JP6626049B2 - 制御装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1の実施形態に係る制御装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態の制御装置は、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)を用いたシリアル通信において、通信データに含まれるビット誤りを検出し、検出したビット誤りを訂正する。
図1は、本実施形態の制御装置10の構成を示すブロック図である。図1のように、本実施形態の制御装置10は、ビット誤り検知部11、信号レベル検出部12、ビット誤り訂正部13、タイマ14、割り込み部15を備える。制御装置10の各構成要素は、図示しない制御部によって制御される。
次に、本実施形態の制御装置10が、通信データに発生するビット誤りを検出し、ビット誤りが発生したデータビットを特定する方法について具体的な例を挙げて説明する。以下においては、制御装置10が、スタートビット(L)、8ビットのデータビット、1ビットのパリティビット(偶数)、ストップビット(High)によって構成される信号を受信する例について説明する。なお、以下において、信号レベルは、High(ハイレベルとも呼ぶ)をH、Low(ローレベルとも呼ぶ)をLと記載する。
図6は、データを構成する3ビット分のビットパターンの波形に関して、その波形の読み取り値と割り込み回数とを対応させた判定テーブル130である。なお、図6の判定テーブル130は、3ビット分のビットパターンの波形に関して、ビット誤りがない場合(正常)と、2ビット目のデータビットにビット誤りがある場合とを比較するためのテーブルである。例えば、判定テーブル130は、制御装置10の内部の図示しない記憶手段に記憶させておけばよい。
次に、本実施形態の制御装置10の動作について図面を参照しながら説明する。
図8は、シリアル通信におけるデータ受信時の割り込み処理(受信割り込み処理)に関するフローチャートである。シリアル通信におけるデータ受信時の割り込み処理は、シリアル通信でデータを1バイト受信した際に割り込みが発生して実行される。図8のフローチャートに関しては、制御装置10を動作の主体として説明する。
図9は、エッジ検出割り込み処理に関するフローチャートである。エッジ検出割り込み処理は、受信信号(I/O入力信号)のレベル変化時に割り込みが発生して実行される。図9のフローチャートに関しては、制御装置10を動作の主体として説明する。
図10は、タイマ割り込み処理に関するフローチャートである。タイム割り込み処理は、1ビットの受信時間ごとに実行される。
次に、本発明の第2の実施形態に係る通信システムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態の通信システムは、シリアル通信によってデータを送信する送信装置と、第1の実施形態の制御装置10を含む受信装置とを備える。
ここで、本発明の実施形態に係る制御装置を実現するハードウェア構成について、図12のマイクロコンピュータ90を一例として挙げて説明する。なお、図12のマイクロコンピュータ90は、本発明の実施形態の制御装置の処理を実行するための構成例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
11 ビット誤り検知部
12 信号レベル検出部
13 ビット誤り訂正部
14 タイマ
15 割り込み部
20 通信システム
22 送信装置
21 受信装置
90 マイクロコンピュータ
91 プロセッサ
92 メモリ
93 UART
94 タイマ
95 コンバータ
96 汎用I/Oポート
210 制御部
211 UART機能部
212 IO信号機能部
213 タイマ機能部
214 割込機能部
220 制御部
221 UART機能部
Claims (10)
- シリアル通信の通信データに付加されたパリティビットに基づいて前記通信データにおけるビット誤りを検知するビット誤り検知手段と、
前記通信データの信号レベルを検出し、検出された前記信号レベルを出力する信号レベル検出手段と、
前記通信データの1ビット分のデータビットの転送時間ごとにタイマ割り込みを発生させるタイマと、
前記信号レベル検出手段によって検出された前記信号レベルの変化を検出してエッジ検出割り込みを発生する割り込み手段と、
前記ビット誤り検知手段によって前記通信データに前記ビット誤りが検出された際に、前記タイマ割り込みと前記エッジ検出割り込みとの関係に基づいて、少なくとも一つの前記データビットによって形成されるビットパターンに応じた論理処理によって前記通信データにおける誤りビットを特定し、特定した前記誤りビットを訂正するビット誤り訂正手段とを備える制御装置。 - 前記タイマは、
前記通信データを構成する1ビット分の前記データビットの前記転送時間ごとに前記タイマ割り込みを発生し、
前記割り込み手段は、
前記信号レベル検出手段によって前記信号レベルの切り替わりエッジが検出された際に前記エッジ検出割り込みを発生し、
前記ビット誤り訂正手段は、
前記ビット誤り検知手段によって前記ビット誤りが検知された際に、前記通信データを構成する前記データビットごとの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数に基づいて前記誤りビットを特定する請求項1に記載の制御装置。 - 前記ビット誤り訂正手段は、
前記ビット誤り検知手段によって前記ビット誤りが検知された際に、複数の前記データビットによって形成される前記ビットパターンの前記信号レベルの遷移と、前記ビットパターンを構成するいずれかの前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数に基づいて前記誤りビットを特定する請求項2に記載の制御装置。 - 前記ビット誤り訂正手段は、
複数の前記データビットによって形成される前記ビットパターンの前記信号レベルの遷移と、前記ビットパターンを構成するいずれかの前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数とを対応させた判定テーブルを参照して前記誤りビットを特定する請求項3に記載の制御装置。 - 前記ビット誤り訂正手段は、
2ビット分の前記データビットによって形成される前記ビットパターンに関して、
前記信号レベルが変化し、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が0回の場合と、
前記信号レベルが変化せず、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が1回の場合とにおいて、1ビット目の前記データビットに前記ビット誤りがあると特定し、前記ビット誤りがあると特定した1ビット目の前記データビットの信号レベルを訂正する請求項3または4に記載の制御装置。 - 前記ビット誤り訂正手段は、
3ビット分の前記データビットによって形成される前記ビットパターンの前記信号レベルが、
ローレベル、ローレベル、ローレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が2回の場合と、
ハイレベル、ローレベル、ローレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が1回の場合と、
ローレベル、ローレベル、ハイレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が2回の場合と、
ハイレベル、ローレベル、ハイレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が1回の場合と、
ハイレベル、ハイレベル、ハイレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が2回の場合と、
ローレベル、ハイレベル、ハイレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が1回の場合と、
ハイレベル、ハイレベル、ローレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が2回の場合と、
ローレベル、ハイレベル、ローレベルと遷移する際に、2ビット目の前記データビットの前記転送時間における前記エッジ検出割り込みの回数が1回の場合とにおいて、2ビット目の前記データビットに前記ビット誤りがあると特定し、前記ビット誤りがあると特定した2ビット目の前記データビットの信号レベルを訂正する請求項3または4に記載の制御装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御装置を含み、前記ビット誤り検知手段の機能をUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)回路によって実現し、前記信号レベル検出手段の機能を汎用入出力ポートによって実現し、シリアル通信経路を介して前記通信データを受信する第1の装置。
- 請求項7に記載の第1の装置と、
少なくとも前記UART回路を含み、前記シリアル通信経路を介して前記第1の装置に接続される第2の装置とを備える通信システム。 - シリアル通信の通信データに付加されたパリティビットに基づいて前記通信データにおけるビット誤りを検知し、
前記通信データの信号レベルを検出し、
前記通信データの1ビット分のデータビットの転送時間ごとにタイマ割り込みを発生させ、
前記信号レベルの変化を検出してエッジ検出割り込みを発生し、
前記ビット誤り検知手段によって前記通信データに前記ビット誤りが検出された際に、前記タイマ割り込みと前記エッジ検出割り込みとの関係に基づいて、少なくとも一つの前記データビットによって形成されるビットパターンに応じた論理処理によって前記通信データにおける誤りビットを特定し、
特定した前記誤りビットを訂正する制御方法。 - シリアル通信の通信データに付加されたパリティビットに基づいて前記通信データにおけるビット誤りを検知する処理と、
前記通信データの信号レベルを検出する処理と、
前記通信データの1ビット分のデータビットの転送時間ごとにタイマ割り込みを発生する処理と、
前記信号レベルの変化を検出してエッジ検出割り込みを発生する処理と、
前記ビット誤り検知手段によって前記通信データに前記ビット誤りが検出された際に、前記タイマ割り込みと前記エッジ検出割り込みとの関係に基づいて、少なくとも一つの前記データビットによって形成されるビットパターンに応じた論理処理によって前記通信データにおける誤りビットを特定する処理と、
特定した前記誤りビットを訂正する処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017142458A JP6626049B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | 制御装置、制御方法およびプログラム |
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JP2019024159A JP2019024159A (ja) | 2019-02-14 |
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