JP6616994B2 - 化粧料 - Google Patents
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(アクリル酸アルキルエステル/アクリル酸)コポリマーと、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、(アクリル酸塩/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、及び、(アクリルアミド/アクリル酸塩)コポリマーからなる群から選択された少なくとも1種と、無機粉体の表面に疎水基を有する疎水化粉体と、親水性界面活性剤と、を含む。
斯かる化粧料は、耐水性を有しつつ、洗浄剤で簡単に洗い流すことができ、使用感がみずみずしい。
(アクリル酸アルキルエステル/アクリル酸)コポリマーと、
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、(アクリル酸塩/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、及び、(アクリルアミド/アクリル酸塩)コポリマーからなる群から選択された少なくとも1種(以下、水溶性ポリマーともいう)と、
無機粉体の表面に疎水基を有する疎水化粉体と、
親水性界面活性剤と、を含む。
本実施形態のメイクアップ化粧料は、水をさらに含む。なお、本発明において、“アクリル酸”との用語は、アクリル酸及びメタクリル酸の両方を包含する。
前記疎水化処理としては、例えば、処理前の粉体の粒子表面の水酸基等に疎水化化合物をエステル化やエーテル化によって結合させる処理、脂肪酸の亜鉛塩やマグネシウム塩やアルミ塩などの疎水化化合物を処理前の粉体の粒子表面に吸着させる金属石けん処理、ジメチルシロキサンやメチル水素シロキサン等のシリコーン化合物を処理前の粉体の粒子表面に疎水化化合物として吸着させるシリコーン処理、又は、パーフルオロアルキル基を有するフッ素化合物を処理前の粉体の粒子表面に疎水化化合物として吸着させるフッ素処理等が挙げられる。
前記カルボン酸エステルとしては、例えば、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、カプリン酸(デカン酸)、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、及びオレイン酸からなる群より選択されたカルボン酸と、炭素数8〜18の高級アルコールとのエステル化合物が挙げられる。
前記直鎖状シリコーンとしては、例えば、ジメチルポリシロキサンが挙げられる。前記環状シリコーンとしては、例えば、デカメチルシクロペンタシロキサンが挙げられる。
(A)[(アクリル酸アルキルエステル/アクリル酸)コポリマー含有原料]
(A−1)アクリル酸アルキルエステルとアクリル酸との共重合体を45質量%含有、
その他、水を含有
(製品名「Dermacryl AQF」(AkzoNobel社製))
(A−2)アクリル酸アルキルエステルとアクリル酸との共重合体を45質量%含有、
その他、メチルパラベン、EDTA−2Na、水を含有
(製品名「ヨドゾール GH800F」(日本エヌエスシー社製))
(B)[水溶性ポリマー含有原料]
(B−1)(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを37.5質量%含有
その他、水、ポリソルベート60、イソヘキサデカン、イソステアリン酸ソルビタンを含有
(製品名「SIMULGEL FL」(SEPPIC社製))
(B−1’)(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを100質量%含有
(製品名「SEPINOV EMT10」(SEPPIC社製))
(B−2)(アクリル酸塩/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを37.5質量%含有
その他、水、ポリソルベート80、イソヘキサデカン、オレイン酸ソルビタンを含有
(製品名「SIMULGEL EG」(SEPPIC社製))
(B−3)(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマーを50−70質量%含有
その他、水、ポリソルベート20、ポリイソブテンを含有
(製品名「SEPIPLUS 265」(SEPPIC社製))
(C)[疎水化粉体]
金属石けん処理などを施した疎水化粉体、処理前の粉体100質量部に対して、金属石けんを0.5〜10質量部処理したもの(詳細については各表を参照)
なお、疎水化処理を施していない粉体も比較例において使用した。
(D)[親水性界面活性剤]
・ポリソルベート80
・ポリソルベート60
(E)[水] 精製水
・その他原料
下記の表1及び表2に示す。
表1に示すPART3、及び加温溶解したPART4を混合して油相とした。さらにPART5を油相に添加して、均一に混合した。その後、水相(PART1)と油相とをホモミキサーで3,000rpmにて10分間撹拌して乳化物を得た。50℃まで冷却してからPART2を添加し、室温まで冷却することでクリーム状の化粧下地(メイクアップ化粧料)を得た。
配合組成を表1に示すように変更した点以外は、実施例1と同様にしてメイクアップ化粧料を製造した。
配合組成を表2に示すように変更した点以外は、実施例と同様にしてメイクアップ化粧料を製造した。
各メイクアップ化粧料を前腕内側部に、25mg/cm2の量で塗布した。その後、流水に5分間さらし続け、塗布部位の状態変化を下記の基準に従い目視にて判断した。
◎ 塗布直後と変化なし。
○ 僅かな変化が確認できるが、塗布直後とほとんど変化なし。
△ 変化が確認できるが、使用上、問題ない。
× ほとんど洗い流されており、使用上、大きな問題あり。
各メイクアップ化粧料を前腕内側部に、25mg/cm2の量で塗布した。その後、塗布部位を石けん水で1分間洗浄した後、流水にてさらに洗浄した後の状態変化を下記の基準に従い目視にて判断した。
◎ 完全に洗い流されており、残留物は全く確認できない。
○ ほぼ洗い流されているが、残留物が僅かに確認できる。
△ 洗い流されている部分もあるが、残留物を明確に確認できる。
× 全く洗い流されておらず、洗浄前とほとんど変化なし。
日本人の健常人女性20名の顔面に各メイクアップ化粧料を各自で使用させて、下記の基準に従いみずみずしさを感じたかどうかを判断させた。
◎ 18名以上がみずみずしいと判断した。
○ 14名以上17名以下がみずみずしいと判断した。
△ 8名以上13名以下がみずみずしいと判断した。
× 7名以下がみずみずしいと判断した。
各メイクアップ化粧料を50℃で1ヶ月間、恒温槽内で保管し、外観の状態、使用感の変化を確認した。
◎ 外観に変化はなく、使用感も変化なし。
○ 外観、又は使用感に僅かな変化が確認できる。
△ 外観、及び使用感に変化がある、使用上、問題なし。
× 外観、使用感に保管前と明らかな変化があり、使用上、問題あり。
Claims (4)
- (アクリル酸アルキルエステル/アクリル酸)コポリマーと、
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、(アクリル酸塩/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、及び、(アクリルアミド/アクリル酸塩)コポリマーからなる群から選択された少なくとも1種と、
無機粉体の表面に疎水基を有する疎水化粉体と、
親水性界面活性剤と、を含み、
前記親水性界面活性剤を1質量%以上4質量%以下含む、化粧料。 - 前記(アクリル酸アルキルエステル/アクリル酸)コポリマーを0.0045質量%以上6.75質量%以下含む、請求項1に記載の化粧料。
- 前記(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、前記(アクリル酸塩/アクリロイルジメチルタウリン塩)コポリマー、及び、前記(アクリルアミド/アクリル酸塩)コポリマーからなる群から選択された少なくとも1種を、0.00375質量%以上10.5質量%以下含む、請求項1又は2に記載の化粧料。
- 前記疎水化粉体を0.1質量%以上40質量%以下含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料。
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