JP6608298B2 - 複合梁材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
2:鋼材、
2a:上部、
2b:下部、
3:PC部、
3A:第一ブロック、
3B:第二ブロック、
3C:中間コンクリート部、
4:結合部、
5a:上フランジ、
5b:下フランジ、
6:ウェブ、
6a:上側ウェブ、
6b:下側ウェブ、
7:切欠、
7a:上側切欠、
7b:下側切欠、
7c:狭小部、
8:角鋼ジベル、
9:内向き側面、
10:凹部、
11:帯鉄筋、
12:貫通鉄筋、
13:鉄筋カゴ、
14:主鉄筋、
15:型枠、
15a:側板、
16:小孔、
17:抜き型、
17a:突条、
17b:平滑面、
18:有孔板、
18a,18b:孔、
18c:スリット、
19:PC鋼材、
20:下縁部、
21:上縁部、
22,23:連結板、
24:ボルト孔、
25:挿通孔、
26:貫通孔、
27:貫通鉄筋、
28:スペース、
28a:内側面、
29:孔あきジベル
Claims (11)
- 上フランジとウェブとからなるT字型断面の鋼材と、鉄筋カゴとともに埋設されるPC鋼材によって長手方向にプレストレスが導入されたPC部と、結合部とによって構成される複合梁材であって、
ウェブの下端部には、貫通鉄筋を挿通させる挿通部として、ウェブの下縁まで達する切欠が複数形成され、
PC部は、ウェブの下端部の左右両側にそれぞれ所定の間隔を置いて配置される第一ブロック及び第二ブロックによって構成され、
一方の端部が第一ブロックの内部に埋設され、他方の端部が第二ブロックの内部に埋設され、中間部がウェブの挿通部に挿通された複数本の貫通鉄筋によって、第一ブロックと第二ブロックとが連結され、
ウェブの下端部と第一ブロックとの間隙、ウェブの下端部と第二ブロックとの間隙、及び、ウェブの挿通部の内側を埋める結合部により、鋼材とPC部とが結合され、一体化されていることを特徴とする複合梁材。 - 上フランジと下フランジとウェブとからなるI字型断面の鋼材と、鉄筋カゴとともに埋設されるPC鋼材によって長手方向にプレストレスが導入されたPC部と、結合部とによって構成される複合梁材であって、
鋼材は、上部及び下部とから構成され、
上部は、上側ウェブとその上端に取り付けられた上フランジとから構成され、
下部は、下側ウェブとその下端に取り付けられた下フランジとから構成され、
上側ウェブには、貫通鉄筋を挿通させる挿通部として、上側ウェブの下縁まで達する切欠が複数形成され、
下側ウェブには、貫通鉄筋を挿通させる挿通部として、下側ウェブの上縁まで達する切欠が複数形成され、
PC部は、上下に突き合わされた上側ウェブの下端部及び下側ウェブの左右両側にそれぞれ所定の間隔を置いて配置される第一ブロック及び第二ブロックによって構成され、
一方の端部が第一ブロックの内部に埋設され、他方の端部が第二ブロックの内部に埋設され、中間部が上側ウェブ及び下側ウェブの各挿通部に挿通された複数本の貫通鉄筋によって、第一ブロックと第二ブロックとが連結され、
上側ウェブの下端部及び下側ウェブと第一ブロックとの間隙、上側ウェブの下端部及び下側ウェブと第二ブロックとの間隙、並びに、上側ウェブ及び下側ウェブの各挿通部の内側を埋める結合部により、鋼材の上部と下部とPC部とが結合され、一体化されていることを特徴とする複合梁材。 - 上フランジとウェブとからなるT字型断面の鋼材又は上フランジと下フランジとウェブとからなるI字型断面の鋼材と、鉄筋カゴとともに埋設されるPC鋼材によって長手方向にプレストレスが導入されたPC部と、結合部とによって構成される複合梁材であって、
ウェブの下端部には、貫通鉄筋を挿通させる挿通部として、挿通孔が複数形成され、
PC部は、ウェブの下端部の左右両側にそれぞれ所定の間隔を置いて配置される第一ブロック及び第二ブロックによって構成され、
一方の端部が第一ブロックの内部に埋設され、他方の端部が第二ブロックの内部に埋設され、中間部がウェブの挿通部に挿通された複数本の貫通鉄筋によって、第一ブロックと第二ブロックとが連結され、
ウェブの下端部と第一ブロックとの間隙、ウェブの下端部と第二ブロックとの間隙、及び、ウェブの挿通部の内側を埋める結合部により、鋼材とPC部とが結合され、一体化されていることを特徴とする複合梁材。 - 結合部と接するウェブの側面、及び、第一ブロック及び第二ブロックの内向き側面に、長手方向についての拘束力を増大させるずれ止めがそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の複合梁材。
- 請求項4に記載の複合梁材において、ウェブの側面に形成されるずれ止めが、上下方向へ延在する角鋼ジベル又は孔あきジベルであることを特徴とする複合梁材。
- 請求項4に記載の複合梁材において、第一ブロック及び第二ブロックの内向き側面に形成されるずれ止めが、上下方向へ延在する凹部であることを特徴とする複合梁材。
- 請求項1又は請求項2に記載の複合梁材において、ウェブの挿通部が、開口側に狭小部を有する切欠であることを特徴とする複合梁材。
- 請求項2に記載の複合梁材において、上側ウェブの下縁部が非直線的に形成され、下側ウェブの上縁部が、上側ウェブの下縁部に対応した形状となっており、上側ウェブの下縁部と下側ウェブの上縁部とが噛み合うように構成されていることを特徴とする複合梁材。
- 請求項1に記載の複合梁材を製造する方法であって、
貫通鉄筋及び主鉄筋を含む鉄筋カゴを製作して型枠内に収容し、
複数の抜き型を、型枠の横幅方向の中央位置において、型枠の長手方向へ直列するように配置し、
型枠内にコンクリートを打設し、養生し、硬化後に脱型し、
プレテンション方式又はポストテンション方式によってプレストレスが導入され、貫通鉄筋によって連結された状態の第一ブロック及び第二ブロックからなるPC部を形成し、
貫通鉄筋の中間部をウェブの各切欠内に進入させつつ、第一ブロックと第二ブロックとの間のスペース内に、ウェブの下端部を上方から挿入し、
ウェブと第一ブロックとの間隙、ウェブと第二ブロックとの間隙、及び、ウェブの切欠の内側に、未硬化のセメント材を充填し、硬化させて、結合部を形成することを特徴とする複合梁材の製造方法。 - 請求項2に記載の複合梁材を製造する方法であって、
貫通鉄筋及び主鉄筋を含む鉄筋カゴを製作して型枠内に収容し、
複数の抜き型を、型枠の横幅方向の中央位置において、型枠の長手方向へ直列するように配置し、
型枠内にコンクリートを打設し、養生し、硬化後に脱型し、
プレテンション方式又はポストテンション方式によってプレストレスが導入され、貫通鉄筋によって連結された状態の第一ブロック及び第二ブロックからなるPC部を形成し、
貫通鉄筋の中間部を下側ウェブ及び上側ウェブの各切欠内に進入させつつ、第一ブロックと第二ブロックとの間のスペース内に、下側ウェブ及び上側ウェブをそれぞれ挿入し、上側ウェブの下縁部と下側ウェブの上縁部とを突き合わせた状態とし、
上側ウェブの挿入前又は挿入後に、第一ブロックと第二ブロックとの間のスペース内へ未硬化のセメント材を充填し、
この状態で、上側ウェブ及び下側ウェブと第一ブロックとの間隙、上側ウェブと下側ウェブと第二ブロックとの間隙、並びに、上側ウェブの切欠及び下側ウェブの切欠の内側においてセメント材を硬化させて、結合部を形成することを特徴とする複合梁材の製造方法。 - 請求項3に記載の複合梁材を製造する方法であって、
鉄筋カゴを製作して型枠内に収容し、
貫通孔を形成するための抜き型を型枠内に配置し、
型枠内にコンクリートを打設し、養生し、硬化後に脱型し、
プレテンション方式又はポストテンション方式によってプレストレスが導入され、一方の側面から反対側の側面まで達する貫通孔が内部に多数形成された第一ブロック及び第二ブロックをそれぞれ形成し、
第一ブロック及び第二ブロックを、ウェブの下端部の左右両側にそれぞれ所定の間隔を置いた位置に配置し、
第一ブロックの貫通孔、ウェブの挿通孔、及び、第二ブロックの貫通孔の中を貫通するように貫通鉄筋を挿入し、
ウェブと第一ブロックとの間隙、ウェブと第二ブロックとの間隙、貫通孔、及び、ウェブの挿通孔の内側に、未硬化のセメント材を充填し、硬化させて、結合部を形成することを特徴とする複合梁材の製造方法。
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JP2016020373A JP6608298B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 複合梁材及びその製造方法 |
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JP2016020373A JP6608298B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 複合梁材及びその製造方法 |
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