JP6620065B2 - 運搬車の搭載物リヤドア開閉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、リヤフレームにベッセル、コンテナ等の搭載物を搭載するようにした運搬車において、その搭載物を傾動させた場合等のリヤドア開閉装置に関するものである。
従来、搭載物リヤドア開閉装置を備えた運搬車としては、例えば図14に示したように、搭載物51を搭載した運搬車52において、搭載物51の後端部には、下方から上方に回動可能にリヤドアDが設けられ、この搭載物51の後端下部には、搭載物側開閉機構53が装備されている。前記運搬車52は、リヤフレーム54に装着したサブフレーム55を水平昇降可能なものにすると共に、傾動可能なものとしており、このサブフレーム55の後部には、サブフレーム側開閉機構56が装備されている。
前記搭載物リヤドア開閉装置は、リヤフレーム54に装着したサブフレーム55に搭載物51が搭載された状態において、搭載物側開閉機構53とサブフレーム側開閉機構56が連動して、搭載物51の後端部のリヤドアDが下方から上方に回動することにより、このリヤドアDが下開きに開放されるようにしている(図14中に仮想線で示している)。
さらに、前記搭載物リヤドア開閉装置は、図15に示したように、リヤフレーム54とサブフレーム55間に介在させた油圧シリンダ57からロッド58を突出させた状態にすることにより、サブフレーム55を傾動操作して、ドアフック(図示せず)を開放状態にして、搭載物51を傾動状態にすれば、リヤドアDがその自重により下開きに開放されるようにしている。
特開2015−58812号公報
しかしながら、従来の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置では、例えば搭載物であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物を山積みにしている場合や、その収容物が大きい場合には、リヤフレーム54に装着したサブフレーム55を傾動操作することにより、搭載物51を傾動状態にしてリヤドアDをその自重により下開きに開放しても、前記収容物がリヤドアDの上端部に引っ掛かったり、当たったりして、このリヤドアDの上端部が障害物となり、ベッセルやコンテナからその収容物がスムーズに排出されないことがあるという問題点を有していた。
さらに、従来の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置では、前記収容物が大きい場合には、その収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かってしまい、リヤドアDが下方から上方に回動し難くなり、このリヤドアDを下開きに開放するのが困難になり、前記したのと同様にベッセルやコンテナからその収容物がスムーズに排出されないことがあるという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置の問題点を解決するためになされたものであり、搭載物の傾動状態において、そのリヤドアを上方から下方に回動させることにより、このリヤドアDが上開きに開放されるようにし、搭載物であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物を山積みにしている場合に、その収容物がリヤドアDの上端部に引っ掛かったり、当たったりせず、また前記収容物が大きい場合に、その収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かってしまっても、リヤドアDを開放し易くした運搬車の搭載物リヤドア開閉装置を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、搭載物1を搭載した運搬車2において、前記搭載物1が、後端部に上方から下方に回動自在としたリヤドアDが後方へ傾斜させて設けられ、この搭載物1の後端下部には、搭載物側開閉機構3が装備されており、前記運搬車2が、リヤフレーム21に装着したサブフレーム22を傾動可能なものとしており、このサブフレーム22の後部には、サブフレーム側開閉機構4が装備されている。
前記搭載物側開閉機構3は、搭載物1の後端下部に回動自在に設けたアーム31の一端にカムフォロア32を設け、このアーム31の他端を操作ロッド33の一端に軸支したものとし、一方リヤドアDのドア掛体5に掛合するラッチ34を、下方への引張力を付与させて回動自在に搭載物1の側板13に設けると共に、このラッチ34に前記操作ロッド33の他端を軸支し、さらに前記リヤドアDの下方向にドア閉鎖用アーム35を突設したものとしている。
前記サブフレーム側開閉機構4は、サブフレーム22に一端が軸支された油圧シリンダ41の他端から出没自在としたロッド42の先端にブラケット43が連結され、このロッド42の出没によってブラケット43が前後動するようにされ、このブラケット43に基端側44aが接触して、回動端側44bが上方に回動するようにしたカム44を、下方への引張力を付与させて前記サブフレーム22に回動自在に設けたものとしている。
そして、前記搭載物側開閉機構3のアーム31に設けたカムフォロア32が、前記サブフレーム側開閉機構4のカム44の回動端側44bに接触するようにすると共に、前記搭載物側開閉機構3のリヤドアDのドア閉鎖用アーム35を、前記サブフレーム側開閉機構4のブラケット43の前後動領域に配設したものとしている。
この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置において、前記運搬車2は、搭載物1をサブフレーム22に着脱自在としたものにしている。
さらに、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置において、前記運搬車2は、サブフレーム22を水平昇降可能なものにしている。
また、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置において、前記カム44は、略直角三角形状に形成したものとしており、直角の角部をサブフレーム22に軸支し、基端側44aの短辺が前記ブラケット43に接触し、回動端側44bの長辺が上方に回動するようにしている。
この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、搭載物1のリヤドアDを上方から下方に回動させることにより、このリヤドアDが上開きに開放されるようにしたので、搭載物1であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物を山積みにしている場合や、前記収容物が大きい場合にも、リヤドアDの上端部に収容物が引っ掛かったり、当たったりしないものとなり、搭載物1からその収容物がスムーズに排出されるものとなった。
さらに、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、搭載物1であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物が大きい場合に、その収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かってしまっても、リヤドアDが上開きに開放されるようにしたので、収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かることによって、むしろリヤドアDが開放し易くなり、搭載物1からその収容物がスムーズに排出されるものとなった。
この発明のリヤドア開閉装置を備えた搭載物を搭載した運搬車の側面図である。 図1に示す運搬車の平面図である。 図1に示す運搬車の背面図である。 この発明における搭載物であるコンテナの側面図である。 この発明における運搬車のサブフレーム上昇時の側面図である。 この発明の搭載物側開閉機構およびサブフレーム側開閉機構の一部断面概略斜視図である。 この発明の搭載物側開閉機構を側方から見た説明図である。 この発明のサブフレーム側開閉機構の概略斜視図である。 この発明のサブフレーム側開閉機構を側方から見た説明図である。 この発明における搭載物のリヤドアの閉鎖時の作動状態を示す説明図である。 この発明における搭載物のリヤドアの開放時の作動状態を示す説明図である。 この発明における搭載物のリヤドアの再閉鎖時の作動状態を示す説明図である。 この発明における搭載物を傾動させた際のリヤドアの開放状態を示す側面図である。 従来のリヤドア開閉装置を備えた搭載物を搭載した運搬車の側面図である。 従来の運搬車の搭載物を傾動させた際のリヤドアの開放状態を示す側面図である。
以下、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜3は、この発明の搭載物リヤドア開閉装置を備えたコンテナ等の搭載物1を搭載した搭載物着脱式の運搬車2を示している。
前記搭載物1は、図4に示したように、岩石、鉱石、土砂等の搬送に適したバケット型のコンテナ等としており、本体部1aの両側部の下方には支持脚1bが設けられ、これら支持脚1bの間を運搬車2のリヤフレーム21の進入空間Sとしている。
さらに、前記搭載物1は、支持脚1bの前端上部寄りにはそれぞれクッション体11が取り付けられている。そして、本体部1aの底部フレーム1cには、前端部に前部ロック部材12aを設けたものとし、略中央部に中部ロック部材12bを設けたものとしている。
また、前記搭載物1は、地上に置いた場合、下降配置時における運搬車2のサブフレーム22が本体部1aの底部フレーム1c下に配置される高さとし、前記サブフレーム22の上昇配置時に、本体部1aの底部フレーム1cが押し上げられることにより本体部1aが上昇して支持脚1bが浮き上がり、運搬可能となるようにしている。
なお、この発明において、図示した運搬車2は、搭載物1をサブフレーム22に着脱自在としたものにしているが、搭載物1がサブフレーム22に初めから取り付けられており、その状態から脱着できないものであってもよい。
すなわち、搭載物1の底部フレーム1cが、サブフレーム22に固着されており、その搭載物1を脱着することができないものであってもよい。この場合、サブフレーム22は、後に述べるように水平昇降可能なものにすると共に、傾動可能なものにしてもよいが、水平昇降可能なものにはしなくてもよく、傾動可能なものにするだけでよい。
そして、前記搭載物1には、後端部の下部に軸支され上方から下方に回動自在としたリヤドアDが設けられ、この搭載物1の後端下部の両側部には、図6、7に示したようなこの発明の搭載物リヤドア開閉装置の搭載物側開閉機構3が対をなして装備されている。
前記運搬車2は、図5に示したように、車体後方のリヤフレーム21に装着したサブフレーム22の前部に前部トグル支持機23aを配設し、このサブフレーム22の後部に後部トグル支持機23bを配設し、前記サブフレーム22の前後部間の前部寄りにおいて、リヤフレーム21とサブフレーム22間に介在させたダンプ兼リフトシリンダ24を備えた前部昇降機25を配設し、前記サブフレーム22の後部において、リヤフレーム21とサブフレーム22間に介在させたリフトシリンダ26を備えた後部昇降機27を配設したものとしている。
このようにした前記運搬車2は、前後部昇降機25、27および前後部トグル支持機23a、23bを同時に作動させることにより、前記サブフレーム22を水平昇降可能なものにしている。
さらに、前記運搬車2は、サブフレーム22に前記搭載物1を着脱自在として搭載できるようにした搭載着脱機構28を備えたものとし、前記前部昇降機25はサブフレーム22の上昇配置時に、このサブフレーム22を前記ダンプ兼リフトシリンダ24によって傾動可能なものとしている。
そして、前記運搬車1のサブフレーム22の後部の中央部には、図6、8、9に示したようなこの発明の搭載物リヤドア開閉装置のサブフレーム側開閉機構4が装備されている。
この発明の搭載物リヤドア開閉装置において、前記搭載物側開閉機構3は、図6、7に示したように、搭載物1の後端下部に軸支して回動自在に設けた略く字状のアーム31の一端にカムフォロア32を設け、このアーム31の他端を操作ロッド33の一端に軸支したものとしている。この場合、前記アーム31は、カムフォロア32が下方への引張力を付与されるように回動自在に設けてもよい。
一方、前記リヤドアDは、搭載物1の後端部に後方へ約30°傾斜させて回動自在に設けられており、このリヤドアDのドア掛体5に掛合するラッチ34が、下方への引張力を付与させて回動自在に搭載物1の側板13に設けられている。さらに、リヤドアDは、後方斜め下方向にドア閉鎖用アーム35を突設したものとしている。なお、前記ドア掛体5は、リヤドアDの両側部の略中央に設けたものとしているが、ラッチ34が掛合可能な位置であれば、リヤドアDのどこに設けてもよい。
そして、前記ラッチ34の基端側34aにクレビス36を介し前記操作ロッド33の他端を軸支し、このラッチ34の回動端側34bを前記リヤドアDのドア掛体5に掛合している。
なお、図示したものでは、前記アーム31は、約130°に屈曲させて、略く字状に形成したものとしているが、湾曲させたものとしてもよく、また屈曲させたり湾曲させたりすることなく直線状に形成してもよい。さらに、図示したものでは、前記アーム31に下方への引張力を付与させる手段としては、コイルバネ(図示せず)を用いることができ、前記ラッチ34に下方への引張力を付与させる手段としては、コイルバネ37を用いているが、これらコイルバネに限定されることはない。
この発明の搭載物リヤドア開閉装置において、前記サブフレーム側開閉機構4は、図6、8、9に示したように、サブフレーム22に一端が軸支された油圧シリンダ41の他端から出没自在としたロッド42の先端にブラケット43が連結されている。
そして、前記ロッド42の出没によってブラケット43が前後動するようにされ、このブラケット43に、基端側44aが接触して、回動端側44bが上方に回動するようにしたカム44を、下方への引張力を付与させてサブフレーム22に軸支して回動自在に設けたものとしている。
なお、図示したものでは、前記カム44は、略直角三角形状に形成したものとしており、直角の角部をサブフレーム22に軸支し、基端側44aの短辺が前記ブラケット43に接触して、回動端側44bの長辺が上方に回動するようにしている。このような形状にすれば、カム44の回動がスムーズなものとなり好ましいが、カム44の形状は、回動端側44bが上方に回動するような形状であれば、限定されることはない。さらに、図示したものでは、前記カム44に下方への引張力を付与させる手段としては、コイルバネ45を用いているが、コイルバネ45に限定されることはない。
そして、この発明の搭載物リヤドア開閉装置は、図10に示したように、前記搭載物側開閉機構3のアーム31に設けたカムフォロア32が、前記サブフレーム側開閉機構4のカム44の回動端44bに接触するようにすると共に、前記搭載物側開閉機構3のリヤドアDのドア閉鎖用アーム35を、前記サブフレーム側開閉機構4のブラケット43の前後動領域に配設したものとしている。
以上のように構成したこの発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、図10に示した状態から、サブフレーム側開閉機構4の油圧シリンダ41を作動させ、この油圧シリンダ41のロッド42を少し引き込ませると、このロッド42の先端に連結されたブラケット43に接触しているカム44の基端側44aが下方に回動し、このカム44の回動端側44bが上方に回動する。
すると、このカム44の回動端側44bに接触している搭載物側開閉機構3のアーム31に設けたカムフォロア32が上方に持ち上げられ、このアーム31が回動して操作ロッド33が引き下げられると、ラッチ34の基端側34aが引き下げられ、このラッチ34の回動端側34bが上方に回動する。
前記ラッチ34の回動端側34bが上方に回動することにより、このラッチ34がリヤドアDのドア掛体5から外れると、搭載物1の後端部に後方へ約30°傾斜させて設けられたリヤドアDが後方へ倒れ、図11に示したように、このリヤドアDは開放状態となる。
したがって、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置では、搭載物1をこのサブフレーム22に水平状態にした場合、この状態からサブフレーム22を傾動させて搭載物1を傾動状態にした場合の何れにおいても、前記したように油圧シリンダ4を作動させれば、リヤドアDを開放状態にしておける。
さらに、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、図11に示した状態から、前記油圧シリンダ41を作動させ、この油圧シリンダ41のロッド42を引き出させると、このロッド42の先端に連結されたブラケット43が、開放状態となったリヤドアDのドア閉鎖用アーム35に接触し、このドア閉鎖用アーム35を押し上げるので、リヤドアDが前方に起こされ、再び図12に示したように、このリヤドアDは閉鎖状態となる。
この場合、前記ブラケット43は、カム44から離れて接触しなくなるので、カム44がコイルバネ45の引張力によって、図10に示した元の状態に戻される。さらに、前記ラッチ34も、カム44が元の状態に戻されることにより、コイルバネ37の引張力によって、同様に図10に示した元の状態に戻される。その後、油圧シリンダ41を作動させて、ロッド42を図10に示した元の位置まで引き込ませ、ブラケット43を再びカム44の基端側44aに接触するようにしておけばよい。
なお、前記リヤドアDが閉鎖状態となる場合、前方に起こされたリヤドアDのドア掛体5がラッチ34の回動端側34bに当たって、このラッチ34を上方に回動させた後、このラッチ34がコイルバネ37の引張力により引き戻されることにより、ドア掛体5がラッチ34に再び掛け合わされるようにしている。
したがって、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置では、搭載物1をこのサブフレーム22に水平状態にした場合、この状態からサブフレーム22を傾動させて搭載物1を傾動状態にした場合の何れにおいても、前記したように油圧シリンダ41を作動させれば、リヤドアDを閉鎖状態にしておける。
さらに、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置では、ダンプ兼リフトシリンダ24によるサブフレーム22の傾動途中においても、このサブフレーム22に搭載した搭載物1のリヤドアDを自由に開放したり、閉鎖したりすることもでき、リヤドアDの開閉タイミングの設定が自由に行えるようになる。
以上に述べたようにこの発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、搭載物1のリヤドアDを上方から下方に回動させることにより、このリヤドアDが上開きに開放されるようにしたので、搭載物1であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物を山積みにしている場合や、その収容物が大きい場合にも、前記したようにリヤドアDの上端部に収容物が引っ掛かったり、当たったりしないものとなり、ベッセルやコンテナからその収容物がスムーズに排出されるものとなった。
さらに、この発明の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置は、搭載物1であるベッセルやコンテナに収容した岩石、鉱石、土砂等の収容物が大きい場合に、その収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かってしまっても、リヤドアDが上開きに開放されるようにしたので、前記したように収容物の荷重がリヤドアDの上部側に掛かることによって、むしろリヤドアDが開放し易くなり、ベッセルやコンテナからその収容物がスムーズに排出されるものとなった。
1 搭載物
2 運搬車
3 搭載物側開閉機構
4 サブフレーム側開閉機構
21 リヤフレーム
22 サブフレーム
31 アーム
32 カムフォロア
33 操作ロッド
34 ラッチ
35 ドア閉鎖用アーム
41 油圧シリンダ
42 ロッド
43 ブラケット
44 カム
44a 基端側
44b 回動端側
D リヤドア

Claims (4)

  1. 搭載物(1)を搭載した運搬車(2)において、
    前記搭載物(1)は、後端部に上方から下方に回動自在としたリヤドア(D)が後方へ傾斜させて設けられ、この搭載物(1)の後端下部には、搭載物側開閉機構(3)が装備され、
    前記運搬車(2)は、リヤフレーム(21)に装着したサブフレーム(22)を傾動可能なものとしており、このサブフレーム(22)の後部には、サブフレーム側開閉機構(4)が装備され、
    前記搭載物側開閉機構(3)は、搭載物(1)の後端下部に回動自在に設けたアーム(31)の一端にカムフォロア(32)を設け、このアーム(31)の他端を操作ロッド(33)の一端に軸支したものとし、一方リヤドア(D)のドア掛体(5)に掛合するラッチ(34)を、下方への引張力を付与させて回動自在に搭載物(1)の側板(13)に設けると共に、このラッチ(34)に前記操作ロッド(33)の他端を軸支し、さらに前記リヤドア(D)の下方向にドア閉鎖用アーム(35)を突設したものとし、
    前記サブフレーム側開閉機構(4)は、サブフレーム(22)に一端が軸支された油圧シリンダ(41)の他端から出没自在としたロッド(42)の先端にブラケット(43)が連結され、このロッド(42)の出没によってブラケット(43)が前後動するようにされ、このブラケット(43)に基端側(44a)が接触して、回動端側(44b)が上方に回動するようにしたカム(44)を、下方への引張力を付与させて前記サブフレーム(22)に回動自在に設けたものとし、
    前記搭載物側開閉機構(3)のアーム(31)に設けたカムフォロア(32)が、前記サブフレーム側開閉機構(4)のカム(44)の回動端側(44b)に接触するようにすると共に、前記搭載物側開閉機構(3)のリヤドア(D)のドア閉鎖用アーム(35)を、前記サブフレーム側開閉機構(4)のブラケット(43)の前後動領域に配設したものとしたことを特徴とする運搬車の搭載物リヤドア開閉装置。
  2. 前記運搬車(2)は、搭載物(1)をサブフレーム(22)に着脱自在としたことを特徴とする請求項1記載の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置。
  3. 前記運搬車(2)は、サブフレーム(22)を水平昇降可能なものにしたことを特徴とする請求項1または2記載の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置。
  4. 前記カム(44)は、略直角三角形状に形成したものとしており、直角の角部をサブフレーム(22)に軸支し、基端側(44a)の短辺が前記ブラケット(43)に接触し、回動端側(44b)の長辺が上方に回動するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の運搬車の搭載物リヤドア開閉装置。
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