JP2018034439A - 三次元造形装置 - Google Patents

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和浩 越智
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将勝 大川
健次 原山
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Abstract

【課題】立体物の配置を設定する際の作業負担を低減する。【解決手段】三次元造形装置は、造形対象となる立体物の形状に関する形状データが入力された場合に形状データに基づいて立体物の完成状態の配置に関する配置データを生成する生成部と、生成された配置データに対応する配置の立体物を造形する場合に要する造形時間及びサポート材の使用量のうち少なくとも一方を含む参照データを算出する演算部と、複数の配置データが生成された場合にそれぞれの配置データと当該配置データについて抽出された参照データとを対応付けて表示装置に表示させる表示制御部と、表示装置に表示された配置データの1つを選択する指示が入力された場合に選択された配置データに対応する配置の立体物を造形するように吐出部及び相対移動部を制御する造形制御部と、を有する制御装置とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、三次元造形装置に関する。
立体物を形成する装置として、三次元造形装置が知られている(例えば、特許文献1)。三次元造形装置は、液体の造形材をヘッドから作業面に吐出し、当該造形材を積層させることで立体物を造形する。三次元造形装置では、造形対象となる立体物の形状データが入力され、形状データに基づいて完成状態の立体物のレイアウト(配置)が設定され、この配置に基づいて造形材の吐出が行われる。
特開2016−7711号公報
上記の三次元造形装置において、立体物の配置の設定は、ユーザが手作業で行う場合がある。手作業で配置の設定を行う場合、例えば立体物の造形時間が最小になる配置や、サポート材の使用量が最小になる配置等、効率的な造形動作が可能となる配置をユーザが試行錯誤によって求めている。ユーザは、最適な配置を求める過程で、何回も配置の設定を更新したり、やり直したりする場合があり、作業負担が大きくなりやすい。このため、配置の設定を手作業で行う場合において、作業負担を低減することが可能な機能が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、立体物の配置を設定する際の作業負担を低減することが可能な三次元造形装置を提供することを目的とする。
本発明に係る三次元造形装置は、立体物を造形する造形材及び前記造形材を支持するサポート材を作業面に吐出する吐出部と、前記吐出部と前記作業面とを主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方に相対的に移動させる相対移動部と、造形対象となる前記立体物の形状に関する形状データが入力された場合に前記形状データに基づいて前記立体物の完成状態の配置に関する配置データを生成する生成部と、生成された前記配置データに対応する配置の前記立体物を造形する場合に要する造形時間及び前記サポート材の使用量のうち少なくとも一方を含む参照データを算出する演算部と、複数の前記配置データが生成された場合にそれぞれの前記配置データと当該配置データについて抽出された前記参照データとを対応付けて表示装置に表示させる表示制御部と、前記表示装置に表示された前記配置データの1つを選択する指示が入力された場合に選択された前記配置データに対応する配置の前記立体物を造形するように前記吐出部及び前記相対移動部を制御する造形制御部と、を有する制御装置とを備える。
本発明によれば、複数の配置データを順次生成した場合において、過去に生成した配置データの履歴を表示させることができる。また、配置データの履歴から1つを選択することで、選択した配置データに対応する配置の立体物が表示装置に表示されるため、過去に生成した立体物の配置が再現可能となる。これにより、配置のやり直しを容易に行うことができるため、立体物の配置を手作業で行う場合の作業負担を低減することができる。
上記の三次元造形装置において、前記制御装置は、前記配置データと前記参照データとを対応付けて記憶する記憶部を有してもよい。
本発明によれば、制御装置の記憶部に配置データと参照データとが対応付けて記憶されるため、外部装置への依存度を低減することができる。
上記の三次元造形装置は、複数の前記配置データと当該配置データのそれぞれについて抽出された前記参照データとを対応付けて表示可能な表示装置をさらに備えてもよい。
本発明によれば、複数の配置データと当該配置データのそれぞれについて抽出された参照データとを対応付けて表示可能な表示装置が設けられるため、外部装置への依存度を低減することができる。
上記の三次元造形装置は、前記形状データ及び前記表示装置に表示された前記配置データの1つを選択する指示のうち少なくとも一方を含む情報を前記制御装置に入力可能な入力装置をさらに備えてもよい。
本発明によれば、形状データ及び表示装置に表示された配置データの1つを選択する指示のうち少なくとも一方を含む情報を制御装置に入力可能な入力装置が設けられるため、外部装置への依存度を低減することができる。
上記の三次元造形装置において、前記表示制御部は、複数の前記参照データのうち所定の前記参照データを他の前記参照データと区別して表示させてもよい。
本発明によれば、ユーザが複数の配置データから1つの配置データを選択する場合に、所定の参照データをユーザに認識しやすくすることができる。
上記の三次元造形装置において、前記参照データは、前記配置データに対応する配置の前記立体物のプレビュー画像を含んでもよい。
本発明によれば、複数の配置データから1つの配置データを選択する場合に、立体物の配置に関する画像情報をユーザに提供することができる。
上記の三次元造形装置において、前記参照データは、前記配置データに対応する配置で完成された前記立体物について、前記主走査方向、前記副走査方向、及び前記作業面に直交する方向のそれぞれの最大寸法を乗算した仮想直方体に対する前記立体物の体積占有率に関するデータを含んでもよい。
本発明によれば、複数の配置データから1つの配置データを選択する場合に、ユーザに情報を提供することができる。
本発明に係る三次元造形装置によれば、立体物の配置における作業負担を低減することができる。
図1は、本発明にかかる立体物の製造方法に用いられる三次元造形装置を示す模式図である。 図2は、吐出ユニットをインク滴の吐出面側から見た説明図である。 図3は、制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、記憶部に記憶されるデータの一例を示すデータテーブルである。 図5は、三次元造形装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、手動で配置データを生成するステップの動作の一例を詳細に示すフローチャートである。 図7は、手動で配置データを生成する場合において表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図8は、手動で配置データを生成する場合において表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図9は、表示装置に配置データと参照データとが表示された状態を示す図である。 図10は、自動で配置データを生成するステップの動作の一例を詳細に示すフローチャートである。 図11は、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図12は、読み込み段階のウィザード画面の一例を示す。 図13は、配置段階のウィザード画面の一例を示す。 図14は、条件設定段階のウィザード画面の一例を示す。 図15は、開始選択段階のウィザード画面の一例を示す。 図16は、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図17は、3つの立体物を3台の三次元造形装置に1つずつ分けて配置した状態を示す図である。 図18は、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図19は、三次元造形装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる三次元造形装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
<第1実施形態>
図1は、本発明にかかる三次元造形装置10を示す模式図である。図1に示す三次元造形装置10は、積層造形法により立体物5を造形する三次元プリンタである。この場合、積層造形法とは、例えば、複数の層を重ねて立体物5を造形する方法である。立体物5とは、例えば、三次元構造物のことである。三次元造形装置10において実行する三次元造形方法は、例えば、三次元構造物の形状情報とカラー画像情報とから三次元構造物を造形するカラー造形方法であってもよい。
また、以下に説明する点を除き、三次元造形装置10は、公知の三次元造形装置と同一、または同様の構成を有してよい。また、三次元造形装置10は、例えば、公知の平面への印刷装置であるインクジェットプリンタの構成の一部を変更した装置であってよい。例えば、三次元造形装置10は、紫外線硬化型インク(UVインク)を用いるインクジェットプリンタの一部を変更した装置であってよい。
本実施形態に係る三次元造形装置10は、吐出ユニット12と、主走査駆動部14と、立体物5を載置する載置台である造形台16と、制御装置60と、入力装置61と、表示装置62とを備えている。吐出ユニット12及び造形台16は、不図示の筐体の内部の空間Sに収容されている。空間Sは、例えば装置外部に対して封止された状態にすることが可能であってもよい。
吐出ユニット12は、立体物5の材料となる液滴を吐出する部分であり、所定の条件に応じて硬化する樹脂である硬化性樹脂の液滴等を吐出し、硬化させることにより、立体物5を構成する各層を形成する。より具体的には、吐出ユニット12は、例えば、制御装置60の指示に応じて液滴を吐出することにより、硬化性樹脂の層を形成する層形成動作と、層形成動作で形成された硬化性樹脂の層を硬化させる硬化動作とを複数回繰り返して行う。吐出ユニット12は、これらの動作を繰り返し行うことにより、硬化した硬化性樹脂の層を複数層重ねて形成する。
この吐出ユニット12から吐出する硬化性樹脂としては、例えば、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型樹脂を用いる。この場合、吐出ユニット12は、立体物5の材料となる液滴として、例えば、紫外線硬化型インクのインク滴を吐出する。また、硬化動作では、紫外線光源により紫外線を照射することにより、硬化性樹脂の層を硬化させる。この場合、硬化性樹脂の層とは、紫外線硬化型インクのことである。
また、本実施形態1に係る三次元造形装置10では、吐出ユニット12は、有色の紫外線硬化型インクのインク滴を吐出することにより、立体物5の表面或いは内部に対して着色を行い、着色された立体物5を造形する。また、吐出ユニット12は、立体物5の造形時において、図1に示すように、立体物5の周囲にサポート6を形成する。サポート6は、造形中の立体物5を支えるための積層構造物(サポート層)であり、立体物5の造形完了後に、水等により溶解除去される。
主走査駆動部14は、吐出ユニット12に主走査動作を行わせる駆動部である。なお、本実施形態において、吐出ユニット12に主走査動作を行わせるとは、例えば、吐出ユニット12が有するインクジェットヘッドに主走査動作を行わせることである。また、主走査動作とは、例えば、予め設定された主走査方向(図中のY方向)へ移動しつつ、インク滴を吐出する動作である。
主走査駆動部14は、キャリッジ22及びガイドレール24を有している。このうち、キャリッジ22は、造形台16の作業面16aと対向させて吐出ユニット12を保持する保持部である。即ち、キャリッジ22は、吐出ユニット12から吐出するインク滴の吐出方向が造形台16へ向かう方向になるように、吐出ユニット12を保持している。主走査動作時において、キャリッジ22は、吐出ユニット12を保持した状態で、ガイドレール24に沿って移動する。ガイドレール24は、キャリッジ22の移動をガイドするレール部材であり、主走査動作時において、制御装置60の指示に応じて、キャリッジ22を移動させる。
なお、主走査動作時における吐出ユニット12の移動は、立体物5に対する相対的な移動であってよい。そのため、三次元造形装置10の構成の変形例においては、例えば、吐出ユニット12の位置を固定して、造形台16を移動させることにより、立体物5側を移動させてもよい。
造形台16は、造形中の立体物5を上面である作業面16aに載置する載置台である。この造形台16は、上面を上下方向(図中のZ方向)へ移動させる機能を有しており、制御装置60の指示に応じて、立体物5の造形の進行に合わせて、作業面16aを移動させる。これにより、造形途中の立体物5における被造形面と、吐出ユニット12との間の距離(ギャップ)を適宜調整することが可能になっている。なお、この場合における立体物5の被造形面とは、吐出ユニット12による次の層が形成される面のことである。また、吐出ユニット12に対して造形台16を上下動させるZ方向への走査は、吐出ユニット12側をZ方向へ移動させることで行ってもよい。
図2は、吐出ユニット12をインク滴の吐出面側から見た説明図である。吐出ユニット12は、複数の有色インク用ヘッド32y、32m、32c、32k(以下、有色インク用ヘッド32y〜32kと記載する)、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、サポート材用ヘッド40、複数の紫外線光源44、及び平坦化ローラユニット50を有している。
有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、及び造形材用ヘッド34は、インクジェット方式で硬化性樹脂の液滴を吐出する吐出手段である吐出ヘッドになっている。これらの有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、及び造形材用ヘッド34は、紫外線硬化型インクのインク滴を吐出するインクジェットヘッドになっており、副走査方向(X方向)における位置を揃えて、主走査方向(Y方向)へ並んで配設されている。
有色インク用ヘッド32y〜32kは、互いに異なる色の有色のインクのインク滴をそれぞれ吐出するインクジェットヘッドになっている。有色インク用ヘッド32yは、イエローの紫外線硬化型インクのインク滴を吐出することが可能になっている。有色インク用ヘッド32mは、マゼンタの紫外線硬化型インクのインク滴を吐出することが可能になっている。有色インク用ヘッド32cは、シアンの紫外線硬化型インクのインク滴を吐出することが可能になっている。有色インク用ヘッド32kは、ブラックの紫外線硬化型インクのインク滴を吐出することが可能になっている。白インク用ヘッド36は、白色の紫外線硬化型インクのインク滴を吐出するインクジェットヘッドになっている。
クリアインク用ヘッド38は、紫外線硬化型のクリアインクのインク滴を吐出するインクジェットヘッドになっている。このクリアインクとは、透明色であるクリア色のインクであり、無色透明のインクになっている。このクリアインクは、紫外線硬化型の樹脂を含み、且つ、着色剤を含まないインクになっている。
造形材用ヘッド34は、立体物5を形成するための流動性を有する造形材として用いる紫外線硬化型インクのインク滴を吐出するインクジェットヘッドになっている。この造形材用ヘッド34は、所定の色の造形用インク(MO)のインク滴を吐出することが可能になっている。造形用インクとしては、例えば、白色のインク、またはクリアインク等を用いてもよい。
サポート材用ヘッド40は、サポート6(図1参照)のサポート材を含むインク滴を吐出するインクジェットヘッドになっている。この場合におけるサポート材としては、立体物5の造形後に水で溶解可能な水溶性の材料を用いることが好ましい。なお、サポート材としては、サポート6用の公知の材料を適宜用いてもよい。また、サポート材用ヘッド40は、有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、及び造形材用ヘッド34に対し、副走査方向における位置を揃えて、主走査方向へ並んで配設される。
上記各ヘッドは、それぞれ所定のインク流通経路を介して、不図示のインク供給源に接続されている。インク供給源は、例えば三次元造形装置10に対して着脱可能なカートリッジ型であってもよいし、三次元造形装置10の外部に装着される構成であってもよい。各ヘッドには、インク供給源からインク流通経路を流通してインクが供給される。インク流通経路は、例えば不図示のサブタンクを有してもよい。
なお、有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、及びサポート材用ヘッド40としては、例えば、公知のインクジェットヘッドを好適に用いることができる。これらのインクジェットヘッドは、造形台16(図1参照)と対向する面に、複数のノズルNZが副走査方向へ並ぶノズル列NLを有する。それぞれのインクジェットヘッドにおけるノズル列NLは、並び方向が同一で、且つ、互いに平行になる。また、主走査動作時において、ノズルNZが並ぶ方向と直交する主走査方向へ移動しつつ、Z方向へインク滴をそれぞれ吐出する。各ノズル列NLは、並び方向の寸法Dが等しくなっている。
複数の紫外線光源44は、紫外線硬化型インクを硬化させる紫外線の光源であり、紫外LED(light Emitting Diode)、メタルハライドランプ、水銀ランプ等が用いられる。複数の紫外線光源44のそれぞれは、間に有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、及びサポート材用ヘッド40を挟むように、吐出ユニット12における主走査方向の一端側及び他端側のそれぞれに配設される。本実施形態の三次元造形装置10では、紫外線光源44としてUV1とUV2とが設けられており、UV1は、主走査方向(Y方向)における吐出ユニット12の一端側に配設されており、UV2は、主走査方向(Y方向)における吐出ユニット12の他端側に配設されている。紫外線光源44は、照度を調整可能である。また、紫外線光源44は、互いに異なる複数の波長の紫外線を照射可能である。
平坦化ローラユニット50は、立体物5の造形中に形成される紫外線硬化型インクの層を平坦化するための構成である。平坦化ローラユニット50は、有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、及びサポート材用ヘッド40の並びと、吐出ユニット12の他端側に配設される紫外線光源44であるUV2との間に配設される。これにより、平坦化ローラユニット50は、有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、及びサポート材用ヘッド40の並びに対して、副走査方向の位置を揃えて、主走査方向へ並べて配設される。この平坦化ローラユニット50は、吐出ユニット12に対して上下方向に移動可能に吐出ユニット12に設けられている。平坦化ローラユニット50は、キャリッジ22と共に主走査方向(図中のY方向)へ移動して流動可能な状態の造形材における余剰造形材を掻き取るための回転自在な平坦化ローラ51と、平坦化ローラ51により掻き取られた余剰造形材を回収する余剰造形材回収機構(不図示)と、を有している。
なお、三次元造形装置10は、立体物5の造形や着色等に必要な各種構成をさらに備えてよい。例えば、三次元造形装置10は、吐出ユニット12に副走査動作を行わせる副走査駆動部26を有する(図1参照)。この場合、副走査動作とは、例えば、造形中の立体物5に対して相対的に、主走査方向と直交する副走査方向(図中のX方向)へ、吐出ユニット12におけるインクジェットヘッドを移動させる動作である。副走査駆動部26は、例えば、副走査方向における長さが吐出ユニット12におけるインクジェットヘッドの造形幅よりも長い立体物5を造形する場合等に、必要に応じて吐出ユニット12に副走査動作を行わせる。より具体的には、副走査駆動部26は、造形台16を副走査方向へ移動させる駆動部であってもよく、または、吐出ユニット12を保持するキャリッジ22と共にガイドレール24を副走査方向へ移動させる駆動部であってもよい。
吐出ユニット12を副走査方向へ移動させる駆動方式としては、例えばマルチパス方式や小ピッチ方式等が挙げられる。マルチパス方式は、同一区間で複数回走査を行った後に吐出ユニット12を副走査方向へ移動させる方式である。マルチパス方式において、吐出ユニット12を副走査方向へ移動させる際のピッチは、ノズル列NLの並び方向の寸法Dと等しいピッチである。マルチパス方式において、所定回数の走査を行い副走査方向に吐出ユニット12を移動させた後、次回の走査を行う場合、前回の走査でインクが吐出された領域に重ならない領域にインクが吐出される。
一方、小ピッチ方式は、1回の走査毎に吐出ユニット12を副走査方向へ移動させる方式である。小ピッチ方式において、吐出ユニット12を副走査方向に移動させる際のピッチは、ノズル列NLの並び方向の寸法Dよりも小さいピッチである。小ピッチ方式において、1回の走査を行い副走査方向に吐出ユニット12を移動させた後、次回の走査を行う場合、前回の走査でインクが吐出された領域と一部重なる領域にインクが吐出される。
入力装置61は、例えばタッチパネル等の入力装置が用いられる。なお、入力装置61として、タッチパネルに加えて又はタッチパネルに代えて、ボタン、レバー、ダイヤル、スイッチ又は他の入力装置が用いられてもよい。入力装置61は、所定の入力操作に応じた指示信号を出力する。入力装置61としては、例えば三次元造形装置10に設けられる構成に限定するものではない。例えば、入力装置61は、キーボードやマウス等、三次元造形装置10の外部に設けられる入力装置が用いられてもよい。
表示装置62は、文字及び画像を含む各種情報を表示する。表示装置62は、液晶パネル等の表示パネルを有する。表示装置62としては、例えば三次元造形装置10に設けられる構成に限定するものではない。例えば、表示装置62は、例えばディスプレイ装置等、三次元造形装置10の外部に設けられる表示装置が用いられてもよい。
制御装置60は、三次元造形装置10の各部を制御する装置になっており、各種処理を実行するコントローラとして機能するCPU(Central Processing Unit)や、各種情報を記憶するメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を有している。
制御装置60は、造形すべき立体物5の形状情報や、カラー画像情報等に基づいて三次元造形装置10の各部を制御することにより、立体物5を造形するための造形動作の制御を行う。
図3は、制御装置60の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、制御装置60は、処理部63と、記憶部64とを備えている。処理部63及び記憶部64は、例えばバスライン65によって接続されている。また、制御装置60は、バスライン65によって、吐出ユニット12、主走査駆動部14、造形台16、副走査駆動部26、入力装置61及び表示装置62等に接続されている。
処理部63は、生成部66と、演算部67と、表示制御部68と、造形制御部69とを有する。生成部66は、配置データを生成する。配置データは、作業面に形成される立体物の完成状態における配置を示すデータである。配置データは、形状データに基づいて生成される。形状データは、造形対象となる立体物の形状を示すデータである。形状データは、例えば立体物を構成する点群について、所定の原点位置を基準とする三次元座標で示したものである。配置データは、立体物の作業面上での位置及び姿勢を示すデータである。例えば、配置データは、立体物を構成する点群の各三次元座標に対して、並進及び回転の少なくとも一方に対応する演算がなされた三次元座標で示される。
演算部67は、参照データを算出する。参照データは、配置データに対応する配置の立体物を造形する場合に要する造形時間及びサポート材の使用量のうち少なくとも一方を含むデータである。本実施形態では、参照データは、上記の造形時間のデータ(造形時間データ)及びサポート材使用量のデータ(使用量データ)に加えて、例えば配置データに対応する配置で完成される立体物について、主走査方向、副走査方向、及び作業面に直交する方向のそれぞれの最大寸法を乗算した仮想直方体に対する立体物の体積占有率に関するデータ(占有率データ)を含む。また、参照データは、配置データに対応する配置の立体物のプレビュー画像のデータ(プレビューデータ)を含む。
表示制御部68は、表示装置62による表示動作を制御する。表示制御部68は、例えば生成部66によって複数の配置データが生成された場合にそれぞれの配置データと当該配置データについて抽出された参照データとを対応付けて表示装置62に表示させることが可能である。
造形制御部69は、吐出ユニット12、主走査駆動部14、造形台16及び副走査駆動部26について、造形時における各部の動作を制御する。造形制御部69は、例えば吐出ユニット12及び造形台16の移動を制御する。また、造形制御部69は、有色インク用ヘッド32y〜32k、白インク用ヘッド36、クリアインク用ヘッド38、造形材用ヘッド34、及びサポート材用ヘッド40の各ヘッドの吐出動作に加えて、紫外線光源44の動作、平坦化ローラユニット50の動作等を制御する。
記憶部64は、配置データ記憶部70と、参照データ記憶部71と、プログラム記憶部72とを有する。記憶部64としては、例えば三次元造形装置10に設けられる構成に限定するものではない。例えば、記憶部64は、外部メモリ等、三次元造形装置10の外部に設けられる記憶部が用いられてもよい。図4は、記憶部64に記憶されるデータの一例を示すデータテーブルである。図4に示すように、配置データ記憶部70は、生成部66によって生成された配置データを記憶する。図4では、配置データ記憶部70に配置データA1〜A5が記憶された状態が示されている。参照データ記憶部71は、演算部67によって算出された参照データを記憶する。図4では、参照データ記憶部71のうち、参照データとして、例えば記憶領域71aに造形時間データL1〜L5が記憶され、記憶領域71bにサポート材使用量データV1〜V5が記憶され、記憶領域71cに占有率データQ1〜Q5が記憶され、記憶領域71dにプレビューデータP1〜P5が記憶され、記憶領域71eに保存時刻データT1〜T5が記憶された状態が示されている。
配置データ記憶部70及び参照データ記憶部71は、配置データA1〜A5と参照データ(L1〜L5、V1〜V5、Q1〜Q5、P1〜P5、T1〜T5)とを対応付けて記憶する。図4に示す例では、配置データA1と、造形時間データL1、サポート材使用量データV1、占有率データQ1、プレビューデータP1及び保存時刻データT1の各参照データとが対応付けて記憶される。また、配置データA2と、造形時間データL2、サポート材使用量データV2、占有率データQ2、プレビューデータP2及び保存時刻データT2の各参照データとが対応付けて記憶される。また、配置データA3と、造形時間データL3、サポート材使用量データV3、占有率データQ3、プレビューデータP3及び保存時刻データT3の各参照データとが対応付けて記憶される。また、配置データA4と、造形時間データL4、サポート材使用量データV4、占有率データQ4、プレビューデータP4及び保存時刻データT4の各参照データとが対応付けて記憶される。また、配置データA5と、造形時間データL5、サポート材使用量データV5、占有率データQ5、プレビューデータP5及び保存時刻データT5の各参照データとが対応付けて記憶される。
プログラム記憶部72は、配置データを生成するプログラムや、造形動作を行うためのプログラム等、各種のプログラムを記憶する。配置データを生成するプログラムは、制御装置60において自動で配置データを生成する自動生成プログラムと、ユーザが手動によって配置データを生成するための手動生成プログラムとを含む。
次に、上記の三次元造形装置10の動作を説明する。図5は、三次元造形装置10の動作の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、制御装置60は、外部装置等からの形状データの入力の有無を検出する(ステップS10)。制御装置60は、形状データの入力が検出されない場合(ステップS10のNo)、ステップS10の検出を繰り返し行う。
制御装置60は、形状データの入力が検出された場合(ステップS10のYes)、入力された形状データに基づいて、配置データを生成する。このとき、制御装置60は、手動で配置データを生成するか否かを判断する(ステップS20)。制御装置60は、手動で配置データを生成すると判断した場合(ステップS20のYes)、手動で配置データを生成するステップ(ステップS30)を行う。ステップS30については、後述する。
また、制御装置60は、手動で配置データを生成しないと判断した場合(ステップS20のNo)、自動で配置データを生成するステップ(ステップS40)を行う。ステップS40において、制御装置60は、例えば予め設定された条件に基づいて立体物の位置及び姿勢を設定し、当該設定に基づいて配置データを生成する。この条件については、例えば造形時間が最も短くなる配置(例えば、作業面からの高さが最も低くなる配置等)、サポート材の使用量が最も少なくなる配置、立体物の占有率が最も小さくなる配置等が挙げられる。これらの条件は、ユーザが予め設定することができる。
配置データが生成された後、制御装置60は、造形制御部69により吐出ユニット12、主走査駆動部14、造形台16及び副走査駆動部26に造形動作を行わせる(ステップS50)。その後、制御装置60は、造形動作を終了させると判断した場合、各部の動作を停止させて造形動作を終了させる。
図6は、手動で配置データを生成するステップS30の動作の一例を詳細に示すフローチャートである。図6に示すように、ステップS30において、制御装置60は、例えばプログラム記憶部72に記憶された手動生成プログラムを起動させる。
図7及び図8は、手動で配置データを生成する場合において表示装置62に表示される画面の一例を示す図である。表示装置62には、例えば立体物81が造形台80に配置された例が示されている。ユーザが表示装置62を確認しつつ、入力装置61により造形台80上の立体物81の位置及び姿勢を設定することで、配置データが生成される。立体物81の位置及び姿勢を設定する場合、ユーザは、入力装置61により立体物81の位置及び姿勢を変更することが可能である。立体物81の位置及び姿勢を変更することにより、例えば立体物81の位置及び姿勢を、図7に示す状態や図8に示す状態等に設定することが可能である。
また、図7及び図8に示すように、表示装置62には、立体物81の位置及び姿勢を確定させて配置データを生成するためのボタン83が表示されている。生成部66は、ボタン83が押されたか否か、つまり、立体物81の位置及び姿勢が確定されたか否かを判断する(ステップS31)。生成部66は、ボタン83が押された場合、つまり、立体物81の位置及び姿勢が確定された場合(ステップS31のYes)、表示装置62に表示された立体物81の位置及び姿勢に基づいて配置データを生成し、記憶部64の配置データ記憶部70に保存する(ステップS32)。生成部66は、例えばボタン83が押されたと判断するまでステップS31の判断を繰り返し行う(ステップS31のNo)。
配置データが生成及び保存された場合、演算部67は、この生成された配置データについての参照データを算出し、記憶部64の参照データ記憶部71に保存する(ステップS33)。演算部67は、参照データとして、例えば造形時間データ、サポート材使用量データ、占有率データ、プレビューデータ、保存時刻データを算出して参照データ記憶部71に保存する。
次に、制御装置60は、ステップS33で生成された配置データとは異なる配置データを生成するか否かの判断を行う(ステップS34)。ステップS35において、表示制御部68は、異なる配置データを生成するか否かをユーザに選択させるための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。ユーザにより異なる配置データを生成する旨の選択がなされた場合、制御装置60は、異なる配置データを生成すると判断する(ステップS34のYes)。この場合、制御装置60は、ステップS31に戻って処理を行わせる。
また、ユーザにより異なる配置データを生成する旨の選択がなされない場合、制御装置60は、異なる配置データを生成しないと判断する(ステップS34のNo)。この場合、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示するか否かの判断を行う(ステップS35)。ステップS35において、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示するか否かを選択するための画面やボタン85(図9参照)等を表示装置62に表示させてもよい。
ユーザにより配置データ及び参照データを表示する旨の選択がなされた場合、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示すると判断し(ステップS35のYes)、表示装置62に配置データ及び参照データを表示させる(ステップS36)。また、配置データ及び参照データを表示しない旨の選択がなされた場合(ステップS35のNo)、制御装置60は、後述のステップS39の処理を行う。
図9は、表示装置62に配置データと参照データとが表示された状態を示す図である。図9に示すように、表示装置62には、配置データと参照データとが対応付けられた状態のテーブル84が表示されている。テーブル84は、記憶部64に記憶された参照データのうち、造形時間データと、使用量データと、占有率データと、プレビューデータとが含まれる。ユーザは、テーブル84を確認することにより、これまでに生成した配置データの履歴や、各配置データについての参照データ、プレビュー画像等を配置データ毎に比較して確認できる。
また、表示制御部68は、複数の参照データのうち、所定の参照データについて、他の参照データと区別して表示させてもよい。この場合、複数の参照データのうち最適と判断される参照データをハイライト表示させてもよい。例えば、表示制御部68は、複数の造形時間データのうち最も造形時間が短い造形時間データ(例えば、造形時間データL3)が表示される領域84aをハイライト表示させてもよい。また、表示制御部68は、複数の使用量データのうち最もサポート材の使用量が少ない使用量データ(例えば、使用量データV2)が表示される領域84bをハイライト表示させてもよい。また、表示制御部68は、複数の占有率データのうち最も占有率が大きい占有率データ(例えば、占有率データQ1)が表示される領域84cをハイライト表示させてもよい。
図9に示すテーブル84に示される配置データや参照データは、例えばユーザが入力装置61を用いることで選択可能に構成される。このため、表示制御部68は、ユーザにより配置データ等が選択されたか否かを検出する(ステップS37)。配置データ等が選択された場合(ステップS37のYes)、表示制御部68は、選択された配置データに対応する配置で立体物81を表示させる(ステップS38)。このステップS38により、これまでに生成した配置データを表示装置62に再現して表示することができる。なお、配置データ等の選択が検出されない場合(ステップS37のNo)、ステップS37の検出を繰り返し行う。
次に、制御装置60は、表示装置62に表示された配置データに基づいて造形動作を開始するか否かを判断する(ステップS39)。表示制御部68は、造形動作を開始するか否かを選択するための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。造形動作を開始する場合(ステップS39のYes)、上記のステップS50へ移行する。造形動作を開始しない場合(ステップS39のNo)、ステップS34以降の動作を繰り返し行わせる。この場合、ユーザは、再現された状態の立体物81に基づいて立体物81の位置及び姿勢を変更することができる。
以上のように、本実施形態に係る三次元造形装置10は、複数の配置データを順次生成した場合において、過去に生成した配置データの履歴を表示させることができる。また、配置データの履歴から1つを選択することで、選択した配置データに対応する配置の立体物81が表示装置62に表示されるため、過去に生成した立体物81の配置が再現可能となる。これにより、配置のやり直しを容易に行うことができるため、立体物81の配置を手作業で行う場合の作業負担を低減することができる。
本実施形態では、立体物81の配置を手作業で行う場合の例を説明したが、これに限定するものではなく、立体物81の配置を自動で行う場合についても、同様の処理を行うことが可能である。図10は、自動で配置データを生成するステップS40の動作の一例を詳細に示すフローチャートである。図10に示すように、ステップS40において、制御装置60は、例えばプログラム記憶部72に記憶された自動生成プログラムを起動させる。
生成部66は、形状データに基づいて、予め設定された条件に基づいて立体物81の位置及び姿勢を設定し、当該設定に基づいて配置データを生成して、記憶部64の配置データ記憶部70に保存する(ステップS41)。
配置データが生成及び保存された後、演算部67は、この生成された配置データについての参照データを算出し、記憶部64の参照データ記憶部71に保存する(ステップS42)。演算部67は、参照データとして、例えば造形時間データ、使用量データ、占有率データ、プレビューデータ、保存時刻データを算出して参照データ記憶部71に保存する。
次に、生成部66は、ステップS41の場合とは異なる条件で配置データを生成するか否かの判断を行う(ステップS43)。ステップS43において、表示制御部68は、異なる条件で配置データを生成するか否かをユーザに選択させるための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。制御装置60は、異なる条件で配置データを生成すると判断した場合(ステップS43のYes)、ステップS41の場合とは異なる条件で配置データを生成及び保存し(ステップS44)、条件については、ユーザに指定させてもよいし、予め設定された規則等に従って自動的に選択してもよい。その後、制御装置60は、ステップS42に戻って処理を行わせる。
また、ユーザにより異なる条件で配置データを生成する旨の選択がなされない場合、制御装置60は、異なる配置データを生成しないと判断する(ステップS43のNo)。この場合、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示するか否かの判断を行う(ステップS45)。ステップS45において、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示するか否かを選択するための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。
ユーザにより配置データ及び参照データを表示する旨の選択がなされた場合、表示制御部68は、配置データ及び参照データを表示すると判断し(ステップS45のYes)、表示装置62に配置データ及び参照データを表示させる(ステップS46)。また、配置データ及び参照データを表示しない旨の選択がなされた場合(ステップS45のNo)、制御装置60は、後述のステップS49の処理を行う。
表示制御部68は、ユーザにより配置データ等が選択されたか否かを検出する(ステップS47)。配置データ等が選択された場合(ステップS47のYes)、表示制御部68は、選択された配置データに対応する配置で立体物81を表示させる(ステップS48)。このステップS48により、これまでに自動生成された配置データを表示装置62に再現して表示することができる。なお、配置データ等の選択が検出されない場合(ステップS47のNo)、ステップS47の検出を繰り返し行う。
次に、制御装置60は、表示装置62に表示された配置データに基づいて造形動作を開始するか否かを判断する(ステップS49)。表示制御部68は、造形動作を開始するか否かを選択するための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。造形動作を開始する場合(ステップS49のYes)、上記のステップS50へ移行する。造形動作を開始しない場合(ステップS49のNo)、ステップS43以降の動作を繰り返し行わせる。このように、配置データを自動で生成する場合についても、上記同様の処理が可能である。これにより、条件を変えて複数の配置データを自動生成した場合、過去に自動生成した配置データを容易に再現することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。第2実施形態では、第1実施形態に記載の三次元造形装置10において、表示装置62の表示態様が第1実施形態とは異なるため、この相違点を中心に説明する。なお、三次元造形装置10の他の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図11は、表示装置62に表示される画面の一例を示す図である。図11に示すように、表示装置62には、造形台80に立体物81が配置された状態が示されている。造形台80の一部には、帯状部80a、80bが示されている。帯状部80a、80bは、吐出ユニット12の主走査方向が長手となっている。帯状部80a、80bの幅方向(長手方向に直交する方向)の寸法は、ノズル列NLの並び方向の寸法Dと等しい。また、帯状部80a、80bは、幅方向に繋がった状態で、かつ互いに重ならない位置に配置される。つまり、帯状部80a、80bは、マルチパス方式において1回の走査で造形材又はサポート材が吐出される領域を示している。
帯状部80a、80bは、立体物81を造形するために必要な走査回数に応じて表示態様が異なっている。例えば図11に示す例では、帯状部80a、80bが互いに異なる色彩に設定されている。三次元造形装置10は、造形動作において、走査回数が多い部分を含むほど造形時間が長くなる。したがって、必要な走査回数に応じて造形台80の表示態様が異なるように表示装置62に表示することで、ユーザに造形時間を直観的に知らせることができる。
なお、帯状部80a、80bの表示態様については、互いに異なる色彩に設定する構成に限定するものではない。例えば、帯状部80a、80bに対して異なる指標等を表示する態様であってもよい。
また、図11では、マルチパス方式における走査領域を例に挙げて説明したが、これに限定するものではなく、小ピッチ方式における走査領域についても同様に、必要な走査回数に応じて表示態様が異なるようにしてもよい。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態では、第1実施形態に記載の三次元造形装置10において、造形動作を行う際にウィザード画面を表示させる例を説明する。なお、三次元造形装置10の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図12から図15は、表示装置62に表示されるウィザード画面90の一例を示す図である。図12から図15に示すように、制御装置60は、造形動作の動作段階ごとに表示装置62にウィザード画面90を表示させる。動作段階は、例えば形状データを読み込む読み込み段階と、配置データを生成する配置段階と、造形条件を設定する条件設定段階と、造形開始の可否を選択する開始選択段階とを含む。図12は、読み込み段階のウィザード画面90の一例を示す。図13は、配置段階のウィザード画面90の一例を示す。図14は、条件設定段階のウィザード画面90の一例を示す。図15は、開始選択段階のウィザード画面90の一例を示す。
まず、図12に示すように、形状データの読み込み段階の場合、ウィザード画面90には、例えば動作段階表示部91と、形状データ表示部92と、読み込み可否選択部93とが表示される。
動作段階表示部91は、現在の動作段階が表示される。図12では、三次元造形装置10の動作段階が読み込み段階であることが表示されている。形状データ表示部92は、読み込み対象となる形状データに基づく立体物の形状が表示される。この表示により、例えば誤った形状データが読み込まれないか否かを確認することができる。図12では、立体物の斜視図が示されている。形状データ表示部92に示される形状は、斜視図に限定するものではなく、他の種類の図であってもよい。
読み込み可否選択部93は、形状データを読み込むか否かを選択するボタン等が表示される。図12では、読み込みを行わせる「Yes」のボタンと、読み込みを行わせない「No」のボタンとが表示されている。「Yes」のボタンが押された場合、次の配置段階に移行する。また、「No」のボタンが押された場合、正しい形状データを読み込むように案内する画面等を表示させることができる。
次に、配置段階のウィザード画面を説明する。図13に示すように、配置段階において、ウィザード画面90には、例えば動作段階表示部91と、生成方法選択部94と、ウィザード移行部95とが表示される。
動作段階表示部91は、三次元造形装置10が配置段階であることが表示されている。生成方法選択部94は、配置データの生成を手動で行うか自動で行うかを選択するボタン等が表示される。図13では、手動で配置データを生成する「手動」のボタンと、自動で配置データを生成する「自動」のボタンとが表示されている。「手動」のボタンが選択された場合、制御装置60は、例えば第1実施形態に記載の手動生成プログラムを起動させて、ユーザに手動による配置データの生成を行わせる。この場合、制御装置60は、第1実施形態に記載のステップS31〜S39の動作を行わせることができる。また、「自動」のボタンが選択された場合、制御装置60は、自動生成プログラムを起動させる。この場合、制御装置60は、第1実施形態に記載のステップS41〜S49の動作を行わせることができる。
ウィザード移行部95は、ウィザード画面90の表示を、前の動作段階に戻すための「前に戻る」のボタンと、次の動作段階に進めるための「次に進む」のボタンとが表示される。「前に戻る」のボタンが選択された場合、表示制御部68は、前の動作段階である読み込み段階のウィザード画面90を表示装置62に表示させる。「次に進む」のボタンが選択された場合、表示制御部68は、次の動作段階である条件設定段階のウィザード画面90を表示させる。また、表示制御部68は、「手動」又は「自動」が選択されるまで「次に進む」のボタンを表示させないようにしてもよい。なお、表示制御部68は、例えば生成方法選択部94において「手動」が選択された場合、配置データが生成されるまでは「次に進む」のボタンを表示させないようにしてもよい。
次に、条件設定段階のウィザード画面を説明する。図14に示すように、条件設定段階において、ウィザード画面90には、例えば動作段階表示部91と、条件選択部96と、ウィザード移行部95とが表示される。
動作段階表示部91は、三次元造形装置10が条件設定段階であることが表示されている。条件選択部96には、一例として、速度及び精度のうち速度を優先して造形動作を行う「高速」のボタンと、精度を優先して造形動作を行う「高精細」のボタンと、速度及び精度をバランスさせて造形動作を行う「標準」のボタンとが表示される。
ウィザード移行部95は、ウィザード画面90の表示を、前の動作段階に戻すための「前に戻る」のボタンと、次の動作段階に進めるための「次に進む」のボタンとが表示される。「前に戻る」のボタンが選択された場合、表示制御部68は、前の動作段階である配置段階のウィザード画面90を表示装置62に表示させる。「次に進む」のボタンが選択された場合、表示制御部68は、次の動作段階である開始選択段階のウィザード画面90を表示させる。表示制御部68は、例えば条件選択部96において「高速」、「標準」又は「高精細」のいずれかが選択されるまで「次に進む」のボタンを表示させないようにしてもよい。
次に、開始選択段階のウィザード画面を説明する。図15に示すように、開始選択段階において、ウィザード画面90には、例えば動作段階表示部91と、参照データ表示部97と、開始選択部98とが表示される。
動作段階表示部91は、三次元造形装置10が開始選択段階であることが表示されている。参照データ表示部97は、配置段階及び条件設定段階での選択結果に基づいて算出される参照データが表示される。なお、参照データは、第1実施形態と同様、演算部67によって算出される。この表示により、造形動作において、造形時間やサポート材使用量、占有率等がどの程度であるかを確認することができる。
開始選択部98は、造形動作を開始するための「造形開始」のボタンと、前の動作段階に戻すための「前に戻る」のボタンとが表示される。「造形開始」のボタンが選択された場合、造形制御部69は、造形動作を開始させる。「前に戻る」のボタンが選択された場合、表示制御部68は、前の動作段階である条件設定段階のウィザード画面90を表示装置62に表示させる。
以上のように、本実施形態に係る三次元造形装置10は、制御装置60が表示装置62にウィザード画面90を表示させる構成であるため、ウィザード画面90に示された手順に沿って、造形動作の動作段階ごとに必要事項をユーザに選択させることができる。これにより、ユーザの作業負担を低減することができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態を説明する。第4実施形態では、第1実施形態に記載の三次元造形装置10において、複数の立体物の配置データを自動で生成する場合の動作を説明する。具体的には、複数の立体物が1台の三次元造形装置10の造形台16に配置しきれない場合の動作例を説明する。なお、三次元造形装置10の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図16は、表示装置62に表示される画面の一例を示す図である。図16には、複数の立体物として、例えば3つの立体物86、87、88が造形台80に配置された状態が示されている。なお、立体物の数は、3つの場合に限定するものではなく、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
例えば、作業面からの高さを一定値以下にする、サポート材の使用量を一定値以下にする、といった配置条件によっては、図16に示すように、複数の立体物86、87、88が造形台80に収まりきらない場合がある。生成部66は、上記のように複数の立体物86、87、88が造形台80に収まりきらないと判断した場合、複数の立体物86、87、88を複数の三次元造形装置に分けて配置した状態の配置データを生成する。
図17は、3つの立体物86、87、88を3台の三次元造形装置10A、10B、10Cに1つずつ分けて配置した状態を示す図である。図17に示すように、三次元造形装置10Aの造形台80Aには立体物86が配置され、三次元造形装置10Bの造形台80Bには立体物87が配置され、三次元造形装置10Cの造形台80Cには立体物88が配置されている。なお、複数の立体物の数と、三次元造形装置の台数とは、同一でなくてもよい。例えば、複数の立体物が造形台に収まりきる構成であれば、三次元造形装置の台数が複数の立体物の数よりも少なくてもよい。この場合、少なくとも1つの三次元造形装置に複数の立体物が配置されることになる。
生成部66は、例えば、各立体物86、87、88の作業面からの高さZ1、Z2、Z3がそれぞれ最も低くなるように、三次元造形装置10A、10B、10Cにおける位置及び姿勢を設定して、配置データを生成してもよい。また、生成部66は、各立体物86、87、88を造形する際に用いられるサポート材の使用量が最も少なくなるように、三次元造形装置10A、10B、10Cにおける位置及び姿勢を設定して、配置データを生成してもよい。
なお、複数の三次元造形装置10A、10B、10Cについては、例えば予め三次元造形装置10に登録させておくことができる。この場合、三次元造形装置10A、10B、10Cの造形可能寸法や処理速度等の諸元(スペック)についても併せて登録させることができる。複数の三次元造形装置10A、10B、10Cは、同一の諸元を有する装置に限定するものではなく、異なる諸元を有する装置であってもよい。複数の三次元造形装置10A、10B、10Cの諸元が互いに異なる場合、生成部66は、各三次元造形装置10A、10B、10Cの諸元に応じて、立体物86、87、88を最適な分配先に分配させることができる。
図18は、表示装置62に表示される画面の一例を示す図である。図18には、複数の立体物を複数の三次元造形装置に分配する際のウィザード画面99が示されている。ウィザード画面99には、例えば装置台数を入力する入力部99aと、優先事項を選択する優先事項選択部99bと、再配置を行うか否かを選択する再配置選択部99cとが設けられる。入力部99aには、例えば複数の立体物を配置するために必要な最低限の三次元造形装置の台数が参考として表示されるようにしてもよい。このように、ウィザード画面99を表示させることにより、複数の立体物を複数の三次元造形装置に分配する際のユーザの作業負担を低減させることができる。
以上のように、本実施形態に係る三次元造形装置10は、複数の立体物が1台の三次元造形装置10の造形台16に配置しきれない場合には、生成部66により複数の三次元造形装置に複数の立体物を分配した状態で配置することができる。これにより、複数の立体物を造形する場合において、作業面からの高さを一定値以下にする、サポート材の使用量を一定値以下にする、といった配置条件に沿った造形動作が可能になる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態を説明する。第5実施形態では、第1実施形態に記載の三次元造形装置10において、立体物の配置データを自動で生成する場合の動作を説明する。なお、三次元造形装置10の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図19は、本実施形態に係る三次元造形装置10の動作の一例を示すフローチャートである。図19に示すように、制御装置60は、外部装置等からの形状データの入力の有無を検出する(ステップS110)。制御装置60は、形状データの入力が検出されない場合(ステップS110のNo)、ステップS110の検出を繰り返し行う。
制御装置60は、形状データの入力が検出された場合(ステップS110のYes)、入力された形状データに基づいて、自動で配置データを生成する(ステップS120)。ステップS120において、制御装置60は、例えば予め設定された条件に基づいて立体物の位置及び姿勢を設定し、当該設定に基づいて配置データを生成する。この条件については、例えば造形時間が最も短くなる配置(例えば、作業面からの高さが最も低くなる配置等)、サポート材の使用量が最も少なくなる配置、立体物の占有率が最も小さくなる配置等が挙げられる。これらの条件は、ユーザが予め設定することができる。
次に、生成部66は、ステップS120の場合とは異なる条件で配置データを生成するか否かの判断を行う(ステップS130)。ステップS130において、表示制御部68は、異なる条件で配置データを生成するか否かをユーザに選択させるための画面やボタン等を表示装置62に表示させてもよい。制御装置60は、異なる条件で配置データを生成すると判断した場合(ステップS130のYes)、ステップS120の場合とは異なる条件で配置データを生成する(ステップS140)。ステップS140における条件については、ユーザに指定させてもよいし、予め設定された規則等に従って自動的に選択してもよい。その後、制御装置60は、ステップS130に戻って処理を行わせる。
また、ユーザにより異なる条件で配置データを生成しない旨の選択がなされた場合(ステップS130のNo)、制御装置60は、造形制御部69により吐出ユニット12、主走査駆動部14、造形台16及び副走査駆動部26に造形動作を行わせる(ステップS150)。その後、制御装置60は、造形動作を終了させると判断した場合、各部の動作を停止させて造形動作を終了させる。
なお、制御装置60は、ステップS120及びステップS140において配置データを記憶部64に保存し、各配置データについての参照データを演算部67に算出させて記憶部64に保存してもよい。この場合、ステップS130にて、ユーザにより異なる条件で配置データを生成しない旨の選択がなされた後(ステップS130のNo)、制御装置60は、上記第1実施形態におけるステップS45〜S49の動作(図10参照)を行わせてもよい。
以上のように、第5実施形態に係る三次元造形装置10は、形状データの入力が検出された場合に、制御装置60が予め設定された条件に基づいて立体物の位置及び姿勢を設定し、当該設定に基づいて配置データを生成する。これにより、配置データを生成する際のユーザの作業負担を低減させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。また、本発明の技術範囲は、実施形態をその他の様々な形態で実施させることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせの変更等を行うことができる。また、上記の異なる実施形態に係る構成同士を適宜組み合わせてもよい。
5,81,86,87,88 立体物
10,10A,10B,10C 三次元造形装置
12 吐出ユニット
14 主走査駆動部
16,80、80A、80B、80C 造形台
16a 作業面
22 キャリッジ
24 ガイドレール
26 副走査駆動部
32c,32k,32m,32y,32y〜32k 有色インク用ヘッド
34 造形材用ヘッド
36 白インク用ヘッド
38 クリアインク用ヘッド
40 サポート材用ヘッド
44 紫外線光源
50 平坦化ローラユニット
51 平坦化ローラ
52 余剰造形材回収機構
60 制御装置
61 入力装置
62 表示装置
63 処理部
64 記憶部
65 バスライン
66 生成部
67 演算部
68 表示制御部
69 造形制御部
70 配置データ記憶部
71 参照データ記憶部
72 プログラム記憶部
80a、80b 帯状部
83、85 ボタン
84 テーブル
84a,84b,84c 領域
90,99 ウィザード画面
91 動作段階表示部
92 形状データ表示部
93 読み込み可否選択部
94 生成方法選択部
95 ウィザード移行部
96 条件選択部
97 参照データ表示部
98 開始選択部
99a 入力部
99b 優先事項選択部
99c 再配置選択部
A1,A2,A3,A4,A5,A1〜A5 配置データ
L1,L2,L3,L4,L5,L1〜L5 造形時間データ
P1,P2,P3,P4,P5,P1〜P5 プレビューデータ
Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q1〜Q5 占有率データ
V1,V2,V3,V4,V5,V1〜V5 サポート材使用量データ
NL ノズル列
NZ ノズル

Claims (7)

  1. 立体物を造形する造形材及び前記造形材を支持するサポート材を作業面に吐出する吐出部と、
    前記吐出部と前記作業面とを主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方に相対的に移動させる相対移動部と、
    造形対象となる前記立体物の形状に関する形状データが入力された場合に前記形状データに基づいて前記立体物の完成状態の配置に関する配置データを生成する生成部と、生成された前記配置データに対応する配置の前記立体物を造形する場合に要する造形時間及び前記サポート材の使用量のうち少なくとも一方を含む参照データを算出する演算部と、複数の前記配置データが生成された場合にそれぞれの前記配置データと当該配置データについて抽出された前記参照データとを対応付けて表示装置に表示させる表示制御部と、前記表示装置に表示された前記配置データの1つを選択する指示が入力された場合に選択された前記配置データに対応する配置の前記立体物を造形するように前記吐出部及び前記相対移動部を制御する造形制御部と、を有する制御装置と
    を備える三次元造形装置。
  2. 前記制御装置は、前記配置データと前記参照データとを対応付けて記憶する記憶部を有する請求項1に記載の三次元造形装置。
  3. 複数の前記配置データと当該配置データのそれぞれについて抽出された前記参照データとを対応付けて表示可能な表示装置をさらに備える請求項1又は請求項2に記載の三次元造形装置。
  4. 前記形状データ及び前記表示装置に表示された前記配置データの1つを選択する指示のうち少なくとも一方を含む情報を前記制御装置に入力可能な入力装置をさらに備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
  5. 前記表示制御部は、複数の前記参照データのうち所定の前記参照データを他の前記参照データと区別して表示させる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
  6. 前記参照データは、前記配置データに対応する配置の前記立体物のプレビュー画像を含む請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
  7. 前記参照データは、前記配置データに対応する配置で完成される前記立体物について、前記主走査方向、前記副走査方向、及び前記作業面に直交する方向のそれぞれの最大寸法を乗算した仮想直方体に対する前記立体物の体積占有率に関するデータを含む請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
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