JP6676287B2 - プレキャスト・コンクリート部材の製造方法および構築方法 - Google Patents

プレキャスト・コンクリート部材の製造方法および構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレキャスト・コンクリート部材の製造方法およびこの製造方法により製造されたプレキャスト・コンクリート部材を一体化する構築方法に関する。
コンクリート構造物を構成するプレキャスト・コンクリート(以下、「PCa」と呼ぶ。)部材を分割して製造し、プレストレスを導入して複数のPCa部材を一体化する工法は従来から知られている。
複数のPCa部材を一体化する工法には、例えば、次のようなものがある。
1.複数のPCa部材を互いの接合端面同士を対向させ特定の間隔(300-500mm程度)を空けて配置する。PCa部材の接合端面間の隙間部分に鉄筋およびシースを組み、そこにコンクリートを打設して鉄筋コンクリート構造の接合部を構築する。その後、各PCa部材および接合部を貫通するようにPC鋼材を配設し、緊張して、プレストレスを導入する。
2.複数のPCa部材を互いの接合端面同士を対向させ特定の間隔(20mm-40mm程度)を空けて配置する。各PCa部材の接合端面間の隙間部分にモルタルあるいはグラウトを流し込み、モルタルあるいはグラウトの硬化後、各PCa部材および接合部を貫通するようにPC鋼材を配設し、緊張して、プレストレスを導入する(例えば、特許文献1参照)。
3.各PCa部材を互いの接合端面同士を直接突き合わせた状態で、PC鋼材を配設し、緊張してプレストレスを導入する。
この方法によると、接合端面同士の密着度が不十分である場合、プレストレスを与えた際に接合端面に局部応力が発生し、ひび割れや欠け等が発生するおそれがある。この対策として、接合端面同士の密着度を高くするために、一方のPCa部材の接合端面をそのまま型枠に用いて、このPCa部材の接合端面と接合される接合端面を有するPCa部材を打設する「マッチキャスト工法」が利用されることがある(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2001−123526号公報 特開平08−092965号公報 特開平08−151605号公報
しかしながら、マッチキャスト工法では、一方のPCa部材の接合端面が、他方のPCa部材のコンクリートを打設する際の型枠面として用いられるため、これらのPCa部材のコンクリート打設を必ず2回以上に分けて行う必要がある。このため、工場で複数のPCa部材のコンクリート打設を同時に行う典型的な製造方法に比較して工数がかかる。
また、先に製作された一方のPCa部材を型枠として用いるために移動させる必要がある。この作業は重量物の移動となるため多大な手間と設備・装置を要する。
特に、プレテンションPCa部材をポストテンション方式で一体化する場合であって、プレテンション用のPC鋼材とポストテンション用のPC鋼材の向きが互いに直交する場合、製作台のプレテンション方向に対して直交する方向に隣接する側に、先に製作されたPCa部材を接合端面の型枠として配置することになるため製造空間を広くとってしまう。あるいは、隣接する複数の製作台を各PCa部材が占拠してしまい、工場の生産効率を低下させるおそれがある。
さらに、プレテンション用のPC鋼材とポストテンション用のPC鋼材の向きが互いに平行の場合には、製造ラインのアバット間に張設されたプレテンション用のPC鋼材が、型枠として用いられるPCa部材の配置を妨害する。したがって、プレテンション用のPC鋼材とポストテンション用のPC鋼材の向きが互いに平行とした構造のマッチキャスト工法は現実的に困難である。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、プレストレスを導入して一体化されるPCa部材の生産性の向上および製造コストの低減を図ることのできるPCa部材の製造方法および構築方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るPCa部材の製造方法は、第1のコンクリート部材の第1の接合端面を直接成形するための型枠を作製し、前記型枠を用いて前記第1の接合端面に接合される第2の接合端面を直接成形するためのコンクリート製またはモルタル製のいずれかの成形用ブロックを作製し、前記型枠により直接形成された前記第1の接合端面を有する前記第1のコンクリート部材を製造し、前記成形用ブロックにより直接形成された前記第2の接合端面を有する前記第2のコンクリート部材を製造する。
本発明に係るPCa部材の製造方法では、第1のコンクリート部材の第1の接合端面を直接成形するための型枠を用いて作製されたコンクリート製またはモルタル製のいずれかの成形用ブロックを用いて第2の接合端面を有する前記第2のコンクリート部材を製造することによって、マッチキャスト工法と同等の成形精度で第2のコンクリート部材の第2の接合端面を得ることができ、その上、生産性の向上、製造コストの低減を図ることができる。
上記目的を達成するため、本発明の別の形態に係るPCa部材の構築方法は、第1のコンクリート部材の第1の接合端面を直接成形するための型枠を作製し、前記型枠を用いて前記第1の接合端面に接合される第2の接合端面を直接成形するためのコンクリート製またはモルタルブロック製のいずれかの成形用ブロックを作製し、前記型枠により直接形成された前記第1の接合端面を有する前記第1のコンクリート部材を製造し、前記成形用ブロックにより直接形成された前記第2の接合端面を有する前記第2のコンクリート部材を製造し、前記第1のコンクリート部材の前記第1の接合端面と前記第2のコンクリート部材の前記第2の接合端面とを突き合わせ、突き合わせ方向にプレストレスを導入して前記第1のコンクリート部材と前記第2のコンクリート部材とを一体化する。

以上のように、本発明によれば、プレストレスを導入して一体化されるPCa部材の生産性の向上および製造コストの低減を図ることができる。
橋梁のPCaPC床版を示す斜視図である。 2つのPCaPC部材11、12の接合部分21の構造を示す断面図である。 本実施形態のPCa部材の製造方法で用いられる接合端面型枠30の側面断面図である。 本実施形態のPCa部材の製造方法で用いられる成形用ブロック40の側面断面図である。 図4の接合端面型枠30を用いた第1のPCa部材11の成形を示す側面図である。 図5の成形用ブロック40を用いた第2のPCa部材12の成形を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のPCa部材の製造方法および構築方法に係る実施形態を説明する。
[PCa部材について]
図1は例えば高速道路などにおける橋梁のPCaPC床版を示す斜視図である。ここでPCaPC床版とは、PCa部材をプレストレス(PC)にて一体化した床版を表すものとする。
このPCaPC床版1は、道路幅員方向に、2つのPCa部材11、12を並べて敷設されてなる。道路幅員方向に並べて敷設された2つのPCa部材11、12は、道路幅員方向にプレストレスを導入することによって、互いの接合端面111、121同士が圧接された状態で一体化される。2つのPCa部材11、12のうち、床版1の施工の際に道路橋2の桁3の上に先に敷設されるPCa部材11を「第1のPCa部材11」、後から敷設されるPCa部材12を「第2のPCa部材12」と説明の便宜上呼ぶこととする。
図2は2つのPCa部材11、12の接合部分21の構造を示す断面図である。
第1のPCa部材11および第2のPCa部材12は各々、PC鋼材13、14を用いて道路幅員方向にプレテンション方式によるプレストレスが導入されたプレテンションPCa部材である。第1のPCa部材11および第2のPCa部材12の互いの接合端面111、121には接合キー111a、121aが設けられる。この例では、第1のPCa部材11の接合端面111(第1の接合端面)にはメス側の接合キー111aが設けられ、第2のPCa部材12の接合端面121(第2の接合端面)にはオス側の接合キー121aが設けられている。
また、第1のPCa部材11および第2のPCa部材12にはポストテンション用のPC鋼材15が挿通されるシース16、17が埋設されている。本例では、第1のPCa部材11および第2のPCa部材12の各シース16、17内に挿通されたポストテンション用のPC鋼材15を道路幅員方向に緊張することによって導入されたプレストレスによって、第1のPCa部材11の接合端面111と第2のPCa部材12の接合端面121が圧接状態となって、第1のPCa部材11と第2のPCa部材12とが一体化される。すなわち、本例のPCa部材11、12は、プレテンション用のPC鋼材13、14とポストテンション用のPC鋼材15が互いに水平な向きに配設されたものを想定している。但し、本発明は、これに限定されるものではなく、プレテンション用のPC鋼材とポストテンション用のPC鋼材が互いに直交する向きに配設されたものであってもよい。
第1のPCa部材11と第2のPCa部材12との接合部分21の接合端面111、121間の微小な隙間は、例えばエポキシ樹脂接着剤などの充填剤によって埋められる。
また、シース16、17内のポストテンション用のPC鋼材15の表面との隙間にはグラウトが充填される。
なお、図2の構造とは逆に、第1のPCa部材11の接合端面111にオス側の接合キーが設けられ、第2のPCa部材12の接合端面121にメス側の接合キーが設けられてもよい。
[PCa部材の製造方法]
次に、上記の第1のPCa部材11および第2のPCa部材12の製造方法を説明する。
(1.形成用ブロック(接合端面型枠30および成形用ブロック40)の製作)
まず、第1のPCa部材11の接合端面111の成形に用いられる接合端面型枠30が用意される。
図3は接合端面型枠30を橋軸直角方向に見た側面断面図である。本例では、第1のPCa部材11の接合端面111にはメス側の接合キー111aが設けられるので、接合端面型枠30にはメス側の接合キー成形のための突出部31が設けられる。また、接合端面型枠30には、プレテンション用のPC鋼材13を通すための穴部32が設けられている。接合端面型枠30は、例えば鋼材などを用いて作製される。
続いて、成形用ブロック40が作製される。
図4は、成形用ブロック40およびその作製方法を示す側面断面図である。
同図に示すように、上記の接合端面型枠30を用いて、第2のPCa部材12の接合端面121の成形のための型枠として用いられるコンクリート製またはモルタル製のいずれかの成形用ブロック40を作製する。この成形用ブロック40は、上記の接合端面型枠30の第1のPCa部材11の接合端面111によって成形された面を、第2のPCa部材12の接合端面121を成形するための型枠面42として有する。また、成形用ブロック40には、プレテンション用のPC鋼材14を通すための穴部43が設けられている。この穴部43は、例えばシースを用いて形成してもよい。
なお、接合端面型枠30の穴部32および成形用ブロック40の穴部43は、プレテンション用のPC鋼材13、14が接合端面111、121に沿った向きに配設される場合(プレテンション方向とポストテンション方向が互いに直交する場合)には省くことができる。
(2.第1のPC部材11の製造方法)
次に、工場の第1の製作台の上で、製造ライン両端のアバット間に張設されたPC鋼材を所定の緊張力で緊張し、第1のPCa部材11を製造するための、上記の接合端面型枠30を含む全体的な型枠の組み立て、配筋、シースなどの組み込みが行われる。
続いてコンクリートの打設が行われ、所定の養生を行った後、上記の接合端面型枠30を含む型枠を外す。これにより、図5に示すように、接合端面型枠30を用いて成形された接合端面111を有するプレストレス導入前の第1のPCa部材11が得られる。
その後、製造ライン両端のアバット間に張設されたPC鋼材の緊張力を開放することにより、第1のPCa部材11にプレストレスが導入される。
以上のようにして、特定の接合端面111を有する第1のPCa部材11が製造される。
(3.第2のPCa部材12の製造方法)
次に、工場の第2の製作台の上で、製造ライン両端のアバット間に張設されたPC鋼材を所定の緊張力で緊張し、第2のPCa部材12を製造するための、上記の成形用ブロック40を含む全体的な型枠の組み立て、配筋、シースなどの組み込みが行われる。この際、型枠の一部として成形用ブロック40を用いてもよいし、型枠内の入れ子として成形用ブロック40を用いてもよい。
続いて、コンクリートの打設が行われ、所定の養生を行った後、成形用ブロック40および型枠が外される。これにより、図6に示すように、成形用ブロック40を用いて成形された接合端面121を有するプレストレス導入前の第2のPCa部材12が得られる。
その後、製造ライン両端のアバット間に張設されたPC鋼材の緊張力を開放することにより、第2のPCa部材12にプレストレスが導入される。
以上のようにして、特定の接合端面121を有する第2のPCa部材12が製造される。
上記の例では、第1のPCa部材11は第1の製作台、また、第2のPCa部材12は第2の製作台で別に製造するものとしているが、同一の製作台で同時に製造することも可能であり、その場合には、複数のPCa部材のコンクリート打設を同時に行う典型的な製造方法と変わらない工数でPCa部材の製造が可能となる
なお、第1のPCa部材11および第2のPCa部材12は、厚さが250-300mm程度、幅員長が10m程度、橋軸方向の長さが2m程度のものであってよい。プレテンション用のPC鋼材13、14には例えばSWPR7BL1S15.2mm、ポストテンション用のPC鋼材15には例えばSWPR19L 1S21.8mm のPC鋼より線などが使用される。これらのPC鋼材13、14、15は、橋軸方向に互いに離間して複数本配設される。ポストテンション用のPC鋼材15の配設のピッチは例えば500mm程度であってよい。
また、第1のPCa部材11および第2のPCa部材12の互いの接合端面111、121には、橋軸方向および垂直方向での相互の位置合わせのために、接合端面から突設された複数の位置決めピンと、これらの位置決めピンが個々に挿入される位置決め穴が設けられていてもよい。
[4.PCa部材の構築方法]
上記のように作製された第1のPCa部材11および第2のPCa部材12は現場に搬入され、次のようにして道路橋2の桁3(図1)の上に道路幅員方向に並べて敷設される。
まず、第1のPCa部材11を道路橋2の桁3の上に配置する。
次に、第1のPCa部材11の接合端面111にエポキシ樹脂接着剤などの充填材を塗布した後、この第1のPCa部材11の接合端面111に接合端面121を突き合わせるようにして第2のPCa部材12を道路橋2の桁3の上に配置する。
第1のPCa部材11と第2のPCa部材12のシース16、17内にポストテンション用のPC鋼材15を配設し、ジャッキにより緊張してプレストレスを導入する。これにより、第1のPCa部材11と第2のPCa部材12が互いの接合端面111、121同士が圧接された状態で一体化される。最後に、シース16、17内にグラウトが充填される。
[本実施形態の効果について]
以上説明したように本実施形態のPCa部材の製造方法および構築方法によれば、次のような効果が得られる。
1.マッチキャスト工法に比較して、PCa部材を型枠として使用するためのPCa部材の移動作業が要らなくなる。接合端面型枠30および成形用ブロック40はサイズも重量もPCa部材に比べ小型・軽量であり、これらを扱うために多大なコストが発生しない。これにより、PCa部材の生産性の向上、製造コストの低減を図ることができる。
2.工場内で独立して第1のPCa部材11と第2のPCa部材12を製造することができ、マッチキャスト工法に比較して生産効率を飛躍的に高めることができる。
3.第1のPCa部材11と第2のPCa部材12を同一の製作台で同時に製造することも可能であり、その場合には、複数のPCa部材のコンクリート打設を同時に行う典型的な製造方法と変わらない工数でPCa部材の製造が可能となる
4.プレテンション用のPC鋼材13、14とポストテンション用のPC鋼材15の向きが互いに平行な構造であっても、製造ラインのアバット間に張設されたプレテンション用のPC鋼材を、接合端面型枠30および成形用ブロック40に設けられた穴部32、43を通すことができる。したがって、マッチキャスト工法では製造が困難であった構造のPCa部材であっても製造することができる。
5.プレテンション用のPC鋼材13、14とポストテンション用のPC鋼材15の向きが互いに直交する構造の場合、マッチキャスト工法では、製作台のプレテンション方向に対して直交する方向に隣接する側に、先に製作されたプレストレスPCa部材を接合端面の型枠として配置することになる。このため、製造空間を広くとってしまったり、隣接する複数の製作台を各PCa部材が占拠してしまうが、本実施形態によれば、製作台のプレテンション方向に対して直交する方向に隣接する側に接合端面型枠30または成形用ブロック40を配置するだけで良いため、製造空間を飛躍的に縮小することができる。これにより、生産性の向上を図れる。
多数のPCa部材を製造する場合には、接合端面型枠30や形成ブロック40は多数回繰り返し使用されるため、歪みや破損が生じることが考えられる。そのため、これらの適切なメンテナンスが必要となるが、形成ブロック40はコンクリート製またはモルタル製であるので、必要に応じて接合端面型枠30を用いて形成ブロック40を容易に作り直すことができる。このため、形成ブロック40の面倒なメンテナンスを要することなく、成形精度の高い第2のPCa部材12を継続して製造することができる。また、接合端面型枠30の型枠面などに多少の変形が生じたとしても、形成ブロック40の型枠面は、接合端面型枠30の型枠面の変形に倣って成形されるため、PCa部材11、12同士の接合においてずれが生じることがない。したがって、多少の変形したからと言って接合端面型枠30を作り直す必要がない。このような理由により、多数のPCa部材を長期にわたって製造する場合に、接合端面型枠30や形成ブロック40に起因した製造中断期間を最小限に抑えることができ、長期的な生産量を高めることができる。
以上、橋梁に敷設されるPCaPC床版1を構成するPCa部材の製造方法および構築方法について述べたが、建築物のPCaPC床版を構成するPCa部材の製造方法および構築方法としても本発明を応用することができる。
1…PCaPC床版
11…第1のPCa部材
12…第2のPCa部材
13、14…プレテンション用のPC鋼材
15…ポストテンション用のPC鋼材
16、17…シース
21…接合部分
30…接合端面型枠
40…成形用ブロック
111…第1のPCa部材の接合端面
121…第2のPCa部材の接合端面

Claims (2)

  1. 第1のコンクリート部材の第1の接合端面を直接成形するための型枠を作製し、
    前記型枠を用いて前記第1の接合端面に接合される第2のコンクリート部材の第2の接合端面を直接成形するためのコンクリート製またはモルタル製のいずれかの成形用ブロックを作製し、
    前記型枠により直接形成された前記第1の接合端面を有する前記第1のコンクリート部材を製造し、
    前記成形用ブロックにより直接形成された前記第2の接合端面を有する前記第2のコンクリート部材を製造する
    プレキャスト・コンクリート部材の製造方法。
  2. 第1のコンクリート部材の第1の接合端面を直接成形するための型枠を作製し、
    前記型枠を用いて前記第1の接合端面に接合される第2のコンクリート部材の第2の接合端面を直接成形するためのコンクリート製またはモルタル製のいずれかの成形用ブロックを作製し、
    前記型枠により直接形成された前記第1の接合端面を有する前記第1のコンクリート部材を製造し、
    前記成形用ブロックにより直接形成された前記第2の接合端面を有する前記第2のコンクリート部材を製造し、
    前記第1のコンクリート部材の前記第1の接合端面と前記第2のコンクリート部材の前記第2の接合端面とを突き合わせ、突き合わせ方向にプレストレスを導入して前記第1のコンクリート部材と前記第2のコンクリート部材とを一体化す
    プレキャスト・コンクリート部材の構築方法。
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