JP6622635B2 - 固体酸化物形燃料電池セルおよび燃料電池モジュールならびに燃料電池装置 - Google Patents
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Description
前記導電性支持体の端面との角部における前記酸化抑制層の厚みが、他の部分より薄いことを特徴とする。
有ガスを流し、かつ導電性支持体2の燃料ガス流路7に燃料ガス(水素含有ガス)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。そして、かかる発電によって生じた電流は、導電性支持体2上に積層されたインターコネクタ6を介して集電される。以下、図1に示すセル1を構成する各部材について説明する。
eO3系酸化物、LaCoO3系酸化物の少なくとも1種が好ましく、600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaCoO3系酸化物が特に好ましい。なお、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaとともにSrやCa(カルシウム)が存在してもよく、またLaに代わって、Sm(サマリウム)やSrが存在しても良い。さらに、Bサイトに、Co(コバルト)とともにFe(鉄)やMn(マンガン)が存在しても良い。
(MgSiO3)、アケルマナイト(Ca2MgSiO7)、ディオプサイト(Ca2MgSiO6)や、周期律表第2族元素としてCaを含有するワラストナイト(CaSiO3)、アノーサイト(CaAl2Si2O8)、ゲーレナイト(Ca2Al2SiO7)、周期律表第2族元素としてBaを含有するセルシアン(BaAl2Si2O8)等を例示することができる。特には、フォルステライト(Mg2SiO4)、ステアタイト(MgSiO3)およびワラストナイト(CaSiO3)のいずれか一種を用いることが好ましく、特にはフォルステライト(Mg2SiO4)を用いることが好ましい。
を作製し、これを乾燥する。なお、導電性支持体2成形体として、導電性支持体2成形体を900〜1000℃にて2〜6時間仮焼した仮焼体を用いてもよい。
制層10が設けられておりつつ、燃料ガス流路7の内壁と導電性支持体2の端面との角部において他の部分より厚みが薄い酸化抑制層10が設けられていないセル1を容易に作製することができる。
セル1を収納容器12内に収納してなるモジュール11をモジュール収納室25内に収納して構成されることにより、信頼性の向上した燃料電池装置21とすることができる。
2:導電性支持体
3:燃料極層
4:固体電解質層
5:酸素極層
6:インターコネクタ
7:燃料ガス流路
8:中間層
10:酸化抑制層
11:燃料電池モジュール
21:燃料電池装置
Claims (5)
- 内部に燃料ガス流路が設けられており、鉄族金属成分を含む導電性支持体と、
該導電性支持体の少なくとも一方主面上に設けられた燃料極層と、
該燃料極層を覆って設けられた固体電解質層と、
該固体電解質層上で、前記燃料極層と対向するように設けられた空気極層と、を有しており、
前記導電性支持体の一端部に酸化抑制層が設けられており、
前記酸化抑制層は、周期律表第2族元素のうち少なくとも1種を含むケイ酸塩を主成分として含有しており、
前記燃料ガス流路の内壁と前記導電性支持体の端面との角部における前記酸化抑制層の厚みが、他の部分より薄いことを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。 - 内部に燃料ガス流路が設けられており、鉄族金属成分を含み、燃料極層を兼ねる導電性支持体と、
該導電性支持体上に設けられた固体電解質層と、
該固体電解質層上に設けられた空気極層と、を有しており、
前記導電性支持体の一端部に酸化抑制層が設けられており、
前記酸化抑制層は、周期律表第2族元素のうち少なくとも1種を含むケイ酸塩を主成分として含有しており、
前記燃料ガス流路の内壁と前記導電性支持体の端面との角部における前記酸化抑制層の厚みが、他の部分より薄いことを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。 - 前記燃料ガス流路の内壁と前記導電性支持体の端面との角部に、前記酸化抑制層が設けられていないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セルを、収納容器内に複数個収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
- 請求項4に記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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