JP6611096B2 - 診療支援情報提供システム、診療支援情報提供方法、サーバ装置、及び、診療支援情報提供プログラム - Google Patents

診療支援情報提供システム、診療支援情報提供方法、サーバ装置、及び、診療支援情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を医療機関に設置された医療機関端末にて表示することのできる診療支援情報提供システム、診療支援情報提供方法、サーバ装置、及び、診療支援情報提供プログラムに関する。
昨今、医療機関において医療業務を効率的に行うために、電子カルテシステムを初めとする多様なシステムの導入が進められている。導入が進められているシステムの1つとして、医師等が診療を効率的に行うために、診療に関する情報を閲覧することのできるシステムが提案されている(特許文献1及び2を参照)。このようなシステムを導入することで、医師等は迅速にかつ的確に医療業務を遂行することができる。
しかし、システムを導入することにより享受するメリットは多いものの、その導入のための費用は高額であり、安易に導入できるものではない。また、運用費用も高額であり、医療機関へのシステム導入の障壁となっている。
特開2005−202547号公報 特開2012−249964号公報
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、医師や医療機関等の経済的負担が少ない診療支援情報提供システムを提供することを目的とする。
本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末、及び、該医療機関端末と通信による接続が可能なサーバ装置を備える診療支援情報提供システムであって、サーバ装置が、診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信する操作指示情報受信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を医療機関端末に送信する診療支援情報送信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、医療従事者又は医療機関が所定の条件を満たす場合に、ポイント記憶手段により記憶されたポイントに所定のポイントを加算するポイント加算手段と、診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントから所定のポイントを減算するポイント減算手段とを備え、医療機関端末が、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、サーバ装置に送信する操作指示情報送信手段と、サーバ装置から診療支援情報を受信する診療支援情報受信手段と、診療支援情報受信手段により受信した診療支援情報を表示装置に表示する診療支援情報表示手段とを備える、診療支援情報提供システムに関する。
本発明の診療支援情報提供システムは、例えば、医師、歯科医師、看護師等の医療従事者が診療支援情報を利用して診療を行い、システムにおいて医療従事者が操作指示した情報が蓄積されることにより、各医療従事者あるいは医療機関の保有するポイントが貯まるものである。医療従事者は、貯まったポイントを診療支援情報システムの利用料の支払いに対して充当できるため、ポイントを貯めるべく、積極的に診療支援情報を利用するようになる。このような、医療従事者が診療支援情報提供システムを利用した際における操作指示情報は経済的に価値があるため、システム運営者は、医療従事者からのシステム利用料の支払いを受けなくても(あるいは、割り引いても)、支障なくシステムの運営が可能となる。これにより、医療機関における医療行為の質向上を実現することが可能となる。その結果、患者は疾病又は傷病の治癒までの期間が短縮される等の恩恵を受けることができ、完治までに必要な医療費を削減できる。
ここで、ポイントが加算されるための「所定の条件」とは、例えば、操作指示情報の商業的な利用を医療従事者又は医療機関が許諾することなどが挙げられる。本システムは、操作指示情報の商業的な利用を許諾しない医療機関であっても有料で利用することが可能であり、その場合には、サーバ装置は操作指示情報を収集せず、ポイントを加算しない。
本発明では、ポイント加算手段が、操作指示情報受信手段による医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報記憶手段による操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、所定のポイントを加算することが好ましい。
本発明では、医療機関端末が、診療支援情報が表示された診療支援情報表示領域において、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を入力する第一処方情報入力手段とを備え、操作指示情報が、第一処方情報入力手段により入力された第一の処方情報を含むことが好ましい。
医療機関端末の表示画面上における診療支援情報表示領域を利用することで、医療従事者は診療支援情報を閲覧しつつ、患者に対して処方、処置又は検査をすることができる。これにより、医療従事者は診療支援情報を利用して診療しやすくなり、より積極的に診療支援情報を活用するようになる。さらに、サーバ装置に蓄積される操作指示情報は、医療従事者が診断するにあたり、どのような疾病又は傷病の可能性を疑い、治療指針を検討し、最終的に診断を下したのかという、医療従事者の判断の経緯を示す情報であるため、より価値の高い情報を蓄積することが可能となる。
本発明では、医療機関端末が、診療支援情報表示領域とは異なる電子カルテ表示領域に、患者の受けた診療に関する診療情報を表示する診療情報表示手段と、電子カルテ表示領域において、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第二の処方情報を入力する第二処方情報入力手段とを備えることが好ましい。
本発明の医療機関端末が診療支援情報閲覧機能に加えて電子カルテ機能を備えることにより、診療支援情報を使用しなくても患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査をすることができる。電子カルテ機能を備えることにより、患者の個人情報、診察情報、投薬情報、会計情報等のデータの一括管理が可能であり、また必要な情報の検索等が簡便にできることで医療業務の効率化を図ることが可能となる。その他にも、紙の書類を電子データ化することで、書類の保管スペースを縮小できるという利点がある。
本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と、該医療機関端末と通信により接続が可能であり、診療支援情報と医療従事者又は医療機関の保有するポイントとを記憶装置に記憶するサーバ装置とを備えるシステムにおいて実行される診療支援情報提供方法であって、サーバ装置において、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信するステップと、操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、記憶装置に記憶した診療支援情報を医療機関端末に送信するステップと、操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報を記憶装置に記憶するステップと、医療従事者又は医療機関が所定の条件を満たす場合に、記憶装置に記憶したポイントに所定のポイントを加算するステップと、記憶装置に記憶したポイントから所定のポイントを減算するステップとを含み、医療機関端末において診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、サーバ装置に送信するステップと、サーバ装置から診療支援情報を受信するステップと、診療支援情報を受信するステップにて受信した診療支援情報を表示装置に表示するステップとを含む診療支援情報提供方法に関する。
本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と通信による接続が可能なサーバ装置であって、診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信する操作指示情報受信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を医療機関端末に送信する診療支援情報送信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、医療従事者又は医療機関が所定の条件を満たす場合に、ポイント記憶手段により記憶されたポイントに所定のポイントを加算するポイント加算手段と、診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントから所定のポイントを減算するポイント減算手段とを備えるサーバ装置に関する。
本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する他のコンピュータ装置と通信による接続が可能なコンピュータ装置において実行される診療支援情報提供プログラムであって、コンピュータ装置を、診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による他のコンピュータ装置への操作指示に関する操作指示情報を、他のコンピュータ装置から受信する操作指示情報受信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を他のコンピュータ装置に送信する診療支援情報送信手段と、操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、医療従事者又は医療機関が所定の条件を満たす場合に、ポイント記憶手段により記憶されたポイントに所定のポイントを加算するポイント加算手段と、診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントから所定のポイントを減算するポイント減算手段として機能させる診療支援情報提供プログラムに関する。
本発明は、医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と通信による接続が可能であり、診療支援情報と医療従事者又は医療機関の保有するポイントとを記憶装置に記憶するサーバ装置において実行される診療支援情報提供方法であって、診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信するステップと、操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、記憶装置に記憶した診療支援情報を医療機関端末に送信するステップと、操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報を記憶装置に記憶するステップと、医療従事者又は医療機関が所定の条件を満たす場合に、記憶装置に記憶したポイントに所定のポイントを加算するステップと、診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、記憶したポイントから所定のポイントを減算するステップとを含む診療支援情報提供方法に関する。
本発明の実施の形態にかかる診療支援情報提供システムの構成を示すブロック図の一例である。 本発明の実施の形態における医療機関端末の機能を説明するためのブロック図の一例である。 本発明の実施の形態におけるサーバ装置の機能を説明するためのブロック図の一例である。 本発明の実施の形態にかかる操作指示情報収集処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる操作指示情報データベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる医療機関端末の表示画面に表示される情報ウィンドウの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる診療情報及び診断指針情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。 本発明の実施の形態にかかる診療情報及び治療指針情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。 本発明の実施の形態にかかる診療情報及び医薬品情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。 本発明の実施の形態にかかるポイント加算処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる操作指示内容別ポイントデータベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる医療機関端末データベースの一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかるポイント減算処理のフローチャートの一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は、実施の形態に記載された態様に限定されるものではない。図1は、本発明の実施の形態にかかる診療支援情報提供システムの構成を示すブロック図の一例である。図示するように、診療支援情報提供システムは、サーバ装置1、通信ネットワーク2及び複数の医療機関端末3から構成される。医療機関端末3は、本発明の診療支援情報提供システムを導入した医療機関毎に少なくとも1台ずつ設けられることが好ましい。
サーバ装置1は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、ハードディスク・ドライブ(HDD)13、及び、通信インタフェース14からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。通信インタフェース14は、通信ネットワーク2を介して後述する医療機関端末3と接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)から構成される。制御部11は、HDD13に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置1の制御を行なう。RAM12は、制御部11のワークエリアである。HDD13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。診療支援情報提供システムの実行に必要なプログラムやデータは、HDD13などから読み出され、RAM12にロードされる。
制御部11は、診療支援情報提供システムにおける各種処理の実行に必要なプログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行なう。制御部11は、RAM12にロードされたプログラム及びデータを処理することで、医療機関端末3に送信するデータを生成し、通信インタフェース14から通信ネットワーク2を介してデータを送信する。また、必要に応じて、医療機関端末3から通信インタフェース14が受信したデータや制御部11が処理したデータは、記憶装置に記憶される。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク2を介して医療機関端末3の通信インタフェース36と接続することにより、情報の送受信を行う。
通信ネットワーク2は、サーバ装置1と医療機関端末3とを接続できるものであれば、インターネット、専用回線等どのようなものであっても良いが、送受信される情報の機密保持の観点から、VPN接続等の第三者への情報漏洩を防ぐことのできる通信方法を用いた通信ネットワークであることが好ましい。
医療機関端末3は、制御部31、RAM(Random Access Memory)32、ハードディスク・ドライブ(HDD)33、入力装置34、表示装置35、通信インタフェース36からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。表示装置35には、表示画面35aが設けられている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)から構成される。制御部31は、HDD33に格納されたプログラムを実行し、医療機関端末3の制御を行う。RAM32は、制御部31のワークエリアである。HDD33は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。医療機関端末3における各種処理の実行に必要なプログラムやデータは、HDD33、通信ネットワーク2を介してサーバ装置1からデータを受信した通信インタフェース36、入力装置34などから読み出され、RAM32にロードされる。
制御部31は、医療機関端末3における各種処理の実行に必要なプログラム及びデータをRAM32から読み出して処理を行なう。制御部31は、RAM32にロードされたプログラム及びデータを処理することで、サーバ装置1に送信するデータを生成し、通信インタフェース36から通信ネットワーク2を介してデータを送信する。
入力装置34には、マウスやキーボード、タッチパネル等といった入力デバイスが具備されており、利用者である医療従事者からの操作入力や情報入力が受け付けられる。
表示装置35は、利用者が閲覧する情報を表示するための表示画面35aを具備する。医療機関端末3の表示画面35aは、複数設けられていても良い。制御部31が処理したデータは、必要に応じて、表示装置35の表示画面35aに表示される。
通信インタフェース36は、通信ネットワーク2を介してサーバ装置1の通信インタフェース14と接続することにより、情報の送受信を行う。
図2は、本発明の実施の形態における医療機関端末の機能を説明するためのブロック図の一例である。本発明における医療機関端末3は、操作指示情報送信機能41、診療支援情報受信機能42、診療支援情報表示機能43、第一処方情報入力機能44、診療情報表示機能45及び第二処方情報入力機能46を備える。制御部31により、これらの機能の実行が制御される。
図3は、本発明の実施の形態におけるサーバ装置の機能を説明するためのブロック図の一例である。本発明におけるサーバ装置1は、操作指示情報受信機能51、診療支援情報送信機能52、ポイント加算機能53及びポイント減算機能54を備える。制御部11により、これらの機能の実行が制御される。
医療機関端末3の操作指示情報送信機能41は、サーバ装置1へ表示要求及び後述する操作指示情報を送信する機能を有する。診療支援情報受信機能42は、サーバ装置1から後述する診療支援情報を受信する機能を有する。
サーバ装置1の操作指示情報受信機能51は、医療機関端末3から表示要求及び操作指示情報を受信する機能を有する。診療支援情報送信機能52は、医療機関端末3へ診療支援情報を送信する機能を有する。
医療機関端末3にて診療支援情報提供システムが起動すると、医療機関端末3がサーバ装置1にアクセスする。この際、端末又は医療機関を識別するため、アカウントとパスワードを使用してログインするようにしても良い。
次に、医療機関端末3における診療支援情報の表示について説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかる処理のフローチャートの一例を示す図である。医療機関端末3は操作指示情報送信機能41により表示要求をサーバ装置1に送信し(ステップS1)、サーバ装置1は操作指示情報受信機能51で表示要求を受信する(ステップS2)。その後、サーバ装置1は受信した表示要求を、操作指示情報として医療機関端末と関連付けて記憶装置に記憶する(ステップS3)。ここで、操作指示情報と関連付ける情報は医療機関端末に関する情報でも、医療従事者のアカウント等でも良い。
次に、サーバ装置1に記憶された診療支援情報から、表示要求に対応した診療支援情報を抽出し(ステップS4)、診療支援情報送信機能52により診療支援情報を医療機関端末3へ送信する(ステップS5)。医療機関端末3は、診療支援情報受信機能42により診療支援情報を受信し(ステップS6)、診療支援情報表示機能43によって表示画面35aに診療支援情報を表示し(ステップS7)、医療従事者が診療支援情報を閲覧可能な状態にする。
表示された情報を閲覧した医療従事者が、その情報に関連する診療支援情報を閲覧するための操作指示(例えば、ボタンを押下する等)をすると、関連情報の表示要求が生成され(ステップS8にてYES)、再度サーバ装置に表示要求を送信する(ステップS1)。医療従事者が関連情報を表示しない場合(ステップS8にてNO)、医療従事者は確定診断又は処方に関する操作指示情報を入力する(ステップS9)。操作指示情報が入力されると、医療機関端末3は操作指示情報送信機能41により、サーバ装置1へ操作指示情報を送信する(ステップS10)。サーバ装置1は、操作指示情報受信機能51により操作指示情報を受信し(ステップS11)、受信した操作指示情報を記憶装置に記憶する(ステップS12)。
ここで、表示要求を含む操作指示情報のサーバ装置への送信は、医療従事者が操作をした都度送信するようにしても良いし、医療機関端末3の記憶装置に操作指示情報を保存しておいて、例えば、医療従事者がボタンを押下する等、何らかの操作をした結果として一括で送信するようにしても良い。
次に、操作指示情報のデータ構造について説明する。図5は、本発明の実施の形態にかかる操作指示情報データベースの一例を示す図である。サーバ装置1に備えられた操作指示情報データベース60には、操作指示ID61に関連付けて、医療機関端末62、操作指示内容63、種別64、名称65、数量66などが記憶されている。操作指示内容63は、医療機関端末62において操作の指示がなされた内容が示されており、例えば、疾病名の閲覧、疾病名の選択、医薬品の処方等の内容が含まれる。また、種別64は名称65の種別を表すものであり、例えば疾病名、傷病名、医薬品名等が含まれる。
操作指示情報は医療従事者の行動に基づく情報であるため、第三者へのデータの提供には医療従事者の承諾が必要である。もし承諾が得られない場合は、操作指示情報を収集しないようにすることもできる。この場合、承諾しなかった医療従事者に対応する医療機関端末又は医療機関にはポイントが付与されない。一方、承諾が得られた場合に、操作指示情報の提供を承諾したことに対して定期的にポイントを加算するようにしても良い。
次に、診療関連情報が表示装置35の表示画面35aに表示される画面インタフェースについて説明する。図6は、本発明の実施の形態にかかる医療機関端末の表示画面に表示される情報ウィンドウの一例を示す図である。医療機関端末3の表示画面35aには、本発明の診療支援情報提供システムの診療情報表示ウィンドウ4が表示される。診療情報表示ウィンドウ4には、診療対象の患者名等を表示する患者情報表示部71、患者の過去の診療情報を表示する診療情報表示部72、医療従事者の操作指示により生成・記憶されたブックマーク情報を表示するブックマーク情報表示部73、及び、医療従事者が診療支援情報を閲覧するための診療支援情報表示部74が含まれる。
診療情報表示部72には、処方に関する情報を表示する処方情報表示部72a、診療経過に関する情報を表示する診療録表示部72b、検査結果を表示する検査結果表示部72c等が含まれる。診療情報表示部72に表示される情報の種類は、患者に対する診療経過に応じて適宜増加するものである。
医療機関端末3の第二処方情報入力機能46により、医療従事者は、診療情報表示部72において処方や検査等の実施に関わる操作指示を入力することができる。図示していないが、医療機関端末3は、診療情報表示部に対する入力を診療入力情報としてサーバ装置1に送信し、サーバ装置1は診療入力情報を受信した後、記憶装置に記憶する。
しかし、診療情報表示部72において医療従事者が入力した診療入力情報は、患者を特定することができ、個人情報保護法に抵触するおそれがあるため、この情報に対してはポイントを付与することができない。また、サーバ装置1に蓄積された診療入力情報を第三者に提供することはできないように制御することが好ましい。
診療支援情報表示部74には、疾病名、医薬品名等を検索可能な検索パネル部75及び診療支援情報を閲覧する診療支援情報閲覧部76が含まれる。さらに、検索パネル部75は、検索する語句を入力する検索入力枠75aと検索結果を一覧で表示する検索結果一覧表示部75bを含んで構成される。医療従事者は検索入力枠75aに検索したい語句を入力して検索し、検索結果一覧表示部75bに表示された項目を選択し、診療支援情報閲覧部76に情報を表示させることで、診療支援情報を活用することができる。
次に、ブックマーク処理について説明する。特に図示しないが、医療機関端末3の表示画面35aに表示された診療情報や、医療従事者により入力された操作指示に応じて選択又は表示された診療支援情報等については、これらの診療支援情報の中から任意の診療支援情報を選択し、選択した診療支援情報を好きな時に表示させることのできるブックマーク情報を記憶しておくことができる。例えば、医療機関端末3の入力装置34に入力された入力情報や操作指示に基づいて、ブックマークを作成する診療支援情報を選択し、選択された診療支援情報に対応するブックマーク情報が生成・記憶される。医療従事者は、記憶されたブックマーク情報を選択することで、ブックマーク情報に対応する診療支援情報を表示画面35aに表示させ、閲覧したい情報を容易に閲覧することができる。
なお、ブックマーク情報の生成、選択、及び記憶に関する処理は、医療機関端末3において実行されても良いし、サーバ装置1において実行されても良い。
次に、診療支援情報として診断指針情報が表示される際の画面インタフェースについて説明する。図7は、本発明の実施の形態にかかる診療情報及び診断指針情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。
表示画面35aには、上述した診療情報表示ウィンドウ4と同様に、診療対象の患者名等を表示する患者情報表示部81、患者の過去の診療情報を表示する診療情報表示部82、医療従事者の操作指示により生成・記憶されたブックマーク情報を表示するブックマーク情報表示部83、検索パネル部84、及び、医療従事者が診断指針情報を閲覧するための診断指針情報表示部85を含んで構成される診断指針情報表示ウィンドウ5が表示される。
診断指針情報表示部85には、診断指針情報の項目名85a、診断指針情報85b及び85c、表示されている診断指針情報に関連する医薬品情報を表示する関連医薬品情報表示ボタン85d、同様に関連する治療指針情報を表示する関連治療指針情報表示ボタン85e、表示されている診断指針情報についてブックマーク情報を生成・記憶するブックマークボタン85f、及び、表示されている診断指針情報に含まれる臨床検査を指示する検査指示ボタン85gが表示される。
診断指針情報の項目名85aは、表示されている診断指針情報を一意的に特定する識別情報でもある。また、診断指針情報85cは、タグ付けにより他の診療支援情報とリンクされている。医療従事者は、入力装置34からの操作指示により、表示画面35a上のポインタ等を操作し、検査指示ボタン85gを押下等することで、診断指針情報表示部85に表示された診断指針情報に記載された臨床検査を指示する検査指示情報を生成し記憶させることができる。
検索入力枠84aに患者の症状等を入力して検索すると、検索結果一覧表示部84bに検索した語句の症状等に関連する症候名が一覧として表示される。ここで、図7に示すように、「高熱」を選択すると、選択した症候の詳細な情報が診断指針情報表示部85に表示される。
次に、診療支援情報として治療指針情報が表示される際の画面インタフェースについて説明する。図8は、本発明の実施の形態にかかる診療情報及び治療指針情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。
表示画面35aには、上述した診断指針情報表示ウィンドウ5と同様に、診療対象の患者名等を表示する患者情報表示部91、患者の過去の診療情報を表示する診療情報表示部92、医療従事者の操作指示により生成・記憶されたブックマーク情報を表示するブックマーク情報表示部93、検索パネル部94、及び、医療従事者が治療指針情報を閲覧するための治療指針情報表示部95を含んで構成される治療指針情報表示ウィンドウ6が表示される。
治療指針情報表示部95には、治療指針情報の項目名95a、治療指針情報95b及び95c、表示されている治療指針情報に関連する診断指針情報を表示する関連診断指針情報表示ボタン95d、表示されている治療指針情報に関連する医薬品情報を表示する関連医薬品情報表示ボタン95e、表示されている治療指針情報についてブックマーク情報を生成・記憶するブックマークボタン95f、及び、表示されている治療指針情報に含まれる処置を指示する処置指示ボタン95gが表示される。
治療指針情報の項目名95aは、表示されている治療指針情報を一意的に特定する識別情報でもある。また、治療指針情報95cは、タグ付けにより他の診療支援情報とリンクされている。医療従事者は、入力装置34からの操作指示により、表示画面35a上のポインタ等を操作し、処置指示ボタン95gを押下等することで、治療指針情報表示部95に表示された治療指針情報に記載された処置を指示する処置指示情報を生成し記憶させることができる。
治療指針情報表示部95には、疾病や傷病に対する治療指針情報が表示される。図8に示す治療指針情報は、図7に示す診断指針情報表示ウィンドウ5の関連治療指針情報表示ボタン85eを押下して表示した場合を想定している。治療指針情報は、検索パネル部94を使用して表示することもできる。
次に、診療関連情報として医薬品情報が表示される際の画面インタフェースについて説明する。図9は、本発明の実施の形態にかかる診療情報及び医薬品情報を表示する際の医療機関端末の画面インタフェースを表す図である。
表示画面35aには、上述した診断指針情報表示ウィンドウ5等と同様に、診療対象の患者名等を表示する患者情報表示部101、患者の過去の診療情報を表示する診療情報表示部102、医療従事者の操作指示により生成・記憶されたブックマーク情報を表示するブックマーク情報表示部103、検索パネル部104、及び、医療従事者が医薬品情報を閲覧するための医薬品情報表示部105を含んで構成される医薬品情報表示ウィンドウ7が表示される。
医薬品情報表示部105には、医薬品情報の項目名105a、医薬品情報105b及び105c、表示されている医薬品情報に関連する診断指針情報を表示する関連診断指針情報表示ボタン105d、同様に関連する治療指針情報を表示する関連治療指針情報表示ボタン105e、表示されている医薬品情報についてブックマーク情報を生成・記憶するブックマークボタン105f、及び、表示されている医薬品の処方を決定する処方決定ボタン105gが表示される。
医薬品情報の項目名105aは、表示されている医薬品情報を一意的に特定する識別情報でもある。また、医薬品情報105cは、タグ付けにより他の診療支援情報とリンクされている。医療従事者は、入力装置34からの操作指示により、表示画面35a上のポインタ等を操作し、処方決定ボタン105gを押下等することで、医薬品情報表示部105に表示されている医薬品を患者に処方する処方指示情報を生成し記憶させることができる。
医薬品情報表示部105には、医薬品の説明及び効果等の医薬品情報が表示される。図9に示す医薬品情報は、診断指針情報表示ウィンドウ5の関連医薬品情報表示ボタン85dを押下して表示した場合を想定している。医薬品情報は検索パネル部104を使用して表示することもできるし、治療指針情報表示ウィンドウ6における関連医薬品情報表示ボタン95eを押下して表示させることもできる。
ここで、医療機関端末3の第一処方情報入力機能44とは、診断指針情報表示ウィンドウ5における検査指示ボタン85g、治療指針情報表示ウィンドウ6における処置指示ボタン95g、及び、医薬品情報表示ウィンドウ7における処方決定ボタン105gをそれぞれ押下して、診療支援情報から検査、処置又は処方を実施できる機能である。後述するポイント加算処理のように、医療従事者が第一処方情報入力機能44により診療支援情報を経由して処方等を実施した場合、その操作指示情報はサーバ装置1においてポイント加算の対象となる。
次に、医療機関端末3とサーバ装置1との間で送受信される操作指示情報について説明する。操作指示情報には、診療支援情報表示部74又は検索パネル部75において、医療従事者が入力装置34から指示した操作の情報が含まれる。例えば、検索入力枠75aに入力した語句の検索や検索結果一覧表示部75bに表示された項目の選択、あるいは処方決定ボタン104gの押下による医薬品の処方等、診療支援情報表示部74を経由して指示した操作が含まれる。
次に、本発明のポイント加算処理について説明する。図10は、本発明の実施の形態にかかるポイント加算処理のフローチャートの一例を示す図である。サーバ装置1が、記憶装置に記憶している操作指示情報を抽出し(ステップS21)、抽出した操作指示情報の内容に応じたポイントを算定する(ステップS22)。そして、記憶装置に記憶しているポイントに、算定したポイントを加算して(ステップS23)、最後に記憶装置に記憶する(ステップS24)。
加算するポイントは、1件の操作指示情報につき一定のポイントでも良いし、医療機関端末3の操作指示内容に応じて決定されるものでも良い。あるいは、診療支援情報表示部74において確定診断を行い、処方等を行った患者の数に応じて、ポイントを加算することもできる。
ポイントを加算する時期は、サーバ装置1が操作指示情報を受信した時、又は、操作指示情報を記憶した時でも良い。あるいは、サーバ装置1が操作指示情報を蓄積する際にはポイントを加算せず、蓄積された操作指示情報を外部に出力する際にポイント加算するようにしても良い。その他、毎月の特定の日にポイント加算をするようにしてもよい。
次に、操作指示内容に応じて加算するポイントを決定する場合について説明する。図11は、本発明の実施の形態にかかる操作指示内容別ポイントデータベースの一例を示す図である。サーバ装置1に備えられた操作指示内容別ポイントデータベース110には、医療機関端末111及び/又は操作指示内容112に関連付けて、加算ポイント113が設定されている。このように設計することで、例えば、患者数の多い医療機関と患者数の少ない医療機関との差別化を図ることができ、契約内容に応じて細かい設定ができるようになる利点がある。
次に、ポイントの保有形態について説明する。図12は、本発明の実施の形態にかかる医療機関端末データベースの一例を示す図である。サーバ装置1に備えられた医療機関端末データベース120には、端末ID121に関連付けて、端末名122、診療科目123、設置場所124、保有ポイント125などが記憶されている。これらの情報と操作指示情報データベース60とを組み合わせることにより、例えば、同一病院の異なる診療科目における処方薬の相違や、設置場所別の疾病名の感染者数の推移等、詳細な分析が可能となる。また、図に示すように端末ID121毎に保有ポイント125を有しており、ポイント加算処理及び後述するポイント減算処理により保有ポイント125が増減する。なお、ここでは一例として保有ポイント125を端末ID121に関連付けているが、医療機関単位でまとめてポイントを保有するようにしても良い。
次に、ポイントの減算処理について説明する。図13は、本発明の実施の形態にかかるポイント減算処理のフローチャートの一例を示す図である。本発明の診療支援情報提供システムを利用するには利用料が必要であり、利用料は例えば月額固定の料金設定でも、利用頻度に応じた従量制課金型の料金設定でも良い。システム利用料の請求が発生する際に、サーバ装置1は利用した期間のシステム利用料を算定する(ステップS31)。システム利用料は、利用者がポイントを充当せずに支払えるようにしても良い。
サーバ装置1は、利用した期間が確定した場合に、医療機関端末データベース120に格納された、医療機関端末に対応する保有ポイント125を抽出する(ステップS32)。そして、システム利用料に対して、抽出した保有ポイント125を充当する(ステップS33)。ここで、ポイントを1ポイントあたり10円、あるいは1ポイント100円と換算しても良い。システム利用料から保有ポイントを換金した額を差し引いた金額が、システムの利用期間に対する請求額となる。
最後に、充当したポイントを保有ポイント125から差し引くポイント減算処理を行う(ステップS34)。ここで、システム利用料に対して充当できるポイントを、全て充当するのではなく、利用者がポイントの一部だけ充当できるよう設定しても良い。
ところで、サーバ装置1は、操作指示情報データベース60に蓄積したデータを出力する機能を有しても良い。出力機能とは、紙面に印刷した資料にすることや、データをCSV形式等で出力することを含むものである。
また、サーバ装置1が他の装置とネットワークを介して接続している場合は、ネットワークを経由して操作指示情報データを送信できるようにしても良い。サーバ装置1が何らかの出力手段又はネットワークを介した送信手段を有することで、サーバ装置1に蓄積された操作指示情報データを外部に抽出することが可能となる。これにより、第三者によるデータの分析が可能となり、医療従事者又は医療機関が対処すべき事項を明確にすることができる。
対処すべき事項とは、例えば、医療機関端末データベース120の設置場所124のデータを用いて、ある地方の医療機関におけるインフルエンザ患者数の推移を知り、医療機関及び製薬会社等がインフルエンザの対策を講じることである。また、操作指示情報データベースの医療機関端末62、操作指示内容63及び名称65のデータを用いて、効能が一緒である医薬品が、外科と内科とで処方されるタイミングが異なることを知り、医療従事者の属性に基づく診療方針の変化を明確にした上で、医療機関における医療行為の質の安定化のため、医療機関内のルールを策定すること等でも良い。
操作指示情報データの出力は、ポイントの減算処理と同時期に行われることが望ましいが、操作指示情報を記録すると同時にリアルタイムで第三者機関に送信される仕組み、あるいはバッチ処理で定期的に抽出及び送信を行う仕組みであっても良い。特にリアルタイムに近い送信の仕組みは、患者数の推移等から得られる情報の価値がより高まるため、好ましい。
ところで、本発明の操作指示情報データは、個人情報保護法には抵触しないものである。操作指示情報データに含まれる内容は、医療従事者の判断により診療支援情報に対して行った操作であり、患者を特定する情報を一切含まず、患者の行為に依存する情報ではないからである。したがって、第三者に操作指示情報データを提供しても、情報漏えいの心配がなく、本発明のシステムの利用者である医療従事者は、安心して医療業務に携わることができる。
1 サーバ装置
11 制御部
110 操作指示内容ポイントデータベース
12 RAM
120 医療機関端末データベース
13 HDD
14 通信インタフェース
2 通信ネットワーク
3 医療機関端末
31 制御部
32 RAM
33 HDD
34 入力装置
35 表示装置
36 通信インタフェース
4 診療情報表示ウィンドウ
5 診断指針情報表示ウィンドウ
6 治療指針情報表示ウィンドウ
60 操作指示情報データベース
7 医薬品情報表示ウィンドウ

Claims (7)

  1. 医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末、及び、該医療機関端末と通信による接続が可能なサーバ装置を備える診療支援情報提供システムであって、
    サーバ装置が、
    診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信する操作指示情報受信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を医療機関端末に送信する診療支援情報送信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、
    医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、
    操作指示情報受信手段による医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報記憶手段による操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、ポイントを加算するポイント加算手段と、
    診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントからポイントを減算するポイント減算手段と
    を備え、
    医療機関端末が、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、サーバ装置に送信する操作指示情報送信手段と、
    サーバ装置から診療支援情報を受信する診療支援情報受信手段と、
    診療支援情報受信手段により受信した診療支援情報を表示装置に表示する診療支援情報表示手段と
    患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を入力する第一処方情報入力手段とを備え、
    操作指示情報が、第一処方情報入力手段により入力された第一の処方情報を含む、診療支援情報提供システム。
  2. 第一処方情報入力手段が、診療支援情報が表示された診療支援情報表示領域において、前記第一の処方情報を入力するものである、請求項1に記載の診療支援情報提供システム。
  3. 医療機関端末が、
    診療支援情報表示領域とは異なる電子カルテ表示領域に、患者の受けた診療に関する診療情報を表示する診療情報表示手段と、
    電子カルテ表示領域において、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第二の処方情報を入力する第二処方情報入力手段と
    を備える、請求項に記載の診療支援情報提供システム。
  4. 医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と、該医療機関端末と通信により接続が可能であり、診療支援情報と医療従事者又は医療機関の保有するポイントとを記憶装置に記憶するサーバ装置とを備えるシステムにおいて実行される診療支援情報提供方法であって、
    サーバ装置において、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信するステップと、
    操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、記憶装置に記憶した診療支援情報を医療機関端末に送信するステップと、
    操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報を記憶装置に記憶するステップと、
    医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、ポイントを加算するステップと、
    記憶装置に記憶したポイントからポイントを減算するステップと
    を含み、
    医療機関端末において
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、サーバ装置に送信するステップと、
    サーバ装置から診療支援情報を受信するステップと、
    診療支援情報を受信するステップにて受信した診療支援情報を表示装置に表示するステップと
    患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を入力するステップと
    を含み、
    操作指示情報が、入力された第一の処方情報を含む、診療支援情報提供方法。
  5. 医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と通信による接続が可能なサーバ装置であって、
    診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信する操作指示情報受信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を医療機関端末に送信する診療支援情報送信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、
    医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、
    操作指示情報受信手段による医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報記憶手段による操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、ポイントを加算するポイント加算手段と、
    診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントからポイントを減算するポイント減算手段と
    を備え
    操作指示情報が、医療機関端末にて入力された、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を含む、サーバ装置。
  6. 医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する他のコンピュータ装置と通信による接続が可能なコンピュータ装置において実行される診療支援情報提供プログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    診療支援情報を記憶する診療支援情報記憶手段と、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による他のコンピュータ装置への操作指示に関する操作指示情報を、他のコンピュータ装置から受信する操作指示情報受信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、診療支援情報記憶手段に記憶された診療支援情報を他のコンピュータ装置に送信する診療支援情報送信手段と、
    操作指示情報受信手段により受信した操作指示情報を記憶する操作指示情報記憶手段と、
    医療従事者又は医療機関の保有するポイントを記憶するポイント記憶手段と、
    操作指示情報受信手段による医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報記憶手段による操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、ポイントを加算するポイント加算手段と、
    診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、ポイント記憶手段に記憶されたポイントからポイントを減算するポイント減算手段、
    として機能させ
    操作指示情報が、他のコンピュータ装置にて入力された、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を含む、診療支援情報提供プログラム。
  7. 医療従事者が診療において参考にする診療支援情報を表示装置に表示する医療機関端末と通信による接続が可能であり、診療支援情報と医療従事者又は医療機関の保有するポイントとを記憶装置に記憶するサーバ装置において実行される診療支援情報提供方法であって、
    診療支援情報の表示要求を含む、医療従事者による医療機関端末への操作指示に関する操作指示情報を、医療機関端末から受信するステップと、
    操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報に含まれる表示要求に応じて、記憶装置に記憶した診療支援情報を医療機関端末に送信するステップと、
    操作指示情報を受信するステップにて受信した操作指示情報を記憶装置に記憶するステップと、
    医療機関端末からの操作指示情報の受信、又は、操作指示情報の記憶が実行されることに応じて、ポイントを加算するステップと、
    診療支援情報提供システムの利用費用の支払いにポイントを充当するため、記憶したポイントからポイントを減算するステップと、
    を含み、
    操作指示情報が、医療機関端末にて入力された、患者の症状に対する診断、及び、患者に対する処方、処置又は検査の実施に関する第一の処方情報を含む、診療支援情報提供方法。
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