JP6621135B2 - セラ式空気輸送装置の逃気弁構造 - Google Patents
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Description
図4は、タンク12に充填された粉状体を高圧エアによって空気輸送するとともに、タンク14に粉状体を充填している状態が示されている。この場合、タンク12側のバルブ46、50、52、58は開、逃気弁76は閉であり、タンク14側のバルブ48、54、56、60は閉、逃気弁78は開である。また、エアシリンダ68によって弁体32がタンク12の排出口28Aを開放しており、エアシリンダ70によって弁体34がタンク14の排出口30Aを閉塞している。
(1)弁体動作、駆動方式について
・直線動力を回転力へ変換し弁開閉を行っているため伝達機構に多くの構成部品が必要となり、装置全体の部品増加につながっている。
・弁体の動作スペースを確保するため、逃気弁のケーシングが肥大化しており、必要以上の重量となる。
・弁体の動作軌跡上、動作中心側と外側では弁体着座部の弁座への接触挙動が異なり、弁体の消耗に偏りが発生する。
(2)弁体形状について
・弁体の着座部材の弁座との接触面を円錐台形状とし、弁座へ弁体を差し込むことでくさび効果による閉止性能を高めようとしているが、接触面の最大径部が弁座の最大径部の直径より大径に形成されているため、着座時の弁体圧縮による弾性変形によりその効果が阻害されている。
このセラ式空気輸送装置の逃気弁構造は、図4に示す従来のセラ式空気輸送装置10の逃気弁76、78に対応し、タンク12、14への粉状体の充填時にタンク12、14内のエアを外部に抜くために、すなわち、粉状体の充填時に、逃気弁76、78を開放することにより、タンク12、14内へ充填された粉状体により空気が押し出され、タンク12、14の内圧の上昇を抑え、粉状体のタンク12、14内への充填の妨げになることを防ぎ、また、粉状体の空気輸送中は逃気弁76、78を閉止し、タンク12、14の密閉を行うものである。
ところで、シリンダロッド21とバルブロッド4に芯ずれや偏角があると、動力の損失が大きくなるばかりでなく、軸受部11の構成部品の短寿命化にもつながる。一般的には、芯ずれや偏角が生じないように、高精度な調整を行うことが必要となるが、シリンダ2や軸受部11等のメンテナンスの都度調整を行うことは困難である。
そこで、芯ずれや偏角が生じても、無理な力がシリンダロッド21及びバルブロッド4並びに軸受部11にかからないように、シリンダ2のシリンダロッド21とバルブロッド4との間にフローティングジョイント3を設けるようにしている。
ここで、フローティングジョイント3には、SMC社製「JA型フローティングジョイント」を用いるようにしている。
また、弁体6と弁座7の芯ずれや偏角があると、弁体の着座部が均一にならないばかりかバルブロッド4に偏心荷重がかかることとなる。
そこで、バルブロッド4の先端に球面軸受5を介して弁体6を設置し、弁体6を揺動自由な状態にすることで、弁座7に合わせて弁体6が揺動し着座が均一になりバルブロッド4への偏心荷重も無いようにした。
一般に、粉体雰囲気中で作動する直動軸は、軸受摺動部への粉体混入による動作不良の発生が無いようにしなくてはならない。また、その軸封構造は極力摺動抵抗の少ないものが望ましい。
そこで、軸受部11は潤滑可能な構造としつつ、以下の部品で構成するようにした。
ここで、軸受11aには、オイレス工業社製「ガイドブッシュSGB」を用いるようにしている。
なお、軸受11aには、無給油軸受のほか、給油軸受を用いることもできる。
ケーシング1に対して内側の軸シール11bは、粉体によって潤滑状態が悪くなる条件でも使用が可能で、摺動抵抗抑制のため作動特性(耐スティックスリップ性)に優れたものを用いる。
ここで、軸シール11bには阪上製作所社製「SMDスクレーパ」を用いるようにしている。
なお、軸シール11bにはスクレーパのほか、オイルシールやダストシールを用いることができる。
ケーシング1に対して外側の軸シール11cは、内側の軸シール(スクレーパ、オイルシール、ダストシール等)で除去しきれない微粉を除去できるものを用いる。
ここで、軸シール11cには、阪上製作所社製「BIHIソフトワイパ」を用いるようにしている。
なお、軸シール11cにはソフトワイパのほか、フエルトや不織布を用いることができる。
ここで、オイルシール11dには、NOK社製「TB4型オイルシール」を用いるようにしている。
弁体6の着座部材61には、NBR、ウレタンゴム等、使用条件に適した、エラストマー材料を好適に用いることができる。
図2(a)に示すように、従来例の弁体6の着座部材61は、その挙動から動作中心側は先に着座し、外側は後に着座するようになっており、摩耗粉を含む空気流がある状態で開閉を行うため、消耗に偏りが発生していた。
それに対し、本実施例では直線動作で開閉を行うため、図2(b)のとおり、着座部材61の全周に亘り常に均一な空気流を得ることができるため、消耗の偏りをなくすことができる。
弁体6の着座部材61は、弁座7との接触面が円錐台形状とし、弁座7へ弁体の着座部材61を差し込むことで、くさび効果により閉止性能を高めるようにしている。
しかしながら、従来例は弁座7のテーパ部の長さが短いため、その差し込み効果が十分発揮されていなかった。
そこで、本実施例においては、弁体6の着座部材61の弁座7との接触面が円錐台形状をし、この接触面の最小径部の径が弁座7の最小径部の直径より大径に、最大径部の径が弁座7の最大径部の直径より小径に形成されてなるようにしている。
これにより、差し込み効果を十分発揮し、弁体6の着座部材61の弁座7との接触状態を安定させることができる。
弁座7には、軟鋼や耐摩耗鋼等の金属材料のほか、硬質クロムメッキや超硬溶射等の表面硬化処理を行った金属材料を好適に用いることができる。
ケーシング1の上部開口に、点検口81を開口した上蓋8と、この上蓋8の点検口81を覆う点検口蓋82とを設けるようにしている。
これにより、メンテナンス性を向上することができる。
11 軸受部
2 シリンダ
21 シリンダロッド
3 フローティングジョイント
4 バルブロッド
5 球面軸受
6 弁体
61 着座部材
7 弁座
8 上蓋
81 点検口
82 点検口蓋
Claims (2)
- セラ式空気輸送装置のタンク内のエアを外部に抜くために用いられるセラ式空気輸送装置の逃気弁構造において、シリンダのシリンダロッドを、フローティングジョイントを介して、ケーシングに形成した、該ケーシングの内部空間側から順に耐スティックスリップ性を有する内側の軸シールと、該内側の軸シールによっては除去しきれない微粉を除去できる外側の軸シールからなる2種類の軸シールからなる粉体シールを備え、潤滑可能な軸受構造を持つ軸受部を貫通するバルブロッドに接続するとともに、該バルブロッドの先端に球面軸受を介して弁体を配設し、シリンダのシリンダロッド、バルブロッド及び弁体を、弁座芯上に水平に一直線に、かつ、軸受部を貫通するバルブロッド及び弁体を、上部に点検口及び点検口蓋を設けたケーシングの内部空間に配置したことを特徴とするセラ式空気輸送装置の逃気弁構造。
- 前記弁体の着座部材の弁座との接触面が円錐台形状をし、該接触面の最小径部の径が弁座の最小径部の直径より大径に、最大径部の径が弁座の最大径部の直径より小径に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のセラ式空気輸送装置の逃気弁構造。
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