JP6621047B2 - 対象物検出装置 - Google Patents
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Description
また、この構成によれば、判定部が検出対象物の特定の動作を判定した場合に、干渉発生判断手段が実行されることにより、例えば施工者や管理者による特定の動作の検出によって干渉発生判断手段を実行するため、他の複雑な構成を用いることなく、簡単な構成で電波干渉が発生したかどうかを判断することができる。
また、この構成によれば、干渉発生判断手段の検出状態を報知する報知部を備えることにより、例えば施工者や管理者に電波干渉発生の有無を報知するため、施工者や管理者は電波干渉の有無を容易に確認することができる。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るマイクロ波ドップラーセンサを備えた小便器洗浄装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマイクロ波ドップラーセンサを備えた小便器洗浄装置が複数連立されている状態を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係るマイクロ波ドップラーセンサを備えた小便器洗浄装置を表す概略側面図である。
なお、本実施形態のマイクロ波ドップラーセンサが、対象物検出装置としての機能を有する。
小便器10のボウル部12の上方には、給水路14からの洗浄水をボウル部12へと吐水する吐水部20が設けられている。ボウル部12の下方には、ボウル部12に吐水された洗浄水を一時的に貯留するトラップ部22が設けられている。トラップ部22に貯留された水は、排水路16側からボウル部12側に悪臭が侵入することを防止している。そして、トラップ部22に貯留された水は、吐水部20から吐水された洗浄水の水量に応じて、トラップ部22に連通する排水口24から排水路16へ適宜排出される。
なお、報知部400からの報知は、例えば小便器10の外表面に表示部やLEDを設けて視覚的に報知する構成としてもよい。しかし、この構成であると新たに表示部やLEDを設ける必要があることと、例えば施工者や管理者が一つ一つ小便器洗浄装置2を確認しなければならないことから、報知部400からの報知は、音による報知が好ましい。
また、報知部400は、アンテナ部200や判定部300とは別体として構成しているが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば、アンテナ部200や判定部300に報知部400が備えられるような形態でもよい。
つぎに、図3を参照しながら、図2に示したアンテナ部200及び判定部300についてさらに説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るアンテナ部と判定部の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、アンテナ部200は、送信部210と、受信部220と、検出信号生成部230と、を有する。送信部210は、検出対象物、例えば人体4や尿流6を検出しようとする検出領域202に送信波を送信する。送信部210から送信される送信波は、例えば高周波、マイクロ波、あるいはミリ波などの電波である。そして、検出領域202の検出対象物、例えば人体4や尿流6によって反射された反射波を受信部220が受信する。
図3に示す判定部300は、信号受信手段310と、人体検出手段320と、尿流検出手段330と、特定動作検出手段340と、干渉発生判断手段350と、周波数変更手段360と、を有する。
検出信号生成部230から出力されたドップラー信号は、信号受信手段310により受信された後、人体周波数フィルタ322、尿流周波数フィルタ332、特定動作周波数フィルタ342に出力される。このドップラー信号から人体4の接近に対応する周波数成分、尿流6に対応する周波数成分、後述する特定の動作に対応する周波数成分以外を、人体周波数フィルタ322、尿流周波数フィルタ332、特定動作周波数フィルタ342によりそれぞれ削除する。そして、人体4の接近に対応する人体検出周波数信号と、尿流6に対応する尿流検出周波数信号と、特定の動作に対応する特定動作検出周波数信号がそれぞれ抽出される。この際のフィルタリング周波数は、適宜変更することができる。
なお、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば、施工者や管理者が行う動作は、単に手をかざしたり、所定時間手をかざし続けたりするような形態でもよい。
なお、干渉発生判断手段350において電波干渉が発生していない場合においても、報知部400から音による報知を行ってもよい。この場合において、例えば、電波干渉が発生しているときの音を断続する音による報知とし、電波干渉が発生していないときの音を連続する音による報知としてもよい。また、例えば、電波干渉が発生しているときの報知の音と、電波干渉が発生していないときの報知の音とで、音の高さを分けてもよい。
以上のように構成されたマイクロ波ドップラーセンサにおいて、初期設定処理の動作を、図5〜図7のフローチャートを用いて具体的に説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る初期設定処理の第一の動作を示す、フローチャートである。図6は、本発明の一実施形態に係る初期設定処理の第二の動作を示す、フローチャートである。図7は、本発明の一実施形態に係る初期設定処理の第三の動作を示す、フローチャートである。
また、判定部300の特定動作検出手段340によって特定の動作が検出されてから干渉発生判断処理が実施されるまでの所定時間、報知部400から報知を行ってもよい。これにより、特定の動作を行った者、例えば施工者や管理者に対してマイクロ波ドップラーセンサの検出領域202外へ出るように注意喚起を行うことができる。
ここで、第二の動作と第三の動作の二つの動作を行うようにする場合、第二の動作におけるステップS12の特定の動作の検出と、第三の動作におけるステップS22の特定の動作の検出とは、明確に区別させる。例えば、初期設定処理の第二の動作におけるステップS12の特定の動作の検出は、施工者や管理者の手の往復動作とし、初期設定処理の第三の動作におけるステップS22の特定の動作の検出は、施工者や管理者が所定時間手をかざす動作としてもよい。
なお、この際の周波数fo及び定数αは適宜変更することができる。
ここで、振幅値Saが初期振幅値Soよりも大きいということは、言い換えると、初期振幅値設定処理のときと比べて、人体4や尿流6が検出されていることになる。そのため、振幅値Saが初期振幅値Soよりも大きい場合は、マイクロ波ドップラーセンサの検出領域202内に実際に人体4や尿流6が存在している。つまり、ステップS51では、振幅値Saと初期振幅値Soとを比較することにより、実際にマイクロ波ドップラーセンサの検出領域202内に人体4や尿流6が存在しているか否かを判定している。
また、ステップS51の条件において、初期振幅値Soと振幅値Saの大小関係でなく、初期振幅値Soを基準として一定の範囲を設定し、その範囲内に振幅値Saがおさまっているか否かで判定してもよい。
上述した本発明の一実施形態によるマイクロ波ドップラーセンサ(対象物検出装置)及びそれを備えた小便器洗浄装置2によれば、送信部210から送信される送信波の周波数を変更する周波数変更手段360と、電波干渉の発生を判断する干渉発生判断手段350とを、マイクロ波ドップラーセンサに設ける。これにより、干渉発生判断手段350によって電波干渉の状態を確認し、且つ周波数変更手段360によって送信部210から送信される送信波の周波数を電波干渉が発生しない周波数に変更する。そのため、各マイクロ波ドップラーセンサ同士の電波干渉の発生を確実に防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した一実施形態に限定されるものではない。
4 人体
6 尿流
10 小便器
12 ボウル部
14 給水路
16 排水路
18 給水バルブ
20 吐水部
22 トラップ部
24 排水口
200 アンテナ部 (マイクロ波ドップラーセンサ)
202 検出領域
210 送信部
220 受信部
230 検出信号生成部
300 判定部 (マイクロ波ドップラーセンサ)
310 信号受信手段
320 人体検出手段
322 人体周波数フィルタ
324 人体判定手段
330 尿流検出手段
332 尿流周波数フィルタ
334 尿流判定手段
340 特定動作検出手段
342 特定動作周波数フィルタ
344 特定動作判定手段
350 干渉発生判断手段
360 周波数変更手段
362 乱数発生手段
400 報知部
Claims (9)
- 検出対象物の動きまたは有無を検出する対象物検出装置であって、
上記検出対象物を検出しようとする検出領域に送信波を送信する送信部と、
上記検出領域の上記検出対象物によって反射された反射波を受信する受信部と、
上記送信部によって送信される上記送信波と、上記受信部によって受信される上記反射波と、に基づいて検出信号を生成する検出信号生成部と、
上記検出信号生成部によって生成される検出信号に基づいて、上記検出対象物の動きまたは有無を判定する判定部と、を備え、
上記判定部は、外部からの操作指令に基づいて、上記送信部から送信される送信波の周波数を変更する周波数変更手段と、
上記検出信号生成部によって生成される検出信号に基づいて、電波干渉の発生を判断する干渉発生判断手段と、
上記干渉発生判断手段の検出状態を報知する報知部と、を備え、
上記干渉発生判断手段は、上記判定部が上記検出対象物の特定の動作を判定すると実行され、
上記干渉発生判断手段における電波干渉の発生の判断は、上記検出対象物の特定の動作を検出してから所定時間経過後に実行され、
上記報知部の報知は、上記検出対象物の特定の動作が検出されてから上記干渉発生判断手段が電波干渉の発生を判断するまでの所定時間に行われる
ことを特徴とする
対象物検出装置。 - 上記干渉発生判断手段における電波干渉の発生の判断は、上記周波数変更手段によって周波数が変更された後に自動的に実行される
請求項1に記載の対象物検出装置。 - 上記周波数変更手段は、上記判定部が上記検出対象物の特定の動作を判定すると実行される
請求項1または請求項2に記載の対象物検出装置。 - 上記周波数変更手段は、乱数を発生させる乱数発生手段を有し、
上記送信部から送信される送信波の周波数は、上記乱数に基づいてランダムに設定される
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の対象物検出装置。 - 上記対象物検出装置の起動時に、上記乱数発生手段によって発生した乱数に基づいて上記送信波の周波数がランダムに設定される
請求項4に記載の対象物検出装置。 - 外部からの上記操作指令を上記周波数変更手段が受けつけると、上記乱数発生手段によって発生した乱数に基づいて上記送信波の周波数がランダムに設定される
請求項4または請求項5に記載の対象物検出装置。 - 上記報知部からの報知は、音による報知である
請求項1に記載の対象物検出装置。 - 上記報知部による報知は、上記干渉発生判断手段によって電波干渉の発生を判断してから所定時間で行われる
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の対象物検出装置。 - 上記干渉発生判断手段における電波干渉の発生の判断は、上記対象物検出装置の起動時に自動的に実行される
請求項2乃至8のいずれか1項に記載の対象物検出装置。
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