JP6617964B2 - Ｔｖカメラ取付器具 - Google Patents

Description

本発明は、ディスプレイにTVカメラを取り付ける、TVカメラ取付器具に関するものである。

下記特許文献に記載されるTVカメラ取付器具はディスプレイと使用者との間にTVカメ
ラを配置することができ、ディスプレイの前方でTVカメラの位置を自在に変更できる。

特開２００３−００００００号公法

しかし、上記特許文献の器具では、TVカメラが常にディスプレイの前方に在することとなり、
特に不使用時には邪魔となる、又不使用時には器具を取り外すとしても、その作業が煩雑
となる。

本発明に係るTVカメラ取付器具によれば、不使用時にはTVカメラをディスプレイの後方に
収納し、使用時にはTVカメラをディスプレイの前方における適切な位置に配することができ
る。
請求項１の発明に係るTVカメラ取付器具は、ディスプレイの背面に固定される支持筒と、該
支持筒に回動可能且つ上下動可能に支持される回動軸を備え、該回動軸の上端部に同回
動軸の軸方向と直行する方向に延びるアーム部を設け、該アーム部の先端部にTVカメラ固
定部を設けると共に、同回動軸の下端部に操作部を設け、該操作部を介して上記回動軸を
操作し上記TVカメラ固定部に固定されたTVカメラをディスプレイ前面側又はディスプレイ背
面側に自在に移動できる、
請求項２の発明に係るＴＶカメラ取付器具は、請求項１を前提として、ディスプレイの背面側
に固定される支持筒を固定する保持部を備え、上下にディスプレイの上下枠にそれぞれ引っ
掛ける、引っ掛け部を備える支持筒ホルダーを設けることを特徴とする。

不使用時にはＴＶカメラをディスプレイの背面側に隠して収納し、使用時にはＴＶカメラをディ
スプレイの前方における適切な位置に配する。

図１は、TVカメラ取付器具をディスプレイに取り付けた斜視図。 図２は、回動軸と、支持筒の斜視図。 図３は、（A)は支持筒ホルダーの斜視図、（B)は支持筒ホルダー保持部詳細図。

不使用時に邪魔になる、TVカメラをディスプレイ背面側に収納するという目的を、最小の部
品点数で、且つ部品の露出を抑えて実現した。

図１は、本発明に係るＴＶカメラ取付具をディスフレイに取り付けた斜視図である。図に示され
るように、ディスプレイの背面に固定される支持筒２と、該支持筒２に回動可能且つ上下動可能
に支持される回動軸１を備えていて、同回動軸１の下端部に操作部１−３があり、該操作部１−
３を介して上記回動軸１のＴＶカメラ部がディスプレイ上枠を通過できるまで、上記回動軸１を上
方に押し上げてからＴＶカメラ固定部１−１に固定されたＴＶカメラをディスプレイ前面側又はディ
スプレイ背面側に自在に移動できる。

図２は、回動軸１、支持筒２の斜視図である。ディスプレイの背後に固定される支持筒２と、該
支持筒２に回動可能且つ上下動可能に支持される回動軸１を備え、回動軸１の上端部に同回
動軸１の軸方向と直交する方向に延びるアーム部１−２を設け、該アーム部１−２の先端部は
適切な位置をえるために一段下がってＴＶカメラ固定部１−１を設けると共に、同回動軸１の下
端部に、回動軸１を手前に変形させて操作しやしくした操作部１−３を設けてある。

図３は、支持筒ホルダーの斜視図（Ａ）、部分詳細図（Ｂ）である。ディスプレイ上枠に引っ掛け
る第一引っ掛け部３−１、ディスプレイ下枠に引っ掛ける第二引っ掛け部３−２と、支持筒２を固
定させるための保持部３−３からなり、上記保持部３−３は、回動軸１が変形していて上か
ら入らないため、横から入れるように切り欠き、部分詳細図（Ｂ）を備えている。

1 回動軸
１−１ TVカメラ固定部、
１−２ アーム部
１−３ 操作部
２ 支持筒
３ 支持筒ホルダー
３−１ 第一引っ掛け部
３−２ 第二引っ掛け部
３−３ 保持部

Claims (1)

1. 支持筒と、
   上下にディスプレイの上下枠にそれぞれ引っ掛ける引っ掛け部及び前記支持筒を
   固定する保持部を備える支持筒ホルダーと、
   前記支持筒に回動可能且つ上下動可能に支持される回動軸を備え、
   前記支持筒は、前記支持筒ホルダーの保持部に固定されることで、ディスプレイ
   の背面側に固定され、
   前記回動軸の上端部に前記回動軸の軸方向に直交する方向に延びるアーム部を設
   け、
   前記アーム部の先端部にTVカメラ固定部を設けると共に、前記回動軸の下端部に
   操作部を設け、
   前記操作部により前記支持筒を介して前記回動軸を操作し前記TVカメラ固定部に
   固定されたTVカメラをディスプレイ前面側又はディスプレイ背面側に自在に移動
   できることを特徴とするTVカメラ取り付け器具。