JP6619925B2 - ドラム式自販機 - Google Patents

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Description

本発明は、玩具、菓子、その他の小物品を収容した多数の筒型カプセルの中から所望の物品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができるドラム式自販機(ドラム式自動販売機)に関する。
従来、玩具を収容した球状のカプセルを多数収容し、顧客が規定の料金を投入してハンドルを回すと、そのうちの一つを排出する自動販売機が広く普及しているが、従来の自動販売機は、カプセルの選択が内部の機械に一任され、所望の物品が収められているカプセルを任意に選択して取り出すことができなかった。
また、従来の自動販売機は、所定のサイズ(直径)のカプセルだけに対応するものであるので、カプセルのサイズを変更する必要がある場合は、自動販売機そのものを取り替えることになり、コストアップとなる問題があった。
この問題を解消するため、小径(例えば、48φ)のカプセルを取り出す場合は、箱型の景品タンク内に小径のカプセルが通過できる大きさの円孔を有するカプセルチェンジプレートを挿入し、大径(例えば、75φ)のカプセルを取り出す場合は、景品タンクから上記カプセルチェンジプレートを引き出すとともに、景品タンク内の小径のカプセルを大径のカプセルに入れ替えることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、この場合でも、カプセルチェンジプレートの抜き差しや、カプセルの入れ替えを行なわなければならず、不便であった。
実開平2−138386号公報
本発明は、玩具、菓子、その他の小物品を収容した同径又は直径の異なる多数の筒型カプセルの中から所望の物品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができるドラム式自販機を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、同径又は直径の異なる筒型カプセルの中から所望の商品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができるドラム式自販機であって、コイン投入口と、円筒状のドラムと、前記ドラムの最下部に形成されたカプセル排出口と、前記ドラム内に回転自在に設けられ且つ半径方向の仕切板によって複数のカプセル収容部が形成されているメインロータと、前記メインロータを回転させて、選択された前記カプセル収容部に収容されている前記筒型カプセルを前記カプセル排出口まで移動させる商品選択ハンドルと、前記メインロータが停止した時に操作可能な商品払出し決定ボタンと、前記カプセル排出口の直下に設けられた開閉シャッタと、前記開閉シャッタの下方に設けられ且つ周囲に前記筒型カプセルを収容可能な複数の大きさの異なる受け溝を有するカプセル払出ロータと、前記カプセル払出ロータの回転中に前記受け溝に収容された前記筒型カプセルが落下する商品取出口とを備え、前記コイン投入口に所定の硬貨が所定数投入され、前記メインロータが停止した状態で前記商品払出し決定ボタンが押されると、前記カプセル払出ロータが回転して、前記商品選択ハンドルによって選択された前記筒型カプセルに対応する大きさの前記受け溝が前記カプセル排出口の方に向き、その後、前記開閉シャッタが前記選択された筒型カプセルが通過し得る必要最小限の開口幅だけ開き、その開いた前記開閉シャッタの開口から前記選択された筒型カプセルが落下して前記開口の下に位置している前記受け溝に前記選択された筒型カプセルが収容され、その後、前記カプセル払出ロータが回転して前記受け溝に収容されている前記選択された筒型カプセルが前記商品取り出し口に落ちる構成となっていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る発明は、前記開閉シャッタが、短冊形の2枚のシャッタ羽根を備えて構成されている。
本発明の請求項3に係る発明は、前記開閉シャッタの開口幅が、前記商品選択ハンドルで選択された前記筒型カプセルの直径よりも2mm以上3mm以下大きく設定される。
本発明の請求項4に係る発明は、前記開閉シャッタの直下にタッチセンサを備え、前記開閉シャッタを通過した前記筒型カプセルが前記タッチセンサに接触すると、前記開閉シャッタが閉じる構成である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記メインロータの軸部に装着する前記仕切板の枚数を変更可能な構成になっている。
本発明のドラム式自販機は、コイン投入口に所定の硬貨が所定数投入され、メインロータが停止した状態で商品払出し決定ボタンが押されると、カプセル払出ロータが回転して、商品選択ハンドルによって選択された筒型カプセルに対応する大きさの受け溝がカプセル排出口の方に向く。その後、開閉シャッタが選択された筒型カプセルが通過し得る必要最小限の開口幅だけ開き、その開いた開閉シャッタの開口から選択された筒型カプセルが落下して開口の下に位置している受け溝に選択された筒型カプセルが収容される。そして、カプセル払出ロータが回転して受け溝に収容されている選択された筒型カプセルが商品取り出し口に落ちる構成となっている。そのため、同径又は直径の異なる筒型カプセルの中から所望の商品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができる。
本発明に係るドラム式自販機の一部断面を含む斜視図である。 本発明に係るドラム式自販機内部の概略図である。 メインロータの軸部の正面図である。 メインロータの軸部の側面図である。 メインロータの仕切板の側面図である。 カプセル払出しロータの側面図である。 シャッタの斜視図である。 本発明に係るドラム式自販機の制御系の概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。なお、この実施形態では、直径が異なる数種類の筒型カプセル(例えば、直径が20φ、30φ、42φ、58φの4種類の筒型カプセル)の中から所望の商品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができるドラム式自販機について例示する。
図1に示すように、本発明に係るドラム式自販機1は、下台2の上に本体3を設けている。本体3は、円筒状のドラム4と、ドラム4内に回転自在に設けたメインロータ5と、メインロータ5を任意の方向(時計方向又は反時計方向)に回転させる商品選択ハンドル6を備えている。
メインロータ5を回転させる方式としては、ベルト駆動方式でもよいが、本発明では、モータ駆動方式を採用し、商品選択ハンドル6の回転を回転センサーで感知してメインロータ5を回転させる同期モータ56に電気信号を出すようになっている。
商品選択ハンドル6は、コイン投入口7に所定の硬貨(例えば、100円硬貨)を、所定の枚数 (例えば、1〜12枚)、投入しないと回らないようになっている。また、後述する商品払出し決定ボタン10は、メインロータ5が止まるまで作動しないようになっている。また、上記下台2に返却レバー(図示せず)を設けて、硬貨を返却するできるようすることが望ましい。
下台2は、コイン投入口7及び商品取出口8を備えている。また、下台2は、本体3よりも手前側(通路側)に突き出ている部分の天板が手前側(通路側)に傾斜し、その傾斜部9に商品払出し決定ボタン10及びカウンタ11を設けている。カウンタ11は、入金カウンタ及び商品払出数カウンタ(図示せず)を備え、5桁のデジタル表示で表示するようになっている。
商品取出口8は、内部に防犯用のアクリル板(ストッパ)を設けている。また、商品払出し決定ボタン10は、操作時に赤色又は黄色のLEDが点灯するようになっている。また、内部照明のため、本体3内の上部に複数の白色LED照明具12を配置している。更に、ドラム4の周囲に複数(例えば、12個)の赤、黄、ブルー等のLED照明具13を配置している。
また、本体3は、メインロータ5に対峙する正面ドア14の部分に透明な円形状のアクリル板15を備えている。商品(筒型カプセル)は、内部扉(図示せず)及びアクリル板15を開放して補充するようになっている。
図2に示すように、円筒状のドラム4は、その最下部に筒型カプセルを排出するカプセル排出口16を備えている。カプセル排出口16の開口幅(横幅)は、最も直径の大きな筒型カプセル(例えば、直径58φの筒型カプセル)が通過し得る必要最小限の寸法(例えば、約60〜62mm)に設定されている。
上記メインロータ5は、軸部17と、軸部17の半径方向に設けられた複数(例えば、4枚)の仕切板(コラム)18と、軸部17の後端側に設けた円板状の後端板19によって構成され、前記仕切板18によって複数(例えば、4区画)のカプセル収容部20a〜20dが形成されている。
そして、予め、第1カプセル収容部20aに直径20φの筒型カプセルAを収容し、第2カプセル収容部20bに直径30φの筒型カプセルBを収容し、第3カプセル収容部20cに直径42φの筒型カプセルCを収容し、第4カプセル収容部20dに直径58φの筒型カプセルDを収容するように設定されている。
上記メインロータ5の軸部17は、図4に示すように、長手方向に配置した複数(例えば、3枚)の円板状の面板21と、複数(例えば、4枚)の短冊状のリブ22からなり、リブ22は、面板21に設けた複数(例えば、4個)の半径方向の溝に装着されている(図3参照)。
上記仕切板18は、基端部23がL字形に屈曲されると共に、図5に示すように、基端部23の両側の装着部24が更にL字形に屈曲されている。仕切板18の装着部24は、複数(通常、2個)の貫通孔を有し、固定具(例えば、ボルト・ナット等)によって面板21の周囲に着脱自在に装着される。面板21は、図3に示すように、その周囲に仕切板装着用の貫通孔25を等間隔に設けている。それ故、メインロータ5の軸部17に仕切板18を、任意の枚数(例えば、2、4、6、8、12枚)、装着することができる。
また、筒型カプセルA〜Dは、収容した商品が外部から識別できるように透明又は半透明の樹脂で形成されている。また、商品の出し入れ方式としては、キャップ式、あるいは、胴割れ方式になっている。また、筒型カプセルA〜Dは、所定の長さ(例えば、約160mm程度)に設定されている。
上記ドラム4は、カプセル排出口16の直下に開閉シャッタ27を備えている。開閉シャッタ27は、図7に示すように、短冊形の2枚のシャッタ羽根28を備え、選択された筒型カプセルA〜Dが通過し得る必要最小限の寸法だけ開くようになっている。
2枚のシャッタ羽根28の開口幅は、例えば、直径20φの筒型カプセルAの場合、約22〜23mm、直径30φの筒型カプセルBの場合、約32〜33mm、直径42φの筒型カプセルCの場合、約44〜45mm、直径58φの筒型カプセルDの場合、約60〜61mmに設定されている。
また、2枚のシャッタ羽根28は、正逆回転モータ(図示せず)によって回転されるカム29によって左右に移動するようになっている。カム29は、回転軸30の左右両側にインボリュート曲線状に穿ったカム溝31を備え、各カム溝31に各シャッタ羽根28の後端部に設けた片持ち軸32が挿入されている。シャッタ羽根28の前端部は、その長孔33に挿入した片持ち軸(図示せず)によって支持されている。
上記シャッタ羽根28の後端部には、櫛形状のプレート34が設けられ、その櫛歯部分を挟むように設置したシャッタ開口寸法検出器35が、予め、設定した櫛歯間のスリット数をカウントすると、上記正逆回転モータの回転(例えば、正回転)が停止するようになっている。シャッタ開口寸法検出器35としては、光電管等を用いた非接触式のセンサが望ましい。
例えば、開閉シャッタ27の開口寸法が22〜23mmの場合はスリットのカウント数を“2”に設定し、開閉シャッタ27の開口寸法が32〜33mmの場合はスリットのカウント数を“3”に設定し、開閉シャッタ27の開口寸法が44〜45mmの場合はスリットのカウント数を“4”に設定し、開閉シャッタ27の開口寸法が60〜61mmの場合はスリットのカウント数を“6”に設定する。
また、開閉シャッタ27は、シャッタ閉止検出器36(図7参照)を備え、開閉シャッタ27が閉じると、逆回転モータが停止するようになっている。シャッタ閉止検出器36としては、接触式又は非接触式のセンサが望ましい。更に、開閉シャッタ27の直下に左右一対のタッチセンサ37を備え、このタッチセンサ37の下方にカプセル払出ロータ40を備えている。
カプセル払出ロータ40は、図6に示すように、所定の間隔に配置した複数(例えば、3枚)の面板41と、複数(例えば、4枚)の仕切板42からなり、仕切板42は、面板41に設けた複数(例えば、4個)の半径方向の溝に装着されている(図2参照)。また、面板41は、その周囲に大きさの異なる複数(例えば、4個)のU又はV字状の受け溝43a〜43dを備えている。受け溝43a〜43dは、隣接する仕切板42の間に設けられている。
カプセル受け溝43aは、直径20φの筒型カプセルAが面板41の外周面に内接する大きさに設定され、カプセル受け溝43bは、直径30φの筒型カプセルBが面板41の外周面に内接する大きさに設定され、カプセル受け溝43cは、直径42φの筒型カプセルCが面板41の外周面に内接する大きさに設定され、カプセル受け溝43dは、直径58φ筒型カプセルDが面板41の外周面に内接する大きさに設定されている。
続いて、上記ドラム式自販機の制御系について説明する。
図8に示すように、メインロータ5は、その後方にメインロータ用のディップスイッチ(DIP switch )45を備えている。ディップスイッチ45は、複数(例えば、4個)のスイッチ46a〜46dを有している。これらのスイッチ46a〜46dは、制御装置60に電気的に接続している。
メインロータ5は、そのロータ軸5aに、スイッチ46aに対峙する第1商品決定ピン47aと、スイッチ46bに対峙する第2商品決定ピン47bと、スイッチ46cに対峙する第3商品決定ピン47cと、スイッチ46dに対峙する第4商品決定ピン47dを備えている。
図2に示すように、第1商品決定ピン47aは第1カプセル収容部20aに位置し、第2商品決定ピン47bは第2カプセル収容部20bに位置し、第3商品決定ピン47cは第3カプセル収容部20cに位置し、第4商品決定ピン47dは第4カプセル収容部20dに位置している。
他方、カプセル払出ロータ40は、その後方にカプセル払出ロータ用のディップスイッチ(DIP switch )50を備えている。このディップスイッチ50は、複数(例えば、4個)のスイッチ51a〜51dを有している。
カプセル払出ロータ40は、その駆動軸40aに、スイッチ51aに対峙する第1受け溝決定ピン52aと、スイッチ51bに対峙する第2受け溝決定ピン52bと、スイッチ51cに対峙する第3受け溝決定ピン52cと、スイッチ51dに対峙する第4受け溝決定ピン52dを備えている。
ディップスイッチとしては、操作部を摺動させてオン/オフを切り替えるスライドタイプ、操作部を押し下げるピアノタイプ、操作部を回転させて2進法やBCDコードの値を設定するロータリタイプ等を挙げることができる。
図2に示すように、第1受け溝決定ピン52aは第1カプセル受け溝43aに位置し、第2受け溝決定ピン52bは第2カプセル受け溝43bに位置し、第3受け溝決定ピン52cは第3カプセル受け溝43cに位置し、第4受け溝決定ピン52dは第4カプセル受け溝43dに位置している。
また、上記商品払出し決定ボタン10、カウンタ11、シャッタ開口寸法検出器35、シャッタ閉止検知器36、タッチセンサ37も制御装置60に電気的に接続している。
また、ドラム式自販機1の操作は、コイン投入口7に所定の硬貨を投入することにより、音声ガイドによって指示されるようになっている。
次に、上記ドラム式自販機の操作方法について説明する。
図1に示すように、ドラム式自販機1は、予め、メインロータ5の第1カプセル収容部20aに直径20φの筒型カプセルAを収容し、第2カプセル収容部20bに直径30φの筒型カプセルBを収容し、第3カプセル収容部20cに直径42φの筒型カプセルCを収容し、第4カプセル収容部20dに直径58φの筒型カプセルDを収容している。
例えば、ドラム式自販機1から所望の商品が収納されている直径20φの筒型カプセルAを取り出す場合は、コイン投入口7に所定の硬貨(例えば、100円硬貨)を、所定数、投入する。
硬貨の投入が完了すると、カウンタ11に合計金額がデジタル表示され、商品選択ハンドル6が回せるようになる。商品選択ハンドル6を操作してメインロータ5を時計方向又は反時計方向に回して筒型カプセルAをドラム4のカプセル排出口16の位置に移動させる。
筒型カプセルAがカプセル排出口16の位置に来た時、商品選択ハンドル6の操作を停止する。メインロータ5が止まると、数秒後(例えば、2秒後)に音声ガイド及び商品払出し決定ボタン10が点灯する。
この時、メインロータ5のロータ軸5aに設けた第1商品決定ピン47aがディップスイッチ45のスイッチ46aにタッチしているから、商品払出し決定ボタン10を押すと、制御装置60によって筒型カプセルAの払い出しが決定される。
続いて、制御装置60の指令でディップスイッチ50のスイッチ51aが“ON”になり、カプセル払出しロータ40の駆動モータ58が回動する。
カプセル払出しローラ40が回転して駆動軸40aに設けられている第1受け溝決定ピン52aがスイッチ51aにタッチすると、スイッチ51aが“OFF”になる。
カプセル払出しローラ40が停止すると、その第1受け溝43aがドラム4のカプセル排出口16の方に向く。
続いて、制御装置60の指令によって開閉シャッタ27の正逆回転モータ57が回転(例えば、正回転)し、開閉シャッタ27の一対のシャッタ羽根28が開く。その時、シャッタ開口寸法検出器35がプレート34に設けられているスリット数をカウントし、カウント数が“2”になると、正逆回転モータ57が停止する。この時、開閉シャッタ27の左右のシャッタ羽根22の隙間が約22〜23mmになるため、直径20φの筒型カプセルAが左右のシャッタ羽根28の隙間を通ってカプセル払出しローラ40の第1受け溝43aに落下する。
開閉シャッタ27を通過した筒型カプセルAが開閉シャッタ27直下のタッチセンサ37に接触すると、その信号が制御装置60に入力される。続いて、制御装置60の指令によって正逆回転モータ57が回転 (例えば、逆回転)して開閉シャッタ27の一対のシャッタ羽根28が閉じる。開閉シャッタ27の閉止がシャッタ閉止検知器36によって検出されると、正逆回転モータ57が停止し、その信号が制御装置60に入力される。
続いて、制御装置60の指令でディップスイッチ50のスイッチ51aが“ON”になり、カプセル払出しロータ40の駆動モータ58が回転する。
カプセル払出しローラ40の回転中に、第1受け溝43aから筒型カプセルAが商品取出口8に落下する。カプセル払出しローラ40は、その後も回転を続け、第1受け溝決定ピン52aがスイッチ51aにタッチすると、駆動モータ58が停止する。商品取出口8に落下した筒型カプセルAは、商品取出口8から外部に取り出すことができる。
以上の説明では、筒型カプセルAを取り出す場合について説明したが、同様の方法で、筒型カプセルB,C,Dを、それぞれ、取り出すことができる。また、同径の筒型カプセルのみの場合も、同様の方法で取り出すことができる。
また、上記シャッタ開口寸法検知器35が所定のカウント数をカウントすると、正逆回転モータ57の回転が反転するように制御すると、タッチセンサ37を省略することができる。更に、メインロータ5の仕切板17を増減する場合は、それに合わせて商品決定ピン47も増減させる。
4 ドラム
5 メインロータ
6 商品選択ハンドル
10 商品払出し決定ボタン
16 カプセル排出口
18 仕切板
20a〜20d カプセル収容部
27 開閉シャッタ
40 カプセル払出ロータ
43a〜43d 受け溝

Claims (5)

  1. 同径又は直径の異なる筒型カプセルの中から所望の商品が収容されている筒型カプセルを任意に選択して取り出すことができるドラム式自販機であって、
    コイン投入口と、円筒状のドラムと、前記ドラムの最下部に形成されたカプセル排出口と、前記ドラム内に回転自在に設けられ且つ半径方向の仕切板によって複数のカプセル収容部が形成されているメインロータと、前記メインロータを回転させて、選択された前記カプセル収容部に収容されている前記筒型カプセルを前記カプセル排出口まで移動させる商品選択ハンドルと、前記メインロータが停止した時に操作可能な商品払出し決定ボタンと、前記カプセル排出口の直下に設けられた開閉シャッタと、前記開閉シャッタの下方に設けられ且つ周囲に前記筒型カプセルを収容可能な複数の大きさの異なる受け溝を有するカプセル払出ロータと、前記カプセル払出ロータの回転中に前記受け溝に収容された前記筒型カプセルが落下する商品取出口とを備え、
    前記コイン投入口に所定の硬貨が所定数投入され、前記メインロータが停止した状態で前記商品払出し決定ボタンが押されると、前記カプセル払出ロータが回転して、前記商品選択ハンドルによって選択された前記筒型カプセルに対応する大きさの前記受け溝が前記カプセル排出口の方に向き、その後、前記開閉シャッタが前記選択された筒型カプセルが通過し得る必要最小限の開口幅だけ開き、その開いた前記開閉シャッタの開口から前記選択された筒型カプセルが落下して前記開口の下に位置している前記受け溝に前記選択された筒型カプセルが収容され、その後、前記カプセル払出ロータが回転して前記受け溝に収容されている前記選択された筒型カプセルが前記商品取り出し口に落ちる構成となっていることを特徴とするドラム式自販機。
  2. 前記開閉シャッタが、短冊形の2枚のシャッタ羽根を備えて構成された請求項1に記載のドラム式自販機。
  3. 前記開閉シャッタの開口幅が、前記商品選択ハンドルで選択された前記筒型カプセルの直径よりも2mm以上3mm以下大きく設定される請求項1または2に記載のドラム式自販機。
  4. 前記開閉シャッタの直下にタッチセンサを備え、前記開閉シャッタを通過した前記筒型カプセルが前記タッチセンサに接触すると、前記開閉シャッタが閉じる構成である請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式自販機。
  5. 前記メインロータの軸部に装着する前記仕切板の枚数を変更可能な構成になっている請求項1〜4のいずれか1項に記載のドラム式自販機。
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