OMS{11}の断線が発生した場合、停止パスが9個(Path{11}〜Path{19})であり、残留パスが2個(Path{1}、Path{39})である。
そして、OMS{1}〜OMS{5}では、波長配置の変化が発生する。OMS{1}〜OMS{5}での波長配置は、9個の停止パスPath{11}〜Path{19}の波長からなる停止光及び2個の残留パスPath{1}、Path{39}の波長からなる残留光のうち、2個の残留パスのみの波長配置となる。
また、例えば、図4Bに示す光伝送システム1Bでは、メッシュ状の光伝送システムを想定する。光伝送システム1Bでは、OMSの断線候補がOMS{1}、{12}、{13}、{23}、{24}、{34}、{41}、{42}の8個である。光パスは、全部で39個あり、経路A〜Dの4通りの経路で分類される。また、OMSの波長配置が変化する組合せは12通りである。光パスは、Path{n}の番号nの時刻順で追加し、削除しないものとする。
ここで、図4Bに示す光伝送システム1Bに実施例を適用しない場合は、光パスの追加順(光パスの番号順)に応じて波長を波長順序で割り当てた際、OMS{23}の断線が発生すると、OMS{1}〜{5}では波長配置の変化が発生する。よって、従来例と同様に、Path{1}の光パワーの変化が大きい(後述の図6D、図14D参照)。
そこで、図4Bに示す光伝送システム1Bに実施例を適用した場合は、残留光及び停止光に着目し、残留光又は停止光の波長配置に由来のSHBによる利得リップルが、全て平坦となるよう、波長配置をもとに利得リップルを計算で見積もる。そして、平坦が得られるように、組合せ最適化手法を用いて各光パスの波長を選択する。さらに、光パスの追加工程の各々の時点で、平坦な利得リップルが得られるように、光パスの波長を選択する。
すなわち、OMS接続がメッシュ状に構成された光伝送システムにおいて、OMSのリスト、OMS断線候補のリスト、波長を割当て済みの光パスのリスト、波長が未割当で割当てる波長を決定したい光パスのリストに基づいて、未割当の光パスの波長を決定する。未割当の光パスの波長を決定の際には、OMS毎、断線候補毎、運用時間(光パスの追加時刻及び削除時刻)毎に、3つの利得リップルのうちのいずれか2つの利得リップルの形状差が小さくなるようにする。3つの利得リップルとは、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」である。
その結果、OMS{23}の伝送路ファイバ断線が発生した場合の、OMS{1}〜{5}におけるSHBによる利得リップルと残留パスの光パワーの変化は、後述の図14A〜図14Dに示すようになる。他のOMSの波長配置の変化の他の組合せについても同様である。
図4Bに示す光伝送システム1Bは、図4Aに示す光伝送システム1Aと比べて、光伝送システムの条件を複雑にしたものだが、光伝送システム1Aと同程度に、利得リップルは平坦であり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。つまり、実施例は、メッシュ状の光伝送システムに対しても効果が大きく、メッシュの複雑度が高くなったとしても、その効果は損なわれないことを示す。
(実施例に係る光波長決定処理(パス新規追加))
図5Aは、実施例に係る光伝送システムにおける光伝送制御装置が行う波長決定処理(パス新規追加)の一例を示すフローチャートである。光伝送制御装置100の波長決定条件収集部11は、光パスに波長を割り当てるための条件を収集し、リストアップする(ステップS11)。ここで、波長決定条件収集部11が収集する条件は、光伝送システム1のOMS、断線候補のOMS、波長が割当て済みの光パス、波長を割当てる光パスに関する情報である。波長を割当てる光パスは、光パスの各々に対して、光パスの端点(始点及び終点)が定義済み、光パスの運用時間(追加時刻及び削除時刻)が定義済み、始点及び終点を結ぶOMS接続経路が割当て済み、波長が未割当ての光パスである。
次に、光伝送制御装置100の波長決定部12は、OMS毎、断線候補毎、運用時間毎に、3つの利得リップルのうちのいずれか2つの利得リップルの形状差が小さくなるように、未割当ての光パスの波長を決定する(ステップS12)。3つの利得リップルとは、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」である。そして、波長決定部12は、波長を割当てた光パスの各波長を出力する。
(実施例に係る光波長決定処理(パス波長変更))
図5Bは、実施例に係る光伝送システムにおける光伝送制御装置が行う波長決定処理(パス波長変更)の一例を示すフローチャートである。光伝送制御装置100の波長決定条件収集部11は、光パスの波長を変更するための条件を収集し、リストアップする(ステップS21)。ここで、波長決定条件収集部11が収集する条件は、光伝送システム1のOMS、断線候補のOMS、運用中(波長が割当て済み)の光パスに関する情報である。運用中(波長が割当て済み)の光パスは、光パスの各々に対して、光パスの端点(始点及び終点)が定義済み、光パスの運用時間(追加時刻及び削除時刻)が定義済み、始点及び終点を結ぶOMS接続経路が割当て済み、波長が割当て済みの光パスである。
次に、光伝送制御装置100の波長決定部12は、波長変更のために削除する光パスを決定する(ステップS22)。削除する光パスは、始点及び終点を結ぶOMS接続経路が割当て済み、波長が割当て済みの光パスのなかから削除する光パスを決定する。次に、波長決定部12は、ステップS22で決定した光パスを削除する(ステップS23)。
次に、波長決定部12は、ステップS23で削除した光パスに代わる新たな光パスを定義する(ステップS24)。ここで、波長決定部12は、ステップS23で削除した光パスから経路変更を行わない場合には、削除前の光パスの端点、始点及び終点を結ぶOMS接続経路を再利用する。一方、波長決定部12は、ステップS23で削除した光パスから経路変更を行う場合には、光パスの端点、始点及び終点を結ぶOMS接続経路を新たに定義する。
次に、波長決定部12は、OMS毎、断線候補毎、運用時間毎に、3つの利得リップルのうちのいずれか2つの利得リップルの形状差が小さくなるように、新たな光パスの波長を決定する(ステップS25)。3つの利得リップルとは、「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」である。そして、波長決定部12は、一度削除した後に復帰する各々の光パスに対し、復帰後として割当てた波長を出力する。
(従来例と、実施例に係る各波長配置態様の利得リップルの比較)
図6A〜図14Dを参照して、従来例及び実施例の第1〜第8の波長配置態様における、定常光由来のSHBによる利得リップル、残留光由来のSHBによる利得リップル、停止光由来のSHBによる利得リップル、残留パスの光パワーの変化量を説明する。図6A〜図13Dは、図4Aに示す光伝送システム1Aの構成を前提とする。
<従来例>
図6Aは、従来例に係る光伝送システムにおける定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図6Bは、従来例に係る光伝送システムにおける残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図6Cは、従来例に係る光伝送システムにおける停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図6Dは、従来例に係る光伝送システムにおける残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。
実施例と比較するための従来例では、光パスの番号をそのまま波長順に割当てる。以下、λx(xは1〜88の自然数)は波長番号を示し、短波長側から順に約0.4nmの波長間隔(50GHz間隔)で付与するものとする。例えば、Path{1}:λ1=1528.77nm、Path{11}:λ11=1532.68nm、・・・、Path{19}:λ19=1535.82nm、Path{39}:λ39=1543.73nmである。図6A〜図6Dから分かるとおり、各利得リップル間の形状差が大きく、Path{1}の残留パスの光パワーの変化量が大きい。
<第1の波長配置態様>
第1の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、定常時には残留光と停止光とを近傍に連続的に配置する。例えば、Path{1}:λ10=1532.39nm、Path{11}:λ11=1532.68nm、・・・、Path{19}:λ19=1535.82nm、Path{39}:λ20=1536.22nmである。
図7Aは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図7Bは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図7Cは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図7Dは、実施例に係る光伝送システムの第1の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図7A〜図7Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、残留パスの波長が異なり、各利得リップル間の形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第2の波長配置態様>
第2の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、定常時には残留光と停止光の間に波長番号1つ分の波長間隔を空けて配置する。例えば、Path{1}:λ9=1531.90nm、Path{11}:λ11=1532.68nm、・・・、Path{19}:λ19=1535.82nm、Path{39}:λ21=1536.61nmである。
図8Aは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図8Bは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図8Cは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図8Dは、実施例に係る光伝送システムの第2の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図8A〜図8Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、残留パスの波長が異なり、各利得リップル間の形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第3の波長配置態様>
第3の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、残留光と停止光の近傍配置を複数として、残留光と停止光を連続的に配置する。配置例は、次のようになる。Path{1}:λ1=1528.77nm、Path{11}:λ2=1529.16nm・・・Path{15}:λ6=1530.72nm、Path{16}:λ35=1542.14nm・・・Path{19}:λ38=1543.33nm、Path{39}:λ39=1543.73nmである。
図9Aは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図9Bは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図9Cは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図9Dは、実施例に係る光伝送システムの第3の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図9A〜図9Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、停止パスの波長が異なり、各利得リップル間の形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第4の波長配置態様>
第4の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、残留光と停止光の近傍配置を複数として、残留光と停止光の間に波長番号1つ分の波長間隔を空けて配置する。配置例は、次のようになる。Path{1}:λ1=1528.77nm、Path{11}:λ3=1529.55nm・・・Path{15}:λ7=1531.12nm、Path{16}:λ34=1541.75nm・・・Path{19}:λ37=1542.94nm、Path{39}:λ39=1543.73nmである。
図10Aは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図10Bは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図10Cは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図10Dは、実施例に係る光伝送システムの第4の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図10A〜図10Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、停止パスの波長が異なり、各利得リップル間の形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第5の波長配置態様>
第5の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、残留光及び停止光に由来のSHBによる利得リップルが両方とも平坦になるよう、波長配置をもとに利得リップルを計算で見積もる。そして、平坦が得られるように、組合せ最適化手法を用いて各光パスの波長を選択する。例えば、Path{1}:λ44=1545.72nm、Path{11}〜Path{19}のそれぞれ:λ6、λ19、λ25、λ35、λ41、λ54、λ57、λ74、λ85、Path{39}:λ62=1552.93nmである。
図11Aは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図11Bは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図11Cは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図11Dは、実施例に係る光伝送システムの第5の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図11A〜図11Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、残留光及び停止光に由来のSHBによる利得リップルを平坦にしたことで、定常光に由来のSHBによる利得リップルも平坦となる。よって、利得リップルの形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第6の波長配置態様>
第6の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、定常光及び残留光のそれぞれからなる波長配置を等間隔に近くした場合である。例えば、Path{1}:λ31=1540.56nm、Path{11}〜Path{19}のそれぞれ:λ10、λ17、λ24、λ38、λ45、λ52、λ66、λ73、λ80、Path{39}:λ59=1551.72nmである。
図12Aは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図12Bは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図12Cは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図12Dは、実施例に係る光伝送システムの第6の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図12A〜図12Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、各利得リップルの形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第7の波長配置態様>
第7の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、残留光及び停止光のそれぞれからなる波長配置を等間隔に近くした場合である。例えば、Path{1}:λ30=1540.16nm、Path{11}〜Path{19}のそれぞれ:λ9、λ18、λ27、λ36、λ45、λ54、λ63、λ72、λ81、Path{39}:λ60=1552.12nmである。
図13Aは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図13Bは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図13Cは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図13Dは、実施例に係る光伝送システムの第7の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。図13A〜図13Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、各利得リップルの形状差が小さくなり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。
<第8の波長配置態様>
第8の波長配置態様は、図4Bに示すように、光伝送システム1Bの構成を前提とする。また、第8の波長配置態様は、OMS断線の候補が8個、光パスが全部で39個で経路A〜Dの4通りで分類可能、OMSの波長配置が変化する組合せが12通りであり、光パスはPath{n}の番号nで時刻順に追加し、削除しないことを前提とする。
第8の波長配置態様では、利得リップルの形状差を小さくする手段として、残留光又は停止光の波長配置に由来のSHBによる利得リップルが全て平坦となるよう、波長配置をもとに利得リップルを計算で見積もる。そして、平坦が得られるように、組合せ最適化手法を用いて各光パスの波長を選択する。さらに、光パスの追加工程の各々の時点で、平坦な利得リップルが得られるように、光パスの波長を選択する。例えば、Path{1}:λ39=1543.73nm、Path{11}〜Path{19}のそれぞれ:λ12、λ27、λ35、λ42、λ51、λ70、λ75、λ80、λ84、Path{39}:λ62=1552.93nmである。
図14Aは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における定常光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図14Bは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における残留光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図14Cは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における停止光由来のSHBによる利得リップルの一例を示す図である。図14Dは、実施例に係る光伝送システムの第8の波長配置態様における残留パスの光パワーの変化量の一例を示す図である。
図14A〜図14Dから分かるとおり、図6A〜図6Dの従来例と比べると、第5の波長配置態様と比較して、同程度に、利得リップルは平坦であり、残留パスの光パワーの変化を小さくできる。つまり、実施例は、光伝送システムのトポロジが複雑化しても、効果が低減しないことが分かる。
以上の実施例は、波長配置の変化(例えば伝送路を含むOMSの断線等)の候補をリストアップする。そして、波長配置の変化の候補各々の場合について、光パスを「残留パス」と「停止パス」とに区分する。そして、波長配置変化の各候補及び各OMSの波長配置を、「残留パスから成る波長配置」と「停止パスから成る波長配置」に区別する。そして、OMS内のEDFAのSHBによる利得リップルである「定常光(残留光及び停止光の両方)に由来のSHBによる利得リップル」に加え、「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」に分解する。そして、波長配置変化の各候補及び各OMSについて、これら3つの利得リップルのうちのいずれか2つに着目し、その形状差が小さくなるように、各光パスに割り当てる波長を選択する。3つの利得リップルは、「定常光に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」である。
よって、以上の実施例によれば、伝送路を含むOMSの断線等による波長配置変化に伴う、EDFAでのSHBによる利得リップルの変化に起因する光パワーの変化を抑制できる。そして、光パスを「残留パス」及び「停止パス」に分類する。そして、「定常光に由来のSHBによる利得リップル」「残留光に由来のSHBによる利得リップル」「停止光に由来のSHBによる利得リップル」のうちのいずれか2つの形状差を小さくする。これにより、波長配置の変化に伴う利得リップル変化量を小さくし、受信側のROADMノードに接続される受信機への入力光パワーの変化に伴う受信機での光信号の受信エラー発生を回避できる。
以上の実施例において図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散又は統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。又は、各装置で行われる各種処理機能は、MPU、MCU、ASIC、FPGA等のマイクロコンピュータ上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。ここで、MPUはMicro Processing Unitであり、MCUはMicro Controller Unitであり、ASICはApplication Specific Integrated Circuitであり、FPGAはField-Programmable Gate Arrayである。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロコンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
1、1A、1B 光伝送システム
100 光伝送制御装置
11 波長決定条件収集部
12 波長決定部
200 ROADMノード
20A 光信号分岐部
21A EDFA
22A ROADM Drop部
20B 光信号挿入部
21B EDFA
22B ROADM Add部
300 Expressノード
20C 増幅部
21C EDFA
20D パワー調整部
21D EDFA
22D WB機能部
400 ILAノード
20E 増幅部
21E EDFA

Claims (6)

  1. 光信号を多重化及び増幅して伝送する複数の光伝送装置及び各光伝送装置間を接続する波長多重伝送区間を含む光伝送システムを制御する光伝送制御装置であって、
    前記波長多重伝送区間のうち通信断絶する可能性がある候補の情報を収集する収集部と、
    前記収集部により収集された候補の情報から、前記光伝送装置間に設定され、同一の前記波長多重伝送区間を通過する光パスを、前記候補に該当する前記波長多重伝送区間が通信断絶した場合に停止する第1光パスと、前記候補に該当する前記波長多重伝送区間が通信断絶した場合であっても停止しない第2光パスとに分類する分類部と、
    前記分類部により分類された前記第1光パス及び前記第2光パスの各増幅利得波長特性の差が所定量以下となるように、前記第1光パスの第1波長群及び前記第2光パスの第2波長群の各波長を決定する波長決定部と
    を有することを特徴とする光伝送制御装置。
  2. 前記波長決定部は、前記第1光パス及び前記第2光パスの各光信号の各波長を、波長間隔が所定間隔以下となるように決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送制御装置。
  3. 前記波長決定部は、前記第1光パス及び前記第2光パスの各光信号の各波長を、波長間隔が所定間隔以下となる複数の波長群を形成するように決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送制御装置。
  4. 前記波長決定部は、前記第1光パス及び前記第2光パスの各波長の各増幅利得波長特性が第1の所定範囲内で一定となるように、前記第1光パスの第1波長群及び前記第2光パスの第2波長群の各波長を決定する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の光伝送制御装置。
  5. 前記波長決定部は、前記第1光パス及び前記第2光パスの各光信号の各波長を、波長間隔が第2の所定範囲内で一定間隔となるように決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光伝送制御装置。
  6. 光信号を多重化及び増幅して伝送する複数の光伝送装置及び各光伝送装置間を接続する波長多重伝送区間を含む光伝送システムを制御する光伝送制御装置が実行する光信号波長決定方法であって、
    前記波長多重伝送区間のうち通信断絶する可能性がある候補の情報を収集し、
    収集した候補の情報から、前記光伝送装置間に設定され、同一の前記波長多重伝送区間を通過する光パスを、前記候補に該当する前記波長多重伝送区間が通信断絶した場合に停止する第1光パスと、前記候補に該当する前記波長多重伝送区間が通信断絶した場合であっても停止しない第2光パスとに分類し、
    分類した前記第1光パス及び前記第2光パスの各増幅利得波長特性の差が所定量以下となるように、前記第1光パスの第1波長群及び前記第2光パスの第2波長群の各波長を決定する
    各処理を実行することを特徴とする光信号波長決定方法。
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