JP6617698B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置および当該画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
コンタクトガラスに載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置が知られている。この画像読取装置においては、原稿を載置するコンタクトガラスの下方に複数の原稿検知センサーを設け、当該複数の原稿検知センサーから出力される検知信号に基づき原稿サイズを特定する。(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開平11−242300号公報
しかしながら、上記の一般的な画像読取装置では、複数の原稿検知センサーから出力される検知信号を制御ユニットまで伝達させるために、装置内の配線構造が複雑になるという問題がある。また、スキャナーに接続されるケーブルにより遮られない位置に原稿検知センサーを配置する必要があり、原稿検知センサーを自由に配置できないという問題もある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、装置内の配線構造が複雑にならず、かつ、スキャナーに接続されるケーブルにより原稿検知センサーが遮られることがなく、コンタクトガラスに載置された原稿のサイズを特定することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像読取装置は、読取対象の原稿が載置されるコンタクトガラスと、前記コンタクトガラスを支持する箱形のフレームと、主走査方向に延びた読取機構を有し、前記フレーム内の前記コンタクトガラスの原稿が載置される上面とは反対側の下面側において副走査方向に往復移動するスキャナーと、複数の心線を内包し、平状のフラット面を有するフラットケーブルであって、前記スキャナーに設けられたケーブル口に一端が接続され、前記フレームの側面のうち、前記スキャナーのホームポジションとは前記副走査方向において反対側の端部に位置する側面に設けられたフレーム固定部に他端が接続され、前記フラット面の幅方向が前記コンタクトガラスの前記下面に直交する方向に沿うように前記フレーム内を延設されているフラットケーブルと、本画像読取装置が行う画像読取動作に関する処理を実行する制御ユニットと、を備え、前記フラットケーブルの前記コンタクトガラスの前記下面に対向する辺には、複数の原稿検知センサーが検出方向を前記コンタクトガラスの前記下面側に向けた状態で設けられ、前記複数の原稿検知センサーは、前記フラットケーブルに内包される前記複数の心線のうちの何れかの心線と電気的に接続されており、前記複数の原稿検知センサーから出力される検知信号が当該心線を介して前記制御ユニットに伝達され、前記制御ユニットは、前記複数の原稿検知センサーから出力される前記検知信号に基づいて、前記コンタクトガラスに載置された原稿のサイズを決定する、画像読取装置である。
また、本発明の別の一局面にかかる画像形成装置は、上記の画像読取装置と、上記の画像読取装置が読み取った画像を記録紙に形成する画像形成部と、を備える画像形成装置である。
本発明によれば、簡易な構成でフラットケーブルがコンタクトガラスに接触することを防止することができる。
本発明の実施形態1にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態1にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態1にかかる画像読取装置の読取部を示す斜視図である。 (A)および(B)は、一般的な画像読取装置においてフラットケーブルが変形する様子を示す図である。 (A)および(B)は、本発明の実施形態1にかかる画像読取装置のスライド部材の構成を示す図である。 図3に示したスキャナーがホームポジションに位置から移動した状態を示す図である。 (A)は、図3に示した読取部を上方から見た図であり、(B)は、図6に示した読取部を上方から見た図であり、(C)は、(B)に示す位置からスキャナーが移動した状態を示す図である。 図3や図6で示したフラットケーブルの詳細な構成を示す図である。 フラットケーブルの構成の変形例を示す図である。 フラットケーブルの構成の変形例を示す図である。 (A)は、図3や図6で示したスキャナーをケーブル口が設けられた側面側から見た図であり、(B)は、図3や図6で示したスキャナーを上方から見た図である。 変形例3にかかる画像読取装置のスライド部材の構成を示す図である。 (A)は、変形例4にかかる画像読取装置のスライド部材の構成を示す図であり、(B)は、変形例4にかかる画像読取装置の読取部の構成を示す図である。 (A)は、変形例5にかかる画像読取装置の読取部の構成を示す図であり、(B)は、(A)に示した状態からスキャナーが移動した状態を示す図である。 変形例6にかかる画像読取装置の読取部の構成を示す図である。 (A)〜(C)は、変形例6にかかる画像読取装置のフラットケーブルの構成を示す図である。 変形例7にかかる画像読取装置の読取部の構成を示す図である。 変形例7にかかる画像読取装置のスキャナーを側方から見た図である。 (A)および(B)は、変形例7にかかる画像読取装置のスキャナーを上方から見た図である。 実施形態2にかかる画像読取装置の読取部の構成を示す図である。 実施形態2にかかる画像読取装置のフラットケーブルの構成を示す図である。 実施形態2にかかる画像読取装置のフラットケーブルの構成を示す図である。 実施形態2にかかる画像読取装置において、スキャナーがホームポジションに位置しているときの読取部を上方から見た図である。 実施形態2にかかる画像読取装置の記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置について図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置を示す斜視図である。図2は、実施形態1にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体80と、装置本体80の上方に配置された画像読取装置10とから概略構成される。
装置本体80の外郭を構成する筐体81の内部には、図2に示す画像形成部12や給紙部13などが収容されている。画像形成部12は、感光体ドラム(不図示)、帯電装置(不図示)、露光装置(不図示)、および現像装置(不図示)などを備え、帯電、露光、現像の工程により、感光体ドラムに画像読取装置10が読み取った原稿のトナー画像を形成する。その後、画像形成部12は、当該トナー像を給紙部13から給紙された記録紙に転写して定着処理を施した記録紙を排出トレイ82に排出する。
装置本体80の筐体81の前面には、操作部83が配置されている。操作部83は、画像読取ジョブの実行を指示するためのスタートキーなどの複数の操作キー831と、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイを含んで構成される表示部832とを備えている。
また、図2に示すように、筐体81の内部には、更に記憶部14や制御ユニット100が収容されている。記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置であって、画像読取装置10による原稿の読み取りにより生成された画像データや各種プログラムなどを記憶する。制御ユニット100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only memory)などから構成される。制御ユニット100は、上記のROMや記憶部14などに記憶されたプログラムが上記のCPUに実行されることにより、制御部101、原稿サイズ検出部102、および受付部103として機能する。
制御部101は、画像形成装置1による画像形成動作や、画像読取装置10による画像読取動作を制御する機能を有する。原稿サイズ検出部102は、後述するコンタクトガラス32(図3参照)上に載置された原稿のサイズを検出する機能を有する。受付部103は、操作部83などを用いたユーザー操作などに基づき、画像形成指示や画像読取指示などの各種指示を受け付ける機能を有する。
図1に示すように、画像読取装置10は、読取部30と、読取部30の上方に配置された原稿搬送部20とを備えている。原稿搬送部20は、原稿載置台21に載置された原稿を、コンタクトガラス32に向けて搬送する。コンタクトガラス32に搬送された原稿は、予め定められた原稿読取位置で後述するスキャナー40(図3参照)により読み取られ、その後原稿排出部22へ排出される。
また、原稿搬送部20は、コンタクトガラス32の主面に対して開閉自在に設けられており、コンタクトガラス32に載置された原稿を押さえる原稿押さえ部材としての役割も果たす。
図3は、読取部30を示す斜視図である。図3に示されるように、読取部30は、箱形の筐体31(ケーシング)を備えている。筐体31の上面31A(原稿搬送部20が閉じられた状態で原稿搬送部20に対向する面)には開口が設けられており、当該開口にコンタクトガラス32が装着されている。
コンタクトガラス32の原稿が載置される上面とは反対側の下面側には、スキャナー40が設けられている。スキャナー40は、主走査方向(図中のY方向)に延びたCIS(Contact Image Sensor)方式の読取センサーから構成された読取機構43を有する。CIS方式の読取センサーは被写界深度が浅いため、読取機構43は、不図示のスライダーを介してコンタクトガラス32の下面に密着されている。スキャナー40は、この状態で、モーターやギアからなる不図示の駆動部により筐体31内を副走査方向(図中のX方向)に往復移動する。図3に示す例では、スキャナー40が予め定められたホームポジション(図中のマイナスX方向側の端部)に位置する場合を示している。受付部103が原稿の読み取り指示を受け付けると、スキャナー40は、制御部101による制御のもと、ホームポジションから図中のプラスX方向に移動して、コンタクトガラス32上に載置された原稿を読み取る。そして、原稿の読み取りが完了すると、スキャナー40は、図中のマイナスX方向に移動してホームポジションの位置に戻る。
読取機構43は、赤色LED、緑色LED、青色LEDの複数のLEDなどから構成された発光部(不図示)と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの受光部(不図示)から構成されている。スキャナー40は、発光部により、赤、緑、青の3色の光を切り替えながら読取対象の原稿に向けて光を照射するとともに、受光部により原稿で反射された反射光を受光する。受光部は、受光した光を電気信号へ変換して、主走査方向の1ライン分の画像データを取得する。
スキャナー40は、スキャナー40による画像読み取り動作を制御する制御部101を含む制御ユニット100と、フラットケーブル33を介して電気的に接続されている。スキャナー40の側面のうち、後述する筐体固定部34が設けられた側(図中のプラスX方向側)に位置する側面40Aには、コンタクトガラス32の下面に直交する方向に延びたケーブル口44が設けられている。より具体的には、ケーブル口44は、側面40Aの主走査方向の一方側(プラスY方向)の端部に設けられている。このケーブル口44には、フラットケーブル33の一端が接続されており、スキャナー40が取得した画像データが、フラットケーブル33を介して制御部101に伝達される。制御部101では、スキャナー40から伝達された画像データに対して、デジタル信号化、シェーディング補正、ガンマ補正、色収差補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正およびスキャナー色補正などの様々な画像処理が施される。そして、当該画像処理により生成された画像データは、記憶部14などに記憶される。
なお、フラットケーブル33は、上記の画像データだけでなく、スキャナー40を駆動させる電力やスキャナー40の画像読み取り動作を制御する制御信号などが伝達される。
フラットケーブル33は、一定間隔で並べた複数の心線を樹脂皮膜で覆ったリボン状のケーブルである。フラットケーブル33は、変形した場合にも電気的特性を維持できるという特性があり、往復移動するスキャナー40に接続するケーブルとして好適である。フラットケーブル33の一端にはケーブル口44に嵌まるソケットが設けられ、他端には制御ユニット100に設けられたピンヘッダー(不図示)に嵌まるソケットが設けられている。
筐体31の側面のうち、スキャナー40のホームポジションとは副走査方向に反対側(図中のプラスX方向)の端部に位置する側面31Cには、フラットケーブル33の他端を筐体31に固定する筐体固定部34(フレーム固定部)が設けられている。筐体固定部34は、例えばクリップホルダであり、フラットケーブル33のフラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うようにフラットケーブル33の他端を固定する。
ここで、図4(A)および図4(B)に示すような一般的な画像読取装置では、主走査方向に延びたケーブル口44'および筐体固定部34'により、フラットケーブル33'のフラット面がコンタクトガラス32'の下面と平行となる状態でフラットケーブル33'が筐体31'内に延設されている。この場合、スキャナー40'の位置によっては、フラットケーブル33'が大きな円弧を描いて上方(図中のプラスZ方向)に膨らんで湾曲し、フラットケーブル33'の一部分がコンタクトガラス32'に接触する場合がある。
特に、スキャナー40'が図4(A)に示す位置から図4(B)に示す位置に移動して、スキャナー40'が筐体固定部34'の上方に位置するようになった場合、フラットケーブル33'の一端と他端とが近接するため、フラットケーブル33'の一部分がコンタクトガラス32'に接触し易い。フラットケーブル33'がコンタクトガラス32'に接触すると、フラットケーブル33'がコンタクトガラス32'に張り付き、コンタクトガラス32'が汚れたりするおそれがある。
これに対して、実施形態1にかかる画像読取装置10では、フラットケーブル33を、フラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うように筐体31内を延設させている。これにより、スキャナー40の移動にともなってフラットケーブル33が変形した場合であっても、フラットケーブル33がコンタクトガラス32に接触しない。
また、実施形態1にかかる画像読取装置10では、フラットケーブル33の筐体31内での変形をガイドするためのスライド部材50を設けている。以下、このスライド部材50の詳細な構成を説明する。
図3に示すように、筐体31の下面31Bには、下面31Bから凹んだ溝から構成されるスライド経路70が形成されている。スライド経路70は、図中のマイナスY方向側および図中のマイナスX方向側に向けて弧を描くように形成されている。換言すれば、スライド経路70は、スキャナー40の側面40Aにおいてケーブル口44が設けられた主走査方向の一方側(図中のプラスY方向)とは反対の他方側、および副走査方向におけるホームポジションが設けられた側に向けて弧を描くように形成されている。このスライド経路70に沿って、スライド部材50は、筐体31の下面31B上をスライド移動可能に設けられている。
図5(A)および図5(B)は、スライド部材50の構成を示す図である。これらの図面に示すように、スライド部材50は、楕円状の平面を有する平板状のベース部51を含む。当該ベース部51は、筐体31の下面31Bに対向する面の中央部に、筐体31の下面31B側(図中のマイナスZ方向)に向けて突出した半球状の嵌込部56が形成されている。当該嵌込部56がスライド経路70の溝に嵌り込むことで、スライド部材50は、スライド経路70に沿ってスライド移動可能になっている。
また、ベース部51の嵌込部56が形成された面とは反対側の面には、コンタクトガラス32の下面側(図中のプラスY方向)に向けて突出した係止部52と、引っ掛け部53と、挿通部54とが形成されている。
係止部52は、対向配置された柱状の第1壁部521と第2壁部522とから構成される。第1壁部521と第2壁部522との間には、フラットケーブル33のうちの、ケーブル口44に接続された一端から延びた第1延部331と筐体固定部34により固定された他端から延びた第2延部333との間に位置する湾曲部332が挟み込まれる。第1壁部521と第2壁部522とはそれぞれ、対向する面に複数の突起が設けられており、この突起により湾曲部332が挟持されてフラットケーブル33が係止される。スキャナー40の往復移動に応じてフラットケーブル33が変形した場合、フラットケーブル33の湾曲部332から係止部52に力が伝達する。この係止部52に伝達した力により、スライド部材50は、スライド経路70に沿ってスライド移動する。
引っ掛け部53は、嵌込部56が形成された面とは反対側の面の中央部、すなわち嵌込部56とはベース部51を挟んで反対側の位置に形成されている。引っ掛け部53は、円柱状の部材であり、その周面にフラットケーブル33の湾曲部332が引っ掛けられる。
挿通部54は、対向配置された柱状の第3壁部541と第4壁部542とから構成される。第3壁部541と第4壁部542とは、フラットケーブル33の厚み以上の長さだけ間隔を隔てて並設されており、その間には湾曲部332よりも他端側に位置するフラットケーブル33が挿通されている。
ここで、スライド経路70の溝に嵌り込む嵌込部56の形状が半球状に形成されているため、スライド部材50は、スライド経路70に沿ってスライド移動可能であるとともに、嵌込部56を中心に筐体31の下面31Bに沿った方向における向きが変更可能な状態となっている。すなわち、スキャナー40の往復移動に応じてフラットケーブル33の湾曲部332から係止部52に伝達する力により、スライド部材50は、筐体31の下面31B上をスライド移動するとともに、下面31Bに沿った方向における向きが変更される。
図6は、図3に示したスキャナー40がホームポジションに位置した状態から、スキャナー40が筐体固定部34が設けられた側(図中のプラスX方向)に移動した状態を示す図である。本図に示すように、スキャナー40が図3に示すホームポジションから図中のプラスX方向に移動するとき、フラットケーブル33は、スキャナー40のプラスX方向への移動に応じてプラスX方向に移動する。フラットケーブル33は、一定のヤング率(コシの強さ)を有するため、上記の移動の際には、フラットケーブル33の湾曲部332から係止部52にプラスX方向への力が伝達する。この力により、図6に示すように、スライド部材50がスライド経路70に沿って、図3に示した位置から図中のマイナスY方向側および図中のマイナスX方向側に移動する。また、上記のフラットケーブル33の湾曲部332から係止部52に伝達するプラスX方向への力により、スライド部材50が嵌込部56を中心に筐体31の下面31Bに沿って回動する。これにより、スライド部材50の向きが図6に示すような向きに変更される。
図7(A)〜図7(C)を用いて更に説明する。図7(A)は、図3に示した図を上方(プラスZ方向)から見た図であり、図7(B)は、図6に示した図を上方から見た図である。また、図7(C)は、図7(B)に示した状態から、スキャナー40が更に筐体固定部34が設けられた側(図中のプラスX方向)に移動した状態を示す図である。図7(C)に示すように、スキャナー40が図7(B)に示す位置から更に図中のプラスX方向に移動するとき、フラットケーブル33がプラスX方向に移動して、フラットケーブル33の湾曲部332から係止部52にプラスX方向への力が伝達する。この力により、図7(C)に示すように、スライド部材50がスライド経路70に沿って、図7(B)に示した位置から図中のマイナスY方向側および図中のマイナスX方向側に更に移動する。また、上記のフラットケーブル33の湾曲部332から係止部52に伝達するプラスX方向への力により、スライド部材50が嵌込部56を中心に筐体31の下面31Bに沿って更に回動する。
上記のように、スキャナー40の移動にともなってスライド部材50の位置および向きが変更される。これにより、フラットケーブル33の筐体31内での変形(向きおよび湾曲の仕方)がガイドされる。例えば、図7(C)に示す状態のように、スキャナー40が筐体固定部34に接近した場合においては、フラットケーブル33が図中のマイナスY方向側に大きく膨らんで湾曲するように、フラットケーブル33の変形がガイドされる。これにより、スキャナー40が筐体固定部34に接近した場合であっても、フラットケーブル33が筐体31に接触することがない。
上記のようなスライド部材50を設けない場合、スキャナー40の移動にともなってフラットケーブル33が筐体31内で不適切な方向に曲がったりする場合がある。例えば、図3や図6においてフラットケーブル33が図中のプラスY方向側に膨らんで湾曲した場合、筐体31の側面にフラットケーブル33が接触してしまう。この場合、フラットケーブル33が絡まったりして、スキャナー40の移動が妨げられるおそれがある。この点、実施形態1にかかる画像読取装置10によれば、フラットケーブル33の筐体31内での変形を適切な方向にガイドすることができるため、筐体31の側面にフラットケーブル33が接触することでスキャナー40の移動が妨げられるといった事態を回避することができる。
<変形例1>
図8は、図3や図6で示したフラットケーブル33の詳細な構成を示す図である。本図に示すように、フラットケーブル33には、フラット面の一部がフラット面に直交する方向に突出した突出部334、335が形成されている。この突出部334、335を形成することにより、フラットケーブル33のフラット面の幅方向に対するヤング率が高まり、フラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うようにフラットケーブル33を配設することが可能になる。
突出部334、335は、フラットケーブル33の樹脂皮膜を金型などを用いて変形させることで形成される。また、フラットケーブル33が含む複数の心線は、突出部334、335を避けて、フラット面の幅方向(図中のZ方向)に並設されている。すなわち、図8中においてフラットケーブル33の幅方向における上部および下部に心線が並設されているが、中央部には心線が並設されていない。
また、突出部334は、フラットケーブル33の第1延部331に形成され、突出部335は、フラットケーブル33の第2延部333のうちの湾曲部332から予め定められた長さ以上離れた領域に形成されている。換言すれば、湾曲部332および第2延部333のうちの湾曲部332から予め定められた長さ未満離れた領域には、突出部が形成されておらずヤング率を高める補強処理が施されていない。
第2延部333の全ての領域に突出部335を形成するのではなく、第2延部333のうちの湾曲部332から予め定められた長さ以上離れた領域にのみ突出部335を形成することで、スキャナー40が筐体固定部34が設けられた側(図中のプラスX方向)に最も移動した場合、すなわち、スライド部材50がスライド経路70の筐体固定部34が設けられた側(図中のプラスX方向)の端部に移動した場合においても、突出部335が挿通部54に接触しない。これにより、フラットケーブル33に形成された突出部335がスライド部材50の挿通部54に接触してスライド部材50のスライド移動が妨げられる事態を回避することができる。
また、図9は、フラットケーブル33の更なる変形例の構成を示す図である。本図に示すように、突出部334および突出部335を、湾曲部332が湾曲してフラットケーブル33が折り畳まれた状態においてフラットケーブル33から突出する方向が同じとなるように設けてもよい。そして、突出部335を突出部334よりも大きく形成してもよい。これにより、湾曲部332が湾曲してフラットケーブル33が折り畳まれた状態において、突出部334が突出部335の反対側に形成された凹部内に位置して、突出部334および突出部335が重なり合う。これにより、フラットケーブル33をより狭い領域内に収容することができる。
図10は、フラットケーブル33の更なる変形例の構成を示す図である。本図に示すように、フラット面の一部がフラット面に直交する方向に突出した複数の突出部334A〜334C、335A〜335Cを、フラットケーブル33の長手方向に並設してもよい。
これにより、突出部334Aと突出部334Bとの間の領域R1、突出部334Bと突出部334Cとの間の領域R2、突出部335Aと突出部335Bとの間の領域R3、および突出部335Bと突出部335Cとの間の領域R4には、ヤング率を高める補強処理が施されていない。このため、これらのR1〜R4の領域においても湾曲可能であるため、フラットケーブル33をより自由な態様で変形させることができる。
また、フラットケーブル33が含む複数の心線は、上記の突出部334A〜334C、335A〜335Cを避けて、フラット面の幅方向(図中のZ方向)に並設されている。すなわち、図10中においてフラットケーブル33の幅方向における上部および下部に加えて、上記のR1〜R4の領域に心線が並設されている。
<変形例2>
図11(A)は、図3や図6で示したスキャナー40をケーブル口44が設けられた側面40A側から見た図であり、図11(B)は、図3や図6で示したスキャナー40を上方から見た図である。これらの図面に示すように、ケーブル口44が設けられたスキャナー40の側面40Aには、ケーブル口44の下方(図中のマイナスZ方向)の位置から副走査方向に向けて突出した保持部材25が設けられている。保持部材25は、底壁部27と、底壁部27の主走査方向の両端部から上方(図中のプラスZ方向)に向けて突出した第1壁部26および第2壁部28とを含む。第1壁部26と第2壁部28とは、互いがフラットケーブル33の厚み以上の長さだけ間隔を隔てて並設されており、その間にケーブル口44に接続されたフラットケーブル33の第1延部331が挿通される。このとき、第1延部331の筐体31の下面31B側(図中のマイナスZ方向側)の側面が保持部材25の底壁部27に当接する。このように、上記の第1壁部26、第2壁部28、および底壁部27により、第1延部331が筐体31の下面31B側から保持される。これにより、フラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向から曲がってフラットケーブル33が筐体31の下面31Bに接触する事態を回避することができる。
<変形例3>
図12は、変形例3にかかるスライド部材50の構成を示す図である。変形例3にかかるスライド部材50では、ベース部51の上方(図中のプラスZ方向)に上壁部58が設けられており、ベース部51と上壁部58との間に、係止部52、引っ掛け部53、および挿通部54の各部材が設けられている。そして上壁部58のコンタクトガラス32の下面に対向する面には、コンタクトガラス32の下面側に突出した半球状の当接部材57が複数形成されている。スライド部材50は、この複数の当接部材57がコンタクトガラス32の下面に当接した状態、かつ、嵌込部56がスライド経路70の溝に嵌り込んだ状態で、筐体31内をスライド移動する。コンタクトガラス32の下面に当接する当接部材57を設けることにより、スライド部材50をより安定な姿勢でスライド移動させることができる。
<変形例4>
図13(A)は、変形例4にかかるスライド部材50の構成を示す図である。本図に示すように、変形例4にかかるスライド部材50では、ベース部51の筐体31の下面31Bに対向する面に、筐体31の下面31B側(図中のマイナスZ方向)に向けて突出した2つの嵌込部58A、58Bが形成されている。また、図13(B)は、変形例4にかかる読取部30の構成を示す図である。変形例4にかかる読取部30では、筐体31の下面31Bに、互いに並設された2つのスライド経路71、72が形成されている。スライド経路71、72は、ともに図中のマイナスY方向側および図中のマイナスX方向側に向けて弧を描くように形成されている。このスライド経路71にスライド部材50の嵌込部58Aが嵌り込み、スライド経路72にスライド部材50の嵌込部58Bが嵌り込む。
スキャナー40の往復移動に応じてフラットケーブル33の湾曲部332から係止部52に伝達する力により、スライド部材50の下面31Bに沿った方向における向きが変更されるが、上記のように2つのスライド経路71、72に沿ってスライド部材50をスライド移動させることで、スライド部材50の向きを一定の範囲で規制することができる。例えば、フラットケーブル33から伝達される力によりスライド部材50が1回転以上してフラットケーブル33が絡まるといった事態が発生し得ない。また、スライド部材50をより安定な姿勢でスライド移動させることができる。
<変形例5>
図14(A)は、変形例5にかかる読取部30の構成を示す図である。本図に示すように、変形例5にかかる読取部30は、上記の実施形態1とはフラットケーブルの形状が異なる。変形例5にかかる読取部30は、フラットケーブル36は、ケーブル口44に接続された一端から延びた第1延部361と、筐体固定部34により固定された他端から延びた第2延部362と、第1延部361と第2延部362とを接続する湾曲部363と、を含む。そして、フラットケーブル36のうちの第1延部361に突出部364が形成され、第2延部362に突出部365が形成されている。一方、湾曲部363には突出部が形成されておらず、ヤング率を高める補強処理が施されていない。
図14(A)に示すように、補強処理が施されておらず湾曲可能な湾曲部363の領域が上記の実施形態1の場合と比較して狭いため、スキャナー40が図中のプラスX方向に移動したときは、図14(B)に示すように、フラットケーブル36が略V字状に変形する。このため、フラットケーブル36が大きな円弧を描いて図中のマイナスY方向に膨らんで湾曲して、フラットケーブル33の一部分が筐体31の側面に接触する事態を回避することができる。
なお、上記では突出部364、365を形成することでヤング率を高める補強処理を行う場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。例えば、フラットケーブル36のうちの第1延部361と第2延部362に、一定の弾性を有するシート部材(補強部材)を着設することでヤング率を向上させてもよい。
<変形例6>
図15は、変形例6にかかる読取部30の構成を示す図である。本図に示すように、変形例6にかかる読取部30では、スキャナー40の側面40Aに、主走査方向に延びるケーブル口47が形成されている。また、筐体31の側面のうち、スキャナー40のホームポジションとは副走査方向に反対側(図中のプラスX方向)の端部に位置する側面31Cには、フラットケーブル37の他端をフラット面の幅方向が主走査方向に沿うように筐体31に固定する筐体固定部38(フレーム固定部)が設けられている。
上記のケーブル口47および筐体固定部38により、フラットケーブル37の一端および他端では、フラット面の幅方向が主走査方向に沿う。その一方、フラットケーブル37の中央部では、フラットケーブル37がコンタクトガラス32に接触することを避けるために、フラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うことが好ましい。このため、変形例6にかかる読取部30では、フラットケーブル37の形状を、図16(C)に示す形状にしている。すなわち、フラットケーブル37は、ケーブル口47に接続される一端を含む端部376に、フラット面の幅方向が主走査方向に沿った方向からコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿った方向に向くように折り曲げられた第1折曲部377が形成されている。また、フラットケーブル37は、筐体固定部38により固定される他端を含む端部378に、フラット面の幅方向が主走査方向に沿った方向からコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿った方向に向くように折り曲げられた第2折曲部379が形成されている。
第1折曲部377は、第1延部371の端部を図16(A)に示す点線S1に沿って矢印方向に折り曲げ、その後、図16(B)に示す点線S3に沿って矢印方向に折り曲げることで形成される。また、第2折曲部379は、第1延部371と湾曲部373を介して接続された第2延部372の端部を図16(A)に示す点線S2に沿って矢印方向に折り曲げ、その後、図16(B)に示す点線S4に沿って矢印方向に折り曲げることで形成される。
このように、変形例6にかかる読取部30によれば、一般的な画像読取装置で採用されるような主走査方向に延びたケーブル口や筐体固定部の構成において、フラットケーブル37がコンタクトガラス32に接触することを避けることができる。
<変形例7>
図17は、変形例7にかかる読取部30の構成を示す図である。本図に示すように、変形例7にかかる読取部30では、スキャナー40の図中のマイナスX方向側の側面40Bにおける主走査方向の一方側(図中のプラスY方向)の端部に、コンタクトガラス32の下面に直交する方向に延び、フラットケーブル35の一端が接続されたケーブル口48が形成されている。また、筐体31の側面31Dには筐体固定部39が設けられており、当該筐体固定部39によりフラットケーブル35の他端が筐体31に固定されている。上記のケーブル口48および筐体固定部39により、フラットケーブル35は、そのフラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うように筐体31内を延設される。具体的には、フラットケーブル35は、一端から副走査方向の一方側(図中のマイナスX方向側)に延びた第1延部351と、第1延部351に連続し、副走査方向の一方側から反対側の他方側(図中のプラスX方向)に折り返された湾曲部352と、湾曲部352に連続し、副走査方向の他方側に延びて筐体固定部39に他端が固定された第2延部353とを形成する。
ここで、スキャナー40の主走査方向の一方側(図中のプラスY方向)には、フラットケーブル35の第2延部353の一部を筐体31の下面31B側から保持する保持部材90が設けられている。保持部材90は、スキャナー40の側面に固定されており、スキャナー40と一体となって筐体31内を往復移動する。図18は、スキャナー40をプラスX方向側から見た側面図である。本図に示すように、保持部材90は、底壁部93と、底壁部93からコンタクトガラス32の下面側に突出した第1壁部91および第2壁部92とを含む。第1壁部91と第2壁部92とは、フラットケーブル35の厚み以上の長さだけ間隔を隔てて並設されており、その間には、フラットケーブル35のうちの第2延部353が挿通される。このとき、第2延部353の筐体31の下面31B側(図中のマイナスZ方向側)の側面が保持部材90の底壁部93に当接する。このように、上記の第1壁部91、第2壁部92、および底壁部93により、第2延部353が筐体31の下面31B側から保持される。これにより、フラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向から曲がってフラットケーブル35が筐体31の下面31Bに接触する事態を回避することができる。
また、保持部材90は、フラットケーブル35の変形をガイドする役割も果たす。図19(A)は、スキャナー40がホームポジションに位置するときの読取部30を示す。この状態から、スキャナー40が図中のプラスX方向に移動した場合、フラットケーブル35は、図19(B)に示すように変形する。保持部材90の第1壁部91と第2壁部92との間に第2延部353が挿通されているため、フラットケーブル35が筐体31の側面31Dに接触し難くなっている。保持部材90を設けない場合、フラットケーブル35が筐体31の側面31Dと接触した状態でフラットケーブル35が変形するため、筐体31の側面31Dとフラットケーブル35との間で摩擦力が発生し、この摩擦力によりスキャナー40の往復移動が妨げられるおそれがある。この点、変形例7にかかる読取部30によれば、フラットケーブル35が筐体31の側面31Dに接触し難く、筐体31の側面31Dとフラットケーブル35との間で上記の摩擦力も発生しないため、スキャナー40の往復移動が妨げられることがない。
また、保持部材90は、既述の通りスキャナー40の側面に固定されており、スキャナー40と一体となって筐体31内を往復移動するが、その往復移動する範囲は、筐体31内におけるコンタクトガラス32の下方(図中のマイナスZ方向)の範囲となる。換言すれば、保持部材90は、筐体31内における上面31Aの下方の位置には位置しないように設けられている。これにより、保持部材90は、上方(図中のプラスZ方向)から筐体31の上面31Aに遮られることなくコンタクトガラス32を通じて視認可能となっている。
ここで、保持部材90からフラットケーブル35が外れた場合にはメンテナンスが必要となる。この点、上記のように保持部材90が上方から視認可能な位置に設けられているため、ユーザーが保持部材90からフラットケーブル35が外れた場合などを発見しやすくなっている。
<実施形態2>
図20は、実施形態2にかかる読取部30の構成を示す図である。また、図21および図22は、実施形態2にかかるフラットケーブル36の構成を示す図である。
図21に示すように、実施形態2にかかる読取部30では、フラットケーブル36のコンタクトガラス32の下面に対向する辺に、フラットケーブル36の被膜の一部が切り欠けられた複数の切欠部61A〜61Jが形成されている。この切欠部61A〜61Jにより、フラットケーブル36に内包される複数の心線のうちの一部の心線が露出している。そして、図22に示すように、切欠部61A〜61Jのうちの一部の切欠部に、複数の原稿検知センサー60A〜60Fが検出方向をコンタクトガラス32の下面側に向けた状態で設けられている。具体的には、切欠部61A〜61Jのうちの、切欠部61B、61E、61G、61H、61I、および61Jに、原稿検知センサー60A〜60Fが設けられている。一方、原稿検知センサー60A〜60Fが設けられていない切欠部61A、61C、61D、および61Fには、それぞれ、保護カバー62A〜62Dが設けられている。保護カバー62A〜62Dは、絶縁性を有する樹脂などから構成され、切欠部から露出した心線を保護する役割を果たす。
詳細は後述するが、原稿検知センサー60A〜60Fの位置により原稿を検知できるサイズが異なる。また、画像読取装置の種別によって検知したい原稿のサイズが異なる。このため、画像読取装置10を製造する際に、検知したい原稿のサイズ応じて原稿検知センサー60A〜60Fを配置する位置を変える必要がある。この点、上記の構成によれば、フラットケーブル36に形成された切欠部61A〜61Jのうち、所望の位置に位置している切欠部に原稿検知センサー60を設け、それ以外の位置に位置している切欠部に保護カバー62を設けることができる。これにより、画像読取装置の種別毎に異なるフラットケーブル36を設けなくとも、所望の位置に原稿検知センサー60を設け、所望のサイズの原稿のサイズを検出させることができる。なお、原稿検知センサー60A〜60Fは、いずれも同じ構成を有するものであり、以後特に区別して説明しない場合には「A」、「F」等を略して原稿検知センサー60として説明する。
原稿検知センサー60は、所謂反射型のセンサーであって、発光素子と受光素子とを有する。発光素子は、例えば、赤外光を発光する赤外発光ダイオードであって、その主出射方向がコンタクトガラス32に向けて配置され、コンタクトガラス32上に載置された原稿に向けて赤外光を出射する。また、受光素子は、フォトダイオードやフォトトランジスターなどの受光素子であって、その主受光方向がコンタクトガラス32に向けて配置され、コンタクトガラス32またはコンタクトガラス32に積載された原稿で反射した赤外光を受光する。
原稿検知センサー60は、それぞれ、切欠部61A〜61Jにおいて、フラットケーブル36に内包される複数の心線のうちの何れかの心線と電気的に接続されている。原稿検知センサー60から出力される検知信号は、フラットケーブル36に内包される心線を介して制御ユニット100に伝達される。原稿検知センサー60から出力される検知信号は、受光素子が受光した赤外光の強度を示す信号である。制御ユニット100の原稿サイズ検出部102は、検知信号が示す赤外光の強度が予め定められた強度以上である場合に、原稿検知センサー60の上方に原稿が存在し、発光素子が出射した赤外光が原稿で反射されたことを検出する。そして、原稿サイズ検出部102は、複数の原稿検知センサー60から出力される各検知信号に基づいて、各原稿検知センサー60の上方に原稿が存在するか否かを検出して、コンタクトガラス32に載置された原稿のサイズを決定する。
原稿検知センサー60A〜60Fは、それぞれ、コンタクトガラス32の予め定められた位置の下方に位置するようにフラットケーブル36に設けられる。図23は、スキャナー40がホームポジションに位置しているときの読取部30を上方から見た図である。本図において、点線は、コンタクトガラス32上に載置される各原稿のサイズを示している。原稿サイズ検出部102は、スキャナー40がホームポジションに位置するときに、複数の原稿検知センサー60から出力される検知信号に基づいて、コンタクトガラス32に載置された原稿のサイズを決定する。
ここで、図24に示すように、記憶部14には、原稿サイズ検出テーブルが記憶されている。原稿サイズ検出テーブルT1は、スキャナー40がホームポジションに位置するときの原稿検知センサー60A〜60Fの検知信号の出力と原稿サイズとの関係を示している。原稿サイズ検出部102は、この原稿サイズ検出テーブルT1に従って、コンタクトガラス32に載置された原稿のサイズを決定する。例えば、原稿検知センサー60A〜60Fの全てのセンサーから上方に原稿が存在する旨の検知信号が出力されている場合、原稿サイズ検出部102は、コンタクトガラス32上にA3サイズの原稿が載置されていることを検出する。また、例えば、原稿検知センサー60A〜60Dのセンサーから上方に原稿が存在する旨の検知信号が出力されており、原稿検知センサー60E、60Fのセンサーから原稿が存在しない旨の検知信号が出力されている場合、原稿サイズ検出部102は、コンタクトガラス32上にA4(縦)サイズの原稿が載置されていることを検出する。このように、原稿サイズ検出部102は、原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に基づいて、A3サイズからB5サイズまでの各原稿サイズの原稿を検出することができる。
以上のように、実施形態2にかかる画像読取装置10によれば、原稿検知センサー60をフラットケーブル36に設けることで、原稿検知センサー60から出力される検知信号をフラットケーブル36を用いて制御ユニット100まで伝達させることができるため、装置内の配線構造を簡易化することができる。また、実施形態2にかかる画像読取装置10では、フラットケーブル36をフラット面の幅方向がコンタクトガラス32の下面に直交する方向に沿うように配設しているため、原稿検知センサー60を検出方向をコンタクトガラス32の下面側に向けた状態で設けることが可能になっている。
<変形例>
図24に示すように、記憶部14には、複数の原稿サイズ検出テーブルT1〜T3が記憶されている。原稿サイズ検出テーブルT2は、スキャナー40がホームポジションから予め定められた距離だけ離れた第1の位置に位置するときの原稿検知センサー60A〜60Fの検知信号の出力と原稿サイズとの関係を示している。また、原稿サイズ検出テーブルT2は、スキャナー40がホームポジションから予め定められた距離だけ離れた第2の位置に位置するときの原稿検知センサー60A〜60Fの検知信号の出力と原稿サイズとの関係を示している。
原稿サイズ検出部102は、まず、スキャナー40がホームポジションに位置するときに原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に基づき原稿サイズを特定する。このとき、原稿検知センサー60A〜60Fの検知信号の出力値によっては原稿サイズを特定できない場合がある。例えば、原稿検知センサー60A〜原稿検知センサー60Cから上方に原稿が存在する旨の検知信号が出力され、原稿検知センサー60D〜60Eから上方に原稿が存在しない旨の検知信号が出力されている場合、原稿サイズ検出テーブルT1を参照しても、原稿サイズを特定することができない。この場合、原稿サイズ検出部102は、スキャナー40をホームポジションから予め定められた第1の位置に移動させる。スキャナー40がホームポジションから予め定められた第1の位置に移動すると、原稿検知センサー60A〜60Fの各位置も変化する。原稿サイズ検出部102は、原稿検知センサー60A〜60Fから出力される各検知信号に基づき、原稿サイズ検出テーブルT2を参照して、原稿サイズを特定する。スキャナー40がホームポジションに位置するときから原稿検知センサー60A〜60Fの各位置が変化したため、スキャナー40がホームポジションに位置するときに特定できなかった特殊なサイズの原稿を特定することができる。
また、原稿サイズ検出部102が、スキャナー40が予め第1の位置に位置するときに原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に基づいて原稿サイズを特定できなかった場合は、原稿サイズ検出部102は、スキャナー40を更に移動させて予め定められた第2の位置に移動させる。そして、原稿サイズ検出部102は、スキャナー40が予め定められた第2の位置に位置するときに原稿検知センサー60A〜60Fから出力される各検知信号に基づき、原稿サイズ検出テーブルT3を参照して原稿サイズを特定する。
以上のように、変形例にかかる画像読取装置10では、原稿サイズ検出部102が、スキャナー40がホームポジションに位置する場合に原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に基づき原稿のサイズを特定できなかった場合には、スキャナー40をホームポジションから予め定められた位置に移動させる。そして、原稿サイズ検出部102は、スキャナー40がホームポジションに位置するときに原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に加えて、スキャナーが予め定められた位置に位置するときに原稿検知センサー60A〜60Fから出力される検知信号に基づいて、コンタクトガラス32に載置された原稿のサイズを決定する。これにより、原稿のサイズをより詳細に特定することができる。
<補足>
上記の実施形態で示した構成および上記の変形例で示した構成を組み合わせてもよい。例えば、図16(C)に示した変形例6にかかるフラットケーブルの構成を、他の実施形態や変形例に採用してもよい。
また、上記の実施の形態および上記の変形例で説明した制御プログラムをコンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリーなどに記録してもよい。
1 画像形成装置
10 画像読取装置
12 画像形成部
30 読取部
31 筐体
32 コンタクトガラス
33 フラットケーブル
34 筐体固定部
40 スキャナー
44 ケーブル口
50 スライド部材
60 原稿検知センサー
70 スライド経路
100 制御ユニット
101 制御部
102 原稿サイズ検出部
103 受付部

Claims (9)

  1. 読取対象の原稿が載置されるコンタクトガラスと、
    前記コンタクトガラスを支持する箱形のフレームと、
    主走査方向に延びた読取機構を有し、前記フレーム内の前記コンタクトガラスの原稿が載置される上面とは反対側の下面側において副走査方向に往復移動するスキャナーと、
    複数の心線を内包し、平状のフラット面を有するフラットケーブルであって、前記スキャナーに設けられたケーブル口に一端が接続され、前記フレームの側面のうち、前記スキャナーのホームポジションとは前記副走査方向において反対側の端部に位置する側面に設けられたフレーム固定部に他端が接続され、前記フラット面の幅方向が前記コンタクトガラスの前記下面に直交する方向に沿うように前記フレーム内を延設されているフラットケーブルと、
    本画像読取装置が行う画像読取動作に関する処理を実行する制御ユニットと、を備え、
    前記フラットケーブルの前記コンタクトガラスの前記下面に対向する辺には、複数の原稿検知センサーが検出方向を前記コンタクトガラスの前記下面側に向けた状態で設けられ、
    前記複数の原稿検知センサーは、前記フラットケーブルに内包される前記複数の心線のうちの何れかの心線と電気的に接続されており、前記複数の原稿検知センサーから出力される検知信号が当該心線を介して前記制御ユニットに伝達され、
    前記制御ユニットは、前記複数の原稿検知センサーから出力される前記検知信号に基づいて、前記コンタクトガラスに載置された原稿のサイズを決定する、画像読取装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記スキャナーが予め定められたホームポジションに位置するときに、前記複数の原稿検知センサーから出力される前記検知信号に基づいて、前記コンタクトガラスに載置された原稿のサイズを決定する、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記スキャナーを前記ホームポジションから移動させて予め定められた位置に移動させて、前記スキャナーが前記ホームポジションに位置するときに前記複数の原稿検知センサーから出力される前記検知信号に加えて、前記スキャナーが前記予め定められた位置に位置するときに前記複数の原稿検知センサーから出力される前記検知信号に基づいて、前記コンタクトガラスに載置された原稿のサイズを決定する、請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記フラットケーブルには、その被膜の一部が切り欠けられた複数の切欠部が形成されており、
    前記複数の原稿検知センサーは、前記切欠部において、前記フラットケーブルに内包される前記複数の心線のうちの何れかの心線と電気的に接続されている、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記複数の原稿検知センサーは、複数の前記切欠部のうちの一部の切欠部に設けられ、当該一部の切欠部において前記心線と電気的に接続されており、
    複数の前記切欠部のうちの前記複数の原稿検知センサーが設けられていない切欠部には、当該切欠部から露出した心線を保護する保護カバーが設けられている、請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記フラットケーブルは、前記一端から延びた第1延部と、前記他端から延びた第2延部と、前記第1延部と前記第2延部とを接続する湾曲部と、を含み、
    前記フラットケーブルのうちの前記第1延部および前記第2延部の前記下面に対向する辺に、前記複数の原稿検知センサーが設けられ、前記湾曲部の前記下面に対向する辺に、前記複数の原稿検知センサーが設けられない、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記フラットケーブルのうちの前記第1延部および前記第2延部に前記フラット面の幅方向に対するヤング率を高める補強処理が施されている、請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記スキャナーの前記ケーブル口は、前記コンタクトガラスの前記下面に直交する方向に延び、
    前記フレーム固定部は、前記フラット面の幅方向が前記コンタクトガラスの前記下面に直交する方向に沿うように前記フラットケーブルの前記他端を固定する、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の画像読取装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った画像を記録紙に形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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