JP6253058B2 - 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 - Google Patents
鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6253058B2 JP6253058B2 JP2014209115A JP2014209115A JP6253058B2 JP 6253058 B2 JP6253058 B2 JP 6253058B2 JP 2014209115 A JP2014209115 A JP 2014209115A JP 2014209115 A JP2014209115 A JP 2014209115A JP 6253058 B2 JP6253058 B2 JP 6253058B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- bar member
- steel plate
- reinforcing
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 title claims description 176
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 title claims description 60
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 70
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 70
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 64
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 20
- 206010000364 Accessory muscle Diseases 0.000 claims description 9
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 2
- 239000011372 high-strength concrete Substances 0.000 claims description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 2
- 239000011433 polymer cement mortar Substances 0.000 claims description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 claims 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 11
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 7
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 7
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 4
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
このうち、鉄筋については棒状の鋼材である主筋と副筋(帯筋)とを縦横に配置し、その交差部分を結束線で結束することによって格子状の形状に組み立てている。
また、現場での鉄筋組み立て作業員が多人数必要であり、省力化の妨げになるとともに鉄筋組み立て作業の労務費が多大となることが問題であった。
このような従来からの鉄筋組み立て作業を効率化するために、鉄筋を予め工場にて格子形状に加工しておき、これを現場に搬入して現場で所定の位置に設置することにより現場作業を省力化する技術が考案されている(特許文献1、2を参照)。
しかし、この鉄筋部材は、製造時に工場での溶接作業が必要であり、そのための特殊な機材、技能者、溶接材料を必要とし、それらの諸条件を整備するための多大なコストを必要とする問題があった。
これは、一般的な鉄筋コンクリート構造では、主筋の外側に副筋を配置し、副筋の表面から所定の間隔を設けて型枠を設置して、鉄筋の防食や劣化防止のためのコンクリートのかぶり厚さを確保する必要がある。このため、主筋と副筋とが交差する従来の方法では、主筋がコンクリート表面から離れた位置に配筋されるため、主筋に作用する引張合力の作用位置と圧縮合力の作用位置との距離が短くなり鉄筋コンクリート構造の有する抵抗曲げモーメントが小さくなることに起因する。
また、本発明に係る鉄筋部材は、互いに平行に配置された複数の主筋部と、隣接する複数の前記主筋部を連結する複数の副筋部と、を有する鉄筋部材であって、複数の前記主筋部は第1平板部で構成されるとともに、複数の前記副筋部は第2平板部で構成され、前記第1平板部と前記第2平板部とは、同一面となる鋼板の第1面内に形成され、前記鋼板に開口部を形成し、前記開口部は、第1方向に沿って複数のスリットを並べたスリット列を有する鋼板を前記第1方向に垂直な方向である第2方向に引っ張り、前記スリットを拡開して形成され、前記スリットは、前記第1方向に沿って切り込まれた第1切り込み部及び第2切り込み部と、前記第1方向に対し傾斜して設けられた中央傾斜部と、を備え、前記鋼板を貫通し、前記中央傾斜部は、前記第1切り込み部と前記第2切り込み部とを結ぶものである。
はじめに実施の形態1に係る鉄筋部材100の製作工程、及び、その形状について説明する。
図1は、実施の形態1に係る鉄筋部材の平面図である。
ここで、図1(a)は、鋼板1に鋼板1を貫通するスリット2(切り込み)を形成した平面図である。スリット2は、大きくS字形状で鋼板1の長尺方向(本発明の第1方向に相当する)に半分程度重なるように形成されており、鋼板1の長尺方向に対して傾斜して切り込まれた先端部2a、及び中央傾斜部2dと、これら先端部2aと中央傾斜部2dとを結び、ジグザク形状に切り込まれた第1切り込部2b及び第2切り込み部2eで形成されている。第1切り込部2b及び第2切り込部2eには複数の側面突起2cが形成されている。
鋼板1の長尺方向(本発明の第1方向に相当する)に垂直な短尺方向(本発明の第2方向に相当する)に引張り力を加えると、各スリット2が拡開し開口部5を形成することで、平行に並んだ直線形状の主筋部3と、隣り合う主筋部3同士を連結する副筋部4とが形成される。このとき主筋部3と副筋部4とは同一の鋼板1から形成されるため、共に平板形状(本発明の第1平板部と第2平板部に相当する)となっている。また、主筋部3と副筋部4とは捻れなどの変形のない同一平面内(本発明の第1面内に相当する)に形成されている。なお、主筋部3の幅寸法は、副筋部4の幅寸法よりも広く構成されている。
この状態では、開口部5が平行四辺形に大きく開き、各主筋部3の軸方向に対して各副筋部4の軸方向が鋭角(60°程度)に傾斜した状態で接続されている。この接続部分は、スリット2の各先端部2aと中央傾斜部2dとの間で形成され、鋼板1が若干塑性変形した状態となっている。また、主筋部3と副筋部4の側面には、第1切り込部2b及び第2切り込部2eに設けられた複数の側面突起2cが突設されている。
なお、図1では主筋部3を3本とした例を示したが、主筋部3の本数に制限はなく、鋼板1の短尺方向にスリット2を並列に多数形成し、主筋部3を4本以上設けることができる。
図2は、実施の形態1に係る鉄筋部材を鉄筋コンクリート構造に使用した際の構造体の断面図である。
実施の形態1に係る鉄筋部材100は、鉄筋コンクリート構造体に埋設され、主に引張応力を担当し支持する。柱や梁の軸方向における大きい引張応力は主に主筋部3が担当し、圧縮応力によりコンクリートが外周方向に膨らむ応力に対抗する引張応力を副筋部4が担当する。
ここで、図2(a)は、本発明の鉄筋部材100を用いた梁の断面図であり、図2(b)は、従来の鉄筋工法を用いた梁の断面図である。
このとき、鉄筋コンクリート構造の抵抗曲げモーメントM1は、圧縮合力P1の作用位置と引張合力P2の作用位置との距離D1と圧縮合力P1または引張合力P2(P1=P2=Pとする)との積となるため、本発明の場合、M1=P・D1となる。
このとき従来の鉄筋工法では鉄筋コンクリート構造の抵抗曲げモーメントM2は、M2=P・D2となる。
そして、上記のように鋼板1としてリブ付き鋼板や、縞鋼板を採用することでコンクリート打設後の固着度をさらに向上させることができる。
次に実施の形態2に係る鉄筋部材200の製作工程、及び、その形状について説明する。
図3は、実施の形態2に係る鉄筋部材の平面図である。
実施の形態2に係る鉄筋部材200は、図3に示すように鋼板1に略矩形形状の開口部6が碁盤目状に開口し、平行に複数本の主筋部7と副筋部8とを形成している。
開口部6は例えばプレス機等で鋼板1を打ち抜くことで形成される。
主筋部7と副筋部8との側面には複数の側面突起9が形成されている。
このとき主筋部7と副筋部8とは同一の鋼板1から形成されるため、共に平板形状(本発明の第1平板部と第2平板部に相当する)となっている。また、主筋部7と副筋部8とは捻れなどの変形のない同一平面内(本発明の第1面内に相当する)に形成されている。
ここで、図4(a)は、鉄筋部材200に平板鋼板を使用したときの側面図である。
図4(b)は、鉄筋部材200の片面にリブ等の突起12を有するリブ付き鋼板、もしくは縞鋼板を使用したときの側面図である。
図4(c)は、鉄筋部材200の両面にリブ等の突起12を有するリブ付き鋼板、もしくは縞鋼板を使用したときの側面図である。
鋼板1は、4.5mm〜16.0mm程度の板厚を有し、普通綱、高張力鋼、ステンレス鋼、合金鋼、電磁鋼板などを採用することができる。また、表面形状の異なる鋼板として図4(a)〜(c)のように平板鋼板、リブ付き鋼板、縞鋼板等を採用することができる。表面に突起12を有するリブ付き鋼板や、縞鋼板を採用することで、鉄筋部材100とコンクリート打設後のコンクリートとの固着度を向上させることができる。
実施の形態2に係る鉄筋部材200を鉄筋コンクリート構造に使用した際の構造体の断面図も、実施の形態1に係る鉄筋部材100と同様に図2(a)に示すような断面形状となる。
したがって、実施の形態1に係る鉄筋部材100と同様の効果を奏し、図2(a)に示す実施の形態1に係る鉄筋部材100を使用した鉄筋コンクリート構造の抵抗曲げモーメントM1は、図2(b)に示す従来の鉄筋工法の抵抗曲げモーメントM2よりも大きくなり、曲げモーメントに対する許容値が大きくなる。すると、鉄筋コンクリート構造における例えば柱、梁、スラブ等への許容荷重を増加させることが可能になる。
そして、上記のように鋼板1としてリブ付き鋼板や、縞鋼板を採用することでコンクリート打設後の固着度をさらに向上させることができる。
はじめに、鉄筋コンクリート構造物の柱を構築する手順を図5、6を用いて説明する。
図5は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物の柱に適用した際の斜視図である。
ここで、図5(a)は、鉄筋部材100、200を柱に組み込むために折り曲げ加工した形状を斜視図で示している。
図5(b)は、一対の鉄筋部材100、200を組み合わせた形状を斜視図で示している。
また、図6は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物の柱に適用した際の断面図である。
次に、一組の鉄筋部材100、200を図5(b)に示すように断面でロの字形状に組み合わせ、その際に両端部の開口部5、6が少なくとも1ブロック重なる(オーバーラップする)ように型枠11内に配置する。
そして、型枠11内にコンクリート10を充填し硬化させる。
硬化したコンクリート10は、開口部5、6の内部に充填され、一組の鉄筋部材100、200を構造的に一体化する。このとき、各主筋部3、7及び各副筋部4、8に設けられた側面突起2c、9が鉄筋部材100、200とコンクリート10との一体化に貢献する。
なお、鉄筋部材100、200の両端部の開口部5、6は、3ブロック重なる(オーバーラップする)ように型枠11内に配置することが、納まり及び構造上有利である。
図7は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物の梁に適用した際の斜視図である。
ここで、図7(a)は、鉄筋部材100、200を梁に組み込むために折り曲げ加工した形状を斜視図で示している。
図7(b)は、梁の型枠に鉄筋部材100、200を組み込んだ後の形状を斜視図で示している。
図7(c)は、隣接する鉄筋部材100、200を組み合わせた形状を斜視図で示している。
また、図8は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物の梁に適用した際の断面図である。
次に、図7(b)、図7(c)に示すように複数の鉄筋部材100、200を組み合わせて梁の型枠11内に配置する。このとき、梁の下面側及び側面側に鉄筋部材100、200が配筋されるように配置する。
そして、型枠11内にコンクリート10を充填し硬化させる。
硬化したコンクリート10は、開口部5、6の内部に充填され、隣接する鉄筋部材100、200を構造的に一体化する。このとき、各主筋部3、7及び各副筋部4、8に設けられた側面突起2c、9が鉄筋部材100、200とコンクリート10との一体化に貢献する。
なお、隣接する鉄筋部材100、200の両端部の開口部5、6は、3ブロック重なる(オーバーラップする)ように型枠11内に配置することが、納まり及び構造上有利であることは柱の場合と同様である。
図9は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物のスラブに適用した際の斜視図である。
ここで、図9(a)は、スラブの型枠に鉄筋部材100、200を組み込んだ形状を斜視図で示している。
図9(b)は、スラブの型枠に複数の鉄筋部材100、200を組み合わせた形状を斜視図で示している。
また、図10は、実施の形態1、2に係る鉄筋部材100、200を鉄筋コンクリート構造物のスラブに適用した際の断面図である。
このとき、スラブの上面側と下面側に一対の鉄筋部材100、200が配筋されるように配置する。
このとき、鉄筋部材100、200の両端部の開口部5、6は、図9(b)に示すように少なくとも1ブロック重なる(オーバーラップする)ように型枠11内に配置する。
硬化したコンクリート10は、開口部5、6の内部に充填され、隣接する鉄筋部材100、200を構造的に一体化する。このとき、各主筋部3、7及び各副筋部4、8に設けられた側面突起2c、9が鉄筋部材100、200とコンクリート10との一体化に貢献する。
なお、隣接する鉄筋部材100、200の両端部の開口部5、6は、3ブロック重なる(オーバーラップする)ように型枠11内に配置することが、納まり及び構造上有利であることは柱や梁の場合と同様である。
このような補強用構造部材として本発明の鉄筋部材100、200を採用しても、上記実施の形態1及び2に係る鉄筋部材100、200が有する有利な効果と同様の効果を奏することができる。
Claims (17)
- 互いに平行に配置された複数の主筋部と、隣接する複数の前記主筋部を連結する複数の副筋部と、を有する鉄筋部材であって、
複数の前記主筋部は第1平板部で構成されるとともに、複数の前記副筋部は第2平板部で構成され、
前記第1平板部と前記第2平板部とは、同一面となる鋼板の第1面内に形成され、前記鋼板に開口部を形成し、
前記開口部は、
第1方向に沿って複数のスリットを並べたスリット列を有する鋼板を前記第1方向に垂直な方向である第2方向に引っ張り、前記スリットを拡開して形成され、
前記スリットは、
前記鋼板を貫通し、前記第1方向に伸びるS字形状であることを特徴とする鉄筋部材。 - 前記スリット列は、
前記第1方向において隣合った一方の前記スリットの前記S字形状と他方の前記スリットの前記S字形状とが前記第2方向において重なるように並べられて構成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋部材。 - 互いに平行に配置された複数の主筋部と、隣接する複数の前記主筋部を連結する複数の副筋部と、を有する鉄筋部材であって、
複数の前記主筋部は第1平板部で構成されるとともに、複数の前記副筋部は第2平板部で構成され、
前記第1平板部と前記第2平板部とは、同一面となる鋼板の第1面内に形成され、前記鋼板に開口部を形成し、
前記開口部は、
第1方向に沿って複数のスリットを並べたスリット列を有する鋼板を前記第1方向に垂直な方向である第2方向に引っ張り、前記スリットを拡開して形成され、
前記スリットは、
前記第1方向に沿って切り込まれた第1切り込み部及び第2切り込み部と、
前記第1方向に対し傾斜して設けられた中央傾斜部と、を備え、前記鋼板を貫通し、
前記中央傾斜部は、
前記第1切り込み部と前記第2切り込み部とを結ぶことを特徴とする鉄筋部材。 - 前記スリット列は、
前記第1方向において隣合った一方の前記スリットの前記第1切り込み部と前記第2切り込み部とが前記第2方向において重なるように並べられて構成されることを特徴とする請求項3に記載の鉄筋部材。 - 前記スリットは、
前記第1方向に対して傾斜して前記鋼板に貫通して切り込まれた2つの先端部を更に備え、
前記第1切り込み部と前記第2切り込み部とは、
前記先端部の前記中央傾斜部側に位置する端と前記中央傾斜部の端とを結んで、切り込まれていることを特徴とする請求項3又は4に記載の鉄筋部材。 - 前記鋼板は、
前記第2方向に前記スリット列が複数並べられ、
隣接する前記スリット列は、
互いに前記第1方向に沿った仮想線について線対称形状となっていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の鉄筋部材。 - 前記副筋部は、
前記主筋部に直交する方向に対し傾斜している請求項1〜6のいずれか1項に記載の鉄筋部材。 - 前記第1平板部及び前記第2平板部の側面には、複数の側面突起が形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 前記鋼板は、両面が平板形状であることを特徴とする請求項2に従属する請求項1〜8のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 前記鋼板は、片面が突起を有する形状であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 前記鋼板は、両面が突起を有する形状であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 前記鋼板は、普通綱、高張力鋼、ステンレス鋼、合金鋼、電磁鋼板のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項2を引用する請求項1〜11のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 表面に塗装またはメッキを予め施したことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の鉄筋部材。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の鉄筋部材を構造部材としてコンクリート中に配筋することを特徴とする鉄筋コンクリート構造。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の鉄筋部材を補強用構造部材として既設コンクリート構造に対する増し打ちコンクリート内に配筋することを特徴とする鉄筋コンクリート構造。
- 複数の前記鉄筋部材を隣接して配置し、複数の前記鉄筋部材の隣接した前記開口部が1ブロック以上重なるように配筋することを特徴とする請求項14または15に記載の鉄筋コンクリート構造。
- 少なくとも普通コンクリート、高強度コンクリート、軽量コンクリート、重量コンクリート、早強コンクリート、モルタル、ポリマーセメントモルタル、繊維混入コンクリート、再生骨材コンクリートのうちのいずれか1つを使用することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の鉄筋コンクリート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014209115A JP6253058B2 (ja) | 2014-10-10 | 2014-10-10 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014209115A JP6253058B2 (ja) | 2014-10-10 | 2014-10-10 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016079585A JP2016079585A (ja) | 2016-05-16 |
JP6253058B2 true JP6253058B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=55955929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014209115A Active JP6253058B2 (ja) | 2014-10-10 | 2014-10-10 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6253058B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6994909B2 (ja) * | 2016-12-05 | 2022-01-14 | Jfeシビル株式会社 | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 |
JP6898196B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-07-07 | Jfeシビル株式会社 | 鉄筋部材及び鉄筋コンクリート構造 |
JP7092488B2 (ja) * | 2017-11-10 | 2022-06-28 | Jfeシビル株式会社 | 鉄筋部材、及び鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造物 |
KR102261721B1 (ko) * | 2019-10-18 | 2021-06-07 | 김성진 | 균열 방지용 곡면판 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB282226A (en) * | 1927-01-06 | 1927-12-22 | Chubb & Sons Lock & Safe Co | Improvements in or relating to the reinforcement of concrete structures |
JPS5988563A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-22 | 株式会社ホクブ | コンクリ−ト構造物の補強材 |
JPS5985819U (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-09 | 出原 隆男 | ラス鉄筋 |
JPH0689582B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1994-11-09 | 大成建設株式会社 | 網状鉄筋の継手工法 |
JPH07259255A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-09 | Shimizu Corp | 鉄筋およびそれを用いたrc・src構造物 |
JPH11256762A (ja) * | 1998-03-09 | 1999-09-21 | Yataro Nishiyama | 鉄筋コンクリートの鉄筋の様な働きをする板状の筋 |
JP4460124B2 (ja) * | 2000-07-31 | 2010-05-12 | 日鉄コンポジット株式会社 | 帯板複合frp格子材及び帯板複合frp格子材を使用したコンクリート補強方法 |
JP4227557B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2009-02-18 | 泰稔 山本 | 既設コンクリート壁の増し打壁工法及び増し打壁構造 |
-
2014
- 2014-10-10 JP JP2014209115A patent/JP6253058B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016079585A (ja) | 2016-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6108595B2 (ja) | リブ付きプレキャストコンクリート板と、それを用いた合成床スラブと梁のコンクリート打ち分け方法 | |
US8375676B2 (en) | Half precast slab and method for structuring half precast slab | |
EP1984583A2 (en) | Unitized post tension block system for masonry structures | |
JP6253058B2 (ja) | 鉄筋部材、及び、その鉄筋部材を使用した鉄筋コンクリート構造 | |
KR100743936B1 (ko) | 콘크리트 구조물 내진 및 보수보강용 하니콤형 보강재 | |
JP6422795B2 (ja) | 複合梁及びこれを構成するPCa複合梁部材並びに複合ラーメン構造 | |
KR101499337B1 (ko) | 광폭 pc 복합거더 | |
KR20170108215A (ko) | 아이 형강 하프피씨 바닥판 및 이의 제작 방법 그리고 그 시공방법 | |
JP2007254974A (ja) | 形鋼を用いた鋼・コンクリートの複合構造のプレストレストコンクリート床版橋とこのプレストレストコンクリート床版橋の施工方法 | |
CN110392758B (zh) | 倒t形截面混合型预应力混凝土梁及利用其的面板施工方法 | |
JP2018131804A (ja) | スラブ施工方法 | |
KR20140070267A (ko) | 입체형 수평전단 연결재를 구비한 프리캐스트 콘크리트 합성슬래브 및 그 시공 방법 | |
KR101212259B1 (ko) | 파형 굴곡판으로 형성된 보강재를 이용한 합성바닥판 및 그 제작방법 | |
CN111910811A (zh) | 一种肋板骨架混凝土现浇板 | |
KR101028372B1 (ko) | 트러스 합성 데크 플레이트의 연결 구조 | |
KR101994089B1 (ko) | 인발전단메쉬부재가 구성되며 넓은 폭을 갖는 현장 타설용 하프 pc 슬래브 및 이의 제작방법 | |
JP2008144459A (ja) | スラブ型枠、および合成床版の構築方法 | |
KR101701416B1 (ko) | 장경간 슬래브용 프리캐스트 콘크리트 데크 및 이를 이용한 슬래브 | |
CN210342417U (zh) | 一种预应力异形槽板 | |
KR101752285B1 (ko) | 광폭 psc 하부플랜지와 단면확대용 상부플랜지를 갖는 하이브리드 보 및 이를 이용한 구조물 | |
JP7424937B2 (ja) | コンクリートスラブの型枠 | |
KR20170128053A (ko) | 구조물용 피씨 데크 슬래브 및 이의 제조방법 | |
JP5729566B2 (ja) | コンクリート平版のせん断補強の形成方法と、道路床版及びフラットスラブ | |
KR20070053836A (ko) | 기둥 슬래브간 접합부 전단보강재 및 그의 제조방법 | |
WO2014073506A1 (ja) | コンクリート部材の構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6253058 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |