JP6612584B2 - エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板 Download PDF

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Description

本発明は、熱伝導性、接着性、絶縁性に優れる、エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板に関する。
近年、電子部品の小型化が要求され、高密度実装化および高性能化が要求され、更には、半導体素子等の小型化、ハイパワー化により、狭いスペースの中で、半導体素子等から発生した熱を如何に放熱するかといったことが問題となっている。
上記の問題の解決策のひとつとして、部品を実装する基板の絶縁層に熱伝導率の高いものを使用し、素子で発生した熱を効率よく筐体や冷却フィンに熱を逃がす方法が用いられる(特許文献1、2参照)。特許文献1はアルミナ粉を充填することにより、特許文献2は窒化アルミ粉を充填することにより、それぞれ高熱伝導化を検討している。
しかしながら、特許文献1ではアルミナ粉を使用しているため、80vol%を超える高充填が可能なものの、アルミナ粉自体の熱伝導率が低いため、基板の熱伝導率は低い、といった課題があった。一方、特許文献2では窒化アルミ粉を高充填することにより、10W/mKを超える高熱伝導化を達成しているが、耐電圧の値が30kV/mm程度と十分でない、といった課題があった。
特許文献3では窒化ホウ素粉を使用し、その配向を制御することで、低いフィラー充填量で高熱伝導化を達成している。窒化ホウ素粉の一次粒子は通常燐片状であり、これをフィラーとして絶縁層内に分散させた場合は、塗工時やプレス硬化時に窒化ホウ素粉が面方向に整列し、高熱伝導化が期待できないが、窒化ホウ素粉の凝集体を絶縁層内に分散させることで、垂直方向へ配向を制御しており、高熱伝導化を達成し、かつ、効率的に熱パスを形成できることから、充填量を少なくすることができ、結果として耐電圧値の向上も両立している。
しかしながら、特許文献3では使用している凝集粉は基板作製プロセス中に凝集粉が破壊しないように粒子強度が高く、また、凝集粉内の空隙は少ないことが条件になっているため、粒子強度が高いため変形が起きず、内部の空隙へ樹脂を充填することが困難となり、電気絶縁性などの電気特性が低下したり、窒化ホウ素粉同士の接触が十分に得られず、熱伝導率の向上効果が小さくなる、といった課題があった。
特開平6−44824号公報 特開2011−249606号公報 特開2010−157563号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、熱伝導性、接着性、絶縁性に優れる、エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板を提供する。
すなわち、本発明は、(1)エポキシ樹脂と硬化剤と無機フィラーからなるエポキシ樹脂組成物であって、無機フィラーが窒化ホウ素凝集粉であり、前記窒化ホウ素凝集粉が、平均粒子径20〜100μm、空隙率50〜70体積%、圧壊強度1.0〜4.0MPaであり、かつ、前記窒化ホウ素凝集粉の含有量が35〜65体積%であるエポキシ樹脂組成物、(2)(1)のエポキシ樹脂組成物の硬化物であるエポキシ樹脂シート、(3)(1)のエポキシ樹脂組成物の半硬化物であるBステージ状態のエポキシ樹脂シート、(4)金属板上に絶縁層を介して回路材が積層された金属ベース回路基板であって、前記絶縁層が(2)または(3)のエポキシ樹脂シートである金属ベース回路基板、である。
本発明により、熱伝導性、接着性、絶縁性に優れる、エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板が得られる。また、本発明のエポキシ樹脂組成物は、各種コーターによってシート状に所望の厚みに塗布し、加熱により硬化させることでエポキシ樹脂組成物のシートを作製することができる。さらに、硬化させる際の熱量を適切にコントロールすることにより、シート状に塗布したエポキシ樹脂組成物を半硬化させたBステージ状態のシートを作製することもでき、金属基板上にエポキシ樹脂組成物を塗布し、回路材を積層することで金属ベース回路基板の絶縁層として使用することもできる、といった効果を奏する。
図1は、窒化ホウ素凝集粉を水銀ポロシメータで測定した細孔径分布の一例である。
本発明に使用するエポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型の水素添加エポキシ樹脂、ポリプロピレングリコール型エポキシ樹脂、ポリテトラメチレングリコール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、フェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラキスフェノールメタン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、トリアジン核を骨格に有するエポキシ樹脂、およびビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物型のエポキシ樹脂等が挙げられ、耐熱性の観点から、ナフタレン型エポキシ樹脂が特に好ましい。また、これらを複数組み合わせて用いることもできる。
本発明に使用する硬化剤としては、アミン系樹脂、酸無水物系樹脂、フェノール系樹脂からなる群から選ばれる1種類以上を用いることができる。アミン系樹脂は一般にエポキシ樹脂との反応性が高く、硬化後の絶縁特性が優れる。また、酸無水物系樹脂、フェノール系樹脂は一般にエポキシ樹脂との反応性が低いため、エポキシ樹脂と混合した際、塗布するまでの時間が長くなっても反応による塗布液の粘度上昇が少なく、好適である。
本発明に使用する無機フィラーは、窒化ホウ素粉が凝集した凝集粉であり、その凝集粉の空隙率が50〜70体積%で、窒化ホウ素凝集粉の圧壊強度は1.0〜4.0MPaの範囲である。窒化ホウ素凝集粉の圧壊強度が1.0MPa未満の場合、樹脂との混練プロセス中に凝集粉が崩れ、配向制御が難しい。圧壊強度が4.0MPaを超える場合はプレス成形時に加圧を行ってもフィラーの変形がおきず、窒化ホウ素粉同士の接触が取りにくいため、熱伝導率が上昇しにくい。
本発明に使用する窒化ホウ素凝集粉の空隙率は、50〜70体積%である。50体積%未満の場合、プロセスによってはプレス成形した際のフィラーの変形が十分に起こらず、窒化ホウ素粉同士の接触が得られにくく、熱伝導率が上昇しにくい。空隙率が70体積%を超える場合、窒化ホウ素粉の内部の空隙に多くの樹脂が入り込むため、塗工液の粘度が上昇しやすく、ボイド等の欠陥が生じやすい。
本発明に使用する窒化ホウ素凝集粉の平均粒径は、20〜100μmが好ましい。平均粒径が20μ未満の場合、樹脂と混合した際に、窒化ホウ素粒子と樹脂界面の総数の増加にともなう接触熱抵抗の増加により熱伝導率が低下する。また、混合液の粘度が上がるため、塗工時にボイド等の欠陥を生じやすい。平均粒径が100μmを超える場合、200μm以下での絶縁層形成が難しくなる。
本発明において、熱硬化前のエポキシ樹脂組成物に対する無機フィラーの含有量は適宜選択してよいが、熱伝導率の観点から、35体積%以上が好ましく、40体積%以上がより好ましい。また、高充填し過ぎると塗工が難しくなり、絶縁層形成時に空隙が出来やすく、基板物性、熱伝導率ともに低下するため、65体積%以下が好ましく60体積%以下がより好ましい。なお、この無機フィラーの体積%とは、熱硬化前に含有された無機フィラーの体積が熱硬化後の熱伝導用エポキシ樹脂組成物の体積に占める割合を意図しており、この無機フィラーの体積は、含有される無機フィラーの重量を無機フィラーの真比重で除して求めることができる。
本発明に使用する窒化ホウ素凝集粉の空隙率はJIS R 1655に準拠し、水銀ポロシメーターを用いて全細孔容積を測定することにより求めた値である。
水銀ポロシメーターを用いた全細孔容積としては、例えば、「PASCAL 140−440」(FISONS INSTRUMENTS社製)を用いて測定することができる。この測定の原理は、式εg=Vg/(Vg+1/ρt)×100に基づいている。式中、εgは、窒化ホウ素粒子の空隙率(%)であり、Vgは、粒子内空隙2の積算細孔容積(cm3/g)であり(図1の符号5)、ρtは、一次粒子の六方晶窒化ホウ素粒子の密度2.34(g/cm3)である。なお、Vgは、全細孔容積3(図1)から粒子間空隙1の積算細孔容積を差し引いた値(図1の符号4)として求めることができる。図1に測定結果の一例を示す。
1 粒子間空隙
2 粒子内空隙
3 全細孔容積
4 全細孔容積3から粒子間空隙1の積算細孔容積を差し引いた値
5 粒子内空隙2の積算細孔容積
本発明に使用する窒化ホウ素凝集粉の圧壊強度は、JIS R 1639−5に準拠し、粒子が変形した際の試験力から求めた値である。
圧壊強度を求める際の測定機としては、例えば島津製作所 微小圧縮試験機 MCT-510を用いて測定することが出来る。圧壊強度は 式St=2.8P/πdを用いて計算を行った。式中、Stは圧壊強度(MPa)であり、Pは破壊試験力(N)、dは粒子径(mm)である。式中、2.8は係数であり、日本鉱業会誌、81、p1024、1965年を参考に決定した。試験はφ200μmの平面圧子による圧縮試験によって行い、試験条件は設定試験力49(mN)、負荷速度(mN/sec)を用いた。測定回数は10回行い、その平均値を窒化ホウ素凝集粉の圧壊強度とした。
本発明に使用する窒化ホウ素凝集粉の平均粒径は、レーザー回折光散乱法による粒度分布測定において、累積粒度分布の累積値50%の粒径である。粒度分布測定機としては、例えば、「MT3300EX」(日機装社製)にて測定することができる。測定に際しては、溶媒には水、分散剤としてはヘキサメタリン酸を用い、前処理として、30秒間、ホモジナイザーを用いて20Wの出力をかけて分散処理させた。水の屈折率には1.33を用い、窒化ホウ素粉末の屈折率については1.80を用いた。一回当たりの測定時間は30秒である。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、各種コーターによってシート状に所望の厚みに塗布し、加熱により硬化させることで上記エポキシ樹脂組成物のシートを作製することができる。シート状への成形は、剥離フィルムに塗工する方法、押出成形、射出成形、ラミネート成形等がある。硬化させる際の熱量を適切にコントロールすることにより、シート状に塗布したエポキシ樹脂組成物を半硬化させたBステージ状態のシートを作製することもできる。
また、金属基板上に本発明のエポキシ樹脂組成物を塗布し、回路材を積層することで金属ベース回路基板の絶縁層としても使用することができる。金属ベース回路基板に用いられる金属板は、アルミニウム、銅、鉄などにより形成された、例えば、0.1〜5mm厚さのものを用いることができる。この金属板としては、軽量で良好な熱伝導性を示すことからアルミニウムを用いることが好ましく、また、高い熱容量をもつ銅を用いることが好ましい。
本発明において、上記エポキシ樹脂組成物には組成に影響を与えない範囲で、硬化促進剤、変色防止剤、界面活性剤、カップリング剤、着色剤、粘度調整剤などを適宜配合することができる。
「実施例1」
(エポキシ樹脂組成物の作製)
エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ樹脂ep828(三菱化学株式会社製、比重1.2g/cm)31.0体積%、硬化剤としてフェノールノボラック樹脂TD−2131(東都化成株式会社製、比重1.1g/cm)18.4体積%を120℃で攪拌し、溶解した。
溶解した樹脂と、熱伝導性の無機フィラーとして窒化ホウ素フィラー FP−70(デンカ社製、平均粒径70μm、空隙率60体積%、圧壊強度2MPa)を50.0体積%、硬化促進剤として2E4MZ(四国化成工業社製、比重0.975g/cm)0.6体積%をプラネタリーミキサーで15分間、攪拌混合しエポキシ樹脂組成物を作製した。
〈エポキシ樹脂組成物シートの作製〉
エポキシ樹脂組成物を、厚さ0.05mmのポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルム上に、硬化後の厚さが0.20mmになるように塗布し、100℃15分加熱乾燥させ、これによりBステージ状態のシートを作製した。
〈金属ベース回路基板の作製〉
作製したエポキシ樹脂組成物のシートをPETフィルムからはがし、金属板として厚さ1.5mmのアルミニウム板上に置き、その上に0.035mm銅箔GTS−MP(古河サーキットフォイル社製)の粗化面を配置し、プレス機によって面圧160kgf/cmをかけながら180℃180分間加熱硬化した。
〈金属ベース回路基板の絶縁強度測定〉
作製した基板の絶縁強度はJIS C 6481に基づき、TOS 8650(KIKUSUI社製)を用いて測定した。200μmの絶縁層のとき、8kV以上(40kV/mm以上)の値が望ましい。
〈金属ベース回路基板の熱伝導率測定〉
エポキシ樹脂組成物をシリコーンシート上に流し込み、縦10mm、横10mm、厚さ0.5mmの硬化体を作製し、レーザーフラッシュ法により、熱拡散率αを測定し、下記式から熱伝導率λを評価した。
λ=α×Cp×ρ
比熱CpはDSC測定から算出し、比重ρはアルキメデス法による実測値を使用した。
熱伝導率は8W/mK以上が望ましい。
「実施例2〜19、比較例1〜8」
使用材料を変えて、実施例1と同様に、エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シートを作製し、基板の絶縁強度、熱伝導率の測定を行った。結果を表1、2に示す。
(使用材料)
1.エポキシ樹脂
(1)ビスフェノールA型エポキシ樹脂、三菱化学株式会社製、商品名ep828、比重1.2g/cm
(2)ビスフェノールF型エポキシ樹脂、DIC株式会社製、商品名、商品名YDF−170、比重1.2g/cm
(3)ナフタレン型エポキシ樹脂、DIC株式会社製、商品名HP−4032D、比重1.2g/cm
2.硬化剤
(1)フェノールノボラック樹脂、東都化成株式会社製、商品名TD2131、比重1.1g/cm
(2)芳香族アミン、日本合成加工株式会社製、商品名H84B、比重1.1g/cm
(3)脂肪族アミン、三井化学ファイン株式会社製、商品名D400、比重1.05g/cm
3.硬化促進剤
(1)四国化成工業社製、商品名2E4MZ、比重0.975g/cm
(2)北興化学工業社製、商品名TPP、比重1.1g/cm
4.窒化ホウ素凝集粉
(1)FP−10:デンカ社製、平均粒径10μm
(2)FP−20:デンカ社製、平均粒径20μm
(3)FP−70:デンカ社製、平均粒径70μm
(4)FP−100:デンカ社製、平均粒径100μm
(5)FP−150:デンカ社製、平均粒径150μm
表1、2から、実施例1〜19は熱伝導率、絶縁性共に良好であった。比較例1は窒化ホウ素凝集粉の充填量が低く、熱伝導率が低かった。比較例2は充填量が高すぎたため、絶縁性が低下した。比較例3はフィラーの空隙率が低いため、プレス時にフィラー同士の接触が不足し、熱伝導率が低かった。比較例4は塗工液の粘度が高くなったことが要因で絶縁性が低かった。比較例5は作製プロセス中にフィラーの破壊が起こったため、熱伝導率が低かった。比較例6はフィラー同士の接触が少なく、熱伝導率が低かった。比較例7はフィラーの粒径が小さいことが要因で熱伝導率が低かった。比較例8はフィラーの粒径が大きく、均一な絶縁層が形成されず、絶縁性が低かった。
本発明により、熱伝導性、接着性、絶縁性に優れる、エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂シート、およびそれを用いた金属ベース回路基板が得られ、半導体分野に好適である。

Claims (4)

  1. エポキシ樹脂と硬化剤と無機フィラーからなるエポキシ樹脂組成物であって、無機フィラーが窒化ホウ素凝集粉であり、前記窒化ホウ素凝集粉が、平均粒子径20〜100μm、空隙率50〜70体積%、圧壊強度1.0〜4.0MPaであり、かつ、前記窒化ホウ素凝集粉の含有量が35〜50体積%であるエポキシ樹脂組成物。
  2. 請求項1記載のエポキシ樹脂組成物の硬化物であるエポキシ樹脂シート。
  3. 請求項1記載のエポキシ樹脂組成物の半硬化物であるBステージ状態のエポキシ樹脂シート。
  4. 金属板上に絶縁層を介して回路材が積層された金属ベース回路基板であって、前記絶縁層が請求項2または3記載のエポキシ樹脂シートであることを特徴とする金属ベース回路基板。
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