JP6615621B2 - 農作業評価システム - Google Patents

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Description

本発明は、農作業評価システムに関する。
従来より、農作業を管理するシステムとして、特許文献1に示すものが知られている。特許文献1では、圃場で行う作業内容を記憶する作業内容記憶手段と、農作業と農作業期間とを関係付けた作業計画を記憶する作業計画記憶手段と、農作業者に割り当てられた携帯端末とを備えている農業支援システムである。
特開2015−049872号公報
特許文献1の農業支援システムでは、作業者が携帯した携帯端末に予め作業計画を表示することができるシステムであるため、作業者は、農作業を開始する前に携帯端末に表示した作業計画を確認し、圃場で農業機械を動かして作業を行うことができる。近年では、特許文献1に示したような農業支援システムの開発が進められており、農作業の経験が浅い作業者でも比較的農作業を行うことができる。このように、農作業をシステム化することによって、農作業の向上が図られている。一方で、実際に行った農作業を評価するシステムについては未だ開発が進んでいないのが実情であり、農作業の評価を適正に行うことができる技術が望まれている。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、農作業の評価を適正に行うことができる農作業評価システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
本発明の支援装置は、農業機械に設けられ且つ、農業機械が作動したときの農作業の農作業データを収集するデータ収集装置と、農業機械又は携帯端末のいずれかに設けられ、前記データ収集装置に接続可能な支援装置と、を備え、前記支援装置は、前記データ収集装置から農作業データを取得する第1取得部と、前記第1取得部が取得した農作業データの中から、作業開始から作業終了までの農作業データを抽出し、抽出した前記作業開始から作業終了までの農作業データに基づいて、前記農作業のスコアを圃場毎に算出する評価演算部と、前記評価演算部で演算した前記スコア及び/又は前記スコアに対応して設定された前記農作業に関する評価を表示する表示部と、を備え、前記評価演算部は、農作業データに基づいて、少なくとも面積当たりの燃料消費量、面積当たりの作業時間、面積当たりの走行距離、圃場面積に対する実作業面積、面積当たりのシャトルレバーの切換回数、面積当たりのハンドル切換し回数のいずれかを評価項目とした前記農作業のスコアを圃場毎に算出可能であって、前記面積当たりの燃料消費量[f]、面積当たりの作業時間[t]、面積当たりの走行距離[d]、圃場面積に対する実作業面積[Sq]、面積当たりのシャトルレバーの切換回数[s]、面積当たりのハンドル切換し回数[k]をパラメータとする関数Fを用いて評価指数(Ev)を求め、評価指数(Ev)に応じたスコアを算出する
農作業評価システムは、前記農作業を行うオペレータの熟練度を取得する第2取得部を備え、前記評価演算部は、前記第2取得部で取得した熟練度が高い場合には熟練度が低い場合に比べて前記農作業のスコアを低く設定するスコア算定部を有している。
前記表示部は、前記作業終了後に画面に対して操作が行われると、前記農作業に関する評価を示すコメントを表示する。
前記評価演算部で演算した圃場毎のスコアを前記オペレータに対応してサーバに出力する出力部を備え、前記サーバは、前記出力部から出力された圃場毎のスコア及び前記オペレータを特定する情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶した圃場毎のスコアをランキングするランキング部と、を備えている。
前記評価演算部は、前記農作業データ、予め設定された複数の評価項目、前記評価項目に対応するパラメータを有する関数に基づいて、前記圃場毎の前記スコアを算出する。
前記評価演算部は、前記農作業データから前記評価項目に対応するパラメータの値を算出するパラメータ算出部を有している。
本発明の農作業評価システムは、前記農作業を行うオペレータの熟練度を取得する第2取得部を備え、前記評価演算部は、前記第2取得部で取得した熟練度に基づいて前記農作業のスコアを設定するスコア算定部を有している。
前記表示部は、前記農作業に関する評価を示すコメントを表示する。
本発明の農作業評価システムは、前記評価演算部で演算した圃場毎のスコアを前記オペレータに対応して外部に出力する出力部と、前記出力部から出力された圃場毎のスコア及び前記オペレータを特定する情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶した圃場毎のスコアをランキングするランキング部と、を備えている。
前記複数の評価項目は、所定面積当たりの操縦回数、所定面積当たりの作業時間、前記圃場の実面積当たりの実作業面積のいずれかを含んでいる。
本発明によれば、農作業の評価を適正に行うことができる。
第1実施形態における農作業評価システムを示す図である。 評価項目、パラメータの一例を示す図である。 実作業面積と圃場面積との第1の関係を示す図である。 実作業面積と圃場面積との第2の関係を示す図である。 評価指数、スコア、変換式の関係を示す図である。 表示部に示したメイン画面を示す図である。 表示部に示したスコア表示画面を示す図である。 評価項目、評価ランク、個別スコア、コメントのテーブルを示している。 第2実施形態における農作業評価システムを示す図である。 支援装置の表示部に表示した画面の一例である。 ランキング表の一例である。 走行車体に散布装置を連結した全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における農作業評価システムを示している。農作業評価システムは、農業機械1で行った農作業を評価することが可能なシステムである。農業機械1は、トラクタ、コンバイン、田植機等である。
まず、農業機械の1つであるトラクタを例にあげ説明する。当然のごとく、農業機械1は、トラクタに限定されない。
図10に示すように、トラクタ1は、車輪を有する走行車両(走行車体)3と、ディーゼルエンジン等の原動機4と、変速装置5とを備えている。変速装置5は、走行車両3の変速ができると共に、走行車両3の前進、後進の切り替えを行うことができる。走行車両3の前進又は後進の切換は、運転席6の周囲に設けられたレバー(シャトルレバーという)によって行うことができる。また、トラクタ1には、燃料タンク及び燃料タンク内の燃料の残量を検出する燃料検出センサが設けられている。また、走行車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、走行車体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置等である。なお、図10では、肥料散布装置を取り付けた例を示している。作業装置2は、前述したものに限定されず、どのようなものであってもよい。
図1に示すように、トラクタ1は、検出装置10と、制御装置11とを備えている。制御装置11は、運転席6の周りに設置された操作具(操作レバー、操作スイッチ、操作ボリューム等)を操作したときの操作信号、走行車体3に搭載された様々なセンサの検出信号等に基づいてトラクタ1の走行系や作業系の制御を行う。例えば、制御装置11は、連結部8を操作具の操作信号に基づいて昇降する制御を行ったり、アクセルペダルセンサに基づいてディーゼルエンジンの回転数を制御する。なお、制御装置11は、トラクタ1の作業系や走行系を制御するものであればよく、制御方式は限定されない。
検出装置10は、トラクタ1の走行状態を検出する装置である。検出装置10は、例えば、走行状態として、走行車体3の移動距離、移動速度(車速)、位置(緯度、経度)を検出可能である。この実施形態では、検出装置10は、衛星測位システム(Global Positioning System,Galileo、GLONASSなど)に用いて走行車体3の位置を演算し、演算した位置から移動距離、移動速度を検出する。
検出装置10は、測位衛星15の衛星信号(電波)を受信する受信部10aと、受信部10aが受信した衛星信号に基づいてトラクタ1(走行車体3)の走行状態を算出する状態演算部10bとを有している。受信部10a、状態演算部10bは電気・電子部品、CPU等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図10に示すように、検出装置10は、受信部10a及び状態演算部10bを収容する筐体10cとを有している。筐体10cは、キャビン7の天板に取り付けられている。なお、筐体10cは、キャビン7以外に取り付けられていてもよく、例えば、作業装置2に設けられていてもよい。
また、トラクタ1は、データ収集装置13を備えている。データ収集装置13は、例えば、トラクタ1(作業装置2)が作動したときの様々なデータ(農作業データ)を収集可能な装置である。データ収集装置13、検出装置10及び制御装置11は、CAN等の車載ネットワークN1により接続されている。
トラクタ1(作業装置2)によって農作業を行った場合、データ収集装置13は、例えば、燃料検出センサで得られた燃料の残量、シャトルレバーの操作回数(切換回数)、ハンドルの切返し回数(ステアリングの切換し回数)を農作業データとして収集する。なお、シャトルレバーの操作回数、ハンドルの切返し回数、燃料の残量は、センサ等により検出することが可能である。また、シャトルレバーの操作回数、ハンドルの切返し回数、燃料の残量は、制御装置11に入力されたり、車載ネットワークN1に出力される。そのため、データ収集装置13は、制御装置11に要求したり、或いは車載ネットワークN1に流れるデータを直接取得することによって、シャトルレバーの操作回数、ハンドルの切返し回数及び燃料の残量を収集することができる。
また、データ収集装置13は、検出装置10が検出した走行状態(移動距離、移動速度、位置)を農作業データとして収集する。データ収集装置13は、作業装置2に対応した農作業データを収集する。例えば、作業装置2が耕耘装置である場合、データ収集装置13は、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、耕深、耕耘幅などを農作業データとして収集する。作業装置2が肥料散布装置、農薬散布装置、播種散布装置である場合は、データ収集装置13は、散布量(肥料散布量、農薬散布量、播種散布量)、散布幅を農作業データとして収集する。
このように、データ収集装置13で収集した農作業データは、当該データ収集装置13に設けられた第2記憶部14に一時的に記憶される。
農作業評価システムは、コンピュータ(支援装置)20Aを備えている。支援装置20Aは、トラクタ1(走行車体)3に設けられている。支援装置20Aは、第1取得部21と、評価演算部22と、表示部23と、第3記憶部24とを有している。第1取得部21及び評価演算部22は、支援装置20に格納されたプログラム等から構成されている。表示部23は、表示及び入力を行うことができるタッチパネルである。第3記憶部24は、不揮発性のメモリ等から構成され、様々な情報を記憶する。
第1取得部21は、トラクタ1で行った農作業の農作業データを取得する。即ち、データ収集装置13に格納されている農作業データを取得する。第1取得部21は、例えば、燃料の残量、シャトルレバーの操作回数(切換回数)、ハンドルの切返し回数、移動距離、位置、耕耘幅、散布幅等の農作業データを取得する。
評価演算部22は、第1取得部21で取得した農作業データに基づいて、農作業のスコア(総合スコア、個別スコア)を圃場毎に算出する。農作業のスコアとは、農作業の上手さを数値化したものである。言い換えれば、農作業のスコアとは、農作業時における農業機械の操縦の上手さを数値化したものである。
評価演算部22は、農作業データ、予め設定された複数の評価項目、評価項目に対応するパラメータに基づいて農作業の総合スコアを算出する。
評価演算部22は、パラメータ算出部22aを有している。パラメータ算出部22aは、支援装置20に格納されたプログラム等で構成されている。パラメータ算出部22aは、農作業データから評価項目に対応するパラメータの値を算出する。
図2は、評価項目、パラメータの一例を示している。図2を用いて評価項目及び評価項目に対応するパラメータの値の算出(パラメータ算出部22a)について説明する。
第1評価項目は、「面積当たりの燃料消費量」であり、圃場の10a当たり(1000m)に消費した燃料の数値を示している。面積当たりの燃料消費量(燃料消費量という)は、少なければ少ないほどよく、逆に多いと無駄に燃料を消費していることを表している。
パラメータ算出部22aは、農作業開始時における燃料残量と農作業終了時における燃料残量との差である消費量、農作業を行った圃場の面積(圃場面積)を用いて、当該圃場で使用した消費量を10a当たりに換算することによって、燃料消費量fを求める。
なお、燃料残量は、燃料検出センサ等で得ることができる。圃場面積は、農作業を行う前後で支援装置20に登録しておいてもよいし、外部のコンピュータ(サーバ、スマートフォン及びタブレット等の携帯端末等)から取得してもよいし、支援装置20に直接入力してもよく、圃場面積の取得方法については限定されない。
第2評価項目は、「面積当たりの作業時間」であり、圃場の10a当たりの農作業にかかった時間を示している。面積当たりの作業時間は、少なければ少ないほどよく、逆に多いと無駄に時間が掛かっていることを示している。
パラメータ算出部22aは、農作業開始時刻と農作業終了時刻との差である作業時間、圃場面積を用いて、当該圃場での作業時間を10a当たりに換算することにより、面積当たりの作業時間tを求める。
なお、農作業開始時刻及び農作業終了時刻は、外部のコンピュータ(サーバ、スマートフォン及びタブレット等の携帯端末等)から取得してもよいし、支援装置20に農作業開始及び農作業終了を指令するボタン(スイッチ)を設けておき、当該スイッチを押すことによって取得してもよいし、農作業開始時刻及び農作業終了時刻を直接入力してもよく、農作業開始時刻及び農作業終了時刻の取得方法については限定されない。
第3評価項目は、「面積当たりの走行距離」であり、農作業を行った場合において、圃場の10a当たりの走行距離を示している。面積当たりの走行距離は、出来るだけ短い方がよい。
パラメータ算出部22aは、農作業開始時刻から農作業終了時刻までの移動距離(検出装置10が検出した移動距離)、圃場面積を用いて、当該圃場における移動距離を10a当たりに換算することにより、面積当たりの走行距離dを求めることができる。なお、移動距離は、検出装置10が検出した位置に基づいて求めてもよいし、その他の方法で求めてもよい。
第4評価項目は、「圃場面積に対する実作業面積」であり、実際の圃場面積と、農作業を行った場合における実際の作業面積との比率である。
図3A及び図3Bに示すように、例えば、トラクタ1(作業装置2)が、圃場の一方の端(一方端)から他方の端(他方端)までを直進走行しつつターンを繰り返しながら農作業を行った場合を考える。ここで、図3Aに示すように、ターン前の作業装置2の幅端部W1と、ターン後の作業装置2の幅端部W2とが一致する場合は、実作業面積S1と、圃場面積S2とは略一致する。一方、図3Bに示すように、一方、ターン前の作業装置2の幅端部W1側へターン後の作業装置2の幅端部W2が入り込んでしまった場合は、実作業面積S1は、圃場面積S2よりも大きくなる。したがって、圃場面積に対する実作業面積は、出来るだけ小さい値であることがよい。
なお、前述した実作業面積S1と圃場面積S2との比較では、説明の便宜上、ターンする部分の面積を除いて説明をしている。実際の圃場では、ターン部分も作業を行う。
パラメータ算出部22aは、農作業開始時刻から農作業終了時刻までの移動距離に作業幅を掛けることにより、実作業面積を求める。パラメータ算出部22aは、圃場面積を実作業面積で割ることによって、圃場面積に対する実作業面積Sqを求める。なお、作業幅とは、作業装置2で行うことができる作業の幅のことであり、例えば、散布を行う場合は散布幅、耕耘を行う場合は耕耘幅である。
第5評価項目は、「面積当たりのシャトルレバーの切換回数」であり、農作業を行った場合において、圃場の10a当たりのシャトルレバーの切換回数の値である。面積当たりのシャトルレバーの切換回数は、少なければ少ないほどよく、逆に多いと無駄に操作を繰り返していることになって作業装置2等に負荷が掛かる回数が多くなり、部品等の摩耗が進み易くなる。
パラメータ算出部22aは、シャトルレバーの切換回数、圃場面積を用いて、当該圃場におけるシャトルレバーの切換回数を10a当たりに換算することにより、面積当たりのシャトルレバーの切換回数sを求めることができる。
第6評価項目は、「面積当たりのハンドル切返し回数」であり、農作業を行った場合において、圃場の10a当たりのハンドル切返し回数の値である。面積当たりのハンドル切返し回数は、少なければ少ないほどよく、逆に多いと無駄にターン等の操作を繰り返していることになって作業装置2等に負荷が掛かる回数が多くなり、部品等の摩耗が進む易くなる。
パラメータ算出部22aは、ハンドルの切返し回数、圃場面積を用いて、当該圃場におけるハンドルの切返し回数を10a当たりに換算することにより、面積当たりのハンドル切返し回数Kを求める。
なお、この実施形態では、ハンドルの切返し回数をデータ収集装置13で収集するとしているが、ハンドルの操作量(操作角度)をデータ収集装置13で収集しておき、ハンドルの操作量(操作角度)が所定以上の場合を、ハンドルの切換しとしてカウントしてもよい。また、上述した評価項目及びパラメータは一例であって、限定されない。例えば、農作業開始から農作業終了までの全走行に対する直進走行の割合(直進度)を評価項目としてもよい。直進度は、出来るだけ高い方がよく、低かった場合は圃場内における1つの農作業を完了させるのに蛇行走行が多く、部品等の摩耗が進み易くなる。
さて、評価演算部22は、上述したような第1評価項目〜第6評価項目に対応するパラメータ(f、t、d、d、Sq、s、K)を有する関数Fを用いて、評価指数Evを求める。この関数Fには、予め用意された評価項目に対応する全てのパラメータが含まれており、後述するように、スコアのうち、総合スコア(評価項目を総合したスコア)を算出するための関数である。例えば、評価演算部22は、「評価指数EV=(1/f)×(1/t)×(1/d)×(1/d)×(1/Sq)×(1/s)×(1/K)」によって評価指数EVを求める。なお、評価指数EVを求める式(関数)に、評価指数を調整するための調整係数αを導入してもよい。評価演算部22は、評価指数EVの逆数である「評価指数EV−1」及び変換式を用いて総合スコアを求める。
評価演算部22は、スコア算定部22bを有している。スコア算定部22bは、支援装置20に格納されたプログラム等で構成されている。スコア算定部22bは、同一の評価指数EV−1でも異なるスコア(総合スコア)を求める。即ち、スコア算定部22bは、複数の変換式(変換線)を用いて、評価指数EV−1をスコアに変換する。
図4は、評価指数EV−1、総合スコア、変換式L1,L2の関係を示したものである。図4に示すように、変換式L1及び変換式L2は、評価指数EV−1の最大値を100点、評価指数EV−1の最小値を0点に変換する。言い換えれば、変換式L1、L2は、評価指数EV−1の最大値及び最小値を正規化する。なお、図4では、変換式L1及び変換式L2は、総合スコアが0〜100点になるように変換しているが、総合スコアの上下限値はこれに限定されない。
変換式L1において原点Oから屈曲点P1までの傾きは、変換式L2において原点Oから屈曲点P2までの傾きよりも大きい。即ち、変換式L1では、評価指数EV−1の値が小さくても総合スコアが高く、一方、変換式L2では、評価指数EV−1の値が大きくても総合スコアは低い。
つまり、変換式L1は、評価指数EV−1に対して総合スコアが高くなる式(スコアの値が高くなり易い甘めの式)であり、変換式L2は、評価指数EV−1に対して総合スコアが低くなる式(スコアの値が低くなり易い辛目の式)である。変換式L2では、屈曲点P2を超えると傾きが大きくなっていて、屈曲点P2を超えると総合スコアは増加しやすい。
以上のように、評価指数EV−1が同じであっても、数値の異なる総合スコアを設定できるようにしているため、農作業の熟練度に適した総合スコアを提供することができる。例えば、農作業の熟練度が低いオペレータに対しては、変換式L1を適用して求めた甘めの総合スコアを提供することができ、一方で、農作業の熟練度が大きいオペレータに対しては、変換式L2を適用して求めた辛口の総合スコアを提供することができる。即ち、農作業の熟練度に応じて提供することができる総合スコアを用意しておくことで、初級者にはトラクタ等の操作の面白いと感じさせ、上級者にはトラクタ等の操作のさらなる向上が必要であると感じさせることができる。
次に、総合スコアを提供するための具体的な構成について説明する。
図5A〜図5Bは、総合スコアを表示する表示部23の画面推移を示している。表示部23の画面推移の説明では、既に圃場での農作業が終了したものとして説明を進める。
支援装置20Aに格納された農作業評価システムのアプリケーションソフト(Application software)を起動後には、図5Aに示すように、例えば、表示部23にはメイン画面M1が表示される。メイン画面M1では、農作業者を特定する特定情報(例えば、氏名)が入力可能である。なお、支援装置20Aの起動時に予め農作業者の氏名等が入力されている場合は、この処理を省略することが可能である。
メイン画面M1では、農作業の熟練度を選択することが可能である。熟練度とは、例えば、農作業を経験した経験年数、農業機械を操作した経験年数等を基に決めることが可能である。例えば、経験年数が0〜10年未満を「初級者」、経験年数が10年以上を「上級者」として考えることが可能である。
そのため、オペレータは、熟練度が初級者であることを示す第1図形35、又は、熟練度が上級者であることを示す第2図形36のいずれかを、メイン画面M1から選択する。なお、説明の便宜上、熟練度を、初級者、上級者の2段階にしているが、熟練度を示す段階は前述したものに限定されない。また、経験年数と熟練度との関係も前述したものに限定されない。
支援装置20Aは、農作業のオペレータの熟練度を取得する第2取得部25を有している。第2取得部25は、支援装置20Aに格納されたプログラム等で構成されている。第2取得部25は、メイン画面M1で第1図形35が選択されると、熟練度として初級者(初心者を示す第1情報)を取得する。また、第2取得部25は、メイン画面M1で第2図形36が選択されると、熟練度として上級者(上級者を示す第2情報)を取得する。
農作業の熟練度の設定後は、第1取得部21、評価演算部22(パラメータ算出部22a、スコア算定部22b)による処理が行われ、メイン画面M1からスコア表示画面M2に推移した後、当該スコア表示画面M2において、初級者であれば、当該初級者に対応する総合スコア(変換線L1で求めた総合スコア)がスコア表示部27aに表示され、上級者であれば、上級者に対応する総合スコア(変換線L2で求めた総合スコア)がスコア表示部27aに表示される。
さて、表示部23には、上述したように、オペレータの熟練度に対応する総合スコア(オペレータによってメイン画面M1で設定された熟練度)を表示可能であるが、総合スコアに対応して設定された農作業に関する評価を表示してもよい。
図5Bに示すように、スコア表示画面M2のコメント表示部27bには、個別スコアに対応して設定された評価を示すコメントが表示される。個別スコアとは、評価項目毎の農作業の上手さを数値化したものである。詳しくは、個別スコアとは、同一の評価項目に対応する複数のパラメータの値の平均値と、当該同一の評価項目の単一のパラメータの値との関係を数値化したものである。即ち、個別スコアは、パラメータの値の平均値に対するパラメータの値の割合(パラメータの値/パラメータの平均値)である。即ち、パラメータ算出部22aで求めたパラメータの値が平均値よりも大きいか小さいかを示す個別スコアによって、評価項目毎での評価を行っている。なお、個別スコアの算出は、評価演算部22により行う。
また、評価項目に対応するパラメータの平均値は、外部のコンピュータ(サーバ、スマートフォン及びタブレット等の携帯端末等)から取得してもよいし、パラメータの平均値を直接入力してもよく、パラメータの平均値の取得については限定されない。
図6は、第3記憶部に記憶された評価項目、評価ランク、個別スコア、コメントのテーブルを示している。図6に示すように、第3記憶部24には、評価項目に対応する複数の評価ランクと、コメントとが記憶されている。例えば、面積当たりの燃料消費量に関して、0.7>f/fAV(下付きAVは平均を示す)である場合、評価ランクは、優(A)である。0.9≦f/fAV<0.7である場合、評価ランクは、秀(B)である。1.0≦f/fAV<0.9である場合、評価ランクは、良(C)である。1.3<f/fAV<1.0である場合、評価ランクは、可(D)である。1.3≦f/fAVである場合、評価ランクは、不可(E)である。
したがって、例えば、面積当たりの燃料消費量に関して、f/fAVで求められる個別スコアが0.6である場合、コメントは、「燃料消費量は、かなり少ないです。」となる。なお、コメント表示部27bに表示されるコメントは、評価ランクに関わらず、1つの評価項目に共通のコメントとして設定されたベースコメント(第1コメント)と、評価ランク毎に示された第2コメントと、評価ランク毎に示され且つ第1コメントとは異なる第2コメントによって構成される。つまり、図5Bに示すように、スコア表示画面M2のコメント表示部27bに、第1コメントと第2コメントを合わせた文字列であるコメント群を表示することがきる。
したがって、複数の評価項目に対応する個別スコアを評価演算部22によって算出して、個別スコアに対応する評価ランクに基づくコメントを繋げることによって、総合的なコメントをコメント表示部27bに表示することができる。なお、補足のコメントとして、第1コメント及び第2コメントの他に、第3コメントを用意して、当該第3コメントを、コメント表示部27bに追加してもよい。
また、支援装置20Aに、他のオペレータのスコアを予め入力しておき、他のオーペレータの総合スコアと自分の総合スコアとの関係に基づいて定められたコメントを、コメント表示部27bに表示してもよい。例えば、図5Bに示すように、「総評:あと一歩で昨年の斉藤さんを抜くことが出来ませんでした。来年は頑張りましょう」というコメントを、コメント表示部27bに表示する。このように、他のオペレータの総合スコアとの関係をコメント表示部27bに表示することによって、オペレータの農作業に対する向上心を促進することができる。
農作業評価システムは、第1取得部21と、評価演算部22と、表示部23とを備えている。そのため、農業機械1で農作業を行った際の農作業データを第1取得部21で取得して、評価演算部22で農作業におけるスコアを演算し、表示部23でスコアを表示している。したがって、農業機械1の操縦技量、或いは、農作業の向上が期待できる。例えば、農業機械の操作が不慣れなオペレータはスコアを上昇させることに楽しみを感じ、農作業を行うオペレータの育成にも役立てることができる。また、スコアの算出において、農業機械で行ったときの農作業データを用いているため、簡単にスコアを算出することができる。
また、評価演算部22は、農作業データ、複数の評価項目、評価項目に対応するパラメータを有する関数(式)に基づいて、圃場毎のスコアを算出している。そのため、パラメータを有する関数(式)によって簡単にスコアを算出することができる。
農作業評価システムは、熟練度を取得する第2取得部25を備え、評価演算部22は、第1取得部25で取得した熟練度に基づいて農作業のスコアを設定するスコア算定部22Bを有している。そのため、熟練度が高い上級者にはスコアの値を小さくし、熟練度が低い初級者には、スコアの値を大きくすることができる。そのため、初級者は、スコアが高めに算出されることでより農業機械1の操作を進んで行うボジティブ思考に誘導することができ、オペレータの育成を進めることができる。一方、上級者は、スコアが低めに算出されるため、農業機械1の操作、農作業への一層の探究心を助長して、より精密な農作業に誘導することができる。表示部23は、農作業に関する評価を示すコメントを表示する。そのため、農作業を行うオペレータは、表示部23に表示されたコメントを見ることによって、総合スコアの評価が把握しやすく、次回の農作業に生かすことができる。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態の農作業評価システムを示している。第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成は、説明を省略する。
図7に示すように、データ収集装置13は、第2通信部26を備えている。第2通信部26は、車載ネットワークN1に接続されている。第2通信部26は、近距離、或いは、長距離の通信を行う装置で構成され、外部の機器(コンピュータ)と接続可能である。例えば、第2通信部26は、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)等により無線通信を行う装置である。なお、第2通信部26は、携帯電話通信網により無線通信を行う装置であっても、データ通信網により無線通信を行う装置であってもよい。したがって、第2通信部26は、後述する支援装置20B(第1通信部28)に接続可能であり、第2記憶部14に記憶した農作業データを、支援装置20Bに送信可能である。
農作業評価システムは、支援装置20Bと、サーバ30とを備えている。支援装置20Bは、農作業を行う農作業者が操作可能なものであって、農作業者(オペレータ)に割り当てられて農作業者が所持する通信端末(携帯端末)である。支援装置20Bは、例えば、比較的演算能力の高いスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットPC等で構成されている。支援装置20Bは、第1通信部28と、評価演算部22と、表示部23と、第3記憶部24と、第2取得部25とを有している。
第1通信部28は、データ収集装置13の第2通信部26やサーバ30と無線通信を行う装置である。第1通信部28は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)等により無線通信を行うことができる。また、第1通信部28は、例えば、携帯電話通信網やデータ通信網や携帯電話通信網などにより無線通信を行うことができる。第1通信部28は、第1取得部21と、出力部29とを有している。第1取得部21、出力部29は、支援装置20Bに格納されたプログラム等から構成されている。第1取得部21は、データ収集装置13に記憶された農作業データを取得可能である。
例えば、図8に示すように、支援装置20Bの表示部23に表示された稼働収集ボタン51を選択すると、支援装置20Bは、データ収集装置13に接続する。第1取得部21は、データ収集装置13に対して農作業データを要求する。データ収集装置13は、第1取得部21による農作業データの要求に応じて、第2記憶部14に記憶した農作業データを支援装置20B(第1通信部28)に送信する。したがって、第1取得部21は、データ収集装置13で収集した農作業データを取得することが可能である。出力部29は、評価演算部22で演算した圃場毎のスコア(総合スコア及び個別スコア)を、オペレータに対応して外部に出力する。例えば、支援装置20Bとサーバ30とを接続して、サーバ30にログインすると、出力部29は、圃場毎のスコアをサーバ30に送信する。
例えば、図5Bに示すように、支援装置20Bのスコア表示画面M2を表示した状態で、当該スコア表示画面M2に示された送信ボタン(送信指示部)34を選択した場合、スコア表示画面M2に表示された総合スコアと個別スコアとがサーバ30に送信される。また、総合スコア及び個別スコアと共にオペレータの特定情報、即ち、支援装置20Bに予め登録(記憶)されたオペレータの特定情報(名前)が送信される。このとき、オペレータの特定情報、スコア(総合スコア、個別スコア)の他に、熟練度も送信してもよい。また、オペレータが農作業した圃場の地域(所在地)を、例えば、都道府県の単位で送信してもよい。このように、支援装置20Bからサーバ30に、スコアに関するスコア情報(名前、総合スコア、個別スコア、熟練度、都道府県)を送信することが可能である。
サーバ30がスコア情報を受信すると、受信したスコア情報は、不揮発性メモリ、データベース等で構成された第1記憶部31に記憶される。
サーバ30は、ランキング部32を有している。ランキング部32は、サーバ30等に格納されたプログラム等から構成されている。ランキング部32は、第1記憶部31に記憶した圃場毎のスコアをランキングする。図9は、ランキング部32によってランキングした表を示している。
図9に示すように、ランキング部32は、第1記憶部31に記憶された全てのランキング情報におけるスコアを昇降順に並び替える。即ち、ランキング部32は、スコアが最も高いオペレータ(1位)から順に、名前、スコア、都道府県、熟練度等を並べたランキング表を作成する。
ランキング部32は、第1記憶部31に記憶された全てのランキング情報のうち、熟練度が同一のスコア情報を抽出して、抽出したスコア情報におけるスコアを昇降順に並び替える。例えば、初級者のスコアを1位から順に並び替えたランキング表を作成する。
また、ランキング部32は、第1記憶部31に記憶された全てのランキング情報のうち、地域(都道府県)が同一のスコア情報を抽出して、抽出したスコア情報におけるスコアを昇降順に並び替える。例えば、新潟県のスコアを1位から順に並び替えたランキング表を作成する。このように、支援装置20Bをサーバ30にログインすることによって、ランキング部32が作成したランキング表を、支援装置20Bの表示部27に表示することができる。また、支援装置20B以外の装置もサーバ30にログインすることよって、ランキング表を表示することが可能である。
なお、圃場は、形状、地質、地形等の環境的要因によって、例えば、農業機械の操縦の難易度も異なる。そこで、農業機械の操縦の難易度などの観点から圃場の難易度を予め複数のランクに分けておき、圃場の難易度をスコア情報に入れて、ランキング表にしてもよい。例えば、難易度が最も高い圃場を「圃場ランクA」、圃場ランクAの次の圃場を「圃場ランクB」、難易度がもっと低い圃場を「圃場ランクC」にしておき、図9に示すように、同一の圃場ランクのランキング表を表示する。また、圃場ランクに応じて、スコアの設定を変更してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 農業機械(トラクタ)
2 作業装置
11 制御装置
13 データ収集装置
14 第2記憶部
20A 支援装置
20B 支援装置
21 第1取得部
22 評価演算部
22a パラメータ算出部
22b スコア算定部
23 表示部
24 第3記憶部
25 第2取得部
26 第2通信部
27 コメント表示部
28 第1通信部
29 出力部
30 サーバ
31 第1記憶部
32 ランキング部
33 収集ボタン
35 図形
36 図形
W1 作業装置の幅端部
W2 作業装置の幅端部
S1 実作業面積
S2 圃場面積
L1、L2 変換式
P1 屈曲点
P2 屈曲点
M1 メイン画面
M2 スコア表示画面
N1 車載ネットワーク

Claims (4)

  1. 農業機械に設けられ且つ、農業機械が作動したときの農作業の農作業データを収集するデータ収集装置と、
    農業機械又は携帯端末のいずれかに設けられ、前記データ収集装置に接続可能な支援装置と、
    を備え、
    前記支援装置は、
    前記データ収集装置から農作業データを取得する第1取得部と、
    前記第1取得部が取得した農作業データの中から、作業開始から作業終了までの農作業データを抽出し、抽出した前記作業開始から作業終了までの農作業データに基づいて、前記農作業のスコアを圃場毎に算出する評価演算部と、
    前記評価演算部で演算した前記スコア及び/又は前記スコアに対応して設定された前記農作業に関する評価を表示する表示部と、
    を備え、
    前記評価演算部は、農作業データに基づいて、少なくとも面積当たりの燃料消費量、面積当たりの作業時間、面積当たりの走行距離、圃場面積に対する実作業面積、面積当たりのシャトルレバーの切換回数、面積当たりのハンドル切換し回数のいずれかを評価項目とした前記農作業のスコアを圃場毎に算出可能であって、前記面積当たりの燃料消費量[f]、面積当たりの作業時間[t]、面積当たりの走行距離[d]、圃場面積に対する実作業面積[Sq]、面積当たりのシャトルレバーの切換回数[s]、面積当たりのハンドル切換し回数[k]をパラメータとする関数Fを用いて評価指数(Ev)を求め、評価指数(Ev)に応じたスコアを算出する農作業評価システム。
  2. 前記農作業を行うオペレータの熟練度を取得する第2取得部を備え、
    前記評価演算部は、前記第2取得部で取得した熟練度が高い場合には熟練度が低い場合に比べて前記農作業のスコアを低く設定するスコア算定部を有している請求項に記載の農作業評価システム。
  3. 前記表示部は、前記作業終了後に画面に対して操作が行われると、前記農作業に関する評価を示すコメントを表示する請求項1又は2に記載の農作業評価システム。
  4. 前記評価演算部で演算した圃場毎のスコアを前記オペレータに対応してサーバに出力する出力部を備え、
    前記サーバは、前記出力部から出力された圃場毎のスコア及び前記オペレータを特定する情報を記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶した圃場毎のスコアをランキングするランキング部と、を備えている請求項1〜のいずれかに記載の農作業評価システム。
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