JP6610116B2 - ターゲット情報測定装置及びターゲット情報測定方法 - Google Patents
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Description
Sf1(t)∝cos[2πfdt−4πf1R/c+φ0] …(1)
Sf2(t)∝cos[2πfdt−4πf2R/c+φ0] …(2)
の式1,2で与えられる。
Δφ=φ1−φ2
で与えられるので、これを用いて、ターゲット距離Rを、
R=cΔφ/4π(f2−f1) …(3)
の式3により算出する。
複数のターゲットに所定周波数の送信波を照射した際の反射波に含まれるドップラー周波数を検出して、ターゲットとの距離を求めるターゲット情報測定装置にかかる発明は、ターゲットの数をM(Mは1以上の正の整数)としたとき、送信波が周波数の数N(Nは1以上の正の整数)がN≧M+1の関係を満たすように当該周波数の数Mを設定したことを特徴とする。
SM(t,fi)=ΣBj …(4)
で与えられる。なお、Σはjについて1〜M間での和を意味する。ここで、Bjは、
Bj=Aj・sin[2πfdjt+φ0−4πfiRj/c]
である。Bjは、各ターゲットTjで反射された受信波Wrによる受信信号のビート信号である。即ち、式4のビート信号SM(t,fi)は、各ターゲットTからの受信信号に基づくビート信号の和である。また、Rjは各ターゲットTjのターゲット距離、AjはターゲットTjからの受信信号から求めたビート信号の振幅、φ0は不定定数である。
S2(t,fi)=B1+B2 …(5)
の式5で与えられる。ここで、B1及びB2は、
B1=A1・sin[2πfdt+φ0−4πfiR1/c]
B2=A2・sin[2πfdt+φ0−4πfiR2/c]
である。
S2(t,fi)=A12(fi)・sin[2πfdt+Φ12(fi)] …(6)
となる。ここで、{A12(fi)}2及びΦ12(fi)は、
{A12(fi)}2=A1 2+A2 2+2A1A2cos[K・fi(R2−R1)] …(7)
Φ12(fi)≡φ0−K・fi・R1+tan−1[X(A1,A2,R1,R2,fi)] …(8)
である。
K≡4π/c …(9)
で与えられ、また関数X(A1,A2,R1,R2,fi)は、
X(A1,A2,R1,R2,fi)≡A2・sin(K・fi(R2−R1))/[A1+A2・cos(K・fi(R2−R1))] …(10)
で与えられる。
SM(t,fi)=A12…M(fi)・sin[2πfdt+Φ12…M(fi)] …(11)
で与えられる。
SM(t,fi)=S(M−1)(t,fi)+AM・sin[2πfdt+φ0−4πfiRM/c] …(12)
S(M−1)(t,fi)=A12…(M−1)(fi)・sin[2πfdt+Φ12…(M−1)(fi)] …(13)
のように帰納的に表現することができる。
{A12…M(fi)}2={A12…(M−1)(fi)}2+
AM 2+2A12…(M−1)(fi)・AMcos[α(Φ12…(M−1)(fi),RM,fi,φ0)] …(14)
Φ12…M(fi)=Φ12…(M−1)(fi)+tan−1[β(A12…(M−1)(fi),AM,RM,fi,φ0)] …(15)
で与えられる。
α(Φ12…(M−1)(fi),RM,fi,φ0)=φ0−4πfiRM/c+Φ12…(M−1)(fi) …(16)
β(A12…(M−1)(fi),AM,RM,fi,φ0)=AM・sin(α(Φ12…(M−1)(fi),RM,fi,φ0))/[A12…(M−1)(fi)+AM・cos(α(Φ12…(M−1)(fi),RM,fi,φ0))] …(17)
である。
即ち、仮定したターゲット数Nassumと実際のターゲット数Nrealとには、(a)Nassum≦Nreal、(b)Nassum≧Nrealの2つの場合が存在する。
ステップSA1,SA2: 先ず、ターゲット数を仮定して、これを仮定ターゲット数Nassumとしてセットする。その後、セットされた仮定ターゲット数Nassumを用いて上述した式に従い各ターゲット距離を算出する。
ステップSA5: 算出サイクルを繰り返すことにより、仮定ターゲット数Nassumが実際のターゲット数Nrealと等しくなるときがある。そこで、このときの仮定ターゲット数Nassumを実際のターゲット数Nrealとする。
ステップSB1,SB2: 先ず、ターゲット数を仮定して、これを仮定ターゲット数Nassumとしてセットする。その後、セットされた仮定ターゲット数Nassumを用いて上述した式に従い各ターゲット距離を算出する。
例えば、特許文献1において多周波CW方式とパルス方式を組み合わせた場合、時間波形をレーダに用いる方式(多周波CPC方式と同等)では、図5で示したように送信信号やベースバンド信号の帯域幅は数百MHzと広帯域になる。
また、特許文献2にかかる方式は、送信波に通常の2周波CWの波形を用い、受信部において受信波と高速な鋸波をミキシングするので、BB信号(受信部)の帯域幅は鋸波の影響で広帯域になる。
11 アンテナ
12 アイソレータ
13 ミキサ部
13a ミキサ
13c ディジタルA/D変換器
15 発振器
17 フーリエ変換ユニット
18(181〜18N) フーリエ変換器
19 演算器
20 制御器
Claims (8)
- 複数のターゲットに所定周波数の送信波を照射した際の反射波に含まれるドップラー周波数を検出して、前記ターゲットとの距離を求めるターゲット情報測定装置であって、
前記ターゲットの数をM(Mは1以上の正の整数)としたとき、前記送信波が周波数の数N(Nは1以上の正の整数)がN≧M+1の関係を満たすように当該周波数の数Nを設定し、
周波数切替指令を受信し、当該周波数切替指令が指定する周波数の信号を発振し、これを送信信号として出力する発振器と、
前記送信信号による前記送信波を前記ターゲットに照射すると共に、当該ターゲットからの反射波を受波し、これを受信信号とするアンテナと、
前記送信信号と前記受信信号とを混合してディジタルのビート信号を出力するミキサと、
M個のフーリエ変換器を含み、FFT切替指令を受信して、当該FFT切替指令が指示する周波数に対応した前記フーリエ変換器を選択して前記ビート信号のスペクトル位相を求めるフーリエ変換ユニットと、
前記フーリエ変換ユニットからの前記スペクトル位相を用いて、少なくとも前記ターゲットとの相対距離を算出する演算器と、
前記発振器に前記周波数切替指令を出力すると共に、該周波数切替指令に同期して前記フーリエ変換ユニットに前記FFT切替指令を出力する制御器と、
を備えることを特徴とするターゲット情報測定装置。 - 請求項1に記載のターゲット情報測定装置であって、
前記演算器は、前記ターゲットの数を仮定ターゲット数として仮定し、各ターゲットまでの距離をターゲット距離として算出する算出サイクルを行い、
その際に算出された前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在する場合には、同じ値の前記ターゲット距離が存在しなくなるまで、前記仮定ターゲット数を1つ減らしながら前記算出サイクルを行い、
前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在しなくなったときの前記仮定ターゲット数を実際の前記ターゲットの数とすることを特徴とするターゲット情報測定装置。 - 請求項1に記載のターゲット情報測定装置であって、
前記演算器は、前記ターゲットの数を仮定ターゲット数として仮定し、各ターゲットまでの距離をターゲット距離として算出する算出サイクルを行い、
その際に算出された前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在しない場合には、同じ値の前記ターゲット距離が存在するようになるまで、前記仮定ターゲット数を1つ増加しながら前記算出サイクルを行い、
前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在するようになったときの前記仮定ターゲット数から1つ引いた値を実際の前記ターゲットの数とすることを特徴とするターゲット情報測定装置。 - 請求項1に記載のターゲット情報測定装置であって、
前記演算器は、前記ターゲットを撮影した画像データを取り込み、該画像データを解析して前記ターゲットの数を計数して、当該ターゲットの数を算出することを特徴とするターゲット情報測定装置。 - 複数のターゲットに所定周波数の送信波を照射した際の反射波に含まれるドップラー周波数を検出して、前記ターゲットとの距離を求めるターゲット情報測定方法であって、
前記ターゲットの数をM(Mは1以上の正の整数)としたとき、前記送信波が周波数の数N(Nは1以上の正の整数)がN≧M+1の関係を満たすように当該周波数の数Nを設定し、
周波数切替指令を受信し、当該周波数切替指令が指定する周波数の信号を発振し、これを送信信号として出力し、
前記送信信号による前記送信波を前記ターゲットに照射すると共に、当該ターゲットからの反射波を受波し、これを受信信号とし、
前記送信信号と前記受信信号とを混合してディジタルのビート信号を出力し、
M個のフーリエ変換器を含み、FFT切替指令を受信して、当該FFT切替指令が指示する周波数に対応した前記フーリエ変換器を選択して前記ビート信号のスペクトル位相を求め、
前記スペクトル位相を用いて、少なくとも前記ターゲットとの相対距離を算出し、
前記周波数切替指令を出力すると共に、該周波数切替指令に同期して前記FFT切替指令を出力する、
ことを特徴とするターゲット情報測定方法。 - 請求項5に記載のターゲット情報測定方法であって、
前記ターゲットの数を仮定ターゲット数として仮定し、各ターゲットまでの距離をターゲット距離として算出する算出サイクルを行い、
その際に算出された前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在する場合には、同じ値の前記ターゲット距離が存在しなくなるまで、前記仮定ターゲット数を1つ減らしながら前記算出サイクルを行い、
前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在しなくなったときの前記仮定ターゲット数を実際の前記ターゲットの数とすることを特徴とするターゲット情報測定方法。 - 請求項5に記載のターゲット情報測定方法であって、
前記ターゲットの数を仮定ターゲット数として仮定し、各ターゲットまでの距離をターゲット距離として算出する算出サイクルを行い、
その際に算出された前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在しない場合には、同じ値の前記ターゲット距離が存在するようになるまで、前記仮定ターゲット数を1つ増加しながら前記算出サイクルを行い、
前記ターゲット距離に同じ値の前記ターゲット距離が存在するようになったときの前記仮定ターゲット数から1つ引いた値を実際の前記ターゲットの数とすることを特徴とするターゲット情報測定方法。 - 請求項5に記載のターゲット情報測定方法であって、
前記ターゲットを撮影した画像データを取り込み、該画像データを解析して前記ターゲットの数を計数して、当該ターゲットの数を算出することを特徴とするターゲット情報測定方法。
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JP2015185349A JP6610116B2 (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | ターゲット情報測定装置及びターゲット情報測定方法 |
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