JP6617545B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
ハイブリッド車や電気自動車におけるモータとインバータとを接続する電路に設けられるコネクタとして、ピン形状のオス端子が第1ハウジング内に収容された第1コネクタ部と、筒状のメス端子が第2ハウジングに収容された第2コネクタ部と、を備え、両ハウジングを嵌合した際に、オス端子がメス端子に挿入され両端子が電気的に接続されるコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のコネクタでは、メス端子が、略円筒状の基部と、基部から延出され内方に付勢された弾性接触片とを有し、オス端子をメス端子に挿入した際に、弾性接触片がオス端子の外周面に弾性接触される構造となっている。
特開2015−125861号公報
しかしながら、特許文献1に記載のコネクタでは、弾性接触片による押圧力(ばね力)が強すぎると、オス端子を挿入する際にオス端子の表面や、メス端子における弾性接触片の表面に摩耗が発生し、端子に施されたメッキが剥がれる等の不具合が生じるおそれがある。
端子の摩耗を抑制するために、弾性接触片による押圧力(ばね力)を小さくした場合には、オス端子と弾性接触片との間に十分な押圧力が作用せず、振動による端子の位置ずれや、両端子間の接触抵抗の増加等の不具合が生じるおそれがある。
このように、振動による端子の位置ずれや接触抵抗の増加を抑制するためには、両端子間に付与される押圧力(ばね力)を大きくする必要があるが、従来のコネクタでは、両端子間に付与される押圧力を大きくすると端子に摩耗が発生してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、端子間の押圧力を高めつつも端子の摩耗を抑制可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、ピン形状のオス端子が第1ハウジング内に収容されている第1コネクタ部と、筒状のメス端子が第2ハウジングに収容されている第2コネクタ部と、を備え、前記両ハウジングが嵌合された状態において、前記オス端子が前記メス端子に挿入され前記両端子が電気的に接続されているコネクタであって、前記メス端子は、筒状の基端部と、前記基端部から前記オス端子の挿入側に延出されている複数の接触片を有し前記複数の接触片が筒状に配置されている端子挿入部と、を有し、前記第2ハウジングは、前記メス端子に対して前記両ハウジングの嵌合方向にスライド可能に構成されており、前記第2コネクタ部は、前記第2ハウジングと共にスライドするように設けられている押圧部材を備え、前記押圧部材は、前記第2ハウジングのスライドに伴って、前記接触片に押圧力を付与しない非押圧位置と、前記接触片を内方に押圧して前記オス端子の外周面に接触させる押圧位置との間でスライド移動するように構成されている、コネクタを提供する。
本発明によれば、端子間の押圧力を高めつつも端子の摩耗を抑制可能なコネクタを提供できる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタの嵌合前の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 図1のコネクタの嵌合途中の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 図1のコネクタの嵌合後の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 (a)はオス端子の斜視図、(b)は第1コネクタ部の斜視図である。 メス端子の斜視図である。 内部構造体の斜視図である。 リテーナ部材の分解斜視図である。 (a),(b)は端子保護部材の斜視図である。 (a)は押圧部材の斜視図であり、(b)は外部構造体の斜視図である。 押圧部材とメス端子の位置関係を説明する図であり、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の斜視図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
(コネクタの全体構成)
図1は、本実施の形態に係るコネクタの嵌合前の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図2は、本実施の形態に係るコネクタの嵌合途中の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図3は、本実施の形態に係るコネクタの嵌合後の図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
図1〜3に示すように、コネクタ1は、ピン形状のオス端子4が第1ハウジング6内に収容されている第1コネクタ部2と、筒状のメス端子5が第2ハウジング7に収容されている第2コネクタ部3と、を備えている。
コネクタ1では、両ハウジング6,7を嵌合すると、オス端子4がメス端子5に挿入され両端子4,5が電気的に接続されるように構成されている。
コネクタ1は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車において、モータとインバータとを接続する電路に設けられるものである。本実施の形態では、第1コネクタ部2がインバータに取り付けられると共に、第2コネクタ部3がモータ側から延出されたケーブル8の端部に取り付けられており、両コネクタ部2,3を嵌合させることで、インバータとモータとがコネクタ1を介して電気的に接続されるように構成されている。なお、これに限らず、例えば、第2コネクタ部3が機器側(インバータ側)、第1コネクタ部2がケーブル8側に設けられていてもよいし、第1コネクタ部2をケーブルの端部に設けケーブル同士を接続するようにコネクタ1を構成してもよい。
(第1コネクタ部2の構成)
図4(a)はオス端子4の斜視図、図4(b)は第1コネクタ部2の斜視図である。
図4(a)に示すように、オス端子4は、一端にピン形状(円柱状)の端子部4aが形成されると共に、他端に板状の機器側接続部4bが形成されている。端子部4aの先端部は、メス端子5への挿入が容易となるように、丸みを帯びた形状に形成されている。オス端子4は、例えば、銅の表面に錫や銀等のめっきを施して構成される。本実施の形態では、モータとインバータ間で伝送される三相交流に対応して3つのオス端子4が備えられている。
図1〜3および図4(b)に示すように、3つのオス端子4は、一直線状かつ等間隔に整列配置された状態で第1インナーハウジング9に支持され、第1インナーハウジング9を介して第1ハウジング6に固定されている。第1インナーハウジング9は、ナイロンやPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の絶縁性の樹脂からなり、第1ハウジング6は、アルミニウム等の金属からなる。オス端子4と第1インナーハウジング9とは、インサート成形により一体に形成されている。
第1ハウジング6は、中空筒状の本体部6aと、本体部6aの嵌合方向後方の端部から側方に延出されたフランジ部6bと、を一体に構成してなる。第1コネクタ部2は、フランジ部6bをインバータ筐体に当接させた状態でインバータ筐体に固定することで、インバータに取り付けられる。
本体部6aのフランジ部6bと反対側(嵌合方向前方)の端部には、第1ハウジング6を第2ハウジング7内に収容し両ハウジング6,7を嵌合させた際に、第1ハウジング6(本体部6a)の外周面と第2ハウジング7の内周面との間を水密にシールするハウジング間シール部材6cが設けられている。
また、本体部6aには、その両側面(オス端子4の配列方向における両側面)から側方に突出し、両ハウジング6,7を嵌合する際のガイドの役割を果たすガイド突起6dが一体に形成されている。
第1インナーハウジング9は、第1ハウジング6のフランジ部6b側の開口を塞ぐように設けられる蓋部9aと、蓋部9aから第1ハウジング6の内周面に沿うように第1ハウジング6内に延出された筒状の本体部9bと、蓋部9aから本体部9bと反対側(嵌合方向後方)に突出する機器側突出部9cと、を一体に構成してなる。本体部9bの外周面には、本体部9bの外周面と第1ハウジング6の内周面との間を水密にシールするシール部材9dが設けられている。
各オス端子4は、その端子部4aを第1ハウジング6内に収容し、かつ、機器側接続部4bを第1ハウジング6から嵌合方向後方に突出させた状態で第1インナーハウジング9に支持されている。各オス端子4の機器側接続部4bの先端部の表面は、機器側突出部9cから露出されており、機器側接続部4bの先端部の背面が機器側突出部9cに支持されるように構成されている。
オス端子4の機器側接続部4bには、図示しないインバータ側の端子との接続の際にボルトを通すためのボルト穴4cが形成されている。また、第1インナーハウジング9の機器側突出部9cには、オス端子4のボルト穴4cと連通し機器側突出部9cを貫通するボルト穴9eが形成されている。
オス端子4の端子部4aの機器側接続部4b側の端部には、端子部4aよりも径が大きい大径部4dが形成されている。大径部4dは、その先端面(端子部4a側の面)が、第1インナーハウジング9の蓋部9aにおける第1ハウジング6側の表面と一致するように構成されている。本実施の形態では、この大径部4dと、大径部4dの周縁の第1インナーハウジング9(蓋部9a)とが、第1ハウジング6と第2ハウジング7とを嵌合する際にメス端子5の嵌合方向前方への移動を規制する規制手段10を構成する(詳細は後述する)。
(第2コネクタ部3の構成)
図5は、メス端子5とケーブル8の斜視図である。
図5に示すように、メス端子5は、ケーブル8の端部に設けられている。本実施の形態では、モータとインバータ間で伝送される三相交流に対応して3つのメス端子5および3本のケーブル8が備えられる。各ケーブル8は、銅等の電気良導体からなる素線を撚り合わせた撚線からなる導体8aの外周を絶縁体からなるシース8bで被覆して構成されている。
メス端子5は、ケーブル8の先端にてシース8bから露出された導体8aをかしめ固定するかしめ部5aと、かしめ部5aから前方に延出された板状の連結部5bと、連結部5bを介してかしめ部5aと連結された筒状(ここでは角を丸めた角筒状)の基端部5cと、基端部5cから前方(オス端子4の挿入側)に延出された複数の接触片51を有する端子挿入部5dと、を一体に構成してなる。メス端子5は、例えば、銅の表面に錫や銀等のめっきを施して構成される。
本実施の形態では、接触片51を4つ有している場合を説明するが、接触片51の数はこれに限定されない。4つの接触片51は、嵌合方向前方から見て上下左右に互いに離間して配置され、全体として略角筒状となるように配置されている。
本実施の形態では、各接触片51は、基端部5cから前方に延出された板状の第1平坦部51aと、第1平坦部51aの先端部から前方に延出されると共に斜め外方に延出されたテーパ部51bと、テーパ部51bの先端部から前方に延出され第1平坦部51aと平行な第2平坦部51cと、を有している。第1平坦部51aとテーパ部51bの連結部分、および、テーパ部51bと第2平坦部51cとの連結部分は、後述する押圧部材17がスライドし易いように、丸みを帯びた形状とされる。
このように構成することで、端子挿入部5dの先端部(オス端子4の挿入側の端部)には、第2平坦部51cからなる大径部52が形成され、大径部52よりも基端部5c側には、大径部52よりも径が小さい第1平坦部51aからなる小径部53が形成される。
コネクタ1では、両ハウジング6,7を嵌合させた際には、オス端子4の端子部4aが、メス端子5の端子挿入部5dにおける大径部52に挿入される。大径部52における上下または左右に対向する接触片51(第2平坦部51c)の間隔は、オス端子4の端子部4aの外径よりも若干大きく構成されている。
また、メス端子5の連結部5bには、連結部5bの両側部から上方に突出する突起54が形成されている。
図1〜3に戻り、第2ハウジング7は、中空筒状に形成されており、その嵌合方向前方の開口から第1ハウジング6が挿入されるように構成されている。第2ハウジング7は、アルミニウム等の金属からなる。
第2ハウジング7の両側には、第1ハウジング6を嵌合する際にガイド突起6dをガイドするガイド溝7aが形成されている。ガイド溝7aは、両ハウジング6,7の嵌合方向に沿って形成されており、嵌合方向前方に開口するように形成されている。
また、第2ハウジング7の両側には、側方に突出するレバー支持突起7bが形成されており、このレバー支持突起7bを回動軸として第2ハウジング7に対して回動自在にレバー部材11が設けられている。
レバー部材11は、第2ハウジング7を両側から挟み込むように設けられる一対の側板11aと、側板11a同士を連結する操作部11bとを一体に構成してなる。レバー部材11は、ナイロンやPPS等の絶縁性の樹脂からなる。
レバー部材11の側板11aには、第1ハウジング6のガイド突起6dをガイド溝7aとの間で保持し、レバー部材11の回動に伴ってガイド突起6dをガイド溝7aの奥側(第2ハウジング7の後方側)に引き寄せることで、両ハウジング6,7を互いに引き寄せて両ハウジング6,7を嵌合させるための円弧状のレバー側ガイド溝12が形成されている。
レバー側ガイド溝12は、レバー部材11を開放位置(図1の位置)とした際にガイド溝7aと連通され、両ハウジング6,7の嵌合時にガイド溝7aを介してガイド突起6dが挿入される挿入部12aと、一端が挿入部12aと連通され、一端から他端かけて徐々に回動軸との距離が小さくなるように円弧状に形成された円弧部12bと、を有している。
両ハウジング6,7の嵌合時には、ガイド突起6dがガイド溝7aを介してレバー側ガイド溝12に挿入され、ガイド突起6dが挿入部12aを介して円弧部12bの一端に挿入される。この状態でレバー部材11を開放位置から回動させると、ガイド突起6dがガイド溝7aと円弧部12bとに挟まれ保持された状態となる。さらに、レバー部材11を嵌合位置(図3の位置)まで回動させると、当該回動に伴って円弧部12bが回動され、ガイド突起6dが円弧部12bの一端から他端に円弧部12bに沿って移動し、ガイド突起6dがガイド溝7aの奥側へと引き寄せられる。これにより、両ハウジング6,7が互いに引き寄せられ、両ハウジング6,7が嵌合される。
図1〜3および図6,7に示すように、第2コネクタ部3は、ケーブル8を保持するリテーナ部材13を備えている。リテーナ部材13は、第2ハウジング7の嵌合方向後方(ケーブル8の延出側)の開口を塞ぐように設けられており、その先端部(メス端子5側の端部)が第2ハウジング7に収容されている。
リテーナ部材13は、中空筒状に形成されており、3本のケーブル8の先端部が挿通される挿通孔13aを有している。挿通孔13a内には、リテーナ部材13の内周面とケーブル8の外周面との間に介在するようにワイヤシール14が設けられており、このワイヤシール14により、リテーナ部材13とケーブル8との間が水密にシールされている。また、リテーナ部材13の先端部(メス端子5側の端部)には、リテーナ部材13の外周面と第2ハウジング7の内周面との間をシールするリテーナ側シール部材13eが設けられている。
挿通孔13aには、ワイヤシール14の前方(メス端子5側)への移動を規制する規制壁13bがリテーナ部材13と一体に設けられている。また、挿通孔13aの後方(ケーブル8の延出側)の開口を塞ぐように蓋部材15が設けられ、この蓋部材15により、ワイヤシール14の後方への移動が規制されている。本実施の形態では、蓋部材15は、ケーブル8を上下から挟み込むように2分割して構成されている。また、蓋部材15に形成された突起15aを挿通孔13aの周縁のリテーナ部材13に形成された穴13cに係止させることで、蓋部材15が挿通孔13a内に収容された状態でリテーナ部材13に固定される構造となっている。
リテーナ部材13は、3本のケーブル8を等間隔で整列した状態で支持するように構成されている。これにより、3つのメス端子5は、第2ハウジング7内に一直線状かつ等間隔に整列した状態で配置されている。各メス端子5は、両ハウジング6,7を嵌合させた際に対応するオス端子4が挿入されるように、各オス端子4に対応した位置に配置される。
詳細は後述するが、本実施の形態では、第2ハウジング7は、リテーナ部材13に対してスライド可能に構成されている。これにより、ワイヤシール14とケーブル8とが相対的に移動することがなくなり、ワイヤシール14のずれによる防水性の低下を抑制可能になる。
図1〜3および図6,8に示すように、第2コネクタ部3は、各メス端子5を囲むように設けられた3連筒状の端子保護部材16を備えている。端子保護部材16は、ナイロンやPPS等の絶縁性の樹脂からなる。本実施の形態では、非嵌合時にはメス端子5の先端部が第2ハウジング7よりも嵌合方向前方に突出した構造となっているが、端子保護部材16を備えることにより、コネクタ1の接続作業を行う作業者がメス端子5に直接触れることができないタッチプロテクト構造とすることができる。
端子保護部材16は、メス端子5を上下から挟み込む上壁16aおよび下壁16bと、メス端子5の配列方向の両側から挟み込むように配置される一対の側壁16cと、上壁16aと下壁16bと側壁16cの前方の端部同士を連結する前壁16dと、を有し、嵌合方向後方が開口した略直方体形状に形成されている。また、端子保護部材16は、その内部空間を仕切る側壁16cと平行な2つの仕切り壁16eを有し、両仕切り壁16eで仕切られた3つの空間に、それぞれメス端子5を収容して構成されている。仕切り壁16eの上端部は上壁16aに、下端部は下壁16bに、前方の端部は前壁16dにそれぞれ連結されている。仕切り壁16eの後方の端部は、メス端子5間の縁面距離を確保するために、メス端子5よりも後方に延出されていることが望ましい。
端子保護部材16の前壁16dには、オス端子4を挿入するための円形の挿入孔16hが形成されている。メス端子5は、その接触片51の先端を前壁16dに当接させて配置されている。
また、端子保護部材16の上壁16aと下壁16bの嵌合方向後方の端部には係止穴16fが形成されており、この係止穴16fに、リテーナ部材13から前方に延出された係止爪13dを係止させることで、端子保護部材16とリテーナ部材13とが固定されている。
このように、本実施の形態では、メス端子5とケーブル8と端子保護部材16とリテーナ部材13とが一体構造となっている。以下、これらメス端子5、ケーブル8、端子保護部材16、およびリテーナ部材13が一体とされたものを内部構造体20と呼称する。
端子保護部材16の上壁16aと下壁16bにおけるメス端子5と重なる位置には、嵌合方向に沿って溝16gが形成されている。詳細は後述するが、この溝16gは、第2ハウジング7のスライド時に第2インナーハウジング18が端子保護部材16に干渉することを抑制するためのものである。
さて、本実施の形態に係るコネクタ1では、第2ハウジング7は、メス端子5に対して両ハウジング6,7の嵌合方向にスライド可能に構成されており、第2コネクタ部3は、第2ハウジング7と共にスライドするように設けられた押圧部材17をさらに備えている。
図9(a)に示すように、本実施の形態では、押圧部材17は、筒状に形成されており、メス端子5を外方から囲むようにして配置されている。押圧部材17は、嵌合方向前方に配置された略角筒状(角を丸めた角筒状)の前側筒状部17aと、嵌合方向後方に配置された略角筒状(角を丸めた角筒状)の後側筒状部17bと、両筒状部17a,17bを連結する4つの押圧片17cと、を有している。押圧片17cは、その中央部が両筒状部17a,17bよりも内方に突出するように形成されており、この押圧片17cがメス端子5(接触片51)を弾性的に内方に押圧するように構成されている。つまり、押圧部材17は、筒状のばね部材からなる。押圧部材17は、例えばステンレスからなる。
図9(b)に示すように、コネクタ1では、3つのメス端子5に対応するように3つの押圧部材17が備えられている。各押圧部材17は、ナイロンやPPS等の絶縁性の樹脂からなる第2インナーハウジング18を介して第2ハウジング7に固定されている。
第2インナーハウジング18は、第2ハウジング7の内壁に内方に突出するように形成された内方突起7cに係止され固定される略筒状の係止部18aと、係止部18aから前方に延出され、押圧部材17を上下から挟み込んで支持する3対の押圧部材固定片18bとを有している。押圧部材17の前側筒状部17aには、押圧部材17の先端部から内方に突出する突起18cが係止される貫通孔17dが形成されており、貫通孔17dに突起18cを係止させることによって、押圧部材17が第2インナーハウジング18に固定されている。
このように、本実施の形態では、第2ハウジング7とレバー部材11と第2インナーハウジング18と押圧部材17とが一体構造となっている。これら第2ハウジング7、レバー部材11、第2インナーハウジング18、および押圧部材17が一体とされたものを外部構造体21と呼称する。本実施の形態に係るコネクタ1では、図9(b)に示される外部構造体21が、図6に示される内部構造体20に対して嵌合方向にスライド可能に構成されている。
押圧部材17は、メス端子5と端子保護部材16との間に配置される。第2インナーハウジング18の押圧部材固定片18bは、端子保護部材16の上壁16aおよび下壁16bに形成された溝16gを挿通されて押圧部材17を支持するように構成されている。第2ハウジング7をスライドした際には、第2インナーハウジング18の押圧部材固定片18bが溝16gに沿ってスライド移動することになる。
コネクタ1では、押圧部材17は、第2ハウジング7のスライドに伴って、接触片51に押圧力を付与しない非押圧位置と、接触片51を内方に押圧してオス端子4の外周面に接触させる押圧位置との間でスライド移動するように構成されている。
より具体的には、押圧部材17は、第2ハウジング7を嵌合方向後方にスライドさせたときにメス端子5の端子挿入部5dにおける小径部53の周囲に位置し、第2ハウジング7を嵌合方向前方にスライドさせたときにメス端子5の端子挿入部5dにおける大径部52の周囲に位置し大径部52の接触片51(第2平坦部51c)を内方に押圧してオス端子4の外周面に接触させるように構成されている。つまり、本実施の形態では、小径部53の周囲が非押圧位置、大径部52の周囲が押圧位置となる。
押圧部材17の上下または左右に対向する押圧片17cの間隔は、小径部53において上下または左右に対向する接触片51(第1平坦部51a)の外面同士の間隔より大きく、かつ、大径部52において上下又は左右に対向する接触片51(第2平坦部51c)の外面同士の間隔よりも小さくなるように調整される。
また、図示していないが、コネクタ1では、3本のケーブル8の周囲を覆うようにシールド部材としての編組シールドが設けられている。編組シールドの端部は、第2ハウジング7の外周に帯状の締結部材により固定されている。本実施の形態では、両コネクタ部2,3の嵌合時にケーブル8に対して第2ハウジング7がスライド移動するため、例えば、ケーブル8の周囲に設けるシールド部材としてテープ状のものを用いた場合には、第2ハウジング7のスライドに伴ってシールド部材が引っ張られ破損してしまうおそれがある。ケーブル8の周囲に設けるシールド部材として編組シールドを用いることで、第2ハウジング7のスライド移動に応じて編組シールドが伸縮し、シールド部材の破損を抑制することが可能である。
(第1コネクタ部2と第2コネクタ部3の嵌合)
両コネクタ部2,3を嵌合させる際には、まず、図1(a),(b)に示すように、第2コネクタ部3において、レバー部材11を開放位置とし、第2ハウジング7(外部構造体21)をメス端子5(内部構造体20)に対して嵌合方向後方にスライドした状態とする。この状態においては、図10(a)に示すように、押圧部材17は、小径部53の周囲に位置しており、接触片51に押圧力は付与されていない。
その後、図2(a),(b)に示すように、第1ハウジング6を第2ハウジング7内に挿入する。このとき、第1ハウジング6のガイド突起6dがガイド溝7aでガイドされ、レバー側ガイド溝12に収容される。また、オス端子4の端子部4aがメス端子5の端子挿入部5dにおける大径部52に挿入される。本実施の形態では、この時点では押圧部材17によって接触片51に押圧力が付与されていないので、オス端子4をメス端子5に挿入することにより両端子4,5に摩耗が発生することが抑制される。
また、両ハウジング6,7を嵌合すると、端子保護部材16の前壁16dが、規制手段10であるオス端子4の大径部4d、および大径部4dの周縁の第1インナーハウジング9(蓋部9a)に当接され、メス端子5(内部構造体20)の嵌合方向前方への移動が規制される。本実施の形態では、規制手段10の一部として金属からなるオス端子4の大径部4dを用いているため、第2ハウジング7をスライドさせる際の力によって樹脂からなる第1インナーハウジング9が変形してしまうことを抑制できる。
その後、図3(a),(b)に示すように、レバー部材11を嵌合位置まで回動させると、第2ハウジング7(外部構造体21)がメス端子5(内部構造体20)に対して嵌合方向前方にスライドして両ハウジング6,7が互いに引き寄せられ、両ハウジング6,7が嵌合される。また、図10(b)に示すように、第2ハウジング7のスライドに伴って、押圧部材17がメス端子5の端子挿入部5dにおける小径部53から大径部52にスライド移動し、押圧部材17(押圧片17c)が接触片51(第2平坦部51c)を内方に弾性的に押圧する。これにより、接触片51(第2平坦部51c)がオス端子4(端子部4a)の外周面に押し付けられ、両端子4,5が押圧部材17の押圧力により固定され電気的に接続される。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るコネクタ1では、第2ハウジング7がメス端子5に対して嵌合方向にスライド可能に構成されており、第2コネクタ部3は、第2ハウジング7と共にスライドするように設けられた押圧部材17を備え、押圧部材17は、第2ハウジング7のスライドに伴って、接触片51に押圧力を付与しない非押圧位置と、接触片51を内方に押圧してオス端子4の外周面に接触させる押圧位置との間でスライド移動するように構成されている。
このように構成することで、押圧部材17による押圧力を付与しない状態でオス端子4をメス端子5に挿入することが可能となり、両端子4,5の摩耗を抑制することが可能になる。また、オス端子4をメス端子5に挿入した後に、第2ハウジング7をスライドさせ押圧部材17による押圧力を付与することが可能となり、押圧部材17により両端子4,5を強固に保持し、振動による両端子4,5の位置ずれや接触抵抗の増加を抑制することが可能になる。つまり、本実施の形態によれば、端子4,5間の押圧力を高めつつも端子4,5の摩耗を抑制可能なコネクタ1を実現できる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]ピン形状のオス端子(4)が第1ハウジング(6)内に収容されている第1コネクタ部(2)と、筒状のメス端子(5)が第2ハウジング(7)に収容されている第2コネクタ部(3)と、を備え、前記両ハウジング(6,7)が嵌合された状態において、前記オス端子(4)が前記メス端子(5)に挿入され前記両端子(4,5)が電気的に接続されているコネクタ(1)であって、前記メス端子(5)は、筒状の基端部(5c)と、前記基端部(5c)から前記オス端子(4)の挿入側に延出されている複数の接触片(51)を有し前記複数の接触片(51)が筒状に配置されている端子挿入部(5d)と、を有し、前記第2ハウジング(7)は、前記メス端子(5)に対して前記両ハウジング(6,7)の嵌合方向にスライド可能に構成されており、前記第2コネクタ部(3)は、前記第2ハウジング(7)と共にスライドするように設けられている押圧部材(17)を備え、前記押圧部材(17)は、前記第2ハウジング(7)のスライドに伴って、前記接触片(51)に押圧力を付与しない非押圧位置と、前記接触片(51)を内方に押圧して前記オス端子(4)の外周面に接触させる押圧位置との間でスライド移動するように構成されている、コネクタ(1)。
[2]前記端子挿入部(5d)は、前記オス端子(4)の挿入側の端部に形成されている大径部(52)と、前記大径部(52)よりも前記基端部側に形成されている前記大径部よりも径が小さい小径部(53)と、を有し、前記オス端子(4)は、前記両ハウジング(6,7)が嵌合された状態において前記大径部(52)に挿入されるように構成されており、前記押圧部材(17)は、前記メス端子(5)を外方から囲む筒状に形成されており、前記第2ハウジング(7)を嵌合方向後方にスライドさせたとき前記小径部(53)の周囲に位置し、前記第2ハウジング(7)を嵌合方向前方にスライドさせたとき前記大径部(52)の周囲に位置し前記大径部(52)の前記接触片(51)を内方に押圧して前記オス端子(4)の外周面に接触させるように構成されている、[1]に記載のコネクタ(1)。
[3]前記押圧部材(17)は、前記接触片(51)を弾性的に押圧するように構成される、[1]または[2]に記載のコネクタ(1)。
[4]前記メス端子(5)は、ケーブル(8)の端部に設けられており、前記第2コネクタ部(3)は、少なくとも前記メス端子(5)側の端部が前記第2ハウジング(7)に収容されており前記ケーブル(8)を保持するリテーナ部材(13)と、前記リテーナ部材(13)と前記ケーブル(8)間との間に設けられているワイヤシール(14)と、を備え、前記第2ハウジング(7)は、前記リテーナ部材(13)に対してスライド可能に構成されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のコネクタ(1)。
[5]前記第1コネクタ部(2)は、前記両ハウジング(6,7)が嵌合された状態において、前記メス端子(5)の嵌合方向前方への移動を規制する規制手段(10)を有し、前記規制手段(10)により、前記第2ハウジング(7)の嵌合方向前方へのスライドに伴って前記メス端子(5)が移動しないように構成されている、[1]乃至[4]の何れか1項に記載のコネクタ(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、規制手段10でメス端子5(内部構造体20)の嵌合方向前方への動きを規制することで、レバー部材11の回動に伴って第2ハウジング7(外部構造体21)がメス端子5(内部構造体20)に対してスライド移動するように構成したが、これに限らず、例えば、レバー部材11に連動するラック・アンド・ピニオン方式の歯車機構等を用い、両ハウジング6,7が嵌合されているか否かにかかわらず、レバー部材11の回動に連動して内部構造体20と外部構造体21が相対的にスライドするように構成してもよい。
1…コネクタ
2…第1コネクタ部
3…第2コネクタ部
4…オス端子
5…メス端子
5c…基端部
5d…端子挿入部
51…接触片
52…大径部
53…小径部
6…第1ハウジング
7…第2ハウジング
8…ケーブル
9…第1インナーハウジング
10…規制手段
11…レバー部材
16…端子保護部材
17…押圧部材
18…第2インナーハウジング

Claims (4)

  1. ピン形状のオス端子が第1ハウジング内に収容されている第1コネクタ部と、
    筒状のメス端子が第2ハウジングに収容されている第2コネクタ部と、を備え、
    前記両ハウジングが嵌合された状態において、前記オス端子が前記メス端子に挿入され前記両端子が電気的に接続されているコネクタであって、
    前記メス端子は、筒状の基端部と、前記基端部から前記オス端子の挿入側に延出されている複数の接触片を有し前記複数の接触片が筒状に配置されている端子挿入部と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記メス端子に対して前記両ハウジングの嵌合方向にスライド可能に構成されており、
    前記第2コネクタ部は、前記第2ハウジングと共にスライドするように設けられている押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、前記第2ハウジングのスライドに伴って、前記接触片に押圧力を付与しない非押圧位置と、前記接触片を内方に押圧して前記オス端子の外周面に接触させる押圧位置との間でスライド移動するように構成されており
    前記メス端子は、ケーブルの端部に設けられており、
    前記第2コネクタ部は、少なくとも前記メス端子側の端部が前記第2ハウジングに収容されており前記ケーブルを保持するリテーナ部材と、前記リテーナ部材と前記ケーブル間との間に設けられているワイヤシールと、前記リテーナ部材と前記第2ハウジングとの間に配置され前記リテーナ部材の外周面と前記第2ハウジングの内周面との間をシールするリテーナ側シール部材と、を備え、
    前記第2ハウジングは、前記リテーナ部材に対してスライド可能に構成されており、
    前記リテーナ側シール部材は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合された後も前記リテーナ部材と前記第2ハウジングとの間に配置されている
    コネクタ。
  2. 前記端子挿入部は、前記オス端子の挿入側の端部に形成されている大径部と、前記大径部よりも前記基端部側に形成されている前記大径部よりも径が小さい小径部と、を有し、
    前記オス端子は、前記両ハウジングが嵌合された状態において前記大径部に挿入されるように構成されており、
    前記押圧部材は、前記メス端子を外方から囲む筒状に形成されており、前記第2ハウジングを嵌合方向後方にスライドさせたとき前記小径部の周囲に位置し、前記第2ハウジングを嵌合方向前方にスライドさせたとき前記大径部の周囲に位置し前記大径部の前記接触片を内方に押圧して前記オス端子の外周面に接触させるように構成されている、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記押圧部材は、前記接触片を弾性的に押圧するように構成される、
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1コネクタ部は、前記両ハウジングが嵌合された状態において、前記メス端子の嵌合方向前方への移動を規制する規制手段を有し、
    前記規制手段により、前記第2ハウジングの嵌合方向前方へのスライドに伴って前記メス端子が移動しないように構成されている、
    請求項1乃至の何れか1項に記載のコネクタ。
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