JP6609656B2 - 箱体組立装置及び箱体組立方法 - Google Patents
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Description
箱体の底壁から延びる外フラップの先端にある差込フラップに形成されたスリットに前記底壁に対向する上壁の端部から延びる係合フラップを挿入する操作を行う組込部を有する箱体組立装置であって、
前記組込部は、
前記上壁と前記底壁との間の第1間隔を第2間隔に広げる拡張機構と、
前記外フラップを摺動案内する第1案内面と前記係合フラップを摺動案内する第2案内面とを含む案内部と、
前記案内部を前記箱体に向かって前進させる第1駆動機構と、
前記底壁に向かって前記上壁を押す押棒と、
前記押棒を前記上壁に向かって前進させる第2駆動機構と、
を含み、
前記拡張機構は、前記上壁に吸着する吸着パッドを有し、前記上壁に吸着した前記吸着パッドを前記底壁から離れるように移動することで前記第1間隔を前記第2間隔に広げることが可能であり、
前記箱体は、前記第1駆動機構の前進により前記差込フラップが前記上壁と前記底壁との間に挿入された状態で、前記スリットを形成するスリット形成部が前記差込フラップより前記上壁側に突出し、
前記第2案内面は、前記スリット形成部に隣接して設けられ、前記第1案内面から前記第1駆動機構の前進する方向に第1距離離れた位置にあり、
前記外フラップの厚さと前記スリットの幅との合計から前記係合フラップの厚さを除く長さを第2距離としたとき、前記第1距離は前記外フラップの厚さ以上でありかつ前記第2距離以下であり、
前記第2駆動機構により前記押棒が前記吸着パッドの吸着力を超えて前記上壁を押すことで、前記第2案内面及び前記スリット形成部で前記係合フラップを摺動案内して前記スリットに前記係合フラップを挿入するように構成されることを特徴とする。
前記組込部は、前記差込フラップと前記上壁との間に挿入される差込板をさらに含み、
前記差込板は、前記上壁側への前記差込フラップの移動を制限することができる。
前記組込部より前記箱体の搬送方向の上流側に差込フラップ折曲部及び外フラップ折曲部をさらに含み、
前記差込フラップ折曲部は、前記差込フラップを前記係合フラップ側へ折り曲げる第1折曲機構を含み、
前記外フラップ折曲部は、前記外フラップを前記係合フラップ側に折り曲げる第2折曲機構を含み、
前記第1折曲機構及び前記第2折曲機構の少なくとも一方は、前記係合フラップを前記外フラップ側へ折り曲げる機構を含むことができる。
前記組込部は、前記上壁の前記端部とは反対側の端部の後方に設けられるストッパーをさらに含み、
前記ストッパーは、前記案内部に押された前記箱体が後方に移動することを制限することができる。
箱体の底壁から延びる外フラップの先端にある差込フラップに形成されたスリットに前記底壁に対向する上壁の端部から延びる係合フラップを挿入する箱体組立方法であって、
前記上壁と前記底壁との間の第1間隔を第2間隔に広げる拡張工程と、
前記上壁と前記底壁との間に差込板を挿入する挿入工程と、
前記拡張工程後、第1案内面及び第2案内面を前記箱体に向けて前進する前進工程と、
前記前進工程後、前記係合フラップ側の前記上壁における前記第2間隔を前記第1間隔に狭める縮減工程と、
を含み、
前記拡張工程は、前記上壁に吸着した前記吸着パッドを前記底壁から離れるように移動することで前記第1間隔を前記第2間隔に広げ、
前記前進工程は、前記外フラップを第1案内面で摺動案内すると共に前記挿入工程により前記上壁と前記底壁との間に挿入された差込板で前記差込フラップを摺動案内して前記差込フラップを前記上壁と前記底壁との間に挿入して、前記スリットを形成するスリット形成部を前記差込フラップより前記上壁側に突出させ、
前記縮減工程は、前記係合フラップを前記第2案内面及び前記スリット形成部で摺動案内して前記スリットに前記係合フラップを挿入することを特徴とする。
前記外フラップ及び前記差込フラップは前記底壁から前記上壁側に折れ曲り、かつ、前記係合フラップは、前記上壁から前記底壁側に折れ曲っている状態で前記拡張工程を行うことができる。
図1を用いて本実施形態に係る箱体組立装置及び箱体組立方法に用いる箱体10の一例について詳細に説明する。図1は折り畳まれた状態の箱体10の平面図であり、図2は開
箱されて組み立てられた状態の箱体10の平面図であり、図3は開箱されて組み立てられた状態の箱体10の正面図である。なお、本明細書において、「上」、「下」、「底」は箱体組立装置20(図2)において搬送される箱体10の状態を用いて便宜的に表すものであって、箱体10や装置構成の向きを限定するものではない。
2−1.全体構成
図4を用いて、本実施形態に係る箱体組立装置20の概要について説明する。図4は本実施形態に係る箱体組立装置20の正面図である。
2,22に掛け回されたベルト24と、ベルト24から所定間隔で突出する搬送ピン25と、搬送ピン25に押されて搬送される箱体10の搬送方向Fwに沿って配置された複数の処理部と、箱体10を各処理部で支持する支持台23(図9及び図10に示す)を含む。スプロケット22は、機台21内に設けられた図示しない電動モータにより回転駆動される。スプロケット22が回転するとベルト24が回転し、搬送ピン25に押されて箱体10が支持台23上を搬送方向Fwに沿って搬送される。電動モータの駆動及び各処理部における処理動作は、操作盤21a内に設けられた図示しない制御部によって制御される。
図5を用いて、開箱部28について説明する。図5は箱体10の開箱動作を説明する図である。図5は、箱体10の正面図で開箱動作の段階を(a−1)〜(a−4)の順に示している。
図6を用いて、内フラップ折曲部30について説明する。図6は箱体10の内フラップ18,18を折り曲げる動作を説明する図である。図6は内フラップ折曲部30を上方から見た平面図で折り曲げる動作の段階を(b−1)〜(b−3)の順に示している。
図7を用いて差込フラップ折曲部40について説明する。図9は箱体10の差込フラップ17を折り曲げる動作を説明する図である。図9は、差込フラップ折曲部40を側面から見た概略構成図で折り曲げる動作の段階を(c−1)〜(c−4)の順に示している。
置において第1折曲部42の傾斜に沿って移動できる。第1ローラ44の表面はプラスチック製で差込フラップ17に押し付けられて転がるため差込フラップ17に傷をつけることはない。第1折曲部42及び第1ローラ44の図示しない駆動機構は公知の機構を採用でき、例えば電動モータやエアシリンダ等を用いることができる。図7の(c−1)〜(c−4)に示すように、差込フラップ折曲部40は、内フラップ18が折り曲げられた箱体10の差込フラップ17を上方に折り曲げる。
図8を用いて外フラップ折曲部50について説明する。図10は箱体10の外フラップ16を折り曲げる動作を説明する図である。図10は、外フラップ折曲部50を側面から見た概略構成図で折り曲げる動作を(d−1)〜(d−4)の順に示している。
図9〜図12を用いて組込部60について詳細に説明する。図9は本実施形態に係る箱体組立装置20の組込部60の側面図であり、図10は本実施形態に係る箱体組立装置20の組込部60の正面図であり、図11は箱体10の外フラップ16の形態を説明するための斜視図であり、図12は箱体10の係合フラップ13をスリット19に挿入する動作を説明する図であり、図13は本実施形態に係る箱体組立装置20の組込部60の概略側面図である。
とで細長いスリット19が形成される。上壁11は図示しない吸着パッド62により上方へ湾曲して持ち上げられ、上壁11の端部から突出する係合フラップ13は差込フラップ17より上にあって、下方に折り曲げられている。
mm)を隔てて配置される。外フラップ16aは底壁12から箱体10の後方へ延びる。第2ストッパー94は、案内部72に押された箱体10が僅かに後方に移動すると外フラップ16aに当接し、箱体10が後方に移動することを制限し、係合フラップ13をスリット19により確実に挿入することできる。組込部60における動作については、下記箱体組立方法で説明する。
図13及び図14を用いて本実施形態に係る箱体組立方法について説明する。図13は箱体10の係合フラップ13をスリット19に挿入する動作を説明する図であり、図14は箱体の係合フラップ13をスリット19に挿入する動作を説明する図である。図13及び図14は、組込部60を側面から見た概略構成図で組み込み動作を(e−1)〜(e−6)の順に示している。
工程後、第1案内面72a及び第2案内面72bを箱体10に向けて前進する工程である。第1案内面72a及び第2案内面72bは図9を用いて説明した進退用カムフォロア64の移動により進退板67を前進させることで行う。図13の(e−3)に示すように、前進工程は、外フラップ16を第1案内面72aで摺動案内すると共に差込板70で差込フラップ17を摺動案内して差込フラップ17を上壁11と底壁12との間に挿入する。差込板70は上述した挿入工程により上壁11と底壁12との間に挿入される。図13の(e−4)に示すように、差込工程及び前進工程により差込フラップ17が上壁11と底壁12との間の所定の位置に配置することができる。図13の(e−4)における差込フラップ17の位置は、組み立てられた箱体10における差込フラップ17の位置とほぼ同じである。
Claims (6)
- 箱体の底壁から延びる外フラップの先端にある差込フラップに形成されたスリットに前記底壁に対向する上壁の端部から延びる係合フラップを挿入する操作を行う組込部を有する箱体組立装置であって、
前記組込部は、
前記上壁と前記底壁との間の第1間隔を第2間隔に広げる拡張機構と、
前記外フラップを摺動案内する第1案内面と前記係合フラップを摺動案内する第2案内面とを含む案内部と、
前記案内部を前記箱体に向かって前進させる第1駆動機構と、
前記底壁に向かって前記上壁を押す押棒と、
前記押棒を前記上壁に向かって前進させる第2駆動機構と、
を含み、
前記拡張機構は、前記上壁に吸着する吸着パッドを有し、前記上壁に吸着した前記吸着パッドを前記底壁から離れるように移動することで前記第1間隔を前記第2間隔に広げることが可能であり、
前記箱体は、前記第1駆動機構の前進により前記差込フラップが前記上壁と前記底壁との間に挿入された状態で、前記スリットを形成するスリット形成部が前記差込フラップより前記上壁側に突出し、
前記第2案内面は、前記スリット形成部に隣接して設けられ、前記第1案内面から前記第1駆動機構の前進する方向に第1距離離れた位置にあり、
前記外フラップの厚さと前記スリットの幅との合計から前記係合フラップの厚さを除く長さを第2距離としたとき、前記第1距離は前記外フラップの厚さ以上でありかつ前記第2距離以下であり、
前記第2駆動機構により前記押棒が前記吸着パッドの吸着力を超えて前記上壁を押すことで、前記第2案内面及び前記スリット形成部で前記係合フラップを摺動案内して前記スリットに前記係合フラップを挿入するように構成されることを特徴とする、箱体組立装置
。 - 請求項1において、
前記組込部は、前記差込フラップと前記上壁との間に挿入される差込板をさらに含み、
前記差込板は、前記上壁側への前記差込フラップの移動を制限することを特徴とする、箱体組立装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記組込部より前記箱体の搬送方向の上流側に差込フラップ折曲部及び外フラップ折曲部をさらに含み、
前記差込フラップ折曲部は、前記差込フラップを前記係合フラップ側へ折り曲げる第1折曲機構を含み、
前記外フラップ折曲部は、前記外フラップを前記係合フラップ側に折り曲げる第2折曲機構を含み、
前記第1折曲機構及び前記第2折曲機構の少なくとも一方は、前記係合フラップを前記外フラップ側へ折り曲げる機構を含むことを特徴とする、箱体組立装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
前記組込部は、前記上壁の前記端部とは反対側の端部の後方に設けられるストッパーをさらに含み、
前記ストッパーは、前記案内部に押された前記箱体が後方に移動することを制限することを特徴とする、箱体組立装置。 - 箱体の底壁から延びる外フラップの先端にある差込フラップに形成されたスリットに前記底壁に対向する上壁の端部から延びる係合フラップを挿入する箱体組立方法であって、
前記上壁と前記底壁との間の第1間隔を第2間隔に広げる拡張工程と、
前記上壁と前記底壁との間に差込板を挿入する挿入工程と、
前記拡張工程後、第1案内面及び第2案内面を前記箱体に向けて前進する前進工程と、
前記前進工程後、前記係合フラップ側の前記上壁における前記第2間隔を前記第1間隔に狭める縮減工程と、
を含み、
前記拡張工程は、前記上壁に吸着した前記吸着パッドを前記底壁から離れるように移動することで前記第1間隔を前記第2間隔に広げ、
前記前進工程は、前記外フラップを第1案内面で摺動案内すると共に前記挿入工程により前記上壁と前記底壁との間に挿入された差込板で前記差込フラップを摺動案内して前記差込フラップを前記上壁と前記底壁との間に挿入して、前記スリットを形成するスリット形成部を前記差込フラップより前記上壁側に突出させ、
前記縮減工程は、前記係合フラップを前記第2案内面及び前記スリット形成部で摺動案内して前記スリットに前記係合フラップを挿入することを特徴とする、箱体組立方法。 - 請求項5において、
前記外フラップ及び前記差込フラップは前記底壁から前記上壁側に折れ曲り、かつ、前記係合フラップは、前記上壁から前記底壁側に折れ曲っている状態で前記拡張工程を行うことを特徴とする、箱体組立方法。
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JP2018048159A JP6609656B2 (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 箱体組立装置及び箱体組立方法 |
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