JP6621873B2 - 光造形方式のカラー3d印刷方法 - Google Patents

光造形方式のカラー3d印刷方法 Download PDF

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Description

本発明は、3D印刷方法に関し、特に、光造形方式のカラー3D印刷方法に関する。
熱可塑性材料(例えば、PLA(ポリ乳酸)材料)を用いるFDM(熱溶解積層法)方式の3Dプリンタと比べて、光硬化性材料(例えば、感光性樹脂)を用いる光造形方式の3Dプリンタ、例えば、デジタルライトプロセッシング(DLP)の3Dプリンタまたはステレオリソグラフィー(SLA)の3Dプリンタは、印刷効率や印刷解像度が高いなどの利点を有する。
従来の光造形方式の3Dプリンタは上記利点を有するが、単色の3Dソリッドモデルしか生成できず、利用者によるカラー3Dソリッドモデルへの要求を満たすことができない。そのため、より有効な手段が求められている。
従って、本発明は、光造形技術及び自動着色技術によりカラー3Dソリッドモデルを生成する光造形方式のカラー3D印刷方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る光造形方式のカラー3D印刷方法は、光造形方式のカラー3Dプリンタに適する。光造形方式のカラー3Dプリンタは、光源モジュールと、着色モジュールと、造形ステージとを含む。光造形方式のカラー3D印刷方法は、多層スライス物体の外形をそれぞれ表すための多層物体印刷データと、カラー3D物体をスライスした後に生成された前記多層スライス物体の色分布をそれぞれ表すための多層色彩印刷データと、を取得するステップa)と、前記造形ステージを所定の層の高さ降下させるステップ)と、前記多層物体印刷データのうちの1層の物体印刷データに基づいて、前記造形ステージに照射して前記造形ステージの光硬化性材料を外形が同一層のスライス物体に対応する1層のスライスソリッドモデルとして硬化させるように前記光源モジュールを制御するステップ)と、前記多層色彩印刷データのうちの前記1層の物体印刷データと同一層の色彩印刷データに基づいて、前記スライスソリッドモデルを着色し、着色後の前記スライスソリッドモデルの色分布を同一層の前記スライス物体の色分布に対応させるために、前記着色モジュールを制御するステップ)と、前記ステップ)〜前記ステップ)を繰り返し実行することで、すべての前記スライスソリッドモデルを外形と色彩が前記カラー3D物体に対応するカラー3Dソリッドモデルとして積層するステップ)と、を含む。
上記の目的を達成するために、本発明の他の実施形態に係る光造形方式のカラー3D印刷方法は、光造形方式のカラー3Dプリンタに適する。光造形方式のカラー3Dプリンタは、光源モジュールと、着色モジュールと、造形ステージとを含む。光造形方式のカラー3D印刷方法は、多層スライス物体の外形をそれぞれ表すための多層物体印刷データと、カラー3D物体をスライスした後に生成された前記多層スライス物体の色分布をそれぞれ表すための多層色彩印刷データと、を取得するステップa)と、前記造形ステージを所定の層の高さ降下させるステップ)と、前記多層色彩印刷データのうちの1層の色彩印刷データに基づいて、前記造形ステージの光硬化性材料を着色し、着色後の前記光硬化性材料の色分布を同一層のスライス物体の色分布に対応させるために、前記着色モジュールを制御するステップ)と、前記多層物体印刷データのうちの、前記1層の色彩印刷データと同一層の物体印刷データに基づいて、前記造形ステージに照射して着色済みの前記光硬化性材料を外形が同一層の前記スライス物体に対応する1層のスライスソリッドモデルとして硬化させるように前記光源モジュールを制御するステップ)と、前記ステップ)〜前記ステップ)を繰り返し実行することで、すべての前記スライスソリッドモデルを外形と色彩が前記カラー3D物体に対応するカラー3Dソリッドモデルとして積層するステップ)と、を含む。
本発明では、光造形技術を自動着色技術と組み合わせることで、より良好な印刷効率を取得するほか、高精細度を有するカラー3Dソリッドモデルを生成することができる。
本発明の一実施形態の3D印刷システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の3Dプリンタを示す図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の3D印刷方法を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態のスライス処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の色彩スライス処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第1断面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第2断面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第3断面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第4断面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第1平面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第2平面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第3平面図である。 本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第4平面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第1断面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第2断面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第3断面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第4断面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第1平面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第2平面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第3平面図である。 本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第4平面図である。
以下、本発明の目的、技術案及び効果をより明確にするために、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳しく説明するが、これは本発明を限定するものではないことを理解されたい。
図1は、本発明の一実施形態の3D印刷システムの構成を示す図である。図2は、本発明の一実施形態の3Dプリンタを示す図である。図1及び図2に示すように、本発明の3D印刷システムでは、光造形技術及び自動着色技術を合わせてカラー3Dソリッドモデルを印刷する。3D印刷システムは、主に、電子装置2(例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、クラウドサーバーまたはスマートフォン)にインストールされたスライスソフトウェア20及び光造形方式のカラー3Dプリンタ1(以下、3Dプリンタ1と称する)を含む。
一実施形態では、スライスソフトウェア20は、電子装置2のメモリ(不図示)に記憶されている。当該メモリは、非一時的なコンピュータ可読媒体である。スライスソフトウェア20には、コンピュータ実行可能コードが記録されている。電子装置2のプロセッサ(不図示)はスライスソフトウェア20を実行すると、カラー3D物体に対応するカラー3D物体データをロードし、カラー3D物体データに対して後述するスライス処理の各ステップを実行することになる。
3Dプリンタ1(例えば、上面照射の光造形方式のプリンタ)は、光源モジュール11、着色モジュール12、接続モジュール13、ヒューマンマシンインタフェース14、記憶モジュール15、駆動モジュール16、及び上記モジュールに電気的に接続される制御モジュール10を含んでもよい。また、3Dプリンタ1は、造形ステージ17及び造形タンク18をさらに含む。
光源モジュール11は、造形ステージ17の指定位置に向かって光束を発する。一実施形態では、光源モジュール11は、線光源及び面光源であり、複数の光点が設置される。制御モジュール10は、光源モジュール11の複数の光点を同時に点灯、消灯させたり部分的に明るくしたりすることで、複数の印刷位置に同時に照射可能である。
一実施形態では、光源モジュール11は、点光源(例えば、シングルポイントレーザー光発生装置)である。制御モジュール10は、複数のプリズムの角度を速やかに変更するようにガルバノミラーモジュール(不図示)を制御可能である。こうすることで、極めて短い時間(例えば、0.01秒)内に光束の照射する印刷位置を変更し、その結果、光源モジュール11が線光源または面光源に類似する照射効果をシミュレーションすることができる。
一実施形態では、光源モジュール11及び着色モジュール12は駆動モジュール16に接続される。駆動モジュール16の駆動により、光源モジュール11及び着色モジュール12は、制御モジュール10の制御によって造形ステージ17の指定位置に光を照射するかまたは着色することができる。
着色モジュール12は、造形ステージ17の指定位置の光硬化性材料180を着色して着色済みの光硬化性材料181を生成したり、印刷されたスライスソリッドモデル182を着色して色付きのスライスソリッドモデルを生成したりする。
一実施形態では、着色モジュール12は、複数のインクジェットヘッドと、複数のインクジェットヘッドにそれぞれ接続される複数の色(例えば、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)及びブラック(Black))のインクカートリッジとを含み、色調整によってフルカラーのインクジェット印刷を実現する。
一実施形態では、着色モジュール12は、光が透過可能な光硬化性材料または有色(例えば、白色または淡色)の光硬化性材料を収容するための消耗品供給装置に接続される。着色モジュール12は、インクジェット技術により収容する光硬化性材料を色調整して任意色の光硬化性材料を生成し、色調整後の光硬化性材料を造形ステージ17に噴射し、噴射された光硬化性材料に光照射した後に硬化させると任意色のスライスソリッドモデルを形成する。
一実施形態では、着色モジュール12は、複数の消耗品供給装置を含む。各消耗品供給装置には、色の異なる光硬化性材料が収容される。着色モジュール12は、色の異なる光硬化性材料を造形ステージ17に噴射印刷し、噴射印刷された光硬化性材料に光照射した後に硬化させると色の異なるスライスソリッドモデルを形成する。
接続モジュール13(例えば、USBモジュール、Wi−Fiモジュールまたは他の有線/無線接続モジュール)は、外部装置(例えば、電子装置2)に接続されてデータ(例えば、後述する印刷データ)を受信する。
ヒューマンマシンインタフェース14(例えば、押しキー、ディスプレイ、インジケータ、アラームまたは上記装置の組合せ)は、利用者の操作を受け付けして印刷関連情報を出力する。
記憶モジュール15はデータ、例えば、印刷ソフトウェア150(印刷ソフトウェア150が3Dプリンタ1のファームウェアまたは作業系であってもよいが、これらに限定されない)の記憶に用いられる。制御モジュール10は、3Dプリンタ1を制御する。
一実施形態では、記憶モジュール15は、非一時的なコンピュータ可読媒体である。印刷ソフトウェア150には、コンピュータ実行可能コードが記録されている。制御モジュール10は印刷ソフトウェア150を実行すると、後述する印刷処理の各ステップを実行するように光源モジュール11及び着色モジュール12を制御することになる。
一実施形態では、スライスソフトウェア20は、3Dプリンタ1の記憶モジュール15に記憶されてもよい。詳細には、制御モジュール10は、スライスソフトウェア20及び印刷ソフトウェア150を実行すると、後述するスライス処理及び印刷処理の各ステップを実行することになる。
駆動モジュール16は、光源モジュール11、着色モジュール12、造形ステージ17及び/又は造形タンク18を1つ以上の軸方向(例えば、X−Y−Zの3軸)に移動させて印刷を行う。
造形タンク18は、光硬化性材料、例えば、感光性樹脂(UV curable resin)を収容する。上記光硬化性材料は、液体材料であり、光照射によって硬化可能である。また、上記光硬化性材料は、光が透過可能な光硬化性材料または有色の光硬化性材料(例えば、白色または灰色の光硬化性材料)であってもよい。
なお、ディスプレイ(光線を発する特徴を有する)が3原色空間を用いるのと異なり、インクが光線を吸収する特徴を有するため、2D印刷技術では、4原色(すなわち、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)を印刷するための色空間を用いる必要があるほか、インクのキャリア(例えば、印刷用紙)が白色、または大部分の色光を反射可能な淡色である必要がある。
色収差を低減させて最適な着色品質を得るために、一実施形態では、白色または淡色の光硬化性材料(例えば、造形タンク18で収容される光硬化性材料、または消耗品供給装置によって供給される光硬化性材料)を用いるようになる。また、着色モジュール12の複数のジェットヘッドは、3原色(すなわち、シアン、マゼンタ及びイエロー)または4原色(すなわち、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)を印刷するための複数のインクカートリッジに接続される。
造形ステージ17は、駆動モジュール16に接続されて造形タンク18内に設置され、印刷されるカラー3Dソリッドモデルを載置し、制御モジュール10の制御によって造形タンク18内において昇降して造形ステージ17における光硬化性材料の液面の垂直位置を変更するが、これに限定されない。
一実施形態では、造形ステージ17は固定的に設置され、造形タンク18は駆動モジュールに接続され、駆動モジュール16の駆動によって昇降して造形ステージ17における光硬化性材料の液面の垂直位置を変更する。
図3は、本発明の第1実施形態の3D印刷方法を示すフローチャートである。図7(a)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第1断面図である。図7(b)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第2断面図である。図7(c)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第3断面図である。図7(d)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第4断面図である。図8(a)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第1平面図である。図8(b)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第2平面図である。図8(c)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第3平面図である。図8(d)は、本発明の第1実施形態の3D印刷を説明するための第4平面図である。本発明の各実施形態に係る光造形方式のカラー3D印刷方法(以下、3D印刷方法と称する)は、図1及び図2で示される3D印刷システムによって実現される。3Dプリンタ1は、印刷ソフトウェア150を実行すると、本発明の各実施形態の印刷処理の各ステップを実行することになる。
本実施形態に係る3D印刷方法では、1層のスライスソリッドモデルを印刷した後、印刷されたスライスソリッドモデルを着色する。液体の光硬化性材料をそのまま着色するのに比べて、本実施形態では、硬化されたスライスソリッドモデルを着色することで、インクの噴射印刷による着色の不均一を効果的に回避することができ、着色の精細度を効果的に向上させる。本実施形態に係る3D印刷方法は以下のステップを含む。
ステップS10では、3Dプリンタ1の制御モジュール10は、記憶モジュール15から多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを読み取る。
詳細には、上記各層の物体印刷データは、1層のスライス物体の外形を表すためのものである。光源モジュール11は、各層の物体印刷データに基づいて、造形ステージ17の光硬化性材料180に光を照射した後、外形がこのスライス物体に対応する1層のスライスソリッドモデルを製造することができる。また、上記各色彩印刷データは、各層のスライス物体の色彩分布を表すためのものである。着色モジュール12は、各層の色彩印刷データに基づいて、オブジェクト(例えば、スライスソリッドモデルまたは光硬化性材料)を着色した後、オブジェクトの色彩をスライス物体の色彩に対応させることができる。
一実施形態では、各層の物体印刷データ及び各層の色彩印刷データは、いずれも層数を含む。制御モジュール10は、上記層数に応じて、各層の物体印刷データ及び各層の色彩印刷データの印刷順序(例えば、最下の層数から印刷を開始するか、または最上の層数から印刷を開始する)を決定する。
一実施形態では、3Dプリンタ1は、接続モジュール13を介して電子装置2から多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを受信して記憶モジュール15に記憶する。
一実施形態では、電子装置2は、カラー3D物体5に対応するカラー3D物体データをロードし、ロードされたカラー3D物体データに対してスライス処理を行って上記多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを生成する(後述する)。
ステップS11では、制御モジュール10は、多層の物体印刷データから1つを順次に選択するとともに、同一層の色彩印刷データ(例えば、第1層の物体印刷データ及び色彩印刷データ)を選択する。次に、図7(a)に示すように、制御モジュール10は、造形ステージ17を降下させて造形ステージ17の平面(印刷されたスライスソリッドモデルが造形ステージ17にある場合に印刷されたステイスソリッドモデルの端部)と光硬化性材料の液面との距離を所定の層の高さ(例えば、図7(a)で示される所定の層の高さhが0.1mmであってもよい)にするように駆動モジュール16を制御する。
なお、上記所定の層の高さhは、予め設定された固定値(すなわち、利用者または制御モジュール10によって任意に変更不可能な所定の層の高さh)、利用者の入力によって設定されたもの、または制御モジュール10によって算出されたものであってもよいが、これらに限定されない。
例えば、制御モジュール10は、物体印刷データの層数及び3Dプリンタ1の印刷可能な最大モデルの高さによって所定の層の高さhを調整する。200層の物体印刷データ及び最大モデルの高さ40cmを例にする場合、制御モジュール10は、所定の層の高さhを0.2mmに設定してもよい。
他の実施形態では、制御モジュール10は、利用者によって入力された層の高さを補正してもよい。200層の物体印刷データ及び最大モデルの高さ40cmを例にする場合、制御モジュール10は、層の高さが0.2mm以下であることが必要であると判断する。利用者から入力された層の高さ(例えば、0.4mm)が上記制限を満たさない場合、制御モジュール10は、ヒューマンマシンインタフェース14により警報を発したり、利用者から入力された層の高さを所定の層の高さhとして0.2mmに修正したりしてもよい。
ステップS12では、制御モジュール10は、選択された層の物体印刷データに基づいて、造形ステージ17に照射して造形ステージの光硬化性材料を1層のスライスソリッドモデル(例えば、図7(a)及び図8(a)で示されるスライスソリッドモデル30)として硬化させる。
一実施形態では、各物体印刷データは2D画像である。制御モジュール10は、選択された2D画像の各画素の画素値に応じて、対応する光点の輝度を調整するとともに、各画素の造形ステージ17に対応する位置に応じて、各光点による照射を制御して1層のスライスソリッドモデル30を印刷する。
一実施形態では、各物体印刷データの画素値範囲は、光源モジュール11の各光点に対応する変化量である。制御モジュール10は、各物体印刷データの各画素の位置に応じて対応する光点を選択するとともに、各物体印刷データの各画素の画素値に応じて選択された光点の輝度を調整する。
例えば、光源モジュール11がバイナリ光源モジュール(すなわち、各光点が点灯、消灯の2種類の変化のみを有する)である場合、物体印刷データの画素値範囲は0〜1(すなわち、物体印刷データが白黒画像である)である。他の実施形態では、光源モジュール11がデジタル光源モジュール(例えば、各光点が256種類の輝度変化を有してもよい)である場合、物体印刷データの画像値範囲は0〜255(すなわち、物体印刷データが8ビットグレースケール画像である)である。
ステップS13では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データに基づいて、印刷されたスライスソリッドモデル30に着色が必要か否かを判断する。
一実施形態では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データがない場合、印刷されたスライスソリッドモデル30に着色が不要であると判断する。
一実施形態では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データに色がない場合(例えば、色彩印刷データが透明な2D画像の場合)、または同一層の色彩印刷データが特定の色のみを含む場合(例えば、色彩印刷データが白色の2D画像の場合)、印刷されたスライスソリッドモデル30に着色が不要であると判断する。
制御モジュール10は、印刷されたスライスソリッドモデル30に着色が必要であると判断した場合、ステップS14に移行し、一方、印刷されたスライスソリッドモデル30に着色が不要であると判断した場合、ステップS15に移行する。
ステップS14では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データに基づき、印刷されたスライスソリッドモデル30を着色して着色済みのスライスソリッドモデル(例えば、図7B及び図8Bで示される着色済みのスライスソリッドモデル30’)を生成するように着色モジュール12を制御する。
一実施形態では、着色モジュール12は、複数のインクジェットヘッド及び複数色のインクカートリッジを含み、インクジェット技術を用いて印刷されたスライスソリッドモデル30の各位置にインクを噴射してもよい。
一実施形態では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データ(例えば、カラー2D画像)の色分布(例えば、各画素の画素値)に応じて、色調整を行うとともにスライスソリッドモデル30の対応する位置に噴射形成を行って着色するように着色モジュール12を制御する。
一実施形態では、制御モジュール10は、色彩印刷データに対応するスライスソリッドモデル30によって、カラー3Dソリッドモデル全体の中の位置において着色領域の範囲を調整可能である。
例えば、制御モジュール10は、色彩印刷データに基づいて印刷されたスライスソリッドモデルが最上層(すなわち、最後の1層)または最下層(すなわち、第1層)であると判断した場合、印刷されたスライスソリッドモデルの全面を着色するように着色モジュール12を制御し、一方、印刷されたスライスソリッドモデルが中間層であると判断した場合、印刷されたスライスソリッドモデルの表面の一部(例えば、外側表面の一部)を着色するように着色モジュール12を制御する。
図7(a)、図7(b)、図8(a)及び図8(b)で示される実施形態では、スライスソリッドモデル30は最下層であり、着色モジュール12は、スライスソリッドモデル30の全面を着色して着色済みのスライスソリッドモデル30’を生成する。
図7(c)、図7(d)、図8(c)及び図8(d)で示される実施形態では、スライスソリッドモデル31は中間層であり、着色モジュール12は、スライスソリッドモデル31の外側表面のみを着色して着色済みのスライスソリッドモデル31’を生成する。すなわち、着色済みのスライスソリッドモデル31’は、着色領域310及び余白領域311を含むようになる。こうすることで、本実施形態では、着色領域を縮小することで、着色時間を短縮してインク量を減らすことができる。
ステップS15では、制御モジュール10は、印刷を完了したか否かを判断する。詳細には、制御モジュール10は、現在選択された印刷データ(すなわち、物体印刷データまたは色彩印刷データ)の層数に応じて、印刷を完了したか否かを判断し、すなわち、現在選択された印刷データが最後の1層の印刷データであるか否かを判断する。
現在選択された印刷データが最後の1層の印刷データである場合は、すべてのスライスソリッドモデルの印刷及び着色を完了し、カラー3Dソリッドモデルに積層したのを表す。
制御モジュール10は印刷を完了したと判断した場合、3D印刷方法を終了する。一方、制御モジュール10は印刷を完了していないと判断した場合、ステップS11〜ステップS14を再実行して他の印刷データを選択する。例えば、制御モジュール10は、第2層の印刷データを選択して造形ステージ17を所定の層の高さ再降下させるように駆動モジュール16を制御する。こうすることで、第1層の着色済みのスライスソリッドモデル30’と液面との距離を所定の層の高さhにする。また、制御モジュール10は、第2層の物体印刷データに基づいて、造形ステージ17に照射して第1層のスライスソリッドモデル30の光硬化性材料を第2層のスライスソリッドモデル31(図7C及び図8Cに示す)として硬化させるように光源モジュール11を制御し、第2層の色彩印刷データに基づいて、第2層のスライスソリッドモデル31を着色して第2層の着色済みのスライスソリッドモデル31’(図7D及び図8Dに示す)を生成するように着色モジュール12を制御する。
本発明では、光造形技術を自動着色技術と組み合わせることで、より良好な印刷効率を取得するほか、高精細度を有するカラー3Dソリッドモデルを生成することができる。
図4は、本発明の第2実施形態の3D印刷方法を示すフローチャートである。図9(a)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第1断面図である。図9(b)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第2断面図である。図9(c)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第3断面図である。図9(d)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第4断面図である。図10(a)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第1平面図である。図10(b)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第2平面図である。図10(c)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第3平面図である。図10(d)は、本発明の第2実施形態の3D印刷を説明するための第4平面図である。
本実施形態に係る3D印刷方法では、光硬化性材料を着色した後、着色された光硬化性材料に光照射して1層の着色済みのスライスソリッドモデルを形成する。本実施形態に係る3D印刷方法では、硬化されたスライスソリッドモデルを着色するのと比べて、各層のスライスソリッドモデルの間の粘着力がインク塗布層によって低下する可能性がある。本実施形態では、液体の光硬化性材料を染色してから硬化させることで、各層のスライスソリッドモデルの間にインク塗布層がないため、各層のスライスソリッドモデルの間の粘着力を効果的に向上させることができるほか、カラー3Dソリッドモデルの強度を効果的に高めることができる。本実施形態に係る3D印刷方法は以下のステップを含む。
なお、本実施形態のステップS20〜S25は、それぞれ図3で示されるステップS10〜S15と同一または類似であるが、ステップの実行順で異なっている。
ステップS20では、制御モジュール10は、記憶モジュール15から多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを読み取る。
ステップS21では、制御モジュール10は、多層の物体印刷データから1つを順次に選択するとともに、同一層の色彩印刷データ(例えば、第1層の物体印刷データ及び色彩印刷データ)を選択する。次に、制御モジュール10は、造形ステージ17を所定の層の高さ(例えば、図9Aで示される造形ステージ17が所定の層の高さh降下する)降下させるように駆動モジュール16を制御する。
ステップS22では、制御モジュール10は、選択された層の色彩印刷データに基づいて、造形ステージ17の光硬化性材料に着色が必要か否かを判断する。
制御モジュール10は、造形ステージ17の光硬化性材料に着色が必要であると判断した場合、ステップS23に移行し、一方、造形ステージ17の光硬化性材料に着色が不要であると判断した場合、ステップS24に移行する。
ステップS23では、制御モジュール10は、同一層の色彩印刷データに基づいて、造形ステージ17の光硬化性材料を着色して着色済みの光硬化性材料(例えば、図9A及び図10Aで示される着色済みの光硬化性材料40)を生成するように着色モジュール12を制御する。
ステップS24では、制御モジュール10は、同一層の物体印刷データに基づいて、造形ステージ17に照射して造形ステージの着色済みの光硬化性材料40を1層の着色済みのスライスソリッドモデル(例えば、図9B及び図10Bで示される着色済みのスライスソリッドモデル40’)として硬化させるように光源モジュール11を制御する。
ステップS25では、制御モジュール10は、印刷を完了したか否かを判断する。詳細には、制御モジュール10は、現在選択された印刷データが最後の1層の印刷データであるか否かを判断する。
制御モジュール10は印刷を完了したと判断した場合、3D印刷方法を終了する。一方、制御モジュール10は印刷を完了していないと判断した場合、ステップS21〜ステップS24を再実行して他の印刷データを選択する。例えば、制御モジュール10は、第2層の印刷データを選択して造形ステージ17を所定の層の高さ再降下させるように駆動モジュール16を制御する。こうすることで、第1層の着色済みのスライスソリッドモデル40’と液面との距離を所定の層の高さhにする。また、制御モジュール10は、第2層の色彩印刷データに基づいて、第2層の光硬化性材料を着色して第2層の着色済みの光硬化性材料41(図9(c)及び図10(c)に示す)を生成するように着色モジュール12を制御するとともに、第2層の物体印刷データに基づいて、第2層の着色済みの光硬化性材料41に照射して第2層の着色済みのスライスソリッドモデル41’ (図9(d)及び図10(d)に示す)を生成するように光源モジュール11を制御する。
図5は、本発明の第3実施形態のスライス処理を示すフローチャートである。本実施形態では、電子装置2または3Dプリンタ1(以下、電子装置2でスライスソフトウェア20を実行することを例にする)は、上記印刷処理(すなわち、ステップS10〜S15またはステップS20〜S25)を行う前に、スライスソフトウェア20を実行してスライス処理を行い、カラー3D物体に対応するカラー3D物体データに基づいて上記多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを生成してもよい。本実施形態に係る3D印刷方法は、スライス処理を行うための下記ステップをさらに含む。
ステップS30では、電子装置2は、予め記憶されている1セットのカラー3D物体データをメモリから読み取る。上記カラー3D物体データは、1セットのカラー3D物体を表すためのものであり、カラー3D物体の幾何情報(例えば、カラー3D物体の各頂点の座標値またはカラー3D物体の形状)及び色彩情報(例えば、カラー3D物体の各部位の色彩値)を記録している。また、電子装置2は、カラー3D物体データを読み取った後、対応するカラー3D物体を描画して電子装置2のディスプレイに表示する。
ステップS31では、電子装置2は、ロードされたカラー3D物体データに物体スライス処理を行って多層の物体印刷データを生成する。詳細には、スライス処理では、電子装置2は、カラー3D物体データの幾何情報に基づいて多層の物体印刷データを生成する。各層の物体印刷データは、順番付けた1つの層数を有し、カラー3D物体をスライスした後に生成された各層のスライス物体の輪郭を表す。
一実施形態では、各層の物体印刷データは、各層のスライス物体の輪郭を表すための1枚の2D画像である。光源モジュール11は各2D画像の各画素の画素値に応じて造形ステージの光硬化性材料に照射した後、各層のスライス物体に対応する各層のスライスソリッドモデルを製造することができる。
一実施形態では、各層の物体印刷データ(例えば、1セクションのG−code)は、各層のスライス物体の輪郭を表すための印刷経路の一部である。光源モジュール11が各印刷経路に基づいて造形ステージの光硬化性材料に照射した後、各層のスライス物体に対応する各層のスライスソリッドモデルを製造することができる。
ステップS32では、電子装置2は、ロードされたカラー3D物体データに色彩スライス処理を行って多層の色彩印刷データを生成する。詳細には、電子装置2は、カラー3D物体データの色彩情報に基づいて多層の色彩印刷データを生成する。各層の色彩印刷データは、順番付けた1つの層数を有し、カラー3D物体をスライスした後に生成された各層のスライス物体の色彩を表す。
一実施形態では、各層の色彩印刷データは1枚のカラー2D画像である。着色モジュール12は、各層の色彩印刷データに基づいて色調整及び噴射印刷を行うと、各層のスライスソリッドモデルの各位置を着色することができる。
一実施形態では、いずれか1層の物体印刷データに対応するスライスソリッドモデルに着色が不要の場合、電子装置2が色彩スライス処理においてこの層の色彩印刷データを生成しなくてもよい。
なお、多層の物体印刷データの最大層数は、多層の色彩印刷データの最大層数と同じである。例えば、カラー3D物体を100層のスライス物体にスライスする場合、カラー3D物体データに対してスライス処理を行った後、100層の物体印刷データ及び100層の色彩印刷データを生成するようになる。100層の物体印刷データは、100層のスライス物体(層数が1〜100である)の輪郭にそれぞれ対応する。100層の色彩印刷データは、100層のスライス物体(層数が1〜100である)の色彩にそれぞれ対応する。
ステップS33では、電子装置2は、スライス処理で生成された多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを出力し、例えば、多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データを3Dプリンタ1の接続モジュール13に送信する。
これにより、本発明は、カラー3D物体に対応するカラー3D物体データを多層の物体印刷データ及び多層の色彩印刷データに効果的に変換してもよい。
図6は、本発明の第4実施形態の色彩スライス処理を示すフローチャートである。図5で示される実施形態に比べて、本実施形態のスライス処理のステップS32は以下のステップを含む。
ステップS40では、電子装置2は、ロードされたカラー3D物体データに色彩スライス処理を行って多層の色彩印刷データを生成する。
一実施形態では、電子装置2は、各物体印刷データに対応する各スライス物体の外部色彩を解析し、対応するカラー2D画像を生成する。
ステップS41では、電子装置2は、各層の色彩印刷データを修正することで各層の色彩印刷データの着色領域を設定する。詳細には、電子装置2は、各層の色彩印刷データの、全ての層の色彩印刷データにある位置に応じて、各層の色彩印刷データの着色領域を設定する。
一実施形態では、電子装置2は、いずれか1層の色彩印刷データが最下層(すなわち、第1層)または最上層(すなわち、最後の1層)であると判断した場合、隣接する層(すなわち、第2層または最後から第2層)の物体印刷データに対応するスライス物体のサイズに応じて、選択された色彩印刷データの着色領域を設定する。また、設定された色彩印刷データの着色領域は、隣接する層のスライス物体とサイズが同じであってもよい。
一実施形態では、電子装置2は、いずれか1層の色彩印刷データが中間層であると判断した場合、中央からこの層の色彩印刷データの着色領域を縮小してもよい。
例えば、電子装置2は、色彩印刷データの着色領域を、対応するスライス物体の上面の外側に設定してもよい。
また、制御モジュール10は、縮小された1層の色彩印刷データに基づいて着色(図9(c)及び図10(c)で示される着色済みの光硬化性材料41)を行う場合、着色面積(図10(c)で示される着色済みの光硬化性材料41が着色領域410及び肉抜き領域411(すなわち、未着色領域)を含む)を縮小して色材の容量を減らすことができる。
当然ながら、本発明は他の実施形態を有してもよい。当業者であれば、本発明の精神及び技術内容の範囲を逸脱しない限り、少々の変更や修飾を付加することが可能である。従って、本発明が請求する保護範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
1 光造形方式の3Dプリンタ
10 制御モジュール
11 光源モジュール
12 着色モジュール
13 接続モジュール
14 ヒューマンマシンインタフェース
15 記憶モジュール
16 駆動モジュール
17 造形ステージ
18 造形タンク
180 光硬化性材料
181 着色済みの光硬化性材料
182 スライスソリッドモデル
2 電子装置
20 スライスソフトウェア
30、31 スライスソリッドモデル
30’、31’ 着色済みのスライスソリッドモデル
310 着色領域
311 余白領域
40、41 着色済みの光硬化性材料
40’、41’ 着色済みのスライスソリッドモデル
410 着色領域
411 肉抜き領域
410’ 着色済みのスライスソリッドモデル
h 所定の層の高さ

Claims (11)

  1. 光造形方式のカラー3Dプリンタに適する光造形方式のカラー3D印刷方法であって、
    前記光造形方式のカラー3Dプリンタは、光源モジュールと、着色モジュールと、造形ステージとを含み、
    多層スライス物体の外形をそれぞれ表すための多層物体印刷データと、カラー3D物体をスライスした後に生成された前記多層スライス物体の色分布をそれぞれ表すための多層色彩印刷データと、を取得するステップa)と、
    前記造形ステージを所定の層の高さ降下させるステップ)と、
    前記多層物体印刷データのうちの1層の物体印刷データに基づいて、前記造形ステージに照射して前記造形ステージの光硬化性材料を外形が同一層のスライス物体に対応する1層のスライスソリッドモデルとして硬化させるように前記光源モジュールを制御するステップ)と、
    前記多層色彩印刷データのうちの前記1層の物体印刷データと同一層の色彩印刷データに基づいて、前記スライスソリッドモデルを着色し、着色後の前記スライスソリッドモデルの色分布を同一層の前記スライス物体の色分布に対応させるために、前記着色モジュールを制御するステップ)と、
    前記ステップ)〜前記ステップ)を繰り返し実行することで、すべての前記スライスソリッドモデルを外形と色彩が前記カラー3D物体に対応するカラー3Dソリッドモデルとして積層するステップ)と、を含むことを特徴とする光造形方式のカラー3D印刷方法。
  2. 前記ステップ)の前に、
    カラー3D物体データをロードするステップ1)と、
    前記カラー3D物体データの幾何情報に基づいて前記多層物体印刷データを生成するステップ2)と、
    前記カラー3D物体データの色彩情報に基づいて前記多層色彩印刷データを生成するステップ3)と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  3. 各層の前記物体印刷データは、2D画像であり、
    各層の前記色彩印刷データは、カラー2D画像であり、
    前記ステップ)では、前記物体印刷データの各画素の画素値に応じて、前記光源モジュールの各光点の輝度を調整して前記造形ステージの対応する位置に照射し、
    前記ステップ)では、前記色彩印刷データの各画素の画素値に応じて、前記スライスソリッドモデルの対応する位置を着色することを特徴とする請求項2に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  4. 前記ステップ3)は、
    前記色彩情報に基づいて前記多層色彩印刷データを生成するステップ31)と、
    少なくとも1層の前記色彩印刷データを修正して前記色彩印刷データの着色領域を縮小するステップ32)と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  5. 前記ステップ32)では、いずれか1層の前記色彩印刷データが中間層であると判断された場合、前記色彩印刷データの前記着色領域を縮小することを特徴とする請求項4に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  6. 光造形方式のカラー3Dプリンタに適する光造形方式のカラー3D印刷方法であって、
    前記光造形方式のカラー3Dプリンタは、光源モジュールと、着色モジュールと、造形ステージとを含み、
    多層スライス物体の外形をそれぞれ表すための多層物体印刷データと、カラー3D物体をスライスした後に生成された前記多層スライス物体の色分布をそれぞれ表すための多層色彩印刷データと、を取得するステップa)と、
    前記造形ステージを所定の層の高さ降下させるステップ)と、
    前記多層色彩印刷データのうちの1層の色彩印刷データに基づいて、前記造形ステージの光硬化性材料を着色し、着色後の前記光硬化性材料の色分布を同一層のスライス物体の色分布に対応させるために、前記着色モジュールを制御するステップ)と、
    前記多層物体印刷データのうちの、前記1層の色彩印刷データと同一層の物体印刷データに基づいて、前記造形ステージに照射して着色済みの前記光硬化性材料を外形が同一層の前記スライス物体に対応する1層のスライスソリッドモデルとして硬化させるように前記光源モジュールを制御するステップ)と、
    前記ステップ)〜前記ステップ)を繰り返し実行することで、すべての前記スライスソリッドモデルを外形と色彩が前記カラー3D物体に対応するカラー3Dソリッドモデルとして積層するステップ)と、を含むことを特徴とする光造形方式のカラー3D印刷方法。
  7. 前記ステップ)の前に、
    カラー3D物体データをロードするステップ1)と、
    前記カラー3D物体データの幾何情報に基づいて前記多層物体印刷データを生成するステップ2)と、
    前記カラー3D物体データの色彩情報に基づいて前記多層色彩印刷データを生成するステップ3)と、をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  8. 各層の前記色彩印刷データは、カラー2D画像であり、
    各層の前記物体印刷データは、2D画像であり、
    前記ステップ)では、前記色彩印刷データの各画素の画素値に応じて、前記造形ステージの対応する位置にある前記光硬化性材料を着色し、
    前記ステップ)では、前記物体印刷データの各画素の画素値に応じて、前記光源モジュールの各光点の輝度を調整して前記造形ステージの対応する位置に照射することを特徴とする請求項7に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  9. 前記ステップ3)は、
    前記色彩情報に基づいて前記多層色彩印刷データを生成するステップ31)と、
    少なくとも1層の前記色彩印刷データを修正して前記色彩印刷データの着色領域を縮小するステップ32)と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  10. 前記ステップ32)では、いずれか1層の前記色彩印刷データが中間層であると判断された場合、前記色彩印刷データの前記着色領域を縮小することを特徴とする請求項9に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
  11. 前記ステップ)では、色の異なる前記光硬化性材料を前記造形ステージに噴射して着色するように前記着色モジュールを制御することを特徴とする請求項7に記載の光造形方式のカラー3D印刷方法。
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