JP6613785B2 - 熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置および成形方法 - Google Patents

熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置および成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱硬化性樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置および成形方法に関する。
近年、樹脂成形品の製造において、熱可塑性の樹脂と比較して硬化後の強度が高い熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形が行われるようになっている。特に、熱硬化性の樹脂を強化基材に含浸させて硬化させることにより非常に強度が高く軽量な製品を形成することが可能なRTM(Resin Transfer Molding)成形が盛んに行われるようになっている。
一方で、成形型を用いてアンダーカットなどを備える複雑な形状の樹脂成形品を形成するには成形型の構造を工夫する必要がある。従来から、成形型を用いて複雑な形状の樹脂成形品を形成するために、熱可塑性の樹脂が注入されるキャビティを形成する開閉可能な成形型と、当該成形型に着脱自在に取り付けられる入れ子と、を有する樹脂成形装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−201825号公報
しかしながら、熱硬化性の樹脂は、熱可塑性の樹脂に比べて硬化前の粘度が非常に低い。そのため、上述した装置に熱硬化性の樹脂を使用した場合、成形型と入れ子との間に熱硬化性の樹脂が入り込み易い。成形型と入れ子との間に入り込んだ樹脂は、成形型と入れ子とを接着した状態において硬化する。これにより、成形型から入れ子を取り外すことが困難になるという問題があった。
従って、本発明は、成形型に取り付けられた入れ子を容易に取り外すことが可能な熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置および成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一側面によれば、開閉可能な成形型と、成形型に着脱自在に取り付けられ、成形型とともに熱硬化性の樹脂が注入されるキャビティを形成する少なくとも1つの入れ子と、を有する熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置が提供される。成形型は、当該成形型と入れ子との間に入り込んだ樹脂を当該樹脂の硬化反応が生じる第1温度よりも低い第2温度に冷却する冷却機構を備える。冷却機構は、成形型と入れ子との間に入り込んだ樹脂のうち、入れ子を着脱するときに当該入れ子からせん断力が作用する樹脂を冷却する
上記目的を達成するための本発明の他の側面によれば、開閉可能な成形型と、当該成形型に取り付けられた入れ子と、によって熱硬化性の樹脂が注入されるキャビティを形成する熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形方法が提供される。当該成形方法では、キャビティに注入された樹脂のうち成形型と入れ子との間に入り込んだ樹脂を当該樹脂の硬化反応が生じる第1温度よりも低い第2温度に冷却する。成形型と入れ子との間に入り込んだ樹脂を冷却する際に、当該樹脂のうち入れ子を着脱するときに当該入れ子からせん断力が作用される樹脂を冷却する。
本発明によれば、成形型と入れ子との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂の粘度を増加させることができる。これにより、成形型と入れ子との間に連続的に樹脂が入り込むことを防止できる。従って、成形型に取り付けられた入れ子を容易に取り外すことが可能な熱硬化性の樹脂を用いた成形装置および成形方法を提供できる。
実施形態1に係る成形装置の概略図である。 同成形装置の成形型の概略図である。 図2の破線部M1によって囲まれる部分の拡大図である。 図2の破線部M2によって囲まれる部分の拡大図である。 キャビティ内で樹脂が硬化する際中の図3に対応する拡大図である。 樹脂成形品を成形型から取り出すときの図3に対応する拡大図である。 実施形態1に係る成形装置を使用した樹脂成形品の成形方法を示すフローチャートである。 実施形態2に係る成形装置の概略図である。 図8の破線部M3によって囲まれる部分の拡大図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における各部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
(実施形態1)
<成形装置>
本実施形態に係る成形装置100について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る成形装置100の概略図である。図2は、成形装置100の成形型10の概略図である。図3は、図2の破線部M1によって囲まれる部分の拡大図である。図4は、図2の破線部M2によって囲まれる部分の拡大図である。図5は、キャビティ内で樹脂が硬化する際中の図3に対応する拡大図である。図6は、樹脂成形品200を成形型10から取り出すときの図3に対応する拡大図である。
図1〜図3に示すように、成形装置100は、熱硬化性の樹脂220を用いた樹脂成形品200の成形装置である。成形装置100は、開閉可能な成形型10と、成形型10に着脱自在に取り付けられ、成形型10とともに熱硬化性の樹脂220が注入されるキャビティ15を形成する入れ子110と、を有する。そして、成形型10は、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220を当該樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に冷却する冷却機構120を備える。また、成形装置100は、成形型10に型締圧力Pを負荷するプレス部20と、第1液221と第2液222とを混合して熱硬化性の樹脂220を形成するミキシングヘッド30と、第1液221と第2液222とをミキシングヘッド30に供給する供給機40と、をさらに含む。また、成形装置100は、キャビティ15内を真空吸引する吸引部50と、成形型10の開閉を検知するセンサ60と、をさらに含む。また、成形装置100は、成形装置100全体の動作を制御する制御部150をさらに含む。以下、各構成要素について詳述する。
本実施形態に係る成形装置100および成形方法によって得られる樹脂成形品200は、強化基材210と、熱硬化性の樹脂220と、によって構成される複合材料である。強化基材210と組み合わせることによって樹脂220単体に比べて高い強度および剛性を備えた樹脂成形品200となる。
本実施形態では、強化基材210として炭素繊維を使用する。炭素繊維を使用することで、複合材料として形成される樹脂成形品200を軽量化できる。
熱硬化性の樹脂220は、所定温度(以下、第1温度T1)において所定時間に亘って加熱すると硬化反応が進行して硬化する樹脂材料である。
熱硬化性の樹脂220は、粘度と温度との関係において次のような特性を備える。すなわち、熱硬化性の樹脂220は、硬化反応開始前の状態では、温度が低くなるほど粘度が高くなり、温度が高くなるほど粘度が低くなるという特性を備える。硬化反応開始後は、硬化反応が進行するにつれて粘度が高くなり、やがて硬化する。
本実施形態では、熱硬化性の樹脂220は、ミキシングヘッド30を用いて第1液221と第2液222とを混合することによって形成される。
熱硬化性の樹脂220の種類は特に限定されないが、本実施形態では、熱硬化性の樹脂220として複合材料用エポキシ樹脂を使用する。第1液221(主剤)としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂などを用いることができる。また、第2液222(硬化剤)としては、例えば、ジシアンジアミドにジクロロフェニルジメチル尿素を組み合わせたものを用いることができる。しかしながら、特に限定されるものではなく、ジアミノジフェニルスルホン、芳香族ジアミン、酸無水物ポリアミドなども第2液222として使用できる。
成形型10は、開閉可能な一対の上型(雄型)11と、下型(雌型)12と、上型11を固定して保持する上型ボルスター13と、下型12を固定して保持する下型ボルスター14と、を含む。
キャビティ15には、強化基材210に相当する炭素繊維が載置される。熱硬化性の樹脂220は、炭素繊維の下面から内部に含浸する。
プレス部20は、成形型10の上型11に型締圧力Pを負荷する。型締圧力Pは、上型ボルスター13を介して上型11に負荷される。プレス部20は、油圧等の流体圧を用いたシリンダー21を有し、油圧等を制御することによって型締圧力Pを調整する。
ミキシングヘッド30は、下型12に設けられている。本実施形態において、ミキシングヘッド30は、第1液221と第2液222とを混合することによって熱硬化性の樹脂220を形成する。
供給機40は、第1液221と第2液222とをミキシングヘッド30に供給する。本実施形態において、供給機40は、第1ホース70を介してミキシングヘッド30に接続されている。第1ホース70は、留め具71によって下型ボルスター14に固定されている。
吸引部50は、真空ポンプ(不図示)を有する。吸引部50は、成形型10の型閉じ後にキャビティ15内の空気を吸引(真空引き)し、キャビティ15内を真空状態にする。吸引部50と下型12とは第2ホース80を介して接続されている。第2ホース80は、留め具81によって下型ボルスター14に固定されている。また、吸引部50と上型11とは第3ホース90を介して接続されている。第3ホース90は、留め具91によって上型ボルスター13に固定されている。
図2に示されるように、上型11および下型12には、成形型10全体の温度を調節する温調配管16が設けられている。温調配管16は、熱硬化性の樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1以上の温度の流体が流通可能に構成される。温調配管16内に流通される流体として熱水、蒸気またはオイルを使用できるが特に限定されない。
第1温度T1以上の流体が温調配管16に流通されることによって、キャビティ15内に注入された樹脂220が所定の時間に亘って第1温度T1以上に維持される。これにより、キャビティ15内に注入された樹脂220は硬化反応によって硬化する。
樹脂成形品200は、アンダーカット205を備える(図5参照)。成形型を用いた樹脂成形において、アンダーカットを有する樹脂成形品を形成するためには分割構造の成形型を用いる必要がある。分割構造を用いた成形型を使用しない場合、成形型から取り出す際にアンダーカットが成形型に引っかかってしまうため樹脂成形品を成形型から上手く取り出せない。本実施形態では、入れ子110を用いてアンダーカット205を備える樹脂成形品200を形成する。
図3を参照して、入れ子110は、樹脂成形品200においてアンダーカット205をなす強化基材210の部位215が配置される副キャビティ116を形成する。副キャビティ116は、入れ子110が成形型10に取り付けられた状態においてキャビティ15の一部をなす。入れ子110は、強化基材210の部位215が副キャビティ116に配置された状態で成形型10に取り付けられる。本実施形態において、入れ子110は、第1入れ子110aと、第2入れ子110bと、を有する。しかしながら、入れ子110を単一の部材から構成してもよい。
冷却機構120は、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220を第2温度T2に冷却する。これにより、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220の粘度が増加するため、成形型10と入れ子110との間に樹脂220が連続的に入り込むことを防止できる。そのため、成形型10に取り付けられた入れ子110を容易に取り外すことができる。
また、冷却機構120は、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220のうち、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220を冷却する。これにより、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにできる。樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにすることにより、成形型10に取り付けられた入れ子110をさらに容易に取り外すことができる。
本実施形態において、成形型10は、冷却機構120として冷却配管17を備える。冷却配管17は、熱硬化性の樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2の流体が流通可能に構成される。冷却配管17内に流通される流体として冷却水やオイルを使用できるが特に限定されない。
成形型10は、成形型10と入れ子110との間に入り込もうとする樹脂220の一部を溜める溜まり部18と、当該溜まり部18に溜められた樹脂の温度を第1温度T1または第2温度T2に選択的に調節する調節機構130と、を有する。
成形型10が調節機構130を有することにより、キャビティ15に樹脂220を注入する際に、溜まり部18に溜められた樹脂220の粘度を高めることができる。これにより、成形型10と入れ子110との間に連続的に樹脂220が入り込むことをより確実に防止できる。また、樹脂成形品200を成形型10から脱型した後に、溜まり部18に溜められた樹脂220を硬化させることができる。これにより、溜まり部18に残留した樹脂220を容易に取り除くことができる。
調節機構130は、第1温度T1に調節された流体または第2温度T2に調節された流体のいずれか一方が選択的に流通される配管19を有する。これにより、一の配管19によって溜まり部18の温度を第1温度T1と第2温度T2とに選択的に調節できる。そのため、装置構成が簡易化されることにより設計が容易になるとともに製造コストを低減できる。
入れ子110には、成形型10から入れ子110を取り外すための抜き勾配θ1およびθ2が設定されている。具体的には、抜き勾配θ1およびθ2は、成形型10に面する入れ子110の面P1が入れ子110の取り出し方向Yに対して傾斜するように設定されている。
入れ子110に抜き勾配θ1およびθ2が設定されていることにより、入れ子110を取り出す際に成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220をせん断する方向Xと、入れ子110の取り出し方向Yとを異ならせることができる(図6参照)。熱硬化性の樹脂220の接着力は、樹脂220が接着している面から樹脂220を垂直方向に剥がすときよりも、当該面に対して樹脂220をせん断する方向に剥がす方が強くなる。そのため、入れ子110に抜き勾配θ1およびθ2が設定されていることにより、成形型10から入れ子110を取り出すことがさらに容易になる。
ミキシングヘッド30、プレス部20、供給機40、吸引部50およびセンサ60と制御部150とは、配線によって接続されている。
<成形方法>
以下、図7を参照して本実施形態に係る成形装置100を使用した成形方法の手順について説明する。
図7は、実施形態1に係る成形装置100を使用した樹脂成形品200の成形方法を示すフローチャートである。
図7に示すように、成形装置100を使用した樹脂成形品200の成形方法は、強化基材210に入れ子110を取り付ける工程(ステップS1)と、成形型10に入れ子110を取り付ける工程(ステップS2)と、成形型10内に入れ子110を取り付けた強化基材210を配置する工程(ステップS3)と、成形型10を型閉じする工程(ステップS4)と、成形型10内を真空吸引する工程(ステップS5)と、成形型10内に樹脂220を注入する工程(ステップS6)と、樹脂220を成形型10内で硬化させる工程(ステップS7)と、成形された樹脂成形品200を成形型10から脱型する工程(ステップS8)と、溜められた樹脂220を加熱する工程(ステップS9)と、を有する。以下、各工程について詳述する。なお、ステップS1、S2、S3、S7、S8およびS9の操作を除き、制御部150が各ステップの処理を実行する。
まず、樹脂成形品200のアンダーカット205をなす強化基材210の部位215を入れ子110の副キャビティ116に挿入して、強化基材210に入れ子110を取り付ける(ステップS1)。このとき、副キャビティ116に臨む型内面を、所定の有機溶剤を用いて脱脂処理し、離型剤を用いて離型処理を施しておく。
次に、成形型10に入れ子110を取り付ける(ステップS2)。入れ子110は、強化基材210に取り付けられた状態において成形型10に取り付けられる。入れ子110を成形型10に取り付けることによって、成形型10と入れ子110とによって熱硬化性の樹脂220が注入されるキャビティ15を形成する。
次に、入れ子110を取り付けた強化基材210を成形型10のキャビティ15内に配置してプリフォームする(ステップS3)。このとき、キャビティ15に臨む型内面を所定の有機溶剤を用いて脱脂処理し、離型剤を用いて離型処理を施しておく。
次に、成形型10を型閉じする(ステップS4)。本実施形態では、プレス部20により成形型10に型締圧力Pを負荷することにより成形型10の上型11と下型12とが接近して型閉じが進行する。成形型10の型閉じが完了したか否かは、センサ60からの信号に基づいて判断される。
次に、吸引部50によって成形型10のキャビティ15内を吸引することによって真空引きを行い、キャビティ15内を真空状態にする(ステップS5)。真空引きを行うことによって、表面に発生する気泡を防止し、樹脂成形品200である複合材料のボイドやピットを減らすことができ、複合材料の機械的特性や意匠性を向上させることができる。
次に、成形型10内に樹脂220を注入する(ステップS6)。樹脂220の注入はミキシングヘッド30を使用して行われる。樹脂220の注入前から注入完了後まで、成形型10の温調配管16には熱硬化性の樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1以上の流体が流通される。これにより、成形型10内に注入された樹脂220に硬化反応が生じる。
また、成形型10に樹脂220を注入する際に、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220を当該樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に冷却する。具体的には、成形型10に樹脂220を注入する際に、冷却機構120の冷却配管17に、熱硬化性の樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に調節された流体を流通させる。これにより、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220が冷却されて粘度が増加するため、成形型10と入れ子110との間に樹脂220が連続的に入り込むことを防止できる。
また、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220を冷却する際には、当該樹脂220のうち入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用される樹脂220を冷却する。これにより、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにできる。樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにすることにより、成形型10に取り付けられた入れ子110をさらに容易に取り外すことができる。
また、本実施形態では、成形型10と入れ子110との間に入り込もうとする樹脂220の一部を成形型10内に溜めるとともに、当該溜められた樹脂220を第2温度T2に冷却しながらキャビティ15に樹脂220を注入する。これにより、溜められた樹脂220が冷却されることによって当該樹脂220の粘度が増加して、成形型10と入れ子110との間に樹脂220が入り込むことをさらに確実に防止できる。
成形型10内に樹脂220を注入した後、キャビティ15内の樹脂220が十分硬化するまで放置する(ステップS7)。
成形型10を開き、成形された樹脂成形品200を脱型する(ステップS8)。このとき、成形型10と入れ子110との間に樹脂220が連続的に入り込むことが防止されていることにより、成形型10と入れ子110との間の接着力は弱い。そのため、入れ子110は成形型10から容易に取り出すことができる。
また、本実施形態では、入れ子110に設定した抜き勾配θ1およびθ2によって、入れ子110を取り外す際に成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220に作用するせん断力の方向X(図5参照)と当該入れ子110を取り外す方向Yとを異ならせている。これにより、入れ子110を取り外す際に、成形型10と入れ子110との間に形成された隙間115に流入した樹脂220にはせん断方向Xに力が作用しにくい。そのため、成形型10から入れ子110をさらに容易に取り外すことができる。
樹脂成形品200を成形型10から脱型した後、溜められた樹脂220を第1温度T1に加熱する(ステップS9)。これにより、溜められた樹脂220を硬化させることができるため、溜められた樹脂220を容易に取り除くことができる。
本実施形態において、溜められた樹脂220を第1温度T1に加熱する際には、当該第1温度T1に調節された流体を成形型10に配設した調節機構130の配管19に流通させ、溜められた樹脂220を第2温度T2に冷却する際には、当該第2温度T2に調節された流体を当該配管19に流通させる。
これにより、溜められた樹脂220の温度を一の配管19によって第1温度T1と第2温度T2とに選択的に調節できる。そのため、装置構成が簡易化されることにより設計が容易になるとともに製造コストを低減できる。
(作用・効果)
本実施形態に係る成形装置100および成形方法は、開閉可能な成形型10と、成形型10に着脱自在に取り付けられ、成形型10とともに熱硬化性の樹脂220が注入されるキャビティ15を形成する少なくとも1つの入れ子110と、を有する。成形型10は、当該成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220を当該樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に冷却する冷却機構120を備える。
このように構成した成形装置100および成形装置100を使用する成形方法によれば、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220の粘度を増加させることができる。これにより、成形型10と入れ子110との間に連続的に樹脂220が入り込むことを防止できる。従って、成形型10に取り付けられた入れ子110を容易に取り外すことが可能な熱硬化性の樹脂220を用いた樹脂成形品200の成形装置100を提供できる。
本実施形態に係る成形装置100および成形方法において、冷却機構120は、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220のうち、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する樹脂220を冷却する。
このように構成した成形装置100および成形装置100を使用する成形方法によれば、入れ子110を着脱するときに当該入れ子110からせん断力が作用する樹脂220が硬化することを防ぐことができる。樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、当該構成によれば、成形型10に取り付けられた入れ子110をさらに容易に取り外すことができる。
本実施形態に係る成形装置100および成形方法において、成形型10は、当該成形型10と入れ子110との間に入り込もうとする樹脂220の一部を溜める溜まり部18と、当該溜まり部18に溜められた樹脂220の温度を第1温度T1または第2温度T2に選択的に調節する調節機構130と、を有する。
このように構成した成形装置100および成形装置100を使用する成形方法によれば、キャビティ15に樹脂220を注入する際に、溜まり部18に溜められた樹脂220の粘度を高めることができる。これにより、成形型10と入れ子110との間に連続的に樹脂220が入り込むことをより確実に防止できる。また、樹脂成形品200を成形型10から脱型した後に、溜まり部18に溜められた樹脂220を硬化させることができる。これにより、溜まり部18に残留した樹脂220を容易に取り除くことができる。
本実施形態に係る成形装置100および成形方法において、調節機構130は、第1温度T1に調節された流体または第2温度T2に調節された流体のいずれか一方が選択的に流通される配管19を有する。
このように構成した成形装置100および成形装置100を使用する成形方法によれば、一の配管19によって溜まり部18の温度を第1温度T1と第2温度T2とに選択的に調節できる。これにより、装置構成が簡易化されることにより設計が容易になるとともに製造コストを低減できる。
本実施形態に係る成形装置100および成形方法において、入れ子110には、当該入れ子110を成形型10から取り外すための抜き勾配θ1およびθ2が設定されている。
このように構成した成形装置100および成形装置100を使用する成形方法によれば、成形型10と入れ子110との間に入り込んだ樹脂220をせん断する方向Xと、入れ子110の取り出し方向Yとを異ならせることができる。上述したように、樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、当該構成によれば、成形型10に取り付けられた入れ子110をさらに容易に取り外すことができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る成形装置は、次の点で実施形態1に係る成形装置100と異なる。
すなわち、実施形態1に係る成形装置100では、分割構造の成形型として入れ子を用いた。
一方、実施形態2に係る成形装置は、成形型からの入れ子の取り出しを自動化するために、入れ子をスライドコアにしている点において、実施形態1に係る成形装置100と異なる。
上述した相違点に係る構成について以下に説明する。ただし、実施形態1に係る成形装置100の構成と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
<成形装置>
図8は、本実施形態に係る成形装置の成形型310の概略図である。図9は、図8の破線部M3によって囲まれる部分の拡大図である。
本実施形態に係る成形装置の構成は、成形型310の構成が、実施形態1に係る成形装置100の成形型10の構成と異なる点を除いて、実施形態1の成形装置100の構成と同じである。そのため、成形型310以外の構成については、説明を省略する。
成形型310は、スライドコア320(入れ子に相当)を有する。スライドコア320によって、アンダーカットを備える樹脂成形品200を形成できる。
成形型310は、当該成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ樹脂220を当該樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に冷却する冷却機構120を備える。本実施形態では、成形型310は、冷却機構120として冷却配管317を備える。冷却配管317は、樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に調節された流体を当該冷却配管317内に流通可能に構成される。冷却配管317内に流通される流体として冷却水やオイルを使用できるが特に限定されない。
冷却機構120は、成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220を第2温度T2に冷却する。これにより、成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220の粘度が増加するため、成形型310とスライドコア320との間に樹脂220が連続的に入り込むことを防止できる。そのため、成形型310に取り付けられたスライドコア320を容易に移動させる(取り外す)ことができる。
また、冷却機構120は、成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220のうち、スライドコア320を着脱するときに当該スライドコア320からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220を冷却する。これにより、スライドコア320を着脱するときに当該スライドコア320からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにできる。樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、スライドコア320を着脱するときに当該スライドコア320からせん断力が作用する熱硬化性の樹脂220が硬化しないようにすることにより、成形型310に取り付けられたスライドコア320をさらに容易に移動(取り外す)ことができる。
成形型310は、当該成形型310とスライドコア320との間に入り込もうとする樹脂220の一部を溜める溜まり部318と、当該溜まり部318に溜められた樹脂220の温度を第1温度T1または第2温度T2に選択的に調節する調節機構130と、を有する。
成形型310が調節機構130を有することにより、キャビティ15に樹脂220を注入する際に、溜まり部318に溜められた樹脂220の粘度を高めることができる。これにより、成形型310とスライドコア320との間に連続的に樹脂220が入り込むことをより確実に防止できる。また、樹脂成形品200を成形型310から脱型した後に、溜まり部318に溜められた樹脂220を硬化させることができる。これにより、溜まり部318に残留した樹脂220を容易に取り除くことができる。
本実施形態において、調節機構130は、第1温度T1に調節された流体または第2温度T2に調節された流体のいずれか一方が選択的に流通される配管319を有する。
<成形方法>
成形装置300を用いた成形方法は、実施形態1に係る成形装置100を用いた成形方法と実質的に同じため説明を省略する。
(作用・効果)
本実施形態に係る成形装置および成形方法は、開閉可能な成形型310と、成形型310に着脱自在に取り付けられ、成形型310とともに熱硬化性の樹脂220が注入されるキャビティ15を形成する少なくとも1つのスライドコア320と、を有する。成形型310は、当該成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ樹脂220を当該樹脂220の硬化反応が生じる第1温度T1よりも低い第2温度T2に冷却する冷却機構120を備える。
このように構成した本実施形態に係る成形装置および当該成形装置を使用する成形方法によれば、成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ熱硬化性の樹脂220の粘度を増加させることができる。これにより、成形型310とスライドコア320との間に連続的に樹脂220が入り込むことを防止できる。従って、成形型310に取り付けられたスライドコア320を容易に移動させる(取り外す)ことが可能な熱硬化性の樹脂220を用いた樹脂成形品200の成形装置を提供できる。
本実施形態に係る成形装置および成形方法において、冷却機構120は、成形型310とスライドコア320との間に入り込んだ樹脂220のうち、スライドコア320を着脱するときに当該スライドコア320からせん断力が作用する樹脂220を冷却する。
このように構成した本実施形態に係る成形装置および当該成形装置を使用する成形方法によれば、スライドコア320を着脱するときに当該スライドコア320からせん断力が作用する樹脂220が硬化することを防ぐことができる。樹脂220の接着力は、当該樹脂220をせん断する方向に当該樹脂220によって接着されている物体を引きはがそうとするときに大きくなる。そのため、当該構成によれば、成形型310に取り付けられたスライドコア320をさらに容易に移動させる(取り外す)ことができる。
本実施形態に係る成形装置および成形方法において、成形型310は、当該成形型310とスライドコア320との間に入り込もうとする樹脂220の一部を溜める溜まり部318と、当該溜まり部318に溜められた樹脂220の温度を第1温度T1または第2温度T2に選択的に調節する調節機構130と、を有する。
このように構成した本実施形態に係る成形装置および当該成形装置を使用する成形方法によれば、キャビティ15に樹脂を注入する際に、溜まり部318に溜められた樹脂220の粘度を高めることができる。これにより、成形型310とスライドコア320との間に連続的に樹脂220が入り込むことをより確実に防止できる。また、樹脂成形品200を成形型310から脱型した後に、溜まり部318に溜められた樹脂220を硬化させることができる。これにより、溜まり部318に残留した樹脂220を容易に取り除くことができる。
本実施形態に係る成形装置および成形方法において、調節機構130は、第1温度T1に調節された流体または第2温度T2に調節された流体のいずれか一方が選択的に流通される配管319を有する。
このように構成した本実施形態に係る成形装置および当該成形装置を使用する成形方法によれば、一の配管319によって溜まり部318の温度を第1温度T1と第2温度T2とに選択的に調節できる。これにより、装置構成が簡易化されることにより設計が容易になるとともに製造コストを低減できる。
なお、本発明は上述した実施形態1および実施形態2にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
10、310 成形型、
11 上型、
12 下型、
15 キャビティ、
16 温調配管、
17、317 冷却配管、
18、318 溜まり部、
19、319 配管、
20 プレス部、
30 ミキシングヘッド、
40 供給機、
50 吸引部、
60 センサ、
100 成形装置、
110 入れ子、
120 冷却機構、
130 調節機構、
150 制御部、
200 樹脂成形品、
205 アンダーカット、
210 強化基材、
220 熱硬化性の樹脂、
300 成形装置、
310 成形型、
320 スライドコア、
P1 面、
X せん断方向、
Y 取り出し方向、
θ1、θ2 抜き勾配。

Claims (8)

  1. 開閉可能な成形型と、
    前記成形型に着脱自在に取り付けられ、前記成形型とともに熱硬化性の樹脂が注入されるキャビティを形成する少なくとも1つの入れ子と、を有し、
    前記成形型は、当該成形型と前記入れ子との間に入り込んだ前記樹脂を当該樹脂の硬化反応が生じる第1温度よりも低い第2温度に冷却する冷却機構を備え
    前記冷却機構は、前記成形型と前記入れ子との間に入り込んだ前記樹脂のうち、前記入れ子を着脱するときに当該入れ子からせん断力が作用する樹脂を冷却する、熱硬化性の樹脂を用いた樹脂成形品の成形装置。
  2. 前記成形型は、当該成形型と前記入れ子との間に入り込もうとする前記樹脂の一部を溜める溜まり部と、当該溜まり部に溜められた前記樹脂の温度を前記第1温度または前記第2温度に選択的に調節する調節機構と、を有する、請求項に記載の成形装置。
  3. 前記調節機構は、前記第1温度に調節された流体または前記第2温度に調節された流体のいずれか一方が選択的に流通される配管を有する、請求項に記載の成形装置。
  4. 前記入れ子には、当該入れ子を前記成形型から取り外すための抜き勾配が設定されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の成形装置。
  5. 開閉可能な成形型と、当該成形型に取り付けられた入れ子と、によって熱硬化性の樹脂が注入されるキャビティを形成し、
    前記キャビティに注入された前記樹脂のうち前記成形型と前記入れ子との間に入り込んだ前記樹脂を当該樹脂の硬化反応が生じる第1温度よりも低い第2温度に冷却してなり、
    前記成形型と前記入れ子との間に入り込んだ前記樹脂を冷却する際に、当該樹脂のうち前記入れ子を着脱するときに当該入れ子からせん断力が作用される樹脂を冷却する、熱硬化性樹脂を用いた樹脂成形品の成形方法。
  6. 前記成形型と前記入れ子との間に入り込もうとする前記樹脂の一部を前記成形型内に溜めるとともに、当該溜められた前記樹脂を前記第2温度に冷却しながら前記キャビティに前記樹脂を注入し、
    前記樹脂成形品を前記成形型から脱型した後に、前記溜められた樹脂を前記第1温度に加熱する、請求項に記載の成形方法。
  7. 前記溜められた樹脂を前記第1温度に加熱する際には、当該第1温度に調節された流体を前記成形型に配設した配管に流通させ、前記溜められた樹脂を前記第2温度に冷却する際には、当該第2温度に調節された流体を当該配管に流通させる、請求項に記載の成形方法。
  8. 前記入れ子に設定した抜き勾配によって、前記入れ子を取り外す際に前記成形型と前記入れ子との間に入り込んだ前記樹脂に作用するせん断力の方向と当該入れ子を取り外す方向とを異ならせる、請求項5〜7のいずれか1項に記載の成形方法。
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