JP6618640B2 - レール破断検知装置及びレール破断検知システム - Google Patents

レール破断検知装置及びレール破断検知システム Download PDF

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Description

本発明は、レール破断検知装置及びレール破断検知システムに関するものである。
従来、列車が走行するレールの破断を検知するレール破断検知装置の一例である特許文献1には、帰線電流を用いて地上側でレール破断を検知し得る設置コストの低いレール破断検知装置が開示されている。
特開2012−91671号公報
しかしながら、上記の従来技術によれば、レール破断の検知は地上で行われ、車上でレール破断を検知することは実現できていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車上にも搭載可能なレール破断検知装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のレール破断検知装置は、列車の進行方向側からレール信号を送信するレール信号送信装置が正常であるか否かを示す送信装置状態情報と、前記列車に搭載されるレール信号受信装置であって前記レール信号により誘起された電圧を受信するレール信号受信装置が正常であるか否かを示す受信装置状態情報と、前記レール信号受信装置で誘起された電圧を受信したか否かを示す受信状態情報とを取得し、前記送信装置状態情報および前記受信装置状態情報が正常であり、かつ前記受信状態情報が異常である第1の状態の場合にレール破断と判定し、複数の列車が同一の絶縁区間に存在している場合には、先頭の列車以外の列車では、第1の状態の場合であっても、レール破断とは判定しないことを特徴とする。
本発明によれば、車上にも搭載可能なレール破断検知装置を得ることができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図 複数の絶縁箇所によって区切られた1つの区間内に複数の車両が在線している状態を示す図 車両が在線している絶縁区間の位置情報を、車両から後方の車両に直接送信している例を示す図 車両が在線している位置情報を、地上制御局を通じて後方の車両に送信する例を示す図 車両数をカウントする機構を、代用閉塞に用いられるアクスルカウンタで実現した例を示す図 列車の車両数をカウントする機構を、列車に設けた車上発信器と地上に設けた地上受信部によって実現した例を示す図 図2から絶縁箇所を除いた状態を示す図 列車の先頭車両と最後尾の車両に各々レール信号受信装置を搭載した様子を示す図 実施の形態2に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図 図9に示すレール破断検知部の一動作例を示すフローチャート 実施の形態3に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図 レール継目を示す模式図 図1に示すレール破断検知装置を実現するハードウェアの一般的な構成の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係るレール破断検知装置及びレール破断検知システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図である。図1に示すレール破断検知システム10は、レール信号送信装置1と、レール3a,3b上を走行する列車の車両4に搭載されたレール信号受信装置2と、レール破断検知装置5とを備える。
図1に示すレール信号送信装置1は、地上に設置されてレール3a,3bにレール信号を送信する。レール信号送信装置1は、送信装置電源11と、送信装置抵抗12と、送信装置電流計測部13と、送信装置消費電力算出部14と、送信装置通信部15と、送信確認部16とを備える。送信装置電源11は、レール3aとレール3bとの間に直列接続された交流電源である。送信装置抵抗12は、送信装置電源11に直列接続された抵抗である。送信装置電流計測部13は、送信装置抵抗12に流れる電流を計測する。送信装置消費電力算出部14は、送信装置電源11の電圧と、送信装置電流計測部13が計測した電流との積により消費電力を算出する。送信装置通信部15は、送信装置電流計測部13からの電流値と、送信装置消費電力算出部14からの消費電力値及び送信確認部16からの送信装置確認状態情報の少なくともいずれか一方とを、レール破断検知装置5へ送信する。送信確認部16は、送信装置電流計測部13が計測した電流又は送信装置消費電力算出部14が算出した電力によってレール信号送信装置1の動作を確認して送信装置状態情報を出力する。なお、レール信号は、レール3a,3bで伝送される信号であり、レール破断検知の用途に識別することが可能な信号であればいかなる形態の信号であってもよく、所定の振幅若しくは周波数を有する連続波、又は連続波の振幅、周波数若しくは位相に所定の変調を加えた変調信号を例示することができる。
図1に示すレール信号受信装置2は、レール3a,3bの直上に配されるように車両4の先頭の車軸より前方、すなわち進行方向側に設けられている。また、以下の説明において、特に断りがない場合には、車両は列車の先頭車両のことであるレール信号受信装置2は、レール信号受信部21と、受信確認部22と、受信装置通信部23とを備える。レール信号受信部21は、レール信号によって誘起された電圧を受信し、この電圧に基づいて受信状態情報を出力する。受信確認部22は、レール信号受信部21の動作を確認して受信装置状態情報を出力する。ここで、受信確認部22は、レール信号受信部21に結果が既知であるテスト信号を送信し、レール信号受信部21が出力する信号を既知の結果と比較することで動作を確認する。受信装置通信部23は、レール信号受信部21の出力である受信状態情報及び受信確認部22の出力である受信装置状態情報を、レール破断検知装置5へ送信する。
図1に示すレール破断検知装置5は、レール破断検知部51と、レール破断検知装置通信部52とを備える。レール破断検知装置通信部52は、送信装置通信部15及び受信装置通信部23から送信された情報を受信してレール破断検知部51に出力する。レール破断検知部51は、レール破断検知装置通信部52から出力される情報に基づいてレール3a,3bの破断を検知する。なお、レール破断検知装置5は車両4に搭載することが可能である。
レール破断検知部51は、送信装置状態情報、受信装置状態情報及び受信状態情報に基づいて、下記の表1に従って判定を行う。なお、下記の表1において正常である場合には丸を示し、異常である場合にはバツを示す。レール破断検知装置5はレール破断判定条件記憶部53を有し、表1は、レール破断判定条件記憶部53に予め記憶されている。レール破断検知部51は、レール信号送信装置1から送られてきた送信装置状態情報、レール信号受信装置2から送られてきた受信装置状態情報及び受信状態情報と、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1とを参照することで、レール破断検知を判定する。
Figure 0006618640
ここで、レール信号送信装置1及びレール信号受信装置2が正常に動作している場合、すなわち送信装置状態及び受信装置状態が正常な場合について説明する。そのような場合において、レール信号受信装置2が、レール信号送信装置1からのレール信号により誘起された電圧を受信した場合、受信状態は正常である。すなわち、送信装置状態、受信装置状態及び受信状態は正常である。レール破断検知部51は、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1を参照し、送信装置状態、受信装置状態及び受信状態のいずれも正常である場合、すなわち表1の状態番号1に該当する場合には、レール3a,3bには破断は生じていない、すなわち健全動作をしていると判定する。
レール信号送信装置1及びレール信号受信装置2が正常に動作しており、送信装置状態及び受信装置状態が正常な場合であって、レール信号受信装置2が、レール信号送信装置1からのレール信号により誘起された電圧を受信していない場合、受信状態は異常である。すなわち、送信装置状態及び受信装置状態は正常で、受信状態は異常となる。レール破断検知部51は、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1を参照し、送信装置状態及び受信装置状態が正常で、受信状態が異常である場合、すなわち表1の状態番号2に該当する場合には、レール3a,3bには破断が生じていると判定する。
レール信号送信装置1は正常に動作しているが、レール信号受信装置2が正常に動作していない場合、送信装置状態は正常で、受信装置状態は異常となる。この場合、レール破断検知部51は、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1を参照し、送信装置状態は正常で、受信装置状態は異常な場合、すなわち表1の状態番号3又は状態番号4に該当する場合には、受信状態に関わらず、故障であると判定する。レール信号送信装置1が正常に動作しておらず、レール信号受信装置2は正常に動作している場合、送信装置状態は異常で、受信装置状態は正常となる。この場合、レール破断検知部51は、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1を参照し、送信装置状態は異常で、受信装置状態は正常な場合、すなわち表1の状態番号5又は状態番号6に該当する場合には、受信状態に関わらず、故障であると判定する。レール信号送信装置1及びレール信号受信装置2が正常に動作していない場合、送信装置状態及び受信装置状態は異常となる。この場合、レール破断検知部51は、レール破断判定条件記憶部53に記憶されている表1を参照し、送信装置状態及び受信装置状態が異常な場合、すなわち表1の状態番号7又は状態番号8に該当する場合には、受信状態に関わらず、故障であると判定する。
上記のように、レール信号送信装置1及びレール信号受信装置2が正常に動作しているにも関わらず、レール信号を受信できていない場合にレール破断を検知することができる。レールの破断を検知することができるレール破断検知装置5は、車両4に搭載することが可能であり、車上においてレールの破断を検知することができる。
なお、図示しないが、図1に示す構成に車両の位置を検知する構成を追加し、受信状態のみが異常から正常に切り替わるタイミングの車両の位置又は受信状態のみが正常から異常に切り替わるタイミングの車両の位置を特定することで、レール破断箇所を特定することができる。
なお、レール破断箇所では、レール信号受信部21で受信される電圧が急激に変化する。そのため、レール信号受信部21で受信される電圧が予め設定した電圧しきい値をクロスした位置を特定すると、レール破断箇所を特定することができる。なお、この場合には、レールに亀裂が生じている状態から、車両の重さによってレールが破断する瞬間を検知することができる。
図2は、複数の絶縁箇所によって区切られた1つの区間内に複数の車両である車両4及び車両4aが在線している状態を示す図である。図2に示すように、レール信号送信装置1とレール信号送信装置1aとの間には絶縁箇所が設けられているため、後方の車両4aは、レール信号送信装置1及びレール信号送信装置1aの双方からレール信号を受信することができない。この場合において、送信装置状態及び受信装置状態が正常であれば、レール破断を誤検知してしまう。
そこで、このような誤検知を防止するために、各列車が、自車両が在線している絶縁区間の位置情報と、前方の車両が在線している絶縁区間の位置情報とを認識出来るような構成になっているとよい。そして、レール破断検知部51は、後方車両が前方車両と同一区間に在線している場合には、レール信号受信装置2がレール信号を受信していなくてもレール破断と判定しないように設定されているとよい。
図3は、車両4が在線している絶縁区間の位置情報を、車両4から後方の車両4aに直接送信している例を示す図である。車両4は、車上通信部40、絶縁区間検知部41、列車位置検知部54及び地図情報記憶部55を備え、車両4aは、車上通信部40a、絶縁区間検知部41a、列車位置検知部54a及び地図情報記憶部55aを備える。車両4の列車位置検知部54は、自列車の位置を検知して絶縁区間検知部41に出力する。絶縁区間検知部41は、列車位置検知部54が出力した列車位置と、地図情報記憶部55に格納されている絶縁区間の位置情報とを照合することで車両4が在線している絶縁区間の位置情報を検知して車上通信部40に出力する。車上通信部40は、絶縁区間の位置情報を後方の車両4aの車上通信部40aに無線通信によって送信する。このような構成にすることで、各車両は、自列車が在線している絶縁区間の位置情報と、前方の列車が在線している絶縁区間の位置情報とを認識することができる。
図4は、車両4が在線している位置情報を、地上制御局7を通じて後方の車両4aに送信する例を示す図である。車両4の列車位置検知部54は、自列車の位置を検知して車上通信部40に出力する。車上通信部40は、自列車の位置を地上制御局7に無線通信によって送信する。地上制御局7は、車両4の位置情報を車両4aの車上通信部40aに送信する。車両4aの絶縁区間検知部41は、車上通信部40aが出力した列車位置と、地図情報記憶部55aに格納されている絶縁区間の位置情報とを照合することで車両4が在線している絶縁区間の位置情報を検知する。このような構成にすることで、各車両は、自列車が在線している絶縁区間の位置情報と、前方の列車が在線している絶縁区間の位置情報とを認識することができる。
また、次に説明するように、誤検知を防止するための別の方法として、絶縁区間内に在線している車両数をカウントする機構を地上側に設け、レール破断検知部にカウントした車両数を送信するように設定されているとよい。そして、レール破断検知部51は、複数の車両が同一区間に在線している場合には、先頭の車両以外のレール信号受信装置2がレール信号を受信していなくてもレール破断と判定しないように設定されているとよい。
図5は、車両数をカウントする機構を、代用閉塞に用いられるアクスルカウンタで実現した例を示す図である。アクスルカウンタ8aは、車両が絶縁区間に侵入する際の車軸数をカウントアップしてレール破断検知装置通信部52に送信する。また、アクスルカウンタ8bは、車両が絶縁区間を通過する際の車軸数をカウントダウンしてレール破断検知装置通信部52に送信する。レール破断検知部51は、車軸数が0の状態から進入した車両に対してのみレール破断の判定を行い、車軸数が自然数の状態から進入した車両に対しては、レール破断と判定しない。
図6は、列車の車両数をカウントする機構を、列車に設けた車上発信器と地上に設けた地上受信部によって実現した例を示す図である。地上受信部9aは、車上発信器41からの信号を受信することで車両が絶縁区間に侵入したことを検知する。また地上受信部9bは、車上発信器41からの信号を受信することで車両が絶縁区間を通過したことを検知する。レール破断検知部51は、絶縁区間に在線している車両数が0の状態から進入した車両に対してのみレール破断の判定を行い、車両数が自然数の状態から進入した車両に対しては、レール破断と判定しない。このような構成とすることで、絶縁箇所によって区切られた1つの区間内に複数の車両が在線している場合に生じるレール破断の誤検知を防止することができる。
図7は、図2から絶縁箇所を除いた状態を示す図である。また図7は図2と異なり、車両4は先頭車両、車両4aは車両4と別の編成の最後尾の車両を示している。図8は、列車の先頭車両4dと最後尾の車両4eに各々レール信号受信装置を搭載した様子を示す図である。レール信号受信装置2dは車両4dの先頭の車軸より前方に、レール信号受信装置2eは車両4eの最後尾の車軸より後方に設置されている。このような構成とすると、図7では、レール信号送信装置1とレール信号送信装置1aとの間のレール3a,3bには電気的に絶縁されている箇所が存在しない。このときには、レール信号受信装置2,2aにおいて、レール信号送信装置1が送信するレール信号と、レール信号送信装置1aが送信するレール信号とを区別可能にする。一例として、レール信号送信装置1が送信するレール信号とレール信号送信装置1aが送信するレール信号とを異なる周波数とすると、レール信号受信装置2,2aは、受信したレール信号に応じてレール破断箇所が車両4,4aの前方であるか又は後方であるかを特定することができる。このような構成とすると、1つの区間内に複数の車両が在線している場合でもレール破断を検知することができる。
本実施の形態によれば、車両に搭載可能な装置でレール破断を検知することができる。そのため、レール信号送信装置とともに地上にレール破断検知装置を複数設ける場合よりもメンテナンス性を高くすることができる。レール破断検知装置が車両に搭載された場合には、レール破断検知装置を車庫でメンテナンスすることが可能になる。一例として、メンテナンスに用いる設備を車庫に配し、営業終了後に車両を車庫に移動させてメンテナンスを行うと、メンテナンスに用いる設備を移動させる場合よりも低いコストでメンテナンスを行うことができる。
ただし、本発明のレール破断検知装置は車両に搭載される形態に限定されるものではなく、地上に設けられていてもよい。すなわち、車上のレール信号受信装置からの情報を用いて地上側でレール破断の検知を行ってもよい。この場合、レール破断検知装置はレール信号送信装置とともに地上に逐一設置されるのではなく、地上拠点装置とともに地上の拠点に設けられているとよい。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図である。図9に示すレール破断検知システム10aはレール破断検知装置5aを備え、レール破断検知装置5aは、車両4bに搭載されており、レール破断検知部51aと、継目検出部56と、列車位置検知部54と、地図情報記憶部55とを備える。
継目検出部56は、車両4bがレール3a,3bの継目を通過したことを検出して、継目検出情報を出力する。継目検出部56の継目の検出方法としては、レール継目の隙間である遊間の大きさを計測する遊間センサを用いて継目を検出する方法を例示することができる。又は、継目検出部56の継目の検出方法としては、車両4bに加速度センサを搭載し、この加速度センサにより観測された加速度の値が予め設定したしきい値を超えたタイミングの車両4bの位置を継目であるとして検出することができる。そして、継目検出部56では、レール破断箇所を通過する場合にレール継目を通過する場合と同じ出力が得られるので、列車位置検知部54からの列車位置情報及び地図情報記憶部55からの地図情報を用いることにより、継目検出部56はレール破断箇所の通過も検出することができる。
列車位置検知部54は、車両4bの位置を検知して列車位置情報を出力する。車両4bの位置は、例えば、車両4bの車軸の回転数を積算して算出することで検知される。またGPS(Global Positioning System)をはじめとする衛星測位システムにより、車両4bの位置を検知してもよい。また車両4bに慣性航法装置を搭載して車両の移動距離を求めることで、車両4bの位置を検知してもよい。地図情報記憶部55は、レールのキロ程とレール継目箇所とが紐づけられた情報を含む地図情報を記憶しており、この地図情報を出力する。
レール破断検知部51aは、継目検出部56からの継目検出情報、列車位置検知部54の列車位置情報及び地図情報記憶部55からの地図情報に基づき、レール破断を検知する。レール破断検知部51aは、具体的には、継目検出部56が継目を検出したタイミングにおける車両4bの位置が、地図情報に含まれるレール継目箇所と異なる場合に、このときの位置がレール破断箇所であると特定する。
図10は、図9に示すレール破断検知部51aの一動作例を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理は一定の周期で繰り返し行うものである。まず、処理をスタートし、レール破断検知部51aは、継目検出部56からの継目検出情報を参照して、継目を検出したか否かの判定を行う(S1)。継目を検出していない場合(S1:No)には、レール破断検知部51aは、破断なしと判定して(S5)処理をエンドする。継目を検出した場合(S1:Yes)には、レール破断検知部51aは、継目を検出した箇所が地図情報記憶部55からの地図情報が含むレール継目箇所と一致するか否かを判定する(S2)。継目を検出した箇所が地図情報と一致していない場合(S2:No)には、レール破断検知部51aは、破断ありと判定して(S4)処理をエンドする。継目を検出した箇所が地図情報と一致している場合(S2:Yes)には、レール破断検知部51aは、レール継目を通過と判定して(S3)処理をエンドする。
本実施の形態によれば、車両に搭載された装置のみでレール破断の有無を判定することができる。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係るレール破断検知装置を備えるレール破断検知システムの一構成例を示す図である。図11に示すレール破断検知システム10bは、レール信号送信装置1と、レール破断検知装置5bと、車両4cに搭載された車上装置6とを備える。レール信号送信装置1は、実施の形態1にて説明したため説明を省略する。レール破断検知装置5bは、車上装置6からの情報によりレール破断を検知する。
車上装置6は、レール信号受信部21と、受信確認部22と、継目検出部56と、列車位置検知部54と、地図情報記憶部55と、車上通信部61とを備える。レール信号受信部21、受信確認部22、継目検出部56、列車位置検知部54及び地図情報記憶部55は、実施の形態1,2にて説明したため説明を省略する。車上通信部61は、レール信号受信部21からの受信状態情報、受信確認部22からの受信装置状態情報、継目検出部56からの継目検出情報、列車位置検知部54からの列車位置情報及び地図情報記憶部55からの地図情報をレール破断検知装置5bに送信する。
図12は、レール継目を示す模式図である。図12に示すレール継目では、レール71とレール72とが、レール側面においてケーブル73によって電気的に接続されたレールボンドが採用されている。図12に示す構成では、ケーブル73が切断されると、レール71とレール72との間の導通を確保することが困難となる。
実施の形態1にて説明した車両4がケーブル73の切断箇所を通過すると、レール破断検知装置5はレール破断と判定する。他方で、実施の形態2にて説明した車両4bがケーブル73の切断箇所を通過すると、レール破断検知装置5aはレール継目を通過したと判定する。しかしながら、本実施の形態によれば、レール継目を検出した位置において、レール信号によって誘起された電圧が予め設定した電圧しきい値をクロスした位置は、レール継目のケーブル切断箇所であると特定することができる。そのため、本実施の形態によれば、実施の形態1,2では困難であるレールボンドのケーブル切断を検知することも可能である。
ここで、実施の形態1から3に係るレール破断検知装置を実現するためのハードウェア構成について説明する。図13は、図1に示すレール破断検知装置5を実現するハードウェアの一般的な構成の一例を示す図である。図13には、プロセッサ101、記憶回路102及びインターフェイスであるIF103を備えるハードウェア100が示されている。プロセッサ101は、代表的にはCPU(Central Processing Unit)であり、プログラムの実行及び演算を行う。記憶回路102は、プロセッサ101が実行するプログラムを記憶し、且つプロセッサ101がプログラムの実行及び演算を行うに際して必要なデータの記憶を行う。プロセッサ101及び記憶回路102によりレール破断検知部51が実現される。IF103は、レール破断検知装置5の外部入出力を実現する構成であり、IF103によりレール破断検知装置通信部52が実現される。なお、プロセッサ101、記憶回路102及びIF103は、各々複数設けられていてもよい。
なお、図示していないが、レール破断検知システム10,10a,10bが列車速度制御装置を含んでいてもよい。このときには、レール破断検知システム10,10a,10b内にてレール破断検知装置5,5a,5bがレールの破断を検知するとレール破断検知信号を出力し、このレール破断検知信号が入力された列車速度制御装置がレール破断箇所において列車の速度を制限するように制御する。このような構成とすると、レール破断の検知箇所における列車の速度を速やかに制限することができる。なお、列車速度制御装置は、レール破断検知装置5、5a、5bと同様に、車両に搭載されていてもよいが、これに限定されるものではなく、地上拠点装置とともに地上側に設けられていてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a レール信号送信装置、2,2a,2d,2e レール信号受信装置、3a,3b レール、4,4a,4b,4c,4d,4e 車両、5,5a,5b レール破断検知装置、6 車上装置、7 地上制御局、8a,8b アクスルカウンタ、9a,9b 地上受信部、10,10a,10b レール破断検知システム、11 送信装置電源、12 送信装置抵抗、13 送信装置電流計測部、14 送信装置消費電力算出部、15 送信装置通信部、16 送信確認部、21 レール信号受信部、22 受信確認部、23 受信装置通信部、51,51a レール破断検知部、52 レール破断検知装置通信部、53 レール破断判定条件記憶部、54 列車位置検知部、55 地図情報記憶部、56 継目検出部、61 車上通信部、71,72 レール、73 ケーブル、100 ハードウェア、101 プロセッサ、102 記憶回路、103 IF。

Claims (9)

  1. 列車の進行方向側からレール信号を送信するレール信号送信装置が正常であるか否かを示す送信装置状態情報と、
    前記列車に搭載されるレール信号受信装置であって前記レール信号により誘起された電圧を受信するレール信号受信装置が正常であるか否かを示す受信装置状態情報と、
    前記レール信号受信装置で誘起された電圧を受信したか否かを示す受信状態情報とを取得し、
    前記送信装置状態情報および前記受信装置状態情報が正常であり、かつ前記受信状態情報が異常である第1の状態の場合にレール破断と判定し、
    複数の列車が同一の絶縁区間に存在している場合には、先頭の列車以外の列車では、前記第1の状態の場合であっても、レール破断とは判定しないことを特徴とするレール破断検知装置。
  2. 前記受信状態情報が異常である場合に、レール信号受信装置で誘起された電圧を受信しなくなったタイミングの前記列車の車両位置をレール破断箇所と特定することを特徴とする請求項1に記載のレール破断検知装置。
  3. 前記レール信号により誘起された電圧が予め設定した電圧しきい値をクロスした位置をレール破断箇所と特定することを特徴とする請求項2に記載のレール破断検知装置。
  4. 前記送信装置状態情報、受信装置状態情報、および前記受信状態情報が正常である第2の状態の場合にレール破断でなくかつ前記レール信号送信装置および前記レール信号受信装置が正常であると判断し、前記第1の状態および前記第2の状態以外の状態の場合にレール破断でなくかつ前記レール信号送信装置または前記レール信号受信装置の故障であると判定することを特徴とする請求項1に記載のレール破断検知装置。
  5. レールの継目の通過を検出して継目検出情報を出力する継目検出部と、
    前記列車の車両の位置を検知して列車位置情報を出力する列車位置検知部と、
    前記レールのキロ程とレール継目箇所とが紐づけられた情報を含む地図情報を記憶しており、この地図情報を出力する地図情報記憶部と、
    を備え、
    レール信号を送信するレール信号送信装置が正常であるか否かを示す送信装置状態情報と、前記レール信号により誘起された電圧を受信するレール信号受信装置が正常であるか否かを示す受信装置状態情報と、前記レール信号受信装置で誘起された電圧を受信したか否かを示す受信状態情報とを取得し、前記レール信号送信装置及びレール信号受信装置が正常であり、前記レール信号によって誘起された電圧が予め設定した電圧しきい値をクロスした位置が、前記地図情報による継目位置と一致する場合には、レールボンドのケーブルが切断されていると判定することを特徴とする請求項1に記載のレール破断検知装置。
  6. 前記列車に搭載されることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のレール破断検知装置。
  7. 自装置の動作を確認して送信装置状態情報を出力しつつ列車の進行方向側からレール信号を送信するレール信号送信装置と、
    前記列車に搭載されるレール信号受信装置であって自装置の動作を確認して受信装置状態情報を出力しつつ前記レール信号により誘起された電圧を受信して受信状態情報を出力するレール信号受信装置と、
    前記送信装置状態情報、受信装置状態情報が正常であり、かつ前記受信状態情報が異常である第1の状態の場合にレール破断と判定し、複数の列車が同一の絶縁区間に存在している場合には、先頭の列車以外の列車では、前記第1の状態の場合であっても、レール破断とは判定しない破断検知装置とを備えることを特徴とするレール破断検知システム。
  8. 前記破断検知装置は、前記列車に搭載されることを特徴とする請求項7に記載のレール破断検知システム。
  9. 前記レール破断の箇所で列車の速度を制限する列車速度制御装置を地上又は車上に備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載のレール破断検知システム。
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