JP6614299B2 - 熱転写方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写方法に関する。
インクリボンを用いて、カードなどの被転写体に文字や画像などを印画する転写システムが、広く普及している。インクリボンは、帯状に延びるリボン(支持層)と、リボン上に形成され、染料等を含んだインク層と、を有している。インクリボンを用いた印画においては、印画されるべき所望の像に対応したパターンで、インクが被転写体に転写される。
インクリボンのインク層には、イエロー染料(Y)を含む層、マゼンタ染料(M)を含む層およびシアン染料(C)を含む層が面順次に設けられている。Y,M,C各色の領域の後に表面保護層(OP)転写領域が設けられ、このY,M,C,OPが1つの組を形成し、1枚の被転写体への画像転写に1組分のインクリボンが使用される。
Y,M,Cのプロセスカラーでは表現できない金、銀、蛍光色等の鮮やかな色を表現する場合には、特別に生成されたプロセスカラーとは異なる色の特色インクが用いられる。この場合、インクリボンには、Y,M,CとOPとの間に特色インクの領域が設けられ、Y,M,C,特色,OPからなる1組が繰り返し配置される。1枚の被転写体への画像転写には、特色インクを含む1組分のインクリボンが使用される。
特開2012−213896号公報 特開2007−326652号公報
上述した従来の帯状のインクリボンでは、このインクリボンに含まれる特色インクとは異なる特色を被転写体に印画することができなかった。また、特色を含まない画像の印刷を行う場合にも、特色インクを含む1組分のインクリボンが使用され、特色インクの部分が使用されずに廃棄される。そのため、高価な特色インクの使用量(廃棄量)が増え、印刷コストが増していた。
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、印画に使用するインクの色が自由に選択でき、印刷コストを抑えることができる熱転写方法及び熱転写装置を提供することを課題とする。
本発明の一態様による熱転写方法は、サーマルヘッド及びプラテンローラを有する熱転写装置と、画像処理装置とを備える熱転写システムを用いる熱転写方法であって、前記画像処理装置が、画像内に溶融インク転写領域を設定して印画用画像データを生成し、該印画用画像データを前記熱転写装置へ転送する工程と、昇華インクリボン及び被転写体を重ね合わせて、前記熱転写装置の前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記印画用画像データに基づいて前記昇華インクリボンを加熱し、昇華インクを前記被転写体に転写する工程と、前記昇華インクの転写後、枚葉の溶融インクリボン及び前記被転写体を重ね合わせて、前記熱転写装置の前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記印画用画像データに基づいて前記溶融インクリボンを加熱し、溶融インクを前記被転写体の前記溶融インク転写領域に対応する領域に転写する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写方法において、枚葉の昇華インクリボンを使用してもよい。
本発明の一態様による熱転写方法において、前記昇華インクを前記被転写体に転写する工程は、イエローの昇華インクリボンを加熱し、イエローの昇華インクを前記被転写体に転写する工程と、マゼンタの昇華インクリボンを加熱し、マゼンタの昇華インクを前記被転写体に転写する工程と、シアンの昇華インクリボンを加熱し、シアンの昇華インクを前記被転写体に転写する工程と、を有することが好ましい。
本発明の一態様による熱転写方法において、前記画像処理装置は、前記画像に編集アイテムを合成し、該編集アイテムの形状及び位置に基づいて前記溶融インク転写領域を設定してもよい。
本発明の一態様による熱転写方法は、サーマルヘッド及びプラテンローラを有する熱転写装置と、画像処理装置とを備える熱転写システムを用いる熱転写方法であって、前記画像処理装置が、カラー画像をグレースケールのモノクロ画像に変換し、グレースケールの画像データにおける濃度分布を求め、与えられた閾値に基づいて濃度分布を複数のクラスに分け、少なくとも1つのクラスの濃度に対応する領域を溶融インク転写領域と設定して印画用画像データを生成し、該印画用画像データを前記熱転写装置へ転送する工程と、枚葉の溶融インクリボン及び被転写体を重ね合わせて、前記熱転写装置の前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記印画用画像データに基づいて前記溶融インクリボンを加熱し、溶融インクを前記被転写体の前記溶融インク転写領域に対応する領域に転写する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写方法は、サーマルヘッド及びプラテンローラを有する熱転写装置と、画像処理装置とを備える熱転写システムを用いる熱転写方法であって、前記画像処理装置が、カラー画像を2値化処理して白黒画像に変換し、白又は黒の少なくともいずれか一方の領域を溶融インク転写領域と設定して印画用画像データを生成し、該印画用画像データを前記熱転写装置へ転送する工程と、枚葉の溶融インクリボン及び被転写体を重ね合わせて、前記熱転写装置の前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記印画用画像データに基づいて前記溶融インクリボンを加熱し、溶融インクを前記被転写体の前記溶融インク転写領域に対応する領域に転写する工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写装置は、原画像データ及び原画像に合成された編集アイテムの形状、色、及び位置を示す編集データを含む印画用画像データを受信する通信部と、枚葉のインクリボン及び被転写体が重ね合わされて挿入される挿入口と、前記原画像データに基づいて昇華インクリボンを加熱して前記被転写体に昇華インクを転写し、前記編集データに基づいて枚葉の溶融インクリボンを加熱して前記被転写体に溶融インクを転写するサーマルヘッドと、前記挿入口から挿入された被転写体を、前記サーマルヘッドとプラテンローラとの間を通過させて、排出口へ搬送する搬送部と、を備えるものである。
本発明の一態様による熱転写装置において、前記昇華インクリボンは、イエロー、マゼンタ、シアンの昇華インクが順次に設けられた帯状インクリボンであり、該帯状インクリボンは供給ロール及び巻取りロールに巻かれ、該帯状インクリボン、供給ロール及び巻取りロールは脱着可能に設けられており、前記搬送部は、該帯状インクリボン、供給ロール及び巻取りロールが取り外された状態で、枚葉の溶融インクリボン及び被転写体を前記挿入口から前記排出口へ搬送してもよい。
本発明の一態様による熱転写装置において、前記通信部は、溶融インク転写領域のみが設定された印画用画像データを受信し、前記サーマルヘッドは、溶融インクリボンを加熱し、溶融インクを前記被転写体の前記溶融インク転写領域に対応する領域に転写してもよい。
本発明の一態様による熱転写装置において、前記印画用画像データに基づいて、前記被転写体に重ね合わせるインクリボンの種類の指示画面を表示する表示部をさらに備えることが好ましい。
本発明の一態様による熱転写装置において、前記被転写体に重ね合わされて挿入されたインクリボンの種類を検出するセンサと、検出したインクリボンの種類が、前記指示画面の指示と異なる場合にアラームを出力する出力部と、をさらに備えることが好ましい。
本発明の一態様による熱転写装置において、前記アラームの出力後、インク転写の強制実行指示を受け付けた場合、前記加熱部は、前記指示画面で指示したインクリボンに対応するエネルギーで、挿入されたインクリボンを加熱してもよい。
本発明の一態様による熱転写装置において、第1開口部を有する第1フレームと、第2開口部を有する第2フレームとの間に枚葉のインクリボンが挟まれ、前記第1開口部内に前記被転写体が嵌め込まれて前記挿入口に挿入され、前記サーマルヘッドは、前記第2開口部を介して前記インクリボンを加熱してもよい。
本発明によれば、印画に使用するインクの色が自由に選択でき、印刷コストを抑えることができる。
本実施形態に係る熱転写システムの構成図である。 本実施形態に係る携帯端末の機能ブロック図である。 (a)は撮影画像の一例を示し、(b)は編集画像の一例を示す図である。 (a)はサーマルヘッドとプラテンローラとの間を通過する被転写体及びインクリボンの模式図であり、(b)、(c)はインクが転写される例を示す図である。 本実施形態に係る熱転写装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る画像処理方法を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る熱転写方法を説明するフローチャートである。 (a)は被転写体とインクリボンとの重ね合わせを示す図であり、(b)、(c)は被転写体の印画例を示す図である。 被転写体とインクリボンとの重ね合わせの一例を示す図である。 被転写体とインクリボンとの重ね合わせの一例を示す図である。 被転写体とインクリボンとの重ね合わせの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態に係る熱転写システムの構成図である。図1に示すように、熱転写システムは、携帯端末1及び熱転写装置2を備える。携帯端末1は、印画用画像データを生成し、熱転写装置2へ送信する。熱転写装置2は、印画用画像データに基づいてインクリボンを加熱してカードなどの被転写体にインクを転写して、画像を印画する。
図2は携帯端末1の機能ブロック図である。図2に示すように、携帯端末1は、制御部11、表示部12、入出力部13、撮影部14、通信部15及び記憶部16を有する。携帯端末1は、例えばスマートフォンやタブレット機器である。表示部12は例えば液晶ディスプレイである。入出力部13は、各種ボタンやスピーカ等である。表示部12及び入出力部13の入力機能をタッチパネルで構成してもよい。
撮影部14は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)による固体撮像素子を有するデジタルカメラであり、被写体を撮影し、画像データを生成する。
通信部15は、画像編集により生成された印画用画像データを熱転写装置2へ送信する。通信部15は、Wi−Fi(Wireless Fidelity、登録商標)のような無線LANや赤外線通信等による無線通信を行ってもよく、USBケーブルを介した有線通信を行ってもよい。
記憶部16は、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、PROM(Programmable Read-Only Memory)等の記憶媒体を含む。記憶部16は、制御プログラム、画像編集を行うためのアプリケーションプログラム、画像データに対して合成可能な編集アイテム等を保存する。
制御部11は、携帯端末1の各部を制御する。CPUが制御プログラムを実行することで制御部11として機能する。また、CPUがアプリケーションプログラムを実行することで、画像データに対する編集・加工を行い、印画用画像データを生成する機能が実現される。
画像の編集は、ペンによる線描写、文字入力、スタンプやフレームの合成等を行うことができる。また、ペン、スタンプ、フレーム等の色を選択することができる。画像編集により印画用画像データが生成される。
例えば、撮影部14が被写体を撮影し、図3(a)のような撮影画像(画像データ)が生成される。携帯端末1の画像編集機能により、画像にスタンプやフレーム等を合成して、図3(b)のような編集画像(印画用画像データ)が生成される。印画用画像データには、編集前の原画像データ、及び合成された編集アイテムの形状、色、位置等を示す編集データが含まれる。
次に、熱転写装置2について説明する。図1に示すように、熱転写装置2は、筐体2A、筐体2Aの上面に設けられた操作盤2B及びディスプレイ2Cを有する。筐体2Aの側面の1つ(図中奥側の側面)には、枚葉の被転写体3及び枚葉のインクリボン4を重ね合わせて挿入するための挿入口が設けられている。
この挿入口に挿入された被転写体3及びインクリボン4は、筐体2A内に取り込まれると、図4(a)に示すように、対向配置されたサーマルヘッドTとプラテンローラPとの間を挟持搬送される。サーマルヘッドTの発熱体を選択的に発熱させることにより、加熱された部位におけるインクリボン4のインクが被転写体3に転移(熱転写)される。加熱されなかった部位におけるインクリボン4のインクは、被転写体3に転移(熱転写)されない。これにより、被転写体3にパターンを印画することができる。
サーマルヘッドTによる加熱後の被転写体3及びインクリボン4は、挿入口が設けられた側面とは反対側の側面(図中手前側の側面)に設けられた排出口2Dから排出される。なお、挿入口が排出口としても機能する場合には、被転写体3及びインクリボン4が挿入口から排出されてもよい。
被転写体3は、図4(b)に示すように、紙や樹脂からなる基材31と、基材31上に形成され、昇華性染料が定着し易い受容層32とを有する。
被転写体3に原画像のパターンを転写する際には、インクリボン4として、昇華インクリボンが用いられる。図4(b)に示すように、昇華インクリボンでは、薄いポリエステルフィルム41に、イエロー、マゼンタ又はシアンの昇華性染料インク42が塗布されている。昇華インクリボンを加熱すると、加熱された部分の昇華性染料インク42が昇華し、受容層32に受容され、パターンが転写される。
被転写体3に編集アイテムのパターンを転写する際には、溶融インクリボンが用いられる。図4(c)に示すように、溶融インクリボンでは、薄いポリエステルフィルム41に、カーボンやカラー顔料をワックス系材料と混ぜたインク43が塗布されている。溶融インクリボンを加熱すると、加熱された部分のインク43が溶けて、被転写体3にパターンが転写される。溶融インクリボンは、イエロー、マゼンタ、シアン等のプロセスカラーでは再現できない蛍光色やメタリックカラー、パステルカラー、金、銀等の特色のインクリボンでもよく、プロセスカラーのインクリボンでもよい。
図5は熱転写装置2の機能ブロック図である。図5に示すように、熱転写装置2は、制御部21、表示部22、入出力部23、加熱部24、搬送部25、通信部26及び記憶部27を有する。
表示部22は、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ2Cを有し、ディスプレイ2Cに各種指示画面を表示する。例えば、表示部22は、被転写体3に重ねて熱転写装置2に挿入するインクリボン4の種類を表示する。
入出力部23は、ユーザからの指示を受け付けるボタンや、報知音等を出力するスピーカを有する。ボタンは操作盤2Bに設けられる。
加熱部24は、サーマルヘッドTを有し、インクリボン4の加熱を行う。
搬送部25は、プラテンローラPや搬送ローラを有し、挿入口から挿入された被転写体3及びインクリボン4を、サーマルヘッドTとプラテンローラPとの間を介して、排出口2Dへ搬送する。
通信部26は、携帯端末1の通信部15から印画用画像データを受信する。通信部26が受信した印画用画像データは記憶部27に保存される。
記憶部27は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクの少なくとも1つのタイプの記憶媒体を含む。記憶部27は、制御プログラムを保存する。
制御部21は、熱転写装置2の各部を制御する。CPUが制御プログラムを実行することで制御部21として機能する。制御部21は、印画用画像データの原画像データに基づいて加熱部24のサーマルヘッドTを制御し、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の昇華インクリボンを加熱して、被転写体3に原画像を印画する。また、制御部21は、印画用画像データの編集データに基づいて加熱部24のサーマルヘッドTを制御し、溶融インクリボンを加熱して、被転写体3に編集アイテムを印画する。
制御部21は表示部22を制御し、被転写体3に重ねて熱転写装置2に挿入するインクリボン4の種類をディスプレイ2Cに表示させる。ユーザはディスプレイ2Cの表示画面を確認して、正しいインクリボン4を被転写体3に重ねて熱転写装置2に挿入することができる。
次に、図6及び図7に示すフローチャートを用いて、本実施形態による熱転写方法を説明する。図6は携帯端末1での処理を示す。
[ステップS101]携帯端末1の撮影部14が被写体を撮影し、画像データを生成する。なお、画像データは、撮影部14による撮影画像に限定されず、携帯端末1がインターネット等のネットワークを介して取得した画像でもよい。
[ステップS102]アプリケーションプログラムを実行し、画像の編集を行う。編集対象の画像が表示部12に表示され、フレームやスタンプ等の編集アイテムを合成することができるようになる。また、編集アイテムの色を選択することができる。
[ステップS103]通信部15が、編集前の原画像データ、及び合成された編集アイテムの形状、色、位置等(溶融インク転写領域)を示す編集データを含む印画用画像データを熱転写装置2へ送信する。
図7は熱転写装置2での処理を示す。
[ステップS201]通信部26が携帯端末1から印画用画像データを受信する。
[ステップS202]表示部22が、被転写体3とイエローの昇華インクリボンとを重ね合わせて挿入するように、ディスプレイ2Cに指示画面を表示する。ユーザは、被転写体3とイエローの昇華インクリボンとを重ね合わせて、熱転写装置2の挿入口に挿入する。例えば、図8(a)に示すように、枚葉の被転写体3の受容層側の面に、枚葉の昇華インクリボン4Yが重ね合わされる。被転写体3と昇華インクリボン4Yとは同程度のサイズである。
[ステップS203]加熱部24が、原画像データに基づいてサーマルヘッドTの発熱体を選択的に発熱させてイエローの昇華インクリボンを加熱し、被転写体3にイエローのパターンを印画する。
[ステップS204]表示部22が、被転写体3とマゼンタの昇華インクリボンとを重ね合わせて挿入するように、ディスプレイ2Cに指示画面を表示する。ユーザは、排出口2Dから排出された被転写体3からイエローの昇華インクリボンを剥がし、マゼンタの昇華インクリボンを重ね合わせて、熱転写装置2の挿入口に挿入する。
[ステップS205]加熱部24が、原画像データに基づいてサーマルヘッドTの発熱体を選択的に発熱させてマゼンタの昇華インクリボンを加熱し、被転写体3にマゼンタのパターンを印画する。
[ステップS206]表示部22が、被転写体3とシアンの昇華インクリボンとを重ね合わせて挿入するように、ディスプレイ2Cに指示画面を表示する。ユーザは、排出口2Dから排出された被転写体3からマゼンタの昇華インクリボンを剥がし、シアンの昇華インクリボンを重ね合わせて、熱転写装置2の挿入口に挿入する。
[ステップS207]加熱部24が、原画像データに基づいてサーマルヘッドTの発熱体を選択的に発熱させてシアンの昇華インクリボンを加熱し、被転写体3にシアンのパターンを印画する。
[ステップS208]表示部22が、被転写体3と熱転写保護シートとを重ね合わせて挿入するように、ディスプレイ2Cに指示画面を表示する。ユーザは、排出口2Dから排出された被転写体3からシアンの昇華インクリボンを剥がし、熱転写保護シートを重ね合わせて、熱転写装置2の挿入口に挿入する。
[ステップS209]加熱部24が熱転写保護シートを加熱し、トップコート層を被転写体3の表面に転写する。イエロー、マゼンタ、シアンのパターンが印画されているため、図8(b)に示すように、被転写体3には原画像(例えば編集前の撮影画像)が形成される。被転写体3の表面はトップコート層33で保護される。
[ステップS210]表示部22が、被転写体3と溶融インクリボンを重ね合わせて挿入するように、ディスプレイ2Cに指示画面を表示する。指示画面には溶融インクリボンの色も表示される。ユーザは、排出口2Dから排出された被転写体3から熱転写保護シートを剥がし、枚葉の溶融インクリボンを重ね合わせて、熱転写装置2の挿入口に挿入する。
[ステップS211]加熱部24が、編集データに基づいてサーマルヘッドTの発熱体を選択的に発熱させて溶融インクリボンを加熱し、被転写体3に編集アイテムのパターンを印画する。これにより、図8(c)に示すように、フレームやスタンプ等の溶融インクからなるパターン34を印画することができる。
[ステップS212]ユーザは、排出口2Dから排出された被転写体3から溶融インクリボンを剥がす。
フレームやスタンプは溶融インクによるものであり、受容層32に受容される昇華インクとは異なり、被転写体3の表面上に転写されたものである。そのため、原画像に加飾を施したような印画物を作製することができる。
図9〜図11に、被転写体3とインクリボン4の重ね合わせ方法の例を示す。例えば、図9(a)に示すように、開口部51Aを有する枠体(フレーム)51と、開口部52Aを有する枠体(フレーム)52との間にインクリボン4を挟み、枠体51と枠体52とを連結固定する。そして、図9(b)、(c)に示すように、開口部52A内に被転写体3を嵌め込む。
図9(c)は、開口部52A内に被転写体3を嵌め込んだ場合の、図9(b)のC−C線での断面図である。開口部52Aは被転写体3と同程度の大きさであり、嵌め込んだ被転写体3が開口部52Aから容易に外れないようにする固定部材があってもよい。
枠体51、52は枚葉のインクリボン4と同程度の大きさである。枠体51、52の材料は特に限定されず、樹脂等を用いることができる。被転写体3及びインクリボン4は枠体51、52とともに熱転写装置2に挿入される。熱転写装置2内において、サーマルヘッドTは、開口部51Aを介してインクリボン4を加熱する。
排出口2Dから排出されると、開口部52A内から被転写体3を取り外す。このように、2つの枠体51、52を用いることで、被転写体3とインクリボン4とを重ね合わせて熱転写装置2に挿入することができる。枠体52の開口部52Aに被転写体3を嵌め込むため、被転写体3の位置ずれを防止できる。
枠体51、52は繰り返し使用するものでもよい。例えば、排出口2Dからの排出後、枠体51と枠体52との連結を解除し、異なる種類のインクリボン4を枠体51と枠体52との間に挟んで固定し、再使用してもよい。
図10(a)に示すように、インクリボン4の端部に粘着剤61、及び粘着剤61を覆う離型紙62を設けてもよい。粘着剤61及び離型紙62はインクリボン4のインク層側に設けられている。離型紙62を剥がし、粘着剤61によりインクリボン4を被転写体3に貼る。
図11に示すように、被転写体3及びインクリボン4の端部にそれぞれ穴73、74を設けておき、台座71の端部に設けられた突起72に穴73、74を通して、台座71上に被転写体3及びインクリボン4を重ね合わせてもよい。被転写体3及びインクリボン4は台座71とともに熱転写装置2に挿入される。台座71は断熱材で構成されることが好ましい。突起72の数は2つに限定されず、3つ以上でもよい。
このように、本実施形態によれば、枚葉のインクリボン4を用いて被転写体3に印画を行う。そのため、特色を含まない通常のフルカラー印刷を行う場合は、イエロー、マゼンタ、シアンの枚葉の昇華インクリボンを使用し、特色のインクリボンは使用しないため、未使用の特色インクが廃棄されることを防止できる。そのため、印刷コストを抑えることができる。
また、溶融インクリボンも枚葉であり、印画の都度、色を変えることができるため、印画に使用するインクの色を自由に選択できる。また、イエロー、マゼンタ、シアンについても、それぞれ色味の異なる昇華インクリボンを使用することができ、フルカラーの印画物の色味の違いを楽しむことができる。
上記実施形態では、1種類(1色)の溶融インクリボンを用いる例について説明したが、複数色の溶融インクリボンを用いてもよい。この場合、図7のステップS211で第1の溶融インクリボンを剥がした後、第2の溶融インクリボンを被転写体3に重ね合わせて熱転写装置2に挿入し、異なる色の溶融インクでスタンプ等を印画する。
上記実施形態では、熱転写保護シートを加熱し、トップコート層を被転写体3の表面に転写した後に、溶融インクの転写を行っていたが、トップコート層の転写は、溶融インクの転写後でもよい。
上記実施形態では、昇華インクを用いて原画像をフルカラー印刷し、溶融インクを用いて原画像の上にフレームやスタンプを印刷していたが、溶融インクのみを用いた印画を行ってもよい。
例えば、携帯端末1が編集・加工により画像データをグレースケールのモノクロ画像に変換し、グレースケールの画像データにおける濃度の分布を表すヒストグラムを求める。ユーザは、携帯端末1を操作して少なくとも1つの濃度の閾値を入力し、ヒストグラムを複数のクラスに分類する。そして、少なくとも1つのクラスの濃度に対応する領域を溶融インク転写領域に設定し、溶融インクの色を入力する。これにより、溶融インク転写領域及び溶融インクの色の情報を含む印画用画像データが生成される。
この印画用画像データは、携帯端末1から熱転写装置2に送信される。熱転写装置2は、被転写体3及び溶融インクリボンが重ね合わされて挿入されると、印画用画像データに基づいて溶融インクリボンを加熱し、溶融インク転写領域に対応する領域に溶融インクを転写し、パターンを形成する。
あるいはまた、携帯端末1は、2値化処理を行って画像データを白黒のモノクロ画像に変換し、白又は黒の少なくともいずれか一方の領域を溶融インク転写領域に設定し、溶融インクの色を指定してもよい。白又は黒の一方の領域のみを溶融インク転写領域に設定した場合、熱転写装置2は1色の溶融インクにより被転写体3にパターンを印画する。白及び黒の両方の領域を溶融インク転写領域に設定し、各領域に溶融インクの色を指定した場合、熱転写装置2は2色の溶融インクにより被転写体3にパターンを印画する。
溶融インクのみでパターンを印画した場合、熱転写保護シートを用いてトップコート層を形成する処理は省略してもよい。
(変形例)熱転写装置2は、帯状に延びるインクリボン、このインクリボンが巻かれた供給ロール及び巻取りロールが脱着可能に設けられていてもよい。帯状インクリボンには、イエローの昇華インク、マゼンタの昇華インク、シアンの昇華インク、表面保護層が面順次に設けられている。帯状インクリボンは、一定の張力が与えられながら、サーマルヘッドTとプラテンローラPとの間を通ってセットされる。
熱転写装置2は、挿入口から被転写体3が挿入されると、印画用画像データの原画像データに基づいて被転写体3にイエロー、マゼンタ、シアンのパターンを順次転写し、フルカラー画像を形成する。
続いて、熱転写装置2から、帯状インクリボン、供給ロール及び巻取りロールを取り外し、被転写体3と枚葉の溶融インクリボンが重ね合わされて挿入口に挿入される。熱転写装置2は、印画用画像データの編集データに基づいて溶融インクリボンを加熱し、被転写体3に溶融インクを転写して、画像を印画する。このような構成の熱転写装置2によっても、上記実施形態と同様の印画物を作製することができる。
このような熱転写装置2では、通常のフルカラー印刷を帯状のインクリボンを用いて行うため、印刷に要する時間を短縮することができる。また、特色インクは枚葉の溶融インクリボンを用いて印画されるため、未使用の特色インクが廃棄されることを防止できる。また、溶融インクについては、印画に使用するインクの色を自由に選択できる。
上記実施形態及び変形例では、印画用画像データの生成及び熱転写装置2への転送を携帯端末1が行っていたが、携帯端末1に限定されず、パーソナルコンピュータ等の画像処理機能を有する装置を用いることができる。
熱転写装置2に、被転写体3に重ね合わされているシートの種類を検出するセンサを設け、ディスプレイ2Cの指示画面の指示と異なるものが被転写体3に重ね合わされている場合に、アラームを出力するようにしてもよい。例えば、センサは、被転写体3に重ね合わされているものが昇華インクリボン、熱転写保護シート、溶融インクリボンのいずれであるか、また昇華インクリボンや溶融インクリボンが何色であるかを検出する。
熱転写装置2の指示と異なる色の昇華インクリボンが被転写体3に重ね合わされている場合、熱転写装置2は、アラームの出力後、転写を(強制的に)実行するか否か選択できるようにしてもよい。ユーザにより転写の強制実行が選択された場合、熱転写装置2は転写処理を行う。例えば、熱転写装置2がイエローの昇華インクリボンを重ね合わせる指示を出した際に、ユーザがシアンの昇華インクリボンを被転写体3に重ね合わせて熱転写装置2に挿入し、強制実行を選択すると、熱転写装置2は、イエローに対応するエネルギーでシアンの昇華インクリボンを選択的に加熱し、インクを転写する。これにより、原画像とは色味が異なる画像が被転写体3に印画され、ユーザは色味の違いを楽しむことができる。
熱転写装置2は、指示と異なる色の昇華インクリボンが挿入された場合、挿入された昇華インクリボンの色の順番を記憶してもよい。これにより、ユーザは、通常(例えば、Y、M、Cの順)とは異なる順番で昇華インクリボンを挿入して画像を印画し、これを再度印画したい場合に、昇華インクリボンの挿入順を呼び出すことができる。
また、携帯端末1は、昇華インクリボンの挿入順を変えた場合の予想印画画像を作成し、プレビューできるようにしてもよい。例えば、携帯端末1は、イエローのエネルギーでシアンを転写し、マゼンタのエネルギーでイエローを転写し、シアンのエネルギーでマゼンタを転写した場合に原画像が被転写体3にどのように印画されるかを求め、表示部12にプレビュー表示する。
熱転写装置2は、被転写体3にトップコート層を転写した後は、昇華インクリボンの挿入を禁止するようにしてもよい。トップコート層の転写後は、昇華インクを被転写体3に転写できなくなるためである。
被転写体3は用紙に限定されず、透明のシール等にしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 携帯端末
2 熱転写装置
3 被転写体
4 インクリボン

Claims (3)

  1. サーマルヘッド及びプラテンローラを有する熱転写装置と、画像処理装置とを備える熱転写システムを用いる熱転写方法であって、
    前記画像処理装置が、溶融インク転写領域を設定した印画用画像データを前記熱転写装置へ転送する工程と、
    枚葉の溶融インクリボン及び被転写体を重ね合わせて、前記熱転写装置の前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記印画用画像データに基づいて前記溶融インクリボンを加熱し、溶融インクを前記被転写体の前記溶融インク転写領域に対応する領域に転写する工程と、
    を備え、
    前記溶融インクリボンのインク層側の端部に粘着剤、及び前記粘着剤を覆う離型紙が設けられており、前記離型紙を剥がし、前記粘着剤により前記溶融インクリボンを前記被転写体に貼り付けることを特徴とする熱転写方法。
  2. 前記画像処理装置が、カラー画像をグレースケールのモノクロ画像に変換し、グレースケールの画像データにおける濃度分布を求め、与えられた閾値に基づいて濃度分布を複数のクラスに分け、少なくとも1つのクラスの濃度に対応する領域を前記溶融インク転写領域と設定して前記印画用画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の熱転写方法。
  3. 前記画像処理装置が、カラー画像を2値化処理して白黒画像に変換し、白又は黒の少なくともいずれか一方の領域を前記溶融インク転写領域と設定して前記印画用画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の熱転写方法。
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