JP6620437B2 - 学習支援装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば外国語のリスニングを学習するのに好適な学習支援装置およびその制御プログラムに関する。
従来から、外国語を学習して正しく話せるようになるには、読み書きだけでなくリスニング能力を向上させることが重要であり、以下に記載するような学習支援システムや方法が利用されている。
学生のリスニング能力を測定し、その測定の結果に基づいて、学生に対し弱点対策を付した教材を作成し提供して演習を行なわせる語学学習システムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
外国語文の音声再生の速度をユーザ操作により変化させてユーザのリスニング能力を向上させる英語リスニング法が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−250423号公報 特開2012−220944号公報
画像に表わされている事象を説明する文章の音声を再生してリスニングさせるものにおいて、より早く効果的にリスニング能力を向上させることが望まれる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、ユーザのリスニング能力をより早く効果的に向上させることが可能になる学習支援装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る学習支援装置は、画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を文章で説明する文章データと、前記文章に含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を表示する画像表示手段と、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句を強調して再生する音声再生手段と、を備え、前記音声再生手段は、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを繰り返し再生する繰り返し再生手段を有し、当該繰り返し再生手段による繰り返しの再生回数に応じた強調度合いで前記重要語句を強調して再生することを特徴としている。
本発明によれば、ユーザのリスニング能力をより早く効果的に向上させることが可能になる。
本発明の学習支援装置の実施形態に係る学習支援システムの外観構成を示す図。 前記学習支援システムにおける学習端末10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記学習端末10の学習問題データエリア12bに記憶される学習問題の1問分のデータ構造を示す図。 前記学習問題データエリア12bに記憶される学習問題1問分のデータの具体例を示す図。 前記学習支援システムの学習端末10による制御処理と学習サーバ20による制御処理とを示すフローチャート。 前記学習サーバ20の学習問題データベース20DBに記憶されている各種の学習問題からユーザの学力レベルに応じた学習問題を選択的に生成するための具体例を示す図。 前記学習端末10の制御処理に伴う音声再生処理(SP)の一実施例を示すフローチャート。 前記学習端末10の制御処理に従った学習問題の画像表示動作に伴う音声再生動作の一実施例を示す図。 前記学習端末10の制御処理における問題表示処理(ステップS6〜S12)の他の実施形態を示すフローチャート。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の学習支援装置の実施形態に係る学習支援システムの外観構成を示す図である。
本実施形態の学習支援システムは、ユーザが操作する学習端末10と、当該学習端末10とインターネットなどの通信ネットワークNを介して接続される学習サーバ20とから構成される。
前記学習端末10は、タブレット端末などの携帯端末あるいはパソコンからなり、外部からインストールされたプログラム、あるいは予め記憶されたプログラムに従って動作することで前記学習支援システムの端末10として機能する。
前記学習サーバ20は、前記学習端末10からのユーザの語学力のレベルチェックテストの結果を含む学習問題の生成依頼に応じて、当該ユーザの語学力のレベルに基づいた学習問題を生成し前記学習端末10へ提供する。
図2は、前記学習支援システムにおける学習端末10の電子回路の構成を示すブロック図である。
前記学習端末10は、コンピュータである制御装置(CPU)11を備えている。
前記CPU11は、フラッシュROMなどの記憶装置12に記憶された端末制御プログラム12aに従って回路各部の動作を制御する。
前記端末制御プログラム12aは、前記記憶装置12に予め記憶されるか、光ディスクやメモリカードなどの外部記録媒体13から記録媒体読み取り部14により読み込まれて前記記憶装置12に記憶されるか、前記通信ネットワークN上のWebサーバ(ここではプログラムサーバ)20から通信部15によりダウンロードされて前記記憶装置12に記憶される。
前記端末制御プログラム12aとしては、本学習端末10の全体の動作を司るシステムプログラム、ユーザ操作に応じて前記学習サーバ20から学習問題を取得し、当該学習問題に応じた表示の制御および音声再生の制御を行なうための学習支援プログラムなどが記憶される。
前記記憶装置12にはまた、前記学習サーバ20から取得された学習問題のデータが記憶される学習問題データエリア12bが確保される。
前記端末制御プログラム12aは、キー操作部17からのキー入力信号、タッチパネル付き表示部18からのタッチ操作に応じた入力信号、前記通信部15を介して受信される前記学習サーバ20などの外部機器からの通信信号に応じて起動される。
RAM16は、前記CPU11による回路各部の動作の制御に伴う各種データの作業用メモリとして機能し、前記タッチパネル付き表示部18の液晶表示部に表示させる表示データが描画されて記憶される表示データエリア16aなどが確保される。
このように、前記CPU11には、前記記憶装置12、記録媒体読み取り部14、通信部15、RAM16、キー操作部17、タッチパネル付き表示部18が接続される他に、当該CPU11により生成された音声や再生された音声を出力するための音声出力部19が接続される。
図3は、前記学習端末10の学習問題データエリア12bに記憶される学習問題の1問分のデータ構造を示す図である。
図4は、前記学習問題データエリア12bに記憶される学習問題1問分のデータの具体例を示す図である。
前記学習問題は、写真や絵からなる画像データGと、当該画像データGに含まれる物,人などに関する事象を説明する複数の文章データBm(ここでは4つの文章1〜文章4)と、当該文章データBmの各文章についてその文章を構成する単語のうちの重要単語(語句)の出現順に相当する重要単語(番号)データTmと、前記文章データBmの各文章の読み上げ音声である音声データRm(音声1〜音声4)とが対応付けられて構成される。
前記複数の文章データBm(文章1〜文章4)は、前記画像データGの事象を正しく説明する内容の文章(ここでは文章3(正解))と誤って説明する内容の文章(ここでは文章1,2,4(不正解))とが混在して記憶される。
また、前記重要単語(語句)は、前記文章を構成する単語(語句)のうちで、例えば、物,人,場所を表す単語(語句)のように、画像の事象を判断する上でキーとなるものである。
なお、前記学習問題の画像データGを前記タッチパネル付き表示部18により表示させる際には、図4(A)に示すように、当該画像データGの左下に、前記音声データRm(音声1〜音声4)を聴いたユーザがその何れの音声に対応した文章データ(文章1〜文章4)が正解であるかをタッチ操作により選択して回答するための回答ボタン[1]〜[4]が合成される。
このように構成された学習支援システムの学習装置10は、前記制御装置(CPU)11が前記端末制御プログラム12a(前記システムプログラム、学習支援プログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べる機能を実現する。
また、前記学習支援システムの学習サーバ20も同様に、当該学習サーバ20に備えられた制御装置(CPU)がそのサーバ制御プログラムに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、後述の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成の学習支援システムの動作について説明する。
図5は、前記学習支援システムの学習端末10による制御処理と学習サーバ20による制御処理とを示すフローチャートである。
図6は、前記学習サーバ20の学習問題データベース20DBに記憶されている各種の学習問題からユーザの学力レベルに応じた学習問題を選択的に生成するための具体例を示す図である。
先ず、学習端末10により学習サーバ20の学習サイトにアクセスし、前記学習支援プログラムをダウンロードしてインストールする。
前記学習端末10において、キー操作部17あるいはタッチパネル付き表示部18のユーザ操作に応じて前記学習支援プログラムが起動されると、ユーザが目標とする語学検定試験の点数を設定するための目標点数設定要求がタッチパネル式表示部18に表示される。
前記目標点数設定要求に応じて、ユーザの目標点数(ここでは、800点)が入力されて設定されると(ステップS1)、当該ユーザが学習したい項目、例えばユーザ自身が弱いと感じている品詞等の項目をユーザにより入力させるための希望項目入力要求がタッチパネル付き表示部18に表示される。
前記希望項目入力要求に応じて、ユーザの希望の項目(ここでは、関係代名詞)が入力されると(ステップS2)、ユーザの現在の語学力レベルをチェックするためのレベルチェックテストが実行される(ステップS3)。
前記レベルチェックテストは、例えば、予め設定された簡単で短い文章から難解で長い文章まで、当該各文章の音声を番号付きで順番に再生し、ユーザに対し、何番目の文章まで聞き取れたかを当該番号の入力により回答させる。
すると、前記設定された語学検定試験の目標点数(800点)と前記入力された学習希望項目(関係代名詞)と前記レベルチェックテストの実行結果が前記学習サーバ20の学習サイトへ送信される(ステップS4)。
前記学習サーバ20において、前記学習端末10から送信された目標点数(800点)と学習希望項目(関係代名詞)とレベルチェックテストの実行結果が受信されると(ステップA1)、当該テストの実行結果に応じて、前記語学検定試験の予想点数(ここでは、予想点数600点)とユーザの弱点箇所(ここでは、代名詞)が判定される(ステップA2)。
すると、前記ユーザの目標点数(800点)と予想点数(600点)と学習希望項目(関係代名詞)と弱点箇所(代名詞)とに基づいて、図6に示すように、学習問題データベース20DBの中からユーザに合った学習問題が選択されて生成され(ステップA3)、当該生成された学習問題とその解説を含む学習データが前記学習端末10へ送信される(ステップA4)。
前記図6で示した学習サーバ20の学習問題データベース20DBには、例えば、文法重点学習用データベースDB1と単語重点学習用データベースDB2が用意され、各データベースDB1,DB2には、品詞等の学習項目毎に適切に区分された学習問題が、前記語学検定試験の7段階の得点レベルに応じた学習問題として記憶されている。
これにより、前記ユーザの目標点数(800点)と予想点数(600点)と学習希望項目(関係代名詞)と弱点箇所(代名詞)とに基づいて、前記文法重点学習用データベースDB1からは、学習問題MD1,MD2,MD3が選択され、前記単語重点学習用データベースDB2からは、学習問題ME1,ME2,…が選択される。
前記学習端末10において、前記学習サーバ20から送信された学習データ(学習問題とその解説)が受信されると、当該取得された学習データは記憶装置12の学習問題データエリア12bに記憶される(ステップS5)。
図7は、前記学習端末10の制御処理に伴う音声再生処理(SP)の一実施例を示すフローチャートである。
図8は、前記学習端末10の制御処理に従った学習問題の画像表示動作に伴う音声再生動作の一実施例を示す図である。
前記学習サーバ20により生成された学習データ(学習問題とその解説)が前記学習端末10に受信されると、その取得した学習データは記憶装置12の学習問題データエリア12bに記憶される(ステップS5)。そしてユーザが学習開始を指示すると、図8に示すように、記憶装置12の学習問題データエリア12bから学習データが制御装置11に読み出され(取得され)、当該学習問題の1問目の画像データGがタッチパネル付き表示部18に表示される(ステップS6)。
すると、前記学習問題の1問目の画像データGに対応付けられた音声データRm(音声1〜音声4)の再生回数nが判断され(ステップS7)、1回目(初回)であると判断されると(ステップS7(Yes))、前記画像データGに対応付けられた文章データBm(文章1〜文章4)の音声データRm(音声1〜音声4)が、予め設定された標準の音量(音圧)レベルで順番に再生され音声出力部19から出力される(ステップS8)。
ユーザは、前記表示中の画像データGに表わされている事象を見て、前記音声データRm(音声1〜音声4)として再生された文章データBm(文章1〜文章4)の何れの文章が正しいかを、当該画像データG上に表示された回答ボタン[1]〜[4]を選択して回答する(ステップS10)。
ここで、ユーザが、前記再生された音声データRm(音声1〜音声4)を、その聞き取りが不十分であることなどによりもう一度聞きたい場合に、例えば前記表示中の画像データG上でのタッチ操作あるいはキー操作部17のキー操作により当該もう一度聞きたい指示があったと判断される(ステップS9(Yes))。
すると、前記音声データRm(音声1〜音声4)の再生回数nが2回目以降と判断され(ステップS7(No))、当該再生回数nに応じて前記音声データRm(音声1〜音声4)[文章データBm(文章1〜文章4)]に含まれる重要単語(語句)を強調して音声再生する処理が実行される(ステップSP(図7参照))。
先ず、前記学習問題の文章データBm(文章1〜文章4)のうち1つ目の文章1“There is a man … of the banner.”が読み出され(ステップP1)、当該文章1に対応付けられた重要単語(番号)データTm(4,7,9,12)が取得される(ステップP2)。
すると、前記重要単語(番号)データTm(4,7,9,12)に該当する前記文章1中の単語“man”“bike”“front”“banner”にそれぞれ対応した前記音声データ(音声1)中の音声部分が、例えば再生時間により算出され(ステップP3)、当該音声部分を強調して再生する倍率(前記標準音量に対する倍率)が、前記再生回数nに応じて次第に大きくなる倍率に決定される(ステップP4)。
例えば、前記再生回数n=2の場合は強調倍率1.2、n=3の場合は強調倍率1.4、n=4の場合は強調倍率1.6として決定される。
そして、図8に示すように、前記学習問題の1つ目の文章1“There is a man … of the banner.”に対応した音声データ(音声1)が、前記重要単語“man”“bike”“front”“banner”の音声部分を前記決定された強調倍率(1.2)の音量(音圧)レベルに強調して再生され、音声出力部19から出力される(ステップP5)。
すると、前記学習問題の文章データBm(文章1〜文章4)のうち次の文章(2つ目の文章2)“A chair is … of the table.”が読み出される(ステップP6(Yes)→P1)。そして、前記文章1の音声データ(音声1)と同様に、当該文章2に対応した音声データ(音声2)が、その重要単語(2,6,9)“chair”“left”“table”の音声部分を前記再生回数nに応じて決定された強調倍率の音量(音圧)レベルに強調して再生され、音声出力部19から出力される(ステップP2〜P5)。
この後、次の文章3“The man … the banners.”の音声データ(音声3)についても、前記同様に、その重要単語(2,6,8,9)“man”“bike”“underneath”“banners”の音声部分を、前記再生回数nに応じて決定された強調倍率の音量(音圧)レベルに強調して再生され、さらに次の文章4“There is a book on the table.”の音声データ(音声4)についても、その重要単語(4,7)“book”“table”の音声部分を、前記決定された強調倍率の音量(音圧)レベルに強調して再生される(ステップP6(Yes)→P1〜P5)。
そして、前記学習問題の文章データBm(文章1〜文章4)に対応する音声データ(音声1〜音声4)の2回目の再生が終了した後に(ステップP6(No))、ユーザ操作に応じて、さらにもう一度聞きたい指示があったと判断されると(ステップS9(Yes))、前記同様の音声再生処理(ステップSP(P1〜P6))に従って、再生回数n(=3)に応じた強調倍率(1.4)が決定され、当該各音声データ(音声1〜音声4)が、その重要単語の音声部分をさらに強調した音量(音圧)レベルにして再生される。
これにより、ユーザは、前記学習問題の画像データGに対応する文章データBm(文章1〜文章4)の音声データRm(音声1〜音声4)を、当該ユーザ操作に応じて繰り返し再生させる度に、各文章1〜4に含まれる重要単語(語句)の音声部分を次第に強調した音量(音圧)レベルの音声にして聞くことができる。
この後、前記表示中の画像Gの事象について、前記音声1〜音声4として再生された文章1〜文章4の何れの文章が正しいか、当該画像G上に表示された回答ボタン[1]〜[4]の選択により回答されると(ステップS10(Yes))、当該回答が正解か否かが判断されその判断結果が前記タッチパネル式表示部18に表示される(ステップS11)。
続いて、前記学習問題データエリア12bに記憶された学習問題として次の問題があるか否か判断され(ステップS12)、次の問題(ここでは2問目)があると判断されると(ステップS12(Yes))、当該2問目の画像Gがタッチパネル付き表示部18に表示され(ステップS6)、前記1問目の場合と同様に、当該画像Gに対応付けられた各文章1〜4の音声1〜4が順番に再生される(ステップS7,S8)。
そして、前記同様に、ユーザ操作に応じて繰り返しの再生が指示される度に、当該再生回数nに応じて次第に大きくなる重要単語(語句)の強調倍率が決定され、前記各文章1〜4の音声1〜4が、それぞれその重要単語に対応する音声部分を前記決定された強調倍率により強調した音声として再生される(ステップS9(Yes)→S7(No)→SP(P1〜P6)。
したがって、前記構成の学習支援システムによれば、学習端末10の学習問題データエリア12bに対して、画像データGと、当該画像Gに表わされている事象を説明する文章データBm(文章1〜文章4)と、当該各文章1〜文章4に対応した音声データRm(音声1〜音声4)と、前記各文章1〜文章4に含まれる重要単語の出現順に対応する重要単語(番号)データTmとを対応付けて記憶させる。そして、ユーザへの出題を、前記画像データGを表示させ、前記各文章1〜文章4に対応する音声1〜音声4を順番に再生して行なう。ここで、前記各音声1〜音声4の繰り返しの再生がユーザにより指示された場合は、前記重要単語(番号)データTmで示される重要単語の音声部分を当該繰り返しの再生回数nに応じた強調倍率で強調して再生する。ユーザは、前記再生された各音声1〜音声4を聞いて前記各文章1〜文章4のうち前記画像Gの事象として正しい文章の番号を選択して回答する。
これにより、ユーザのリスニング能力が高くない場合でも、前記学習問題の画像Gの事象を文章1〜文章4のうち何れか正しい文章として捉える上でキーワードとなる重要単語の音声を、その聞き取り回数に応じてより聞き取り易いように再生させることができ、そのリスニング能力を早く効果的に向上させることができる。
(他の実施形態)
図9は、前記学習端末10の制御処理における問題表示処理(ステップS6〜S12)の他の実施形態を示すフローチャートである。
この他の実施形態の問題表示処理において、前記実施形態の問題表示処理と同様の処理ステップ(S6,S8〜S12)については同じステップ符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、前記実施形態の問題表示処理(ステップS6〜S12)では、文章データBm(文章1〜文章4)に対応する音声データRm(音声1〜音声4)の再生回数nに応じて、当該各文章1〜4に含まれる重要単語(語句)の音声部分を次第に強調して再生する構成とした。
これに対し、他の実施形態の問題表示処理では、図9に示すように、前記ユーザに対するレベルチェックテストの実行結果(ステップS3)が予め設定された学力レベルより高い場合は(ステップS71(Yes))、前記各文章1〜4に対応する音声1〜4をそれぞれその再生回数nに関わらず標準の音量(音圧)レベルで順番に再生する(ステップS8,S9(Yes)→S71(Yes))。
一方、前記ユーザに対するレベルチェックテストの実行結果(ステップS3)が予め設定された学力レベル以下の場合は(ステップS71(No))、当該テスト実行結果のレベルが低いほど前記重要単語の音声部分の強調倍率が大きくなるように決定する。そして、前記各文章1〜4に対応する音声1〜4を、その重要単語の音声部分については前記決定された強調倍率の音量(音圧)レベルの音声に強調して再生する構成とする(ステップS72)。
これにより、前記学習問題の画像Gの事象を文章1〜文章4のうち何れか正しい文章として捉える上でキーワードとなる重要単語の音声を、ユーザのリスニング能力が低いほど、より聞き取り易いように強調して再生させることができ、そのリスニング能力を早く効果的に向上させることができる。
前記各実施形態では、学習端末10において、ユーザに出題する学習問題のデータは、当該ユーザに対するレベルチェックテストの実行結果に応じて、学習サーバ20の学習問題データベース20DBから選択的に取得する構成とした。これに対し、前記学習端末10に前記学習サーバ20から学習支援プログラムをダウンロードしてインストールする際に、前記学習問題データベース20DBもダウンロードし、前記同様にユーザの学力レベルに応じた学習問題を取得する構成としてもよい。
また、前記各実施形態では、学習問題として画像Gと当該画像Gの事象を表す正解/不正解が混在する複数の文章1〜4と当該各文章1〜4に対応する音声1〜4とを取得し、当該音声1〜4を順番に再生することで、何れか正解の文章をユーザに選択させて回答させる構成としたが、前記画像Gの事象を表す正解又は不正解の1つの文章とその音声とを取得し、当該音声を再生してその文章が正解か否かを回答させる構成としてもよい。
なお、前記各実施形態において記載した学習支援システムによる各処理の手法およびデータベース(DB)、すなわち、図5のフローチャートに示す学習端末10の制御処理と学習サーバ20の制御処理、図7のフローチャートに示す前記学習端末10の制御処理に伴う音声再生処理、図9のフローチャートに示す前記学習端末10の制御処理に伴う他の実施形態の問題表示処理等の各手法、および学習問題データベース20DB等のデータベースは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、電子機器のコンピュータ(制御装置)は、この外部記録装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した学習支援機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク上を伝送させることができ、この通信ネットワークに接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータを電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述した学習支援機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を文章で説明する文章データと、前記文章に含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を表示する画像表示手段と、
前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句部分は強調して再生する音声再生手段と、
を備えたことを特徴とする学習支援装置。
[2]
前記データ取得手段は、前記文章データとして、前記画像に表わされている事象を正しく説明する文章データと誤って説明する文章データとを混在して複数取得する、
ことを特徴とする[1]に記載の学習支援装置。
[3]
前記音声再生手段は、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを繰り返し再生する繰り返し再生手段を有し、当該繰り返し再生手段による繰り返しの再生回数に応じて次第に大きく定められる強調度合いで前記重要語句部分を強調して再生する、
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の学習支援装置。
[4]
前記音声再生手段は、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句部分は強調して再生する際に、ユーザの学力レベルが低いほど次第に大きく定められる強調度合いで前記重要語句部分を強調して再生する、
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の学習支援装置。
[5]
電子機器のコンピュータを、
画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を文章で説明する文章データと、当該文章に含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得された画像データに基づいて画像を表示する画像表示手段と、
前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句部分は強調して再生する音声再生手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …学習端末
11 …制御装置(CPU)
12 …記憶装置
12a…端末制御プログラム
12b…学習問題データエリア
13 …外部記録媒体
14 …記録媒体読み取り部
15 …通信部
16a…表示データエリア
18 …タッチパネル付き表示部
20 …学習サーバ(Webサーバ)
20DB…学習問題データベース
N …通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を文章で説明する文章データと、前記文章に含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を表示する画像表示手段と、
    前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句を強調して再生する音声再生手段と、
    を備え
    前記音声再生手段は、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを繰り返し再生する繰り返し再生手段を有し、当該繰り返し再生手段による繰り返しの再生回数に応じた強調度合いで前記重要語句を強調して再生する、
    ことを特徴とする学習支援装置。
  2. 前記データ取得手段は、前記文章データとして、前記画像に表わされている事象を正しく説明する文章データと誤って説明する文章データとを混在して複数取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援装置。
  3. 前記音声再生手段は、前記繰り返し再生手段による繰り返しの再生回数に応じて次第に大きく定められる強調度合いで前記重要語句を強調して再生する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の学習支援装置。
  4. 画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を正しく説明する文章データと誤って説明する文章データと、前記文章データに含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を表示する画像表示手段と、
    前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句を強調して再生する音声再生手段と、
    を備えたことを特徴とする学習支援装置。
  5. 電子機器のコンピュータを、
    画像データと、当該画像データにより表示される画像に表わされている事象を文章で説明する文章データと、当該文章に含まれる重要語句を示すデータとを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段により取得された画像データに基づいて画像を表示する画像表示手段と、
    前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを繰り返し再生する繰り返し再生手段を有し、前記データ取得手段により取得された文章データに対応する音声データを、前記重要語句を示すデータに基づいて当該重要語句は強調し、且つ当該繰り返し再生手段による繰り返しの再生回数に応じた強調度合いで前記重要語句を強調して再生する音声再生手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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