JP6621674B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室乾燥機に関し、詳しくは、換気ファンにより適切な換気を行いながら浴室の乾燥を行うことができるように構成された浴室乾燥機に関する。
浴室乾燥機には、換気ファンにより適切な換気を行いながら浴室の乾燥を行うようにした構成のものがある。
このような浴室乾燥機の1つとして、特許文献1には、換気ファンを通風作動させるためのファンモータと、そのファンモータへの印加電圧を制御する制御手段とが設けられ、制御手段が、予め設定されたファンモータの目標回転速度とファンモータへの印加電圧との設定関係に基づいて、ファンモータの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータへの印加電圧を制御するように構成し、所望の風量にて換気を行うことができるように構成された風量制御装置を備えた浴室暖房乾燥装置が開示されている。
この特許文献1の風量制御装置および浴室暖房乾燥機は、外気温度検出手段による外気温度に基づいて、設定関係を補正した補正関係を求めるとともに、求めた補正関係に基づいて、換気ファンのファンモータへの印加電圧を制御することで、外気の温度にかかわらず、所望の風量を得ることができるように構成されている。
特開2003−74954号公報
しかしながら、特許文献1の風量制御装置および浴室暖房乾燥機では、長期の運転によって換気ファンの特性の経時的な変化や、排気路(換気用ダクト)などへの埃の付着などによって、換気ファンによる通風量と所望の風量との間にずれが生じるおそれがあり、改善すべき余地があるのが実情である。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、換気ファンの特性の経時的な変化、排気路への埃の付着などが生じたときにも、換気ファンによる通風量と所望の風量との間にずれが生じることがなく、意図する通風量で換気を行いながら乾燥を行うことが可能な浴室乾燥機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の浴室乾燥機は、
吸い込み口から浴室乾燥機本体内に空気を流入させ、前記浴室乾燥機本体内に流入した空気を吹き出し口を経て吹き出させる循環ファンと、
前記吸い込み口から前記浴室乾燥機本体内に空気を流入させ、前記浴室乾燥機本体内に流入した空気を排気路を経由して屋外に排出する換気ファンと、
前記循環ファンおよび前記換気ファンの運転を制御する制御部と、
を備えた浴室乾燥機であって、
(a)前記排気路の風速を検出するための風速センサを備え、前記制御部が、前記風速センサの検出値に基づいて前記換気ファンの運転を制御して、前記排気路を経由して屋外に排出される空気の通風量を所定の通風量に維持するフィードバック制御を実行するとともに、
(b)前記フィードバック制御の実行時における前記換気ファンへの電気入力をフィードバック制御時入力として記憶する記憶部を備え、前記制御部が、前記フィードバック制御を実行しないときには、前記記憶部に記憶された前記フィードバック制御時入力を前記換気ファンへの入力として、前記換気ファンの運転を行うこと
を特徴としている。
また、本発明の浴室乾燥機は、
前記換気ファンの運転時における前記風速センサへの通風を規制する通風規制部を備え、
前記制御部が、所定の周期で前記通風規制部による規制を解除して前記フィードバック制御を実行し、前記フィードバック制御を実行した後は、前記通風規制部によって前記風速センサへの通風を規制して、前記フィードバック制御時入力を前記換気ファンへの入力として、前記換気ファンの運転を行うように構成されていることが好ましい。
また、前記排気路から分流する分流路を備え、前記分流路に前記風速センサが配置されているとともに、
前記分流路を通風可能状態または遮断状態に切り替える開閉体が、前記通風規制部を構成していることが好ましい。
また、前記風速センサが前記排気路内に位置する状態と、前記風速センサが前記排気路内から後退して前記排気路内に位置しない状態とを切り替える切替部が、前記通風規制部を構成していることが好ましい。
前記吸い込み口が、前記浴室乾燥機本体内に流入する埃を捕捉するフィルタを備えており、
前記フィードバック制御の実行中における、前記換気ファンの回転速度が所定の回転速度以上のとき、前記フィルタの清掃が必要である旨の報知を行うように構成されていることが好ましい。
本発明の浴室乾燥機は、上述のよう構成されており、(a)排気路の風速を検出するための風速センサを備え、制御部が、風速センサの検出値に基づいて換気ファンの運転を制御して、排気路を経由して屋外に排出される空気の通風量を所定の通風量に維持するフィードバック制御(風速センサ検出値フィードバック風量制御)を実行する一方で、(b)フィードバック制御の実行時における換気ファンへの電気入力を、フィードバック制御時入力として記憶する記憶部を備え、制御部が、フィードバック制御を実行しないときは、記憶部が記憶するフィードバック制御時入力を換気ファンへの入力として、換気ファンの運転を行うように構成されているので、以下に説明するような作用効果が得られる。
すなわち、風速センサによる検出値が所定の風速を維持するように、風速センサの検出値に基づいて換気ファンへの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)を制御するフィードバック制御(風速センサ検出値フィードバック風量制御)を実行することで、排気路を経由して屋外に排出される空気の通風量が所定の通風量に維持される。このとき、風速センサの検出値に基づいて換気ファンへの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)を制御するので、換気ファン特性の経時的な変化や排気路(排気ダクト)などへの埃の付着が発生したときにも、換気ファンによる通風量と所望の風量との間にずれが生じることを抑制、防止して、意図する通風量で換気を行いながら乾燥を行うことが可能になる。
しかも、制御部が、上記フィードバック制御を実行するときの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)をフィードバック制御時入力として記憶部に記憶しておき、フィードバック制御を実行しないとき、フィードバック制御時入力を換気ファンへの入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)として、換気ファンの運転を行うようにしているので、風速センサの検出値に依らずとも排気路を経由して屋外に排出される空気の通風量を、略所定の通風量に維持することができるため、浴室乾燥機の使用時間に対する風速センサの使用時間の割合を低く抑えることが可能になり、風速センサへの埃の付着などによる、風速センサの特性の劣化を抑制することが可能になり、信頼性を向上させることができる。
なお、排気路の風速を検出することで、排気路の断面積との関係から、通風量を求めることは周知の技術であり、また、排気路内における所定の位置に配設された風速センサの検出値から、排気路の平均的な風速を求めることも一般的に知られた技術である。
また、換気ファンの運転時における風速センサへの通風を規制する通風規制部を備え、制御部が、所定の周期で通風規制部による規制を解除してフィードバック制御を実行し、フィードバック制御を実行した後は、通風規制部によって風速センサへの通風を規制して、フィードバック制御時入力を換気ファンへの入力として、換気ファンの運転を行うように構成した場合、上記フィードバック制御を実行した後は、風速センサへの通風が規制されるので、風速センサへの埃の付着などによって風速センサの特性が劣化することを抑制して、長期間にわたって信頼性の高い運転を行うことが可能になる。
また、排気路から分流する分流路を備え、分流路には風速センサが配置されているとともに、分流路を通風可能状態または遮断状態に切り替える開閉体が、通風規制部を構成するようにした場合、分流路と開閉体とによって、複雑な構成を必要とせずに通風規制部を構成することが可能になり有意義である。
また、風速センサが排気路内に位置する状態と、風速センサが排気路内から後退して排気路内に位置しない状態とを切り替える切替部により、通風規制部を構成するようにした場合も、複雑な構成を必要としない切替部により、通風規制部を構成することが可能になり有意義である。
また、吸い込み口が、浴室乾燥機本体内に流入する埃を捕捉するフィルタを備えており、フィードバック制御の実行中における、換気ファンの回転速度が所定の回転速度以上のとき、フィルタの清掃が必要である旨の報知を行うようにした場合、簡単な構成でフィルタの清掃が必要である旨を確実に報知することが可能になり、信頼性を向上させることができる。
すなわち、フィードバック制御の実行中における、換気ファンの回転速度が所定の回転速度以上のときは、フィルタに埃が詰まって吸い込み口の通過抵抗が上昇している可能性が高いことから、これを利用することにより、フィルタの清掃が必要である旨の報知を適切に行うことができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機の構成を示す縦断面図であって、通風規制部による風速センサへの通風の規制を解除した状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機の要部構成を示す縦断面図であって、通風規制部により風速センサへの通風を規制している状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機の内部の配管構成を説明する管路図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機を浴室に設置した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機の制御部のブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機が備える脱衣所用の操作器の正面図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機が備える浴室用の操作器の正面図である。 本発明の一実施形態にかかる浴室乾燥機が備える風速センサの周辺を示す図であって、(a)は風速センサへの通風が行われる状態、(b)は風速センサへの通風が遮断された状態を示す図である。 本発明の実施形態の変形例にかかる浴室乾燥機が備える風速センサの周辺を示す図であって、(a)は風速センサへの通風が行われる状態、(b)は風速センサへの通風が遮断された状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
この実施形態1にかかる浴室乾燥機は、図1〜3に示すように、ユニットバスなどの浴室2に設置されるミスト機能付浴室暖房乾燥機(以下、単に「浴室乾燥機A」という)として構成されている。
この浴室乾燥機Aは、浴室2(図3)内の暖房、浴室2内の換気、浴室2内の乾燥、浴室2内に干した洗濯物の乾燥、浴室2内への涼風の送風、浴室2内に温水のミストを噴霧するミスト浴、浴室2内に温水のミストを噴霧するとともに温風を吹き出すミストサウナ浴、を実行する機能を備えている。
また、この浴室乾燥機Aを浴室2に設置するにあたっては、例えば、図3に示すように、浴槽7の上方の、浴室2の天井8に設置される。
浴室乾燥機Aの本体(浴室乾燥機本体)9は天井裏に配置されている。具体的には、例えば、吊り金具10により天井スラブなどに吊り支持し、浴室暖房乾燥機本体9の下面を浴室2の天井8の開口部11に臨ませている。また、天井8の下面には開口部11を覆うグリル板12(図1)が配置されており、グリル板12が浴室乾燥機本体9の下面側に取り付けられている。
また、図1および図2に示すように、浴室乾燥機本体9内には、熱交換器(温風用熱交換器)(加熱部)13および送風機14(循環ファン14a,換気ファン14b)が内装されている。
この温風用熱交換器13は、内部に温水を通すことで外部を流れる空気、つまり浴室2内に送り込まれる空気と温水とを熱交換して、空気を加熱するように構成されている。この温風用熱交換器13は浴室乾燥機本体9に配管した暖房用温水管路15の途中に配置されており、暖房用温水管路15には給湯暖房機などの熱源機16(図3)から温水が供給されるように構成されている。
また、図1および図2に示すように、暖房用温水管路15には温風用熱交換器13への温水の供給を開閉する熱動弁(暖房用開閉弁)17が設けられており、暖房用温水管路15にはこの管路を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH2が配設されている。
なお、熱源機16で加熱された温水は、往き配管51を経由して浴室乾燥機Aに備える往き配管接続部52(図1)から浴室乾燥機Aに送り込まれ、浴室乾燥機Aに備える温風用熱交換器13で放熱した後、浴室乾燥機Aが備える戻り配管接続部62(図1)から戻り配管61を経由して熱源機16へ戻るように、往き配管51と戻り配管61とが配設されている。
図1に示すように、この実施形態にかかる浴室乾燥機Aにおいて、送風機14は、浴室内空気を循環させる循環ファン14aと、浴室内空気を外部へ排出する換気ファン14bとを備えた構成とされている。また、屋外への排気口の手前には、逆流を防止するための逆風止め50を備えている。
さらに、浴室乾燥機本体9の下面側には循環ファン14aで送風される空気を浴室2内に吹き出す吹き出し口3が設けられている。この吹き出し口3には可動ルーバー18が回動可能に装着されており、可動ルーバー18を回動することにより吹き出し口3の開閉、および、吹き出し口3から吹き出す風向の変更を行うことができるように構成されている。グリル板12には浴室2内の空気を吸い込む吸い込み口1が設けられており、この吸い込み口1の近傍には、浴室温度サーミスタTH3が配設されている。
また、浴室乾燥機Aは、ミスト浴の機能を具備するためにミスト発生部19が組み込まれている。ミスト発生部19のミストノズル4は、グリル板12の一部に配置されており、ミスト用給水管路20がミストノズル4に連通している。
図2に示すように、ミストノズル4として、0.5リットル/min程度の流量で温水のミストを噴霧する2個のミストノズル4a,4bが配設されており、ミストノズル4a,4bの手前には電磁弁などで構成されるミスト開閉弁21a,21bが設けられている。このミスト開閉弁21a,21bを開閉することにより、ミストノズル4aやミストノズル4bから選択的に温水のミストが噴霧される。
2つのミストノズル4(4a,4b)から温水のミストを噴霧すると、強のミスト量でミストが噴霧され、2つのミストノズル4a,4bの一方からから温水のミストを噴霧すると、弱のミスト量で噴霧されるように構成されている。
この実施形態の浴室乾燥機Aにおいては、ミスト発生部19が浴室乾燥機本体9の上に搭載されているが、ミスト発生部19を浴室乾燥機本体9の中に収納するようにしてもよい。
ミスト用給水管路20には、水道水、いわゆる上水が供給されるように構成されており、入口側から順にストレーナ22、給水電磁弁(吸水開閉弁)23が設けられている。上記暖房用温水管路15には温風用熱交換器13と並列になるようにミスト加熱用管路24が設けられており、このミスト加熱用管路24にはミスト加熱用管路24を流れる温水の流れを制御する比例弁25が設けられている。
また、ミスト加熱用管路24とミスト用給水管路20との間には液―液熱交換器で構成されるミスト用熱交換器26が配設されており、ミスト加熱用管路24を流れる温水により、ミスト用給水管路20を流れるミスト用の水が加熱されるように構成されている。ミスト用給水管路20におけるミスト用熱交換器26とミスト開閉弁21a,21bとの間には、ミスト用給水管路20を流れる温水の温度を検出するミスト温度サーミスタTH1が配設されている。
また、浴室乾燥機Aは、図3に示すように、浴室2外の脱衣所に設けた操作器5や浴室2内に設けた操作器30にてリモコン操作されるように構成されている。
図5に示すように、脱衣所用の操作器5には、タイマー表示部31、タイマー設定スイッチ32、風向スイッチ33、ミストサウナスイッチ34、乾燥スイッチ6、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、換気スイッチ38、停止スイッチ39が設けられている。
また、図6に示すように、浴室用の操作器30には、状態表示部40、ミストサウナスイッチ34、ミストスイッチ41、温度設定スイッチ42、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、風向スイッチ33、ミスト入浴時間計測用のストップウォッチのスタート/ストップスイッチ43、リセットスイッチ45、停止スイッチ39が設けられている。
また、この実施形態にかかる浴室乾燥機Aにおいては、グリル板12の吸い込み口1近傍に、吸気の湿度を検知する湿度検出手段(温度センサ)27(図1、図2)が配設されている。
湿度検出手段27としては、例えば、NTCサーミスタなどの感温素子で構成された湿度センサを用いることができる。
なお、湿度検出手段(湿度センサ)27は、吸気と接するように開放された湿度測定用素子と密閉ケースに密封された温度補正用素子とを一体に備えており、吸気の湿度が変化すると、湿度測定用素子の熱伝導率が変化することで、両素子の出力値に差が生じ、この差を検出することにより絶対湿度値を測定することができるように構成されている。
また、図4は、浴室乾燥機Aの制御部Bの一例を示す図である。制御部Bには、メモリ28、演算回路29などが内蔵され、上記操作器5や操作器30をリモコン操作することで制御部Bにて、以下に説明するような制御が行われるように構成されている。
なお、ここでは自動乾燥運転時における、残り運転時間表示機能を備えた浴室乾燥機Aの乾燥運転について説明する。
乾燥運転を開始するにあたっては、脱衣所用の操作器5の乾燥スイッチ6(図5)を押し操作する。この操作によって、乾燥[エコ]ランプ35が点灯し、乾燥運転が開始する。
乾燥運転が開始すると、換気ファン14bが作動するとともに、循環ファン14aが作動し、循環ファン14aによって浴室乾燥機本体9内に取り込まれた空気が、温風用熱交換器(加熱部)13により加熱される。
そして、乾燥運転開始後、時間T1(例えば25分)が経過したかどうかを判定し、この時間T1が経過していた場合、以下の、湿度検出用循環加熱運転が実行される。
湿度検出用循環加熱運転では、換気ファン14bを停止するとともに、循環ファン14aの作動および温風用熱交換器(加熱部)13による加熱を継続する。
そして、湿度検出用循環加熱運転の実行中に、湿度検出手段27によって検出された湿度の上昇速度が所定の上昇速度以下であると判定したとき、それまで表示されていなかった、タイマー表示部(時間表示部)31への、乾燥運転の残時間の表示を開始し、その後、時間の経過とともにタイマー表示部(時間表示部)31に表示した残時間のカウントダウンを行い、タイマー表示部(時間表示部)31に表示した残時間がゼロになるまで乾燥運転を継続する。
この実施形態では、湿度検出用循環加熱運転中の換気ファン14bの停止中における、所定期間(例えば7分)の開始時の湿度検出手段27による検出湿度H1と、この所定期間(例えば7分)の終了時の湿度検出手段27による検出湿度H2を求め、H2とH1との差H(H=H2−H1)が所定の判定値以下である場合に、前記上昇速度が所定の上昇速度以下であると判定する。
さらに具体的に説明すると、この実施形態では、検出される空気の絶対湿度H(=H2−H1)が、
H=−0.0743×40×2×exp(−15)
以下のときに、湿度検出手段27によって検出された湿度の上昇速度が所定の上昇速度以下であると判定し、タイマー表示部(時間表示部)31に30分を表示し、その後、時間の経過とともにタイマー表示部(時間表示部)31に表示した残時間(30分)のカウントダウンを行い、タイマー表示部(時間表示部)31に表示した残時間がゼロになるまで乾燥運転を継続する。
さらに、この実施形態の浴室乾燥機Aでは、それまで表示されていなかった、タイマー表示部(時間表示部)31への、乾燥運転の残時間の表示を開始した後に、上記湿度検出用循環加熱運転を実行して、湿度検出手段27によって検出された湿度の上昇速度が前記所定の上昇速度より大きいと判定したときには、その後、上記湿度検出用循環加熱運転を繰り返し行い、繰り返し行った上記湿度検出用循環加熱運転中において、湿度検出手段27によって検出された湿度の上昇速度が所定の上昇速度以下であると判定した時点で、タイマー表示部(時間表示部)31への、乾燥運転の残時間の更新表示を行うようにしている。このように構成することで、例えば、浴室内に、濡れた洗濯物などが追加された場合にも、洗濯物や、浴室などの乾燥が不充分になってしまうことが抑制される。
<特徴的構成>
次に、この実施形態にかかる浴室乾燥機Aの特徴的な構成について説明する。
この実施形態の浴室乾燥機Aは、風速センサFSを備えている。そして、制御部B(図4)が、風速センサFSの検出値に基づいて換気ファン14bの運転を制御して、排気路47内を経由して屋外に排出される空気の通風量を所定の通風量に維持するフィードバック制御(風速センサ検出値フィードバック風量制御)を実行するように構成されている。
具体的に説明すると、排気路47を構成する吐出筒47a(図1A、図1B、図7)を仕切って形成した風速センサ用サブダクト47b(図1A、図1B、図7)の内側に、風速を検出するための風速センサFSが配置されている(図1A、図1B、図7)。なお、図1A、図1Bに示した吐出筒47aは、下流で排気ダクト47c(図3)に接続され、浴室2内からの排気は、この排気ダクト47cを経て屋外に排出される。したがって、図1A、図1Bに示した吐出筒47aと、風速センサ用サブダクト47bと、排気ダクト47cとが排気路47を構成している。
また、浴室乾燥機Aは、上述のフィードバック制御(風速センサ検出値フィードバック風量制御)の実行時における換気ファン14bへの電気入力(詳しくは、換気ファン14bのファンモータ(この実施形態では、DCブラシレスモータ)に印加する電圧または電流または電力を、フィードバック制御時入力として記憶する記憶部(メモリ)28(図4)を備えている。
そして、フィードバック制御を実行しないとき、制御部B(図4)は、上記フィードバック制御時入力を換気ファン14bへの入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)とするように構成されている。
この実施形態では、風速センサFSによる検出値が所定の風速(この実施形態では、例えば毎秒3.54m)を維持するように、風速センサFSの検出値に基づいて換気ファン14bへの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)を制御するフィードバック制御を実行することで、排気路47の長さなどに影響されることなく、排気路47を経由して屋外に排出される空気の通風量が所定の通風量(例えば毎時100m3)に維持されるように構成されている。
この実施形態の浴室乾燥機Aにおいては、上述のように、風速センサFSの検出値に基づいて換気ファン14bへの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)を制御するようにしているので、換気ファン14bの特性の経時的な変化や排気路47への埃の付着などが生じた場合にも、換気ファン14bによる通風量と所望の風量との間にずれが生じることを抑制、防止して、意図する通風量で浴室2内の換気を行いながら乾燥を行うことが可能になる。
しかも、制御部Bが、上記フィードバック制御を実行するときの電気入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)をフィードバック制御時入力として記憶部(メモリ)28(図4)に記憶しておき、フィードバック制御を実行しないときは、フィードバック制御時入力を換気ファン14bへの入力(ファンモータに印加する電圧または電流または電力)とするようにしているので、風速センサFSの検出値に依らなくても排気路47を経由して屋外に排出される空気の通風量を、略所定の通風量(例えば毎時100m3)に維持することができる。したがって、風速センサFSの使用時間を短縮して、風速センサFSへの埃の付着などによって風速センサFSの特性の劣化を抑制することが可能になる。
また、図1A、図1B、図7などに示したこの実施形態の浴室乾燥機Aについてさらに説明すると、この実施形態の浴室乾燥機Aにおいては、シャッター用アクチュエータ(シャッター用駆動部)49aおよびシャッター49bが通風規制部49を構成している。
そして、制御部Bは、所定の周期(例えば24時間毎に5分間)で、シャッター用アクチュエータ49aによりシャッター49bを駆動して、通風規制部49による風速センサFSへの通風の規制を解除した状態、すなわち、風速センサFSが内部に配設された風速センサ用サブダクト47b内を排気が通流する状態(図1Aおよび図7(a)参照)で、風速センサFSの検出値に基づいてフィードバック制御を実行し、フィードバック制御を実行した後は、シャッター用アクチュエータ49aによりシャッター49bを駆動して、通風規制部49によって風速センサFSが内部に配設された風速センサ用サブダクト47bへの通風を規制して(図1B、図7(b)参照)、上記フィードバック制御時入力を換気ファン14bのファンモータへの入力として運転を行うようにしている。
このように、フィードバック制御を実行した後は、換気ファン14bの運転時にも、風速センサFSが内部に配設された風速センサ用サブダクト47bへの通風が規制(遮断)されるので、風速センサFSへの埃の付着などによる風速センサFSの特性の劣化を抑制することが可能になる。
また、この実施形態の構成は、排気路47を構成する吐出筒47aを仕切って、排気路47(吐出筒47a)の内部に、分流路として風速センサ用サブダクト47bを設けたものであって、分流路である風速センサ用サブダクト47b内に風速センサFSを配置するとともに、分流路である風速センサ用サブダクト47bを、シャッター用アクチュエータ49aと、シャッター49bとにより、通風可能状態または遮断状態に切り替えることができるようにした構成と捉えることができる。
そして、この構成においては、上記シャッター49bが、分流路を開閉する、通風規制部の開閉体として機能することになる。
上述のように解釈した場合、複雑な構成を必要としない分流路(風速センサ用サブダクト)47bと開閉体(シャッター)49bによって、容易に通風規制部49を構成することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができて有意義である。
また、風速センサ用サブダクト47bを分流路と考えた場合、図1A、図1B、図7などに示されているように、分流路(風速センサ用サブダクト)47bが、排気路47の内部に配設された構成となるが、分流路(風速センサ用サブダクト)は、特に図示しないが、排気路の外側に備えるように構成することも可能である。
なお、上述のような通風規制部(シャッター用アクチュエータ49aとシャッター49b)を備えるようにした構成は、任意の構成であり、通風規制部を備えていない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、排気路47(吐出筒47a)の内部に分流路(風速センサ用サブダクト)47bを設けるとともに、シャッター用アクチュエータ49aとシャッター49bから通風規制部49を構成するようにしているが、分流路やシャッター用アクチュエータを用いずに、図8(a),(b)に示すように、風速センサFSが、排気路47内に位置する状態(図8(a))と、風速センサFSが排気路47内から後退して排気路47内に位置しない状態(図8(b))とを、切替部(風速センサアクチュエータ)59により切り替えるようにした構成とすることも可能である。なお、この場合、上述の切替部(風速センサアクチュエータ)59が通風規制部を構成することになる。
また、この実施形態にかかる浴室乾燥機Aにおいては、浴室2内の空気を吸い込むための吸い込み口1に、浴室乾燥機本体9内に流入する埃を捕捉するフィルタ65が配設されている。
フィルタ65に埃が付着していない状態では、制御部Bが上記フィードバック制御を実行して、風速センサFSによる検出値が所定の風速(本実施形態では、例えば毎秒3.54m)を維持した状態における換気ファン14bの回転速度が略1150rpmとなるように構成されている。しかし、フィルタ65に埃が付着すると、浴室2内の空気が吸い込み口1を通過する際の通過抵抗が増大する。
そして、フィルタ65に付着する埃の量が増大すると、制御部Bがフィードバック制御を実行している場合、風速センサFSによる検出値が所定の風速(この実施形態では、例えば毎秒3.54m)を維持するように換気ファン14bの運転が制御され、換気ファン14bの回転速度が増加する。
そこで、この実施形態にかかる浴室乾燥機Aでは、換気ファン14bの負荷が大きくなり過ぎないようするために、風速センサFSによる検出値が上記所定の風速を維持した状態における、換気ファン14bの回転速度が所定の回転速度(1250rpm)以上になったとき、フィルタ65の清掃が必要である旨の報知を行うように構成している。
なお、具体的には、操作器5(図5)に設けられた換気スイッチ38の上方に備える、強い換気を行っている場合にその状態を表示する強LED38aおよび弱い換気を行っている場合にその状態を表示する弱LED38bが交互に点滅することにより、清掃が必要である旨の報知を行うようにしている。
なお、浴室乾燥機Aの取扱説明書に、「操作器5(図5)に設けられた換気スイッチ38の上方に備える強LED38aおよび弱LED38bが交互に点滅するときには、吸い込み口1に備えるフィルタ65の清掃が必要である」旨が記載されている。
ただし、報知の態様は上述の態様に限定されるものではなく、音声による「フィルタの清掃が必要である」旨の報知を行うように構成することも可能である。
上述のようにフィードバック制御の実行中における、換気ファン14bの回転速度が所定の回転速度(例えば1250rpm)以上になったときに、フィルタ65に埃が詰まって吸い込み口1の通過抵抗が上昇している可能性が高いことを利用して、フィルタ65の清掃が必要である旨の報知を行うようにした場合、フィルタ65の詰まりの報知を適切に行うことが可能になり、有意義である。
因みに、この実施形態では、換気ファン14bのファンモータとして、DCブラシレスモータが用いられているが、換気ファン14bのファンモータとして、誘導電動機のような交流モータを用いてもよく、その場合、換気ファン14bのファンモータに印加する交流電圧の周波数や電圧などを可変制御するVVVF制御によって、風速センサFSによる検出値が所定の風速(この実施形態では、例えば毎秒3.54m)を維持するように、換気ファン14bのファンモータを制御する方式を採用することが可能である。
本発明はその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 吸い込み口
2 浴室
3 吹き出し口
4(4a,4b) ミストノズル
5 操作器
9 浴室乾燥機本体
12 グリル板
13 温風用熱交換器(加熱部)
14 送風機
14a 循環ファン
14b 換気ファン
16 熱源機
17 熱動弁
27 湿度検出手段
28 記憶部(メモリ)
29 演算回路
31 タイマー表示部(時間表示部)
38 換気スイッチ
38a 強LED
38b 弱LED
47 排気路
47a 吐出筒
47b 風速センサ用サブダクト(分流路)
47c 排気ダクト
49 通風規制部
49a シャッター用アクチュエータ(シャッター用駆動部)
49b シャッター
51 往き配管
52 往き配管接続部
59 切替部(風速センサアクチュエータ)
61 戻り配管
62 戻り配管接続部
65 フィルタ
A 浴室乾燥機
B 制御部
FS 風速センサ
TH1 ミスト温度サーミスタ
TH2 暖房温水サーミスタ
TH3 浴室温度サーミスタ

Claims (5)

  1. 吸い込み口から浴室乾燥機本体内に空気を流入させ、前記浴室乾燥機本体内に流入した空気を吹き出し口を経て吹き出させる循環ファンと、
    前記吸い込み口から前記浴室乾燥機本体内に空気を流入させ、前記浴室乾燥機本体内に流入した空気を排気路を経由して屋外に排出する換気ファンと、
    前記循環ファンおよび前記換気ファンの運転を制御する制御部と、
    を備えた浴室乾燥機であって、
    (a)前記排気路の風速を検出するための風速センサを備え、前記制御部が、前記風速センサの検出値に基づいて前記換気ファンの運転を制御して、前記排気路を経由して屋外に排出される空気の通風量を所定の通風量に維持するフィードバック制御を実行するとともに、
    (b)前記フィードバック制御の実行時における前記換気ファンへの電気入力をフィードバック制御時入力として記憶する記憶部を備え、前記制御部が、前記フィードバック制御を実行しないときには、前記記憶部に記憶された前記フィードバック制御時入力を前記換気ファンへの入力として、前記換気ファンの運転を行うこと
    を特徴とする浴室乾燥機。
  2. 前記換気ファンの運転時における前記風速センサへの通風を規制する通風規制部を備え、
    前記制御部が、所定の周期で前記通風規制部による規制を解除して前記フィードバック制御を実行し、前記フィードバック制御を実行した後は、前記通風規制部によって前記風速センサへの通風を規制して、前記フィードバック制御時入力を前記換気ファンへの入力として、前記換気ファンの運転を行うように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の浴室乾燥機。
  3. 前記排気路から分流する分流路を備え、前記分流路に前記風速センサが配置されているとともに、
    前記分流路を通風可能状態または遮断状態に切り替える開閉体が、前記通風規制部を構成していること
    を特徴とする請求項2記載の浴室乾燥機。
  4. 前記風速センサが前記排気路内に位置する状態と、前記風速センサが前記排気路内から後退して前記排気路内に位置しない状態とを切り替える切替部が、前記通風規制部を構成していることを特徴とする請求項2記載の浴室乾燥機。
  5. 前記吸い込み口が、前記浴室乾燥機本体内に流入する埃を捕捉するフィルタを備えており、
    前記フィードバック制御の実行中における、前記換気ファンの回転速度が所定の回転速度以上のとき、前記フィルタの清掃が必要である旨の報知を行うように構成されていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の浴室乾燥機。
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