JP6617039B2 - 測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測定装置に関し、被測定物の真直形状や面形状を高精度に測定できる測定装置に関する。
長尺物などの被測定物の面形状や断面直線形状を精度良く測定をするために、基準となる直定規との比較測定を実施することがある。あるいは、光軸の直線性を基準にして、走査方向に被測定面と2点で当接する台上の鏡の傾斜をオートコリメータで測定して、直線形状を算出する方法も用いられている。また、基準が使えないときには、多点法プローブを用いた多点法により、運動誤差と形状誤差を分離する方法がとられる。更には、2点で当接する水準器あるいはタリベルなどで直線形状を求める方法もある。
真直形状や平面形状の測定対象が大型化するのに伴い、基準定規が長尺化し、その作成が困難になってきている。また、空中での光線の揺らぎの影響で光軸の基準も十分な精度を保てない場合もある。このような背景から、多点法を用いた測定の必要性が高まっているが、多点法ではゼロ点調整誤差による放物線誤差の問題があり、しかも長尺になり逐次数が増えるほど放物線誤差が大きくなるという問題がある。一方で、形状測定の効率化や自動化の要請もある。
特許文献1には、例えばステージの傾斜を、形状測定における移動開始点と終了点の静止時に計測し、多点法プローブで測定評価した真直形状における両端の傾斜の差に含まれる、多点法プローブのゼロ点調整誤差による放物線誤差の影響を抽出できることを利用して、目的の形状測定データそのものから多点法プローブのゼロ点の校正が出来る、いわゆるその場校正を実現できる技術が開示されている。
特開2009−281768号公報
ところで、多点法プローブをロボット等で保持しつつ、被測定物の自動測定を行いたいという要請がある。しかるに、多点法プローブを用いて行う逐次三点法による測定では、走査変位時に多点法プローブに生じるピッチング動作等をキャンセルして高精度な測定を行えるという特徴があるが、その場合でも、多点法プローブの検出可能レンジには限界があることから、走査変位時に測定面との距離をある程度保持する必要がある。ここで、高精度仕様のロボットを用いれば、数値制御により多点法プローブと測定面との距離を精度良く維持することができるが、ロボット自体が高価であるという難点がある。そこで、より安価な一般汎用ロボットを用いて、多点法プローブを被測定物の測定面に対して走査変位させようとする試みがある。しかしながら一般汎用ロボットは多種多様な性能を有するため、使用したロボットによっては直進時に例えば最大で0.1mmを超える振れが生じる恐れがあり、これでは多点法プローブを走査変位する際に必要な直進精度を確保できるとは言いがたい。
本発明は、かかる問題点に鑑み、低コストで測定の自動化を図ることができるにもかかわらず、測定面を精度良く測定できる測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の測定装置は、搬送機構により、前記測定面に沿って走査変位方向に相対的に走査変位されるようになっている測定装置において、
前記測定面までの距離を検出する3つのセンサを、前記走査変位方向に並べて配置した測定部と、
前記測定面に対して前記測定部を相対的に走査変位させる際に前記被測定物に当接することにより、前記測定部と前記測定面との間隔を所定値に維持するガイド部材と、を有し、
前記3つのセンサからの出力に基づいて、逐次三点法により前記測定面の形状を測定し、
前記搬送機構に連結された第1の角筒と、前記測定部に連結され前記第1の角筒と同形状を持つ第2の角筒と、前記第1の角筒に配置された第1のガイドレールと、前記第2の角筒に前記第1のガイドレールとは異なる方向に沿って配置された第2のガイドレールと、前記第1の角筒及び前記第2の角筒内に収容され前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールとに沿って移動可能なスライダと、前記第1の角筒及び前記第2の角筒の内壁に対して前記スライダをセンタ位置へと付勢するバネとを備え、前記センタ位置で前記第1の角筒と前記第2の角筒の外周面が整合する変位機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、前記ガイド部材が、前記測定面に対して前記測定部を相対的に走査変位させる際に、前記測定部と前記測定面との間隔を所定値に維持するので、前記搬送機構の直進精度が比較的低い場合でも、精度良く前記測定部を走査変位させることができるから、前記3つのセンサから適切な出力が得られ、これに基づいて逐次三点法により前記測定面の形状を高精度に測定することができる。ここで、「所定値」とはセンサの種類によって異なり、例えば前記センサが前記測定面に対して光束を出射し、その反射光を検出する光検出タイプである場合、基準値に対して±1mmの値であり、前記センサが前記測定面までの距離を静電容量により検出する静電容量タイプである場合、基準値に対して±0.1mmの値であるが、これに限られない。
請求項2に記載の測定装置は、請求項1に記載の発明において、前記ガイド部材は、前記測定面を転動する1つもしくは複数のローラを有することを特徴とする。
前記ローラを、前記測定面上を転動させることで、前記測定面に対して前記測定部を安定的に且つスムーズに走査変位させることができる。前記ローラが複数個あれば、前記測定部の走査変位を安定して行うことができるが、例えば直線運動ができる直動レールなどを用いて前記測定部を走査変位させれば、そのピッチング動作が抑えられるので、前記ローラが1つであっても有効である。更に、ローラを複数個設ける場合、走査変位方向に沿って隣接する前記センサ間に配置されるとより好ましい。但し、ローラに限らず、滑りパッドなどを前記測定面に当接させるようにしても良い。
請求項3に記載の測定装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記被測定物に対して前記ガイド部材を、制御された力で付勢する連結装置を有することを特徴とする。
前記連結装置により測定条件を一定に維持することで、高精度な測定を行うことができる。
請求項4に記載の測定装置は、請求項3に記載の発明において、前記連結装置は、前記測定面に対して前記ガイド部材に倣って相対的に走査変位する前記測定部が、前記3つのセンサの検出軸に平行な変位動作と、前記走査変位方向に対するピッチング動作を行えるように、前記測定部と前記搬送装置とを連結することを特徴とする。
前記連結装置は、前記測定面に対して前記ガイド部材に倣って相対的に走査変位する前記測定部が、前記3つのセンサの検出軸に平行な前記測定部における変位動作と、前記走査変位方向に対するピッチング動作を行えるように、前記測定部と前記搬送装置とを連結するので、逐次三点法による測定に悪影響を与える恐れがあるローリング動作やヨーイング動作等を抑えて、高精度な測定を行うことができる。
請求項5に記載の測定装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記搬送機構はロボットであることを特徴とする。
例えば前記搬送機構としてロボットを用いることで、前記被対象物の測定の効率化や自動化を図ることができる。
本発明によれば、低コストで測定の自動化を図ることができるにもかかわらず、測定面を精度良く測定できる測定装置を提供することができる。
本実施の形態にかかる測定装置により測定可能な被測定物OBJの斜視図である。 被測定物OBJの上面図である。 本実施の形態にかかる測定装置を、ロボットにより把持した状態で示す図である。 本実施の形態にかかる測定装置100の斜視図であり、正面側から見た図である。 本実施の形態にかかる測定装置100の斜視図であり、背面側から見た図である。 本実施の形態にかかる測定装置100の正面図である。 図6の構成をVII-VII線で切断して矢印方向に見た図である。 変形例にかかる図7と同様な断面図である。 別な変形例にかかる図7と同様な断面図である。 更に別な変形例にかかるサブプレート103周辺を示す斜視図である。 別の実施の形態にかかる図5と同様な斜視図である。 更に別な実施の形態にかかる図5と同様な斜視図である。 図12の測定装置をXIII-XIII線で切断して矢印方向に見た図である。 本実施の形態にかかる連結装置のYZ変位機構を分解して示す図である。 変形例にかかる連結軸とベースブロックの断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態にかかる測定装置により測定可能な被測定物OBJの斜視図である。図2は、被測定物OBJの上面図である。図に示すように、被測定物OBJの両側には、鉛直方向上方及び前方に突出してなる一対の板状部PTが設けられている。各板状部PTの前縁の一部は、直線ブレード状に突出したブレード部ULとなっており、ブレード部ULの内側を向いた面PL1と、面PL1と直交して交差する板状部PTの面PL2が形成されているが、ここでは面PL2を測定面とし、面PL1は直線ガイドとして使用する。
図3は、本実施の形態にかかる測定装置を、ロボットにより把持した状態で示す図である。搬送機構であるロボットRBTは、定盤に設置された基台BSに対して回転可能な回転テーブルTBを備えており、更に回転テーブルTBに対して揺動可能な揺動アームPAが設けられている。揺動アームPAの先端には、伸縮アームEAが揺動可能且つ伸縮可能に連結され、伸縮アームEAの先端には、ハンドHDが揺動可能に連結されている。ハンドHDは、チャック機構により測定装置100を把持可能である。ロボットRBTの構成は以上に限られず、任意の形態が可能である。
ロボットRBTの各部は、制御装置CONTにより数値制御され、不図示のモータ等を介して、所定の精度でハンドHDを任意の3次元位置に置くことが出来、従って被測定物OBJの測定面に沿って図1における鉛直方向に変位させることもできる。尚,図示していないが、天井面などを形状測定するような場合、ロボットRBTにより測定装置100を点線で示す姿勢で把持するようにし、更に水平方向に移動させたりすることも出来る。このように、ロボットRBTで把持することにより、測定装置100を被測定物OBJの測定面に合わせて、任意の方向に変位させることができるようになっている。
図4,5は、本実施の形態にかかる測定装置100の斜視図であり、図6は、本実施の形態にかかる測定装置100の正面図であるが、図4,6では連結装置は取り外して示している。測定装置100において、板状のベースプレート101は、正面側に向かって延在する第1円筒軸102を植設している。
図5において、L字状の連接部材151は、垂直部151aと水平部151bとを接合してなる。垂直部151aの自由端(下端)には、円筒状の開口を持つ軸受部151cが形成され、水平部151bの自由端(右端)には、円筒状の開口を持つ軸受部151dが形成されている。軸受部151cは、ベースプレート101の第1円筒軸102に嵌合しており、両者は相対的に回転可能となっている。
一方、軸受部151dは、矩形状のブラケット152の中央から正面側に向かって延在する第2円筒軸153に嵌合しており、両者は相対的に回転可能となっている。図示していないが、ブラケット152は、ハンドHDによりチャック可能な凹凸部を有しており、ロボットRBTのハンドHDがかかる凹凸部に係合することで、ブラケット152を把持可能となっている。
ブラケット152の下縁から正面側に向かって板状のステー152aが突出しており、ステー152aと連接部材151の水平部151bとは、引っ張りバネ154で連結されている。ここで、第1円筒軸102,連接部材151,第2円筒軸153,ブラケット152、引っ張りバネ154が連結装置を構成する。
ベースプレート101の正面側には、これに接合されたサブプレート103を介して、3つの光センサ105A,105B,105Cが等間隔に並べられて取り付けられている。サブプレート103は、インバー等の熱膨張係数が低い素材から形成されており、温度変化による光センサ105A,105B,105Cの相対位置変化などの影響を極力抑制して安定した保持に貢献する。直方体状の光センサ105A,105B,105Cは、下方に略V字状の切欠部105aを有しており、図6に示すように、その一方の側面に発光部105bを設け、他方の側面に受光部105cを設けている。外部から光センサ105A,105B,105Cへの給電及び外部への出力転送は、それぞれ連結されたケーブル105dを介して行われる。サブプレート103と、3つの光センサ105A,105B,105Cとで測定部を構成する。
隣接する光センサ105A,105B,105Cの間において、ベースプレート101に一端を接合された略L字状のリブ106が、サブプレート103との干渉を回避しつつ上下方向に延在している。
図7は、図6の構成をVII-VII線で切断して矢印方向に見た図であり、光センサ及び被測定物OBJと共に示している。リブ106の自由端である下端には、軸線が斜めに延在するようにして固定軸106aが形成されている。固定軸106aの周囲には、軸受107を介してローラ108が組み付けられており、固定軸106aに対して回転自在となっている。ローラ108の材質は金属又は樹脂製である。ローラ108を樹脂製とする場合、例えばロックウェル硬さで80以上であるポリプラスチック株式会社製のジュラコン(登録商標)などを用いることが好ましい。
測定面PL2の測定時には、図3に示すロボットRBTにより測定装置100を把持したまま、測定面PL2に沿って走査変位させる。このとき図7に示すように、ガイド部材としてのローラ108を直線基準である面PL1及び測定面である面PL2の双方に当接させて転動させることで、ベースプレート101すなわち光センサ105A,105B,105Cの発光部105b(受光部105c)と、面PL1との距離ΔY、及び発光部105b(受光部105c)と、面PL2との距離ΔZを一定に維持し、これによりロボットRBTのハンドHDの直進精度が比較的低い場合でも、後述する逐次三点法による測定を可能としている。明らかであるが、上記のガイド部材は、光センサ105A,105B,105Cの検出方向を変えて、測定面PL1を形状測定する際にも有効である。
図6で面PL2に直交する方向をz方向、測定装置100を走査変位する方向をx方向(被測定物を示す図1における鉛直方向すなわち走査方向)、z方向とx方向に直交する方向をy方向とする。図6に示すように、光センサ105A,105B,105Cの発光部105bから出射された光束BMは、面PL2で反射して、同じ光センサ105A,105B,105Cの受光部105cに入射し、その入射位置に基づいて光センサから面PL2の入射点の位置までの距離(後述する出力m1(x)、m2(x)、m3(x)に相当)を求めることができる。この値を用いて、逐次三点法により面PL2の形状測定を行える。光束BMの入射点(図7に示す点IP)は、ローラ108の面PL2に対する当接ライン上であっても良いし、これからずれていても良い。ここで、光センサ105A,105B,105Cの検出軸とは、発光部105bから出射された光束BMの光軸、及び受光部105cに入射する光束BMの光軸をいう。
ここで、ロボットRBTのハンドHDでブラケット152を把持した状態で、測定装置100の2つのローラ108を面PL2に押し当てたときには、引っ張りバネ154に所定の外力が付与されているものとする。かかる場合、ハンドHDによりz方向に測定装置100が強く押されると、被測定物OBJに測定装置100やロボットRBTのハンドHD等が接触して、各部の損傷等を招く恐れがある。特に、無人で自動測定を行う場合など、作業者の監視が行き届かないことが多い。これに対し本実施の形態では、ハンドHDによりブラケット152がz方向に強く(外力F1で)押されても、第2円筒軸153と連接部材151の軸受部151cとの間で相対回動を生じるため、ベースプレート101にハンドHDの力は直接付与されず、引っ張りバネ154により付勢力に基づく略一定のモーメント力(制御された力F2<F1)が、連接部材151を介してベースプレート101に伝達されるから、各部への影響を抑制でき,特に位置ずれによるハンドHDの押しつけ力の変動が生じても測定条件を一定に維持できる。
更に、2つのローラ108が面PL2に沿って転動する際に、測定装置100すなわち光センサ105A,105B,105Cを保持するサブプレート103は、面PL2の形状に倣って、x方向(走査変位方向)に対するピッチング動作或いはz方向への変位動作(検出軸に平行な移動)を生じることとなり、これにより後述する逐次三点法による測定が可能となるが、測定装置100はロボットRBTにより保持されているので、その動作を拘束してしまう恐れがある。
そこで本実施の形態においては、サブプレート103におけるピッチング動作或いはz方向への変位動作をロボットRBTが抑制しようとする場合、第1円筒軸102と連接部材151の軸受部151cとの間で相対回動を生じさせ、且つ第2円筒軸153と連接部材151の軸受部151cとの間で相対回動を生じさせることで,ブラケット152とベースプレート101との相対変位を許容し、これによりサブプレート103のピッチング動作或いはz方向への変位動作を許容するようになっている。尚、ハンドHDで測定装置100を図5で上方に持ち上げるときは、ステー152aが連接部材151の水平部151bに当接する(間に引っ張りバネ154を介在させる場合を含む)ことで、測定装置100が垂れ下がらないようにできるから、ロボットの姿勢変化を行うときなどに取り扱いが容易になる。
図8は、変形例にかかる図7と同様な断面図である。リブ106の自由端である下端には、軸線がy方向に延在するようにして固定軸106aが形成されている。固定軸106aの周囲には、軸受107を介してローラ108が組み付けられており、固定軸106aに対して回転自在となっている。ローラ108の材質は金属又は樹脂製である。本変形例においては、ローラ108は面PL2に当接しているため、上述した実施の形態と同様に発光部(又は受光部)と面PL2との距離を一定に維持できるが、面PL2以外の面に当接しておらず、直進ガイド機能を持たない。よって、本変形例はロボットRBTの直進精度が比較的高い場合に有効である。
図9は、別な変形例にかかる図7と同様な断面図である。本変形例では、ローラ108を3個設けている。より具体的には、リブ106からx方向(図9で紙面垂直方向)に離間して2本の固定軸106aがy方向に突出しており、且つ光センサ(図9で不図示)と干渉しない位置でz方向に1本の固定軸106aが突出している。各固定軸106aの周囲には、軸受107を介してローラ108が組み付けられており、固定軸106aに対して回転自在となっている。本変形例では、測定装置が紙面垂直方向に走査変位される際に、2つのローラ108が測定面である面PL2上を転動し、残りのローラ108がガイド面である面PL1を転動するようになっている。これにより、測定装置のピッチング動作、ローリング動作、ヨーイング動作を有効に抑制でき,安定した走査変位を確保できる。4つ以上のローラを設けることもできる。
図10は、更に別な変形例にかかるサブプレート103周辺を示す斜視図である。本変形例では、図9の変形例と同様にローラ108を3個設けているが、その配置が異なる。より具体的には、リブ106の表面(光センサが設けられている側)からx方向に離間して2本の固定軸106aがy方向に突出しており、且つリブ106の裏面から1本の固定軸106aがy方向逆側に突出している。各固定軸106aの周囲には、軸受(不図示)を介してローラ108が組み付けられており、固定軸106aに対して回転自在となっている。本変形例では、測定装置が紙面垂直方向に走査変位される際に、3つのローラ108が測定面である面PL2に対して3点で設置しつつその上を転動するので、測定装置のローリング動作を抑制できる。この場合、ローリング動作のロール方向を許容する回転軸などが必要になる。尚、使用する測定装置からしてみれば、一般的なロボットにおけるハンドのローリング動作すなわちロールの変化はコサインエラーとして表せるものの、極小として無視しても良いレベルであれば,本変形例のように3つのローラ108を用いなくても特に問題はない。一方、一般的なロボットにおけるハンドのヨーイング動作についても、センサ(レーザ変位計)のスポット径が大きいことから平均化により無視できるレベルに留まる限り、特に対策を設けなくても問題はない。
図11は、別の実施の形態にかかる図5と同様な斜視図である。本実施の形態においては、上述した第1円筒軸102,連接部材151,第2円筒軸153,ブラケット152は設けられていない。代わりに、以下の連結装置が設けられている。
ベースプレート101の上方に配置された板状のホルダ161は、水平板161aと垂直板161bとを接合して形成されており、水平板161aには2つの貫通孔161cが形成されている。
一方、ベースプレート101の上縁には2つの開口101aが形成されている。ホルダ161の貫通孔161cに、2本の頭部付きピン162が挿通され、その先端が開口101aにそれぞれ圧入されて係合固定されている。各頭部付きピン162の周囲には、コイルバネ163が配置され、その下端をベースプレート101の上縁に当接させ、その上端を水平板161aに当接させて、両者を離間させる方向に付勢している。
ホルダ161の垂直板161bの中央には、正面側に向かって延在する円筒軸164が植設されている。垂直板161bに隣接して、矩形板状のブラケット165が設けられている。ブラケット165は、円筒軸164が嵌合する開口165aを形成しており、ホルダ161とブラケット165は,円筒軸164の軸線回りの相対回動可能となっている。図示していないが、ブラケット165は、ハンドHDによりチャック可能な凹凸部を有している。頭部付きピン162、コイルバネ163、ホルダ161により連結装置を構成する。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ロボットRBTのハンドHDでブラケット165を把持した状態で、測定装置100の2つのローラ108を面PL2に押し当てたときには、コイルバネ163に所定の圧縮力が付与されているものとする。かかる場合、z方向におけるハンドHDにより測定装置100が強く押されると、被測定物OBJに測定装置100やロボットRBTのハンドHD等が接触して、各部の損傷等を招く恐れがあるが、本実施の形態では、ハンドHDによりブラケット165がz方向に強く押されても、コイルバネ163が撓むのみであり、ベースプレート101にハンドHDの力は直接付与されず、コイルバネ163の付勢力(制御された力)のみがベースプレート101に伝達されるから、ローラ108の変形など各部への影響を抑制でき,特に位置ずれによるハンドHDの押しつけ力の変動が生じても測定条件を一定に維持できる。
更に、2つのローラ108が面PL2に沿って転動する際に、測定装置100すなわち光センサ105A,105B,105Cを保持するサブプレート103は、面PL2の形状に倣って、x方向(走査変位方向)に対するピッチング動作(zx面での回動)或いはz方向への変位動作(検出軸に平行な移動)を生じ、これにより後述する逐次三点法による測定が可能となるから、これを許容する必要がある。
そこで本実施の形態においては、走査変位時におけるサブプレート103のピッチング動作をロボットRBTが抑制しようとする場合、ホルダ161とブラケット165とを相対回動させることで、そのピッチング動作を許容するようにし、またサブプレート103のz方向への変位動作をロボットRBTが抑制しようとする場合、コイルバネ163が撓むことで、そのz方向への変位動作を許容するようになっている。
尚、ハンドHDで測定装置100を図11で上方に持ち上げるときは、水平板161aが頭部付きピン162の頭部に引っかかることで、測定装置100が垂れ下がらないようにできるから、ロボットの姿勢変化を行うときなどに取り扱いが容易になる。
図12は、更に別な実施の形態にかかる図5と同様な斜視図である。図13は、図12の測定装置をXIII-XIII線で切断して矢印方向に見た図である。図14は、本実施の形態にかかる連結装置のYZ変位機構を分解して示す図である。本実施の形態においては、図5の実施の形態に対して、第1円筒軸102,連接部材151,第2円筒軸153,ブラケット152は設けられていない。代わりに、以下の連結装置が設けられている。
ベースプレート101の上端にベースブロック171が接合されている。ベースブロック171の上面には凹部171aが形成され、その内部に半球状の座面171bが形成されている。座面171bに着座したボール172aを下端に形成した連結軸172は、その上端を、上部ブロック173の下面に接合している。座面171bとボール172aとは、相対回動可能となっており、これによりボールジョイントを構成する。
上部ブロック173は、YZ変位機構174を介して、ブラケット175に連結されている。ベースブロック171,連結軸172,上部ブロック173,YZ変位機構174により連結装置を構成する。
図14に示すように奥側面を開放した第1ボックス174aは、上部ブロック173に接合固定されている。又、図14に示すように手前側面を開放した第2ボックス174bは、ブラケット175に接合固定されている。図示していないが、ブラケット175は、ハンドHDによりチャック可能な凹凸部を有している。
図14においては分解した状態で示しているが、第1ボックス174aの内側底面に、y方向に沿って延在するy方向ガイドレール174cが固定されている。一方、これに対向するようにして、第2ボックス174bの内側底面に、z方向に沿って延在するz方向ガイドレール174dが固定されている。
ブロック状のスライダ174eは、手前側の面をy方向ガイドレール174cに相対移動可能に係合させ、奥側の面をz方向ガイドレール174dに相対移動可能に係合させている。スライダ174eのy方向両面には、滑りパッド174iを介して一対のy方向コイルバネ174fの内端が摺動可能に当接しており、組み付けた状態では第1ボックス174aの内壁にy方向コイルバネ174fの外端が固定され、スライダ174eをy方向に沿ってセンタ位置(図14の図示位置)へと付勢している。又、スライダ174eのz方向両面には、滑りパッド174jを介して一対のz方向コイルバネ174gの内端が摺動可能に当接しており、組み付けた状態では第2ボックス174bの内壁にz方向コイルバネ174gの外端が固定され、スライダ174eをz方向に沿ってセンタ位置(図14の図示位置)へと付勢している。
以上より明らかであるが、スライダ174eは、z方向ガイドレール174dに沿って変位することで、第2ボックス174bに対してz方向に相対変位できる。またスライダ174eは、y方向ガイドレール174cに沿って変位することで、第1ボックス174aに対してy方向に相対変位できる。従って、第1ボックス174aと第2ボックス174bとは、y方向とz方向に相対変位可能となっている。更に外力が付与されない自由状態では、y方向コイルバネ174f及びz方向コイルバネ174gの付勢力で、第1ボックス174aと第2ボックス174bとは、センタ位置へと戻されるようになっている。
図13において、ベースプレート101から延在する表側の2つのリブ106(1つのみ図示)には、面PL1,PL2に対して軸線が傾くようにして固定軸106aが形成されている。2つの固定軸106aの周囲には、それぞれ軸受107を介してローラ108が組み付けられており、固定軸106aに対して回転自在となっている。一方、ベースプレート101に連結された裏側のリブ176には、面PL2に対して軸線が平行するようにして固定軸176aが形成されている。固定軸176aの周囲には、軸受107を介してローラ108が組み付けられており、固定軸176aに対して回転自在となっている。3つのローラ108がガイド部材を構成する。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
ロボットRBTのハンドHDでブラケット175を把持した状態で、測定装置100の表側の2つのローラ108を面PL1,PL2に押し当て、且つ裏側のローラ108を面PL2に同時に押し当てたとき、z方向コイルバネ174gの付勢力による予圧がローラ108から面PL1,PL2に付与される。かかる状態で、ロボットRBTが測定装置100をx方向に走査変位させると、3つのローラ108が面PL1,PL2上を転動することで、測定装置100のヨーイング動作やローリング動作を阻止すると共に、x方向の直進性を確保しながらも、面PL2の形状に応じた測定装置100のピッチング動作やz方向変位を生じさせるようになっている。又、測定装置100にピッチング動作やz方向変位を生じても、ボールジョイント及びyz変位機構174が、それを拘束することなく、ロボットRBTのハンドHDに保持された状態を維持することができる。リブ176のローラ108は取り外しても良いが、特に測定装置100のローリング動作を阻止したい場合には、設けることが望ましい。
図15は、変形例にかかる連結軸とベースブロックの断面図である。本変形例においては、連結軸172のボール172aにz方向に延在する長孔172cを形成し、ベースブロック171の凹部171a内に植設したピン171cを、長孔172c内に配置している。ピン171cは、長孔172c内でz方向及びy方向に所定量だけ相対変位可能となっている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
本変形例によれば、ロボットRBTのハンドHDで測定装置100を図12で上方に持ち上げるとき、ピン171cが長孔172c内に当接することで、連結軸172に対するベースブロック171の動きが規制され、ボールジョイント回りに回動しすぎないようになっているので、取り扱い性に優れる。尚、これ以外にも、測定装置100の過度なピッチング動作、ヨーイング動作、ローリング動作を制限する制限部材を設けることは任意である。
次に、逐次三点法により、本実施の形態にかかる測定装置100を用いた被測定物の測定方法について説明する。ここでは、ロボットRBTにより把持した測定装置100を被測定物OBJに対して相対変位させながらPL2を測定する。
測定装置100を走査変位する際に微小な変形や傾きが生じると、測定装置100全体がz方向に移動したり傾斜したりすることによる運動誤差成分が生じる。ここで、面PL2の表面形状をf(x)、測定装置100のz方向への偏心誤差をez(x)とし、走査方向への傾斜誤差をEp(x)とし、各光センサ105A,105B,105Cの出力m1(x)、m2(x)、m3(x)は、以下の式で表せる。
1(x)=f(x−d)+ez(x)−d・Ep(x) (1)
2(x)=f(x)+ez(x) (2)
3(x)=f(x+d)+ez(x)+d・Ep(x) (3)
更に隣り合う光センサ105A,105B,105Cの出力から偏心誤差成分を消去して、次式の差動出力を得る。
μ1(x)=m3(x)−m2(x)=f(x+d)−f(x)+d・Ep(x) (4)
μ2(x)=m2(x)−m1(x)=f(x)−f(x−d)+d・Ep(x) (5)
更に、(4),(5)式の差をΔμ(x)とすると、傾斜誤差成分を除去した以下の式が得られる。
Δμ(x)=μ1(x)−μ2(x)=f(x+d)−2f(x)+f(x−d) (6)
一方、式(1)〜(3)より、f(x)の二階差分を求めると、以下の式(7)となる。
Δ2f(x)
={f(x+d)−2・f(x)+f(x−d)}/d2
=[{f(x+d)−f(x)}−{f(x)−f(x−d)}]/d2
={m3(x)−2・m2(x)−m1(x)}/d2 (7)
よって、Δ2f(x)は、光センサ105A,105B,105Cを取り付けたサブプレート103の並進誤差ez(x)、傾斜誤差Ep(x)の影響を受けることなく、光センサの出力m1(x),m2(x),m3(x)及び間隔dで表されることとなる。
つまり、測定値m1(x)〜m3(x)等により得られたΔ2f(x)を二階積分することにより、面PL2の表面形状f(x)を知ることができる。なお、f(x)の一次以下の項は、面PL2の測定部分の平均的な距離、傾きを表すことになるので、形状測定においては無視することができる。
しかし、実際には、サブプレート103に支持された各光センサ105A,105B,105Cには、測定時の基準点のずれ、いわゆるゼロ点ずれが存在する。例えば、各光センサ105A,105B,105Cのz方向の基準点からのずれを、それぞれ、k1,k2,k3とおいて、式(1)〜(3)を再計算すると、以下の式(1)′〜(3)′となる。
1(x)=f(x−d)+ez(x)−d・Ep(x)+k1 (1)′
2(x)=f(x)+ez(x)+k2 (2)′
3(x)=f(x+d)+ez(x)+d・Ep(x)+k3 (3)′
更に、f(x)の二階差分を取ると、以下の式(7)′となる。
Δ2f(x)
={f(x+d)−2・f(x)+f(x−d)}/d2
={m3(x)−2・m2(x)−m1(x)}/d2−{k3−2・k2+k1}/d2
={m3(x)−2・m2(x)−m1(x)}−k123/d2 (7)′
ただし、式(7)′において、k3−2・k2+k1=k123とした。
さらに、式(7)′に基づいて、Δ2f(x)を二階積分すると、測定値m1(x)〜m3(x)等の項の他に、k123/2d2を係数としたx2に比例する項が生じる。したがって、測定値m1(x)〜m3(x)から得られる値は、表面形状f(x)からk123・x2/2d2の分ずれたものであり、これは、いわゆる放物線誤差として知られるゼロ点ずれに起因する誤差である。かかる放物線誤差をg(x)とする。つまり、光センサ105A,105B,105Cの出力値からは、面PL2の真の面形状f(x)に、放物線誤差g(x)が重畳された、誤差内在形状h(x)=f(x)+g(x)が求められることとなり、よって放物線誤差g(x)を求めない限り、真の被測定物OBJの上面形状f(x)を得ることができないといえる。
そこで、水準器を利用して放物線誤差を排除することを考える。(4)、(5)式の差動出力に対して、(5)式にゼロ点誤差の項αを加え、(4)式の差動出力をdだけシフトして、以下の式を得る。
μ1(x+d)=f(x+2d)−f(x+d)+d・Ep(x+d) (4)′
μ2(x)=f(x)−f(x−d)+d・Ep(x)+α (5)′
ここで、αは2つの隣り合う光センサの測定基準を結ぶ線が平行にならないことによるz方向のシフト誤差を、角度に対応させたゼロ点誤差である。(4)′、(5)′式の差をとると、以下の式が得られる。
ΔEp(x)≡d(Ep(x+d)−Ep(x))=μ1(x+d)−μ2(x)+α (8)
(8)式は,隣り合う光センサの傾斜誤差の差分を表しているから、逐次N点加えていくことで、以下の(9)式を得る。
Figure 0006617039
(9)式の左辺におけるEp(0)は、測定開始点(x=0)の傾斜誤差であり、Ep(Nd)は、測定終了点(x=Nd=L)の傾斜誤差である。つまり、測定開始点と測定終了点での測定装置100の傾き、すなわち面PL2の測定開始点と測定終了点の傾きを、図2に点線で示すように水準器LVを面PL2に当てて測定すれば、右辺の値、すなわちゼロ点誤差αを理論上求めることができるのである。
本発明は、明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施例や思想から本分野の当業者にとって明らかである。明細書の記載及び実施例は、あくまでも例証を目的としており、本発明の範囲は後述するクレームによって示されている。例えば搬送機構としては、ロボットに限られず、リニアガイドとアクチュエータとを組み合わせたものであっても良い。更に、以上の実施の形態では、ロボットにより測定装置を保持しているが、被測定物が小型軽量である場合など,ロボットにより保持した被測定物を,固定した測定装置に対して走査変位させることもできる。又、測定面までの距離を検出するセンサの発光部及び受光部は、異なる場所に設置されているものに限らず、同一場所に配置されてなり、発光部から測定面へ向かう光束と測定面から反射されて受光部へ向かう光束とが略同一光路を通過するものも含む。更に、センサは光検出タイプに限らず、静電容量型であっても良い。
100 測定装置
101 ベースプレート
101a 開口
102 第1円筒軸
103 サブプレート
105A,105B,105C 光センサ
105a 切欠部
105b 発光部
105c 受光部
105d ケーブル
106 リブ
106a 固定軸
107 軸受
108 ローラ
151 連接部材
151a 垂直部
151b 水平部
151c 軸受部
151d 軸受部
152 ブラケット
152a ステー
153 第2円筒軸
154 引っ張りバネ
161 ホルダ
161a 水平板
161b 垂直板
161c 貫通孔
162 頭部付きピン
163 コイルバネ
164 円筒軸
165 ブラケット
165a 開口
171 ベースブロック
171a 凹部
171b 座面
171c ピン
172 連結軸
172a ボール
172c 長孔
173 上部ブロック
174 変位機構
174a 第1ボックス
174b 第2ボックス
174c y方向ガイドレール
174d z方向ガイドレール
174e スライダ
174f y方向コイルバネ
174g z方向コイルバネ
174i 滑りパッド
174j 滑りパッド
175 ブラケット
176 リブ
176a 固定軸
OBJ 被測定物
PL1 面
PL2 面

Claims (5)

  1. 搬送機構により、前記測定面に沿って走査変位方向に相対的に走査変位されるようになっている測定装置において、
    前記測定面までの距離を検出する3つのセンサを、前記走査変位方向に並べて配置した測定部と、
    前記測定面に対して前記測定部を相対的に走査変位させる際に前記被測定物に当接することにより、前記測定部と前記測定面との間隔を所定値に維持するガイド部材と、を有し、
    前記3つのセンサからの出力に基づいて、逐次三点法により前記測定面の形状を測定し、
    前記搬送機構に連結された第1の角筒と、前記測定部に連結され前記第1の角筒と同形状を持つ第2の角筒と、前記第1の角筒に配置された第1のガイドレールと、前記第2の角筒に前記第1のガイドレールとは異なる方向に沿って配置された第2のガイドレールと、前記第1の角筒及び前記第2の角筒内に収容され前記第1のガイドレールと前記第2のガイドレールとに沿って移動可能なスライダと、前記第1の角筒及び前記第2の角筒の内壁に対して前記スライダをセンタ位置へと付勢するバネとを備え、前記センタ位置で前記第1の角筒と前記第2の角筒の外周面が整合する変位機構を有することを特徴とする測定装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記測定面を転動する1つもしくは複数のローラを有することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記被測定物に対して前記ガイド部材を、制御された力で付勢する連結装置を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の測定装置。
  4. 前記連結装置は、前記測定面に対して前記ガイド部材に倣って相対的に走査変位する前記測定部が、前記3つのセンサの検出軸に平行な変位動作と、前記走査変位方向に対するピッチング動作を行えるように、前記測定部と前記搬送機構とを連結することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記搬送機構はロボットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の測定装置。
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