JP6623923B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置およびその画像読取装置を搭載した画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置に搭載される画像読取装置は、読取対象となる原稿が載せられる原稿読取ガラスが上部に組み込まれた筐体と、筐体の内部に配置される第1ミラーユニット、第2ミラーユニット、光学レンズおよび撮像素子と、を備えており、筐体の奥側上縁部に自動原稿搬送装置がヒンジ機構を介して連結されている(例えば、特許文献1参照)。
第1ミラーユニットと第2ミラーユニットとは、副走査方向に往復移動するように構成されている。また、第1ミラーユニットには、照明装置が取り付けられている。
自動原稿搬送装置はヒンジ機構によって、原稿読取ガラスを露出させる開放位置と原稿読取ガラスを覆う閉止位置との間で回動操作されるようになっている。さらに、自動原稿搬送装置の下面には、自動原稿搬送装置を閉止位置に回動させた際に、原稿読取ガラスに載せられた原稿に押圧される押圧板が装着されている。
図7に示すように、照明装置300は、主走査方向に延びるLED基板301と、LED基板301の上面301aに主走査方向に並んで装着された複数のLEDチップ302と、各LEDチップ302の発光部が通される開口部303aを有してLED基板301の上面301aに当接された基板用ブラケット303と、を備えている。
LED基板301は、主走査方向一端部に、図示しないLED給電用のケーブルが接続されるコネクタ304が設けられ、ねじ305によって基板用ブラケット303に固定されている。LED基板301の上側には図示しない導光体が配置されており、この導光体によってLEDチップ302からの光が拡散されて原稿読取ガラスに導かれるようになっている。
照明装置300は、基板用ブラケット303の主走査方向両端部が第1ミラーユニットの上部に固定され、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニットとの間に間隙が形成されており、LED基板301の下面がLEDチップ302の点灯時の排熱面になっている。
しかしながら、上述した従来の画像読取装置は、原稿の画像を読み取るのにあたり、自動原稿搬送装置を開放位置から閉止位置へ勢いよく回動させると、原稿読取ガラスに載せた原稿が押圧板で押圧されるときの衝撃により、照明装置300の主走査方向中間部分が下方へ瞬間的に撓むことがある。このため、LED基板301の下面301bにあるLEDチップ302の通電部が金属製の第1ミラーユニットに接触して短絡が生じるという問題があった。
これに加えて、上述した従来の画像読取装置は、LEDチップ302の発光時の熱を、排熱面であるLED基板301の下面301bから効率よく放出させることは考慮されておらず、このため、導光体が熱変形して画像読取装置としての光学特性が悪化するという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、照明装置の基板がミラーユニットに接触して短絡することがなく、導光体の熱変形を防ぐことができる画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明に係る画像読取装置は、原稿読取ガラスが上部に組み込まれた筐体と、前記筐体の内部に配置され、照明装置を副走査方向へ往復移動させるミラーユニットと、前記原稿読取ガラスに載せた原稿に押圧される押圧板と、を備えた画像読取装置であって、前記照明装置は、主走査方向に延びる基板と、前記基板の上面に主走査方向に並んで装着された複数の光源と、前記光源からの光を前記原稿読取ガラスに導く導光体と、前記基板の下面と前記ミラーユニットとの間に空隙が形成されるように前記ミラーユニットに前記基板を固定するブラケットと、を有し、前記基板の下面と前記ミラーユニットとの間に、前記基板の主走査方向全長にわたって延びる絶縁シートが配置され、前記絶縁シートは、前記ミラーユニットに固定される固定部と、前記固定部に連なって前記基板の下面に相対する非固定部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、照明装置の基板がミラーユニットに接触して短絡することがなく、導光体の熱変形を防ぐことができる画像読取装置および画像形成装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置が搭載された画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置が搭載された画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置のミラーユニットの要部を示す拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置における絶縁シートをミラーユニットの上側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の変形例におけるミラーユニットの要部を示す拡大図である。 画像読取装置に用いられる照明装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置1は、給紙部2、画像形成部3および画像読取部4を有する装置本体1Mと、装置本体1M上に配置された自動原稿搬送部(ADF)5とを備えている。画像読取部4および自動原稿搬送部5は、画像読取装置6を構成している。
給紙部2は、それぞれカットシート状の転写紙Pを積層状態で収納可能な複数段の給紙カセット21A,21B,21Cを有している。各給紙カセット21A,21B,21Cには、例えば複数のシートサイズから予め選択されたシートサイズの転写紙P(例えば白紙)が、縦または横の給紙方向に向けて収容されるようになっている。
給紙部2は、給紙カセット21A,21B,21Cに収納された転写紙Pをそれぞれの最上層側から順次ピックアップして分離給紙する給紙装置22A,22B,22Cを有している。給紙部2には、さらに、各種ローラ23等が設けられており、これらによって、各給紙装置22A,22B,22Cから給紙された転写紙Pを画像形成部3の所定の画像形成位置まで搬送する給紙経路24が形成されている。
画像形成部3は、露光装置31と、感光体ドラム32K,32Y,32M,32Cと、
ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)のトナーが充填された現像装置33K,33Y,33M,33Cを備えている。また、画像形成部3は、一次転写部34と、二次転写部35と、定着部36とを備えている。
露光装置31は、例えば、画像読取装置6で読み取った画像に基づいて各色の露光用のレーザ光Lを生成するようになっている。また、露光装置31は、レーザ光を各色の感光体ドラム32K,32Y,32M,32Cを露光して、各感光体ドラム32K,32Y,32M,32Cの表層部に読取画像に対応した各色の静電潜像を形成するようになっている。
現像装置33K,33Y,33M,33Cは、それぞれ対応する感光体ドラム32K,32Y,32M,32Cに薄層状のトナーを近接させるように供給して、静電潜像をトナーにより顕像化する現像を行うようになっている。
画像形成部3は、感光体ドラム32K,32Y,32M,32C上に現像されたトナー像を一次転写部34に一次転写し、一次転写部34に近接する二次転写部35でそのトナー像を転写紙Pに二次転写するようになっている。また、画像形成部3は、転写紙Pに二次転写したトナー像を定着部36により加熱・加圧して溶融させ、転写紙Pにカラー画像を定着させて記録するようになっている。
画像形成部3は、給紙部2から給紙経路24を経て搬入された転写紙Pを二次転写部35側に搬送する搬送経路39Aを有している。この搬送経路39Aにおいては、まず、レジストローラ対37において、転写紙Pの搬送タイミングおよび搬送速度が調整されるようになっている。そして、転写紙Pは、一次転写部34および二次転写部35でのベルト速度に同期した状態で二次転写部35および定着部36を通過した後、排紙トレイ38上に排紙されるようになっている。
画像形成部3は、手差トレイ25上に載置される転写紙(図示せず)をレジストローラ対37よりも上流側で搬送経路39Aに給紙する手差給紙経路39Bを併有している。
二次転写部35および定着部36の下方には、それぞれ複数の搬送ローラおよび搬送ガイド等からなるスイッチバック搬送路39Cおよび反転搬送路39Dが配設されている。
スイッチバック搬送路39Cは、転写紙Pの両面に画像を形成する場合に、任意の一面に画像定着が済んだ転写紙Pを一端から進入させた後に、後退(進入時とは逆方向に移動)させるスイッチバック搬送を行うようになっている。
反転搬送路39Dは、スイッチバック搬送路39Cによりスイッチバック搬送された転写紙Pの表裏を反転させて、レジストローラ対37に再度給紙するようになっている。
これらスイッチバック搬送路39Cおよび反転搬送路39Dにより、一面に対する画像定着処理を終えた転写紙Pは、その進行方向を逆向きに切り替えられた後に表裏反転されて、再び二次転写ニップに進入する。そして、転写紙Pは、他面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ38上に排紙されるようになっている。
図2に示すように、画像読取部4は、原稿が載せられる原稿読取ガラス200aおよび自動原稿搬送部5により送られる原稿が上面を通過するシート原稿読取ガラス200bが上部に組み込まれた筐体200と、筐体200の内部に配置される第1ミラーユニット201、第2ミラーユニット202、光学レンズ203およびCCD等の撮像素子204と、を備えている。
第1ミラーユニット201は、原稿読取ガラス200aもしくはシート原稿読取ガラス200bに向けて光を照射する照明装置300と、原稿によって反射される光を受光するミラー205とを含んで構成され、副走査方向に一定速度で往復移動されるようになっている。
第2ミラーユニット202は、ミラー205より出射される光を受光するミラー206と、ミラー206より出射される光を受光するミラー207とを含んで構成され、第1ミラーユニット201に追従して副走査方向に第1ミラーユニット201の1/2の速度で往復移動されるようになっている。
光学レンズ203は、ミラー207より出射される光を撮像素子204の受光部に結像させるようになっている。撮像素子204は、結像された原稿の反射光像を光電変換した画像信号を、画像形成部3の露光装置31へ送信するようになっている。ここで、図中の破線は、光路を表している。
図3に示すように、自動原稿搬送部5は、画像読取部4の筐体200の奥側上縁部にヒンジ機構208を介して連結されており、原稿読取ガラス200aおよびシート原稿読取ガラス200bを露出させる開放位置と原稿読取ガラス200aおよびシート原稿読取ガラス200bを覆う閉止位置との間で回動操作されるようになっている。
自動原稿搬送部5は、シートスルー方式の自動原稿搬送装置として構成されている。自動原稿搬送部5は、画像読取前の原稿シートSが載置される原稿テーブル51と、各種ローラおよびガイド部材等からなり、原稿シートSをシート原稿読取ガラス200bの上面に沿うように送り込む原稿搬送部52と、画像読取後の原稿シートSが集積される原稿排紙トレイ53と、を有している。さらに、自動原稿搬送部5の下面には、自動原稿搬送部5を閉止位置に回動させた際に、原稿読取ガラス200aに載せられた原稿に押圧される押圧板209が装着されている。
図4に示すように、第1ミラーユニット201は、照明装置300を有している。照明装置300は、図7により説明したものと同様に、照明装置300は、主走査方向に延びるLED基板301と、LED基板301の上面301aに主走査方向に並んで装着された複数のLEDチップ302と、各LEDチップ302の発光部が通される開口部303aを有してLED基板301の上面301aに当接された基板用ブラケット303と、を備えている。
ここで、第1ミラーユニット201は、本発明を構成するミラーユニットに相当するものである。LED基板301は、本発明を構成する基板に相当するものである。LEDチップ302は、本発明を構成する光源に相当するものである。基板用ブラケット303は、本発明を構成するブラケットに相当するものである。
LED基板301の上側には導光体210が配置されており、この導光体210によりLEDチップ302からの光が拡散されて原稿読取ガラス200aもしくはシート原稿読取ガラス200bに導かれるようになっている。
照明装置300は、基板用ブラケット303の主走査方向両端部が第1ミラーユニット201の上部に固定され、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニットとの間に間隙が形成されており、LED基板301の下面がLEDチップ302の点灯時の排熱面になっている。
図5に示すように、第1ミラーユニット201の副走査方向一端上部には、絶縁シート211が取り付けられている。絶縁シート211は、PPE(ポリフェニレンエーテル)等の樹脂により形成され、0.1〜0.2mm程度の厚みを有している。この絶縁シート211は、PPE以外の材料により形成させるようにしてもよい。
絶縁シート211は、LED基板301の主走査方向全長にわたって延び、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニット201との間に配置されている。絶縁シート211は、第1ミラーユニット201の副走査方向一端上部に両面粘着テープにより固定される固定部211aと、固定部211aに連なって第1ミラーユニット201の副走査方向他端側に延び、LED基板301の下面301bに相対する非固定部211bと、を有している。固定部211aは、接着剤、ねじ等を用いて第1ミラーユニット201に固定させるようにしてもよい。
絶縁シート211は、固定部211aに対して非固定部211bが斜め下向きに屈曲されている。非固定部211bは、他の部材に固定されておらず、第1ミラーユニット201の副走査方向他端側に突出する複数の凸部211cと、凸部211cに隣接する複数の凹部211dとが形成されている。凸部211cは、LED基板301の下面301bにあるLEDチップ302の通電部に相対するようになっている。
本実施の形態に係る画像形成装置1において、原稿の画像を読み取るのにあたり、自動原稿搬送部5を開放位置から閉止位置へ勢いよく回動させると、原稿読取ガラス200aに載せた原稿が押圧板209で押圧されるときの衝撃により、照明装置300の主走査方向中間部分が下方へ瞬間的に撓むことがある。
このとき、LED基板301の下面301bにあるLEDチップ302の通電部は、絶縁シート211の非固定部211bの凸部211cを挟んで第1ミラーユニット201に接触することになる。このため、LEDチップ302の通電部と第1ミラーユニット201との間に短絡が生じることがない。
さらに、非固定部211bに凹部211dが形成されているため、非固定部211bにおける「こし」(剛性)が低くなり、非固定部211bが弾性変形し易くなりLED基板301の下面301bに接触する。
また、第1ミラーユニット201が絶縁シート211の非固定部211bを先頭として副走査方向に移動すると、絶縁シート211の非固定部211bの上面に沿うように第1ミラーユニット201の移動方向前方側からLED基板301の下面301bに向けて空気が送り込まれる。これにより、照明装置300のLEDチップ302の発光時の熱が、排熱面であるLED基板301の下面301bから効率よく放出され、導光体が熱変形することがなく、画像読取装置6としての光学特性が悪化しない。
図7に示す第1ミラーユニット201Aは、本発明の実施形態に係る画像読取装置の変形例に適用されるものである。この第1ミラーユニット201Aは、副走査方向に対向配置された2つの照明装置300A,300Bを有している。
照明装置300A,300Bは、図7により説明したものと同様に、主走査方向に延びるLED基板301と、LED基板301の上面301aに主走査方向に並んで装着された複数のLEDチップ302と、各LEDチップ302の発光部が通される開口部303aを有してLED基板301の上面301aに当接された基板用ブラケット303と、を備えている。
ここで、第1ミラーユニット201Aは、本発明を構成するミラーユニットに相当するものである。LED基板301は、本発明を構成する基板に相当するものである。LEDチップ302は、本発明を構成する光源に相当するものである。基板用ブラケット303は、本発明を構成するブラケットに相当するものである。
LED基板301の上側には導光体210が配置されており、この導光体210によりLEDチップ302からの光が拡散されて原稿読取ガラス200aもしくはシート原稿読取ガラス200bに導かれるようになっている。
照明装置300Aは、基板用ブラケット303の主走査方向両端部が第1ミラーユニット201Aの副走査方向一端上部に固定され、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニットとの間に間隙が形成されており、LED基板301の下面がLEDチップ302の点灯時の排熱面になっている。
照明装置300Bは、基板用ブラケット303の主走査方向両端部が第1ミラーユニット201Aの副走査方向他端上部に固定され、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニットとの間に間隙が形成されており、LED基板301の下面がLEDチップ302の点灯時の排熱面になっている。
第1ミラーユニット201Aの副走査方向一端上部および副走査方向他端上部には、それぞれ前述した絶縁シート211が取り付けられている。
絶縁シート211は、LED基板301の主走査方向全長にわたって延び、LED基板301の下面301bと第1ミラーユニット201Aとの間に配置されている。絶縁シート211は、第1ミラーユニット201Aの副走査方向一端上部または副走査方向他端上部に両面粘着テープにより固定される固定部211aと、固定部211aに連なって第1ミラーユニット201の副走査方向他端側に延び、LED基板301の下面301bに相対する非固定部211bと、を有している。固定部211aは、接着剤、ねじ等を用いて第1ミラーユニット201Aに固定させるようにしてもよい。
絶縁シート211は、固定部211aに対して非固定部211bが斜め下向きに屈曲されている。非固定部211bは、他の部材に固定されておらず、第1ミラーユニット201Aの副走査方向他端側または副走査方向一端側に突出する複数の凸部211cと、凸部211cに隣接する複数の凹部211dとが形成されている。凸部211cは、LED基板301の下面301bにあるLEDチップ302の通電部に相対するようになっている。
本実施の形態に係る画像形成装置において、原稿の画像を読み取るのにあたり、図3における自動原稿搬送部5を開放位置から閉止位置へ勢いよく回動させると、原稿読取ガラス200aに載せた原稿が押圧板209で押圧されるときの衝撃により、照明装置300A,300Bの両方、あるいはいずれか一方主走査方向中間部分が下方へ瞬間的に撓むことがある。
このとき、LED基板301の下面301bにあるLEDチップ302の通電部は、絶縁シート211の非固定部211bの凸部211cを挟んで第1ミラーユニット201Aに接触することになる。このため、LEDチップ302の通電部と第1ミラーユニット201Aとの間に短絡が生じることがない。
さらに、非固定部211bに凹部211dが形成されているため、非固定部211bにおける「こし」(剛性)が低くなり、非固定部211bが弾性変形し易くなりLED基板301の下面301bに接触する。
また、第1ミラーユニット201Aが副走査方向に移動すると、移動方向前方側の絶縁シート211の非固定部211bの上面に沿うように第1ミラーユニット201Aの移動方向前方側からLED基板301の下面301bに向けて空気が送り込まれる。これにより、各照明装置300A,300BのLEDチップ302の発光時の熱が、排熱面であるLED基板301の下面301bから効率よく放出され、導光体が熱変形することがなく、画像読取装置としての光学特性が悪化しない。
以上説明したように、本発明の画像読取装置および画像形成装置は、照明装置の基板がミラーユニットに接触して短絡することがなく、導光体の熱変形を防ぐことができるという効果を有し、画像読取装置および画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
6 画像読取装置
200 筐体
200a 原稿読取ガラス
201,201A 第1ミラーユニット
209 押圧板
210 導光体
211 絶縁シート
211a 固定部
211b 非固定部
300,300A,300B 照明装置
301 LED基板
301a 上面
301b 下面
302 LEDチップ
303 基板用ブラケット
特開2014−143516号公報

Claims (4)

  1. 原稿読取ガラスが上部に組み込まれた筐体と、前記筐体の内部に配置され、照明装置を副走査方向へ往復移動させるミラーユニットと、前記原稿読取ガラスに載せた原稿に押圧される押圧板と、を備えた画像読取装置であって、
    前記照明装置は、主走査方向に延びる基板と、前記基板の上面に主走査方向に並んで装着された複数の光源と、前記光源からの光を前記原稿読取ガラスに導く導光体と、前記基板の下面と前記ミラーユニットとの間に空隙が形成されるように前記ミラーユニットに前記基板を固定するブラケットと、を有し、
    前記基板の下面と前記ミラーユニットとの間に、前記基板の主走査方向全長にわたって延びる絶縁シートが配置され、
    前記絶縁シートは、前記ミラーユニットに固定される固定部と、前記固定部に連なって前記基板の下面に相対する非固定部と、を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 2つの照明装置が副走査方向に対向配置され、
    前記各照明装置の前記基板の下面と前記ミラーユニットとの間に、前記各基板の主走査方向全長にわたって延びる絶縁シートが配置され、
    前記各絶縁シートは、前記ミラーユニットに固定される固定部と、前記固定部に連なって前記基板の下面に相対する非固定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記絶縁シートは、前記固定部に対して前記非固定部が斜め下向きに屈曲されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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